JPH06221187A - ディーゼルエンジンの燃料噴射カムギヤ - Google Patents
ディーゼルエンジンの燃料噴射カムギヤInfo
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- JPH06221187A JPH06221187A JP2752693A JP2752693A JPH06221187A JP H06221187 A JPH06221187 A JP H06221187A JP 2752693 A JP2752693 A JP 2752693A JP 2752693 A JP2752693 A JP 2752693A JP H06221187 A JPH06221187 A JP H06221187A
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- fuel injection
- injection cam
- gear
- mark
- cam gear
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B3/00—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
- F02B3/06—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition
Landscapes
- High-Pressure Fuel Injection Pump Control (AREA)
- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ディーゼルエンジンの使用回転数が異なる場
合でも、燃料噴射カムギヤを共通化する。 【構成】 燃料噴射カムギヤ3にギヤ側キー溝4及び合
マーク6の少なくともいずれかを複数組設け、噴射カム
ギヤ3を噴射カム軸1に位置決めキー5を介して周方向
に位置決め固定し、噴射カムギヤ3を合マーク6でアイ
ドルギヤ7に合わせる。複数組のキー溝4又は合マーク
6を選択することにより、合マーク6とキー溝4との開
度を変化させて、燃料噴射カムギヤ3に対する噴射カム
軸1の角度を調節できるので、使用回転数の異なるエン
ジンEで燃料噴射カムギヤを共通化できる。
合でも、燃料噴射カムギヤを共通化する。 【構成】 燃料噴射カムギヤ3にギヤ側キー溝4及び合
マーク6の少なくともいずれかを複数組設け、噴射カム
ギヤ3を噴射カム軸1に位置決めキー5を介して周方向
に位置決め固定し、噴射カムギヤ3を合マーク6でアイ
ドルギヤ7に合わせる。複数組のキー溝4又は合マーク
6を選択することにより、合マーク6とキー溝4との開
度を変化させて、燃料噴射カムギヤ3に対する噴射カム
軸1の角度を調節できるので、使用回転数の異なるエン
ジンEで燃料噴射カムギヤを共通化できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディーゼルエンジンの
燃料噴射カムギヤに関し、使用回転数の異なるエンジン
に対して燃料噴射カムギヤを共通化して、製造コストを
低減できるものを提供する。
燃料噴射カムギヤに関し、使用回転数の異なるエンジン
に対して燃料噴射カムギヤを共通化して、製造コストを
低減できるものを提供する。
【0002】
【従来の技術】本発明の対象となるディーゼルエンジン
の燃料噴射カムギヤの基本構造は、図1又は図6に示す
ように、ディーゼルエンジンEの燃料噴射カムギヤ3に
ギヤ側キー溝4及び合マーク6を設け、燃料噴射カムギ
ヤ3のギヤ側キー溝4を燃料噴射カム軸1に固定した位
置決めキー5に係合し、燃料噴射カムギヤ3を燃料噴射
カム軸1に当該位置決めキー5を介して周方向に位置決
め固定し、燃料噴射カムギヤ3をアイドルギヤ7を介し
てクランクギヤ8に連動し、燃料噴射カムギヤ3の合マ
ーク6をアイドルギヤ7の合マーク10に合わせて構成
した形式のものである。
の燃料噴射カムギヤの基本構造は、図1又は図6に示す
ように、ディーゼルエンジンEの燃料噴射カムギヤ3に
ギヤ側キー溝4及び合マーク6を設け、燃料噴射カムギ
ヤ3のギヤ側キー溝4を燃料噴射カム軸1に固定した位
