JPH06340611A - 光熱写真製品のための処理後安定剤 - Google Patents

光熱写真製品のための処理後安定剤

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JPH06340611A
JPH06340611A JP6084418A JP8441894A JPH06340611A JP H06340611 A JPH06340611 A JP H06340611A JP 6084418 A JP6084418 A JP 6084418A JP 8441894 A JP8441894 A JP 8441894A JP H06340611 A JPH06340611 A JP H06340611A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 光熱写真のための処理後安定剤、即ち、銀画
像形成媒体が開示されている。その安定剤は、以下の一
般式により表される。 【化1】 ここで、R1、R2およびR3は、独立して水素、ハロゲン、
アルキル基、アルコキシ基、チオアルキル基、シクロア
ルキル基、過ハロゲン化されたアルキル基であり、また
は一緒になって脂環式基を形成する。 【効果】 式(I)の化合物は、光熱写真銀画像形成媒体
の安定剤先駆物質として有用であり得、光熱写真材料の
望ましい性質を重大に不都合に影響を及ぼすことなく処
理後安定性を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光熱写真材料に関し、
特に光熱写真銀含有材料の処理後安定化に関する。
【0002】
【従来の技術】熱処理されかつ現像液なしで処理される
ハロゲン化銀含有の光熱写真画像材料は、多くの年月の
間の公知の技術である。これらの材料は、一般に、その
上に感光性のハロゲン化銀;非感光性有機銀塩;および
非感光性の有機銀塩のための還元剤を有する支持体を有
する。
【0003】感光性のハロゲン化銀は、非感光性の有機
銀塩と触媒接近し、そのエマルジョンが約80℃を超えて
加熱される時、ハロゲン化銀の照射により形成された潜
像が、非感光性の有機銀塩と還元剤との酸化還元反応の
触媒として作用する。そのような媒体は、例えば、米国
特許第3457075号;3839049号;および4260677号に記載
されている。
【0004】様々な成分が能力を高めるためにこれらの
基本の成分に添加され得る。例えば、米国特許第384613
6号;3994732号;および4021249号に記載されているよ
うに、光熱写真エマルジョンの銀画像の色を改善するた
めに、色調剤が加えられ得る。写真カラーカップラーお
よびロイコ染料で染料画像およびマルチカラー画像を形
成するため様々な方法が、米国特許第4022617号;35312
86号;3180731号;3761270号;4460681号;4883747号;
およびリサーチ・ディスクロージャー、3月、1989年、
29963項に記載されている。
【0005】光熱写真系とともに存在する一般的な問題
は、画像の処理後の不安定性である。現像した画像にま
だ存在する光活性なハロゲン化銀が、部屋の光において
取扱う間、金属銀のプリントアウトを触媒し続け得る。
こういうわけで、未反応のハロゲン化銀を安定化させる
必要がある。独立の処理後画像安定剤の添加は、処理後
安定性を付与するのに使用されてきた。最もしばしば、
リサーチ・ディスクロージャー、6月、1978年、17029
項に記載されているように、メルカプタン、チオンおよ
びチオエーテルのような硫黄含有化合物がある。米国特
許第4245033号;4837141号;および4451561号は、光熱
写真系のための現像抑制剤である硫黄化合物を記載して
いる。固定剤およびハロゲン化銀の安定剤としてのメソ
イオン性の1,2,4-トリアゾリウム-3-チオレートが、米
国特許第4378424号に記載されている。処理後安定剤と
しての、3-アミノ-5-ベンゾチオ-1,2,4-トリアゾールの
ような置換された5-メルカプト-1,2,4-トリアゾール
が、米国特許第4128557号;4137079号;4138265号;お
よびリサーチ・ディスクロージャー、5月、1978年、16
977から16979項に記載されている。
【0006】安定剤の添加から発生する問題は、処理中
の熱のかぶり、効果的な安定剤濃度における写真スピー
ド、および最大の濃度またはコントラストの損失を包含
し得る。
【0007】例えば、米国特許第3589903号に記載され
ているように、最も効果的な伝統的なかぶり防止剤は、
水銀イオンである。しかし、水銀化合物は環境的に望ま
しくなく、等しく効果的であり、しかし危険性の少ない
かぶり防止剤を見つける必要がある。
【0008】様々な化合物が、光熱写真銀画像系におい
て、水銀化合物の代わりにかぶり防止剤として使用され
ている。
【0009】米国特許第3707377号および4108665号は、
トリブロモエタノールのような少量のハロゲン化された
有機材料を用いる、プリントアウトした銀の形成に対す
る熱処理された銀材料の安定化を記載している。ハロゲ
ン化有機化合物の光分解が臭素原子を発生させ、これが
プリントアウトしたハロゲン化銀からの銀原子と結合し
て、ハロゲン化材料がなくなるまで低い銀のプリントア
ウトを維持する。しかし、この処理は年月を要し、光暴
露の量および被覆中のハロゲン化材料の量に依存する。
【0010】米国特許第3764329号は、かぶり防止剤と
してN-ブロモアセトアミドを使用し、これは、ハロゲン
化合物の酸化力を有し、感光性の材料を使用する時間ま
で潜像を白くする。その感光性は、短時間加熱して使用
したN-ブロモアセトアミドを分解することにより達成さ
れる。
【0011】米国特許第3874946号は、以下の(a)、(b)
または(c)を含有する光分解活性なポリブロム化された
有機化合物を含有する安定剤の先駆物質を記載してい
る。(a)2,4-ビス(トリブロモメチル)-s-トリアジン、
(b)約250から385nmの間の波長を持つ電磁波を吸収する
能力を有する芳香族発色団を持つポリブロモアルキルス
ルホニル化合物、または(c)光熱写真エレメントまたは
組成物におけるそれらの組み合わせ。この特許で記載さ
れる好ましい安定剤は、2-トリブロモメチルスルホニル
-ベンゾチアゾール(2-TBMBz)である。
【0012】水銀化合物に置き代わるかぶり防止剤とし
て、米国特許第4546075号には、トリハロメチルテトラ
ゾール誘導体、トリハロメチル-ベンズイミダゾール、
および対応するベンズオキサゾールおよびベンズチアゾ
ールの使用が記載されている。
【0013】光熱写真銀系における水銀化合物に置き代
わるかぶり防止剤として、特公昭59-57234号公報には、
以下の式の化合物の使用が記載されている。
【0014】Ra-CX2-Rb ここで、Xは、ハロゲン、好ましくはBrを表し、Raおよ
びRbは、随意に置換されたアシル、オキシカルボニル、
