JPH06226355A - 板材折曲機の送り制御装置 - Google Patents

板材折曲機の送り制御装置

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Publication number
JPH06226355A
JPH06226355A JP4208893A JP4208893A JPH06226355A JP H06226355 A JPH06226355 A JP H06226355A JP 4208893 A JP4208893 A JP 4208893A JP 4208893 A JP4208893 A JP 4208893A JP H06226355 A JPH06226355 A JP H06226355A
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JP
Japan
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clamp
plate material
bending
die
mold
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JP4208893A
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English (en)
Inventor
Atsushi Momokita
淳 百北
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Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Publication date
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  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 メインクランプとサブクランプとの挟持力の
違いにより、折曲片の立ち上げ高さに誤差が生じること
を防止する。また、長辺加工時と短辺加工時とで折曲片
の立ち上げ高さに誤差が生じることを防止する。 【構成】 板材折曲機は、上型25と下型26とで挟持
した板材Wを曲型27の昇降によって端曲げする金型部
1と、メインクランプ5およびサブクランプ6を備えた
ものである。上型25は自動型幅変更装置35を有する
ものである。この板材折曲機において、メインクランプ
5とサブクランプ6とのいずれで挟持するかを判別して
金型部1への板材送り量の補正量を変更するクランプ別
補正手段53を設ける。この手段53は、補正データ設
定部50と、クランプ種類判別手段47と、軸送り制御
部44の補正手段46とで構成される。また、上型25
を長い型幅とした状態で短い辺を折り曲げる加工である
か否かを判別して板材送り量の補正量を変更する長短辺
別補正手段を設け54を設ける。この手段54は、デー
タテーブル51,52を有するものとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、板材の端曲げを行う
板材折曲機の送り制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、板材折曲機として、図9に示すよ
うに板材Wを固定の下型72と昇降可能な上型71との
間に挟持し、板材Wの上下型71,72から突出した部
分W1を曲型73の上下揺動で端曲げするものがある。
板材Wは、中心部がメインクランプ77の上下一対の回
転パッド75,76間に挟持され、メインクランプ77
の移動により上下型71,72間への出入り方向(X軸
方向)の送りが行われる。メインクランプ77は、板材
Wを割り出し回転させる機能を有しており、板材Wの1
辺の曲げ加工の後、90°または180°割り出し回転
させ、曲げ加工を繰り返すことにより、2〜4辺の端曲
げが順次行われる。
【0003】この種の板材折曲機では、上型71の型幅
が長すぎると、先に折り曲げられた折曲片部分W1と直
交する辺の曲げ加工時に、折曲片部分W1が上型71に