置決めキー5に係合し、燃料噴射カムギヤ3を燃料噴射
カム軸1に当該位置決めキー5を介して周方向に位置決
め固定し、燃料噴射カムギヤ3をアイドルギヤ7を介し
てクランクギヤ8に連動し、燃料噴射カムギヤ3の合マ
ーク6をアイドルギヤ7の合マーク10に合わせて構成
した形式のものである。
【0003】通常、ディーゼルエンジンでは、燃焼室内
に燃料が噴射されてから着火するまでの着火遅れ期間
は、エンジン回転数が変わっても余り変化しないので、
例えば、高速回転用と低速回転用エンジンでは、燃料噴
射時期に差異を設ける必要がある。即ち、図5に示すよ
うに、エンジンの使用回転数に合うような噴射時期に調
節するため、燃料噴射カムギヤ3に合マーク6を表示
し、アイドルギヤ7に同様に合マーク10を表示して、
この一対の合マーク6・10同士が合うようにしてアイ
ドルギヤ7に対して燃料噴射カムギヤ3を位置決めし
て、燃料噴射カム軸1を適正な位相に調節している。そ
して、この場合、エンジンEの使用回転数によりクラン
クギヤ8に対する燃料噴射カムギヤ3の位相、換言する
と、燃料噴射カムギヤ3に対する燃料噴射カム軸1の位
相は一義的に決定される。
に燃料が噴射されてから着火するまでの着火遅れ期間
は、エンジン回転数が変わっても余り変化しないので、
例えば、高速回転用と低速回転用エンジンでは、燃料噴
射時期に差異を設ける必要がある。即ち、図5に示すよ
うに、エンジンの使用回転数に合うような噴射時期に調
節するため、燃料噴射カムギヤ3に合マーク6を表示
し、アイドルギヤ7に同様に合マーク10を表示して、
この一対の合マーク6・10同士が合うようにしてアイ
ドルギヤ7に対して燃料噴射カムギヤ3を位置決めし
て、燃料噴射カム軸1を適正な位相に調節している。そ
して、この場合、エンジンEの使用回転数によりクラン
クギヤ8に対する燃料噴射カムギヤ3の位相、換言する
と、燃料噴射カムギヤ3に対する燃料噴射カム軸1の位
相は一義的に決定される。
【0004】このため、従来では、図6に示すように、
使用回転数の異なるエンジンに合わせて、噴射時期が異
なるように、合いマーク6に対するキー溝4の角度位置
(即ち、噴射カム11の位相)を変化させた複数種の燃料
噴射カムギヤ3を造り分けていた。燃料噴射カム軸1に
固定した位置決めキー5と噴射カム11との位相が一定
である場合、例えば、低速回転用の燃料噴射カムギヤ3
では、図6Aに示すように、ギヤ側キー溝4が合いマー
ク6に対して回転方向Bの上手側から接近して臨むよう
に、また、高速回転用の燃料噴射カムギヤ3では、図6
Bに示すように、ギヤ側キー溝4が合いマーク6に対し
て回転方向Bの上手側から離間して臨むように各々造り
分けて、燃料噴射カムギヤ3を基準にしてこれに位置決
めキー5を介して係合する燃料噴射カム軸1を遅角側
(噴射カム11の位相G参照)又は進角側(噴射カム11
の位相H参照)に調節していた。
使用回転数の異なるエンジンに合わせて、噴射時期が異
なるように、合いマーク6に対するキー溝4の角度位置
(即ち、噴射カム11の位相)を変化させた複数種の燃料
噴射カムギヤ3を造り分けていた。燃料噴射カム軸1に
固定した位置決めキー5と噴射カム11との位相が一定
である場合、例えば、低速回転用の燃料噴射カムギヤ3
では、図6Aに示すように、ギヤ側キー溝4が合いマー
ク6に対して回転方向Bの上手側から接近して臨むよう
に、また、高速回転用の燃料噴射カムギヤ3では、図6
Bに示すように、ギヤ側キー溝4が合いマーク6に対し
て回転方向Bの上手側から離間して臨むように各々造り
分けて、燃料噴射カムギヤ3を基準にしてこれに位置決
めキー5を介して係合する燃料噴射カム軸1を遅角側
(噴射カム11の位相G参照)又は進角側(噴射カム11
の位相H参照)に調節していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、高
速回転用と低速回転用とのエンジンでは、合マーク6に
対して異なる位相のキー溝4を有する2種類の燃料噴射
カムギヤ3を造り分ける必要があるので、燃料噴射カム
ギヤ3の製造工程数が増えて、製造コスト及び管理コス
トが高くなる。本発明は、ディーゼルエンジンの使用回
転数が異なっても、燃料噴射カムギヤを共通化すること
を技術的課題とする。