オキシスルホニル、アルキルスルホニル、アリールスル
ホニル、アラルキルスルホニル、カルボキシル、スル
ホ、またはスルファモイルを表す。
【0015】米国特許第4465761号には、以下の式の化
合物を含有する有機ハロゲン化合物の使用が記載されて
いる。
【0016】R−SO−CX ここで、Xは、ハロゲンを表し、Rcは、アリール基、ア
ルキル基、アリルまたは複素環残基を表す。この材料
は、その有機ハロゲン化合物が光照射によりフリーなラ
ジカルを形成することができる非銀感光性組成物で使用
される。
【0017】水銀化合物に置き代わるかぶり防止剤とし
て、米国特許第4452885号には、2-トリハロメチルオキ
サゾール誘導体の使用が記載されている。
【0018】水銀化合物に置き代わるかぶり防止剤とし
て、米国特許第4756999号には、トリハロメチル官能基
を持つ様々な複素環系の使用が記載されている。
【0019】
【発明の要旨】光熱写真エレメントにおける効果的なか
ぶり防止剤であり、かつ従来技術の水銀かぶり防止剤お
よび有機かぶり防止剤の両方に対してある利点を与え
る、化合物群を見いだした。
【0020】本発明の化合物は、以下の式により表され
る。
【0021】
【化3】
【0022】ここで、R1、R2およびR3は、独立して水
素、ハロゲン、アルキル基、アルコキシ基、チオアルキ
ル基、シクロアルキル基、過ハロゲン化されたアルキル
基であり、または一緒になって脂環式基、好ましくは、
5、6または7-員環を形成する。好ましくは、R1、R2
よびR3は、独立して臭素、またはアルキル基であり、最
も好ましくは、臭素または-(CH2)ySO2CBr3であり、ここ
でyは包括的に0から22までの整数であり;好ましくは
包括的に2から7までの整数であり;そして最も好まし
くは2である。
【0023】好ましい実施態様としては、本発明は、以
下の式をもつ新規な、処理後安定剤を与える。
【0024】(II) CH3-(CH2)n-CBr2SO2CBr3 ここで、nは、1から22までの整数であり;好ましくは
2から6までの整数であり;最も好ましくは2であり;
および (III) Br3CSO2CBr2-(CH2)y-CBr2SO2CBr3 ここで、yは上記のように定義される。
【0025】他の実施態様においては、本発明は、基材
上に被覆された光熱写真組成物を有する光熱写真製品を
与える。ここで、光熱写真組成物は以下を含有する。感
光性ハロゲン化銀;非感光性有機銀塩;非感光性有機銀
塩のための還元剤;および上記に記載された式(I)、好
ましくは式(II)または(III)のかぶり防止剤または安定
剤。
【0026】この技術分野ではよく理解されるように、
大きな程度の置換は許容されるだけでなく、しばしば好
ましい。これらの基の議論および詳説を簡単にする方法
として、「基」および「ラジカル」という言葉は、置換を許
容するまたは置換され得る化学種間の差異を認めるため
に使用される。例えば、「アルキル基」という句は、メチ
ル、エチル、オクチル、シクロヘキシル、イソオクチ
ル、t-ブチル等のような純粋な炭化水素アルキル鎖だけ
でなく、ヒドロキシル、アルコキシ、フェニル、ハロ
(F、Cl、Br、I)、シアノ、ニトロ、アミノ等、および
O、NおよびSのようなヘテロ原子のようなこの分野での
慣習的な置換を行うアルキル鎖を包含することを意味す
る。一方、「アルキルラジカル」という句は、メチル、エ
チル、プロピル、シクロヘキシル、イソオクチル等の純
粋な炭化水素アルキル鎖のみの包含に限定される。
【0027】本発明の安定剤は、光熱写真銀画像媒体に
おいて、光熱写真材料の感光特性に重大にまたは悪い影
響を及ぼすことなく処理後安定性を与え得る。
【0028】加えて、式(I)、(II)および(III)の化合物
は、光重合反応における光開始剤または有機反応におけ
るブロム化酸化剤として使用され得る。
【0029】本発明の他の解釈、利点および利益は、詳
細な記述、実施例およびクレームから明白である。
【0030】
【発明の構成】1つの実施態様においては、以下の式の
新規な、処理後安定剤またはかぶり防止剤剤を与える。
【0031】
【化4】
【0032】ここで、R1、R2およびR3は、独立して水
素、ハロゲン、アルキル基、アルコキシ基、チオアルキ
ル基、シクロアルキル基、過ハロゲン化されたアルキル
基であり、または一緒になって脂環式基、好ましくは、
5、6または7員環を形成する。好ましくは、R1、R2
よびR3は、独立して臭素、またはアルキル基であり、最
も好ましくは、臭素または-(CH2)ySO2CBr3であり、ここ
でyは包括的に0から22までの整数であり;好ましくは
包括的に2から7までの整数であり;最も好ましくは2
である。
【0033】好ましい実施態様としては、本発明は、以
下の式をもつ新規な、処理後安定剤を与える。
【0034】(II) CH3-(CH2)n-CBr2SO2CBr3 ここで、nは、包括的に1から22までの整数であり;好
ましくは包括的に2から6までの整数であり;最も好ま
しくは2であり;および (III) Br3CSO2CBr2-(CH2)y-CBr2SO2CBr3 ここで、yは上記のように定義される。
【0035】前述の化合物(I)、(II)および(III)は、当
業者に知られた「合成有機化学」の方法に従ってそして後
でここに記載されるように合成され得る。
【0036】他の実施態様においては、本発明は、基材
上に被覆された光熱写真組成物を有する光熱写真製品を
与える。ここで、光熱写真組成物は以下を含有する。感
光性ハロゲン化銀;非感光性有機銀塩;非感光性有機銀
塩のための還元剤;および上記に記載された式(I)、好
ましくは式(II)または(III)を持つ処理後安定剤。
【0037】本発明の光熱写真製品において、感光性ハ
ロゲン化銀を含有する層は、エマルジョン層としてここ
で呼ばれる。本発明によれば、処理後安定剤は、1つ以
上のエマルジョン層か、1つ以上のエマルジョン層に近
接した層のどちらかに添加される。エマルジョン層に近
接した層は、例えば、下塗り層、画像受像層、中間層、
不透明化層、ハレーション防止層、バリア層、補助層で
あり得る。
【0038】本発明の光熱写真製品は、本発明の化合物
と組合わせて他の処理後安定剤または安定剤先駆物質、
および寿命安定剤、トナー、現像促進剤および他の画像
修正剤のような他の添加剤を含有し得る。
【0039】本発明によると、エマルジョン層に添加さ
れる上述の成分の量は、使用される特別な化合物および
エマルジョン層のタイプ(例えば、黒および白またはカ
ラー)に依存して変化する。しかし、その成分は、エマ
ルジョン層のハロゲン化銀のモルに対して、好ましくは
0.01から100モルの量、より好ましくは0.1から50モルの
量が添加される。
【0040】本発明で使用される感光性ハロゲン化銀
は、特に、有機銀塩の0.75から25モルパーセント、好ま
しくは2から20モルパーセントの範囲で使用され得る。
【0041】ハロゲン化銀は、臭化銀、ヨウ化銀、塩化
