JPH0622577Y2 - 自動車ドアのベルトモール用クリップ - Google Patents

自動車ドアのベルトモール用クリップ

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JPH0622577Y2
JPH0622577Y2 JP1988059815U JP5981588U JPH0622577Y2 JP H0622577 Y2 JPH0622577 Y2 JP H0622577Y2 JP 1988059815 U JP1988059815 U JP 1988059815U JP 5981588 U JP5981588 U JP 5981588U JP H0622577 Y2 JPH0622577 Y2 JP H0622577Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は自動車ドアの窓枠部に取替可能に装着される
ベルトモールの取付けに用いられるクリップに関する。
(従来の技術) 従来、自動車のドア用モールの取付けには種々のクリッ
プ類が用いられていた。
第10図及び第11図で示される自動車のドア用モールクリ
ップは、ドアパネルの窓枠部の枠部と内板部との間の断
面L字状の隅部に取付けられるモールクリップであっ
て、このモールクリップは、断面がL字状をなすモール
Mの取付けに用いられるものであり、該モールMは内板
部Pと窓ガラスGとの間に挾入される基部mと、この
基部mの端から枠部方向へ突出されたフランジfを有す
るものである。そして、このモールクリップは、クリッ
プ本体1の一側端に前記のモールMの基部mを挾持する
抱持片2と、前記の角部に設けたセット口Sに嵌入され
て前記の抱持片2との間で前記の内板部Pを挾着する
押圧片3とを有しており、この押圧片3に前記の内板部
に設けられた孔Hに嵌係合される抜け止め用の爪4
が設けられている。又、クリップ本体1の他端側から
は、前記の抱持片2及び押圧片3とは別に、前記のフラ
ンジfの抑え用の係合縁部を備えた支片5をクリップ本
体1に対して断面がL字状を呈するように突設し、前記
のクリップ本体1がドアパネルPに抜け止めの状態で取
付けられたとき、該支片5が拡開方向に弾性変形した状
態でフランジfを押える構成とされている。
又、第12と第13図で示されるベルトモール用のクリップ
は、その構成を略平板状の中央部6と、この中央部6の
下部において湾曲されてベルトモールMを保持する保持
部7と、前記の中央部6の上部において該保持部7と反
対の側に湾曲されてドアパネルPに固定される固定部8
と、前記中央部6の略中心部において一辺を除いて周囲
にスリット9を形成し、しかも先端部が前記の固定部8
の側に突出した爪10とから構成されている。
又、この従来例に似た抜け止め手段を有するモールクリ
ップとしては、実公昭62-14405号の考案に係るクリップ
抜止め構造並びに実開昭61-131315号の考案に係るベル
トモール固定用クリップ等多くの種類のものがある。
(考案が解決しようとする課題) ところで前記の第10図並びに第11図で示される従来クリ
ップは、本体1から適宜角度で外向きに形成した支片5
を上下に弾性変形可能としていることからモールが常に
ドアパネルPの側に弾性的に押圧された状態で取付けら
れ、取付けたモールが浮動することがなく長期に亘って
正しい姿勢で保持できる特長を有するものゝ、クリップ
本体1の抜け出しが押圧片3に設けた爪4のみによって
なされていることからクリップあるいはモールに所期以
上の外力が付加された場合、特にクリップに持上げ方向
の力が作用した場合と、クリップ本体1に対し支片5を
浮き上らせる方向に力が作用した場合の係止力が充分で
なかった。
又、第12図と第13図とで示されるベルトモールクリップ
は爪10がパネルPの穴縁内に収まっており、この爪10の
上縁がパネルPの穴縁の上縁に係当することからモール
クリップに持上げ方向の力が作用しても、該モールクリ
ップがパネルより離脱しない特長を有している反面、モ
ールクリップの保持部7の側に持上げ方向の力が作用し
た場合、該モールクリップの爪10がパネルPの穴縁から
