JPH06223531A - テープカセット - Google Patents
テープカセットInfo
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- JPH06223531A JPH06223531A JP786693A JP786693A JPH06223531A JP H06223531 A JPH06223531 A JP H06223531A JP 786693 A JP786693 A JP 786693A JP 786693 A JP786693 A JP 786693A JP H06223531 A JPH06223531 A JP H06223531A
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- Japan
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- slider
- lower half
- tape
- cassette
- cassette housing
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 カセット匣体の下面側にスライダを配して、
テープローディング用ガイド系の挿入凹部とリール軸挿
入孔を開閉するようにしたテープカセットにおいて、ス
ライダを安定してロックすることができ、またスライダ
が変形される状態になっても、開閉動作を円滑に行える
ようにする。 【構成】 下ハーフ3の平板部に左右一対のストッパー
3d,3eを弾性的に設け、両側壁部3b,3cの外側
面にこう配面3b1 ,3c1 を形成すると共に上部垂直
面部に複数の突起部3b2 ,3c2 を形成し、この下ハ
ーフ3に前後方向に摺動可能に嵌挿されるスライダ9の
両側面部9c,9dが突起部3b2 ,3c 2 に摺接され
る。このスライダ9にストッパー3d,3eに係合され
る係止孔9e,9f及び9g,9hを前後方向に所要間
隔で設ける。
テープローディング用ガイド系の挿入凹部とリール軸挿
入孔を開閉するようにしたテープカセットにおいて、ス
ライダを安定してロックすることができ、またスライダ
が変形される状態になっても、開閉動作を円滑に行える
ようにする。 【構成】 下ハーフ3の平板部に左右一対のストッパー
3d,3eを弾性的に設け、両側壁部3b,3cの外側
面にこう配面3b1 ,3c1 を形成すると共に上部垂直
面部に複数の突起部3b2 ,3c2 を形成し、この下ハ
ーフ3に前後方向に摺動可能に嵌挿されるスライダ9の
両側面部9c,9dが突起部3b2 ,3c 2 に摺接され
る。このスライダ9にストッパー3d,3eに係合され
る係止孔9e,9f及び9g,9hを前後方向に所要間
隔で設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデジタル信号、例えばP
CM信号を記録・再生するのに使用して好適なテープカ
セットに関する。
CM信号を記録・再生するのに使用して好適なテープカ
セットに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、音響信号等のアナログ信号をデジ
タル信号、例えばPCM信号に変換して磁気テープに記
録(又は再生)するPCM信号記録再生装置が提案され
ている。このPCM信号記録再生装置として回転ヘッド
を使用して比較的高い記録密度が得られるようにしたも
のがある。この回転ヘッドを使用したPCM信号記録再
生装置においては、再生(又は記録)時に磁気テープが
設けられた回転ドラムにローディングされた状態で再生
(又は記録)がなされる。
タル信号、例えばPCM信号に変換して磁気テープに記
録(又は再生)するPCM信号記録再生装置が提案され
ている。このPCM信号記録再生装置として回転ヘッド
を使用して比較的高い記録密度が得られるようにしたも
のがある。この回転ヘッドを使用したPCM信号記録再
生装置においては、再生(又は記録)時に磁気テープが
設けられた回転ドラムにローディングされた状態で再生
(又は記録)がなされる。
【0003】ところで、この磁気テープを装填するテー
プカセットにおいては、磁気テープに指が触れて油脂成
分が付着したり、塵埃がついたりすると再生信号にドロ
ップアウトを生じるので、磁気テープに指が触れたり塵
埃がつくことがないように磁気テープを出来るだけ密封
する必要がある。又、再生(又は記録)時にテープカセ