銀、銀ブロモイオダイド、銀クロロイオダイド、銀クロ
ロブロマイドのような任意の感光性ハロゲン化銀であり
得る。ハロゲン化銀は、立方晶形、斜方晶形、平板状、
四面体等を含有して、しかしこれらに限定されない感光
性である任意の形状であり得、そしてその上に結晶のエ
ピタキシャル成長を有し得る。
【0042】本発明に使用されるハロゲン化銀は、変性
なしで使用され得る。しかし、それは、硫黄、セレン、
テルル等を含有する化合物、または金、プラチナ、パラ
ジウルム、ロジウム、イリジウム等を含有する化合物の
ような化学感光剤、またはハロゲン化錫のような還元
剤、またはそれらの組合せで化学的に増感し得る。これ
らの操作の詳細は、T.N.ジェームス、写真処理の理論、
第4版、第5章、149〜169ページに記載されている。
【0043】ハロゲン化銀は、それが銀供給源と触媒接
近しているエマルジョン層に任意の様式で添加され得
る。バインダー中で別々に形成されたまたは前もって形
成されたハロゲン化銀および有機銀塩は、コーティング
溶液の調製のための使用の前に混合され得る。しかし、
長時間ボールミル中でそれらの両方を混合することもま
た効果的である。さらに、有機銀塩の銀を一部ハロゲン
化銀に転化させるために、調製される有機銀塩中にハロ
ゲン含有化合物を添加することを包含する処理を採用す
ることは効果的である。
【0044】これらのハロゲン化銀及び有機銀塩を調製
する方法およびそれらの混合方法は、公知の技術であ
り、リサーチ・ディスクロージャー、6月、1978年、17
029項および米国特許第3700458号に記載されている。
【0045】本発明の前もって形成されたハロゲン化銀
のエマルジョンの使用は、洗浄されないかまたは洗浄さ
れて、溶解性の塩を除去し得る。後者の場合、例えば、
米国特許第2618556号;2614928号;2565418号;3241969
号;および2489341号に記載されている操作により、溶
解性の塩は、冷却放置して濾過することにより除去され
得、または、エマルジョンは凝固させて洗浄され得る。
ハロゲン化銀の粒状物は、立方晶形、四面体、斜方晶
形、平板状、薄層状、小板等を含有して、しかしそれら
に限定されない任意の結晶構造を有し得る。
【0046】有機銀塩は、銀イオンの還元源を含有する
任意の有機金属であり得る。有機酸の銀塩、特に長い鎖
(10から30、好ましくは15から28の炭素原子)、脂肪性の
カルボン酸が好ましい。配位子が4.0から10.0の間の著
しい安定定数を持つ、有機または無機の銀塩の錯体もま
た好ましい。銀供給源材料は、好ましくは画像形成層の
約5から30重量%を構成する。
【0047】本発明で使用され得る有機銀塩は、比較的
光に対して安定な銀塩であるが、暴露された光触媒(写
真ハロゲン化銀のような)および還元剤の存在により80
℃以上で加熱される時に銀画像を形成する。
【0048】好ましい有機銀塩は、カルボキシル基を有
する有機化合物の銀塩を含有する。その限定されない例
は、脂肪族カルボン酸の銀塩および芳香族カルボン酸の
銀塩を含有する。脂肪属カルボン酸の銀塩の好ましい例
は、ドコサン酸銀、ステアリン酸銀、オレイン酸銀、ラ
ウリン酸銀、カプロン酸銀、ミリスチル酸銀、パルミチ
ン酸銀、マレイン酸銀、フマル酸銀、酒石酸銀、リノー
ル酸銀、酪酸銀、ショウノウ酸銀およびそれらの混合物
が含有される。脂肪族カルボン酸にハロゲン原子または
-OH基を持つ銀塩もまた効果的に使用され得る。芳香族
カルボン酸および他のカルボキシル基含有化合物の銀塩
の好ましい例は、3,5-ジヒドロキシ安息香酸銀、o-メチ
ル安息香酸銀、m-メチル安息香酸銀、p-メチル安息香酸
銀、2,4−ジクロロ安息香酸銀、アセトアミド安息香
酸銀、p−フェニル安息香酸銀等の置換された安息香酸
銀;没食子酸銀;タンニン酸銀;フタル酸銀;テレフタ
ル酸銀;サリチル酸銀;フェニル酢酸銀;米国特許第37
85830号に記載されているような3-カルボキシメチル-4-
メチル-4-チアゾリン-2-チオン等の銀塩、および米国特
許第3330663号に記載されているようなチオエーテル基
を有する脂肪族カルボン酸の銀塩を包含する。
【0049】メルカプト基またはチオン基を有する化合
物およびその誘導体の銀塩もまた使用され得る。好まし
いこれらの化合物の例は、銀3-メルカプト-4-フェニル-
1,2,4-トリアゾレート;銀2-メルカプトベンズイミダゾ
レート;銀2-メルカプト-5-アミノチアジアゾレート;
銀2-(エチルグリコールアミド)ベンゾチアゾレート;銀
S-アルキルチオグリコレート(ここでアルキル基は12か
ら22の炭素原子を持つ)のような銀チオグリコレート;
ジチオ酢酸銀、チオアミド酸銀、1-メチル-2-フェニル-
4-チオピリジン-5-カルボン酸銀のようなジチオカルボ
ン酸銀;銀トリアジンチオレート、2-スルフィドベンズ
オキサゾールの銀塩;米国特許第4123274号に記載され
ているような銀塩、例えば、銀3-アミノ-5-ベンジルチ
オ-1,2,4-チアゾレートのような1,2,4-メルカプトチア
ゾール誘導体の銀塩;および米国特許第3301678号に記
載されているような、銀3-(2-カルボキシレートエチル)
-4-メチル-4-チアゾリン-2-チオンのようなチオン化合
物の銀塩を包含する。
【0050】さらに、イミノ基を有する化合物の銀塩も
使用され得る。これらの化合物の好ましい例は、ベンゾ
チアゾールおよびその誘導体の銀塩、例えば、銀メチル
ベンゾトリアゾレート等;銀5-クロロベンゾトリアゾレ
ート等のようなハロゲン置換されたベンゾトリアゾール
の銀塩;カルボイミドベンゾトリアゾールの銀塩等、米
国特許第4220709号に記載されているような1,2,4-トリ
アゾールまたは1H-テトラゾールの銀塩;イミダゾール
およびその誘導体の銀塩等を包含する。例えば米国特許
第4761361号および4775613号に記載されているような様
々な銀アセチリド化合物もまた使用され得る。
【0051】ドコサン酸銀とドコサン酸との当モル混合
物である銀半セッケンを使用することも都合よく見いだ
される。これは市販のドコサン酸のナトリウム塩の水溶
液からの沈澱により調製され、そして約14.5%の銀を分
析し、これは好ましい例を示す。透明な支持フィルム上
に形成された透明なシート材料は透明なコーティングを
必要とし、そして、このために、約4または5%以下の
フリーのドコサン酸を含有し、かつ約25.2%の銀を分析
するドコサン酸の完全セッケンが使用され得る。
【0052】銀の金属塩を分散させるために採用される
方法は、公知の技術であり、リサーチ・ディスクロージ
ャー、4月、1983年、22812項、リサーチ・ディスクロ
ージャー、10月、1983年、23419項、および米国特許第3
985565号に記載されている。
【0053】感光性ハロゲン化銀は、シアニン染料、メ
ロシアニン染料、スチリル染料、ヘミシアニン染料、オ
キソノール染料、ヘミオキソノール染料、およびキサン
トン染料を含有する様々な公知の染料で有利にスペクト
