JPH062240Y2 - 帯電防止処理を施した合成樹脂成形品 - Google Patents
帯電防止処理を施した合成樹脂成形品Info
- Publication number
- JPH062240Y2 JPH062240Y2 JP1984024454U JP2445484U JPH062240Y2 JP H062240 Y2 JPH062240 Y2 JP H062240Y2 JP 1984024454 U JP1984024454 U JP 1984024454U JP 2445484 U JP2445484 U JP 2445484U JP H062240 Y2 JPH062240 Y2 JP H062240Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- synthetic resin
- molded product
- resin molded
- thin film
- water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Paints Or Removers (AREA)
- Elimination Of Static Electricity (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 この考案は帯電防止処理を施した合成樹脂成形品に関す
るものである。
るものである。
合成樹脂製のフィルム、シート、チューブ、成型品、即
ち合成樹脂成品の表面は帯電し易く、そのため塵やほこ
りが付着し、すぐにきたなくなったり、また電子部品等
は損傷を受る等の被害を蒙るおそれがある。そこで合成
樹脂成品に帯電防止処理を施し、これらの特性を変えよ
うと試みている。この帯電防止処理には従来帯電防止剤
の溶液中に被処理物を浸漬する方法、被処理物にハケ等
で直接塗布する方法、スプレー等で被処理物に吹き付け
る方法等があるがいずれも均一な薄膜を形成することが
難しく、それ故接触摩擦により被膜が剥れ易く、耐久性
が悪いものであった。また予め樹脂に上記帯電防止剤を
練り込んで成型する練込法があるが、この練込法では効
果を生じさせ得る量の帯電防止剤を混入すると表面がベ
タつく等合成樹脂の物性が変わったり、またブリードに
よって得られた膜は均一かつ連続しておらず、帯電防止
剤の量が少なければ表面にブリードしてくるまでの時間
がかかり、その効果が生じない欠点を有している。従っ
て従来法では安定した帯電防止効果が得られないのが現
状である。この考案はこれらの欠点を除去した極めて耐
久性、耐水性があり、かつ合成樹脂成形品の物性を変え
ないで帯電防止効果の高い合成樹脂成形品を提供するも
ので、合成樹脂成形品の外側面又は内側面に、樹脂練り
込み型の高吸水性ポリマーを少量含有する樹脂から成る
薄膜を形成し、この薄膜に水分を吸着させたものであ
る。
ち合成樹脂成品の表面は帯電し易く、そのため塵やほこ
りが付着し、すぐにきたなくなったり、また電子部品等
は損傷を受る等の被害を蒙るおそれがある。そこで合成
樹脂成品に帯電防止処理を施し、これらの特性を変えよ
うと試みている。この帯電防止処理には従来帯電防止剤
の溶液中に被処理物を浸漬する方法、被処理物にハケ等
で直接塗布する方法、スプレー等で被処理物に吹き付け
る方法等があるがいずれも均一な薄膜を形成することが
難しく、それ故接触摩擦により被膜が剥れ易く、耐久性
が悪いものであった。また予め樹脂に上記帯電防止剤を
練り込んで成型する練込法があるが、この練込法では効
果を生じさせ得る量の帯電防止剤を混入すると表面がベ
タつく等合成樹脂の物性が変わったり、またブリードに
よって得られた膜は均一かつ連続しておらず、帯電防止
剤の量が少なければ表面にブリードしてくるまでの時間
がかかり、その効果が生じない欠点を有している。従っ
て従来法では安定した帯電防止効果が得られないのが現
状である。この考案はこれらの欠点を除去した極めて耐
久性、耐水性があり、かつ合成樹脂成形品の物性を変え
ないで帯電防止効果の高い合成樹脂成形品を提供するも
ので、合成樹脂成形品の外側面又は内側面に、樹脂練り
込み型の高吸水性ポリマーを少量含有する樹脂から成る
薄膜を形成し、この薄膜に水分を吸着させたものであ
る。
以下この考案の実施例を図について説明する。第1図の
ものは、フラットなフィルムまたはシート1の両側面
に、樹脂練り込み型の高吸水性ポリマーを含有した樹脂
から成る薄膜2をラミネートしたもので、第2図のもの
は上記薄膜2をフィルムまたはシート1の一側面にラミネ
ートしたものである。第3図のものはチューブ3の外周
に上記樹脂練り込み型の高吸水性ポリマーを含有する薄
膜2を形成したものである。これはインフレーション等
の押し出し成型の際チューブ3と同時に薄膜2を押し出す
か、後からチューブ3外周に塗布する等の方法で形成す
る。また第4図のものは成型品4の外表面に上記樹脂練
り込み型の高吸水性ポリマーを含有する薄膜2を塗布等
により形成したものである。
ものは、フラットなフィルムまたはシート1の両側面
に、樹脂練り込み型の高吸水性ポリマーを含有した樹脂
から成る薄膜2をラミネートしたもので、第2図のもの
は上記薄膜2をフィルムまたはシート1の一側面にラミネ
ートしたものである。第3図のものはチューブ3の外周
に上記樹脂練り込み型の高吸水性ポリマーを含有する薄
膜2を形成したものである。これはインフレーション等
の押し出し成型の際チューブ3と同時に薄膜2を押し出す
か、後からチューブ3外周に塗布する等の方法で形成す
る。また第4図のものは成型品4の外表面に上記樹脂練
り込み型の高吸水性ポリマーを含有する薄膜2を塗布等
により形成したものである。
以上の各実施例において、上記樹脂練り込み型の高吸水
性ポリマーを含有する薄膜2には成型後予め水分を含ま
せておくか、後から自然に水分を吸着するものである。
性ポリマーを含有する薄膜2には成型後予め水分を含ま
せておくか、後から自然に水分を吸着するものである。
高吸水性ポリマーは自重の数10倍から1000倍もの水を吸
水し、かつ多少の圧力がかかっても吸水を放水しがた
く、これを保持し、しかも水に不溶性である。これは水
溶性ポリマーが架橋して不溶化したものであり、この不
溶化処理はポリマー化の前の場合もあり、後の場合もあ
る。
