JPH06220499A - 高嵩密度粒状洗剤組成物 - Google Patents

高嵩密度粒状洗剤組成物

Info

Publication number
JPH06220499A
JPH06220499A JP2741593A JP2741593A JPH06220499A JP H06220499 A JPH06220499 A JP H06220499A JP 2741593 A JP2741593 A JP 2741593A JP 2741593 A JP2741593 A JP 2741593A JP H06220499 A JPH06220499 A JP H06220499A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fatty acid
ethylene oxide
carbon atoms
average
alkyl
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2741593A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuo Sugimoto
達夫 杉本
Yuji Yoneyama
雄二 米山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lion Corp
Original Assignee
Lion Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lion Corp filed Critical Lion Corp
Priority to JP2741593A priority Critical patent/JPH06220499A/ja
Publication of JPH06220499A publication Critical patent/JPH06220499A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Detergent Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 (A)炭素数8〜16のアルコールにエチレ
ンオキシドを3〜15モル付加したアルコールエトキシ
レート型ノニオン界面活性剤または (R1CO:飽和または不飽和の脂肪酸残基;(OA)n:エ
チレンオキシドまたはエチレンオキシドとプロピレンオ
キシドが付加していることを示し、平均付加モル数nは
3〜15モル;R2:アルキル基)のエステル型ノニオン
界面活性剤、(B)α−スルホ脂肪酸エステル塩、α−
オレフィンスルホン酸塩、アルキルエーテル硫酸塩、ア
ルキル硫酸塩、脂肪酸塩から選ばれるアニオン界面活性
剤、(C)Caイオン捕捉ビルダー、(D)酵素、ゼラ
チン等の生物学的活性を示すタンパク質を含む水溶性タ
ンパク質を含有する高嵩密度洗剤。 【効果】 洗濯時に一度脱離した汚れが再び衣類に付着
する再汚染を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、再汚染性防止能に優れ
た高嵩密度粒状洗剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、洗剤の洗浄力のよりいっそうの向
上を目的として、界面活性剤としてはアニオン界面活性
剤が主に用いられており、例えば、耐硬水性に優れ、ま
た低濃度で優れた洗浄力を示す脂肪酸低級アルキルエス
テルスルホン酸塩(α−スルホ脂肪酸エステル塩)が配
合されている。この界面活性剤は、環境面も考え合わせ
て、非常に有力な活性剤である。カルシウム捕捉ビルダ
ーに関しては、ゼオライトが現在市販品では主流である
が、ゼオライトよりもカルシウム捕捉能の高いマレイン
酸/アクリル酸系のポリマータイプ等の他のビルダーも
試みられている。アルカリビルダーに関しては、炭酸
塩、珪酸塩が主であり、アルカリ濃度の高い市販洗剤に
おいては、タン白質分解酵素として、アルカリ性で高い
活性を示すアルカリタイプのタン白質分解酵素が現在主
流を占めている。
【0003】一方、洗浄力向上により、脱離した汚垢成
