JPH06226552A - 中空押出形材の内径寸法矯正方法 - Google Patents
中空押出形材の内径寸法矯正方法Info
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- JPH06226552A JPH06226552A JP4321493A JP4321493A JPH06226552A JP H06226552 A JPH06226552 A JP H06226552A JP 4321493 A JP4321493 A JP 4321493A JP 4321493 A JP4321493 A JP 4321493A JP H06226552 A JPH06226552 A JP H06226552A
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- case frame
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 中空押出形材の内周面に嵌合可能な円筒形状
を有する内径矯正用中子の外側に当該中空押出形材を焼
嵌めることにより、中空押出形材の内径の寸法精度を向
上させる。 【構成】 円筒状の内径寸法矯正用中子5の外側にモー
タケースフレーム1を焼嵌める工程と、モータケースフ
レーム1を常温まで一旦冷却する工程と、モータケース
フレーム1及び内径寸法矯正用中子5焼戻し温度まで再
度加熱し両部材間に隙間を生じさせる工程と、内径寸法
矯正用中子5からモータケースフレーム1を抜き取り該
モータケースフレーム1を焼戻しする工程とにより、モ
ータケースフレーム1の内径寸法矯正を行う。
を有する内径矯正用中子の外側に当該中空押出形材を焼
嵌めることにより、中空押出形材の内径の寸法精度を向
上させる。 【構成】 円筒状の内径寸法矯正用中子5の外側にモー
タケースフレーム1を焼嵌める工程と、モータケースフ
レーム1を常温まで一旦冷却する工程と、モータケース
フレーム1及び内径寸法矯正用中子5焼戻し温度まで再
度加熱し両部材間に隙間を生じさせる工程と、内径寸法
矯正用中子5からモータケースフレーム1を抜き取り該
モータケースフレーム1を焼戻しする工程とにより、モ
ータケースフレーム1の内径寸法矯正を行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、中空押出形材の内径寸
法矯正方法に係り、特にアルミニウム合金製異形押出管
の内径の寸法精度を向上させる場合に好適な中空押出形
材の内径寸法矯正方法に関する。
法矯正方法に係り、特にアルミニウム合金製異形押出管
の内径の寸法精度を向上させる場合に好適な中空押出形
材の内径寸法矯正方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、押出加工により製造されるアルミ
ニウム合金製の押出管としては、管の肉厚が不均一な異
形形状に形成され管の内周面が円筒面形状に形成された
異形押出管が有るが、この種の異形押出管は、例えばモ
ータケースの外側フレームや空圧シリンダ等,各種機器
類に広範に使用されている。ところで、押出機のダイス
型から異形押出管を押出したままの状態では、異形押出
管の内径寸法精度は、通常、例えば内径100〜150
mmに対して±0.8mm程度、例えば内径150〜2
00mmに対して±1.0mm程度となり、バラツキが
生ずる。そこで、従来は、押出機により押出加工した異
形押出管の内周面の寸法精度を出す場合、通常は、切削
工具により異形押出管の内周面を切削加工することによ
り、内径寸法を矯正する方法を採っていた。
ニウム合金製の押出管としては、管の肉厚が不均一な異
形形状に形成され管の内周面が円筒面形状に形成された
異形押出管が有るが、この種の異形押出管は、例えばモ
ータケースの外側フレームや空圧シリンダ等,各種機器
類に広範に使用されている。ところで、押出機のダイス
型から異形押出管を押出したままの状態では、異形押出
管の内径寸法精度は、通常、例えば内径100〜150
mmに対して±0.8mm程度、例えば内径150〜2
00mmに対して±1.0mm程度となり、バラツキが
生ずる。そこで、従来は、押出機により押出加工した異
形押出管の内周面の寸法精度を出す場合、通常は、切削
工具により異形押出管の内周面を切削加工することによ