ットから磁気テープをローディング出来るようにカセッ
ト匣体の前部にガイド系を挿入するための空間が必要で
ある。このため、図8乃至図10に示す如きテープカセ
ットが提案されている(特開昭60−175271号公
報)。
プカセットにおいては、磁気テープに指が触れて油脂成
分が付着したり、塵埃がついたりすると再生信号にドロ
ップアウトを生じるので、磁気テープに指が触れたり塵
埃がつくことがないように磁気テープを出来るだけ密封
する必要がある。又、再生(又は記録)時にテープカセ
ットから磁気テープをローディング出来るようにカセッ
ト匣体の前部にガイド系を挿入するための空間が必要で
ある。このため、図8乃至図10に示す如きテープカセ
ットが提案されている(特開昭60−175271号公
報)。
【0004】即ち図8乃至図10において、1はカセッ
ト匣体を示し、このカセット匣体1はねじ止めにより合
体された一対の上ハーフ2及び下ハーフ3より構成され
ている。4a及び4bはカセット匣体1内に収納され下
ハーフ3の所定位置に設けられた一対のリール軸挿入孔
5a及び5bに回転できるように遊嵌された一対のリー
ルハブであり、この一対のリールハブ4a,4bに磁気
テープ6が巻回される。7a及び7bは夫々前面部に面
して左右の側壁部寄りに設けられたテープガイドであ
り、磁気テープ6がこのテープガイド7a及び7b間に
架張されることにより前面部の所定位置を走行できるよ
うになされる。3aはテープガイド7a及び7b間に架
張された磁気テープ6の背面側の下ハーフ3が所定幅に
亘って略長方形状に形成された凹部であり、記録又は再
生時にこの凹部3a内に記録再生装置からテープローデ
ィング用のガイド系が挿入される。
ト匣体を示し、このカセット匣体1はねじ止めにより合
体された一対の上ハーフ2及び下ハーフ3より構成され
ている。4a及び4bはカセット匣体1内に収納され下
ハーフ3の所定位置に設けられた一対のリール軸挿入孔
5a及び5bに回転できるように遊嵌された一対のリー
ルハブであり、この一対のリールハブ4a,4bに磁気
テープ6が巻回される。7a及び7bは夫々前面部に面
して左右の側壁部寄りに設けられたテープガイドであ
り、磁気テープ6がこのテープガイド7a及び7b間に
架張されることにより前面部の所定位置を走行できるよ
うになされる。3aはテープガイド7a及び7b間に架
張された磁気テープ6の背面側の下ハーフ3が所定幅に
亘って略長方形状に形成された凹部であり、記録又は再
生時にこの凹部3a内に記録再生装置からテープローデ
ィング用のガイド系が挿入される。
【0005】8は左右両側部に設けたアーム部8a及び
8bにてカセット匣体1の前面部側に回動できるように
軸支された前面蓋であり、この前面蓋8によりカセット
匣体1の前面部が開閉される。9は下ハーフ3に対して
前後方向に摺動可能に係合され下面部に対面するように
なされた略コ字状のスライダで、凹部3aを開くように
後方に摺動された状態においてリール軸挿入孔5a及び
5bに対応するようにリール軸挿入対応孔9a及び9b
が穿設されている。
8bにてカセット匣体1の前面部側に回動できるように
軸支された前面蓋であり、この前面蓋8によりカセット
匣体1の前面部が開閉される。9は下ハーフ3に対して
前後方向に摺動可能に係合され下面部に対面するように
なされた略コ字状のスライダで、凹部3aを開くように
後方に摺動された状態においてリール軸挿入孔5a及び
5bに対応するようにリール軸挿入対応孔9a及び9b
が穿設されている。
【0006】また、このスライダ9は下ハーフ3に対し
て前後方向に摺動可能に係合されるように両側面部9c
及び9dが下ハーフ3の両側壁部3a及び3cの外側面
に添接し、この両側面部9c及び9dの中央部上縁から
内向きに抜け止片9c1 及び9d1 を突設して両側壁部
3a及び3cの上縁に摺接させると共に抜け止片9c 1
及び9d1 の先端から上方に係合片9c2 及び9d2 を
突設して上ハーフ2の両側壁部の内面側に摺接するよう
に成され、そして下ハーフ3との間に引張りコイルスプ
リング10を張架して下ハーフ3に対して前方へ摺動偏
倚させている。
て前後方向に摺動可能に係合されるように両側面部9c
及び9dが下ハーフ3の両側壁部3a及び3cの外側面
に添接し、この両側面部9c及び9dの中央部上縁から
内向きに抜け止片9c1 及び9d1 を突設して両側壁部
3a及び3cの上縁に摺接させると共に抜け止片9c 1
及び9d1 の先端から上方に係合片9c2 及び9d2 を