分が増加するため、その汚垢成分が再び衣類に付着する
現象、即ち再汚染性の増加を防止する手法がより必要と
なる。再汚染性防止剤としては、古くからゼラチン、カ
ルボキシメチルセルロース等の天然物系高分子が知られ
ているが、セルロース系繊維のみに効果的であり、合成
繊維には効果が低い。なお、合成繊維に効果がある脂肪
酸ポリエチレングリコールエステルの配合例(特開昭5
0−87103号公報)もあるが、添加剤として少量配
合しているに過ぎなく、汚垢除去を目的とする本質的な
洗浄主成分としては使用されていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、再汚染防止
に優れた効果を示す高嵩密度粒状洗剤組成物を提供する
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の高嵩密度粒状洗
剤組成物は、以下の配合量比の(A),(B)両成分お
よび(C)ならびに(D)成分を含有することを特徴と
する。 (A),(B)両成分の配合重量比:(A)/(B)=
95/5〜40/60 (A),(B)両成分の合計配合量:(A)+(B)=
10〜50重量% (A) 炭素数8〜16の飽和もしくは不飽和の脂肪
族第1級または第2級アルコールに、エチレンオキシド
あるいはエチレンオキシドとプロピレンオキシドが平均
3〜15モル付加したアルコールエトキシレート型ノニ
オン界面活性剤、および下記化3で示される脂肪酸エ
ステル型ノニオン界面活性剤の少なくとも1種
【0006】
【化3】 (R1CO:炭素数8〜16の飽和または不飽和の脂肪酸
残基であり、直鎖でも分岐でもよい (OA)n:エチレンオキシドまたはエチレンオキシドとプ
ロピレンオキシドが付加していることを示し、平均付加
モル数nは3〜10モルである R2:炭素数1〜4のアルキル基) (B) 下記の(B−1)〜(B−6)から選ばれる少
なくとも少なくとも1種のアニオン界面活性剤 (B−1) 下記化4で表される脂肪酸低級アルキルエ
ステルのスルホン酸塩または脂肪酸スルホン化物のジ塩
【0007】
【化4】 (R:炭素数8〜20のアルキル基またはアルケニル基 Y:炭素数1〜3のアルキル基または対イオン Z:対イオン)
【0008】(B−2) 平均炭素数10〜20のα−
オレフィンスルホン酸塩 (B−3) 平均炭素数10〜20の直鎖または分岐鎖
のアルキル基もしくはアルケニル基を有し、平均0.5
〜8モルのエチレンオキサイドを付加したアルキルエー
テル硫酸塩またはアルケニルエーテル硫酸塩 (B−4) 平均炭素数8〜16のアルキル基を有する
直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩 (B−5) 平均炭素数10〜20のアルキル硫酸塩 (B−6) 平均炭素数10〜22の飽和または不飽和
脂肪酸塩 (C) カルシウムイオン捕捉ビルダー:10〜50重
量% (D) 生物学的活性を示すタンパク質を含む水溶性タ
ンパク質:0.3〜10重量%
【0009】
【発明の実施態様】(A)成分のノオン界面活性剤とし
ては、以下のおよびの少なくとも1種が配合され
る。 下記化5で表わされるアルコールエトキシレート型
ノニオン界面活性剤。
【0010】
【化5】R3O(AO)mH (R3O:飽和または不飽和の第1級あるいは第2級アル
コール残基を示す。R5Oの炭素数は8〜16、好まし
くは10〜14である。 (AO)m:エチレンオキシドが単独で、あるいはエチレン
オキシドとプロピレンオキシドが混合して付加している
ことを示す。AOの平均付加モル数mは、3〜15モ
ル、好ましくは5〜10モルである。) 下化6で表わされる脂肪酸エステル型ノニオン界面
活性剤。
【0011】
【化6】 (R1CO:直鎖ないしは分岐または不飽和脂肪酸残基を
示す。R1CO の炭素数は、8〜16、好ましくは10
〜14である。 (OA)n:エチレンオキシドが単独であるいはエチレンオ
キシドとプロピレンオキシドが混合して付加しているこ
とを示す。OAの平均付加モル数は3〜15モル、好ま
しくは5〜10モルである。 R7:炭素数1〜4アルキル基)
【0012】このエステル型ノニオン界面活性剤は、構
造的には脂肪酸のアルキレンオキシド付加物のアルキル