り、内径寸法を矯正する方法を採っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たように切削工具で異形押出管の内周面を切削加工して
内径寸法精度を向上させる方法においては、異形押出管
の内周面を正確な円筒面(真円筒面)に切削加工するた
めの切削加工工程が必要となるため、異形押出管の製造
工程が煩雑化する等の問題があった。他方、押出機によ
り押出加工した異形押出管の内周部に,当該押出管内周
へ嵌合可能な円筒形状の金型を冷間で通す内径寸法矯正
方法も有るが、異形押出管は肉厚が不均一であることか
ら、異形押出管の内周面に不均一な弾性変形や塑性変形
が発生するため、異形押出管の内周面を真円筒面に矯正
することが難しいという問題があった。
たように切削工具で異形押出管の内周面を切削加工して
内径寸法精度を向上させる方法においては、異形押出管
の内周面を正確な円筒面(真円筒面)に切削加工するた
めの切削加工工程が必要となるため、異形押出管の製造
工程が煩雑化する等の問題があった。他方、押出機によ
り押出加工した異形押出管の内周部に,当該押出管内周
へ嵌合可能な円筒形状の金型を冷間で通す内径寸法矯正
方法も有るが、異形押出管は肉厚が不均一であることか
ら、異形押出管の内周面に不均一な弾性変形や塑性変形
が発生するため、異形押出管の内周面を真円筒面に矯正
することが難しいという問題があった。
【0004】
【発明の目的】本発明は、上記従来例の有する不都合を
改善し、特に中空押出形材の線膨張係数より小なる線膨
張係数を有する内径矯正用中子の外側に当該中空押出形
材を焼嵌めることにより、中空押出形材の内径の寸法精
度を向上することを達成した中空押出形材の内径寸法矯
正方法の提供を目的とする。
改善し、特に中空押出形材の線膨張係数より小なる線膨
張係数を有する内径矯正用中子の外側に当該中空押出形
材を焼嵌めることにより、中空押出形材の内径の寸法精
度を向上することを達成した中空押出形材の内径寸法矯
正方法の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、押出加工した
アルミニウム合金製の中空状の押出形材を所定温度まで
加熱し,前記押出形材の内周部に嵌合可能な真円筒面を
備えた円筒形状を有すると共に前記押出形材の線膨張係
数よりも小なる線膨張係数を有する鋼製の内径寸法矯正
用中子の外周部に前記押出形材を焼嵌める第1の工程
と、前記押出形材を常温まで冷却する第2の工程と、前
記押出形材及び前記内径寸法矯正用中子を所定温度まで
再度加熱して焼戻しを行い,前記押出形材の内周面と前
記内径寸法矯正用中子の外周面との間に隙間を生じさせ
る第3の工程と、前記押出形材と前記内径寸法矯正用中
子との嵌合を解除する第4の工程とを具備する、という
構成を採っている。これにより、前述した目的を達成し
ようとするものである。
アルミニウム合金製の中空状の押出形材を所定温度まで
加熱し,前記押出形材の内周部に嵌合可能な真円筒面を
備えた円筒形状を有すると共に前記押出形材の線膨張係
数よりも小なる線膨張係数を有する鋼製の内径寸法矯正
用中子の外周部に前記押出形材を焼嵌める第1の工程
と、前記押出形材を常温まで冷却する第2の工程と、前
記押出形材及び前記内径寸法矯正用中子を所定温度まで
再度加熱して焼戻しを行い,前記押出形材の内周面と前
記内径寸法矯正用中子の外周面との間に隙間を生じさせ
る第3の工程と、前記押出形材と前記内径寸法矯正用中
子との嵌合を解除する第4の工程とを具備する、という
構成を採っている。これにより、前述した目的を達成し
ようとするものである。
【0006】
【作用】本発明によれば、第1の工程で、押出形材を加
熱して内径寸法矯正用中子の外周部に焼嵌め、第2の工
程で、押出形材を常温まで冷却し、第3の工程で、押出
形材及び内径寸法矯正用中子を再度加熱して焼戻しを行
い両部材間に隙間を生じさせ、第4の工程で、押出形材
と内径寸法矯正用中子との嵌合を解除することにより、
押出形材の内径寸法の矯正を行う。これにより、押出形
材の内周面を内径寸法矯正用中子の外周面に沿って成形
することができるため、押出形材の内部歪の発生を抑制
することが可能となり、押出形材の内周面を均一な真円
筒面に矯正することができる。従って、押出形材の内周
面を切削加工して内径寸法を矯正する従来方法の如く,