突設して上ハーフ2の両側壁部の内面側に摺接するよう
に成され、そして下ハーフ3との間に引張りコイルスプ
リング10を張架して下ハーフ3に対して前方へ摺動偏
倚させている。
【0007】この様なテープカセットは保存時において
図6に示す如くカセット匣体1の前面部が前面蓋8によ
り閉じられると共にスライダ9が前方に摺動され凹部3
a及びリール軸挿入孔5a,5bがスライダ9により閉
じられ、磁気テープ6がカセット匣体1内に密封され
る。また、使用時においてはスライダ9が後方に摺動さ
れ凹部3a及びリール軸挿入孔5a,5bが開かれると
共に前面蓋8が上方向に回動され、カセット匣体1の前
面部に磁気テープ6が露呈され、凹部3a及びリール軸
挿入孔5a,5b内に夫々ガイド系及びリール軸が挿入
され、ガイド系により磁気テープ6がカセット匣体1の
前面部から回転ドラムにローディングされて所定の再生
(又は記録)が行われる。
図6に示す如くカセット匣体1の前面部が前面蓋8によ
り閉じられると共にスライダ9が前方に摺動され凹部3
a及びリール軸挿入孔5a,5bがスライダ9により閉
じられ、磁気テープ6がカセット匣体1内に密封され
る。また、使用時においてはスライダ9が後方に摺動さ
れ凹部3a及びリール軸挿入孔5a,5bが開かれると
共に前面蓋8が上方向に回動され、カセット匣体1の前
面部に磁気テープ6が露呈され、凹部3a及びリール軸
挿入孔5a,5b内に夫々ガイド系及びリール軸が挿入
され、ガイド系により磁気テープ6がカセット匣体1の
前面部から回転ドラムにローディングされて所定の再生
(又は記録)が行われる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように構成される
テープカセットはスライダ9が下ハーフ3に対して前後
方向に摺動されて下ハーフ側のガイド系挿入凹部3a及
びリール軸挿入孔5a,5bを開閉するように成されて
いるが、このスライダ9は下ハーフ3の下面から両側壁
部の外側面にかけて摺接する形状であるため、この摺動
において下ハーフ3との間に摺動抵抗が生じ、この抵抗
はスライダ9の成形材料自体の摩擦抵抗、成形寸法の狂
い等により変ることになり、これ等の点を勘案してスラ
イダ9を摺動偏倚させるスプリング10の弾性力を設定
している。しかし、スライダ9には摺動時において、こ
れを下ハーフ3に対してロックするロック部材による押
圧力が作用したり、また外部からの押圧力が作用するこ
とにより下方へ引曲したり、反返る等変形する状態とな
ってこのため両側面部9c,9dが下ハーフ3の両側壁
部3b及び3cの外側面に強く摺接することになるので
摺動抵抗が大となって摺動に円滑さを欠く不具合があ
る。
テープカセットはスライダ9が下ハーフ3に対して前後
方向に摺動されて下ハーフ側のガイド系挿入凹部3a及
びリール軸挿入孔5a,5bを開閉するように成されて
いるが、このスライダ9は下ハーフ3の下面から両側壁
部の外側面にかけて摺接する形状であるため、この摺動
において下ハーフ3との間に摺動抵抗が生じ、この抵抗
はスライダ9の成形材料自体の摩擦抵抗、成形寸法の狂
い等により変ることになり、これ等の点を勘案してスラ
イダ9を摺動偏倚させるスプリング10の弾性力を設定
している。しかし、スライダ9には摺動時において、こ
れを下ハーフ3に対してロックするロック部材による押
圧力が作用したり、また外部からの押圧力が作用するこ
とにより下方へ引曲したり、反返る等変形する状態とな
ってこのため両側面部9c,9dが下ハーフ3の両側壁
部3b及び3cの外側面に強く摺接することになるので
摺動抵抗が大となって摺動に円滑さを欠く不具合があ
る。
【0009】本発明はかかる点に鑑み下ハーフとスライ
ダの摺動抵抗、特に下ハーフとスライダの両側面部間の
摺動抵抗を減少するようにしたテープカセットを提供す
るものである。
ダの摺動抵抗、特に下ハーフとスライダの両側面部間の
摺動抵抗を減少するようにしたテープカセットを提供す
るものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】前述した問題を解決する
ために本発明は、前部にテープローディング用のガイド
挿入部が形成され、底面側にリール軸挿入孔が穿設され
て成るカセット匣体にガイド挿入部及びリール軸挿入孔
を開閉するスライダが下面側から両側壁部の外側面にか
けて摺接されているテープカセットにおいて、カセット
匣体とスライダとの間にスライダをロックするための左
右一対のロック手段を設けると共に、スライダの両側壁