速回転用と低速回転用とのエンジンでは、合マーク6に
対して異なる位相のキー溝4を有する2種類の燃料噴射
カムギヤ3を造り分ける必要があるので、燃料噴射カム
ギヤ3の製造工程数が増えて、製造コスト及び管理コス
トが高くなる。本発明は、ディーゼルエンジンの使用回
転数が異なっても、燃料噴射カムギヤを共通化すること
を技術的課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
の手段を、実施例を示す図1〜図4により以下に説明す
る。即ち、本発明1は、前記基本構造のディーゼルエン
ジンの燃料噴射カムギヤにおいて、上記ギヤ側キー溝4
及び合マーク6の少なくともいずれかを燃料複数カムギ
ヤ3に複数組設けて、高速回転用のキー溝4a及び合マ
ーク6aの組と、低速回転用のキー溝4b及び合マーク
6bの組とを有せしめ、燃料噴射カムギヤ3の回転方向
に沿って、高速回転用の組のキー溝4aから合マ−ク6
aまでの間の高速回転位相角θ1と比べて、低速回転用
の組のキー溝4bから合マーク6bまでの間の低速回転
用位相角θ2を小さい角度に設定して構成したことを特
徴とするものである。また、本発明2は、上記本発明1
において、ギヤ側キー溝4として、高速回転用キー溝4
aと低速回転用キー溝4bを個別に設けるとともに、合
マーク6として、高速回転用合マーク6aと低速回転用
合マーク6bを個別に設けたことを特徴とするものであ
る。
の手段を、実施例を示す図1〜図4により以下に説明す
る。即ち、本発明1は、前記基本構造のディーゼルエン
ジンの燃料噴射カムギヤにおいて、上記ギヤ側キー溝4
及び合マーク6の少なくともいずれかを燃料複数カムギ
ヤ3に複数組設けて、高速回転用のキー溝4a及び合マ
ーク6aの組と、低速回転用のキー溝4b及び合マーク
6bの組とを有せしめ、燃料噴射カムギヤ3の回転方向
に沿って、高速回転用の組のキー溝4aから合マ−ク6
aまでの間の高速回転位相角θ1と比べて、低速回転用
の組のキー溝4bから合マーク6bまでの間の低速回転
用位相角θ2を小さい角度に設定して構成したことを特
徴とするものである。また、本発明2は、上記本発明1
において、ギヤ側キー溝4として、高速回転用キー溝4
aと低速回転用キー溝4bを個別に設けるとともに、合
マーク6として、高速回転用合マーク6aと低速回転用
合マーク6bを個別に設けたことを特徴とするものであ
る。
【0007】
【作用】使用回転数が高速用と低速用との2種類の場合
を図2に基づいて説明する。但し、本発明の作用は、本
発明1を具体化した本発明2により説明する。また、燃
料噴射カム軸1の位置決めキー5に対する噴射カム11
の位相は一定なので、以下の(1)と(2)では、噴射時期
(即ち、噴射カム11の位相)は、適正位相に位置決めさ
れたアイドルギヤ8の合マーク10に、合マーク6を介
して位置合わせした燃料噴射カムギヤ3を基準として、
位置決めキー5を固定した燃料噴射カム軸1がこの噴射
カムギヤ3に係合する角度位置により決定される。
を図2に基づいて説明する。但し、本発明の作用は、本
発明1を具体化した本発明2により説明する。また、燃
料噴射カム軸1の位置決めキー5に対する噴射カム11
の位相は一定なので、以下の(1)と(2)では、噴射時期
(即ち、噴射カム11の位相)は、適正位相に位置決めさ
れたアイドルギヤ8の合マーク10に、合マーク6を介
して位置合わせした燃料噴射カムギヤ3を基準として、
位置決めキー5を固定した燃料噴射カム軸1がこの噴射
カムギヤ3に係合する角度位置により決定される。
【0008】(1)図2Aのように、低速回転用エンジン
Eでは、低速回転用キー溝4b及び低速回転用合マーク
6bを使用する。即ち、燃料噴射カムギヤ3の低速回転
用キー溝4bと低速回転用合いマーク6b(マーク・を
参照)との開度θ2は小さいので、適正位置Aにあるアイ
ドルギヤ7の合マーク10に対して燃料噴射カムギヤ3
の低速回転用合いマーク6bを合わせると、燃料噴射カ
ムギヤ3に係合する噴射カム軸1の角度(噴射カム11
の位置R)は遅角側に調節される。
Eでは、低速回転用キー溝4b及び低速回転用合マーク
6bを使用する。即ち、燃料噴射カムギヤ3の低速回転
用キー溝4bと低速回転用合いマーク6b(マーク・を