干渉することになる。このため、上型71は、ブレード
状の多数の分割型71a(図10)と一対の端部型71
bとで構成し、分割型71aを型幅変更装置74で図9
に鎖線で示す位置に跳ね上げることにより型幅変更を可
能としてある。また、このように型幅交換装置74を設
けたものでは、送り方向の板材寸法が短い場合に、メイ
ンクランプ77と金型交換装置74との干渉の問題があ
り、板材Wの加工可能な最小寸法が制限される。そのた
め、メインクランプ77と別にサブクランプ(図示せ
ず)を設け、小寸法の板材の加工が行えるようにしたも
のも実用化されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、メインクラン
プ77とサブクランプとでは、板材Wの挟持力が異なる
ため、次のように曲げ時の引きずりにより折曲片部分W
1の立ち上げ高さhに差が生じる。すなわち、曲げ動作
時において、板材Wには曲型73による押し上げに伴っ
て、板材Wを曲型73側へ引きずる力Fが作用する。こ
の力Fによる引きずりは、上下型71,72による挟持
と、メインクランプ77またはサブクランプによる挟持
力とでほぼ阻止されるが、若干の引きずり量は生じる。
この引きずり量により、板材Wの上下型71,72から
突出する部分W1の長さが変化し、それだけこの部分W
1の立ち上げ高さhに誤差が生じることになる。この誤
差は、予め板材Wの送り量を補正することで解消できる
が、一律の補正では、高さ精度を十分に得ることができ
ない。
【0005】すなわち引きずり量は、強固に挟持可能な
メインクランプ77では小さいが、挟持力の小さいサブ
クランプでは大きくなる。そのため、メインクランプ7
7の使用時に対応した送り量補正を行うように設定して
おいても、サブクランプ使用時では補正量が不足し、立
ち上げ高さhが高くなる。
【0006】また、曲げ動作時の引きずりによる立ち上
げ高さhの差は、板材Wの幅寸法の違いによっても生
じ、しかも次のように上型71のどの部分で挟持するか
によって大きく異なる。例えば、従来、板材Wの4辺を
端曲げする場合、板材Wの長辺Waに上型71の型幅を
合わせ、短辺Wbの曲げ加工の後に、長辺Wbの曲げ加
工を行うようにしている。これにより、1枚の板材Wの
加工途中で型幅変更動作を行うことなく、4辺の加工が
行える。この場合に、従来は単に長辺Waの寸法に応じ
た送り量補正を行い、曲げ動作時の引きずりに対する立
ち上げ高さhの精度向上を図っている。
【0007】しかし、短辺Wbを曲げ加工するときは、
図10からもわかるように、上型71の分割型71aの
みで押えられ、端部型71bによる押圧力は作用しな
い。分割型71aは、例えば5mm厚程度の板状体を上下
回動可能としたものであるため、一般に端部型71bの
方が押し付け力が強い。そのため、このように分割型7
1aのみで押えると、引きずり量が多くなり、立ち上げ
高さhに誤差が生じる。この誤差は、従来の長辺寸法に
応じた送り量補正では解消できないことは勿論、単に短
辺Wbの幅寸法に応じて送り量補正を行うようにしたと
しても解消することができない。なお、短辺Wbの加工
時に、型幅変更を行えば、その型幅に応じた送り量補正
で対処できるが、金型交換には時間を要するため、サイ
クルタイムが長くなる。
【0008】請求項1の発明の目的は、メインクランプ
とサブクランプとの挟持力の違いにより、折曲片の立ち
上げ高さに誤差が生じることを防止できる板材折曲機の
送り制御装置を提供することである。
【0009】請求項2の発明の目的は、長辺加工時と短
辺加工時とで、上型の挟持力の違いによって折曲片の立
ち上げ高さに誤差が生じることを防止できる板材折曲機
の送り制御装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明の構成を実施例
に対応する図1と共に説明する。請求項1の送り制御装
置は、上型(25)と下型(26)とで挟持した板材
(W)を曲型(27)の昇降によって端曲げする金型部
(1)と、互いに選択的に板材(W)を挟んで前記上下
型(25,26)の間に各々送り込むメインクランプ
(5)およびサブクランプ(6)とを備えた板材折曲機
に適用される。この板材折曲機において、メインクラン