部が摺接されるカセット匣体の両側壁部とスライダの両
側面部の何れか一方に長手方向に沿って所要間隔で複数
の突起部を形成したものである。
ために本発明は、前部にテープローディング用のガイド
挿入部が形成され、底面側にリール軸挿入孔が穿設され
て成るカセット匣体にガイド挿入部及びリール軸挿入孔
を開閉するスライダが下面側から両側壁部の外側面にか
けて摺接されているテープカセットにおいて、カセット
匣体とスライダとの間にスライダをロックするための左
右一対のロック手段を設けると共に、スライダの両側壁
部が摺接されるカセット匣体の両側壁部とスライダの両
側面部の何れか一方に長手方向に沿って所要間隔で複数
の突起部を形成したものである。
【0011】
【作用】このようにカセット匣体の両側壁部とスライダ
の両側面部の何れか一方に所要間隔で複数の突起部を形
成することによりカセット匣体とスライダとの摺接面積
が小さくなり、スライダの開閉時の摺動抵抗が減少され
て摺動が円滑に行えることになり、またスライダは開閉
位置において左右一対のロック手段により左右均等に安
定してロックされる。
の両側面部の何れか一方に所要間隔で複数の突起部を形
成することによりカセット匣体とスライダとの摺接面積
が小さくなり、スライダの開閉時の摺動抵抗が減少され
て摺動が円滑に行えることになり、またスライダは開閉
位置において左右一対のロック手段により左右均等に安
定してロックされる。
【0012】
【実施例】以下、本発明によるテープカセットの実施例
を図1乃至図7を参照して説明するも、前述した図8乃
至図10と対応する部材に同一符号を付してその詳細な
説明は省略する。
を図1乃至図7を参照して説明するも、前述した図8乃
至図10と対応する部材に同一符号を付してその詳細な
説明は省略する。
【0013】先ず図1乃至図5に示す第1の実施例にお
いて、1はカセット匣体、2及び3は夫々上ハーフ及び
下ハーフを示し、これら上ハーフ2及び下ハーフ3を合
成樹脂例えばABS樹脂にて形成し、その所定位置に前
面蓋8及びスライダ9を配設することによりテープカセ
ットを得る。ここで、本例においては図2乃至図4に示
すように下ハーフ3の両側壁部3b及び3cの外側面に
こう配面3b1 及び3c1 を形成すると共に上部垂直面
部に長手方向に所要間隔で複数の突起部3b2 及び3c
2 を形成し、この下ハーフ3に前後方向に摺動可能に嵌
挿されるスライダ9の両側面部9c及び9dが突起部3
b2 及び3c2 の頂位部において摺接するように成され
ている。
いて、1はカセット匣体、2及び3は夫々上ハーフ及び
下ハーフを示し、これら上ハーフ2及び下ハーフ3を合
成樹脂例えばABS樹脂にて形成し、その所定位置に前
面蓋8及びスライダ9を配設することによりテープカセ
ットを得る。ここで、本例においては図2乃至図4に示
すように下ハーフ3の両側壁部3b及び3cの外側面に
こう配面3b1 及び3c1 を形成すると共に上部垂直面
部に長手方向に所要間隔で複数の突起部3b2 及び3c
2 を形成し、この下ハーフ3に前後方向に摺動可能に嵌
挿されるスライダ9の両側面部9c及び9dが突起部3
b2 及び3c2 の頂位部において摺接するように成され
ている。
【0014】この下ハーフ3側の突起部3b2 及び3c
2 は下ハーフ3の成形の関係から上下方向の半円柱状に
形成されている。
2 は下ハーフ3の成形の関係から上下方向の半円柱状に
形成されている。
【0015】また、スライダ9の両側面部9c及び9d
の上縁長手方向に内方向きに下ハーフ3の両側壁部3b
及び3cの上縁に摺接する摺接面9c1 及び9d1 が形
成され、この摺接面9c1 及び9d1 の上面内縁側に前
部を除き後端まで突縁9c2及び9d2 を突設して、上
ハーフ2の両側壁部の内面側に摺接するように成されて
おり、そして平板部の前端部中央部には軸ピン11が植
立され、この軸ピン11に所要間隔を置いて後方へ開放
するフック部12が突設され、このフック部12の近傍
でやや後方寄りに小突起部12aが突設されている。さ
らにこのスライダ9の平板部の前半両側部にはスライダ
9が前方へ摺動された状態と、後方へ摺動された状態に
おいて下ハーフ3の平板部に弾性的に設けられたストッ
パー3d及び3eに係合される係止孔9e,9f及び9
g,9hが前後に所要間隔で設けられ、このストッパー
3d,3eと係止孔9e,9f,9g,9hによりロッ
ク手段を構成している。この係止孔9e,9f及び9
g,9hの周縁部9e1 ,9f1 及び9g1 ,9h1 は