抜け出すことゝとなり、これまた確実な係止の目的を達
成するものではなかった。
又、前記の実公昭62-14405号の考案に係るクリップ抜止
め構造でも、実開昭61-131315号の考案に係るベルトモ
ール固定用クリップでも、装着したモールがパネルの側
に回動されるようにモール又はクリップに外力が作用し
た場合、この取付けてあるクリップがパネル等から脱け
落ちる不都合があった。
本考案に係るモールクリップは、かゝる従来のモールク
リップにおいて見受けられた特定方向からの外力の作用
による取付けクリップの抜け出しを未然に防止すること
を目的としている。
(課題を解決するための手段) 本考案に係るモールクリップは叙上の目的を達成するた
めに断面が略 状にされたクリップを用意し、このクリップに抜け出し
防止用の爪片あるいは係合片を設けるようにしたもので
あり、先ずクリップを、窓穴14を有する板状部11と、こ
の板状部11の一方の側縁に折返し状に設けた挾持部12
と、他方の側縁に同様に折返し状に設けた挾持部13とで
構成し、前記の挾持部12にはドアパネル及びリーンホー
スの側縁を挿入挾持させ、他の挾持部13にはベルトモー
ルの一側部を挿入挾持させるようにしてある。
そして、前記の板状部11に設けられている窓穴14には弾
性変形可能な爪片15と、係合片16とが設けられており、
この爪片15と係合片16とは共に該板状部11に対し傾斜状
とされ、該板状部11における前記挾持部13の側にある窓
穴14の縁から、前記挾持部12の側に向けて突設されてい
る。
又、前記の爪片15は、少なくとも自由端部の一部が前記
の窓穴14から前記挾持部12の側に突き出しリーンホース
に設けられている係合孔の孔縁に係当されるようにされ
ている。そして、前記係合片16は前記窓穴14と反対側に
ある傾斜面から前記の板状部11の面に沿って延びる係当
片16aを有しており、この係当片16aと、前記板状部11の
面との間にリーンホースの前記係合孔の孔縁を挾持する
間隙を設けるようにしてベルトモール用のクリップを構
成している。
(作用) 本考案に係るベルトモール用のクリップCは叙上の構成
からして該クリップの板状部11に沿わせたベルトモール
Mの一方の側縁を挾持部13と板状部11との間に押し入れ
て係止し、ベルトモールMにクリップCを取付ける。
この状態でクリップCをドアパネルP及びリーンホース
P′の側縁に、該側縁をクリップCの挾持部12に誘い込
むようにして押し込む。このクリップCの押し込みに伴
って、板状部11から挾持部12の側に向けて傾斜状に突出
されている爪片15と係合片16とは窓穴14内に弾性的に撓
み込まれる。そして、該爪片15と係合片16とがリーンホ
ースP′に設けられている係合孔の位置にまで誘導され
ることにより該爪片15と係合片16とが再度挾持部12の側
に向けて弾性復帰し、爪片15の自由端縁が前記係合孔の
孔縁に係当される。又、係合片16の係当片16aはリーン
ホースP′の一方の側面から係合孔を抜けて他方の側面
に位置づけられ、係当孔16aと板状部11との間でリーン
ホースP′の係合孔の孔縁を挾持する。これによって、
クリップCに付加されるいずれの方向からの外力に対し
てもクリップCの抜け出しが阻止される。
(実施例) 以下、本考案に係るベルトモール用クリップの典型的な
一実施例を添付の図面について説明する。
ベルトモールMを取付けられるクリップCは合成樹脂製
のものであり自動車ドアのドアパネルPとリーンホース
P′に装着して使用され、ベルトモールMが接触してい
る窓ガラスGの昇降によりベルトモールMが脱け落ちた
り、浮き出したりしない構成とされている。
先ずクリップCを断面が略 状となるように、板状部11の両側縁に逆向き状に挾持部
12と挾持部13とを設ける。そして板状部11には窓穴14を
予め設けておき、この窓穴14には爪片15と、係合片16と
を設けてある。この爪片15と係合片16とは板状部11にお
ける挾持部13の側にある窓穴14の穴縁から前記の挾持部
12の側に向けて傾斜状に設けられている。そして係合片
16には前記の窓穴14と反対側にある傾斜面から前記の板