プ(5)とサブクランプ(6)とのいずれで挟持するか
を判別して金型部(1)への板材送り量の補正量(Δ
X,ΔY)を変更するクランプ別補正手段(53)を設
けたものである。
【0011】請求項2の送り制御装置は、請求項1の構
成の金型部(1)を有し、前記上型(25)を、一対の
端部型と多数の分割型とで型幅変更可能とした板材折曲
機に適用される。この板材折曲機において、送り方向に
直交する板材幅が前記一対の端部型で押圧可能な幅であ
るか否かを判別して、金型部(1)への板材送り量の補
正量を変更する長短辺別補正手段(54)を設けたもの
である。
【0012】
【作用】請求項1の構成の場合、クランプ別補正手段
(53)により、メインクランプ(5)で送るときは、
メインクランプ用に予め設定された補正量(ΔX)で、
板材(W)の送り量が補正され、またサブクランプ
(7)を使用するときは、サブクランプ用に設定された
補正量(ΔY)で送り量補正が行われる。そのため、曲
げ動作に伴って生じる板材(W)の引きずりに対して、
各クランプ(5,7)の挟持力の違いによる引きずり量
の異なりに応じた送り量補正が行える。したがって、折
曲片の立ち上げ高さの精度が向上する。
【0013】請求項2の構成の場合、長短辺別補正手段
(54)により、板材幅が一対の端部型で押圧可能な幅
であるときは、端部型使用時の挟持力に応じた補正量で
板材送り量が補正され、また端部型で押圧できない短辺
のときは、端部型非使用時の挟持力に応じた補正量で送
り量補正が行われる。そのため、曲げ動作に伴って生じ
る板材の引きずりに対して、上型(25)の押圧力の違
いによる引きずり量の異なりに応じた送り量補正が行え
る。したがって、折曲片の立ち上げ高さの精度が向上す
る。
【0014】
【実施例】この発明の一実施例を図1ないし図8に基づ
いて説明する。まず、板材折曲機の構成を説明する。図
2に示すように、この板材折曲機Aは金型部1と板材送
り装置3とで構成される。金型部1は、ラム24に取り
付けられて昇降駆動される上型25と、本体フレーム2
8に固定された下型26と、これら上下型25,26に
より挟持された板材Wの端部を上方または下方へ折り曲
げる曲型27とを備えている。
【0015】曲型27はロッカーアーム29の先端に取
り付けられ、ロッカーアーム29は、3つの油圧シリン
ダ30〜32により、上下揺動と、上下型25,26に
対するクリアランス調整等のための前後移動とが可能で
ある。上型25は型幅変更機構35により型幅変更が可
能である。
【0016】板材送り装置3は、板材Wを載置するテー
ブル2と、テーブル2上の板材Wをメインクランプ5で
把持して前後(X軸方向)に移動するキャリッッジ4と
を備えている。キャリッジ4は、ベッド13上にレール
を介して設置され、送りねじ14およびその駆動用のサ
ーボモータ15により前後送りが行われる。メインクラ
ンプ5は、板材Wを上下から挟持する一対のパッド5
a,5bと、下パッド5bを回転駆動するインデッスク
モータ19とを有し、板材Wを所定角度(例えば90
°)毎に割出回転させる。上パッド5aは、キャリッジ
4の先端に設けた縦レール17に沿って昇降自在な昇降
ホルダ18に取付けられており、シリンダ装置等の昇降
装置16で昇降駆動される。
【0017】図3は板材送り装置3の平面図である。テ
ーブル2は、中央部にキャリッジ4を通過させるキャリ
ッジ通路10を有し、多数の短冊状板2aで構成されて
いる。テーブル2の各短冊状板2a間の隙間9には、板
材Wの幅決め用のセンタリングピン8が突没可能に突出
し、テーブル2の前縁に、シリンダ装置(図示せず)で
突没される前後位置決め用のエンドロケータ11が設け
られている。
【0018】キャリッジ6の両側には、一対のサブキャ
リッジ6がレール21を介して進退自在に設置され、サ
ブキャリッジ6の前端に、板材持替え用のサブクランプ
装置7が設けられている。サブキャリッジ6は、キャリ
ッジ4に設置された送りねじ22(図2)およびサーボ
モータ23により進退駆動される。
【0019】図4は上型25の型幅変更装置35を示
す。上型25は、多数枚のブレード状の分割型25aと
両端の一対の端部型25bとで構成され、各分割型25
aは水平軸37に各々下向き姿勢と跳ね上げ姿勢とに回
