JPH06224422A - Mos電界効果トランジスタ - Google Patents
Mos電界効果トランジスタInfo
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- JPH06224422A JPH06224422A JP1096793A JP1096793A JPH06224422A JP H06224422 A JPH06224422 A JP H06224422A JP 1096793 A JP1096793 A JP 1096793A JP 1096793 A JP1096793 A JP 1096793A JP H06224422 A JPH06224422 A JP H06224422A
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Landscapes
- Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 キャリアの不純物散乱を減少させ高移動度の
MOS電界効果トランジスタを得る。 【構成】 P型のシリコン基板(11)の不純物濃度を
1×1017/cm3〜1×1018/cm3という高濃度と
し、P型のチャンネル領域(14)の不純物濃度を1×
1015/cm3〜1×1016/cm3という低濃度に形成
し、チャンネル領域(14)の下にSi3N4膜等の不純
物拡散係数の小さい材料からなる絶縁膜(15)を形成
し、ソ−ス・ドレイン領域(12,13)は絶縁膜(1
5)よりも深い接合を有し、絶縁膜(15)の下に延在
したソ−ス領域端部(12a)がチャンネル領域(1
4)と接したソ−ス領域端部(12b)よりもチャンネ
ル領域(14)側に位置するように形成する。
MOS電界効果トランジスタを得る。 【構成】 P型のシリコン基板(11)の不純物濃度を
1×1017/cm3〜1×1018/cm3という高濃度と
し、P型のチャンネル領域(14)の不純物濃度を1×
1015/cm3〜1×1016/cm3という低濃度に形成
し、チャンネル領域(14)の下にSi3N4膜等の不純
物拡散係数の小さい材料からなる絶縁膜(15)を形成
し、ソ−ス・ドレイン領域(12,13)は絶縁膜(1
5)よりも深い接合を有し、絶縁膜(15)の下に延在
したソ−ス領域端部(12a)がチャンネル領域(1
4)と接したソ−ス領域端部(12b)よりもチャンネ
ル領域(14)側に位置するように形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、MOS電界効果トラン
ジスタに関し、さらに詳しく言えば、サブミクロン以下
に微細化されたMOS電界効果トランジスタの高性能化
技術に関するものである。
ジスタに関し、さらに詳しく言えば、サブミクロン以下
に微細化されたMOS電界効果トランジスタの高性能化
技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図16は従来のMOS電界効果トランジ
スタの断面図である。図において、(1は半導体基板、
(2)はソース領域、(3)はドレイン領域、(4)は
チャンネル領域、(5)はゲート絶縁膜、(6)はゲー
ト電極である。このMOS電界効果トランジスタにおい
て、チャンネル長をサブミクロン以下に微細化する際に
は、図17に示すようなチャンネル領域の深さ方向の不
純物濃度分布(図において、実線で示す。)に設定する
のが理想的であると考えられている。即ち、チャンネル
領域(4)の表面における不純物濃度Nsを減少させる
ことによって、低Vth(スレッショルド電圧)化し、
一方チャンネル領域(4の深い部分の不純物濃度Njを
増加させることによって短チャンネル効果を抑止したも
のである。
スタの断面図である。図において、(1は半導体基板、
(2)はソース領域、(3)はドレイン領域、(4)は
チャンネル領域、(5)はゲート絶縁膜、(6)はゲー
ト電極である。このMOS電界効果トランジスタにおい
て、チャンネル長をサブミクロン以下に微細化する際に
は、図17に示すようなチャンネル領域の深さ方向の不
純物濃度分布(図において、実線で示す。)に設定する
のが理想的であると考えられている。即ち、チャンネル
領域(4)の表面における不純物濃度Nsを減少させる
ことによって、低Vth(スレッショルド電圧)化し、
一方チャンネル領域(4の深い部分の不純物濃度Njを
増加させることによって短チャンネル効果を抑止したも
のである。
【0003】このような不純物分布に設定することによ
り、Vthのスケーリングと耐パンチスルー特性を両立