参照)との開度θ2は小さいので、適正位置Aにあるアイ
ドルギヤ7の合マーク10に対して燃料噴射カムギヤ3
の低速回転用合いマーク6bを合わせると、燃料噴射カ
ムギヤ3に係合する噴射カム軸1の角度(噴射カム11
の位置R)は遅角側に調節される。
【0009】(2)図2Bのように、高速回転用エンジン
Eでは、高速回転用キー溝4a及び高速回転用合マーク
6aを使用する。即ち、燃料噴射カムギヤ3の高速回転
用キー溝4aと高速回転用合マーク6a(マーク・・を
参照)との開度θ1は大きいので、適正位置Aにあるアイ
ドルギヤ7の合マーク10に対して燃料噴射カムギヤ3
の高速回転用合マーク6aを合わせると、燃料噴射カム
ギヤ3の高速回転用キー溝4aは前記低速回転用キー溝
4bより軸の回転方向Bの上手側に位置するので、燃料
噴射カムギヤ3に係合する噴射カム軸1の角度(噴射カ
ム11の位置S)は進角側に調節される。
Eでは、高速回転用キー溝4a及び高速回転用合マーク
6aを使用する。即ち、燃料噴射カムギヤ3の高速回転
用キー溝4aと高速回転用合マーク6a(マーク・・を
参照)との開度θ1は大きいので、適正位置Aにあるアイ
ドルギヤ7の合マーク10に対して燃料噴射カムギヤ3
の高速回転用合マーク6aを合わせると、燃料噴射カム
ギヤ3の高速回転用キー溝4aは前記低速回転用キー溝
4bより軸の回転方向Bの上手側に位置するので、燃料
噴射カムギヤ3に係合する噴射カム軸1の角度(噴射カ
ム11の位置S)は進角側に調節される。
【0010】但し、本発明1では、高速回転用キー溝4
aと低速回転用キー溝4bとをギヤ3の周方向で共通位
置に設け、高速回転用と低速回転用の合マーク6a・6
bだけを個別に設けても良い。この場合、燃料噴射カム
ギヤ3のキー溝4に対する合マーク6a・6bの開度が
異なるので、適正位置にあるアイドルギヤ7の合マーク
10に対して位置合わせする合マーク6a・6bをエン
ジンEの使用回転数に合わせて選択すると、燃料噴射カ
ムギヤ3に係合する噴射カム軸1の噴射時期を適正に調
節できる。
aと低速回転用キー溝4bとをギヤ3の周方向で共通位
置に設け、高速回転用と低速回転用の合マーク6a・6
bだけを個別に設けても良い。この場合、燃料噴射カム
ギヤ3のキー溝4に対する合マーク6a・6bの開度が
異なるので、適正位置にあるアイドルギヤ7の合マーク
10に対して位置合わせする合マーク6a・6bをエン
ジンEの使用回転数に合わせて選択すると、燃料噴射カ
ムギヤ3に係合する噴射カム軸1の噴射時期を適正に調
節できる。
【0011】また、高速回転用合マーク6aと低速回転
用合マーク6bとをギヤ3の周方向で共通位置に設け、
高速回転用と低速回転用のキー溝4a・4bだけを個別
に設けても差し支えない。この場合には、燃料噴射カム
ギヤ3の合マーク6に対するキー溝4a・4bの開度が
異なるので、当該合マーク6をアイドルギヤ7の合マー
ク10に合わせたうえで、エンジンEの使用回転数に適
合した方のキー溝4a・4bに燃料噴射カム軸1を係合
すると、噴射カム軸1の噴射時期を適正に調節できる。
用合マーク6bとをギヤ3の周方向で共通位置に設け、
高速回転用と低速回転用のキー溝4a・4bだけを個別
に設けても差し支えない。この場合には、燃料噴射カム
ギヤ3の合マーク6に対するキー溝4a・4bの開度が
異なるので、当該合マーク6をアイドルギヤ7の合マー
ク10に合わせたうえで、エンジンEの使用回転数に適
合した方のキー溝4a・4bに燃料噴射カム軸1を係合
すると、噴射カム軸1の噴射時期を適正に調節できる。
【0012】
(1)本発明1では、複数組のキー溝又は合マークを選択
することにより、合マークとキー溝との開度を変化させ
て、燃料噴射カムギヤに対する噴射カム軸の角度を調節
できるので、高速回転用及び低速回転用エンジンなどの
ように、使用回転数の異なるエンジンで燃料噴射カムギ
ヤを共通化でき、噴射カムギヤの製造コスト及び管理コ
ストを引き下げられる。 (2)本発明2では、高速回転用及び低速回転用の合マー
クとキー溝の各々の開度の差を連続的に変化できるの
で、この開度差が、燃料噴射カムギヤの歯の円ピッチが
成す開度の整数倍でない場合でも、上記(1)の効果が達
成できる。
することにより、合マークとキー溝との開度を変化させ