図5に示すように内面側に所要高さの段差aを持って形
成してあり、スライダ9が下方へ引曲された状態でもス
トッパー3d及び3eから外れず、また反返った状態で
は、内面が下ハーフ3の下面に強く当接されないように
成されている。
の上縁長手方向に内方向きに下ハーフ3の両側壁部3b
及び3cの上縁に摺接する摺接面9c1 及び9d1 が形
成され、この摺接面9c1 及び9d1 の上面内縁側に前
部を除き後端まで突縁9c2及び9d2 を突設して、上
ハーフ2の両側壁部の内面側に摺接するように成されて
おり、そして平板部の前端部中央部には軸ピン11が植
立され、この軸ピン11に所要間隔を置いて後方へ開放
するフック部12が突設され、このフック部12の近傍
でやや後方寄りに小突起部12aが突設されている。さ
らにこのスライダ9の平板部の前半両側部にはスライダ
9が前方へ摺動された状態と、後方へ摺動された状態に
おいて下ハーフ3の平板部に弾性的に設けられたストッ
パー3d及び3eに係合される係止孔9e,9f及び9
g,9hが前後に所要間隔で設けられ、このストッパー
3d,3eと係止孔9e,9f,9g,9hによりロッ
ク手段を構成している。この係止孔9e,9f及び9
g,9hの周縁部9e1 ,9f1 及び9g1 ,9h1 は
図5に示すように内面側に所要高さの段差aを持って形
成してあり、スライダ9が下方へ引曲された状態でもス
トッパー3d及び3eから外れず、また反返った状態で
は、内面が下ハーフ3の下面に強く当接されないように
成されている。
【0016】そして、このスライダ9の軸ピン11にト
ーションスプリング13の中央コイル部13aを嵌挿
し、一端側13bをフック部12に後方側から小突起部
12aを乗り越えて係合させることにより、この一端側
13bはフック部12と小突起部12aにより挟持され
てトーションスプリング13はスライダ9に対して仮固
定状態となる。
ーションスプリング13の中央コイル部13aを嵌挿
し、一端側13bをフック部12に後方側から小突起部
12aを乗り越えて係合させることにより、この一端側
13bはフック部12と小突起部12aにより挟持され
てトーションスプリング13はスライダ9に対して仮固
定状態となる。
【0017】このようにトーションスプリング13を仮
固定したスライダ9を下ハーフ3の前側から摺動係合す
ることによりトーションスプリング13の他端側13c
が前側隔壁3fの前面に当接され、従ってスライダ9は
トーションスプリング13の偏倚力によって常時前方へ
偏倚されることになり、下ハーフ3の凹部3a及びリー
ル軸挿入孔5a,5bを閉塞し、またトーションスプリ
ング13の偏倚力に抗して後方へ軸ピン10が隔壁3f
の挿入部3f1 に挿入されるまでは摺動されることによ
り凹部3a及びリール軸挿入孔5a,5bが開放される
ことになる。
固定したスライダ9を下ハーフ3の前側から摺動係合す
ることによりトーションスプリング13の他端側13c
が前側隔壁3fの前面に当接され、従ってスライダ9は
トーションスプリング13の偏倚力によって常時前方へ
偏倚されることになり、下ハーフ3の凹部3a及びリー
ル軸挿入孔5a,5bを閉塞し、またトーションスプリ
ング13の偏倚力に抗して後方へ軸ピン10が隔壁3f
の挿入部3f1 に挿入されるまでは摺動されることによ
り凹部3a及びリール軸挿入孔5a,5bが開放される
ことになる。
【0018】なお、図2において2aは上ハーフ2に設
けられた透明窓部、14は上ハーフ2の内面側に前後方
向に摺動可能に配されたブレーキ体で、後部に両リール
ハブ4a及び4bに形成された係合歯部4a1 及び4b
1 に係合する爪片14a及び14bが突設され、また両
側部に、前面蓋8の開き動作時にそのアーム部8a及び
8bに係合されるアーム片14c及び14dが前方へ延
長して設けられており、このブレーキ体14はスプリン
グ15により常時後方へ摺動偏倚されて爪片14a及び
14bが両リールハブ4a及び4bに係合歯部4a1 及
び4b1 を介して係合してその回動を阻止し、また前面
蓋8の開き動作時にアーム部8a及び8bによりアーム
片14c及び14dが前方へ押圧されて前方へ移動され
爪片14a及び14bが両リールハブ4a及び4bより
離れ両リールハブは回動可能とされる。
けられた透明窓部、14は上ハーフ2の内面側に前後方
向に摺動可能に配されたブレーキ体で、後部に両リール
ハブ4a及び4bに形成された係合歯部4a1 及び4b
1 に係合する爪片14a及び14bが突設され、また両
