JPH0622267A - 静止画記録カメラ - Google Patents

静止画記録カメラ

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JPH0622267A
JPH0622267A JP4173293A JP17329392A JPH0622267A JP H0622267 A JPH0622267 A JP H0622267A JP 4173293 A JP4173293 A JP 4173293A JP 17329392 A JP17329392 A JP 17329392A JP H0622267 A JPH0622267 A JP H0622267A
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JP4173293A
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Katahide Hirasawa
方秀 平沢
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 静止画の重畳記録を適切に行うこと。 【構成】 光学的な映像情報を電気信号に変換して得ら
れた映像信号に関する複数の静止画像をそれぞれ個別に
記録媒体109に記録する静止画記録手段104,11
1,112と、複数の静止画像を重畳して記録媒体10
9に記録する重畳画記録手段110,118とを有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、静止画記録カメラに関
する。
【0002】
【従来の技術】近年磁気記録の分野では、高密度記録に
対する要求が高まっており、ビデオテープレコーダ(V
TR)においてもテープの走行速度を低下させ、さらに
高密度な磁気記録を行うようになってきている。
【0003】テープの走行速度が低下すると、例えば固
定ヘッドを用いてオーディオ信号を記録した場合、相対
速度が大きくとれず、再生音質が低下してしまうという
問題点が生じる。これを解決する一つの手段として、回
転ヘッドで操作されるトラックの長さを従来より長くし
て、その延長部分に時間軸圧縮したオーディオ信号を順
次記録する方法がある。具体的には、回転ヘッドヘリカ
ルスキャンタイプのVTRにおいて、従来回転シリンダ
に磁気テープを180度以上巻き付けていたのに対し、
この方法では回転シリンダに(180+θ)度以上巻き
付け、余分に巻き付けた“θ”の部分にPCM化され、
かつ時間軸圧縮されたオーディオ信号を記録する方式で
ある。
【0004】図11は、このようなVTRのテープ走行
系を示す図、図18は図17に示すVTRによる磁気テ
ープ上の記録軌跡を示す図である。図17において1は
磁気テープ、2は回転シリンダ、3,4はシリンダ2に
取り付けられたヘッド、5はテープ1上に形成されたト
ラックのビデオ信号記録領域部分、6は同じくPCMオ
ーディオ信号記録領域部分である。ビデオ領域5は回転
シリンダ2の180度分でヘッド3,4によりトレース
され、また、6は回転シリンダ2のθ分でトレースされ
る。
【0005】以上のように、ビデオ信号を記録しなが
ら、別の領域にディジタル信号を記録する方式を応用し
た例として、前記ディジタル信号記録領域に静止画像を
ディジタル信号で記録することが提案されている。静止
画像であれば、前記PCM領域を複数回走査することに
よって、その情報を磁気テープ上に全て記録することが
可能である。この方法によれば、動画撮影と同一の撮影
装置と同一の記録媒体を使って静止画撮影が行えるばか
りでなく、従来のVTRにおける、テープの走行を停止
し、同一トラックのビデオ信号を再生する静止画像よ
り、高画質の静止画像を得ることが可能になる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例においては、本来重畳しない静止画を撮影するための
信号処理回路を使っているので、静止画の重畳撮影を行
おうとすると以下のような欠点があった。
【0007】1.複数の静止画をそのまま単純にメモリ
上に加算していくと、やがてメモリの内容が飽和してし
まう。
【0008】2.重畳画だけを記録していると、上記の
ような理由で撮影に失敗した場合、別の記録が残らな
い。また、重畳している中から重畳していない静止画を
抜き出そうとしても、情報として重ね合わされているの
で、その部分だけを抜き出すことはできない。
【0009】3.1に関して、飽和させないためには、
予め撮影枚数を指定して、記録レベルを抑圧しながら撮