ル増感し得る。有用なシアニン染料は、チアゾリン核、
オキサゾリン核、ピロリン核、ピリジン核、オキサゾー
ル核、チアゾール核、セレナゾール核、およびイミダゾ
ール核のような塩基性の核を持つシアニン染料を包含す
る。好ましい有用なメロシアニン染料は、上記の塩基性
の核だけでなく、チオヒダントイン核、ロダニン核、オ
キサゾリジンジオン核、チアゾリジンジオン核、バルビ
ツル酸核、チアゾリノン核、マロニトリル核、ピラゾロ
ン核のような酸性の核を持つメロシアニン染料を含有す
る。上記したシアニン染料およびメロシアニン染料にお
いては、イミノ基またはカルボキシル基を持つそれらの
染料が特に効果的である。実際に、本発明で使用される
感光染料は、米国特許第3761279号;3719495号;387794
3号、および英国特許第1466201号;14699117号;および
1422057号に記載されているような公知の染料から適当
に選択され得、そして、公知の方法に従って光触媒の付
近に位置し得る。スペクトル感光染料は、特に、光触媒
のモル当り約10-4から約1モルの量で使用され得る。
【0054】有機銀塩のための還元剤は、銀イオンを金
属銀に還元し得る任意の材料、好ましくは、有機材料で
あり得る。フェニドン、ハイドロキノン、およびカテコ
ールのような慣習的な写真現像剤は有用であるが、ヒン
ダードフェノール還元剤が好ましい。還元剤は、画像層
の1から10重量%として存在する。多層構造では、もし
還元剤がエマルジョン層以外の層に添加されるなら、約
2から15%の僅かに高い割合がより望ましい傾向にあ
る。
【0055】広範囲の還元剤は、ドライ銀系において記
載され、以下を含有する。フェニルアミドオキシム、2-
チエニルアミドオキシムおよびp-フェノキシフェニルア
ミドオキシムのようなアミドオキシム;アジン(例え
ば、4-ヒドロキシ-3,5-ジメトキシベンズアルデヒドア
ジン);2,2'-ビス(ヒドロキシメチル)プロピオニルベー
タフェニルヒドラジドとアスコルビン酸との組み合わせ
のような脂肪族カルボン酸アリールヒドラジドとアスコ
ルビン酸との組み合わせ;ポリヒドロキシベンゼンおよ
びヒドロキシルアミン、リダクトンおよび/またはヒド
ラジンの組み合わせ;例えば、ハイドロキノンおよびビ
ス(エトキシエチル)ヒドロキシルアミン、ピペリジノヘ
キソースリダクトンまたはホルミル-4-メチルフェニル
ヒドラジンとの組み合わせ;フェニルヒドロキサム酸、
p-ヒドロキシフェニルヒドロキサム酸、およびo-アニリ
ン-ヒドロキサム酸のようなヒドロキサム酸;例えば、
フェノチアジンと2,6-ジクロロ-4-ベンゼンスルホンア
ミドフェノールとの組み合わせのようなアジンとスルホ
ンアミドフェノールとの組み合わせ;α-シアノ-2-メチ
ルフェニル酢酸エチル、α-シアノ-フェニル酢酸エチル
のようなα-シアノ-フェニル酢酸誘導体;2,2'-ジヒド
ロキシ-1-ビナフチル、6,6'-ジブロモ-2,2'-ジヒドロキ
シ-1,1'-ビナフチル、およびビス(2-ヒドロキシ-1-ナフ
チル)メタンにより説明されるようなビス-o-ナフトー
ル;ビス-o-ナフトールと1,3-ジヒドロキシベンゼン誘
導体(例えば、2,4-ジヒドロベンゾフェノンまたは2,4-
ジヒドロキシアセトフェノン)との組み合わせ;3-メチ
ル-1-フェニル-5-ピラゾロンのような5-ピラゾロン;ジ
メチルアミノヘキソースリダクトン、無水ジヒドロアミ
ノヘキソースリダクトン、および無水ジヒドロ-ピペリ
ドン-ヘキソースリダクトンにより説明されるようなリ
ダクトン;2,6-ジクロロ-4-ベンゼン-スルホアミドフェ
ノール、およびp-ベンゼンスルホアミドフェノールのよ
うなスルホアミドフェノール還元剤;2-フェニルインダ
ン-1,3-ジオン等;2,2-ジメチル-7-t-ブチル-6-ヒドロ
キシクロマンのようなクロマン;2,6-ジメトキシ-3,5-
ジカルボエトキシ-1,4-ジヒドロピリジンのような1,4-
ジヒドロピリジン;例えば、ビス(2-ヒドロキシ-3-t-ブ
チル-5-メチルフェニル)メタン、2,2-ビス(4-ヒドロキ
シ-3-メチルフェニル)プロパン、4,4-エチリデン-ビス
(2-t-ブチル-6-メチルフェノール)、および2,2-ビス(3,
5-ジメチル-4-ヒドロキシフェニル)プルパンのようなビ
スフェノール;1-アスコルビル-パルミチン酸エステ
ル、アスコルビルステアリン酸エステルのようなアスコ
ルビン誘導体;ベンジルおよびジアセチルのような不飽
和アルデヒドおよびケトン;3-ピラゾリドン;および特
定のインダン-1,3-ジオン。
【0056】前述の成分への添加において、画像を改善
するトナーとして知られる添加剤を含有することが有利
であり得る。トナー材料は、例えば、全ての銀を有する
成分の0.1から10重量%の量で存在し得る。トナーは、
米国特許第3080254号;3847612号;および4123282号に
示されるような光熱写真技術でよく知られた材料であ
る。
【0057】トナーの例は、以下が含有される。フタル
イミドおよびN-ヒドロキシフタルイミド;スクシンイミ
ド、ピラゾリン-5-オン、キナゾリノン、3-フェニル-2-
ピラゾリン-5-オン、1-フェニルウラゾール、キナゾリ
ン、および2,4-チアゾリジンジオンのような環状イミ
ド;ナフタルイミド(例えば、N-ヒドロキシ-1,8-ナフタ
ルイミド);コバルト錯体(例えば、コバルトヘキサミン
トリフルオロアセテート);3-メルカプト-1,2,4-トリア
ゾール、2,4-ジメルカプトピリミジン、3-メルカプト-
4,5-ジフェニル-1,2,4-トリアゾール、および2,5-ジメ
ルカプト-1,3,4-チアジアゾールにより説明されるメル
カプタン;例えば、(N,N-ジメチルアミノメチル)フタル
イミド、およびN,N-(ジメチルアミノメチル)ナフタレン
-2,3-ジカルボキシイミドのようなN-(アミノメチル)ア
リールジカルボキシイミド;ブロックされたピラゾール
と、イソチウロニウム誘導体と、特定の光漂白剤との組
み合わせ(例えば、N,N'-ヘキサメチレン-ビス(1-カルバ
モイル-3,5-ジメチルピラゾール)と、1,8-(3,6-ジアザ
オクタン)ビス(イソチウロニウムトリフルオロアセテー
ト)と、2-(トリブロモメチルスルホニル)ベンゾチアゾ
ールとの組み合わせ);3-エチル-5-〔(3-エチル-2-ベン
ゾチアゾリニリデン)-1-メチルエチリデン〕-2-チオ-2,
4-オキサゾリジンジオンのようなメロシアニン染料;4-
(1-ナフチル)フタラジノン、6-クロロフタラジノン、5,
7-ジメトキシフタラジノン、および2,3-ジヒドロ-1,4-
フタラジンジオンのようなフタラジノンおよびその誘導
体または金属塩またはそれらの誘導体;フタラジノンと
スルフィン酸誘導体との組み合わせ(例えば、フタル
酸、4-メチルフタル酸、4-ニトロフタル酸、およびテト
ラクロロフタル酸無水物);キナゾリンジオン、ベンズ
オキサジンまたはナフトオキサジン誘導体;アンモニウ