エーテルであり、常法により脂肪酸にアルキレンオキシ
ドを付加させ、ついでアルキルエーテル化する2段法に
よって得られるが、3価のアルミニウム(Al)イオ
ン、ガリウム(Ga)イオン、インジウム(In)イオ
ン、タリウム(Tl)イオン、コバルト(Co)イオン、
スカンジウム(Sc)イオン、ランタン(La)イオンお
よび2価のマンガン(Mn)イオンから選ばれる金属イオ
ンの1種以上が添加された酸化マグネシウムからなる触
媒の存在下に、脂肪酸アルキルエステルR1COOR2
アルキレンオキシドとを反応させる1段法によっても製
造したものが好ましい(特願平3−63904号明細書
参照)。
【0013】(B)成分のアニオン界面活性剤として
は、以下の(B−1)〜(B−6)の少なくとも1種が
配合される。 (B−1) 下記化7で表される脂肪酸低級アルキルエ
ステルのスルホン酸塩(α−スルホ脂肪酸エステル塩)
または脂肪酸スルホン化物のジ塩
【0014】
【化7】 (R:炭素数8〜20のアルキル基またはアルケニル基 Y:炭素数1〜3のアルキル基または対イオン Z:対イオン)
【0015】(B−2) 平均炭素数10〜20のα−
オレフィンスルホン酸塩 (B−3) 平均炭素数10〜20の直鎖または分岐鎖
のアルキル基もしくはアルケニル基を有し、平均0.5
〜8モルのエチレンオキサイドを付加したアルキルエー
テル硫酸塩またはアルケニルエーテル硫酸塩 (B−4) 平均炭素数8〜16のアルキル基を有する
直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩 (B−5) 平均炭素数10〜20のアルキル硫酸塩 (B−6) 平均炭素数10〜22の飽和または不飽和
脂肪酸塩
【0016】上記のアニオン界面活性剤における対イオ
ンとしては、通常ナトリウムやカリウムなどのアルカリ
金属塩が適当である。上記(A)成分のノニオン界面活
性剤と(B)成分のアニオン界面活性剤とは、合計量で
洗剤組成物中に10〜50重量%、好ましくは20〜4
0重量%配合される。この配合量が10重量%未満であ
ると十分な洗浄力が得られず、一方、50重量%を超え
ると製造が困難となる。
【0017】また、(A)成分のノニオン界面活性剤と
(B)成分のアニオン界面活性剤は、重量比で(A)/
(B)=95/5〜40/60、好ましくは80/20
〜50/50で配合する。(A)成分のノニオン界面活
性剤の配合比が少なすぎると再汚染防止能の向上に十分
な効果が得られず、一方、95/5を超えると洗浄時の
泡立ちが著しく低下し好ましくない。
【0018】(C)成分のカルシウムイオン捕捉ビルダ
ーとしては、水不溶性および水溶性の各種ビルダーを用
いることができる。代表的な水不溶性ビルダーであるゼ
オライトとしては下記の化8で表される結晶性または無
定形アルミノ珪酸塩、あるいはこれらの混合物が好適で
ある。
【0019】
【化8】x(M2OまたはM′O)・Al23・y(SiO2)
・w(H2O) (式中のMはアルカリ金属原子、M′はカルシウムと交
換可能なアルカリ土類金属原子、x,yおよびzは各成
分のそれぞれのモル数を表わし、一般的にはxは0.7
〜1.5、yは1〜3、wは任意の数である。)
【0020】ゼオライトの平均粒径は、洗浄力の面より
5μm以下、好ましくは1μm以下にすることが望まし
い。水溶性無リン系カルシウムイオン捕捉ビルダーとし
ては、例えば、ニトリロ三酢酸塩、エチレンジアミン四
酢酸塩、ジエチレントリアミン五酢酸塩などのアミノポ
リ酢酸塩;クエン酸塩などの多価カルボン酸塩;ポリア
クリル酸塩、ヒドロキシポリアクリル酸塩、ポリイタコ
ン酸塩、ポリアセタールカルボキシレート、アクリル酸
と無水マレイン酸との共重合体の塩、無水マレイン酸と
メチルビニルエーテルとの共重合体の塩、無水マレイン
酸とオレフィンとの共重合体の塩、アクリル酸とメタク
リル酸との共重合体の塩、β−アラニンジ酢酸塩、イタ
コン酸とビニルピロリドンとの共重合体の塩、ヒドロキ
シイミドジコハク酸塩などが挙げられる。上記のキレー
トビルダーは、それぞれ単独で用いてもよいし、2種以
上組合せてて使用してもよい。
【0021】(C)成分のカルシウムイオン捕捉ビルダ