動自在に取付けられている。下向き姿勢の分割型25a
は折曲げ時の板材挟持を行う姿勢であり、下向き姿勢の
分割型25aの並び幅Lに、一対の端部型25bとこれ
に取付けられた開き型25cとを合わせた幅が、上型2
5の型幅となる。開き型25cは、回動自在に斜め方向
に垂れ下がり、板材の押し付けに伴って水平になるもの
である。
【0020】分割型25bの姿勢変更は、回動駆動され
る回動支持部材39の回動によって行われ、回動支持部
材39はレール38に沿ってサーボモータ等の型幅変更
駆動源(図示せず)および送りねじ(図示せず)により
進退駆動される。前記一対の端部型25bも、上記水平
軸37と平行に設けられたレール(図示せず)に沿って
進退自在とされ、型幅変更に伴って進退駆動される。
【0021】図1は制御系の概念図である。制御装置4
0は、CNC装置(コンピュータ式数値制御装置)と、
PMC装置(プログラマブル・マシン・コントローラ)
とで構成される。CNC装置は、加工プログラムメモリ
42の加工プログラム43を演算制御部41で実行し、
演算制御部41における軸送り制御部44から各軸のサ
ーボドライバ45に軸送り指令を出力するものである。
サーボドライバ45は、キャリッジ(X軸)4,サブキ
ャリッジ(Y軸)6,およびメインクランプ(T軸)5
の各駆動用モータ15,23,19に対して各々設けら
れる。軸送り制御部44には、X軸およびY軸の送り量
を、軸送り補正データ記憶手段49の補正データに従っ
て補正する補正手段46を有している。軸送り補正デー
タ記憶手段49は、クランプ種類別補正データ設定部5
0と、通常加工時ワーク種別補正データテーブル51
と、長金型短辺加工時補正データテーブル52とを含
む。
【0022】クランプ種類別補正データ設定部50は、
メインクランプ5の使用時と、サブクランプ7の使用時
とに応じて、キャリッジ4の軸送り量の補正値ΔXと、
サブキャリッジ6の軸送り量の補正値ΔYとを設定した
ものである。これら補正値ΔX,ΔYは、クランプ種類
判別手段47の指令によって軸送り制御部44の補正手
段46に転送される。クランプ種類判別手段47は、板
材Wが上下型25,26間に送り込まれるときに使用し
ているクランプ装置がメインクランプ装置5であるかサ
ブクランプ装置7であるかを、加工プログラム43の実
行状態に応じて記憶および更新する機能と、前記の補正
値の転送指令機能とを有する。クランプ種類判別手段4
7は、予め加工プログラム43にクランプ種類別補正デ
ータ送り指令を記述しておいて、この指令に応じてデー
タ転送するものとしても良い。前記クランプ種類判別手
段47と、クランプ種類別補正データ設定部50と、補
正手段46とで、クランプ別補正手段53が構成され
る。
【0023】通常加工時ワーク種別補正データテーブル
51は、上型25の一対の端部型25b間にわたる幅の
板材Wを折曲するときのX軸送り量の補正値を設定した
ものである。このテーブル51には、各種の板材幅、板
厚、材質、曲げ角度等の組み合わせに応じた補正値が設
定される。長金型短辺加工時補正データテーブル52
は、上型25の分割型25aのみで押圧して板材Wを折
曲するときのX軸送り量の補正値を設定したものであ
る。このテーブル52にも、各種の板材幅、板厚、材
質、曲げ角度等の組み合わせに応じた補正値が設定され
る。
【0024】長短辺判別手段48は、加工プログラム4
3の補正データ選択指令43aに応じて、前記通常加工
時用と短辺加工時用のデータテーブル51,52のいず
れかを選択し、補正データ選択指令43aに含まれる曲
幅データと対応する補正値を選択して軸送り制御部44
の補正手段46に転送する手段である。この補正値を選
択する場合における板厚や材質の指定は、加工プログラ
ム43に記述された板圧,材質データによって行われ、
また曲げ角度の指定は、加工プログラム43における曲
げ指令における曲げ角度データに応じて行われる。前記
長短辺判別手段48と、各データテーブル51,52
と、補正手段46とで長短辺別補正手段54が構成され
る。
【0025】上記構成の動作を説明する。まず、全体の
概略動作を説明する。図3のワークテーブル2上に搬入
された板材Wは、前後左右に位置決めされた後、中心部
