JPH06222505A - 熱染料漂白構造 - Google Patents

熱染料漂白構造

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JPH06222505A
JPH06222505A JP5319426A JP31942693A JPH06222505A JP H06222505 A JPH06222505 A JP H06222505A JP 5319426 A JP5319426 A JP 5319426A JP 31942693 A JP31942693 A JP 31942693A JP H06222505 A JPH06222505 A JP H06222505A
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bleaching
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 式: 【化1】 の核を有するポリメチン染料と、一般式: 【化2】 の熱染料発生剤とを組み合わせてなる熱染料漂白構造。 【効果】安全でかつ優れた漂白特性を有する熱染料漂白
構造を提供することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は熱染料漂白構造に関し、
特にホトグラフィック、ホトサーモグラフィック、サー
モグラフィック画像形成用の熱染料漂白構造に関する。
この構造は、ある種のポリメチン染料とフェニルスルホ
ニル酢酸の不安定な水素を含有しないカチオン塩を染料
用漂白剤として含有し、この塩は熱分解してカルボアニ
オンを発生することができる(即ち、熱カルボアニオン
発生剤)。この熱染料漂白構造はアキュータンス及びハ
レーション防止系、漂白可能なフィルター染料材料とし
て、及び熱記録法に使用するのが好適である。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】半導体
光源、特に赤及び近赤外線範囲の電磁波スペクトルを放
射するレーザーダイオードの利用や使用の増加により、
この範囲、特に633m〜850nmで感光する高品位
の写真材料が必要となっている。感光性記録材料は、記
録画像の品位を低下さすハレーションとして知られてい
る現象の被害を受ける。このような品位の低下は、感光
層に到達した画像形成光の一部が吸収されずにフィルム
ベース(この上に感光層が被覆形成されている)へと透
過する場合に生じる。ベースに到達した光の一部は反射
して、下側から感光層に達する。従って反射した光は、
ある場合には、感光層の総露光量に充分に寄与し得る。
感光要素においては、要素を透過した光が散乱するとい
う別の問題も生じる。フィルムベースから反射した散乱
光は、第2の経路で通って感光層に達し、予定した露光
部分の周囲の領域を露光する。この効果は画像品位低下
につながる。ハロゲン化銀ベースの写真材料(ホトサー
モグラフィック材料を含む)は、感光層が光散乱粒子を
含有しているので、この形の画像品位の低下を示す傾向
にある(T.N.ジェームス(James)の「写真法
の理論」、第4版、第20章、マクミラン(MacMi
llan)、1977年を参照)。
【0003】写真材料の画像の鮮鋭度を改善するために
は、通常、材料の1以上の層中に染料を導入して、被膜
内で散乱して画像鮮鋭度を低下さす光を吸収する。有効
にするためには、この層の吸収は感光層の感光する波長
と同じでなければならない。
【0004】透明なベース上に被覆形成された画像形成
材料の場合には、光吸収層を、感光層と反対側の基体上
に別に背面層又は下層としてしばしば被覆形成する。こ
のような被膜は「ハレーション防止層」として公知であ
り、感光層を透過したあらゆる光の反射を効果的に減少
させる。感光層と基体との間に光吸収層を介在させるこ
とによって同様の効果を得てもよい。この構造は、この
分野では「ハレーション防止下層」として公知であり、
透明基体だけでなく非透明基体上の感光性被膜に適用す
ることもできる。
【0005】光吸収物質を、散乱光を吸収するために感
光層自身に導入してもよい。この目的に使用する物質は
「アキュータンス染料」として公知である。また、写真
要素の感光層上に光吸収層を被覆形成することによって
画像品位を改善することもできる。この種の被膜は、米
国特許第4,312,941号、4,581,323号
及び4,581,325号に記載されており、写真要素
の内側表面間の散乱光の乱反射を減少させる。
【0006】可視領域のスペクトルを吸収するハレーシ
ョン防止染料又はアキュータンス染料の被膜は、特定の
写真材料の処理条件下で完全に脱色できることが通常必
要である。これは種々の方法、例えば、洗浄又はウエッ
ト処理技術における化学反応、加熱処理技術による熱漂
白によって行われる。短時間に通常100℃〜200℃
で単に加熱処理されるホトサーモグラフィック材料の場
合には、使用するハレーション防止染料又はアキュータ
ンス染料は熱的に脱色せねばならない。種々の熱染料漂
白システムがこの分野で公知であり、これには高温で自
発的に分解及び脱色する単一化合物や、染料と熱染料漂
白剤とを組み合わせて熱染料漂白系を形成するものがあ
る。
【0007】ヨーロッパー特許公報第EP0,377,
961A号は、ウエット処理及びドライ処理両方の写真
材料において赤外線ハレーション防止用にある種のポリ
メチン染料を使用することを開示している。この染料は
ウエット処理では完全に漂白するが、ドライ処理後では
未漂白のままのこる。赤外線染料は可視領域中で比較的
少ない成分を吸収するので、特定の目的には好適であ
る。この吸収は例えば、青色系ポリエステルベースを使
用することによってマスクとすることができる。しか
し、大部分の用途では、染料は乾燥処理において、少し
の着色も残らず完全に漂白することが望ましい。
【0008】米国特許第5,135,842号はフェニ
ルスルホニル酢酸のグアニジニウム塩とポリメチン染料
(例えば、本明細書で後述する)とを使用した熱染料
漂白構造を開示している。加熱時に、この塩は求核的に
ポリメチン鎖に付加するグアニジンを遊離し、これによ
って共役が崩壊して染料を脱色する。しかし、グアニジ
ニウム塩を使用する熱染料漂白構造は比較的貯蔵安定期
間が短く、早期に漂白したり、加熱時に広い温度範囲に
わたって緩やかな漂白を示したりすことがある。
【0009】可視及び/又は紫外光を吸収する多くの物
質が公知であり、その多くが650nm以下の波長で感
光する常套の写真要素において画像を改良する目的に適
している。特にトリアリールメタンとオキソノール染料
はこの分野で広く用いられている。米国特許第3,60
9,360号、3,619,194号、3,627,5
27号、3,684,552号、3,852,193
号、4,033,948号、4,088,497号、
4,196,002号、4,197,131号、4,2
01,590号及び4,283,487号は、主に可視
領域の電磁波スペクトルを吸収する種々の熱染料漂白系
を開示しているが、それ自体は赤外線又は近赤外線吸収
構造としての使用に容易に対応することはできない。赤
外線や近赤外線吸収熱染料漂白系の示唆や実施例は与え
られていない。
【0010】種々の熱塩基解放剤は公知であり、ジアゾ
−及び銀−含有ホトサーモグラフィック材料に使用され
てきた。しかし、熱塩基解放剤をホトサーモグラフィッ
ク構造に導入する目的は、熱処理中の媒体の塩基性(ア
ルカリ性)を増加させ、それによって現像反応を促進さ
せることにある。
【0011】例えば米国特許第4,939,064号は
カルボン酸のアミジン塩を感光性ハロゲン化銀層中の塩
基前駆体として使用することについて開示している。ア
ミジン塩基をカルボン酸の熱脱炭酸によって放出し、ア
ミジン塩から1又は2つのプロトンを除去したカルボア
ニオンを生成する。従って放出されたアミジン塩基は媒
体を塩基性にして重合反応を進行させることができる。
【0012】米国特許第4,842,977号はハロゲ
ン化銀と重合性化合物を含有するマイクロカプセルの外
側に配置された分子内に含まれるグアニジニウム塩を塩
基前駆体として使用することについて開示している。従
って、放出されたグアニジン塩基は媒体を塩基性にして
重合反応を生じることができる。
【0013】米国特許第4,560,763号はα,β
−アセチレンカルボン酸のアミン塩を感光性材料の塩基
前駆体として使用することについて開示している。アミ
ン塩は不安定なプロトンを有する。ここでもこの材料の
熱分解は遊離塩基を放出してハロゲン化銀に対する現像
反応を促進する。
【0014】米国特許第4,981,965号はフェニ
ルスルホニル酢酸のグアニジニウム塩を塩基前駆体とし
て使用することについて開示している。2価の酸から4
価の酸の塩基前駆体は2〜4のグアニジニウムユニット
からなる。この系では塩の熱分解は脱炭酸を引き起こし
てフェニルスルホニルメチルアニオンを形成する。この
アニオンはプロトンをグアニジニウム塩から奪い遊離塩
基を放出する。そしてこの塩基は多くの画像形成法で要
求されるアルカリ性を与えることができる。
【0015】米国特許第4,060,420号はフェニ
ルスルホニル酢酸のアンモニウム塩をホトサーモグラフ
ィック系の活性化剤−安定化剤として使用することにつ
いて開示している。この系では、アンモニウム種は常に
プロトン化された塩基性窒素であり、従って少なくとも
1つの不安定は水素原子を有している。米国特許第4,