することができる。さらに、Nsの減少化によりチャン
ネル領域(4)の表面におけるキャリアの不純物散乱が
減少し、高移動度のMOS電界効果トランジスタが得ら
れる等の利点がある。なお上述した技術は、例えば、電
子情報通信学会技術研究報告[シリコン材料・デバイ
ス](1990年11月20日発行)の第5頁〜第6頁
に記載されている。
り、Vthのスケーリングと耐パンチスルー特性を両立
することができる。さらに、Nsの減少化によりチャン
ネル領域(4)の表面におけるキャリアの不純物散乱が
減少し、高移動度のMOS電界効果トランジスタが得ら
れる等の利点がある。なお上述した技術は、例えば、電
子情報通信学会技術研究報告[シリコン材料・デバイ
ス](1990年11月20日発行)の第5頁〜第6頁
に記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図17
の実線で示すチャンネル不純物分布を現実に得るには困
難な問題があった。例えば、MBE(Molecula
r Beam Epitaxy)技術を適用して、高不
純物濃度の基板上に低不純物濃度の薄いシリコン層を形
成することは可能であるが、その後の各種の熱処理(ソ
ース・ドレインのアニール工程、CVD工程等)を経る
ことにより、シリコン層中の不純物濃度が基板からの不
純物拡散の影響を受けて高くなるので、結局デバイス完
成時には図17において破線で示すような分布になって
しまう。このため、Vthの増加、不純物散乱の増加に
よる移動度の劣化等の問題が生じる。
の実線で示すチャンネル不純物分布を現実に得るには困
難な問題があった。例えば、MBE(Molecula
r Beam Epitaxy)技術を適用して、高不
純物濃度の基板上に低不純物濃度の薄いシリコン層を形
成することは可能であるが、その後の各種の熱処理(ソ
ース・ドレインのアニール工程、CVD工程等)を経る
ことにより、シリコン層中の不純物濃度が基板からの不
純物拡散の影響を受けて高くなるので、結局デバイス完
成時には図17において破線で示すような分布になって
しまう。このため、Vthの増加、不純物散乱の増加に
よる移動度の劣化等の問題が生じる。
【0005】本発明は、上述した課題に鑑みて創作され
たものであり、本発明の第1の目的は、基板から表面へ
の不純物拡散を阻止することによりチャンネル領域表面
を任意の低不純物濃度に設定することを可能にしたMO
S電界効果トランジスタを提供することである。また本
発明の第2の目的は、短チャンネル効果を抑止したMO
S電界効果トランジスタを提供することである。
たものであり、本発明の第1の目的は、基板から表面へ
の不純物拡散を阻止することによりチャンネル領域表面
を任意の低不純物濃度に設定することを可能にしたMO
S電界効果トランジスタを提供することである。また本
発明の第2の目的は、短チャンネル効果を抑止したMO
S電界効果トランジスタを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のMOS電界効果
トランジスタは、図1に示すように、P型のシリコン基
板(11)として不純物濃度が1×1017/cm3〜1
×1018/cm3という高い濃度のものを用い、一方P
型のチャンネル領域(14)の不純物濃度を1×1015
/cm3〜1×1016/cm3という低い濃度に形成し、
このチャンネル領域(14)の下に基板(11)からの
不純物拡散を阻止するためのSi3N4膜等からなる絶縁
膜(15)を形成したことを第1の特徴としている。
トランジスタは、図1に示すように、P型のシリコン基
板(11)として不純物濃度が1×1017/cm3〜1
×1018/cm3という高い濃度のものを用い、一方P
型のチャンネル領域(14)の不純物濃度を1×1015
/cm3〜1×1016/cm3という低い濃度に形成し、
このチャンネル領域(14)の下に基板(11)からの
不純物拡散を阻止するためのSi3N4膜等からなる絶縁
膜(15)を形成したことを第1の特徴としている。
【0007】さらに、ソ−ス・ドレイン領域(12,1
3)は絶縁膜(15)よりも深い接合深さを有してお
り、絶縁膜(15)下に延在したソース領域端部(12
a)がチャンネル領域(14)と接したソ−ス領域端部
(12b)よりもチャンネル領域(14)側に位置する
ように形成されていることを第2の特徴としている。
3)は絶縁膜(15)よりも深い接合深さを有してお
り、絶縁膜(15)下に延在したソース領域端部(12
a)がチャンネル領域(14)と接したソ−ス領域端部
(12b)よりもチャンネル領域(14)側に位置する