影しなければならないが、操作が面倒であるし、撮影を
開始すると、さらに重畳したい場合でもそれができなく
なってしまう。
【0010】また、上記従来例においては、本来動画撮
影用に設計された撮像素子を使っているので、最長の露
光時間が1垂直同期期間となっており、これ以上の長時
間露光はできないという欠点があった。
【0011】本発明の目的は以上のような問題を解消し
た静止画記録カメラを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、光学的な映像情報を電気信号に変換して得
られた映像信号に関する複数の静止画像をそれぞれ個別
に記録媒体に記録する静止画記録手段と、前記複数の静
止画像を重畳して前記記録媒体に記憶する重畳画記録手
段とを有することを特徴とし、さらに、光学的な映像情
報を電気信号に変換して得られた映像信号に関する複数
の静止画像を重畳して記憶する記憶手段と、該記憶手段
に重畳記憶される前記各静止画像の信号レベルを、重畳
する静止画数に対応して変化させる手段とを具えたこと
を特徴とし、さらに、光学的な映像情報を電気信号に変
換して得られた映像信号に関する静止画像を記憶する記
憶手段と、前記静止画像の露光を前記記憶手段への前記
静止画像信号の蓄積によって行う手段とを具えたことを
特徴とする。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0014】(第1の実施例)図1および図2は本発明
の第1、第2および第3の実施例の構成図である。同図
において101はレンズ鏡筒、102は撮像素子、10
3は動画記録用の信号処理回路、104は静止画記憶用
の画像メモリ、105は静止画記録用の信号処理回路、
106は静止画撮影と動画撮影とのモードによって切り
替わるスイッチ、107は増幅器、108はヘッド、1
09は記録媒体であるところの磁気テープであって、1
09は図示しないテープ送り機構(テープデッキ)にセ
ットされていて、テープの走行はレコーダ部制御装置1
12と前記送り機構によって制御されている。110は
制御装置111との通信によってメモリ104,118
に画像を記憶したり、画像を重畳記憶したり、これを出
力したり、またメモリの内容をクリアしたりするメモリ
制御回路である。制御装置111は、メモリ制御回路1
10や画像メモリ104等のカメラ部を制御する。レコ
ーダ部制御装置112は信号処理回路103および10
5、スイッチ106やテープ走行系を制御する。113
は記録トリガボタンであって、記録(Rec)と記録待
機(Rec.Pause)と停止(Stop)の3つの
状態を設定できる。114は静止画と動画と重畳画の撮
影モードを切り替えるスイッチ、115はレリーズスイ
ッチ、116は重畳画撮影の際、撮像素子102の出力
レベルを、圧縮レベル送出回路117からの制御信号に
よって圧縮する圧縮回路であってメモリから構成され
る。圧縮レベル送出回路117は制御装置111の制御
によって圧縮回路116に圧縮レベルを送出する。11
8は画像メモリ104の内容を一旦取り込んで、重畳に
適したレベルに圧縮して加算器119に出力する演算機
能付きメモリ回路である。
【0015】図2は本実施例で用いられるカメラのスイ
ッチ部の外観を示したもので有り、201は本実施例で
用いられるところのカメラ全体、202はズームスイッ
チ、203は記録トリガボタン113の機能を有すると
ころのレリーズボタン、204はスイッチ114の機能
を有するところのモード選択スイッチである。
【0016】静止画は図3の302,303,304の
ように逐次テープ上に記録されて行く。すなわち画像メ
モリ104に一旦蓄えられた静止画映像情報は、画像処
理回路105を介して、第1枚目の画像は302に、第
2枚目の画像は303に、また第3枚目の画像は304
に逐次記録されて行く。重畳画をメモリ104で構成
し、テープ上に記録する場合には、302,303,3
04の各静止画記録領域に、重畳された画像が記録され
て行くことになる。
【0017】図1および図2によって構成されるカメラ
において、図3に示されるような形で重畳画を記録する
ための作業流れ図を図4,図5および図6に示す。
【0018】まず図4において制御装置111内での処
理について説明する。
【0019】401で作業が開始されると、402でス
イッチ114の状態を確認する。ここで114がムービ
ーモードになっていれば信号処理回路103を介してそ
のまま公知の動画撮影を行い、スチル(Still)モ
ードになっていれば、画像を重畳しない静止画撮影を圧