煩雑な切削加工を行う必要が生ずる不具合や、押出形材
の内周に冷間で金型を通して内径寸法を矯正する従来方
法の如く,押出形材の内周面に不均一な弾性変形や塑性
変形が発生する不具合等を解消することができる。
熱して内径寸法矯正用中子の外周部に焼嵌め、第2の工
程で、押出形材を常温まで冷却し、第3の工程で、押出
形材及び内径寸法矯正用中子を再度加熱して焼戻しを行
い両部材間に隙間を生じさせ、第4の工程で、押出形材
と内径寸法矯正用中子との嵌合を解除することにより、
押出形材の内径寸法の矯正を行う。これにより、押出形
材の内周面を内径寸法矯正用中子の外周面に沿って成形
することができるため、押出形材の内部歪の発生を抑制
することが可能となり、押出形材の内周面を均一な真円
筒面に矯正することができる。従って、押出形材の内周
面を切削加工して内径寸法を矯正する従来方法の如く,
煩雑な切削加工を行う必要が生ずる不具合や、押出形材
の内周に冷間で金型を通して内径寸法を矯正する従来方
法の如く,押出形材の内周面に不均一な弾性変形や塑性
変形が発生する不具合等を解消することができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の中空押出形材の内径寸法矯正
方法を適用してなる実施例を図面に基づいて説明する。
方法を適用してなる実施例を図面に基づいて説明する。
【0008】先ず、本実施例による中空押出形材の内径
寸法矯正方法により内径寸法が矯正されるモータケース
フレームの構造を図2に基づき説明すると、モータの各
機構部(図示略)を収納するためのモータケースフレー
ム1は、内周面2が円筒面形状を有するフレーム本体3
と、該フレーム本体3の外周部に配設された多数のフィ
ン41,42,43,・・・4nとから構成されており、押
出機(図示略)により押出加工されるようになってい
る。モータケースフレーム1は、例えば6000系(本
実施例ではA6063 JIS H4080(1988
年))のアルミニウム合金から形成されており、アルミ
ニウム合金の線膨張係数は、2.3×10-5/度Cとな
っている。
寸法矯正方法により内径寸法が矯正されるモータケース
フレームの構造を図2に基づき説明すると、モータの各
機構部(図示略)を収納するためのモータケースフレー
ム1は、内周面2が円筒面形状を有するフレーム本体3
と、該フレーム本体3の外周部に配設された多数のフィ
ン41,42,43,・・・4nとから構成されており、押
出機(図示略)により押出加工されるようになってい
る。モータケースフレーム1は、例えば6000系(本
実施例ではA6063 JIS H4080(1988
年))のアルミニウム合金から形成されており、アルミ
ニウム合金の線膨張係数は、2.3×10-5/度Cとな
っている。
【0009】次に、本実施例においてモータケースフレ
ーム1の内径寸法矯正に使用する内径寸法矯正用中子を
図1に基づき説明すると、内径寸法矯正用中子5は、モ
ータケースフレーム1の内周面2に嵌合可能で且つ真円
筒面6を有する円筒状部材として構成されており、嵌合
/抜取機構(図示略)によりモータケースフレーム1と
嵌合されるようになっている。内径寸法矯正用中子5
は、モータケースフレーム1を目的とする内径寸法に矯
正するために充分な熱容量を常温で有する鋼から形成さ
れており、鋼の線膨張係数は、アルミニウム合金の線膨
張係数より小なる1.1×10-5/度C(または1.1
7×10-5/度C)となっている。
ーム1の内径寸法矯正に使用する内径寸法矯正用中子を
図1に基づき説明すると、内径寸法矯正用中子5は、モ
ータケースフレーム1の内周面2に嵌合可能で且つ真円
筒面6を有する円筒状部材として構成されており、嵌合
/抜取機構(図示略)によりモータケースフレーム1と
嵌合されるようになっている。内径寸法矯正用中子5
は、モータケースフレーム1を目的とする内径寸法に矯
正するために充分な熱容量を常温で有する鋼から形成さ
れており、鋼の線膨張係数は、アルミニウム合金の線膨
張係数より小なる1.1×10-5/度C(または1.1
7×10-5/度C)となっている。
【0010】次に、本実施例による中空押出形材の内径
寸法矯正方法により、上述したモータケースフレームの
内径寸法を矯正する工程について説明する。
寸法矯正方法により、上述したモータケースフレームの