ように形成されていることを第2の特徴としている。
【0008】
【作用】本発明によれば、第1に、チャンネル領域(1
4)の直下に基板(11)からの不純物拡散を阻止する
ための絶縁膜(15)を形成しているので、基板(1
1)からの不純物拡散の影響を受けることなくチャンネ
ル領域(14)を低不純物濃度に設定することが可能と
なる。これにより、従来の問題点であったVthの増
加、不純物散乱の増加による移動度の劣化等の問題を解
決することができる。
4)の直下に基板(11)からの不純物拡散を阻止する
ための絶縁膜(15)を形成しているので、基板(1
1)からの不純物拡散の影響を受けることなくチャンネ
ル領域(14)を低不純物濃度に設定することが可能と
なる。これにより、従来の問題点であったVthの増
加、不純物散乱の増加による移動度の劣化等の問題を解
決することができる。
【0009】本発明によれば、第2に、絶縁膜(15)
下のソース領域端部(12a)がチャンネル領域(1
4)に接したソ−ス領域端部(12b)よりもチャンネ
ル領域(14)側に位置するように形成されているの
で、このソ−ス領域端部(12b)によってチャンネル
領域(14)に接したソ−ス領域端部(12b)がドレ
イン電界から電気的に遮蔽される。これにより、ドレイ
ン電界の影響によるソ−ス領域端部(12b)における
電位障壁の低下を防止できるのでMOS電界効果トラン
ジスタの短チャンネル効果を有効に抑止することができ
るのである。
下のソース領域端部(12a)がチャンネル領域(1
4)に接したソ−ス領域端部(12b)よりもチャンネ
ル領域(14)側に位置するように形成されているの
で、このソ−ス領域端部(12b)によってチャンネル
領域(14)に接したソ−ス領域端部(12b)がドレ
イン電界から電気的に遮蔽される。これにより、ドレイ
ン電界の影響によるソ−ス領域端部(12b)における
電位障壁の低下を防止できるのでMOS電界効果トラン
ジスタの短チャンネル効果を有効に抑止することができ
るのである。
【0010】
【実施例】(1)第1の実施例 次に、本発明の第1の実施例を図2〜図9を参照して説
明する。まず、P型不純物(ボロン等)を1×1017/
cm3〜1×1018/cm3程度の濃度にドープした単結
晶のシリコン基板(21)を準備し、選択酸化法を適用
して、基板(21)上に素子分離絶縁膜(22)を形成
する。シリコン基板(21)上を含む全面に膜厚150
Å〜300ÅのSi3N4膜(23)を形成する。このS
i3N4膜(23)の形成には、SiH2Cl2+NH3の
混合ガスを用いた減圧CVD法あるいは、NH3を含む
ガス中で熱処理を行う直接窒化法を適用することができ
る(図2)。
明する。まず、P型不純物(ボロン等)を1×1017/
cm3〜1×1018/cm3程度の濃度にドープした単結
晶のシリコン基板(21)を準備し、選択酸化法を適用
して、基板(21)上に素子分離絶縁膜(22)を形成
する。シリコン基板(21)上を含む全面に膜厚150
Å〜300ÅのSi3N4膜(23)を形成する。このS
i3N4膜(23)の形成には、SiH2Cl2+NH3の
混合ガスを用いた減圧CVD法あるいは、NH3を含む
ガス中で熱処理を行う直接窒化法を適用することができ
る(図2)。
【0011】次に、ホトエッチング技術により、後にソ
−ス・ドレイン領域となる領域上のSi3N4膜(23)
を選択的に除去してシリコン基板(21)の表面を露出
させ、後にチャンネル領域となる領域上にSi3N4膜
(24)を残す(図3)。次に、減圧CVD法によっ
て、シリコン基板(21)の全面に、多結晶シリコン膜
または非晶質シリコン膜からなるノンドープのシリコン
膜(25)を約1000Åの膜厚に堆積し、上記工程で
露出させたシリコン基板(21)の表面に付着させる。
そして、レーザーアニール法あるいはランプアニール法
等の熱処理を行うことによって、シリコン膜(25)を
単結晶化する。ここで重要な点は、シリコン膜(25)
の一部が単結晶のシリコン基板(21)上に付着してお
り、この付着面から結晶成長が起こることである。つま
り、シリコン基板(21)をいわば種結晶として用いて
エピタキシャル結晶成長を促進したものであり、単に絶
縁膜上に形成された非晶質シリコン膜等を単結晶化する
のと比較して、品質のよいシリコン単結晶膜を迅速に成
長できる利点を有している。したがって、Si3N4膜
(24)を形成しても結晶性が損なわれMOS電界効果
トランジスタの特性が悪化するというおそれはない。こ
の後、シリコン膜(25)を低濃度(1×1015/cm
3〜1×1016/cm3)のP型にするためのイオン注入