側部に、前面蓋8の開き動作時にそのアーム部8a及び
8bに係合されるアーム片14c及び14dが前方へ延
長して設けられており、このブレーキ体14はスプリン
グ15により常時後方へ摺動偏倚されて爪片14a及び
14bが両リールハブ4a及び4bに係合歯部4a1 及
び4b1 を介して係合してその回動を阻止し、また前面
蓋8の開き動作時にアーム部8a及び8bによりアーム
片14c及び14dが前方へ押圧されて前方へ移動され
爪片14a及び14bが両リールハブ4a及び4bより
離れ両リールハブは回動可能とされる。
【0019】また、16a及び16bは両リールハブ4
a及び4bを上下から挟み磁気テープ6の上下エッジに
摺接する滑性シートである。
a及び4bを上下から挟み磁気テープ6の上下エッジに
摺接する滑性シートである。
【0020】以上のように構成される本例によれば、下
ハーフ3の両側壁部3b及び3cの外面にこう配面3b
1 及び3c1 を形成すると共に、上部垂直面部に長手方
向に所要間隔で複数の突起部3b2 及び3c2 を形成
し、スライダ9の両側面部9c及び9dを突起部3b2
及び3c2 の頂位部のみにおいて摺接するようにしたの
で下ハーフ3とスライダ9との間の接触面積が小さく摺
動抵抗が減少されてスライダ9の下ハーフ3に対する開
閉摺動が円滑に行え、テープカセットの不使用時におい
てはカセット匣体1に内蔵されるテープ6を確実に密封
保持でき、また使用に際しカセット匣体1の磁気記録再
生装置への装填においてはスライダ9の開き方向への摺
動が円滑に行われてテープ6のローディング送り駆動が
確実に行えることになる。
ハーフ3の両側壁部3b及び3cの外面にこう配面3b
1 及び3c1 を形成すると共に、上部垂直面部に長手方
向に所要間隔で複数の突起部3b2 及び3c2 を形成
し、スライダ9の両側面部9c及び9dを突起部3b2
及び3c2 の頂位部のみにおいて摺接するようにしたの
で下ハーフ3とスライダ9との間の接触面積が小さく摺
動抵抗が減少されてスライダ9の下ハーフ3に対する開
閉摺動が円滑に行え、テープカセットの不使用時におい
てはカセット匣体1に内蔵されるテープ6を確実に密封
保持でき、また使用に際しカセット匣体1の磁気記録再
生装置への装填においてはスライダ9の開き方向への摺
動が円滑に行われてテープ6のローディング送り駆動が
確実に行えることになる。
【0021】なお、本例において下ハーフ3の両側壁部
3b及び3cにこう配面を形成することなく、突起部3
b2 及び3c2 のみを形成してもスライダ9の接触面積
が小さくなり、スライダ9の摺動性が向上される。
3b及び3cにこう配面を形成することなく、突起部3
b2 及び3c2 のみを形成してもスライダ9の接触面積
が小さくなり、スライダ9の摺動性が向上される。
【0022】また、図6及び図7は本発明の他の実施例
を示すもので本例においては下ハーフ3の両側壁部3b
及び3cには突起部を形成せず、スライダ9の両側面部
9c及び9dの内面に、下ハーフ3の両側壁部3b及び
3cのこう配面3b1 及び3c1 の上側の上部垂直面部
に対応して長手方向に所要間隔で複数の突起部9c3及
び9d3 を形成したものであって、スライダ9を下ハー
フ3に嵌挿すると両側面部9c及び9dは突起部9c3
及び9d3 の頂位部のみにおいて下ハーフ3の両側壁部
3b及び3cの外側面の上部垂直面部に摺接することに
なり、前述した実施例と同様に下ハーフ3とスライダ9
との間の接触面積が小さく摺動抵抗が減少されてスライ
ダ9の下ハーフ3に対する開閉摺動が円滑に行えること
になる。
を示すもので本例においては下ハーフ3の両側壁部3b
及び3cには突起部を形成せず、スライダ9の両側面部
9c及び9dの内面に、下ハーフ3の両側壁部3b及び
3cのこう配面3b1 及び3c1 の上側の上部垂直面部
に対応して長手方向に所要間隔で複数の突起部9c3及
び9d3 を形成したものであって、スライダ9を下ハー
フ3に嵌挿すると両側面部9c及び9dは突起部9c3
及び9d3 の頂位部のみにおいて下ハーフ3の両側壁部
3b及び3cの外側面の上部垂直面部に摺接することに
なり、前述した実施例と同様に下ハーフ3とスライダ9
との間の接触面積が小さく摺動抵抗が減少されてスライ
ダ9の下ハーフ3に対する開閉摺動が円滑に行えること
になる。
【0023】このスライダ9側の突起部9c3 及び9d
3 は半球状に形成されている。
3 は半球状に形成されている。
【0024】以上の両実施例の構成において下ハーフ3