縮回路116、加算器119、画像メモリ104、信号
処理回路105を介して実行する。402で重畳モード
であると判断されると、405でスイッチ113の状態
を確認する。113が記録待機(Rec.Pause)
状態でなく、停止(Stop)の状態であれば、410
を経由してそのまま402に戻ってモードの変更を待
つ。410でスイッチ113が記録(Rec)の状態で
あれば、予め用意されている「クリアフラグ」と「記録
フラグ」をonにして(412,411),402に戻
る。記録の状態が継続する限り、402から411に至
る作業が繰り返される。この繰り返しは、後で説明する
図6の作業の中で、Rec状態を記録待機状態に戻し、
前記記録フラグをoffすることによって解除される。
405で記録待機状態と判断されると、406でレリー
ズスイッチ115が押されるまで待機する。406でレ
リーズスイッチ115が押されると、図5で詳しく説明
するように、407で重畳レベルを設定し、408で重
畳処理を行って、409でメモリ104に重畳記憶を行
い、405で次の操作を待機する。
【0020】図5は407,408,409における静
止画重畳のアルゴリズムを詳しく説明するものであっ
て、501でこのアルゴリズムの実行が開始されると、
406でレリーズの待機を行う。レリーズボタンが押さ
れると503と504でそれぞれでメモリ回路118と
圧縮回路116の圧縮比を決定する。圧縮比は重畳する
静止画の枚数nによって決定される。このnを計数する
カウンタは、図6で説明する作業フローの中で、重畳を
始める前に予め0にリセットされており、レリーズボタ
ンを押すたびに1つずつ502で増加する。
【0021】圧縮比の決定は、n番目に重畳する静止画
のレベルを1/n倍し、すでに重畳されている静止画の
レベルを(n−1)/n倍することによっていつでも加
算された重畳画のレベルが1を越えないようにするとい
う考え方のもとに行われる。この考え方に基づいて50
3と504で、各静止画(重畳画)に対する圧縮比が決
められる。次に505で圧縮回路116へ静止画を取り
込む。この時制御回路111からは圧縮回路116に圧
縮しない旨の命令を出力し、またメモリ回路118には
出力信号を0とする旨命令が出力される。ここで加算器
119を介して圧縮回路116の情報を画像メモリ10
4に送出し、その後、411で記録フラグをonにす
る。記録フラグがonになると、図6において説明する
ように、レコーダ部制御装置112で静止画の記録が開
始される。レコーダ部制御装置112では静止画の記録
が完了した時点で記録フラグをoffとするので、50
9で記録フラグがoffとなるのを待機する。以上で重
畳される前の静止画が記録されるので、続いて510
で、今度は制御装置111から圧縮回路116に対し
て、メモリ制御回路110から指定された圧縮比で加算
器119に出力する旨制御命令を出力すると共に、メモ
リ回路118にも同様の命令が出力される。506で
は、圧縮回路116とメモリ回路118からそれぞれ指
定された圧縮比で出力された信号を加算器119で加算
する。加算後の結果を507で画像メモリ104に書き
込んで、508で以上の重畳処理が完了していると判断
されれば402,405の処理の後、406へ戻る。ま
た、上記処理が完了していない場合には、510からの
動作を繰り返す。
【0022】画像メモリ104は、実際に重畳画を記憶
するメモリであるので、フィールドまたはフレームメモ
リである必要があるが、演算機能付きメモリ118や圧
縮回路116についてはこの必要がない。例えばレコー
ダ部制御装置112から圧縮回路116に画像を取り込
み、加算器119に対して出力するタイミングと、メモ
リ118が画像メモリ104からの出力を取り込み、演
算して加算器119に出力するタイミングが制御装置1
11、メモリ制御回路110によって正確に管理されて
いれば、圧縮回路116、メモリ118はラインメモリ
等の比較的小規模記憶素子を有する回路で十分となる。
ただし、処理時間の高速化を考えるのであれば、当然前
記メモリの容量は増加する。
【0023】次に図6でレコーダ制御装置112の作業
フローについて説明する。
【0024】レコーダ部制御装置112では、特に制御
装置111に対して前記記録フラグをoffとしたり、
記録待機か否かの情報等を送出したり、メモリのクリア
指示を出したりする動作を行う。これらのフラグをやり
とりして前記テープデッキ等レコーダ部をどのように制
御して行くかがこのレコーダ部制御装置112の作業フ
ローの軸となる。
【0025】まず601で作業が開始されると、602