を行い、素子分離絶縁膜(22)上のシリコン膜(2
5)をホトエッチング技術を用いて選択的に除去する
(図4)。
−ス・ドレイン領域となる領域上のSi3N4膜(23)
を選択的に除去してシリコン基板(21)の表面を露出
させ、後にチャンネル領域となる領域上にSi3N4膜
(24)を残す(図3)。次に、減圧CVD法によっ
て、シリコン基板(21)の全面に、多結晶シリコン膜
または非晶質シリコン膜からなるノンドープのシリコン
膜(25)を約1000Åの膜厚に堆積し、上記工程で
露出させたシリコン基板(21)の表面に付着させる。
そして、レーザーアニール法あるいはランプアニール法
等の熱処理を行うことによって、シリコン膜(25)を
単結晶化する。ここで重要な点は、シリコン膜(25)
の一部が単結晶のシリコン基板(21)上に付着してお
り、この付着面から結晶成長が起こることである。つま
り、シリコン基板(21)をいわば種結晶として用いて
エピタキシャル結晶成長を促進したものであり、単に絶
縁膜上に形成された非晶質シリコン膜等を単結晶化する
のと比較して、品質のよいシリコン単結晶膜を迅速に成
長できる利点を有している。したがって、Si3N4膜
(24)を形成しても結晶性が損なわれMOS電界効果
トランジスタの特性が悪化するというおそれはない。こ
の後、シリコン膜(25)を低濃度(1×1015/cm
3〜1×1016/cm3)のP型にするためのイオン注入
を行い、素子分離絶縁膜(22)上のシリコン膜(2
5)をホトエッチング技術を用いて選択的に除去する
(図4)。
【0012】次に、前記工程で単結晶化したシリコン膜
(25)を熱酸化することによって、その表面に厚さ約
150Åのゲート絶縁膜(26)を形成する。その後、
ゲート絶縁膜(26)上に例えば多結晶シリコンからな
るゲート電極(27)を約4000Åの膜厚に形成する
(図5)。次に、ゲ−ト電極(27)およびそのパタ−
ニングのために使用したゲ−ト電極(27)上のレジス
ト膜(27a)をマスクとして、シリコン膜(25)中
にヒ素イオン(75As+ )とリンイオン(31P+)とを
イオン注入することによってN型のソース・ドレイン領
域(28,29)を形成する。またこれにより、ソース
・ドレイン領域(28,29)の間のシリコン膜(2
5)にはチャンネル領域(30)が形成される。このイ
オン注入の条件は、ヒ素イオンの場合は例えば加速電圧
60KeV、注入量5×1015/cm2であり、リンイ
オンの場合は例えば加速電圧120KeV、注入量5×
1015/cm2である。ここで、ヒ素イオンとリンイオ
ンとの飛程距離の違いからソース・ドレイン領域(2
8,29)の上部にはヒ素が多く分布し、一方下部には
リンが多く分布することになる(図6)。
(25)を熱酸化することによって、その表面に厚さ約
150Åのゲート絶縁膜(26)を形成する。その後、
ゲート絶縁膜(26)上に例えば多結晶シリコンからな
るゲート電極(27)を約4000Åの膜厚に形成する
(図5)。次に、ゲ−ト電極(27)およびそのパタ−
ニングのために使用したゲ−ト電極(27)上のレジス
ト膜(27a)をマスクとして、シリコン膜(25)中
にヒ素イオン(75As+ )とリンイオン(31P+)とを
イオン注入することによってN型のソース・ドレイン領
域(28,29)を形成する。またこれにより、ソース
・ドレイン領域(28,29)の間のシリコン膜(2
5)にはチャンネル領域(30)が形成される。このイ
オン注入の条件は、ヒ素イオンの場合は例えば加速電圧
60KeV、注入量5×1015/cm2であり、リンイ
オンの場合は例えば加速電圧120KeV、注入量5×
1015/cm2である。ここで、ヒ素イオンとリンイオ
ンとの飛程距離の違いからソース・ドレイン領域(2
8,29)の上部にはヒ素が多く分布し、一方下部には
リンが多く分布することになる(図6)。
【0013】次にレジスト膜(27a)を除去し、不活
性雰囲気あるいは酸化性雰囲気中において900℃〜9
50℃の熱処理を行うと、リンを多く含んだソース・ド
レイン領域(28,29)の下部はSi3N4膜(24)
よりも下方に深く拡散されるとともにチャンネル領域
(30)に横方向拡散する。この時、Si3N4膜(2
4)は、いったんSi3N4膜24)下に拡散したリンが
再び上方に拡散するのを阻止する。一方、ヒ素を多く含
んだソース・ドレイン領域(28,29)の上部は、拡
散係数の違いから、拡散される距離は比較的小さい。依
って、Si3N4膜(24)下に延在したソース領域端部
(28a)がチャンネル領域(30)と接したソ−ス領
域端部(28b)よりもチャンネル領域(30)側に位