状部11の面に沿うように係当片16aが突設されており、
この係当片16aと板状部11の面との間に前記リーンホー
スP′の係合孔hの孔縁h″を挾持するに必要な間隙l
が設けられている。尚、この間隙lは係当片16aが撓む
ことから前記リーンホースP′における係合孔hの孔縁
h″の厚幅と一致している必要がなく、該孔縁h″の厚
幅に合せて係当片16aが撓み変形をしながら該孔縁h″
を収め得るものであれば良い。
次いで挾持部13は爪片15と係合片16の型抜きの必要から
板状部11に設けられた窓穴14に対応する部分が割欠状と
され板状部11の左右(第4図の図面上で)に対をなして
設けられている。そして該挾持部13は板状部11との間に
ベルトモールMを挾持するための溝17を介在して該板状
部11の面に略平行になるように構成されている。又、該
挾持部13は、ベルトモールMの押し込みが容易とされる
ように、その自由端の板状部11の側がテーパ面13aとさ
れていると共に板状部11に面した側に係止凸条13b、13b
を設け、該部に押し入れたベルトモールMに該凸条13b、
13bが食いつくようにしている。
又、挾持部12は重ね合されたドアパネルPとリーンホー
スP′との側縁が押し入れられる溝18を介在して前記の
板状部11に略平行に設けられ、その自由端を稍々外方に
拡いた傾斜部12aとして前記のドアパネルPとリーンホ
ースP′の押し入れを容易としている。
次いで前記の窓穴14に設けられている爪片15と係合片16
とは段違い状に傾斜する構成とされ、中央部分に稍々起
立状態で爪片15を、又この爪片15の両側に稍々倒伏した
状態で係合片16、16を配してある。そして、この係合片1
6、16は前記係当片16aと板状部11の面との間に間隙lが
構成されるように板状部11の側端より稍々内方によった
位置から突設するようにしてあり、この係合片16の起立
位置と前記の板状部11の側端との間に係当面11aを用意
する。又、係合片16は係当片16aの設けられている部分
から自由端側を係当部16bとしてあり、リーンホース
P′の面に該係当部16bが接触することにより係当片16a
の部分がリーンホースP′における係合孔hの孔縁h″
から背面側に突き出されるようにしてある。従って、こ
の係当部16bが係合孔hの開設幅に比して短すぎた場合
には係当片16aが孔縁h″の背面側にまで行かず、係合
片16が係合孔hの孔内で弾発復帰されることゝなるため
係当片16aと板状部11の係当面11aとの間でリーンホース
P′の孔縁h″を挾持することができない。
又、爪片15は、その自由端部側を板状部11から、該爪片
15の略厚幅相当分が突出されるように傾斜状に設けるの
が理想的であり、伏倒しすぎた場合は、その抜け止め力
が減少される。尚、この爪片15の立上り幅は、該爪片15
の自由端がリーンホースP′の係合孔hの孔縁h′に係
当し、しかも該孔hの孔縁h″が前記係合片16の係当片
16aと板状部11の係当面11aとの間に収まる状態で設定さ
れる。又、該爪片15の自由端は、該爪片15が傾斜してい
る状態でその頂端の面15aが前記板状部11と直交する向
きの面であることが理想的である。
このようにして構成されたクリップCをドアパネルPと
リーンホースP′とに取付ける状態を第6図〜第9図に
ついて説明する。この取付け操作はベルトモールMを取
付けずに行なわれているが、ベルトモールMを装着した
後の取付けでも同様である。
先ず第6図で示されているようにドアパネルPとリーン
ホースP′との重ね合せた側縁にクリップCの板状部11
を当て、テコ状に押し込むようにして溝18に該側縁を誘
い込むようにクリップCを押し込む。この結果爪片15と
係合片16とは窓穴14の方向に撓み込まれ、前記の側縁が
クリップCの板状部11と挾持部12との間に嵌め入れられ
る。そして、第8図で示されるように係合片16の係当部
16bがリーンホースP′の面に係当している状態で、該
係合片16の係当片11aがリーンホースP′の孔hの孔縁
h″から反対側の面に突き出される。この状態で更にク
リップCを前記の側縁に押し入れることにより爪片15も
係合片16の係当部16bも共にリーンホースP′の面に対