て、燃料噴射カムギヤに対する噴射カム軸の角度を調節
できるので、高速回転用及び低速回転用エンジンなどの
ように、使用回転数の異なるエンジンで燃料噴射カムギ
ヤを共通化でき、噴射カムギヤの製造コスト及び管理コ
ストを引き下げられる。 (2)本発明2では、高速回転用及び低速回転用の合マー
クとキー溝の各々の開度の差を連続的に変化できるの
で、この開度差が、燃料噴射カムギヤの歯の円ピッチが
成す開度の整数倍でない場合でも、上記(1)の効果が達
成できる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて述べ
る。図1は燃料噴射カムギヤの縦断正面図、図2は同噴
射カムギヤに対する噴射カム軸の位相変化を示す原理
図、図3はディーゼルエンジンのギヤの合マークによる
組み付け図、図4は縦型ディーゼルエンジンの燃料噴射
ポンプの要部縦断左側面図である。
る。図1は燃料噴射カムギヤの縦断正面図、図2は同噴
射カムギヤに対する噴射カム軸の位相変化を示す原理
図、図3はディーゼルエンジンのギヤの合マークによる
組み付け図、図4は縦型ディーゼルエンジンの燃料噴射
ポンプの要部縦断左側面図である。
【0014】図4に示すように、縦型ディーゼルエンジ
ンEのギヤ室12の後方にポンプ室13を隣接状に設
け、ポンプ室13に燃料噴射ポンプ14を収容して、ギ
ヤ室12及びポンプ室13に支持した燃料噴射カム軸1
に当該燃料噴射ポンプ14を連動する。図1及び図2に
示すように、上記燃料噴射カムギヤ3にギヤ側キー溝4
及び合マーク6を設け、燃料噴射カムギヤ3のギヤ側キ
ー溝4を燃料噴射カム軸1に固定した位置決めキー5に
係合し、燃料噴射カムギヤ3を燃料噴射カム軸1に当該
位置決めキー5を介して周方向に位置決め固定する。図
3及び図4に示すように、燃料噴射カムギヤ3をアイド
ルギヤ7を介してクランクギヤ8に連動し、燃料噴射カ
ムギヤ3の合マーク6をアイドルギヤ7の合マーク10
に合わせて、クランクギヤ8に対する燃料噴射カムギヤ
3の噴射時期を調節可能に構成する。
ンEのギヤ室12の後方にポンプ室13を隣接状に設
け、ポンプ室13に燃料噴射ポンプ14を収容して、ギ
ヤ室12及びポンプ室13に支持した燃料噴射カム軸1
に当該燃料噴射ポンプ14を連動する。図1及び図2に
示すように、上記燃料噴射カムギヤ3にギヤ側キー溝4
及び合マーク6を設け、燃料噴射カムギヤ3のギヤ側キ
ー溝4を燃料噴射カム軸1に固定した位置決めキー5に
係合し、燃料噴射カムギヤ3を燃料噴射カム軸1に当該
位置決めキー5を介して周方向に位置決め固定する。図
3及び図4に示すように、燃料噴射カムギヤ3をアイド
ルギヤ7を介してクランクギヤ8に連動し、燃料噴射カ
ムギヤ3の合マーク6をアイドルギヤ7の合マーク10
に合わせて、クランクギヤ8に対する燃料噴射カムギヤ
3の噴射時期を調節可能に構成する。
【0015】図1及び図2に示すように、上記燃料噴射
カムギヤ3にギヤ側キー溝4及び合マーク6を2組設け
る。即ち、ギヤ側キー溝4として、高速回転用キー溝4
aと低速回転用キー溝4bを個別に設けるとともに、合
マーク6として、高速回転用合マーク6a(マーク・・
参照)と低速回転用合マーク6b(マーク・参照)を個別
に設ける。これにより、高速回転用のキー溝4a及び合
マーク6aの組と、低速回転用のキー溝4b及び合マー
ク6bの組とを有せしめ、燃料噴射カムギヤ3の回転方
向に沿って、高速回転用の組のキー溝4aから合マ−ク
6aまでの間の高速回転位相角θ1と比べて、低速回転
用の組のキー溝4bから合マーク6bまでの間の低速回
転用位相角θ2を小さい角度に設定する。
カムギヤ3にギヤ側キー溝4及び合マーク6を2組設け
る。即ち、ギヤ側キー溝4として、高速回転用キー溝4
aと低速回転用キー溝4bを個別に設けるとともに、合
マーク6として、高速回転用合マーク6a(マーク・・
参照)と低速回転用合マーク6b(マーク・参照)を個別
に設ける。これにより、高速回転用のキー溝4a及び合
マーク6aの組と、低速回転用のキー溝4b及び合マー
ク6bの組とを有せしめ、燃料噴射カムギヤ3の回転方
向に沿って、高速回転用の組のキー溝4aから合マ−ク
6aまでの間の高速回転位相角θ1と比べて、低速回転
用の組のキー溝4bから合マーク6bまでの間の低速回