置するように形成されるのである。 この時、Si3N4
膜(24)はシリコン基板(21)からボロンが上方に
拡散することも阻止するから、チャンネル領域(30)
は低不純物濃度に保たれる(図7)。
性雰囲気あるいは酸化性雰囲気中において900℃〜9
50℃の熱処理を行うと、リンを多く含んだソース・ド
レイン領域(28,29)の下部はSi3N4膜(24)
よりも下方に深く拡散されるとともにチャンネル領域
(30)に横方向拡散する。この時、Si3N4膜(2
4)は、いったんSi3N4膜24)下に拡散したリンが
再び上方に拡散するのを阻止する。一方、ヒ素を多く含
んだソース・ドレイン領域(28,29)の上部は、拡
散係数の違いから、拡散される距離は比較的小さい。依
って、Si3N4膜(24)下に延在したソース領域端部
(28a)がチャンネル領域(30)と接したソ−ス領
域端部(28b)よりもチャンネル領域(30)側に位
置するように形成されるのである。 この時、Si3N4
膜(24)はシリコン基板(21)からボロンが上方に
拡散することも阻止するから、チャンネル領域(30)
は低不純物濃度に保たれる(図7)。
【0014】次に、減圧CVD法によって、BPSG膜
等からなる層間絶縁膜(31)を堆積する。ここでも、
Si3N4膜(24)はCVD工程によってシリコン基板
(21)からボロンがチャンネル領域(30)に拡散す
るのを防止するから、結局図17において実線で示した
理想的なチャンネル不純物分布が得られるのである(図
8)。
等からなる層間絶縁膜(31)を堆積する。ここでも、
Si3N4膜(24)はCVD工程によってシリコン基板
(21)からボロンがチャンネル領域(30)に拡散す
るのを防止するから、結局図17において実線で示した
理想的なチャンネル不純物分布が得られるのである(図
8)。
【0015】この後は、ソース・ドレイン領域(28,
29)上にコンタクトホールを形成し、このコンタクト
ホールにおいてソース・ドレイン領域(28,29)と
接続されたアルミニウムからなるソース・ドレイン電極
(32,33)を形成し、本発明のMOS電界効果トラ
ンジスタを完成する(図9)。こうして、チャンネル領
域(30)はSi3N4膜(24)によって不純物拡散が
防止される結果として1×1015/cm3〜1×1016
/cm3という低濃度に形成されるので、従来のVth
の増加、不純物散乱の増加による移動度の劣化等の問題
点を解決できる。さらに、Si3N4膜(24)下に延在
したソース領域端部(28a)がチャンネル領域(3
0)と接したソ−ス領域端部(28b)よりもチャンネ
ル領域(30)側に位置するように形成されるので、こ
のソ−ス領域端部(28a)によってチャンネル領域
(30)に接したソ−ス領域端部(28b)がドレイン
電界から電気的に遮蔽される。これにより、ドレイン電
界の影響によるソ−ス領域端部(28b)における電位
障壁の低下を防止できるのでMOS電界効果トランジス
タの短チャンネル効果を有効に抑止することができる。
29)上にコンタクトホールを形成し、このコンタクト
ホールにおいてソース・ドレイン領域(28,29)と
接続されたアルミニウムからなるソース・ドレイン電極
(32,33)を形成し、本発明のMOS電界効果トラ
ンジスタを完成する(図9)。こうして、チャンネル領
域(30)はSi3N4膜(24)によって不純物拡散が
防止される結果として1×1015/cm3〜1×1016
/cm3という低濃度に形成されるので、従来のVth
の増加、不純物散乱の増加による移動度の劣化等の問題
点を解決できる。さらに、Si3N4膜(24)下に延在
したソース領域端部(28a)がチャンネル領域(3
0)と接したソ−ス領域端部(28b)よりもチャンネ
ル領域(30)側に位置するように形成されるので、こ
のソ−ス領域端部(28a)によってチャンネル領域
(30)に接したソ−ス領域端部(28b)がドレイン
電界から電気的に遮蔽される。これにより、ドレイン電
界の影響によるソ−ス領域端部(28b)における電位
障壁の低下を防止できるのでMOS電界効果トランジス
タの短チャンネル効果を有効に抑止することができる。
【0016】なお、Si3N4膜(24)は不純物拡散を
阻止するための絶縁膜の一例であって、リン、ボロン等
の不純物の拡散係数が非常に小さい絶縁材料であれば他
の材料であっても構わない。 (2)第2の実施例 次に、第2の実施例を図10〜図15を参照して説明す
る。なお、第1の実施例と共通する内容については、重
複するため省略する。
阻止するための絶縁膜の一例であって、リン、ボロン等
の不純物の拡散係数が非常に小さい絶縁材料であれば他