水し、かつ多少の圧力がかかっても吸水を放水しがた
く、これを保持し、しかも水に不溶性である。これは水
溶性ポリマーが架橋して不溶化したものであり、この不
溶化処理はポリマー化の前の場合もあり、後の場合もあ
る。
しかしながら高吸水性ポリマーを基材である合成樹脂に
予め練り込むと水分を吸着しすぎ、合成樹脂成形品自体
の物性が変わり好ましくない。そこでこの考案では合成
樹脂成形品の外側面又は内側面にのみ、少量の樹脂練り
込み型の高吸水性ポリマーを含有した薄膜2を設け、こ
の高吸水性ポリマーに水を吸着させている。この高吸水
性ポリマーは水の分子そのものの形で吸着しているが、
プラスの水素イオンとマイナスの水酸イオンとしても吸
着している。
予め練り込むと水分を吸着しすぎ、合成樹脂成形品自体
の物性が変わり好ましくない。そこでこの考案では合成
樹脂成形品の外側面又は内側面にのみ、少量の樹脂練り
込み型の高吸水性ポリマーを含有した薄膜2を設け、こ
の高吸水性ポリマーに水を吸着させている。この高吸水
性ポリマーは水の分子そのものの形で吸着しているが、
プラスの水素イオンとマイナスの水酸イオンとしても吸
着している。
従って静電気が発生した場合正負のどちらの電荷に対し
ても対応でき、静電気を消去できる。さらに高吸水性ポ
リマーに吸着した水分に無機金属塩とか有機金属化合物
等のイオン化し易い材料を用途によって入れることがで
きる。また高吸水性ポリマーに付着した水分によって合
成樹脂成形品の表面抵抗値を小さく抑え、静電気の移動
を容易にしている。これにより合成樹脂成形品の表面に
静電気が生ぜず、発生しても静電気は瞬時に消去する。
しかも薄膜2の高吸水性ポリマーに吸着された水分は容
易に離脱せず、水分を安定して長期間保持し、多少の圧
力にも水分は逃げ出さない。従って帯電防止効果は耐久
性がありかつ耐水性を有し長期間安定した効果が得られ
るものである。
ても対応でき、静電気を消去できる。さらに高吸水性ポ
リマーに吸着した水分に無機金属塩とか有機金属化合物
等のイオン化し易い材料を用途によって入れることがで
きる。また高吸水性ポリマーに付着した水分によって合
成樹脂成形品の表面抵抗値を小さく抑え、静電気の移動
を容易にしている。これにより合成樹脂成形品の表面に
静電気が生ぜず、発生しても静電気は瞬時に消去する。
しかも薄膜2の高吸水性ポリマーに吸着された水分は容
易に離脱せず、水分を安定して長期間保持し、多少の圧
力にも水分は逃げ出さない。従って帯電防止効果は耐久
性がありかつ耐水性を有し長期間安定した効果が得られ
るものである。
図はこの考案の実施例を示し、第1図、第2図は夫々こ
の考案のフィルム又はシートの拡大一部断面図、第3図
はこの考案のチューブの一部省略拡大断面図、第4図は
この考案の成型品の拡大断面図である。 なお図中1はフィルムまたはシート、2は薄膜、3はチュ
ーブ、4は成型品である。
の考案のフィルム又はシートの拡大一部断面図、第3図
はこの考案のチューブの一部省略拡大断面図、第4図は
この考案の成型品の拡大断面図である。 なお図中1はフィルムまたはシート、2は薄膜、3はチュ
ーブ、4は成型品である。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−183762(JP,A) 特開 昭58−18408(JP,A) 特開 昭58−201848(JP,A) 特開 昭58−40383(JP,A) 特開 昭59−11814(JP,A) 特開 昭49−124166(JP,A) 特開 昭58−57487(JP,A) 実開 昭58−29954(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】合成樹脂成形品の外側面又は内側面に、樹
脂練り込み型の高吸水性ポリマーを少量含有する樹脂か
ら成る薄膜を形成し、この薄膜に水分を吸着させたこと
を特徴とする、帯電防止処理を施した合成樹脂成形品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984024454U JPH062240Y2 (ja) | 1984-02-22 | 1984-02-22 | 帯電防止処理を施した合成樹脂成形品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984024454U JPH062240Y2 (ja) | 1984-02-22 | 1984-02-22 | 帯電防止処理を施した合成樹脂成形品 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60136500U JPS60136500U (ja) | 1985-09-10 |
| JPH062240Y2 true JPH062240Y2 (ja) | 1994-01-19 |
Family
ID=30518616
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1984024454U Expired - Lifetime JPH062240Y2 (ja) | 1984-02-22 | 1984-02-22 | 帯電防止処理を施した合成樹脂成形品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH062240Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49124166A (ja) * | 1973-02-07 | 1974-11-27 | ||
| JPS5829954U (ja) * | 1981-08-20 | 1983-02-26 | 三菱レイヨン株式会社 | スペ−サ− |
| JPS5857487A (ja) * | 1981-09-29 | 1983-04-05 | Daicel Chem Ind Ltd | 帯電防止剤 |
-
1984
- 1984-02-22 JP JP1984024454U patent/JPH062240Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60136500U (ja) | 1985-09-10 |
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