ーは、洗剤組成物中に10〜50重量%、好ましくは2
0〜40重量%配合される。この配合量が10重量%未
満では十分なカルシウムイオン捕捉効果が得られず、一
方、50重量%を超えると洗液中でのビルダーの分散性
が劣ると同時にコスト的にも高価になるので好ましくな
い。
【0022】(D)成分としては、生物学的活性を示す
タンパク質を含む水溶性タンパク質が用いられる。ここ
で、生物学的活性を示すとは、動植物(あるいは微生
物)由来の物質が触媒作用を示したり、生理的有機化合
物が生理作用を示すことで、生物学的活性を示すタンパ
ク質の具体例としては酵素タンパク、ホルモンタンパク
などが例示できる。このようなタンパク質を含む水溶性
タンパク質としては、単純タンパク質、複合タンパク
質、誘導タンパク質などが用いられ、具体的には、ゼラ
チン、アルブミン、ヒストン、プロタミン、酵素などが
挙げられ、特にゼラチン、酵素が挙げられる。
【0023】(D)成分の水溶性タンパク質は、本発明
の洗浄剤組成物中に0.3〜10重量%、好ましくは
0.4〜5重量%配合される。この配合量が0.3重量
%未満では十分な洗浄力が得られなかったり、特定の繊
維には十分な再汚染防止効果が得られない。一方、10
重量%を超えると製造性が困難になり、かつ極端なコス
ト高となる。
【0024】本発明の高嵩密度粒状洗剤組成物は、上記
の(A),(B),(C),(D)の必須成分の他に、
他の任意成分を含有すことができる。例えば、アルカリ
成分としては、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水
素ナトリウム、炭酸水素カリウム、セスキ炭酸ナトリウ
ム等の炭酸または炭酸水素のアルカリ金属塩が挙げられ
る。炭酸または炭酸水素のアルカリ金属塩としては、炭
酸ナトリウム、炭酸カリウムが好ましく、両者を重量比
で炭酸Na/炭酸K=90/10〜40/60の比率で
配合して用いることが望ましい。
【0025】本発明の(A)成分以外のノニオン界面活
性剤としては、以下のものが例示できる。 ノニルフェノールにエチレンオキシドを平均5〜20モ
ル付加させたノニルフェノールエトキシレート 脂肪酸アルカノールアミド ショ糖脂肪酸エステル アルキルアミンオキシド
【0026】下記化9で示される糖脂肪酸エステル系界
面活性剤
【化9】 (R1:炭素数5〜17の直鎖または分岐のアルキル基あ
るいはアルケニル基 R2:水素原子または炭素数1〜4のアルキル基)
【0027】下記化10で示されるアルキルグリコシド
【化10】RO(R′O)y (Z)x (Z:炭素数5〜6の還元糖に由来する残基 R:アルキル基、アルケニル基、アルキルフェニル基、
ヒドロキシアルキル基、ヒドロキシアルキルフェニル基
またはそれらの混合物であり、アルキル基またはアルケ
ニル基の炭素数が8〜20のもの R′:炭素数2〜4のアルキレン基 y:0〜30 x:1.0〜1.42)
【0028】糖残基Zとしては、グルコース、ガラクト
ース、キシロース、マンノース、リキソース、アラビノ
ース等の単糖、マルトース、キシロピオース、ラクトー
ス、スクロース等の多糖が挙げられる。本発明の高嵩密
度粒状洗剤組成物は、高速造粒機の混合槽内に前述の
(A),(B),(C),(D)成分をそれぞれ同時に
添加・撹拌・解砕してもよく、また、(B),(C),
(D)成分の全部または一部を予め噴霧乾燥物として供
給し、(A)成分のノニオン界面活性剤を添加しなが
ら、撹拌および解砕をするならば、なお好適である。ま
た、(D)成分は最終的に粉体混合することがより望ま
しい。任意成分は、種類により、予め噴霧乾燥時に配合
してもよく、混合槽内で添加してよく、あるいは最後に
粉体ブレンドしてもよい。
【0029】ここで用いられる高速造粒機としては、例
えば、特開平2−49100号公報に記載されているよ
うなFS−Gシリーズのハイスピードミキサー混合機
(撹拌転動造粒機)、ヘンシェルミキサー(高速撹拌造
粒機)や横型ミキサー(レーディゲミキサー)などが使
用できる。この造粒操作により、嵩密度0.6〜1.2
g/ml程度の高嵩密度粒状洗剤組成物が得られる。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、(A)ノニオン界面活