の材料であっても構わない。 (2)第2の実施例 次に、第2の実施例を図10〜図15を参照して説明す
る。なお、第1の実施例と共通する内容については、重
複するため省略する。
【0017】まず第1の実施例と同様に、P型不純物
(ボロン等)を1×1017/cm3〜1×1018/cm3
程度の濃度にドープした単結晶のシリコン基板(41)
を準備し、選択酸化法を適用して、基板(41)上に素
子分離絶縁膜(42)を形成し、シリコン基板(41)
上を含む全面に膜厚150Å〜300ÅのSi3N4膜
(43)を形成する(図10)。
(ボロン等)を1×1017/cm3〜1×1018/cm3
程度の濃度にドープした単結晶のシリコン基板(41)
を準備し、選択酸化法を適用して、基板(41)上に素
子分離絶縁膜(42)を形成し、シリコン基板(41)
上を含む全面に膜厚150Å〜300ÅのSi3N4膜
(43)を形成する(図10)。
【0018】次に、Si3N4膜(43)上にレジスト膜
(44)を形成し、該レジスト膜(44)をマスクとし
て、リンイオン(P+)を加速電圧60KeV、注入量
5×1015/cm2の条件でシリコン基板(41)にイ
オン注入することにより、後に形成するソース・ドレイ
ン領域の一部となるN型の半導体層(45)を形成する
(図11)。
(44)を形成し、該レジスト膜(44)をマスクとし
て、リンイオン(P+)を加速電圧60KeV、注入量
5×1015/cm2の条件でシリコン基板(41)にイ
オン注入することにより、後に形成するソース・ドレイ
ン領域の一部となるN型の半導体層(45)を形成する
(図11)。
【0019】次に、レジスト膜(44)をマスクとして
Si3N4膜(43)をエッチングすることにより、N型
の半導体層(45)上のSi3N4膜(43)を除去し
て、Si3N4膜(46)を残す。この後レジスト膜(4
4)を除去し、第1の実施例と同様に、多結晶シリコン
膜等からなるノンドープのシリコン膜(47)をシリコ
ン基板(41)上に堆積し、レーザーアニール法等の熱
処理を加えることで該シリコン膜(47)を単結晶化
し、さらにシリコン膜(47)を低濃度(1×10 15/
cm3〜1×1016/cm3)のP型にするためのイオン
注入を行い、素子分離絶縁膜(42)上のシリコン膜
(47)をホトエッチング技術を用いて選択的に除去す
る(図12)。
Si3N4膜(43)をエッチングすることにより、N型
の半導体層(45)上のSi3N4膜(43)を除去し
て、Si3N4膜(46)を残す。この後レジスト膜(4
4)を除去し、第1の実施例と同様に、多結晶シリコン
膜等からなるノンドープのシリコン膜(47)をシリコ
ン基板(41)上に堆積し、レーザーアニール法等の熱
処理を加えることで該シリコン膜(47)を単結晶化
し、さらにシリコン膜(47)を低濃度(1×10 15/
cm3〜1×1016/cm3)のP型にするためのイオン
注入を行い、素子分離絶縁膜(42)上のシリコン膜
(47)をホトエッチング技術を用いて選択的に除去す
る(図12)。
【0020】次いで、膜厚150Åのゲート絶縁膜(4
8)、膜厚4000Åの多結晶シリコンからなるゲート
電極(49)を順次形成した後に、該ゲート電極(4
9)をマスクとしてヒ素イオン(As+)を例えば加速
電圧60KeV、注入量5×1015/cm2の条件でシ
リコン膜(47)にイオン注入することによりN型のソ
ース・ドレイン領域(50,51)を形成する。またこ
れにより、ソース・ドレイン領域(50,51)の間の
シリコン膜(47)にはチャンネル領域(52)が形成
される(図13)。
8)、膜厚4000Åの多結晶シリコンからなるゲート
電極(49)を順次形成した後に、該ゲート電極(4
9)をマスクとしてヒ素イオン(As+)を例えば加速
電圧60KeV、注入量5×1015/cm2の条件でシ
リコン膜(47)にイオン注入することによりN型のソ
ース・ドレイン領域(50,51)を形成する。またこ
れにより、ソース・ドレイン領域(50,51)の間の
シリコン膜(47)にはチャンネル領域(52)が形成
される(図13)。
【0021】次に、不活性雰囲気あるいは酸化性雰囲気
中において900℃〜950℃の熱処理を行うことによ
り、ソース・ドレイン領域(50,51)とN型の半導
体層(45)とを拡散により一体化する。N型の半導体
層(45)はリンを含んで形成されているので拡散が速
く進み、結果として第1の実施例と同様に、Si3N4膜
(46)下に延在したソース領域端部(50a)がチャ
ンネル領域(52)と接したソ−ス領域端部(50b)
よりもチャンネル領域(52)側に位置するように形成