で405と同様に記録待機か否かの判別を行う。停止モ
ードであれば、603で図示しない回転ヘッドの回転を
停止する。記録待機または記録の状態であった時には6
04でモードの判断を行う。動画モード(ムービー)で
あれば、605で記録待機なのか記録なのかのモード判
別を行って、記録モードであれば606で動画撮影を行
う。また605で記録待機と判断されると、607で回
転ヘッドの回転を継続しながら、動画記録に関係する回
路を記録準備状態にして602に戻る。
【0026】さて604で静止画または重畳画モードと
判断されると、まず609と610で回転ヘッドを回転
させながら、静止画記録に関係する回路を記録準備状態
にする。次に611で前記記録フラグのonを確認し、
onでない場合、602に戻って前記待機の動作を繰り
返す。図4で説明したように、記録フラグは画像メモリ
104への画像取り込みが完了し、撮影者がレリーズボ
タンを押すかスイッチ113を記録の位置にしてからo
nとなるので、記録フラグが制御装置111でonされ
たのであれば直ちに記録処理に取りかかって構わないこ
とになる。そこでまず、612で画像メモリ104から
データを読み込んで、613で逐次テープ上のトラック
に記録して行く。614では612,613の処理が完
了したかどうかを確認し、完了していなければそのまま
612に戻ってこれを繰り返す。614で記録の完了が
確認されると、617で記録待機状態とし、619で図
4にて説明したクリアフラグがonとなっているかどう
か確認する。クリアフラグがonになっているというこ
とは、先程記録した画像が重畳画であったことを意味
し、これを記録し終ったということなので、新しい重畳
に備えて618で画像メモリ104、圧縮回路116、
メモリ118の各メモリをクリアし、620でクリアフ
ラグをoffにして、かつ616でカウンタnの値も0
にクリアする。この後615で記録フラグをoffとし
て620に戻るのであるが、クリアフラグがonでなけ
れば、重畳する前の、各静止画の記録と判断して、前記
各メモリ(104,116,118)やカウンタのクリ
アを行わず、記録フラグのみを615でクリアして、6
02に戻る。618で104,116,118の各メモ
リをクリアして、615で記録フラグのoffを行って
602に戻る。
【0027】以上の動作によって、1枚1枚の静止画
と、これらを重ね合わせた映像がテープ上に記録され
る。記録フラグは画像メモリ上に静止画が記憶された後
onされ、該静止画が記録テープ上に記録され終った時
にoffとなる。また図4,図6に示したとおり、記録
待機の状態で静止画を重畳し、また、各静止画を重畳す
るタイミングで重畳しない静止画を記録して、スイッチ
113を記録とした時点で重畳画の記録を開始し、記録
を完了した時点でテープは自動的に停止してメモリとカ
ウンタnがクリアされて新しい重畳を待機することにな
る。
【0028】従って、制御装置111と112の相互通
信によって、重畳画の撮影から記録までが確実に行える
ようになる。
【0029】本実施例においては、レリーズは撮影者が
行うことを前提として説明を行った。しかし、本発明に
よれば、重畳の枚数はいくら増加してもそのたびに重畳
レベルを変更して重ね合わせて行くので、例えばレリー
ズを所定の時間間隔で自動的に行っても、本発明をその
まま利用できる。
【0030】(第2の実施例)図7は本発明の第2の実
施例を説明するブロック図である。本実施例は、テープ
上に記録するのに要する記録時間に関係なく重畳を行う
ための手段を示す。本実施例においては、図7に示すよ
うに901,902,903といった複数の画像メモリ
を用いる。この画像メモリの数は、テープ上にひとつの
静止画を記録するのに要する時間と、連続撮影の時間間
隔によって増減する。
【0031】図7においてスイッチ904,905は共
に圧縮レベル送出回路117によって制御を受けてい
る。連続撮影はスイッチ904がレリーズスイッチと連
動して動作することによって、またはカメラが自動的に
決めるレリーズ間隔に連動して動作することによって実
行される。スイッチ905の切り替えは、主に記録時間
に関係しており、例えば第1の実施例で説明したところ
の記録フラクのon/offに連動して動作する。さら
に、スイッチ904が、記録フラグのoff状態とan
dをとって動作すれば、連続撮影において、撮影のコマ
が落ちるといった撮影漏れがなくなる。
【0032】以上説明したように、第1,第2の実施例
によれば、静止画の重畳撮影を行う際、重畳した結果を
テープ上に記録すると共に、重畳する前の静止画もテー
プ上に記録することによって、重畳画のほかに連続撮影