がキャリッジ4のメインクランプ5で挟持され、キャリ
ッジ4の前進によって金型部1に送り込まれる。送り込
まれた板材Wは、図2の上型25と下型26との間で挟
持され、これら上下型25,26からの突出部分が曲型
27の上下揺動によって上側または下側へ折り曲げられ
る。このようにして板材Wの一辺の端曲げが完了する
と、上型25が上方へ開き、キャリッジ4が後退し、板
材Wを90°または180°回転させた後に、板材Wを
金型部1へ再度送り込む。このような動作を繰り返し
て、板材Wの4辺ないし2辺の端曲げを行う。サブキャ
リッジ6は、板材寸法が小さくてメインクランプ5では
金型部1へ送り込めない場合や、メインクランプ5によ
る把持位置の変更が必要な場合等に使用される。
【0026】つぎに、クランプ種類による補正動作を説
明する。図5(A)は、メインクランプ5で板材Wを挟
持して曲げ加工を行う場合を示し、同図(B)はサブク
ランプ7で板材Wを挟持して曲げ加工を行う場合を示
す。同図(A)の場合は、板材Wを金型部1へ送り込む
ときのX軸送りの補正量として、クランプ種類別補正デ
ータ設定部50(図1)におけるメインクランプ用補正
値ΔXが選択される。同図(B)の場合は、クランプ種
類別補正データ設定部50におけるサブクランプ用補正
値ΔYがY軸送りの補正量として選択される。ΔYはΔ
Xよりも大きな値である。
【0027】このように軸送り量を補正することによ
り、曲げ型27による曲げ動作時に板材Wに生じる引き
ずり量に対して適正な補正が行われる。すなわち、メイ
ンクランプ5とサブクランプ7の挟持力の違いによる引
きずり量の異なりに応じた送り量補正が行える。したが
って、折曲片部分W1の立ち上げ高さhの加工精度が向
上する。
【0028】長辺曲げと短辺曲げとによる補正動作の違
いを説明する。なお、以下の説明はメインクランプ5を
使用して曲げを行う場合の動作である。図6(A)は、
上型25の型幅を板材Wの長辺Waの幅に調整して長辺
Waの曲げを行う場合を示す。この場合は、一対の端部
型25bが板材Wの押し付けに使用されるため、図1の
通常加工時ワーク種別補正データテーブル51から、対
応する長辺幅等に応じた補正値が選択されて、X軸の送
り、すなわちメインクランプ5の軸送りの補正が行われ
る。
【0029】図6(B)は、板材Wの短辺Wbを上型2
5のブレード状の分割型25aだけで押し付けて曲げを
行う場合を示す。この場合は、長金型短辺加工時補正デ
ータテーブル52から、対応する短辺幅等に応じた補正
値が選択されて、メインクランプ5の軸送りの補正が行
われる。
【0030】このように上型25の端部型25bの押圧
作用の有無によって異なる補正値を設定しておき、対応
する補正値を選択して軸送り量を補正するため、挟持力
の違いによる曲げ動作時の引きずり量の違いに応じた適
切な送り量補正が行え、折曲片部分W1の立ち上げ高さ
hの加工精度を向上させることができる。
【0031】図7は、同図(A)に示す切欠bを有する
板材Wを、各折曲線a1〜a4で折曲して同図(B)の
リップ溝形状に曲げ加工する場合の例を示す。折曲線a
3,a4における折り曲げは、折曲線a1,a2におけ
る折り曲げの後に、板材Wを180°反転してから行わ
れる。この板材Wの場合に、折曲線a1,a4における
折り曲げは、図6(A)に示す場合と同様に、上型25
の端部型25bが作用する挟持状態となるため、通常加
工時用のデータテーブル51の補正値が、引きずりに対
する軸送り量補正値として選択される。折曲線a2,a
3における折り曲げは、図6(B)に示す場合と同様
に、端部型25bが作用しない挟持となるため、短辺加
工時用のデータテーブル52の補正値が、軸送り量補正
値として選択される。
【0032】図8は、図7の加工を行うプログラムを作
成するときに、自動プログラミング装置(図示せず)に
入力するデータ例を示す。同図のデータ群Dにおける各
行の「30/90」の記号は、30mmの軸送り(X軸)
を行って90°に折曲させるデータを示す。第3行目の
「1000」のコードは、1000mmの軸送りを行わせ
るデータである。第2および第4行目の「L500」
は、短辺曲げであって、500mm幅の補正データを使用