されるのである。この後、BPSG膜等からなる層間絶
縁膜(53)を堆積する(図14)。
中において900℃〜950℃の熱処理を行うことによ
り、ソース・ドレイン領域(50,51)とN型の半導
体層(45)とを拡散により一体化する。N型の半導体
層(45)はリンを含んで形成されているので拡散が速
く進み、結果として第1の実施例と同様に、Si3N4膜
(46)下に延在したソース領域端部(50a)がチャ
ンネル領域(52)と接したソ−ス領域端部(50b)
よりもチャンネル領域(52)側に位置するように形成
されるのである。この後、BPSG膜等からなる層間絶
縁膜(53)を堆積する(図14)。
【0022】そして、ソース・ドレイン電極(54,5
5)を形成し、本発明のMOS電界効果トランジスタを
完成する(図15)。このように、本実施例によれば第
1の実施例と同様にチャンネル領域(52)を低不純物
濃度に形成できるので、Vthの増加、不純物散乱の増
加による移動度の劣化等の問題を解決でき、チャンネル
領域(52)と接したソ−ス領域端部(50b)がSi
3N4膜(46)下に延在したソース領域端部(50a)
によって電気的に遮蔽されることにより短チャンネル効
果も防止することができる。
5)を形成し、本発明のMOS電界効果トランジスタを
完成する(図15)。このように、本実施例によれば第
1の実施例と同様にチャンネル領域(52)を低不純物
濃度に形成できるので、Vthの増加、不純物散乱の増
加による移動度の劣化等の問題を解決でき、チャンネル
領域(52)と接したソ−ス領域端部(50b)がSi
3N4膜(46)下に延在したソース領域端部(50a)
によって電気的に遮蔽されることにより短チャンネル効
果も防止することができる。
【0023】なお、Si3N4膜(46)は不純物拡散を
阻止するための絶縁膜の一例であって、リン、ボロン等
の不純物の拡散係数が非常に小さい絶縁材料であれば他
の材料であっても構わない。
阻止するための絶縁膜の一例であって、リン、ボロン等
の不純物の拡散係数が非常に小さい絶縁材料であれば他
の材料であっても構わない。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、チャンネル領域(3
0)の直下に基板(21)からの不純物拡散を阻止する
ための絶縁膜(24)を形成しているので、基板(2
1)からの不純物拡散の影響を受けることなくチャンネ
ル領域(30)を任意の低不純物濃度に設定することが
可能となる。したがって、従来の問題であったVthの
増加、不純物散乱の増加による移動度の劣化等を防止で
きるという利点を有する。
0)の直下に基板(21)からの不純物拡散を阻止する
ための絶縁膜(24)を形成しているので、基板(2
1)からの不純物拡散の影響を受けることなくチャンネ
ル領域(30)を任意の低不純物濃度に設定することが
可能となる。したがって、従来の問題であったVthの
増加、不純物散乱の増加による移動度の劣化等を防止で
きるという利点を有する。
【0025】さらに、絶縁膜(24)下のソース領域端
部(28a)がチャンネル領域(30)に接したソ−ス
領域端部(28b)よりもチャンネル領域(30)側に
位置するように形成されているので、このソ−ス領域端
部(28a)によってチャンネル領域(30)に接した
ソ−ス領域端部(28b)がドレイン電界から電気的に
遮蔽される。これにより、ドレイン電界の影響によるソ
−ス領域端部(28b)における電位障壁の低下を防止
し、MOS電界効果トランジスタの短チャンネル効果を
有効に抑止できるという利点も有している。
部(28a)がチャンネル領域(30)に接したソ−ス
領域端部(28b)よりもチャンネル領域(30)側に
位置するように形成されているので、このソ−ス領域端
部(28a)によってチャンネル領域(30)に接した
ソ−ス領域端部(28b)がドレイン電界から電気的に
遮蔽される。これにより、ドレイン電界の影響によるソ
−ス領域端部(28b)における電位障壁の低下を防止
し、MOS電界効果トランジスタの短チャンネル効果を
有効に抑止できるという利点も有している。
【図1】本発明のMOS電界効果トランジスタの構造を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図2】本発明の第1の実施例に係るMOS電界効果ト
ランジスタの製造方法を示す第1の断面図である。
ランジスタの製造方法を示す第1の断面図である。
【図3】本発明の第1の実施例に係るMOS電界効果ト
ランジスタの製造方法を示す第2の断面図である。
ランジスタの製造方法を示す第2の断面図である。