内径寸法を矯正する工程について説明する。
【0011】工程1:内径寸法矯正用中子5を常温に
した状態で、モータケースフレーム1を加熱機構(図示
略)により焼入れ温度(例えば450度C以上の所定温
度)まで加熱し、該モータケースフレーム1を内径寸法
矯正用中子5の外周部に焼嵌める。
した状態で、モータケースフレーム1を加熱機構(図示
略)により焼入れ温度(例えば450度C以上の所定温
度)まで加熱し、該モータケースフレーム1を内径寸法
矯正用中子5の外周部に焼嵌める。
【0012】工程2:内径寸法矯正用中子5の外側に
焼嵌めたモータケースフレーム1を常温になるまで冷却
する。焼嵌め温度(450度C以上の所定温度)に加熱
したモータケースフレーム1の温度は、通常は短時間
(例えば30秒程度以内)で200度C以下に低下する
が、急速に常温まで冷却する必要がある時は、ファン等
により強制空冷を行う。この場合、モータケースフレー
ム1の内周面の真円度が悪くとも(例えば内径150m
m,焼入れ温度500度C,線膨張係数2.3×10-5
/度Cとした時の内径の伸びは、150×500×2.
3×10-5≒2(mm)に対して±1.0mmもしくは
+2.0mm,−0mm程度となる)、焼嵌め温度で
は、ヤング率が減少すると共に降伏点(0.2%耐力)
が大幅に低下し変形し易くなるため、モータケースフレ
ーム1の内周面は、内径寸法矯正用中子5の外周面に沿
って真円筒面に成形される。
焼嵌めたモータケースフレーム1を常温になるまで冷却
する。焼嵌め温度(450度C以上の所定温度)に加熱
したモータケースフレーム1の温度は、通常は短時間
(例えば30秒程度以内)で200度C以下に低下する
が、急速に常温まで冷却する必要がある時は、ファン等
により強制空冷を行う。この場合、モータケースフレー
ム1の内周面の真円度が悪くとも(例えば内径150m
m,焼入れ温度500度C,線膨張係数2.3×10-5
/度Cとした時の内径の伸びは、150×500×2.
3×10-5≒2(mm)に対して±1.0mmもしくは
+2.0mm,−0mm程度となる)、焼嵌め温度で
は、ヤング率が減少すると共に降伏点(0.2%耐力)
が大幅に低下し変形し易くなるため、モータケースフレ
ーム1の内周面は、内径寸法矯正用中子5の外周面に沿
って真円筒面に成形される。
【0013】工程3:常温まで低下させたモータケー
スフレーム1及び内径寸法矯正用中子5を、前記加熱機
構により焼戻し温度(例えば150〜200度C位の所
定温度)になるまで加熱し焼戻しを行なう。これによ
り、モータケースフレーム1の内周面と内径寸法矯正用
中子5の外周面との接触面間に隙間を生じさせる。この
場合、モータケースフレーム1(内径150mm)を構
成するアルミニウム合金の線膨張係数が2.3×10-5
/度C、内径寸法矯正用中子5(外径150mm)を構
成する鋼製部材の線膨張係数が1.1×10-5/度Cで
あるため、両部材間には、150×(2.3−1.1)
×10-5≒0.3(mm)の隙間が生ずる。
スフレーム1及び内径寸法矯正用中子5を、前記加熱機
構により焼戻し温度(例えば150〜200度C位の所
定温度)になるまで加熱し焼戻しを行なう。これによ
り、モータケースフレーム1の内周面と内径寸法矯正用
中子5の外周面との接触面間に隙間を生じさせる。この
場合、モータケースフレーム1(内径150mm)を構
成するアルミニウム合金の線膨張係数が2.3×10-5
/度C、内径寸法矯正用中子5(外径150mm)を構
成する鋼製部材の線膨張係数が1.1×10-5/度Cで
あるため、両部材間には、150×(2.3−1.1)
×10-5≒0.3(mm)の隙間が生ずる。
【0014】工程4:モータケースフレーム1及び内
径寸法矯正用中子5の間に隙間を生じさせることによ
り、内径寸法矯正用中子5の外周部からモータケースフ
レーム1を前記嵌合/抜取機構により抜き取り、モータ
ケースフレーム1を引続き焼戻し処理する。
径寸法矯正用中子5の間に隙間を生じさせることによ
り、内径寸法矯正用中子5の外周部からモータケースフ
レーム1を前記嵌合/抜取機構により抜き取り、モータ
ケースフレーム1を引続き焼戻し処理する。
【0015】上述したように、本実施例による中空押出
形材の内径寸法矯正方法によれば、真円筒面を有する円
筒状の内径寸法矯正用中子5の外側にモータケースフレ
ーム1を焼嵌める工程と、モータケースフレーム1を常