転用位相角θ2を小さい角度に設定する。
【0016】冒述のように、ディーゼルエンジンEで
は、エンジンの使用回転数に合うような噴射時期に調節
するため、燃料噴射カムギヤ3に合マーク6を表示し、
アイドルギヤ7に同様に合マーク10を表示して、この
一対の合マーク6・10同士が合うようにアイドルギヤ
7に対して燃料噴射カムギヤ3を位置決めして、燃料噴
射カム軸1を適正な位相に調節している(図3参照)。
は、エンジンの使用回転数に合うような噴射時期に調節
するため、燃料噴射カムギヤ3に合マーク6を表示し、
アイドルギヤ7に同様に合マーク10を表示して、この
一対の合マーク6・10同士が合うようにアイドルギヤ
7に対して燃料噴射カムギヤ3を位置決めして、燃料噴
射カム軸1を適正な位相に調節している(図3参照)。
【0017】そこで、本実施例1の燃料噴射カムギヤ3
を用いてエンジンEの使用回転数に合わせた噴射時期の
調節手順を、低速用、高速用に分けて図2により説明す
る。但し、燃料噴射カム軸1の位置決めキー5に対する
噴射カム11の位相は一定なので、噴射時期(即ち、噴射
カム11の位相)は、適正位置にあるアイドルギヤ8の
合マーク10に、合マーク6を介して位置合わせした燃
料噴射カムギヤ3を基準として、位置決めキー5を固定
した燃料噴射カム軸1がこの噴射カムギヤ3に係合する
角度位置により決定される。
を用いてエンジンEの使用回転数に合わせた噴射時期の
調節手順を、低速用、高速用に分けて図2により説明す
る。但し、燃料噴射カム軸1の位置決めキー5に対する
噴射カム11の位相は一定なので、噴射時期(即ち、噴射
カム11の位相)は、適正位置にあるアイドルギヤ8の
合マーク10に、合マーク6を介して位置合わせした燃
料噴射カムギヤ3を基準として、位置決めキー5を固定
した燃料噴射カム軸1がこの噴射カムギヤ3に係合する
角度位置により決定される。
【0018】(1)低速回転用エンジンEの場合。図2A
のように、燃料噴射カムギヤ3の低速回転用キー溝4b
と低速回転用合いマーク6b(マーク・を参照)との間の
低速回転用位相角θ2は小さいので、適正位置Aにある
アイドルギヤ7の合マーク10に対して燃料噴射カムギ
ヤ3の低速回転用合マーク6bを合わせると、燃料噴射
カムギヤ3に係合する噴射カム軸1の角度(噴射カム1
1の位置R)は遅角側に調節される。
のように、燃料噴射カムギヤ3の低速回転用キー溝4b
と低速回転用合いマーク6b(マーク・を参照)との間の
低速回転用位相角θ2は小さいので、適正位置Aにある
アイドルギヤ7の合マーク10に対して燃料噴射カムギ
ヤ3の低速回転用合マーク6bを合わせると、燃料噴射
カムギヤ3に係合する噴射カム軸1の角度(噴射カム1
1の位置R)は遅角側に調節される。
【0019】(2)高速運転用エンジンEの場合。図2B
のように、燃料噴射カムギヤ3の高速回転用キー溝4a
と高速回転用合いマーク6a(マーク・・を参照)との間
の高速回転用位相角θ1は大きいので、適正位置Aにあ
るアイドルギヤ7の合マーク10に対して燃料噴射カム
ギヤ3の高速回転用合マーク6aを合わせると、燃料噴
射カムギヤ3の高速回転用キー溝4aは前記低速回転用
キー溝4bより軸の回転方向Bの上手側に配置される。
このため、燃料噴射カムギヤ3を基準にして、この噴射
カムギヤ3に係合する噴射カム軸1の角度(噴射カム1
1の位置S)は低速回転用の位置Rに比して進角側に調
節される。
のように、燃料噴射カムギヤ3の高速回転用キー溝4a
と高速回転用合いマーク6a(マーク・・を参照)との間
の高速回転用位相角θ1は大きいので、適正位置Aにあ
るアイドルギヤ7の合マーク10に対して燃料噴射カム
ギヤ3の高速回転用合マーク6aを合わせると、燃料噴
射カムギヤ3の高速回転用キー溝4aは前記低速回転用
キー溝4bより軸の回転方向Bの上手側に配置される。
このため、燃料噴射カムギヤ3を基準にして、この噴射
カムギヤ3に係合する噴射カム軸1の角度(噴射カム1
1の位置S)は低速回転用の位置Rに比して進角側に調
節される。
【0020】本実施例では、高速回転用又は低速回転用
のキー溝4a(4b)及び合マーク6a(6b)を選択する
ことにより、合マークとキー溝との位相角θ1(θ2)を
変化させて、燃料噴射カムギヤ3に対する噴射カム軸1