731,321号は熱現像可能な感光性材料における塩
基前駆体としてのフェニルスルホニル酢酸のアンモニウ
ム塩について開示している。
【0016】日本特許出願第1−150575号は、ビ
ス(アリールスルホニル酢酸)塩の形で存在する熱放出
性ビス−アミン類について開示している。他のアミン放
出性化合物には米国特許第4,088,496号に開示
されているような2−カルボキシカルボキシアミド(2
−carboxycarboxamide)誘導体;米
国特許第4,511,650号に開示されているような
ヒドロキシルアミンカルバメート類;米国特許第4,4
99,180号に開示されているようなアルドキシムカ
ルバメート類;がある。
【0017】前記アイテムはカルボン酸アニオン用のカ
チオンとして少なくとも1つの不安定な水素原子を有す
るアンモニウム塩又はグアニジニウム塩を用いている。
前記の場合ではすべて、アンモニウム塩は塩基を放出す
る役目を果す;即ち塩基は分子のカチオン性プロトンか
ら誘導される。前記のアイテムの場合には不安定な水素
原子のない第4アンモニウム塩(例えばテトラ−アルキ
ルアンモニウム塩)をカルボン酸用のカチオンとして使
用することはなかった。前記のアイテムの場合にはサー
モグラフィック画像形成システムの基礎又はホトサーモ
グラフィック画像形成システムのハレーション防止被膜
の基礎としてカルボン酸の不安定なプロトンを含有しな
いカチオン性塩を使用することはなかった。更に、前記
アイテムの場合には塩のアニオン性プロトンを漂白種と
して使用することはなかった。
【0018】米国特許第3,220,846号は、容易
に脱炭酸されるカルボン酸のテトラ−アルキルアンモニ
ウム塩を用いて塩基性媒体を生成し、2つの反応物のカ
ップリングを促進して染料を生成することについて開示
している。この材料はサーモグラフィー、フォトグラフ
ィー、フォトサーモグラフィー、サーモフォトグラフィ
ー、に有用であると教示される。
【0019】米国特許第3,684,552号及び3,
769,019号は、シアノ酢酸のテトラ−アルキルア
ンモニウム塩を感光、感熱材料用の漂白剤として使用す
ることについて開示している。これらは揮発性で潜在的
に有毒なニトリル類を遊離するので好ましくない。
【0020】米国特許第4,705,737号は、アン
モニウムフェニルスルホニルアセテート塩を熱現像可能
なホトサーモグラフィック層中の塩基発生剤として使用
することについて開示している。いくつかの第4アンモ
ニウムフェニルスルホニルアセテート塩が含まれる。こ
の塩は感光性ハロゲン化銀層中にを含まれ、画像形成後
及び加熱時に、感光性層を染料形成、染料カップリン
グ、又は染料放出するように十分アルカリ性にする役目
を果す。記載したホトサーモグラフィック層は親水性で
ゼラチンベースである。
【0021】
【課題を解決するための手段】特定の熱的に発生するカ
ルボアニオンは加熱時にポリメチン染料を漂白すること
を新たに見いだした。本発明は一般式
【0022】
【化4】
【0023】(式中:nは0、1、2、又は3であり;
Wは:水素、炭素原子数10以下のアルキル基、炭素原
子数10以下のアルコキシ及びアルキルチオ基、炭素原
子数10以下のアリールオキシ及びアリールチオ基、N
12及びNR34から選択され;R1からR4はそれぞ
れ独立して:炭素原子数20以下のアルキル基、炭素原
子数20以下のアルケニル基、炭素原子数14以下のア
リール基から選択され;又はR1とR2及び/又はR3
4は5、6、又は7員環のヘテロ環基を構成するのに
必要な原子を表してもよく、R1からR4の1以上はNR
12又はNR34基が付加したフェニル環に縮合する
5、又は6員環のヘテロ環を構成するのに必要な原子を
表してもよい;R5及びR6はそれぞれ独立して水素原
子、炭素原子数20以下のアルキル基、炭素原子数20
以下のアリール基、6員環以下の原子を有するヘテロ環
基、6個以下の炭素原子を有する炭素環、14員環以下
の原子を有する縮合環及び架橋基からなる群から選択さ
れ;X-はアニオンである)の核を有するポリメチン染
料と、一般式II
【化5】 (式中:R9及びR10はそれぞれ独立して:水素、アル
キル基、アルケニル基、シクロアルキル基、アラルキル
基、アリール基、及びヘテロ環基から選択され、好まし
くはR9及びR10はともに水素を表す;pは1又は2で
あり、pが1のとき、Zは:アルキル基、シクロアルキ
ル基、アルケニル基、アルキニル基、アラルキル基、ア
リール基、及びヘテロ環基から選択される1価の基であ
り、pが2のとき、Zは:アルキレン基、シクロアルキ
レン基、アルケニレン基、アラルキレン基、アリーレン
基、アルキニレン基、及びヘテロ環基から選択される2
価の基であり;M+は熱カルボアニオン発生剤から発生
するカルボアニオンと反応して前記カルボアニオンをポ
リメチン染料用漂白剤として無効にするようなことのな
いカチオンである)の熱染料発生剤とを組み合わせてな
る熱染料漂白構造を提供する。好ましくは、M+は有機
カチオンである。より好ましくはM+は第4アンモニウ
ムカチオンである。最も好ましくはM+はテトラアルキ
ルアンモニウムカチオンである。ここで使用する「有機
カチオン」という用語は水素原子と炭素原子との総重量
がカチオンの式量に対して50%以上であるカチオンを
意味しており、ハロゲン原子はこの考えからは除かれ
る。
【0024】本発明はまた;電磁波感光性写真用ハロゲ
ン化銀材料を担持した支持体、熱カルボアニオン発生
剤、ハレーション防止剤又はアキュータンス剤としての
ポリメチン染料を有する写真要素の形の熱染料漂白構造
を提供する。
【0025】本発明は更に近赤外線感光性ハロゲン化銀
系用の熱染料漂白構造を提供する。
【0026】本発明は更に、熱漂白副生成物がニトリル
のように揮発性で潜在的に有毒な材料を遊離するいくつ
かの常套の構造に比べて無害である熱染料漂白構造を提
供する。
【0027】この分野ではよく理解されているように、
置換は可能なだけでなく、しばしば有効である。本明細
書を通じて使用する特定の用語の議論及び陳述を簡略化
するために、「基」及び「部分」は、置換してもよい又
は置換された化学種と、置換されない又は置換してはな
らない化学種とに分けて使用する。従って、「基」とい
う用語は化学的置換基を記載するときに使用し、記載さ
れた化学材料は基本的な基とそれに常套の置換基を有す
る基とを含む。一方「部分」という用語は化学的化合物
又は置換基を記載するときに使用し、非置換化学材料の
みがその範囲内である。例えば「アルキル基」という文
節は、純粋な開環鎖及び環状飽和炭化水素アルキル置換
基(例えば、メチル、エチル、プロピル、t−ブチル、
シクロヘキシル、アダマンチル、オクタデシル等)だけ
でなく、さらにこの分野で公知の置換基、例えば、ヒド
ロキシ、アルコキシ、ビニル、フェニル、ハロゲン原子
(F、Cl、Br、及びI)、シアノ、ニトロ、アミ
ノ、カルボキシル、を有するアルキル置換基等も含むこ
とを意味する。一方、「アルキル部分」という文節は、
純粋な開環鎖及び環状飽和炭化水素アルキル置換基(例
えば、メチル、エチル、プロピル、t−ブチル、シクロ
ヘキシル、アダマンチル、オクタデシル等)のみの範囲
に限定される。
【0028】(ポリメチン染料)式のポリメチン染料
は公知であり、これは例えば、W.S.テムラー(Tu
emmler)とB.S.ウィルジ(Wildi)のジ
ェイ.アメリ.ケミ.サイ.(J.Amer.Che
m.Soc.)1958年,80、3772;H.ロレ
ンツ(Lorenz)とR.ワイジンガー(Wizin
ger)のヘルブ.ケミ.アクタ.(Helv.Che
m.Acta.)1945年、28、600;米国特許
第2,813,802号、2,992,938号、3,
099,630号、3,275,442号、3,43
6,353号及び4,547,444号、日本特許第5
6−109,358号に開示されている。染料は赤外線
スクリーニング組成物において、ホトクロミック材料と
して、光導電体用の増感剤として、及び光データ保存媒
体用の赤外線吸収剤としての用途が考えられてきた。式
によるポリメチン染料は、例えばヨーロッパ特許公報
第EP 0,377,961号に開示されているような
常套の写真処理溶液において漂白することは示されてき
たが、熱カルボアニオン発生処理によって漂白すること
はまだ知られていない。
【0029】ポリメチン染料(赤外線又は近赤外線吸収
染料でもよい)と加熱時にカルボアニオンを発生するこ
とのできる薬剤(例えば、熱カルボアニオン発生剤)と
の組み合わせは、染料が材料の加熱処理の間に容易に漂
白するので、特にホトサーモグラフィック材料(例え
ば、ドライ銀材料)におけるハレーション防止又はアキ
ュータンス構造としての用途が考えられる。
【0030】一般式の染料では、Wは:R1O−、R1
S−、NR12、NR34;最も好ましくは炭素原子数
5以下のアルキル基を有するアルコキシ、炭素原子数5
以下のアルキル基を有するジアルキルアミノから選択さ
れるのが好ましい。
【0031】R1からR4はそれぞれ独立して炭素原子数
20以下、好ましくは炭素原子数10以下、最も好まし
くは炭素原子数5以下のアルキル及びアルケニル基、炭
素原子数14以下、好ましくは炭素原子数10以下のア
リール基から選択される。頻繁には、R1=R2及び/又
はR3=R4及び/又はR1=R3である。R1からR4基の
好適な例はメチル、エチル及び2−メトキシエチル基か
ら選択される。更に、R1とR2及び/又はR3とR4
5、6、又は7員環のヘテロ環基の核を構成するのに必