による静止画が撮影できるようになるので、重畳画の撮
影に失敗しても静止画をつなげてみたり、または後で編
集して改めて重畳画を作ったりすることが可能になっ
た。さらに、連続撮影や重畳画の中の特定の1枚の静止
画を選択,抽出できるようになったので、静止画記録の
利用範囲を大きく拡大できるようになった。
【0033】(第3の実施例)まず図8において制御装
置111内での処理について説明するが、410におい
て、スイッチ113が記録の状態であれば、予め用意さ
れている「記録フラグ」をonにして(411)、40
2に戻る点が異なるのみで他は第1の実施例(図4)と
同じである。
【0034】図9は図8の407,408,409にお
ける静止画重畳のアルコリズムを詳しく説明するもので
あるが、505から506にすすみ、411,509,
510をなくした点および508で重畳完了でないとき
に505に戻る点が異なるのみで、他は第1の実施例
(図5)と同じである。
【0035】次に505で圧縮回路116へ静止画を取
り込んで、506で圧縮回路116とメモリ118から
それぞれ指定された圧縮比で信号が出力され、これを加
算器119で加算する。これを507でメモリ104に
書き込んで、508でこの処理が完了していなければこ
れを繰り返す。
【0036】次に図10でレコーダ部制御装置112の
作業フローについて説明するが、611で記録フラグの
onを確認し、onの場合、次の画像重畳に備え、61
0で、図9の502等で示したカウンタnを0にクリア
し、612にすすみ、画像メモリからデータを読み込ん
で、613で逐次テープ上のトラックに記録して行く。
614では612,613の処理が完了したかどうかを
確認し、完了していなければそのまま612に戻ってこ
れを繰り返す。614で記録の完了が確認されると、6
17で記録待機状態とした後、次に618で104,1
16,118の各メモリをクリアして、615で記録フ
ラグのoffを行って602に戻る点が異なるのみで他
は第1の実施例(図6)と同じである。
【0037】以上の動作によって、1枚の重畳画がテー
プ上に記録される。記録フラグは画像メモリ上に静止画
が記憶された後onされ、該静止画が記録テープ上に記
録され終った時にoffとなる。また図8,図10に示
したとおり、記録待機の状態で静止画を重畳し、スイッ
チ113を記録とした時点で記録を開始し、記録を完了
した時点でテープは自動的に停止してメモリとカウンタ
nがクリアされて新しい重畳を待機することになる。
【0038】従って、制御装置111と112の相互通
信によって、重畳画の撮影から記録までが確実に行える
ようになる。本実施例においては、レリーズは撮影者が
行うことを前提として説明を行った。しかし、本発明に
よれば、重畳の枚数はいくら増加してもそのたびに重畳
レベルを変更して重ね合わせて行くので、例えばレリー
ズを所定の時間間隔で自動的に行っても、本発明をその
まま利用できる。
【0039】以上のような第3の実施例によれば、重畳
撮影を行うことにより、重畳を何枚重ねても、重ねた枚
数に従って過去の重畳された情報と新しく重畳する情報
のレベルが常に平均されるので、メモリを飽和させるこ
となく、良好な多重露光を実現することが可能になる。
【0040】(第4の実施例)図11および図12は本
発明の第4,第5の実施例の構成図である。同図におい
て第1〜第3の実施例と異なるのは次の点であって、他
は第1〜第3の実施例と同じである。すなわち、制御装
置111は、垂直同期信号を取り込み、スイッチ114
は静止画と動画と長時間露光の撮影モードを切り替える
ようになっている。他は図1と同じである。
【0041】図12も同様で、204はスイッチ114
の機能を有するところのモード選択スイッチである。静
止画は図3の302,303,304のように逐次テー
プ上に記録されて行く。すなわち画像メモリ104に一
旦蓄えられた静止画映像情報は、画像処理回路105を
介して、第1枚目の画像は302に、第2枚目の画像は
303に、また第3枚目の画像は304に逐次記録され
て行く。長時間蓄積された画像をメモリ104で構成
し、テープ上に記録する場合には、302,303,3
04の各静止画記録領域に、長時間蓄積された画像が記
録されて行くことになる。
【0042】図11および図12によって構成されるカ
メラにおいて、図3に示されるような形で長時間露光さ
れた画像を記録するための作業流れ図を図13,14お
よび15に示す。
【0043】まず、図13において制御装置111内で
の処理について説明する。701で作業が開始される