する係当がなくなり第9図で示されるように孔hに向け
て弾性復帰し、爪片15が孔hの孔縁h′に係当され、孔
縁h″が係当片16aと係当面11aとの間に挾持される。
尚、第5図は典型的なベルトモールMをクリップCに取
付けてドアパネルPとリーンホースP′とに装着したも
のであり、このベルトモールMに対しFの方向の力が
作用した場合、クリップCの挾持部12と係当片16aがこ
れに対応し、又Fの方向の力が作用した場合係当片16
aがこれに対応し、更にFの方向の力が作用した場
合、爪片15がこれに対応し、次いでFの方向の力が作
用した場合、爪片15と係当片16aとがこれに対応して夫
々クリップCの抜け出しを阻止するように機能してい
る。
(効果) 本考案に係るベルトモール用のクリップは叙上の構成か
らドアパネルP及びリーンホースP′の側縁に単に押し
込むことのみによりベルトモールMの取付けが可能とさ
れ、ベルトモールMの装着が容易且つ円滑になされる特
長を有している。
又、ドアパネルP及びリーンホースP′に取付けられた
ベルトモールMは、このベルトモールMに、いかなる方
向から外力が付加されても抜け出すことがない特長を有
している。
更に、ドアパネルP及びリーンホースP′に取付けられ
たクリップCは係合片16と係当片16aとがリーンホース
P′の孔hの孔縁h″を弾性的に支承していることか
ら、取付け面にガタつきを生じたり取付けクリップCの
浮き出しを生じたりすることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るベルトモールクリップの斜視図、
第2図は反対側から視た同斜視図、第3図は同側面図、
第4図は同正面図、第5図はモールを取付けた状態の同
断面図、第6図〜第9図はクリップの取付け方法を示す
同断面図、第10図は従来例のクリップを示す斜視図、第
11図は同使用状態を示す断面図、第12図は更に他の従来
例のクリップを示す斜視図、第13図は同使用状態を示す
断面図である。 1……クリップ本体、2……抱持片、3……押圧片、4
……爪、5……支片、6……中央部、7……保持部、8
……固定部、9……スリット、10……爪、11……板状
部、12……挾持部、13……挾持部、14……窓穴、15……
爪片、16……係合片、17、18……溝、C……クリップ、
M……モール。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】窓穴14を有する板状部11と、この板状部11
    の一方の側縁に折返し状に設けられてなるドアパネル及
    びリーンホース側縁の挾持部12と、該板状部11の他方の
    側縁であって前記挾持部12と反対の側に折返し状に設け
    られてなるベルトモールの挾持部13とからなるベルトモ
    ール用クリップにおいて、 前記板状部11の窓穴14には、該板状部11における前記挾
    持部13の側にある窓縁から、前記挾持部12の側に向けて
    弾性変形可能な爪片15と、係合片16とが傾斜状に突設さ
    れており、 該爪片15の少なくとも自由端側の一部が該窓穴14から前
    記挾持部12の側に突き出されていると共に、前記窓穴か
    ら傾斜状に突設されている前記係合片16には該窓穴と反
    対の側の傾斜面から前記板状部11の面に沿って係当片16
    aが突設され、該係当片16aと前記板状部11の面との間が
    リーンホースの孔縁挾持間隙とされていることを特徴と
    する自動車ドアのベルトモール用クリップ。
JP1988059815U 1988-05-07 1988-05-07 自動車ドアのベルトモール用クリップ Expired - Lifetime JPH0622577Y2 (ja)

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JP6497551B2 (ja) * 2015-05-08 2019-04-10 スズキ株式会社 サンシェードフック取付け構造

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