要な非金属原子を表してもよい。このような環状基を構
成する場合には、原子は一般にC、N、O、及びSのよ
うな非金属原子から選択され、環状基はそれぞれ前述し
たように1以上の置換基を有してもよい。このように構
成されたヘテロ環核はポリメチン染料の分野で公知のい
かなるものであってもよいが、好適な例にはモルホリ
ン、ピロリジン、2−メチルピペリジン及びアザシクロ
ヘプタンがある。更に、R1からR4の1以上はNR12
又はNR34基を付加したフェニル環と縮合する5、又
は6員環のヘテロ環を構成するのに必要な原子を表して
もよい。このように構成されたヘテロ環核はポリメチン
染料の分野で公知のいかなるものであってもよいが、好
適な例には2,3−ジヒドロインドール、1,2,3,
4−テトラヒドロキノリン、及びジュロリジン(jul
olidine)がある。
【0032】R5及びR6はそれぞれ独立して水素原子;
炭素原子数20以下、最も好ましくは炭素原子数5以下
のアルキル基;炭素原子数10以下のアリール基から選
択され;それぞれの基は前述したように1以上の置換基
で置換されてもよい。更に、R5及び/又はR6がアリー
ル基を表す場合には、W(先と同意義)のような更なる
置換基があってもよい。このましいWとしてはR1
−、R1S−、NR12、NR34(ここでR1からR4
は先と同意義)がある。R5及びR6の好適な例は水素原
子、フェニル、4−ジメチルアミノフェニル、4−ジエ
チルアミノフェニル、4−ビス(メトキシエチル)アミ
ノフェニル、4−N−ピロリジノフェニル、4−N−モ
ルホリノフェニル、4−N−アザシクロヘプチル、4−
ジメチル−アミノ−1−ナフチル、モノ−及びジ−メト
キシフェニル、及びエトキシフェニル基から選択され
る。R5とR6も5、6、又は7員環のヘテロ環基(この
場合には、環の原子はC、N、O、及びSから選択され
る);5、又は6員環の炭素環基;C、N、O、及びS
からなる群から選択される14員環以下の原子を有する
縮合環基;の核を表してもよく、ここでそれぞれの環は
前述したように1以上の置換基を有してもよい。R1
らR6の基が置換されている場合には、置換基は染料を
自動的に漂白しないならば広い範囲の置換基から選択し
てもよい。例えばアミノ基が非局在化電子系に直接取り
付けられていなければ遊離アミノ基を有する置換基は自
動的漂白を促進する。一般的に置換基は:ハロゲン原
子、ニトロ基、ヒドロキシル基、シアノ基、炭素原子数
15以下のエーテル基、炭素原子数15以下のチオエー
テル基、炭素原子数5以下のケトン基、炭素原子数5以
下のアルデヒド基、炭素原子数5以下のエステル基、炭
素原子数15以下のアミド基、炭素原子数15以下のア
ルコキシ基、炭素原子数15以下のアルキル基、炭素原
子数5以下のアルケニル基、炭素原子数10以下のアリ
ール基、C、N、O、及びSから選択される10員環以
下の原子を有するヘテロ環核、及びこれら置換基の組み
合わせから選択される。
【0033】原則的にX-はポリメチン染料と反応しな
ければいかなるアニオンでもよい。X-として好適なア
ニオンはクロライド、ブロマイド、ヨーダイド、パーク
ロレート、テトラフルオロボレート、トリヨーダイド、
ヘキサフルオロホスフェート等がある。好適な有機アニ
オンには例えば、アセテート、4−トルエンスルホネー
ト、ドデシルベンゼンスルホネート、及びメタンスルホ
ネートがある。X-として好適なアニオンはパーフルオ
ロアルキルスルホニル基を含むもの、例えばトリフルオ
ロメタンスルホネート、パーフルオロオクタンスルホネ
ート、パーフルオロ(エチルシクロヘキサン)スルホネ
ート(PECHS)である。
【0034】ポリメチン鎖の長さはnによって規定さ
れ、これは0≦n≦3の範囲の整数値でトリ−、ペンタ
−、ヘプタ−、ノナメチン鎖長を構成する。ポリメチン
鎖は非置換であっても置換基を有していてもよい。例え
ば炭素原子数5以下のアルキル基;炭素原子数5以下の
置換アルキル基;又はハロゲン原子が存在してもよい。
ポリメチン鎖は架橋鎖、例えばヘテロ環又は縮合環系又
は炭素環を構成するのに必要な非金属原子を含有しても
よく、これらはそれぞれ炭素原子数1〜5のアルキル置
換基を有してもよい。架橋鎖の例としてはシクロヘキサ
ンやシクロヘプタン環を形成するものがある。
【0035】R5及びR6はポチメチン鎖と共に架橋環を
形成してもよく、R5及び/又はRはポリメチン鎖上
の他の置換基を伴って環を形成しても良い。
【0036】一般式に示す中心染料核の環状置換基だ
けでなく、染料は他の位置に環状置換基を有してもよ
い。非限定的な例としては、RからR4基にとって好
適置換基、Cl、Br、I、CH3O−、及びCH2S−
も含む。
【0037】染料の好適な基は一般式III
【0038】
【化6】
【0039】(式中:R1からR4、W、X-、及びnは
先と同意義、かつ、R7及びR8は独立してW(先と同意
義);及び水素原子から選択される)の核を有してい
る。表2(後述する)は一般式の漂白可能な一連の染
料を示しており、これは既に調製されている。表3は
(後述する)一般式IIの漂白可能な一連の染料を示し
ており、これは既に調製されている。
【0040】(カルボアニオン前駆体)本発明の目的の
ためには種々の熱カルボアニオン前駆体(即ち、熱カル
ボアニオン発生剤)を用いてもよく、一般には、加熱時
に効果的にかつ不可逆的にカルボアニオンを発生するカ
ルボアニオン前駆体を用いることができる。加熱時に有
機酸アニオン(カルボキシレートアニオン)の脱炭酸に
より形成されるカルボアニオン前駆体が好ましい。更
に、カルボアニオン前駆体が高温で、好ましくは95〜
150℃の範囲で、より好ましくは115〜135℃の
範囲で脱炭酸を起こすのが好ましい。
【0041】前述の特性を有するカルボン酸アニオンの
例としては、トリクロロアセテート、アセトアセテー
ト、マロネート、シアノアセテート、及びスルホニルア
セテートがある。また、カルボキシレートアニオンが脱
炭酸を促進する官能基、例えばアリール基やアリーレン
基等を有することも好ましい。カルボン酸アニオンは式
IIを有するスルホニルアセテートアニオンが好まし
い。
【0042】
【化7】
【0043】式II中、R9及びR10はそれぞれ、水
素、アルキル基、アルケニル基、シクロアルキル基、ア
ラルキル基、アリール基、及びヘテロ環基のような1価
の基である。更に、R9及び/又はR10はともに5、
6、又は7員環を形成するのに必要な非金属原子を表し
てもよい。水素が好ましい。1価の基はそれぞれ1以上
の置換基を有してもよい。アルキル、及びアルケニル基
がそれぞれ1〜8個の炭素原子を有するのが好ましい。
【0044】M+は熱カルボアニオン発生剤から発生す
るカルボアニオンと反応してカルボアニオンを染料用漂
白剤として無効にするようなことのないカチオンであ
る。従って、M+は不安定な水素原子を有さないカチオ
ン、例えば中心原子を炭素原子、リチウム、ナトリウ
ム、カリウムのみに取り付けた第4アンモニウムでもよ
い。クリプタンド類のような化合物を用いて、M+が金
属カチオンの場合のカルボアニオン発生剤の溶解度を増
加してもよい。このような好適なカチオンの例として
は、テトラアルキルアンモニウムカチオン及びアルカリ
金属カチオンのクラウンエーテル錯体がある。ここで使
用する「第4アンモニウム」という用語は更に周期表で
窒素と同族原子を含む。このような原子にはリン、ヒ
素、アンチモン、及びビスマスがある。
【0045】式中、pは1又は2である。pが1のと
き、Zはアルキル基、シクロアルキル基、アルケニル
基、アルキニル基、アラルキル基、アリール基、及びヘ
テロ環基のような1価の基である。アリール基が好まし
い。1価の基はそれぞれ1以上の置換基を有してもよ
い。より好ましい置換基は水素(0と定義する)以上の
正のハメット・シグマ(Hammett sigma)
(パラ(para))値を有するものである。
【0046】pが2のとき、Zはアルキレン基、アリー
レン基、シクロアルキレン基、アルキニレン基、アルケ
ニレン基、アラルキレン基、及びヘテロ環基のような2
価の基である。2価の基はそれぞれ1以上の置換基を有
してもよく、アリーレン基及びヘトロ環基が好ましい。
アリーレン基が特に好ましい。
【0047】好ましいフェニルスルホニルカルボン酸の
例は、前述の米国特許第4,981,965号に開示さ
れており、その記載をここに挿入する。
【0048】好ましい実施態様例は熱カルボアニオン前
駆体として加熱時に脱炭酸してカルボアニオンを生成す
る有機酸の第4アンモニウム塩を用いる。好ましくは、
カルボン酸アニオンはフェニルスルホニルアセテートで
ありハレーション防止層の漂白を式IVのカルボアニオ
ン発生剤化合物を用いて効果的に行う。
【0049】
【化8】
【0050】式中:R11からR14は独立してC1からC
18で、ただし炭素総数は22以下、より好ましくは15
以下、最も好ましくは10以下であり;Yはカルボアニ
オン安定基;及びkは0〜0.5である。
【0051】一般にYはいかなるカルボアニオン安定基
でもよい。好ましい基はハメット・シグマ(Hamme
tt sigma)(パラ(para))値σp≧0を
有するものである。このような基としては、以下に限定
されないが、水素、窒素、塩素、シアノ、パーフルオロ
アルキル(例えばトリフルオロメチル)、スルホニル
(例えばベンゼンスルホニル及びメタンスルホニル)、
パーフルオロアルキルスルホニル(例えばトリフルオロ
メタンスルホニル)等が例示される。より好ましいYは