ムヘキサクロロロデート(III)、臭化ロジウム、硝酸ロ
ジウム、およびカリウムヘキサクロロロデート(III)の
ような、色調変性剤だけでなく元の位置のハロゲン化銀
の形成のためのハライド供給源として機能するロジウム
錯体;無機のパーオキシドおよびパースルフェート(例
えば、アンモニウムパーオキシジスルフェートおよび過
酸化水素);1,3-ベンズオキサジン-2,4-ジオン、8-メチ
ル-1,3-ベンズオキサジン-2,4-ジオン、および6-ニトロ
-1,3-ベンズオキサジン-2,4-ジオンのようなベンズオキ
サジン-2,4-ジオン;2,4-ジヒドロキシ-ピリミジン、2-
ヒドロキシ-4-アミノピリミジンおよびアザウラシルの
ようなピリミジンおよび非対称なトリアジン;3,6-ジメ
ルカプト-1,4-ジフェニル-1H,4H-2,3a,5,6a-テトラアザ
-ペンタレンおよび1,4-ジ(o-クロロフェニル)-3,6-ジメ
ルカプト-1H,4H-2,3a,5,6a-テトラアザ-ペンタレンのよ
うなテトラアザ-ペンタレン誘導体。
【0058】多くの方法は、以下を含有するドライ銀系
でカラー画像を得るための技術において公知である。米
国特許第4847188号および5064742号に記載されているよ
うに、銀ベンゾトリアゾール、よく知られたマゼンダ、
イエローおよびシアン染料形成カップラーと、アミノフ
ェノール現像剤と、グアニジウムトリフルオロアセテー
トのような塩基放出剤と、ポリ(ビニルブチラール)中の
臭化銀との組み合わせ;米国特許第4678739号に記載さ
れているような前もって形成された染料放出系;銀ブロ
モイオダイドと、スルホアミドフェノール還元剤と、ド
コサン酸銀塩と、ポリ(ビニルブチラール)と、n-オクタ
デシルアミンのようなアミンと、2-価または4-価のシア
ン、マゼンタまたはイエロー染料形成カップラーとの組
み合わせ;酸化して染料画像を形成するロイコ染料塩基
(例えばマラカイトグリーン、クリスタルバイオレット
およびパラ-ロスアニリン);イン・サイツのハロゲン化
銀と、ドコサン酸銀塩と、3-メチル-1-フェニルピラゾ
ロンと、N,N'-ジメチル-p-フェニレンジアミン塩酸塩と
の組み合わせ;2(3,5-ジ-(t-ブチル)-4-ヒドロキシフェ
ニル)-4,5-ジフェニルイミダゾール、およびビス(3,5-
ジ-(t-ブチル)-4-ヒドロキシフェニル)フェニルメタン
のような抱合的な(incorporating)フェノール性ロイコ
染料還元剤、および抱合的なアゾメチン染料またはアゾ
染料還元剤;および銀染料漂白処理。例えば、ドコサン
酸銀、ドコサン酸、ポリ(ビニルブチラール)、ポリ(ビ
ニルブチラール)解膠銀ブロムイオダイドエマルジョ
ン、2,6-ジクロロ-4-ベンゼンスルホンアミドフェノー
ル-1,8-(3,6-ジアザオクタン)ビス-イソチウロニウム-p
-トルエンスルホネート、およびアゾ染料を含有するエ
レメントを暴露し熱処理することにより、ポリアクリル
酸、チオウレア、およびp-トルエンスルホン酸を含有す
る、酸性の活性化シートに積層された、染料が一様に分
配されたネガティブの銀画像を得、そしてこれを加熱す
ることにより、輪郭をはっきり示したポジティブの銀画
像を得る。アミノアセトアニリド(黄色の染料を形成す
る)、3,3'-ジメトキシベンジジン(青色の染料を形成す
る)、またはスルファニルアニリド(マゼンタの染料を形
成する)のようなアミンはまた有用であり、これらは、
2,6-ジクロロ-4-ベンゼンスルホンアミドフェノールの
ような酸化形態の含有された還元剤と反応して染料画像
を形成する。中性の染料画像はドコサニルアミンおよび
p-アニシジンのようなアミンの添加により得られ得る。
【0059】カラー形成のためのそのようなハロゲン化
銀系でのロイコ染料の酸化は、米国特許第4021240号、4
374821号、4460681号および4883747号に記載されてい
る。
【0060】本発明の安定剤を含有するハロゲン化銀エ
マルジョンは、かぶりの付加的な発生に対してさらに保
護され得、そして棚上げ保管の間の感光性の損失に対し
て安定であり得る。単独でまたは組み合わせて使用され
得る安定なかぶり防止剤、安定剤および安定剤先駆物質
は、以下を含有する。米国特許第2131038号おび2694716
号に記載されたようなチアゾリウム塩;米国特許第2886
437号および2444605号に記載されたようなアザインデ
ン;米国特許第2728663号に記載されたような水銀塩;
米国特許第3287135号に記載されたようなウラゾール;
米国特許第3235652号に記載されたようなスルホカテコ
ール;英国特許第623448号に記載されたようなオキシ
ム;ニトロン;ニトロインダゾール;米国特許第283940
5号に記載されたような多価の金属塩;米国特許第32208
39号に記載されたようなチオウロニウム塩;米国特許第
2566263号および2597915号に記載されたようなパラジウ
ム塩、プラチナ塩および金塩;米国特許第4108665号お
よび4442202号に記載されたようなハロゲン置換された
有機化合物;米国特許第4128557号、4137079号、413826
5号および4459350号に記載されたようなトリアジン;お
よび米国特許第4411985号に記載されたような隣化合
物。
【0061】本発明の安定化されたエマルジョンは、以
下を含有し得る。ポリアルコール、例えばグリセリンお
よび米国特許第2960404号に記載されたタイプのジオー
ルのような可塑剤および潤滑剤;米国特許第2588765号
および3121060号に記載されたような脂肪酸まてはその
エステル;英国特許第955061号に記載されたようなシリ
コーン樹脂。
【0062】本発明の光熱写真エレメントは、画像染料
安定剤を含有し得る。そのような画像染料安定剤は、英
国特許第1326889号、および米国特許第3432300号、3698
909号、3574627号、3573050号、3764337号および404239
4号により説明されている。
【0063】本発明による安定化されたエマルジョン層
を有する光熱写真エレメントは、米国特許第3253921
号、2274782号、2527583号および2956879号に記載され
ているような光吸収材料およびフィルター染料を含有す
る写真エレメントで使用され得る。望むなら、その染料
は、例えば米国特許第3282699号に記載されているよう
に、媒染され得る。
【0064】ここに記載されるように、安定化したエマ
ルジョン層を含有する光熱写真成分は、デンプン、二酸
化チタン、酸化亜鉛、シリカのような艶消し剤、および
米国特許第2992101号および2701245号に記載されるタイ
プのビーズを含有するポリマービーズを含有し得る。
【0065】本発明に従って安定化されたエマルジョン
は、例えば、塩化物、硝酸塩等の可溶性の塩を含有する
層のような帯電防止層または導電層、金属蒸着層、米国
特許第2861056号および3206312号に記載されるようなイ