温まで一旦冷却する工程と、モータケースフレーム1及
び内径寸法矯正用中子5焼戻し温度まで再度加熱し両部
材間に隙間を生じさせる工程と、内径寸法矯正用中子5
からモータケースフレーム1を抜き取り該モータケース
フレーム1を引続き焼戻し処理する工程とを備えている
ため、モータケースフレーム1における内部歪の発生を
抑制することが可能となり、これにより、モータケース
フレーム1の内周面2を均一な真円筒面に矯正すること
ができる。
形材の内径寸法矯正方法によれば、真円筒面を有する円
筒状の内径寸法矯正用中子5の外側にモータケースフレ
ーム1を焼嵌める工程と、モータケースフレーム1を常
温まで一旦冷却する工程と、モータケースフレーム1及
び内径寸法矯正用中子5焼戻し温度まで再度加熱し両部
材間に隙間を生じさせる工程と、内径寸法矯正用中子5
からモータケースフレーム1を抜き取り該モータケース
フレーム1を引続き焼戻し処理する工程とを備えている
ため、モータケースフレーム1における内部歪の発生を
抑制することが可能となり、これにより、モータケース
フレーム1の内周面2を均一な真円筒面に矯正すること
ができる。
【0016】上記により、異形押出管の内周面を切削加
工して内径寸法精度を向上させる従来方法の如く,煩雑
な切削加工を行う必要が生ずる不具合や、異形押出管の
内周に冷間で金型を通して内径寸法を矯正する従来方法
の如く,異形押出管の内周面に不均一な弾性変形や塑性
変形が発生する不具合等を解消することができる。
工して内径寸法精度を向上させる従来方法の如く,煩雑
な切削加工を行う必要が生ずる不具合や、異形押出管の
内周に冷間で金型を通して内径寸法を矯正する従来方法
の如く,異形押出管の内周面に不均一な弾性変形や塑性
変形が発生する不具合等を解消することができる。
【0017】尚、本実施例では、中空押出形材の内径寸
法矯正方法を、例えば6000系アルミニウム合金製の
モータケースフレームに適用した場合について説明した
が、これに限定されず、例えば7000系アルミニウム
合金製等の他のアルミニウム合金製のモータケースフレ
ームに適用することも可能である。
法矯正方法を、例えば6000系アルミニウム合金製の
モータケースフレームに適用した場合について説明した
が、これに限定されず、例えば7000系アルミニウム
合金製等の他のアルミニウム合金製のモータケースフレ
ームに適用することも可能である。
【0018】また、本実施例では、中空押出形材の内径
寸法矯正方法を、例えばモータケースフレームに適用し
た場合について説明したが、これに限定されず、例えば
空圧シリンダ等の肉厚が不均一な他の中空押出形材に適
用することも可能である。
寸法矯正方法を、例えばモータケースフレームに適用し
た場合について説明したが、これに限定されず、例えば
空圧シリンダ等の肉厚が不均一な他の中空押出形材に適
用することも可能である。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
アルミニウム合金製の押出形材の線膨張係数よりも小な
る線膨張係数を有する鋼製の内径寸法矯正用中子の外周
部に押出形材を焼嵌める第1の工程と、押出形材を常温
まで冷却する第2の工程と、押出形材及び内径寸法矯正
用中子を所定温度まで再度加熱して焼戻しを行い,両部
材間に隙間を生じさせる第3の工程と、押出形材と内径
寸法矯正用中子との嵌合を解除する第4の工程とを具備
する構成としているため、押出形材の内部歪の発生を抑
制して押出形材の内周面を均一な真円筒面に矯正するこ
とが可能となり、この結果、押出形材の内周面を切削加
工して内径寸法精度を向上させる従来方法の如く,煩雑
な切削加工を行う必要が生ずる不具合や、押出形材の内
周に冷間で金型を通して内径寸法を矯正する従来方法の
如く,押出形材の内周面に不均一な弾性変形や塑性変形
が発生する不具合などを解消することができるという、
極めて優れた効果を奏する中空押出形材の内径寸法矯正
方法を提供することができる。
アルミニウム合金製の押出形材の線膨張係数よりも小な
る線膨張係数を有する鋼製の内径寸法矯正用中子の外周
部に押出形材を焼嵌める第1の工程と、押出形材を常温
まで冷却する第2の工程と、押出形材及び内径寸法矯正
用中子を所定温度まで再度加熱して焼戻しを行い,両部
材間に隙間を生じさせる第3の工程と、押出形材と内径