の角度を調節できるので、高速回転用及び低速回転用エ
ンジンEで燃料噴射カムギヤ3を共通化でき、噴射カム
ギヤ3の製造コスト及び管理コストを引き下げられる。
また、高速回転用位相角θ1と、低速回転用位相角θ2と
の角度差(θ1−θ2)は連続的に変えられるので、燃料噴
射カムギヤ3の歯の円ピッチが成す開度をαとすると、
次式の条件下でも、使用回転数の異なるエンジン間で、
燃料噴射カムギヤ3を共通化できる。 θ1−θ2≠n×α(n=1、2、3…)
のキー溝4a(4b)及び合マーク6a(6b)を選択する
ことにより、合マークとキー溝との位相角θ1(θ2)を
変化させて、燃料噴射カムギヤ3に対する噴射カム軸1
の角度を調節できるので、高速回転用及び低速回転用エ
ンジンEで燃料噴射カムギヤ3を共通化でき、噴射カム
ギヤ3の製造コスト及び管理コストを引き下げられる。
また、高速回転用位相角θ1と、低速回転用位相角θ2と
の角度差(θ1−θ2)は連続的に変えられるので、燃料噴
射カムギヤ3の歯の円ピッチが成す開度をαとすると、
次式の条件下でも、使用回転数の異なるエンジン間で、
燃料噴射カムギヤ3を共通化できる。 θ1−θ2≠n×α(n=1、2、3…)
【0021】上記実施例では、高速回転用キー溝4aと
低速回転用キー溝4bとがギヤ3の周方向で異なる位相
に設けられるが、この両キー溝を共通位置に設けて、高
速回転用と低速回転用の合いマーク6a・6bだけを個
別に設けても良い。この場合、エンジンEの使用回転数
が異なると、適正位置にあるアイドルギヤ7の合マーク
10に対して位置合わせする燃料噴射カムギヤ3の合マ
ーク6a・6bを選択することで、この合マーク6a・6
bに対する燃料噴射カムギヤ3のキー溝4の位相を変化
できるので、当該燃料噴射カムギヤ3に係合する噴射カ
ム軸1の噴射時期を適正に調節できる。
低速回転用キー溝4bとがギヤ3の周方向で異なる位相
に設けられるが、この両キー溝を共通位置に設けて、高
速回転用と低速回転用の合いマーク6a・6bだけを個
別に設けても良い。この場合、エンジンEの使用回転数
が異なると、適正位置にあるアイドルギヤ7の合マーク
10に対して位置合わせする燃料噴射カムギヤ3の合マ
ーク6a・6bを選択することで、この合マーク6a・6
bに対する燃料噴射カムギヤ3のキー溝4の位相を変化
できるので、当該燃料噴射カムギヤ3に係合する噴射カ
ム軸1の噴射時期を適正に調節できる。
【0022】また、高速回転用合マーク6aと低速回転
用合マーク6bとをギヤ3の周方向で共通位置に表示
し、高速回転用と低速回転用のキー溝4a・4bだけを
個別に設けても差し支えない。この場合、エンジンEの
使用回転数が異なると、燃料噴射カムギヤ3の合マーク
6を適正位置のアイドルギヤ7の合マーク10に合わせ
たうえで、使用回転数に適合した方のキー溝4a・4b
を選択し、このキー溝4a・4bに燃料噴射カム軸1を
係合することで、噴射カム軸1の噴射時期を適正に調節
できる。尚、本発明の燃料噴射カムギヤは、高速回転用
と低速回転用に限らず、中速回転用と低速回転用などの
ように、使用回転数の異なるエンジンに適用できる。
用合マーク6bとをギヤ3の周方向で共通位置に表示
し、高速回転用と低速回転用のキー溝4a・4bだけを
個別に設けても差し支えない。この場合、エンジンEの
使用回転数が異なると、燃料噴射カムギヤ3の合マーク
6を適正位置のアイドルギヤ7の合マーク10に合わせ
たうえで、使用回転数に適合した方のキー溝4a・4b
を選択し、このキー溝4a・4bに燃料噴射カム軸1を
係合することで、噴射カム軸1の噴射時期を適正に調節
できる。尚、本発明の燃料噴射カムギヤは、高速回転用
と低速回転用に限らず、中速回転用と低速回転用などの
ように、使用回転数の異なるエンジンに適用できる。
【図1】燃料噴射カムギヤの縦断正面図である。
【図2】同噴射カムギヤに対する噴射カム軸の位相変化
を示す原理図である。
を示す原理図である。
【図3】ディーゼルエンジンのギヤの合マークによる組
み付け図である。
み付け図である。
【図4】縦型ディーゼルエンジンの燃料噴射ポンプの要
部縦断左側面図である。
部縦断左側面図である。
【図5】従来技術を示す図3の相当図である。
【図6】従来技術を示す噴射時期の調節原理図である。