オン性のポリマー、または米国特許第3428451号に記載
されるような不溶性の無機塩、を含有する光熱写真エレ
メントで使用され得る。
【0066】本発明の光熱写真ドライ銀エマルジョン
は、基材の上に1つ以上の層を構成し得る。単層構造
は、銀供給源材料、ハロゲン化銀、現像剤、バインダ
ー、およびトナー、コーティング助剤、および他の補助
剤等の任意の材料を含有する。2層構造は、1つのエマ
ルジョン層(普通は基材と接している層)中の銀供給源お
よびハロゲン化銀と、2番目の層または両方の層中のい
くつかの他の成分を含有するが、全ての材料を含有する
1つのエマルジョン層コーティングと保護のトップコー
トとを有する2層構造も視野に含まれる。マルチカラー
光熱写真ドライ銀構造は、各々のカラーのための1組の
これら2層体を有し得るか、あるいは米国特許第470892
8号に記載されているような単層に全ての成分を含有し
得る。多層のマルチカラー光熱写真製品の場合、様々な
エマルジョン層は、一般に、米国特許第4460681号に記
載されているような様々な感光層の間の機能するかまた
は機能しないバリア層の使用により、互いに離れて位置
している。
【0067】バインダーは、ゼラチン、ポリビニルアセ
タール、ポリビニルクロライド、ポリビニルアセテー
ト、セルロースアセテート、ポリオレフィン、ポリエス
テル、ポリスチレン、ポリアクリロニトリル、ポリカル
ボネート等のようなよく知られた任意の天然または合成
樹脂から選択される。前述の共重合体およびターポリマ
ーはもちろん含有される。好ましい光熱写真銀含有ポリ
マーは、ポリビニルブチラール、ブチルエチルセルロー
ス、メタクリレート共重合体、無水マレイン酸エステル
共重合体、ポリスチレン、およびブタジエン-スチレン
共重合体である。
【0068】任意に、これらのポリマーは、2つ以上の
組み合わせで使用され得る。そのようなポリマーは、そ
こに分散される成分を運ぶのに十分な量、即ち、バイン
ダーとしての作用の効果的な範囲で使用され得る。この
効果的な範囲は、当業者によりほぼ決定され得る。少な
くとも有機銀塩を利用する場合のガイドとして、有機銀
塩に対するバインダーの好ましい比は、重量で15:1か
ら1:2の範囲、特に8:1から1:1であるといわれ
ている。
【0069】本発明による安定剤を含有する光熱写真エ
マルジョンは、広く様々な支持材の上に被覆され得る。
特別な支持材は、ポリエステルフィルム、下塗りされた
ポリエステルフィルム、ポリエチレンテレフタレートフ
ィルム、硝酸セルロースフィルム、セルロースエステル
フィルム、ポリビニルアセタールフィルム、ポリカーボ
ネートフィルム、同類のまたは樹脂性材料、ガラス、ペ
ーパー状の金属等を含有する。特に、可撓性の支持材が
使用され、部分的にアセチル化され得、または、バリタ
および/またはα-オレフィンポリマー、特にポリエチレ
ン、ポリプロピレン、エチレンブテン共重合体等のよう
な2から10の炭素原子を含有するα-オレフィンのポリ
マーで被覆され得る、紙の支持材が特に使用され得る。
基材は、透明または不透明であり得る。
【0070】裏面の抵抗性加熱層を持つ基材も、また米
国特許第4460681号および4374921号に記載されているよ
うなカラー光熱写真画像系で使用され得る。
【0071】本発明の光熱写真エマルジョンは、ディッ
プ被覆、エアーナイフ被覆、カーテン被覆、または米国
特許第2681294号に記載されているようなホッパーを用
いた塗出被覆を含有する様々なコーティング操作により
被覆され得る。望むなら、2つ以上の層は、米国特許第
2761791号および英国特許第837095号に記載されている
ような方法により同時に被覆され得る。
【0072】光熱写真技術で知られているような、移動
性染料画像を受けるための染料受容層、反射印刷が望ま
れる時の不透明化層、保護トップコート層およびプライ
マー層のような付加的な層は、本発明の光熱写真製品に
組み込まれ得る。付け加えて、特に異なったエマルジョ
ン層の画像の化学的性質を分離することが望ましい時
に、透明の基材の両面上に異なったエマルジョン層を被
覆することがいくつかの例で望ましい。
【0073】
【実施例】以下の非限定的な実施例は、さらに本発明を
説明する。
【0074】以下の実施例で使用される全ての材料は、
他に記載されていないなら、アルドリッヒ化学社(ミル
ウォーキー、WI)のような標準的な商業的な供給源から
容易に入手できる。全ての安定剤は、以下の1つ以上の
技術により特徴づけられる。融点、1H-および13C-NMR、
およびIR。ブトバーTMは、モンサント、セント・ルイ
ス、MOより入手できるポリビニルブチラール樹脂を言
う。
【0075】染料-1は、日本特許302558号に記載された
方法にしたがって調製され、以下の式を持つ。
【0076】
【化5】
【0077】染料-2は、米国特許3719495号に記載され
た方法にしたがって調製され、以下の式を持つ。
【0078】
【化6】
【0079】式(II)の安定剤の調製のための一般的な方
メルカプト酢酸(12.04g,0.13mol)を、よく撹拌された、
1-ブロモアルカン(0.12mol)および炭酸水素ナトリウム
(25.20g,0.3mol)の水(100ml)およびエタノール(100ml)
の混合物の溶液に一滴ずつ添加した。次いで、反応混合
物は8時間還流状態を受けた。生じた混合物を氷浴で放
置し、そして濃HClでpH=1に酸性化した。生じた材料
(典型的なワックス状)を濾過し、水で洗浄し、そして真
空オーブンで乾燥することにより、高い収率で対応する
チオエーテルアセテートを得た。
【0080】臭素(63.9g,0.40mol)を、アイス/ソルトバ
スに放置された、水酸化ナトリウム(33.0g,0.825mol)の
水(200ml)溶液に、10℃未満の温度を維持するような速
さで、1滴ずつ添加した。反応混合物を5〜10℃で30〜
40分間撹拌し続けた。上記を終えると同時に、第1段階
で得られたチオエーテル(0.05mol)の水(160ml)スラリー
をビーカーに調製した。これに、炭酸水素ナトリウム
(5.14g,0.06mol)を、泡が発生するのを防止するように
一部ずつ添加した。約40分間撹拌した後、混合物を濾過
し、透明な溶液を得た。次いで、この溶液を15℃未満の
温度を維持するような速さで、上述のBr2/NaOH/H2O溶液
に1滴ずつ添加した。添加終了後、1晩撹拌を続け、濾
過し、水で洗浄しそして空気乾燥させることにより、白
い沈澱物を得た。
【0081】式(III)の安定剤の調製のための一般的な
方法 メルカプト酢酸(20.26g,0.22mol)を、よく撹拌された、
α,ω-ジブロモハイドロカーボン(0.1mol)および炭酸水
素ナトリウム(42.0g,0.5mol)の水(200ml)およびエタノ
ール(200ml)の混合物の溶液に一滴ずつ添加した。次い
で、反応混合物を16時間加熱還流した。混合物を冷却し
た後、氷浴で放置し、そして濃HClでpH=1に酸性化し