【図4】本発明の第1の実施例に係るMOS電界効果ト
ランジスタの製造方法を示す第3の断面図である。
ランジスタの製造方法を示す第3の断面図である。
【図5】本発明の第1の実施例に係るMOS電界効果ト
ランジスタの製造方法を示す第4の断面図である。
ランジスタの製造方法を示す第4の断面図である。
【図6】本発明の第1の実施例に係るMOS電界効果ト
ランジスタの製造方法を示す第5の断面図である。
ランジスタの製造方法を示す第5の断面図である。
【図7】本発明の第1の実施例に係るMOS電界効果ト
ランジスタの製造方法を示す第6の断面図である。
ランジスタの製造方法を示す第6の断面図である。
【図8】本発明の第1の実施例に係るMOS電界効果ト
ランジスタの製造方法を示す第7の断面図である。
ランジスタの製造方法を示す第7の断面図である。
【図9】本発明の第1の実施例に係るMOS電界効果ト
ランジスタの製造方法を示す第8の断面図である。
ランジスタの製造方法を示す第8の断面図である。
【図10】本発明の第2の実施例に係るMOS電界効果
トランジスタの製造方法を示す第1の断面図である。
トランジスタの製造方法を示す第1の断面図である。
【図11】本発明の第2の実施例に係るMOS電界効果
トランジスタの製造方法を示す第2の断面図である。
トランジスタの製造方法を示す第2の断面図である。
【図12】本発明の第2の実施例に係るMOS電界効果
トランジスタの製造方法を示す第3の断面図である。
トランジスタの製造方法を示す第3の断面図である。
【図13】本発明の第2の実施例に係るMOS電界効果
トランジスタの製造方法を示す第4の断面図である。
トランジスタの製造方法を示す第4の断面図である。
【図14】本発明の第2の実施例に係るMOS電界効果
トランジスタの製造方法を示す第5の断面図である。
トランジスタの製造方法を示す第5の断面図である。
【図15】本発明の第2の実施例に係るMOS電界効果
トランジスタの製造方法を示す第6の断面図である。
トランジスタの製造方法を示す第6の断面図である。
【図16】従来例に係るMOS電界効果トランジスタを
示す断面図である。
示す断面図である。
【図17】MOS電界効果トランジスタのチャンネル深
さ方向の不純物分布図である。
さ方向の不純物分布図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 一導電型の半導体基板と、該基板上に形
成された一導電型のチャンネル領域と、前記基板上にゲ
ート絶縁膜を介して形成されたゲート電極と、該ゲート
電極の両側に形成されたソース・ドレイン領域とを具備
するMOS電界効果トランジスタにおいて、前記チャン
ネル領域の下方に不純物拡散を阻止するための絶縁膜が
形成され、該絶縁膜下に延在したソース領域端部が前記
チャンネル領域と接したソ−ス領域端部よりもチャンネ
ル領域側に位置するように形成されていることを特徴と
したMOS電界効果トランジスタ。 - 【請求項2】 前記絶縁膜が、Si3N4膜からなること
を特徴とする請求項1記載のMOS電界効果トランジス
タ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1096793A JPH06224422A (ja) | 1993-01-26 | 1993-01-26 | Mos電界効果トランジスタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1096793A JPH06224422A (ja) | 1993-01-26 | 1993-01-26 | Mos電界効果トランジスタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06224422A true JPH06224422A (ja) | 1994-08-12 |
Family
ID=11764942
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1096793A Pending JPH06224422A (ja) | 1993-01-26 | 1993-01-26 | Mos電界効果トランジスタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06224422A (ja) |
-
1993
- 1993-01-26 JP JP1096793A patent/JPH06224422A/ja active Pending
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