性剤として特定の炭素鎖長とアルキレンオキシド付加モ
ル数のアルコールエトキシレート型または脂肪酸エステ
ル型ノニオン界面活性剤を用い、これに(B)特定のア
ニオン界面活性剤を特定量比で組み合せ、さらに(C)
カルシウムイオン捕捉ビルダーおよび(D)水溶性タン
パク質を配合して高嵩密度粒状洗剤組成物とすることに
より、優れた再汚防止効果が得られ、この洗剤組成物は
衣料用洗剤などとして好適である。
【0031】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明をさらに具体的
に説明するが、これに先立って実施例で用いた評価法を
説明する。 (1) 再汚染性の試験方法 再汚染性判定布として、5×5cmのポリエステルジャ
ージ布、アクリル布、テト綿布、綿布をそれぞれ5枚づ
つ用意した。U.S. Testing社のTerg−
o−toweterを使用し、これにまずポリエステル
ジャージ布5枚、人工汚垢布10枚とメリヤス布を入れ
て浴比を30倍に合わせ、120rpm、25℃で10
分間すすいでから1分間脱水する操作を3回繰り返し
た。
【0032】洗浄後は洗浄剤濃度0.083%のもの9
00mlを用い、使用水は3°DH硬水を用いた。アク
リル布、テト綿布、綿布についても同様である。再汚染
性試験用の布の反射率を、反射率計(日本電色工業,測
色色度計 モデル1001DP)を用いて測定し、洗浄
前の反射率との差ΔRを求めて再汚染性を評価した。Δ
Rが1以上で目視による識別が可能である。再汚染性が
最も大きいポリエステルの値を表1に示した。なお、上
記の人工汚垢布の調製は、以下の様に行なった。
【0033】結晶性鉱物であるカオリナイト、バーミキ
ュライトなどを主成分とする粘土を200℃で30時間
乾燥したものを無機汚垢として使用した。950ccの
水にゼラチン3.5gを約40℃で溶解したのち強力な
乳化分散機であるポリトロン(スイスKINEMATI
CA製)で0.25gのカーボンブラックを水中に分散
した。次に、無機汚垢14.9gを加えてポリトロンで
乳化し、さらに有機汚垢31.35gを加えてポリトロ
ンで乳化分散して安定な汚垢浴を作った。この汚垢浴中
に10cm×20cmの所定の清浄布(日本油化学協会
指定綿布60番)を浸漬したのち、ゴム製2本ロールで
水を絞り、汚垢の付着量を均一化した。この汚垢布を1
05℃で30分間乾燥したのち、汚垢布の両面を左右2
5回づつラビングした。これを5cm×5cmに裁断し
て反射率が42±2%の範囲のものを汚垢布に供した。
こうして得られた人工汚垢布の汚垢組成は表1の通りで
ある。
【0034】
【表1】 汚 垢 成 分 組成(wt%) 有機汚垢: オレイン酸 28.3 トリオレイン 15.6 コレステロールオレート 12.2 流動パラフィン 2.5 スクワレン 2.5 コレステロール 1.6 油性汚垢合計 62.7 ゼラチン 7.0 無機汚垢 29.8 カーボンブラック(日本油化学協会指定) 0.5
【0035】実施例1 後記表3,4に示した組成からノニオン界面活性剤およ
び(D)成分を除いた各成分を用いて固形分60%の洗
剤スラリーを調製した。この洗剤スラリーを、向流式噴
霧乾燥塔を用い、熱風温度220〜380℃で、水分5
%となるように乾燥して、噴霧乾燥品を得た。この噴霧
乾燥品は、平均粒径350μm、嵩密度0.35g/c
c、安息角45度と流動性も良好であった。ついで、上
記乾燥品、ノニオン界面活性剤および必要に応じて添加
水を、高速造粒機(FS−GS55型:深江工業株式会
社)の混合槽内で撹拌、解砕を必要時間行ない造粒物を
得た後、(D)成分を添加した。得られた造粒物は、後
記表3,4に示した組成を有し、平均粒径500μm、
嵩密度0.85g/ccの高嵩密度粒状洗剤組成物(試
料No.1〜8)であった。なお、表3および表4は1
組みで1つの大きな表を構成している。表3,4中で使
用した成分の詳細を下記に示した。なお、EOはエチレ
ンオキシドを、EOpはエチレンオキシドの平均付加モ
ル数を、POpはプロピレンオキシドの平均付加モル数
を示す。
【0036】(1) (A)成分(ノニオン界面活性
剤) (A−1) ノニオン AE1:C121級アルコールエトキシレート(EOp=