することを意味する。自動生成された加工プログラム4
2では、前記の「L500」の入力データから、補正デ
ータテーブル52における500mmの曲幅に対応する補
正値を選択する補正データ選択指令43aが作成され
る。
【0033】なお、上記実施例において、クランプ種類
別補正データ設定部50の補正値と、各データテーブル
51,52の補正値ときは、補正手段46に設定した適
宜の処理方法により、例えば併用して補正に使用され
る。
【0034】
【発明の効果】請求項1の送り制御装置は、メインクラ
ンプとサブクランプとのいずれで挟持するかを判別して
金型部への板材送り量の補正量を変更するクランプ別補
正手段を設けたため、クランプの挟持力の違いによる引
きずり量の異なりに応じた適正な送り量補正が行え、折
曲片の立ち上げ高さの精度が向上する。
【0035】請求項2の送り制御装置は、板材幅が、上
型の一対の端部型で押圧可能な幅であるか否かを判別し
て、板材送り量の補正量を変更する長短辺別補正手段を
設けたため、上型の押し付け力の違いによる引きずり量
の異なりに応じた送り量補正が行え、これによっても折
曲片の立ち上げ高さの精度が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の概念構成を示すブロック
図である。
【図2】その板材折曲機の破断側面図である。
【図3】同板材折曲機の平面図である。
【図4】型幅変更装置の拡大正面図である。
【図5】クランプ別の曲げ動作の説明図である。
【図6】長辺と短辺別の曲げ動作の説明図である。
【図7】板材展開形状および曲げ加工後の板材形状の例
を示す説明図である。
【図8】自動プログラミング装置への入力データ例の説
明図である。
【図9】従来の曲げ加工の作用説明図である。
【図10】従来の曲げ加工の動作説明図である。
【符号の説明】
1…金型部、4…キャリッジ、5…メインクランプ、6
…サブキャリッジ、7…サブクランプ装置、15,23
…サーボモータ、24…ラム、25…上型、25a…分
割型、25b…端部型、25c…開き型、26…下型、
27…曲型、35…型幅変更機構、41…演算制御部、
43…加工プログラム、44…軸送り制御部、46…補
正手段、47…クランプ種類判別手段、48…外部減速
手段、49…長短辺判別手段、50…クランプ種類別補
正データ設定部、51…通常加工時ワーク種類別補正デ
ータテーブル、52…長金型短辺加工時補正データテー
ブル、53…クランプ別補正手段、54…長短辺別補正
手段、F…引きずり力、h…立ち上げ高さ、W…板材、
W1…折曲片部分

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上型と下型とで挟持した板材を曲型の昇
    降によって端曲げする金型部と、互いに選択的に板材を
    挟んで前記上下型の間に各々送り込むメインクランプお
    よびサブクランプとを備えた板材折曲機において、メイ
    ンクランプとサブクランプとのいずれで挟持するかを判
    別して金型部への板材送り量の補正量を変更するクラン
    プ別補正手段を設けた板材折曲機の送り制御装置。
  2. 【請求項2】 上型と下型とで挟持した板材を曲型の昇
    降によって端曲げする金型部を有し、前記上型を、一対
    の端部型とこれら端部型の間に位置する多数の分割型と
    で型幅変更可能とした板材折曲機において、送り方向に
    直交する板材幅が一対の端部型で押圧可能な幅であるか
    否かを判別して、金型部への板材送り量の補正量を変更
    する長短辺別補正手段を設けた板材折曲機の送り制御装
    置。
JP4208893A 1993-02-05 1993-02-05 板材折曲機の送り制御装置 Pending JPH06226355A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6064010B1 (ja) * 2015-09-01 2017-01-18 株式会社アマダホールディングス ワークの折曲げ加工方法及びベンダー
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