ハメットσp≧+0.5を有するもので、例えばメタン
スルホニルやパーフルオロアルキルである。最も好まし
い実施態様例は4−ニトロ−フェニルスルホニル酢酸の
第4アンモニウム塩を用いるものである。ハメットσp
パラメーターの議論については、M.カ−ルトン(Ch
arton)の「直線的自由エネルギー関係」(ケムテ
ック(Chemtech) 1974年、502〜51
1、及びケムテック 1975年、245〜255)を
参照する。
【0052】理論によって限定するつもりはないが、加
熱時に第4アンモニウムフェニルスルホニルアセテート
塩が脱炭酸化して二酸化炭素とフェニルスルホニルメチ
ドアニオンを与えるものと考えられる。この安定アニオ
ンを染料発色団の2重結合の1つへ付加することにより
染料中の共役の効果的な不可逆的破壊が生じ、消色す
る。従って漂白は漂白剤のアニオン性プロトンから誘導
されるカルボアニオンの付加により起こる。これら染料
を漂白可能な更なるカルボアニオン類等は、系内に存在
する又は系に添加した中性の種から形成され;このよう
な更なる漂白剤はこの種と先のカルボアニオンとの相互
作用より生じると考えられる。
【0053】米国特許第5,135,842号に記載さ
れているような漂白剤は異なった機構で機能すると考え
られる。前記漂白剤はフェニルスルホニル酢酸の第1及
び第2アミンから誘導される。この材料の加熱により同
様に脱炭酸して二酸化炭素とフェニルスルホニルメチド
アニオンを得る;しかしながら、この材料の場合には、
アニオンは正に帯電した第1又は第2アミン塩からの不
安定なプロトンを奪い取り、フェニルスルホニルメタン
を形成しアミンを放出する。このアミンを染料発色団の
2重結合へ付加することによって染料中の共役の破壊が
生じ、消色する。従って、漂白は漂白剤のカチオン性プ
ロトンから誘導された求核部の付加により生じ;このよ
うな付加はしばしば露光によって酸にもどる可能性があ
る。
【0054】代表的な熱カルボアニオン発生剤を表1に
示す。代表的なカチオンをC1〜C13に示し、代表的
なアニオンをA1〜A7に示す。一般的に、いかなるカ
チオンとアニオンの組み合わせでもこの構造には有効で
ある。
【0055】(酸の添加)酸を熱染料漂白溶液に添加す
ることは非常に有効である。酸は被覆形成前、被覆形成
中、及びオーブン乾燥中の染料の前漂白を防止して;容
器中での溶液の寿命を長期化し、Dmaxを高くし、か
つ熱漂白性被膜の貯蔵安定性を改善する。酸はポリマー
溶液に直接添加してもよい。好ましくは酸はカルボン酸
又はフェニルスルホニル酢酸である。強い電子吸引基を
フェニル環上に有するフェニルスルホニル酢酸は特に好
ましい。代表的な酸はアニオンA1〜A7の酸性化(プ
ロトン化)に相当する酸である。実用的には熱カルボア
ニオン発生剤塩に使用するアニオンの遊離酸の使用が好
適である。本明細書における実施例33及び34にしめ
すように、酸安定剤を有するように調製した溶液のDm
axは酸安定剤なしで調製された溶液のDmaxに比べ
て高い。
【0056】酸のカルボアニオン発生剤に対するモル比
は不当に制限されないが、通常過剰の酸を使用しないも
のと考えられる。約1/1〜約5/1の範囲のモル比が
好ましい。
【0057】熱カルボアニオン発生剤の染料に対するモ
ル比も特に制限されないものと考えられる。単独で使用
する場合には、カルボアニオン発生剤のモル量は染料に
比べて多い。約2/1〜約5/1の割合が好ましい。ア
ミン放出剤と共役させて使用する場合には、漂白剤と染
料の組み合わせの総モル比が1/1以上であるかぎり、
1/1以下の割合を用いてもよい。酸の染料に対するモ
ル比は特に制限されないが、通常過剰の酸は存在しない
ものと考えられる。約1/1〜約4/1の割合が好まし
い。
【0058】場合によっては、以下のの第4アンモニ
ウムフェニルスルホネートとフェニルスルホニル酢酸の
単離可能な錯体を調製し使用しても良い。に記載する
熱カルボアニオン発生剤は溶液中で1モルの第4アンモ
ニウムヒドロキサイドと2モルのカルボン酸を反応させ
ることによって、又は第4アンモニウム塩と他の等価の
酸(1対1)の溶液を処理することによって容易に調製
することができる。これら「酸−塩」はしばしば安定な
結晶性固体であり容易に単離及び浄化できる。これらの
化合物は加熱すると、脱炭酸してカルボアニオンの状態
で有機塩基を生じる。R11からR14の構造を変化させる
とともにフェニル環上の置換基を変化させることによっ
て、種々の塩を得てもよい。従ってカルボアニオン発生
剤塩の溶解度や反応特性の改良が可能である。
【0059】
【化9】
【0060】式中、R11からR14、Y、及びkは前記に
定義したとおりである。
【0061】(他の漂白剤との協同使用)表1に記載す
るような(後述する)本発明の熱カルボアニオン発生剤
を用いた熱染料漂白構造は、前述した米国特許第5,1
35,842号に記載されたものに比べて改良された貯
蔵安定性と狭い温度範囲でより高速の漂白性を有してい
る。しかし、ポリメチン染料とフェニルスルホニルメチ
ドカルボアニオンとの反応より得られる漂白構造は僅か
に黄色である。多くの構造にとって、これは問題ではな
い。
【0062】例えば前述した米国特許第5,135,8
42号に記載されているようなアミン塩と本発明の熱カ
ルボアニオン発生剤との組み合わせは、ポリメチン染料
を無色の生成物に漂白することも見いだした。漂白剤の
組み合わせは、熱カルボアニオン発生剤の改良された貯
蔵安定特性と狭い温度範囲での高速漂白特性を維持す
る。更に、80゜F/80%比湿度での加速保存試験
は、熱カルボアニオン発生剤とアミン塩の組み合わせが
アミン塩のみを熱染料漂白剤として含有する熱染料漂白
構造に比べて改良された安定性を有することを示してい
る。
【0063】図1は本発明で使用した第4アンモニウム
塩含有熱染料漂白構造の漂白速度(図1a)を、米国特
許第5,135,842号に開示されているグアニジジ
ウム塩(アミン塩タイプ)含有熱染料漂白構造(図1
b)と比較している。本発明で使用した第4アンモニウ
ム塩含有構造はグアニジジウム塩含有構造に比べて狭い
温度範囲でより高速に漂白している。
【0064】図2は本発明で使用した第4アンモニウム
塩とグアニジニウム塩の両方を含有する熱染料漂白構造
の漂白速度(図2a)を、米国特許第5,135,84
2号に開示されているグアニジジウム塩のみ含有する熱
染料漂白構造(図2b)と比較している。本発明で使用
した第4アンモニウム塩とグアニジニウム塩の両方を含
有する構造はグアニジジウム塩のみを含有する構造に比
べて狭い温度範囲でより高速漂白性を有している。
【0065】(熱漂白構造)構造又はIIIのポリメ
チン染料と構造II又はIVの熱カルボアニオン発生剤
は、通常有機バインダーとともに基体上に薄い層として
被覆形成される。染料は一般にハレーション防止層中に
含まれ、染料のλmaxにおいて0.1以上の透過光強
度を与える。一般的に所望の効果を与える染料の被膜重
量は0.1〜1.0mg/dm2である。
【0066】形成された熱漂白可能な構造は従って、ホ
トサーモグラフィック用のハレーション防止被膜として
用いてもよく、サーモグラフィック材料として直接使用
してもよい。本発明に使用するホトサーモグラフィック
媒体のタイプに限定はない。好適なホトサーモグラフィ
ック媒体の例としてはドライ銀系(例えば米国特許第
3,457,057号を参照)やジアゾ系がある。
【0067】アキュータンス、ハレーション防止、フィ
ルター染料として使用する場合には、0.05〜3.0
吸収ユニットの光強度を与えるのに充分な量の式又は
IIIの化合物を導入するのが好ましい。染料の被膜重
量は一般に0.001〜1g/m2、好ましくは0.0
01〜0.05g/m2である。ハレーション防止用に
使用する場合には、染料はハロゲン化銀層と別の層中に
存在しなければならない。ハレーション防止層はハロゲ
ン化銀層の上又は下のいずれに位置してもよく、支持体
が透明の場合には、ハレーション防止層はハロゲン化銀
含有層と反対側の支持体表面上に位置してもよい。アキ
ュータンスのためには、式又はIIIの化合物をハロ
ゲン化銀含有層内に導入する。フィルター用に使用する
場合には、式又はIIIの化合物を通常ハロゲン化銀
含有層とは別の層に導入し、ハロゲン化銀含有層上に配
置する。
【0068】広い範囲のポリマーが熱漂白性構造におけ
るバインダーとしての使用に好適である。熱染料漂白層
の活性はポリマー状バインダーの好適な選択によって調
整してもよく、種々の脱色温度を有する熱染料漂白層を
調製してもよい。一般的には、ガラス転移温度(Tg)
の低いポリマー状バインダーほど反応性の高い熱染料漂
白構造を生成する。
【0069】
【表1】代表的なカルボアニオン前駆体 カチオン テトラメチルアンモニウム+ C1 テトラエチルアンモニウム+ C2 テトラプロピルアンモニウム+ C3 テトラブチルアンモニウム+ C4 ベンジルトリメチルアンモニウム+ C5 Li−12−クラウン−4+ C6 Na−15−クラウン−5+ C7 K−ジベンゾ−18−クラウン−6+C8 K−18−クラウン−6+ C9 テトラフェニルホスホニウム+ C10 テトラフェニルアルソニウム+ C11 N−ドデシルピリジニウム+ C12 ドデシルトリメチルアンモニウム+ C13
【0070】
【表2】
【0071】
【実施例】以下の実施例に示すように、本発明による熱
カルボアニオン発生剤をポリメチン染料とを組み合わせ