と、702にすすむが、702〜706は図4の402
〜406と、708〜711は同408〜411と同様
であるので、詳細説明は省略する。702で長時間露光
モードであると705,706にすすみ、706でレリ
ーズスイッチが押されると、図14で詳しく説明するよ
うに、707で露光時間を設定し、708で重畳処理を
行って、709でメモリ104に重畳記憶を行い、71
2で露光の完了を確認して702に戻る。
【0044】図14は707,708,709における
静止画重畳のアルゴリズムを詳しく説明するものであっ
て、751でこのアルコリズムの実行が開始されると7
06でレリーズの待機を行う。この待機の期間中(70
2,705の制御処理を行う)に、撮影者が露光時間の
設定をする。レリーズボタンが押されると752で重畳
回数nの計算がなされる。重畳回数nは、例えば撮像素
子の1回の露光が1垂直同期期間であるとすると、
(1)式で表される。
【0045】 重畳回数n=露光時間/垂直同期期間 (1) nが決定された後、753でnを1減ずる。さらに75
4で撮像素子のリセットを行って、755で撮像素子に
電荷の蓄積を開始する。756で垂直同期信号の到来を
待機し、755での電荷蓄積は、結局1垂直同期期間実
行される。756で1垂直同期期間だけ電荷を蓄積した
ことが確認されると757で圧縮回路116に静止画を
取り込む。さらに758で画像メモリ104からメモリ
回路118に記憶データを出力し、759の段階で加算
器119において、メモリ回路118と圧縮回路116
の出力を加算し、760で画像メモリ104に加算結果
を記憶する。上記の重畳動作が完了したことを761で
確認後、カウンタnの値を762で確認する。nの値が
0になっていなければ、指定された露光時間の露光を行
っていないものとして、753に戻り、一連の動作を繰
り返す。また、n=0となっていることが確認される
と、指定の露光を終了したとして、702,705の判
別を行って706に戻る。
【0046】画像メモリ104は、実際に重畳画を記憶
するメモリで有るので、フィールドまたはフレームメモ
リである必要があるが、118や116のメモリについ
てはこの必要がない。例えばレコーダ部制御装置112
から圧縮回路116に画像を取り込み、加算器119に
対して出力するタイミングと、メモリ回路118が画像
メモリ104から出力を取り込み、演算して加算器11
9に出力するタイミングが制御装置111、メモリ制御
回路110によって正確に管理されていれば、116,
118はラインメモリ等の比較的小規模記憶素子を有す
る回路で十分となる。ただし、処理時間の高速化を考え
るのであれば、当然前記メモリの容量は増加する。
【0047】次に図15でレコーダ部制御装置112の
作業フローについて説明する。レコーダ部制御装置11
2では、特に制御装置111に対して前記記録フラグを
offとしたり、記録待機か否かの情報等を送出した
り、メモリのクリア指示を出したりする動作を行う。こ
れらのフラグをやりとりして前記テープデッキ等レコー
ダ部をどのように制御して行くかがレコーダ部制御装置
112の作業フローの軸となる。この作業フローは全体
的に図10と同様であるが、811で記録フラグがon
のときに直ちに記録処理に取りかかって構わないので、
そのまま812で画像メモリからデータを読み込む点が
異なるのみである。
【0048】以上の動作によって、長時間画像メモリ上
に蓄積された1枚1枚の静止画がテープ上に記録され
る。記録フラグは画像メモリ上に静止画が記憶された後
onされ、該静止画が記録テープ上に記録され終った時
にoffとなる。また図13,図15に示したとおり、
記録待機の状態で静止画を重畳し、スイッチ113を記
録とした時点で重畳画の記録を開始し、記録を完了した
時点でテープは自動的に停止してメモリとカウンタnが
クリアされて新しい重畳を待機することになる。従っ
て、制御装置111と112の相互通信によって、重畳
画の撮影から記録までが確実に行えるようになる。
【0049】(第5の実施例)図16は本発明の第5の
実施例を説明するための作業流れ図である。本実施例で
は、レリーズボタンが押されている間、画像を蓄積し続
ける場合の動作を説明する。
【0050】図13の705より、図16の706に作
業が移行してきて、706でレリーズボタンのonが確
認されると、755、756で撮像素子への電荷の蓄積
が、垂直同期期間を単位として実行される。各垂直同期
信号が到来する毎に、757で圧縮回路116に静止画
を取り込み、758で画像メモリ104からメモリ回路
118に記憶データを出力する。759で圧縮回路11