た。沈澱したジチオエーテル(典型的に白色)を、濾過し
て集め、水で洗浄し、そして真空オーブンで60℃で乾燥
することにより、高い収率で対応するチオエーテルアセ
テートを得た。
【0082】臭素(127.8g,0.80mol)を、アイス/ソルト
バスに放置された、水酸化ナトリウム(66.0g,1.65mol)
の水(400ml)溶液に、10℃未満の温度を維持するような
速さで、1滴ずつ添加した。反応混合物を5〜10℃で30
〜40分間撹拌し続けた。同時に、第1段階で得られたジ
チオエーテル(0.05mol)の水(300ml)スラリーをビーカー
に調製した。これに、炭酸水素ナトリウム(10.31g,0.12
3mol)を、泡が発生するのを防止するように一部ずつ添
加した。約40分間撹拌した後、混合物を濾過し、透明な
溶液を得た。次いで、この溶液を20℃未満の温度を維持
するような速さで、上述のBr2/NaOH/H2O溶液に1滴ずつ
添加した。
【0083】添加終了後、反応混合物をアイスバスに放
置しながら、さらに4〜6時間撹拌を続けた。白い沈澱
物を濾過し、水で洗浄し、そして50℃の真空オーブンで
乾燥することにより空気乾燥させた。
【0084】安定剤-6および安定剤-13の調製 ビス(トリブロモメチル)スルホン(安定剤-6)は、ジメチ
ルスルホキシドを次亜臭素酸ナトリウムの溶液に10℃未
満の温度で添加することにより調製された。
【0085】2-ブロモブタン-2-トリブロモメチルスル
ホン(安定剤-13)は、iso-ブチルチオ酢酸ナトリウムを
次亜臭素酸ナトリウムの溶液に添加することにより調製
された。iso-ブチルチオ酢酸ナトリウムは、2-ブロモブ
タンとメルカプト酢酸との反応により調製された。
【0086】
【表1】
【0087】安定性試験結果 ポリブロモアルキルスルホン分子は、2つの光熱写真銀
の処方、即ち、ドライ銀の「グリーン感光紙」処方および
ドライ銀の「赤外線感光フィルム」処方における、処理後
安定剤(かぶり防止剤)として試験された。
【0088】ドライ銀グリーン感光紙 ドライ銀グリーン感光紙のために、各々のポリブロモア
ルキルスルホン安定剤をグリーン感光性ドライ銀コーテ
ィング処方上のトップコートに添加した。
【0089】グリーン感光性ドライ銀処方は、以下の記
載のように調製された。
【0090】以下のステップは、赤い安全な光のもと
で、70゜Fのサーモスタットバスで行われた。
【0091】ドコサン酸銀/ドコサン酸半セッケン(201.
5g)の13.6重量%の溶液を、450mlのテフロン被覆のビー
カーに測り出し、ブトバーB/-76TM(1.12g)を添加し、そ
して混合物を30分以上撹拌した。10.00gの臭化亜鉛の10
0.0mlのメタノールの溶液の3つの1.00mlを、各添加後1
0分間撹拌しながら連続して添加した。トルエン(66.66
g)を添加し、混合物をさらに15分間撹拌した。100mlメ
チルエチルケトン中4.00gのピリジン溶液の2.40mlを、1
5分間撹拌を続けながら添加した。混合物を70゜Fで4時
間放置した。
【0092】ブトバーB-76TM(31.75g)を混合物に添加
し、次いで30分間撹拌した。100mlのメタノール中1.33g
のN-ブロモスクシンイミドの溶液の一部(2.73ml)を添加
し、そして30分間撹拌を続けた。混合物を60゜Fで一晩ゆ
っくりと撹拌した。
【0093】CAO-05TM(4.20g,ローム&ハース社、フィ
ラデルフィア、PAから購入される酸化防止剤)を5分間
撹拌しながら添加した。アクリロイド21TM(27.22g,ロー
ム&ハース)を5分間撹拌しながら添加した。
【0094】以下のステップは、緑の安全な光のもと
で、60゜F(15.5℃)のサーモスタットバス中で行われた。
【0095】0.03gの染料-2の25.00mlのメタノールおよ
び75mlのトルエン溶液の6.00mlアリコットを添加し、混
合物を5分間撹拌した。得られた溶液の粘度は、180か
ら220センチポイズの間であった。220センチポイズ以上
ならば、7.00mlのアセトンを添加し、粘度を上記範囲に
持っていった。
【0096】銀のトリップ処方は、紙上に1.25gm/ft2
のコーティング重量で、4.4mils(112μm)に被覆され、
そして1分間180゜Fで乾燥された。
【0097】トップコート溶液は、上記で調製された被
覆サンプル上に被覆された。それは、164.728gのアセト
ン、82.350gのメチルエチルケトン、33.300gのメタノー
ル、13.500gのC.A.398-6(セルロースアセテート、イー
ストマン・コダック)、1.680gのサイロイド74X6000(シ
リカ、ダビソン化学)、1.542gのフタラジン、1.068gの4
-メチルフタル酸、0.636gのテトラクロロフタル酸、お
よび0.60gの安定剤化合物を混合することにより調製さ
れた。
【0098】トップコート処方は、銀エマルジョンのト
ップに、0.24gm/ft2 のコーティング重量で、2.8milsに
被覆された。
【0099】表Iで挙げた全ての化合物は、0.1重量%、
0.2重量%、0.4重量%、および0.6重量%の濃度で、そ
して3sec/290゜F、6sec/250゜F、6sec/260゜F、および1
2sec/245゜Fの現像条件で、 ドライ銀ペーパートップコ
ート処方で試験された。現像されたサンプルは、70から
75ft-candleの周囲の光で暴露され続けた。各々のサン
プルのDmin は、1週間を基礎として測定され、安定剤
としての2-トリブロモメチルスルホニル-ベンゾチアゾ
ール(2-TBMBz)を含有するコントロールと比較された。
この材料は、米国特許第3874946号に記載されているよ
うに安定剤として好ましい。
【0100】表2〜6は、本発明の化合物が従来の好ま
しい化合物(2-TBMBz)よりよいことをはっきりと示して
いる。全ての表において、コントラストは、DlogEカー
ブの角度(水平から)である。
【0101】グリーン感光性被覆ペーパーは、イースト
マン・コダック#101タングステン光源を用いた光感光
計を用いて暴露することにより画像形成された。暴露
後、フィルム片(25mm×8インチ)は、ヒートロールプロ
セッサーで6秒間加熱することにより、250゜F(121℃)で
処理された。得られた画像は、コンピューター濃度計に
より評価された。感光結果は、Dmin、Dmax、スピードお
よびコントラストを含有する。これらのサンプルにおい
ては、スピード数を低くすればするほど、紙は「高感度
に」なる。画像形成しない材料の感光度も、また7、1
4、21および28日間、120゜F、50%の相対湿度で、以下の
エージングの促進に続いて評価された。
【0102】表2は、上記で調製されたグリーンドライ
銀ペーパー処方において、本発明の安定剤-4を2-TBMBz
と比較する。安定剤-4は、トップコート中、0.20%存在
した。2-TBMBzは、トップコート中、0.60%存在した。
両方のサンプルは、250゜Fで6秒間処理された。