たある種の熱染料漂白構造が規定される。
【0072】(第4アンモニウムフェニルスルホニルア
セテート塩の調製) (実施例1) (テトラメチルアンモニウム4−ニトロフェニルスルホ
ニルアセテート(C1−A1の調製)マグネチックスチ
ーラーを備えた100mlのフラスコ中に2.45g
(0.01mol)の4−ニトロフェニルスルホニル酢
酸と50mlのアセトンを入れた。撹拌を始め、酸の溶
液にたいしてテトラメチルアンモニウムヒドロキサイド
の25%メタノール溶液4.0g(1.00g,0.0
11mol)をゆっくりと15分間にわたって滴下し
た。沈殿が濃い赤色溶液中に生じた。濾過し、アセトン
(10ml)で洗浄し、空気中で乾燥して2.9gのテ
トラメチルアンモニウム4−ニトロフェニルスルホニル
アセテート(化合物C1−A1)(91%)を得た。1
H及び13C NMRで提示の構造であることを確認し
た。
【0073】(実施例2) (他の第4アンモニウム4−ニトロフェニルスルホニル
アセテート塩の調製)前述と同様にして以下の第4アン
モニウム4−ニトロフェニルスルホニルアセテートを調
製した。テトラエチルアンモニウム4−ニトロフェニル
スルホニルアセテート(C2−A1)をテトラエチルア
ンモニウムヒドロキサイドと4−ニトロフェニルスルホ
ニル酢酸から、テトラブチルアンモニウム4−ニトロフ
ェニルスルホニルアセテート(C4−A1)をテトラブ
チルアンモニウムヒドロキサイドと4−ニトロフェニル
スルホニル酢酸から、テトラメチルアンモニウム4−
(トリフルオロメチル)フェニルスルホニルアセテート
(C1−A6)をテトラメチルアンモニウムヒドロキサ
イドと4−(トリフルオロメチル)フェニルスルホニル
酢酸から、テトラメチルアンモニウム4−クロロフェニ
ルスルホニルアセテート(C1−A7)をテトラメチル
アンモニウムヒドロキサイドと4−クロロフェニルスル
ホニル酢酸から。
【0074】(実施例3) (「酸−塩」の調製)前述のように、で記載した「酸
−塩」は1モルの第4アンモニウム等のヒドロキサイド
と2モルのカルボン酸とを処理することによって、又は
中性の第4アンモニウムヒドロキサイド等の塩の溶液と
別の等価の酸とを処理することによって容易に調製する
ことができる。材料は典型的に安定な結晶性塩で容易に
単離、浄化できる。この化合物を加熱すると脱炭酸して
有機カルボアニオンを生成する。種々の溶解度の範囲を
有する塩が見られる。このことは塩に構造の範囲での用
途と種々の熱染料漂白系に対する適合性を与える。20
0mlのアセトン中に24.5g(0.10mol)の
4−ニトロフェニルスルホニル酢酸を入れた溶液を、撹
拌し濾過して溶液とならない幾分かの材料を除去するこ
とによって調製した。濾過した溶液に16.8gのテト
ラメチルアンモニウムヒドロキサイドの25%メタノー
ル溶液(すなわち4.2g,0.046mol)を添加
した。添加完了時には、溶液はオレンジ色に変化し、沈
殿を生じた。濾過し、メタノール(50ml)とアセト
ン(100ml)で洗浄し、乾燥して21.3gのテト
ラメチルアンモニウム4−ニトロフェニルスルホニルア
セテート/4−ニトロフェニルスルホニル酢酸「酸−
塩」(82%)を得た。塩組成物は13C NMRを用い
て確認した。同様にして他の「酸−塩」を得た。反応溶
媒は特定の塩の溶解度に適合させて変更した。
【0075】(熱漂白性配合の調製及び使用) (実施例4〜37は第4アンモニウムフェニルスルホニ
ルアセテート漂白剤とポリメチン染料の使用を例示す
る) (実施例4〜34)典型的な熱漂白ハレーション防止配
合を以下のように調製した。 (溶液A):イーストマン(Eastman)のセルロ
ースアセテートブチレート(CAB381−20)、グ
ッドイヤー(Goodyear)のポリエステル(PE
−200)、2−ブタノン、トルエン、又は4−メチル
−2−ペンタノンの溶液を調製した。 (溶液B):使用する場合には置換フェニルスルホニル
酢酸のアセトン又はメタノール溶液を調製した。 (溶液C):式又はIIIのポリメチン染料のアセト
ン又はメタノール溶液を調製した。 (溶液D):熱カルボアニオン発生塩又は「酸−塩」の
アセトン、メタノール、及び/又はジメチルホルムアミ
ド(DMF)溶液を調製した。 (溶液E):使用する場合には、グアニジニウム熱求核
発生剤のメタノール又はジメチルホルムアミド(DM
F)溶液を調製した。 得られたポリマー、染料及び熱カルボアニオン発生剤、
及びアミン放出剤溶液を組み合わせてよく混合し、ポリ
エステル基体上にナイフコーターを用いて塗布した。湿
潤被膜厚は3mil(76μm)であった。被膜を4分
間180°F(82℃)で乾燥した。基体は透明又は白
色の不透明ポリエステルであった。吸収は日立モデル1
10−Aスペクトロホトメターを用いて透過又は反射モ
ードについて得た。構造を3Mモデル9014ドライ・
シルバー・プロセッサーを通じて処理することによって
漂白した。温度は260〜265°F(127〜129
℃)で処理時間は10秒であった。
【0076】(実施例4〜5)実施例4及び5は第4ア
ンモニウムカルボアニオン発生剤C1−A1を漂白剤と
して使用することを例示する。2つの濃度のこの材料を
使用した。ハレーション防止被膜配合を以下のように調
製した。
【0077】 材料 実施例4 実施例5 (溶液A): セルロースアセテートブチレート(CAB) 0.6139g 0.6139g グッドイヤーPE−200ポリエステル 0.0086g 0.0086g 2−ブタノン 4.3113g 4.3113g トルエン 2.0962g 2.0962g (溶液C): 染料D5 0.0064g 0.0128g メタノール 2.2540g 2.2540g (溶液D): カルボアニオン発生剤C1−A1 0.0064g 0.0128g メタノール 0.3500g 0.3500gジメチルホルムアミド 0.3500g 0.3500g
【0078】溶液を混合し、湿潤厚3mil(76μ
m)に塗布し、4分間180°F(82℃)で乾燥し
た。3Mモデル9014サーマル・プロセッサーを通じ
て260°F(127℃)で10秒間処理することによ
って、両被膜は完全に漂白した。
【0079】(実施例6)実施例6は第4アンモニウム
カルボアニオン発生剤を漂白剤として使用するだけでな
く漂白構造中に酸を使用することを例示する。前述した
ように、酸は被覆形成前、被覆形成中、オーブン乾燥中
の染料の前漂白を防止し;溶液の容器での寿命を長期化
し、被覆材料のDmaxを高くし、熱漂白性被膜の貯蔵
安定性を改善する。前述と同様の操作により、以下のハ
レーション防止被膜溶液を調製した。
【0080】 材料 実施例6 (溶液A): セルロースアセテートブチレート(CAB) 0.4220g グッドイヤーPE−200ポリエステル 0.0059g 2−ブタノン 2.9637g トルエン 1.4410g 4−メチル−2−ペンタノン 0.4830g 4−ニトロフェニルスルホニル酢酸 0.0458g (溶液C): 染料D15 0.0130g メタノール 0.9300g (溶液D): カルボアニオン発生剤C1−A1 0.0305gメタノール 4.0860g
【0081】溶液を湿潤厚3mil(76μm)に塗布
し、4分間180°F(82℃)で乾燥した。被膜は6
38nmで0.56の吸収を有した。3Mモデル901
4サーマル・プロセッサーを通じて260°F(127
℃)で10秒間処理することによって、被膜は濃いシア
ンから無色に漂白した。被膜は638nmで測定可能な
吸収を有さなかった。
【0082】(実施例7)実施例7は熱カルボアニオン
発生剤テトラメチルアンモニウム4−(トリフルオロメ
チル)フェニルスルホニルアセテート(化合物C1−A
6)を漂白剤として使用することを例示する。この実施
例は系を安定化させる酸の使用も例示する。ハレーショ
ン防止被膜配合を以下のように調製した。
【0083】 材料 実施例7 (溶液A): セルロースアセテートブチレート(CAB) 0.5239g グッドイヤーPE−200ポリエステル 0.0073g 2−ブタノン 3.6794g トルエン 1.7890g (溶液B) 4−(トリフルオロメチル)フェニルスルホニル酢酸 0.0191g アセトン 1.5477g (溶液C): 染料D5 0.0273g アセトン 1.9270g (溶液D): カルボアニオン発生剤C1−A6 0.0380g メタノール 1.5338gジメチルホルムアミド 2.9800g
【0084】溶液を混合し、湿潤厚3mil(76μ
m)に塗布し、4分間180°F(82℃)で乾燥し
た。820nmでの吸収は1.15であった。3Mモデ
ル9014サーマル・プロセッサーを通じて260°F
(127℃)で10秒間処理することによって、完全な
漂白が観察された。被膜は820nmで測定可能な吸収
を有さなかった。
【0085】(実施例8)前述と同様の操作により以下
の溶液を調製した。
【0086】 材料 実施例8 (溶液A): セルロースアセテートブチレート(CAB) 0.5239g グッドイヤーPE−200ポリエステル 0.0073g 2−ブタノン 3.6794g トルエン 1.7890g 4−メチル−2−ペンタノン 0.6000g (溶液B) 4−ニトロフェニルスルホニル酢酸 0.0156g メタノール 0.6328g ジメチルホルムアミド 0.6328g (溶液C): 染料D5 0.0273g メタノール 0.9635g ジメチルホルムアミド 0.9635g (溶液D): カルボアニオン発生剤C1−A1 0.0156g メタノール 0.6328gジメチルホルムアミド 0.6328g