1…燃料噴射カム軸、3…燃料噴射カムギヤ、4…ギヤ
側キー溝、4a…高速回転用キー溝、4b…低速回転用
キー溝、5…位置決めキー、6…3の合マーク、6a…
高速回転用合マーク、6b…低速回転用合マーク、7…
アイドルギヤ、8…クランクギヤ、10…7の合マー
ク、11…噴射カム、E…ディーゼルエンジン、θ1…
高速回転用位相角、θ2…低速回転用位相角。
側キー溝、4a…高速回転用キー溝、4b…低速回転用
キー溝、5…位置決めキー、6…3の合マーク、6a…
高速回転用合マーク、6b…低速回転用合マーク、7…
アイドルギヤ、8…クランクギヤ、10…7の合マー
ク、11…噴射カム、E…ディーゼルエンジン、θ1…
高速回転用位相角、θ2…低速回転用位相角。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 達行 大阪府堺市石津北町64 株式会社クボタ堺 製造所内 (72)発明者 吉田 鉱三 大阪府堺市石津北町64 株式会社クボタ堺 製造所内
Claims (2)
- 【請求項1】 ディーゼルエンジン(E)の燃料噴射カム
ギヤ(3)にギヤ側キー溝(4)及び合マーク(6)を設け、
燃料噴射カムギヤ(3)のギヤ側キー溝(4)を燃料噴射カ
ム軸(1)に固定した位置決めキー(5)に係合し、燃料噴
射カムギヤ(3)を燃料噴射カム軸(1)に当該位置決めキ
ー(5)を介して周方向に位置決め固定し、 燃料噴射カムギヤ(3)をアイドルギヤ(7)を介してクラ
ンクギヤ(8)に連動し、燃料噴射カムギヤ(3)の合マー
ク(6)をアイドルギヤ(7)の合マーク(10)に合わせ
て、 構成したディーゼルエンジンの燃料噴射カムギヤにおい
て、 上記ギヤ側キー溝(4)及び合マーク(6)の少なくともい
ずれかを燃料複数カムギヤ(3)に複数組設けて、高速回
転用のキー溝(4a)及び合マーク(6a)の組と、低
速回転用のキー溝(4b)及び合マーク(6b)の組と
を有せしめ、 燃料噴射カムギヤ(3)の回転方向に沿って、高速回転
用の組のキー溝(4a)から合マ−ク(6a)までの間
の高速回転位相角(θ1)と比べて、低速回転用の組の
キー溝(4b)から合マーク(6b)までの間の低速回
転用位相角(θ2)を小さい角度に設定して構成したこ
とを特徴とするディーゼルエンジンの燃料噴射カムギ
ヤ。 - 【請求項2】 ギヤ側キー溝(4)として、高速回転用キ
ー溝(4a)と低速回転用キー溝(4b)を個別に設けると
ともに、 合マーク(6)として、高速回転用合マーク(6a)と低速
回転用合マーク(6b)を個別に設けたことを特徴とする
請求項1に記載のディーゼルエンジンの燃料噴射カムギ
ヤ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2752693A JPH06221187A (ja) | 1993-01-22 | 1993-01-22 | ディーゼルエンジンの燃料噴射カムギヤ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2752693A JPH06221187A (ja) | 1993-01-22 | 1993-01-22 | ディーゼルエンジンの燃料噴射カムギヤ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06221187A true JPH06221187A (ja) | 1994-08-09 |
Family
ID=12223570
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2752693A Pending JPH06221187A (ja) | 1993-01-22 | 1993-01-22 | ディーゼルエンジンの燃料噴射カムギヤ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06221187A (ja) |
-
1993
- 1993-01-22 JP JP2752693A patent/JPH06221187A/ja active Pending
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