寸法矯正用中子との嵌合を解除する第4の工程とを具備
する構成としているため、押出形材の内部歪の発生を抑
制して押出形材の内周面を均一な真円筒面に矯正するこ
とが可能となり、この結果、押出形材の内周面を切削加
工して内径寸法精度を向上させる従来方法の如く,煩雑
な切削加工を行う必要が生ずる不具合や、押出形材の内
周に冷間で金型を通して内径寸法を矯正する従来方法の
如く,押出形材の内周面に不均一な弾性変形や塑性変形
が発生する不具合などを解消することができるという、
極めて優れた効果を奏する中空押出形材の内径寸法矯正
方法を提供することができる。
【図1】本発明を適用した本実施例におけるモータケー
スフレーム及び内径寸法矯正用中子の斜視図である。
スフレーム及び内径寸法矯正用中子の斜視図である。
【図2】図1に示すモータケースフレームの横断面図で
ある。
ある。
1 押出形材としてのモータケースフレーム 2 内周面 5 内径寸法矯正用中子 6 真円筒面
Claims (1)
- 【請求項1】 押出加工したアルミニウム合金製の中空
状の押出形材を所定温度まで加熱し,前記押出形材の内
周部に嵌合可能な真円筒面を備えた円筒形状を有すると
共に前記押出形材の線膨張係数よりも小なる線膨張係数
を有する鋼製の内径寸法矯正用中子の外周部に前記押出
形材を焼嵌める第1の工程と、 前記押出形材を常温まで冷却する第2の工程と、 前記押出形材及び前記内径寸法矯正用中子を所定温度ま
で再度加熱して焼戻しを行い,前記押出形材の内周面と
前記内径寸法矯正用中子の外周面との間に隙間を生じさ
せる第3の工程と、 前記押出形材と前記内径寸法矯正用中子との嵌合を解除
する第4の工程とを具備したことを特徴とする中空押出
形材の内径寸法矯正方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4321493A JPH06226552A (ja) | 1993-02-08 | 1993-02-08 | 中空押出形材の内径寸法矯正方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4321493A JPH06226552A (ja) | 1993-02-08 | 1993-02-08 | 中空押出形材の内径寸法矯正方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06226552A true JPH06226552A (ja) | 1994-08-16 |
Family
ID=12657672
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4321493A Withdrawn JPH06226552A (ja) | 1993-02-08 | 1993-02-08 | 中空押出形材の内径寸法矯正方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06226552A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014065108A (ja) * | 2012-09-26 | 2014-04-17 | Nippon Light Metal Co Ltd | 放熱器の製造方法及び放熱器 |
| JP2015215419A (ja) * | 2014-05-08 | 2015-12-03 | 富士ゼロックス株式会社 | 円筒体の製造方法、像保持体、画像形成装置 |
-
1993
- 1993-02-08 JP JP4321493A patent/JPH06226552A/ja not_active Withdrawn
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014065108A (ja) * | 2012-09-26 | 2014-04-17 | Nippon Light Metal Co Ltd | 放熱器の製造方法及び放熱器 |
| JP2015215419A (ja) * | 2014-05-08 | 2015-12-03 | 富士ゼロックス株式会社 | 円筒体の製造方法、像保持体、画像形成装置 |
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