【0087】溶液をポリエステル上に湿潤厚3mil
(76μm)に塗布し、4分間180°F(82℃)で
乾燥した。780nmでの吸収は0.94であった。3
Mモデル9014サーマル・プロセッサーを通じて26
0°F(127℃)で10秒間処理することによって、
完全な漂白が観察された。
【0088】(実施例9)以下の実施例は不安定な水素
を含有しない1価のカチオンをカルボアニオン発生剤の
カチオン部分として使用することを例示する。カルボア
ニオン発生剤はジベンゾ−18−クラウン−6−カリウ
ム4−ニトロフェニルスルホニルアセテート(C8−A
1)であった。ハレーション防止被膜配合を以下のよう
に調製した。
【0089】 材料 実施例9 (溶液A): セルロースアセテートブチレート(CAB) 0.5239g グッドイヤーPE−200ポリエステル 0.0073g 2−ブタノン 3.6794g トルエン 1.7890g (溶液B) 4−ニトロフェニルスルホニル酢酸 0.0419g アセトン 1.7910g (溶液C): 染料D5 0.0273g アセトン 1.9270g (溶液D): カルボアニオン発生剤C8−A1 0.0368g メタノール 2.9800gジメチルホルムアミド 2.9800g
【0090】溶液を混合し、湿潤厚3mil(76μ
m)に塗布し、4分間180°F(82℃)で乾燥し
た。820nmでの吸収は1.14であった。3Mモデ
ル9014サーマル・プロセッサーを通じて260°F
(127℃)で10秒間処理することによって、完全な
漂白が観察された。被膜は820nmで測定可能な吸収
を有さなかった。
【0091】(実施例10a〜11a)以下の実施例は
米国特許第5,135,842号に記載されている不安
定な水素原子を有するアンモニウムフェニルスルホニル
アセテートの使用(実施例10a)と本発明の第4アン
モニウムフェニルスルホニル酢酸塩の使用(実施例11
a)とを比較している。前述と同様の操作により以下の
溶液を調製した。
【0092】 材料 実施例10a 実施例11a (溶液A): セルロースアセテートブチレート(CAB) 0.5239g 0.5239g グッドイヤーPE−200ポリエステル 0.0073g 0.0073g 2−ブタノン 3.6794g 3.6794g トルエン 1.7890g 1.7890g 4−メチル−2−ペンタノン 0.6000g 0.6000g (溶液B) 4−ニトロフェニルスルホニル酢酸 0.0191g 0.0419g メタノール 0.7730g 1.6996g ジメチルホルムアミド 0.7730g 1.6996g (溶液C): 染料D5 0.0273g 0.0273g メタノール 0.9635g 0.9635g ジメチルホルムアミド 0.9635g 0.9635g (溶液D): グアニジニウム4−ニトロフェニルスルホニルアセテート 0.0191g カルボアニオン発生剤C1−A1 0.0182g メタノール 0.7730g 0.7367gジメチルホルムアミド 0.7730g 0.7367g
【0093】溶液を湿潤厚3mil(76μm)に塗布
し、4分間180°F(82℃)で乾燥した。3Mモデ
ル9014サーマル・プロセッサーを通じて260°F
(127℃)で10秒間処理することによって、完全な
漂白が観察された。未処理材料のサンプルを保存試験用
に一定温度/湿度(80°F/80%(27℃)の比湿
度)の部屋においた。以下の吸収の変化が見られた。
【0094】 この結果は実施例11aでは保存時の時間による低下が
少ないことを示している。
【0095】(実施例10b〜11b)前記実施例10
及び11と同様の操作によりサンプルを調製した。サン
プルを加熱しその漂白性をヒューレット−パッカードモ
デルHP8452−Aダイオード・アレイ・スペクトロ
フォトメーターにおいて780nmと820nmの両方
について観察した。図1aはテトラメチルアンモニウム
4−ニトロフェニルスルホニルアセテートを含有する実
施例11bの漂白性を示している。図1bはグアニジニ
ウム4−ニトロフェニルスルホニルアセテートを含有す
る実施例10bの漂白性を示している。実施例11bの
漂白性は実施例10bの漂白性に比べて遥かに急峻であ
る。
【0096】(実施例12a〜13a)前述のように、
第4アンモニウムフェニルスルホニル酢酸塩は完全に最
大吸収波長において構造を漂白するが、これは漂白構造
を黄色味にする。本実施例は、第4アンモニウムフェニ
ルスルホニル酢酸塩とともにグアニジニウム4−ニトロ
フェニルスルホニルアセテートの含有が染料の吸収範囲
だけでなく400nmについても完全に漂白することを
示す。第4アンモニウム塩の急峻な漂白特性は保持して
いる。
【0097】 材料 実施例12a 実施例13a (溶液A): セルロースアセテートブチレート(CAB) 0.5239g 0.5239g グッドイヤーPE−200ポリエステル 0.0073g 0.0073g 2−ブタノン 3.6794g 3.6794g トルエン 1.7890g 1.7890g 4−メチル−2−ペンタノン 0.6000g 0.6000g (溶液B) 4−ニトロフェニルスルホニル酢酸 0.0191g 0.0191g メタノール 0.7730g 0.7730g ジメチルホルムアミド 0.7730g 0.7730g (溶液C): 染料D5 0.0273g 0.0273g メタノール 0.9635g 0.9635g ジメチルホルムアミド 0.9635g 0.9635g (溶液D): カルボアニオン発生剤C1−A1 0.0000g 0.0053g メタノール 0.0000g 0.2140g ジメチルホルムアミド 0.0000g 0.2140g (溶液E): グアニジニウム4−ニトロフェニルスルホニルアセテート 0.0191g 0.0141g メタノール 0.7730g 0.5706gジメチルホルムアミド 0.7730g 0.5706g
【0098】染料と漂白剤のモル比を以下に示す。 染料 1.0000 1.0000 グアニジニウム塩 1.3594 1.0000 アニオン発生剤C1−A1 0.0000 0.3594 溶液を湿潤厚3mil(76μm)に塗布し、4分間1
80°F(82℃)で乾燥した。被覆材料を3Mモデル
9014サーマル・プロセッサーを通じて260°F
(127℃)で10秒間処理した。両サンプルは漂白し
て400nmでの吸収が0.00の無色になり黄色の出
現はなかった。
【0099】(実施例12b〜13b)前記実施例12
及び13と同様の操作によりサンプルを調製した。サン
プルを加熱しその漂白性をヒューレット−パッカードモ
デルHP8452−Aダイオード・アレイ・スペクトロ
フォトメーターにおいて780nmと820nmの両方
について観察した。図2aはグアニジニウム4−ニトロ
フェニルスルホニルアセテートのみをを含有する実施例
12bの漂白性を示している。図2bはグアニジニウム
4−ニトロフェニルスルホニルアセテートだけでなくテ
トラメチルアンモニウム4−ニトロフェニルスルホニル
アセテートも含有する実施例13bの漂白性を示してい
る。実施例13bの漂白性は実施例12bの漂白性に比
べて遥かに急峻である。
【0100】(実施例14〜15)以下の実施例は「酸
−塩」をカルボアニオン発生剤として酸とともに使用す
ることについて例示する。2つのレベルの酸を使用し
た。前述と同様の操作により以下の溶液を調製した。 材料 実施例14 実施例15 (溶液A): セルロースアセテートブチレート(CAB) 0.5239g 0.5239g グッドイヤーPE−200ポリエステル 0.0073g 0.0073g 2−ブタノン 3.6794g 3.6794g トルエン 1.7890g 1.7890g 4−メチル−2−ペンタノン 0.6000g 0.6000g (溶液B) 4−ニトロフェニルスルホニル酢酸 0.0175g 0.0219g メタノール 0.7070g 0.8840g ジメチルホルムアミド 0.7070g 0.8840g (溶液C): 染料D5 0.0273g 0.0273g メタノール 0.9635g 0.9635g ジメチルホルムアミド 0.9635g 0.9635g (溶液D): カルボアニオン発生剤C1-A1:4−ニトロフェニルスルホニル酢酸「酸−塩」 0.0351g 0.0351g メタノール 1.4170g 1.4170gジメチルホルムアミド 1.4170g 1.4170g
【0101】溶液を混合し湿潤厚3mil(76μm)
に塗布し、4分間180°F(82℃)で乾燥した。7
80nmでの吸収は:それぞれ0.90、0.82であ
った。被覆を260°F(127℃)で10秒間処理し
た。漂白被膜の吸収は780nmで0.00であった。
【0102】(実施例16)以下の実施例は「酸−塩」
を米国特許第5,135,842号に記載されたグアニ
ジニウム塩とともに使用することについて例示する。前
述と同様の操作により以下の溶液を調製した。 材料 実施例16 (溶液A): セルロースアセテートブチレート(CAB) 0.5239g グッドイヤーPE−200ポリエステル 0.0073g 2−ブタノン 3.6794g トルエン 1.7890g (溶液B) 4−ニトロフェニルスルホニル酢酸 0.0310g アセトン 2.5123g (溶液C): 染料D5 0.0273g アセトン 1.9270g (溶液D): カルボアニオン発生剤C1-A1:4−ニトロフェニルスルホニル酢酸「酸−塩」 0.0113g メタノール 0.9112g (溶液E): グアニジニウム4−ニトロフェニルスルホニルアセテート 0.0150g メタノール 0.6063gジメチルホルムアミド 0.6063g