5) AE2:C121級アルコールエトキシレート(EOp=
7) AE3:C131級アルコールエトキシレート(EOp=
7) AE4:C12〜C131級アルコールエトキシレート(E
Op=7) FE5:C12脂肪酸メチルエステルEO付加物(EOp
=8) AE6:C131級アルコールエトキシレート・プロポキ
シレート(EOp=8,POp=3) AE7:C131級アルコールエトキシレート(EOp=
20) FE8:C12飽和脂肪酸メチルエステルEO付加物(E
Op=20)
【0037】(2) (B)成分(アニオン界面活性
剤) α−SF−Na:α−スルホ脂肪酸(C12〜C18)メチ
ルエステルナトリウム AOS−K:C14〜C18α−オレフィンスルホン酸カリ
ウム LAS−Na:直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリ
ウム(アルキル基C10〜C14) AES−Na:C12〜C13アルキルエーテル硫酸ナトリ
ウム(EOp=2〜5) LAS−Na:直鎖アルキルベンゼンスルホン酸カリウ
ム(アルキル基C10〜C14) LAS−K:直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウ
ム(アルキル基C10〜C14) AS−Na:C14〜C15アルキル硫酸ナトリウム 石けん:牛脂石けん
【0038】(3) (C)成分(Caイオン捕捉ビル
ダー) ゼオライト:A型合成ゼオライト(平均粒径0.9μ
m) MA/AA−Na:マレイン酸/アクリル酸共重合体ナ
トリウム塩の造粒物(平均粒径460μm)、共重合比
6/4(重量比)、重合平均分子量50,000〜7
0,000 β−ADA−Na:β−アラニンジ酢酸ナトリウム塩 HIDS−Na:ヒドロキシイミドジコハク酸ナトリウ
ム塩
【0039】(4) (D)成分 ゼラチン:メルク社製ゼラチン Art.4078 G
elatine gepulvent 酵素:プロテアーゼ(サビナーゼ6.0T(ノボ社製)
とリパーゼ(リポラーゼ100T(ノボ社製)との2/
1(重量比)混合物
【0040】(5) 任意成分 重灰:重質炭酸ナトリウム、密度1.01、粒径200
〜300μm 軽灰:軽質炭酸ナトリウム、密度0.50、粒径100
〜200μm 炭酸K:K2CO3(試薬品) シリケート:Na2O・2.2SiO2 過炭酸Na:過炭酸ナトリウム その他の添加剤:以下の表2に示した共通組成を有す
る。
【0041】
【表2】表2:その他添加剤共通組成 亜硫酸ナトリウム 2wt% 水分 7wt% 蛍光剤CBS 0.2wt% 蛍光剤SKC 0.1wt% プロテアーゼ 0.5wt% リパーゼ 0.5wt% セルラーゼ 0.5wt%硫酸ナトリウム バランス
【0042】
【表3】 試料No. 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 組成(wt%) (A)成分 AE 1 10 − 15 − − − − − − − − 5 AE 2 − 10 − 20 − − − − − − − − AE 3 − − − − 15 − − − − − − − AE 4 − − − − − 20 − − − − − − FE 5 − − − − − − 15 15 − − − − AE 6 − − − − − − − − 10 − − − AE 7 − − − − − − − − − 20 − − FE 8 − − − − − − − − − − 15 − (B)成分 α-SF-Na 12 10 − 1.5 5 − 5 10 10 5 5 15 AOS-K − − 3 − 5 − 5 − − − 5 5 AES-Na − − − − − − − 5 − − − − LAS-Na − − − − − 5 − − − − − − LAS-K − − − − 5 − − − − − − 5 AS-Na − − − − − 5 − − − − − − 石けん 2 1 3 − − − − − 1 − 1 − (C)成分 ゼオライト 25 25 20 20 20 15 20 20 25 25 15 22 MA/AA-Na 3 5 − − − 5 − − 5 5 − − β-ADD-Na − − − − 5 − − − − − − 3 HIDS-Na − − 5 5 − − − − − − 5 − (D)成分 ゼラチン 1.5 1.5 1 1 1 1 1.5 1 1.5 1 1 1 酵素 1 1 − − − − 1 − 1 − − −