の両側壁部3b及び3cの突起部3b2 及び3c2 或い
はスライダ9の両側面部9c及び9dの突起部9c3 及
び9d3 の数及びその長手方向の間隔は任意に設定でき
るが、その突起部の数を多くして間隔を狭めると摺動抵
抗が増大することになるので突起部は数を少なく広い間
隔で形成することが望ましい。また、この突起部の形状
は図示のものに限定するものではなく摺接部面との接触
面積が小さく、即ち点接触或いは線接触等で摺接させる
ようにすることが望ましい。
の両側壁部3b及び3cの突起部3b2 及び3c2 或い
はスライダ9の両側面部9c及び9dの突起部9c3 及
び9d3 の数及びその長手方向の間隔は任意に設定でき
るが、その突起部の数を多くして間隔を狭めると摺動抵
抗が増大することになるので突起部は数を少なく広い間
隔で形成することが望ましい。また、この突起部の形状
は図示のものに限定するものではなく摺接部面との接触
面積が小さく、即ち点接触或いは線接触等で摺接させる
ようにすることが望ましい。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明によればカセット匣
体に、テープローディング用のガイド挿入部及びリール
軸挿入孔を開閉するために摺動可能に備えられるスライ
ダの両側面部が摺接されるカセット匣体の両側壁部に又
はスライダの両側面部に突起部を形成したことにより、
カセット匣体とスライダとの摺接面積が小さくなり、ス
ライダの開閉時の摺動抵抗が減少されてスライダは内外
から作用する押圧力により変形される状態になってもカ
セット匣体に対して常に円滑に摺動され、ガイド挿入
部、リール軸挿入孔等の開閉を確実に行うことができ
る。
体に、テープローディング用のガイド挿入部及びリール
軸挿入孔を開閉するために摺動可能に備えられるスライ
ダの両側面部が摺接されるカセット匣体の両側壁部に又
はスライダの両側面部に突起部を形成したことにより、
カセット匣体とスライダとの摺接面積が小さくなり、ス
ライダの開閉時の摺動抵抗が減少されてスライダは内外
から作用する押圧力により変形される状態になってもカ
セット匣体に対して常に円滑に摺動され、ガイド挿入
部、リール軸挿入孔等の開閉を確実に行うことができ
る。
【0026】またスライダは開閉位置において左右一対
のロック手段により左右均等に安定してロックすること
ができると共に、スライダのロック解除時における摺動
においてもがたつくことなく安定して円滑に行われ、カ
セット匣体に収納される磁気テープを不使用時において
は安全に保存できると共に使用時においては何等の支障
なく迅速にローディング及び走行動作状態にセットで
き、また構成も簡単で既存のテープカセットにも実施可
能である。
のロック手段により左右均等に安定してロックすること
ができると共に、スライダのロック解除時における摺動
においてもがたつくことなく安定して円滑に行われ、カ
セット匣体に収納される磁気テープを不使用時において
は安全に保存できると共に使用時においては何等の支障
なく迅速にローディング及び走行動作状態にセットで
き、また構成も簡単で既存のテープカセットにも実施可
能である。
【図1】本発明によるテープカセットの一例の前面蓋が
開かれた状態の下面側斜視図。
開かれた状態の下面側斜視図。
【図2】同、テープカセットの分解斜視図。
【図3】同、テープカセットの下ハーフの斜視図。
【図4】同、テープカセットの要部の拡大断面図。
【図5】同、テープカセットの下ハーフとスライダの係
合状態断面図
合状態断面図
【図6】本発明によるテープカセットの他例の要部の拡
大断面図。
大断面図。
【図7】同、テープカセットのスライダの斜視図。
【図8】従来のテープカセットの下面側斜視図。
【図9】同、テープカセットの上ハーフを取外した平面
図。
図。
【図10】図9のA−A線拡大断面図。
1 カセット匣体 3 下ハーフ 3a 凹部 3b,3c 側壁部 3b1 ,3c1 こう配面 3b2 ,3c2 突起部 3d,3e ストッパー 4a,4b リールハブ 5a,5b リール軸挿入孔 9 スライダ 9c,9d 側面部 9c3 ,9d3 突起部 9e,9f,9g,9h 係止孔
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年3月16日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
Claims (1)
- 【請求項1】 前部にテープローディング用のガイド挿