【0103】溶液を混合し湿潤厚3mil(76μm)
に塗布し、4分間180°F(82℃)で乾燥した。3
Mモデル9014サーマル・プロセッサーを通じて26
0°F(127℃)で10秒間処理することによって、
完全な漂白が観察された。構造は急峻な漂白特性を有し
ていた。未処理材料のサンプルを保存試験用に一定温度
/湿度(80°F/80%(27℃)の比湿度)の部屋
においた。以下の吸収の変化が見られた。
【0104】 強度の低下度は実施例11のテトラメチルアンモニウム
塩構造と同様に実施例10のグアニジニウム塩以上に良
好に改善した。
【0105】(実施例17〜19)以下の実施例は種々
の第4アンモニウム「酸−塩」を熱染料漂白構造に使用
することについて例示する。前述と同様の操作により以
下の溶液を調製した。 材料 実施例17 実施例18 実施例19 (溶液A): セルロースアセテートブチレート(CAB) 0.5239g 0.5239g 0.5239g グッドイヤーPE−200ポリエステル 0.0073g 0.0073g 0.0073g 2−ブタノン 3.6794g 3.6794g 3.6794g トルエン 1.7890g 1.7890g 1.7890g 4−メチル−2−ペンタノン 0.6000g 0.6000g 0.6000g (溶液B) 4−ニトロフェニルスルホニル酢酸 0.0191g 0.0191g 0.0191g アセトン 1.5460g 1.5460g 1.5460g (溶液C): 染料D5 0.0273g 0.0273g 0.0273g アセトン 1.9270g 1.9270g 1.9270g (溶液D): カルボアニオン発生剤C2-A1 0.0336g カルボアニオン発生剤C5-A1 0.0343g カルボアニオン発生剤C3-A1 0.0363gアセトン 2.7300g 2.7800g 2.9500g
【0106】溶液を混合し湿潤厚3mil(76μm)
に塗布し、4分間180°F(82℃)で乾燥した。3
Mモデル9014サーマル・プロセッサーを通じて26
0°F(127℃)で10秒間処理することによって、
構造は無色になり400nmで0.02〜0.04の吸
収を示した。被膜の漂白性はテトラメチルアンモニウム
塩と一致していた。
【0107】(実施例20〜30)実施例20〜30は
熱染料漂白構造中に及びIIIの構造の染料を使用す
ることについて例示する。以下のようにハレーション防
止被膜配合を調製した。
【0108】 材料 実施例20〜30 溶液A、B、及びDをそれぞれの染料用に調製した。 (溶液A): セルロースアセテートブチレート(CAB) 0.5239g グッドイヤーPE−200ポリエステル 0.0073g 2-ブタノン 3.6794g トルエン 1.7890g (溶液B) 4−ニトロフェニルスルホニル酢酸 0.0419g アセトン 1.7910g (溶液C):実施例 以下の染料溶液を調製した: 20.染料D1 アセトン1.915g中に0.0271g 21.染料D2 アセトン2.073g中に0.0294g 22.染料D5 アセトン1.927g中に0.0273g 23.染料D6 アセトン1.969g中に0.0279g 24.染料D7 アセトン2.473g中に0.0350g 25.染料D8 アセトン2.594g中に0.0367g 26.染料D9 アセトン2.772g中に0.0393g 27.染料D10 アセトン2.372g中に0.0336g 28.染料D11 アセトン2.970g中に0.0421g 29.染料D12 アセトン2.645g中に0.0375g 30.染料D14 アセトン2.918g中に0.0413g (溶液D): カルボアニオン発生剤C1-A1 0.0182g メタノール 1.4730gジメチルホルムアミド 2.9800g
【0109】溶液を混合し湿潤厚3mil(76μm)
に塗布し、4分間180°F(82℃)で乾燥した。近
赤外線の吸収を以下に示す。3Mモデル9014サーマ
ル・プロセッサーを通じて260°F(127℃)で1
0秒間処理することによって、完全な漂白が観察され
た。被膜は近赤外線での測定可能な吸収は有さなかっ
た。
【0110】実施例 染料 λmax 吸収 処理後の吸収 20.染料D1 850nm 0.15 0.00 21.染料D2 800nm 0.18 0.00 22.染料D5 830nm 1.8 0.00 23.染料D6 815nm 1.84 0.00 24.染料D7 815nm 1.58 0.00 25.染料D8 830nm 2.10 0.00 26.染料D9 805nm 1.38 0.00 27.染料D10 830nm 1.38 0.00 28.染料D11 830nm 0.10 0.00 29.染料D12 830nm 1.40 0.0030.染料D14 830nm 1.84 0.00
【0111】(実施例31)本実施例は実施例8の被膜
をポテンシャルサーモグラフィック媒体として使用する
ことを例示する。被膜はマゼンダ色を有していた。この
被膜は3Mサーモファックス(Thermofax)TM
複写機を用いて2/3最大設定での印刷試験によりマゼ
ンダ上に透明の好適な透明コピーを生成することがわか
った。
【0112】(実施例32)実施例6で調製したシアン
被膜のシートをポジ型画像形成系として評価した。電気
信号を用いてオーヨー・ゲーオ・スペース(Oyo G
eo Space)GS−612サーマル・プロッター
のサーマルヘッドを動作させ、構造の背景領域を漂白し
た。ポジジ型シアン画像が透明な背景領域上に得られ
た。この被膜も3Mサーモファックス(Thermof
ax)TM複写機を用いて2/3最大設定での印刷試験に
よりシアン上に透明の好適な透明ネガ型画像コピーを生
成することがわかった。
【0113】(実施例33〜34)実施例33〜34は
第4アンモニウムカルボアニオン発生剤を漂白剤として
使用するだけでなく構造中に酸安定剤を使用した場合の
改良について例示する。前述したように、酸は被覆形成
前、被覆形成中、オーブン乾燥中の染料の前漂白を防止
し;溶液の容器での寿命を長期化し、被覆材料のDma
xを高くし、熱漂白性被膜の貯蔵安定性を改善する。前
述と同様の操作により、ハレーション防止被膜溶液を調
製した。実施例33は酸安定剤を含有し、実施例34は
含有していない。
【0114】 材料 実施例33 実施例34 (溶液A): セルロースアセテートブチレート(CAB) 0.5239g 0.5239g グッドイヤーPE−200ポリエステル 0.0073g 0.0073g 2−ブタノン 3.6794g 3.6794g トルエン 1.7890g 1.7890g (溶液B) 4−ニトロフェニルスルホニル酢酸 0.0419g 0.0000g アセトン 1.6900g 0.0000g (溶液C): 染料D5 0.0273g 0.0273g アセトン 1.9270g 1.9270g (溶液D): カルボアニオン発生剤C1-A1 0.0198g 0.0198gメタノール 1.5998g 1.5998g
【0115】溶液を混合し3mil(76μm)のポリ
エステル上に湿潤厚3mil(76μm)に塗布し、4
分間180°F(82℃)で乾燥した。被膜は以下の吸
収を有した。 780nmでの吸収 1.2000 0.5200 820nmでの吸収 1.3100 0.5290 被膜が酸安定剤を含有している実施例33の吸収は、被
膜が酸安定剤を含有しない実施例34に比べた高いDm
axを有している。3Mモデル9014サーマル・プロ
セッサーを通じて260°F(127℃)で10秒間処
理することによって、被膜は完全に漂白した。被膜は7
80又は820nmで測定可能な吸収を有さなかった。
【0116】(実施例35〜37)実施例35〜37は
第4アンモニウム塩のアニオン、「酸−塩」又は酸の組
合せを用いて種々のハレーション防止層の反応性を比較
した。酸又は「酸−塩」に対して異なったアニオンの組
合せを使用し同じ初期吸収に配合を調節することによっ
て反応性の向上が見られた。このことは実施例35及び
36の短い漂白時間によって証明される。実施例37に
示すように、単一のアニオンのみを第4アンモニウム
塩、「酸塩」、及び酸に用いる場合には漂白時間の長期
化が見られた。
【0117】 材料 実施例35 実施例36 実施例37 (溶液A): セルロースアセテートブチレート(CAB) 0.9973g 0.9973g 0.9973g グッドイヤーPE−200ポリエステル 0.0626g 0.0626g 0.0626g 2−ブタノン 6.9402g 6.9402g 6.9402g (溶液B) 4−ニトロフェニルスルホニル酢酸 0.0236g 4−クロロフェニルスルホニル酢酸 0.0082g 0.0082g アセトン 0.9547g 0.3308g 0.3308g (溶液C): 染料D5 0.0273g 0.0273g 0.0273g アセトン 1.3270g 1.3270g 1.3270g メチル−2−ペンタノン 0.6000g 0.60
00g 0.6000g (溶液D): カルボアニオン発生剤C1−A1 0.0161g カルボアニオン発生剤C1-A7 0.0084g 0.0084g メタノール 0.6472g 0.6472g 0.6472g ジメチルホルムアミド 0.6472g (溶液E) グアニジニウム4−ニトロフェニルスルホニルアセテート 0.0212g 0.0222g グアニジニウム4−クロロフェニルスルホニルアセテート 0.0215g メタノール 0.8613g 0.9023g 1.3980gジメチルホルムアミド 0.8613g 0.9023g