【0043】
【表4】 試料No. 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 組成(wt%) 任意成分 重灰 − − − − − 5 − 5 − − − − 軽灰 30 25 25 20 20 15 25 25 25 30 25 25 炭酸K − 5 5 5 3 5 5 − 5 − 5 5 シリケート − − − − 2 − − − − − − − 過炭酸Na 3 3 3 3 3 3 3 3 3 3 3 3 その他 バ ラ ン ス 添加剤 (A)/(B) 42/ 48/ 71/ 93/ 50/ 67/ 60/ 50/ 48/ 80/ 58/ 17/ [wt比] 58 52 29 7 50 33 40 50 52 20 42 83 (A)+(B) 24 21 21 21.5 30 30 25 30 21 25 26 30 [wt%] 評価: 再汚染 3 2 2 1 2 2 2 3 4 6 8 9 防止効果 試料No.1〜9が実施例、10〜12が比較例である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 以下の(A),(B),(C)および
    (D)成分を、(A)成分と(B)成分の重量比を
    (A)/(B)=95/5〜40/60とし、かつ、
    (A),(B)両成分を合計量で10〜50重量%含有
    することを特徴とする高嵩密度粒状洗剤組成物。 (A) 炭素数8〜16の飽和もしくは不飽和の脂肪
    族第1級または第2級アルコールに、エチレンオキシド
    あるいはエチレンオキシドとプロピレンオキシドが平均
    3〜15モル付加したアルコールエトキシレート型ノニ
    オン界面活性剤、および/または下記化1で示される
    脂肪酸エステル型ノニオン界面活性剤 【化1】 (R1CO:炭素数8〜16の飽和または不飽和の脂肪酸
    残基であり、直鎖でも分岐でもよい (OA)n:エチレンオキシドまたはエチレンオキシドとプ
    ロピレンオキシドが付加していることを示し、平均付加
    モル数nは3〜15モルである。 R2:炭素数1〜4のアルキル基) (B) 下記の(B−1)〜(B−6)から選ばれる少
    なくとも1種のアニオン界面活性剤 (B−1) 下記化2で表される脂肪酸低級アルキルエ
    ステルのスルホン酸塩または脂肪酸スルホン化物のジ塩 【化2】 (R:炭素数8〜20のアルキル基またはアルケニル基 Y:炭素数1〜3のアルキル基または対イオン Z:対イオン) (B−2) 平均炭素数10〜20のα−オレフィンス
    ルホン酸塩 (B−3) 平均炭素数10〜20の直鎖または分岐鎖
    のアルキル基もしくはアルケニル基を有し、平均0.5
    〜8モルのエチレンオキサイドを付加したアルキルエー
    テル硫酸塩またはアルケニルエーテル硫酸塩 (B−4) 平均炭素数8〜16のアルキル基を有する
    直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩 (B−5) 平均炭素数10〜20のアルキル硫酸塩 (B−6) 平均炭素数10〜22の飽和または不飽和
    脂肪酸塩 (C) カルシウムイオン捕捉ビルダー:10〜50重
    量% (D) 生物学的活性を示すタンパク質を含む水溶性タ
    ンパク質:0.3〜10重量%
JP2741593A 1993-01-22 1993-01-22 高嵩密度粒状洗剤組成物 Pending JPH06220499A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2741593A JPH06220499A (ja) 1993-01-22 1993-01-22 高嵩密度粒状洗剤組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2741593A JPH06220499A (ja) 1993-01-22 1993-01-22 高嵩密度粒状洗剤組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06220499A true JPH06220499A (ja) 1994-08-09