6とメモリ回路118の出力を加算器119で加算し、
760で画像メモリ104に加算結果を入力し、記憶す
る。761で加算が完了したと判断されれば、851で
レリーズボタンのOffを確認する。レリーズボタンが
offとなっていなければ、蓄積をさらに繰り返すもの
と判断して755に戻る。またレリーズボタンがoff
となっていれば、711で記録フラグをonとしてこの
長時間露光画像をテープ上に記録する。852で記録の
完了が確認されると、702,705の判別を行って7
06に戻る。
【0051】以上の動作を繰り返すことにより、レリー
ズボタンが押されている期間は画像の蓄積がためされ、
結果としてバルブ撮影が可能になる。
【0052】以上説明したように、第4,第5の実施例
によれば垂直同期期間より長い露光を行う際には、画像
メモリに各垂直同期間当たりの静止画を重畳することに
より、これが可能になる。この露光が可能になることに
より、静止画撮影での建物の撮影や、これまで動画用カ
メラでは撮影が困難であった暗い被写体への対応ができ
るようになった。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、静
止画の重畳撮影をきわめて適切に行うことができ、さら
に長時間露光も行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1,第2および第3の実施例の構成
図である。
【図2】カメラのスイッチ部の外観を示す図である。
【図3】テープ上の記録形態示す図である。
【図4】制御装置内の作業のフローチャートである。
【図5】静止画重畳のフローチャートである。
【図6】レコーダ部制御装置の作業フローチャートであ
る。
【図7】第2の実施例のブロック図である。
【図8】第3の実施例における制御装置の作業のフロー
チャートである。
【図9】静止画重畳のフローチャートである。
【図10】レコーダ部制御装置の作業フローチャートで
ある。
【図11】第4,第5の実施例の構成図である。
【図12】カメラのスイッチ部の外観を示す図である。
【図13】第4の実施例における制御装置内の作業のフ
ローチャートである。
【図14】静止画重畳のフローチャートである。
【図15】レコーダ部制御装置の作業フローチャートで
ある。
【図16】第5の実施例の作業フローチャートである。
【図17】VTRのテープ走行系を示す図である。
【図18】磁気テープ上の記録軌跡を示す図である。
【符号の説明】
104 画像メモリ 110 メモリ制御回路 111 制御装置 112 レコーダ部制御装置 118 メモリ回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学的な映像情報を電気信号に変換して
    得られた映像信号に関する複数の静止画像をそれぞれ個
    別に記録媒体に記録する静止画記録手段と、前記複数の
    静止画像を重畳して前記記録媒体に記録する重畳画記録
    手段とを有することを特徴とする静止画記録カメラ。
  2. 【請求項2】 光学的な映像情報を電気信号に変換して
    得られた映像信号に関する複数の静止画像を重畳して記
    憶する記憶手段と、該記憶手段に重畳記憶される前記各
    静止画像の信号レベルを、重畳する静止画数に対応して
    変化させる手段とを具えたことを特徴とする静止画記録
    カメラ。
  3. 【請求項3】 光学的な映像情報を電気信号に変換して
    得られた映像信号に関する静止画像を記憶する記憶手段
    と、前記静止画像の露光を前記記憶手段への前記静止画
    像信号の蓄積によって行う手段とを具えたことを特徴と
    する静止画記録カメラ。
JP4173293A 1992-06-30 1992-06-30 静止画記録カメラ Pending JPH0622267A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006046460A1 (ja) * 2004-10-26 2006-05-04 Nikon Corporation デジタルカメラおよび画像合成装置

Cited By (2)

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WO2006046460A1 (ja) * 2004-10-26 2006-05-04 Nikon Corporation デジタルカメラおよび画像合成装置
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