【0118】種々の反応物のモル比を以下に示す。 材料 実施例35 実施例36 実施例37 染料 1 1 1 カルボアニオン発生剤 0.636 0.664 0.664 グアニジニウム塩 1.5537 1.627 1.627 フェニルスルホニル酢酸 2.1300 0.776 0.776 820nmでの吸収 1.100 1.100 1.100260°Fでの漂白時間 11秒 8秒 20秒
【0119】(実施例38〜39は第4ホスホニウム及
び第4アルソニウムフェニルスルホニルアセテート漂白
剤とポリメチン染料の使用を例示する)前述した様に本
明細書で使用する「第4アンモニウム」という用語は周
期表で窒素と同族の原子を含む。このような原子にはリ
ン、ヒ素、アンチモン、ビスマスがある。
【0120】(実施例38)前述の実施例8と同様の操
作により以下の溶液を調製した。
【0121】 材料 実施例38 (溶液A): セルロースアセテートブチレート(CAB) 0.5239g グッドイヤーPE−200ポリエステル 0.0073g 2−ブタノン 3.6790g トルエン 1.7890g 4−メチル−2−ペンタノン 0.6000g (溶液B) 4−ニトロフェニルスルホニル酢酸 0.0419g メタノール 1.6900g (溶液C): 染料D5 0.0273g メタノール 1.9270g (溶液D): カルボアニオン発生剤C10−A1 0.0334gメタノール 2.7000g
【0122】溶液をポリエステルフィルム上に湿潤厚3
mil(76μm)に塗布し、4分間180°F(82
℃)で乾燥した。820nmでの吸収は1.006であ
った。3Mモデル9014サーマル・プロセッサーを通
じて260°F(127℃)で10秒間処理することに
よって、完全な漂白が得られた。
【0123】(実施例39)前述の実施例8と同様の操
作により以下の溶液を調製した。
【0124】 材料 実施例39 (溶液A): セルロースアセテートブチレート(CAB) 0.5239g グッドイヤーPE−200ポリエステル 0.0073g 2−ブタノン 3.6790g トルエン 1.7890g 4−メチル−2−ペンタノン 0.6000g (溶液B) 4−ニトロフェニルスルホニル酢酸 0.0419g メタノール 1.6900g (溶液C): 染料D5 0.0273g メタノール 1.9270g (溶液D): カルボアニオン発生剤C11−A1 0.0359gメタノール 2.9050g
【0125】溶液をポリエステル上に湿潤厚3mil
(76μm)に塗布し、4分間180°F(82℃)で
乾燥した。820nmでの吸収は0.776であった。
3Mモデル9014サーマル・プロセッサーを通じて2
60°F(127℃)で10秒間処理することによっ
て、完全な漂白が得られた。
【0126】本発明は種々の特定の好ましい実施態様例
と技術を参照して記載している。しかしながら、請求の
範囲のような本発明の精神と範囲内で多くの変更や改良
を行ってもよい。
【0127】
【表3】
【0128】
【表4】
【0129】
【表5】
【図面の簡単な説明】
【図1】 a:本発明の漂白剤を使用した構造の漂白特
性を表す。 b:米国特許第5,135,842号に記載された漂白
剤を使用した構造の漂白特性を表す。図は吸収vs時間
のプロットである。
【図2】 a:米国特許第5,135,842号に記載
された漂白剤を使用した構造の漂白特性を表す。 b:本発明の漂白剤と米国特許第5,135,842号
の漂白剤を混合して使用した構造の漂白特性を表す。図
は吸収vs時間のプロットである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03C 1/498 8910−2H (72)発明者 シルビア・アリス・ファーナム アメリカ合衆国55144−1000ミネソタ州セ ント・ポール、スリーエム・センター(番 地の表示なし) (72)発明者 マーク・ピーター・カーク イギリス、イングランド、シーエム19・5 エイイー、エセックス、ハーロウ、ザ・ピ ナクルズ(番地の表示なし) ミネソタ・ スリーエム・リサーチ・リミテッド内 (72)発明者 ジョナサン・ピーター・キッチン アメリカ合衆国55144−1000ミネソタ州セ ント・ポール、スリーエム・センター(番 地の表示なし) (72)発明者 ロジャー・アンソニー・メイダー アメリカ合衆国55144−1000ミネソタ州セ ント・ポール、スリーエム・センター(番 地の表示なし) (72)発明者 マーク・ブライアン・マイゼン アメリカ合衆国55144−1000ミネソタ州セ ント・ポール、スリーエム・センター(番 地の表示なし) (72)発明者 リチャード・アラン・ニューマーク アメリカ合衆国55144−1000ミネソタ州セ ント・ポール、スリーエム・センター(番 地の表示なし) (72)発明者 ウィリアム・ドナルド・ラムズデン アメリカ合衆国55144−1000ミネソタ州セ ント・ポール、スリーエム・センター(番 地の表示なし) (72)発明者 クマールズ・サキザデ アメリカ合衆国55144−1000ミネソタ州セ ント・ポール、スリーエム・センター(番 地の表示なし) (72)発明者 テレンス・ドゥアン・スポーン アメリカ合衆国55144−1000ミネソタ州セ ント・ポール、スリーエム・センター(番 地の表示なし) (72)発明者 ダイアン・エリザベス・スティーブンソン イギリス、イングランド、シーエム19・5 エイイー、エセックス、ハーロウ、ザ・ピ ナクルズ(番地の表示なし) ミネソタ・ スリーエム・リサーチ・リミテッド内 (72)発明者 ジョージ・バン・ダイク・ティアーズ アメリカ合衆国55144−1000ミネソタ州セ ント・ポール、スリーエム・センター(番 地の表示なし)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式: 【化1】 (式中:nは0、1、2、又は3であり;Wは:水素、
    炭素原子数10以下のアルキル基、炭素原子数10以下
    のアルコキシ及びアルキルチオ基、炭素原子数10以下
    のアリールオキシ及びアリールチオ基、NR12及びN
    34から選択され;R1からR4はそれぞれ独立して:
    炭素原子数20以下のアルキル基、炭素原子数20以下
    のアルケニル基、炭素原子数14以下のアリール基から
    選択され;又はR1とR2及び/又はR3とR4は5、6、
    又は7員環のヘテロ環基を構成するのに必要な原子を表
    してもよく、R1からR4の1以上はNR12又はNR3
    4基が付加したフェニル環に縮合する5、又は6員環
    のヘテロ環を構成するのに必要な原子を表してもよい;
    5及びR6はそれぞれ独立して水素原子、炭素原子数2
    0以下のアルキル基、炭素原子数20以下のアリール
    基、6員環以下の原子を有するヘテロ環基、6個以下の
    炭素原子を有する炭素環、14員環以下の原子を有する
    縮合環及び架橋基から選択され;X-はアニオンであ
    る)の核を有するポリメチン染料と、一般式: 【化2】 (式中:R9及びR10はそれぞれ独立して:水素、アル
    キル基、アルケニル基、シクロアルキル基、アラルキル
    基、アリール基、及びヘテロ環基から選択され;M+
    熱カルボアニオン発生剤から発生するカルボアニオンと
    反応して前記カルボアニオンを前記ポリメチン染料用漂
    白剤として無効にするようなことのないカチオンであ
    り、 pは1又は2であり、pが1のとき、Zは:アルキル
    基、シクロアルキル基、アルケニル基、アルキニル基、
    アラルキル基、アリール基、及びヘテロ環基から選択さ
    れる1価の基であり、pが2のとき、Zは:アルキレン
    基、アリーレン基、シクロアルキレン基、アルキニレン
    基、アラルキレン基、アルケニレン基、及びヘテロ環基
    から選択される2価の基である)の熱カルボアニオン発
    生剤とを組み合わせてなる熱染料漂白構造。
  2. 【請求項2】 R1からR4はそれぞれ独立して:炭素原
    子数10以下のアルキル基、炭素原子数10以下のアル
    ケニル基から選択され;又はR1とR2及び/又はR3
    4はC、N、O、及びSから選択される6原子以下の
    ヘテロ環基を構成するのに必要な非金属原子を表しても
    よく;R5及びR6は、炭素原子数5以下のアルキル基、
    炭素原子数10以下のアリール基、6員環以下の原子を
    有するヘテロ環基、6個以下の炭素原子を有する炭素
    環、14員環以下の原子を有する縮合環及び架橋基から
    なる群から選択される請求項1記載の熱染料漂白構造。
  3. 【請求項3】 ポリメチン染料が式: 【化3】 (式中:R7及びR8はそれぞれ独立して、炭素原子数5
    以下のアルコキシ基、NR12又はNR34からなる群
    から選択され、ここで;R1からR4はそれぞれ独立して
    炭素原子数5以下のアルキル基、水素原子、炭素原子数
    5以下のアルケニル基、炭素原子数10以下のアリール
    基である)の核を有する請求項1記載の熱染料漂白構
    造。
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