Family

ID=12220467

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2741593A Pending JPH06220499A (ja) 1993-01-22 1993-01-22 高嵩密度粒状洗剤組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06220499A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0873889A (ja) * 1994-09-09 1996-03-19 Kao Corp 洗剤組成物
JP2007161761A (ja) * 2005-12-09 2007-06-28 Lion Corp 洗浄剤組成物
JP2009161591A (ja) * 2007-12-28 2009-07-23 Lion Corp 液体洗浄剤組成物
JP2009173917A (ja) * 2007-12-28 2009-08-06 Lion Corp 粒状洗剤組成物

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0873889A (ja) * 1994-09-09 1996-03-19 Kao Corp 洗剤組成物
JP2007161761A (ja) * 2005-12-09 2007-06-28 Lion Corp 洗浄剤組成物
JP2009161591A (ja) * 2007-12-28 2009-07-23 Lion Corp 液体洗浄剤組成物
JP2009173917A (ja) * 2007-12-28 2009-08-06 Lion Corp 粒状洗剤組成物

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001334139A (ja) 界面活性剤およびこれを含有する洗浄剤組成物
JP3623971B2 (ja) 高嵩密度粒状洗剤組成物
WO2000008129A1 (en) Mild particulate laundry detergent compositions for washing textile fabrics by hand
JPH06220499A (ja) 高嵩密度粒状洗剤組成物
JPH06220498A (ja) 高嵩密度粒状洗剤組成物
JP2008189719A (ja) 洗剤組成物
JP3172754B2 (ja) 高嵩密度粒状洗剤組成物
JP3183739B2 (ja) 高嵩密度粒状洗浄剤組成物
JP3144716B2 (ja) 高嵩密度粒状洗剤組成物
JPH10183174A (ja) 高嵩密度粒状洗剤組成物
JPH0762399A (ja) 粒状洗浄剤組成物
JPH06100885A (ja) 高嵩密度粒状洗剤組成物
JP3359195B2 (ja) 高密度粒状洗浄剤組成物
JPH06128599A (ja) 高嵩密度粒状洗剤の製造方法
JPH08253800A (ja) 高嵩密度洗剤組成物の製造方法
JP3198035B2 (ja) 高密度洗浄剤粒子
JP2001303096A (ja) 環境低負荷型洗剤組成物及び環境低負荷型洗浄方法
JPH0873888A (ja) 高嵩密度粒状洗剤組成物の製造方法
JPH04213399A (ja) 高嵩密度粒状洗剤組成物
JPH06116593A (ja) 酵素含有高嵩密度粒状洗剤組成物およびそれを用いた洗浄方法
JP3384956B2 (ja) 高密度粒状洗剤組成物
JPH06100884A (ja) 高嵩密度粒状洗剤組成物
JPH05171199A (ja) 高嵩密度粒状洗剤組成物
JP2539345B2 (ja) 高嵩密度粒状洗剤組成物
JPH06279796A (ja) 粒状洗剤組成物