【0103】表3は、上記で調製されたグリーンドライ
銀ペーパー処方において、本発明の安定剤-9を2-TBMBz
と比較する。安定剤-9は、トップコート中、0.20%存在
した。2-TBMBzは、トップコート中、0.60%存在した。
両方のサンプルは、250゜Fで6秒間処理された。
【0104】表4は、上記で調製されたグリーンドライ
銀ペーパー処方において、本発明の安定剤-2を2-TBMBz
と比較する。安定剤-2は、トップコート中、0.20%存在
した。2-TBMBzは、トップコート中、0.60%存在した。
両方のサンプルは、250゜Fで6秒間処理された。
【0105】表5は、上記で調製されたグリーンドライ
銀ペーパー処方において、本発明の安定剤-13を2-TBMBz
と比較する。安定剤-13は、トップコート中、0.20%存
在した。2-TBMBzは、トップコート中、0.60%存在し
た。両方のサンプルは、250゜Fで6秒間処理された。
【0106】画像形成材料の印刷安定性もまた評価され
た。表6は、安定剤4、9、2および13を混合した上記
で調製されたグリーンドライ銀ペーパー処方と、2-TBMB
zを混合したグリーンドライ銀ペーパー処方とを24週後
の印刷安定性を比較する。再び、本発明の安定剤が2-TB
MBzと有利に比較される。
【0107】ドライ銀赤外線感光フィルム 赤外線感光ドライ銀処方のために、各々のポリブロモア
ルキルスルホン安定剤を、赤外線感光ドライ銀コーティ
ング処方に添加した。この赤外線感光ドライ銀処方は、
以下のように調製される。
【0108】ハロゲン化銀-ドコサン酸銀のドライセッ
ケンは、米国特許第3839049号の方法により調製され
た。ハロゲン銀は合計の銀の9重量%を総計し、そして
ドコサン酸銀塩は、合計の銀の91重量%であった。ハロ
ゲン化銀は、前もって形成されたハロゲン化銀の粒状物
の50/50の混合物であった。両方は、2%のヨウ化物と9
8%の臭化物の組成を持ち、単分散された。2つの銀ブ
ロモイオダイドエマルジョンは、0.055ミクロンおよび
0.07ミクロンの大きさの粒状物を有した。
【0109】光熱写真エマルジョンは、300gのハロゲン
化銀-ドコサン酸銀のドライ金属塩を、525gのトルエ
ン、1675gの2-ブタノンおよび50gのポリビニルブチラー
ル(ブトバーB-76、モンサント)と均一化させることによ
り調製された。均一化されたエマルジョンは(500g)およ
び100gの2-ブタノンを、撹拌しながら13℃まで冷却し
た。75.7gのポリビニルブチラール(ブトバーB-76)をさ
らに添加し、20分間撹拌した。ピリジニウムハイドロブ
ロマイドパーブロマイド(0.45g)を添加して、2時間撹
拌した。3.25mlの臭化カルシウム溶液(1gのCaBr2と10m
lのメタノール)の添加後、30分撹拌した。温度を21℃ま
で上昇させ、以下を、撹拌しながら15分間で添加した。
3gの2-(4-クロロベンゾイル)安息香酸、IR染料溶液(8.
8mgの染料-1の7.1gのDMFの溶液)、0.15gの2-メルカプト
ベンズイミダゾール、および16.6gの1,1-ビス(2-ヒドロ
キシ-3,5-ジメチルフェニル)-3,5,5-トリメチルヘキサ
ン。
【0110】各々の安定剤を、0.13重量%、0.19重量
%、および0.26重量%の量で上述の処方に添加した。各
々のサンプルは、以下に記載のようにコーティングし、
そして1および2週間、49℃、相対湿度50%でエージン
グした後に感光計により測定された。
【0111】光熱写真エマルジョンは、ナイフコーター
を用いて3mil(76μm)のポリエステルベース上に被覆さ
れ、そして175゜Fで4分間乾燥された。乾燥コーティン
グ重量は23g/m2であった。
【0112】活性な保護トップコート溶液は、以下の成
分で調製された。
【0113】256.0gのアセトン 123.0gの2-ブタノン 50.0gのメタノール 20.2gのセルロースアセテート 2.89gのフタラジン 1.55gの4-メチルフタル酸 1.01gのテトラクロロフタル酸 0.90gのテトラブロモフタル酸無水物 1.50gのテトラクロロフタル酸無水物
【0114】トップコート溶液は、3.0g/m2の乾燥重量
で銀層上に被覆された。その層は、165゜Fで4分間乾燥
された。
【0115】赤外感光被覆フィルムは、レーザーダイオ
ード感光計を用いて780nmで暴露されることにより画像
形成した。暴露後、フィルム片(35mm×8インチ)を、ホ
ットロールプロセッサーで260゜F、10秒間処理した。得
られた画像は、コンピューター濃度計により評価され
た。感光結果は、Dmin、Dmax、スピードおよびコントラ
ストを含有する。これらのサンプルおいては、スピート
数を高くすればするほど、フィルムが高感度になる。
【0116】表7および8は、上記で調製された赤外感
光ドライ銀フィルム処方において、本発明の安定剤1お
よび13と2-TBMBzとを比較する。存在する安定剤は、39g
の銀光熱写真エマルジョンに対する安定剤のグラムであ
る。全てのサンプルは、260゜F、10秒間処理された。
【0117】
【表2】
【0118】
【表3】
【0119】
【表4】
【0120】
【表5】
【0121】
【表6】
【0122】
【表7】
【0123】
【表8】
【0124】妥当なバリエーションおよび変形は、クレ
ームで定義されたような本発明の意図または範囲の両方
からはずれることなく、上記の記載から可能である。
フロントページの続き (72)発明者 ジョン・トーマス・ブレア アメリカ合衆国55144−1000ミネソタ州セ ント・ポール、スリーエム・センター(番 地の表示なし) (72)発明者 デイビッド・ターナー・アスク アメリカ合衆国55144−1000ミネソタ州セ ント・ポール、スリーエム・センター(番 地の表示なし)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 以下の式により表される化合物: 【化1】 ここで、R1、R2およびR3は、独立して水素、ハロゲン、
    アルキル基、アルコキシ基、チオアルキル基、シクロア
    ルキル基、過ハロゲン化されたアルキル基であり、また
    は一緒になって脂環式基を形成する。
  2. 【請求項2】 基材上に被覆された光熱写真組成物を有
    する光熱写真製品であり、ここで該光熱写真組成物は以
    下の(a)、(b)、(c)および(d)を含有する:(a)感光性ハ
    ロゲン化銀;(b)非感光性有機銀塩;(c)非感光性有機銀
    塩のための還元剤;および(d)以下の式のかぶり防止
    剤: 【化2】 ここで、R1、R2およびR3は、独立して水素、ハロゲン、
    アルキル基、アルコキシ基、チオアルキル基、シクロア
    ルキル基、過ハロゲン化されたアルキル基であり、また
    は一緒になって脂環式基を形成する。
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