入部が形成され、底面側にリール軸挿入孔が穿設されて
成るカセット匣体に、上記ガイド挿入部及び上記リール
軸挿入孔を開閉するスライダが下面側から両側壁部の外
側面にかけて摺接されているテープカセットにおいて、 上記カセット匣体と上記スライダとの間に上記スライダ
をロックするための左右一対のロック手段を設け、 上記スライダが摺接される上記カセット匣体の両側壁部
と上記スライダの両側面部の何れか一方に長手方向に沿
って所要間隔で複数の突起部が形成され、 上記カセット匣体と上記スライダとの摺接面積を小さく
したことを特徴とするテープカセット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5007866A JP2565244B2 (ja) | 1993-01-20 | 1993-01-20 | テープカセット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5007866A JP2565244B2 (ja) | 1993-01-20 | 1993-01-20 | テープカセット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06223531A true JPH06223531A (ja) | 1994-08-12 |
| JP2565244B2 JP2565244B2 (ja) | 1996-12-18 |
Family
ID=11677569
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5007866A Expired - Lifetime JP2565244B2 (ja) | 1993-01-20 | 1993-01-20 | テープカセット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2565244B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007149168A (ja) * | 2005-11-24 | 2007-06-14 | Hitachi Maxell Ltd | テープカートリッジ |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60253076A (ja) * | 1984-05-30 | 1985-12-13 | Hitachi Maxell Ltd | テ−プカ−トリツジ |
| JPS6145783U (ja) * | 1984-08-27 | 1986-03-26 | 富士写真フイルム株式会社 | 磁気テ−プカセツト |
| JPS61111075U (ja) * | 1984-12-21 | 1986-07-14 | ||
| JPS62202380A (ja) * | 1987-02-24 | 1987-09-07 | Sony Corp | テ−プカセツト |
-
1993
- 1993-01-20 JP JP5007866A patent/JP2565244B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60253076A (ja) * | 1984-05-30 | 1985-12-13 | Hitachi Maxell Ltd | テ−プカ−トリツジ |
| JPS6145783U (ja) * | 1984-08-27 | 1986-03-26 | 富士写真フイルム株式会社 | 磁気テ−プカセツト |
| JPS61111075U (ja) * | 1984-12-21 | 1986-07-14 | ||
| JPS62202380A (ja) * | 1987-02-24 | 1987-09-07 | Sony Corp | テ−プカセツト |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007149168A (ja) * | 2005-11-24 | 2007-06-14 | Hitachi Maxell Ltd | テープカートリッジ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2565244B2 (ja) | 1996-12-18 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |