JPH06227142A - 感熱記録体 - Google Patents

感熱記録体

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JPH06227142A
JPH06227142A JP50A JP1643493A JPH06227142A JP H06227142 A JPH06227142 A JP H06227142A JP 50 A JP50 A JP 50A JP 1643493 A JP1643493 A JP 1643493A JP H06227142 A JPH06227142 A JP H06227142A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 感熱記録体の感度を高め、更に、発色画像の
耐油性、耐可塑剤性を向上させ、それによって発色画像
の長期安定性を高める。 【構成】 感熱記録体の感熱発色層に染料前駆体と共に
含まれる顕色剤が、化学式(I): 【化1】 (但し、Xは、酸素又は硫黄原子を表わし、R1 は、置
換または無置換の芳香族基、或は置換または無置換のア
ラルキル基を表わし、R2 およびR3 は、それぞれ水素
原子、ハロゲン原子または低級アルキル基を表わし、A
は2価の基を表わし、m、およびnは1以上の整数を表
わす。)によって表わされる少なくとも一種の化合物を
含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、加熱によって発色画像
を形成する感熱記録体、特に一旦発色した画像の消失の
無い、記録の保存安定性に優れた感熱記録体に関するも
のである。さらに詳しく述べるならば、記録の長期保存
性が良好であって、同時に記録画像の耐湿性、耐熱性な
どの耐環境性、さらに耐油性、耐可塑剤性に優れ、画像
記録紙、ファクシミリ用紙、キャッシュディスペンサー
用紙、乗車券、定期券、POSラベル等のラベル、プリ
ペイドカード等のカードおよび通行券などに有用な感熱
記録体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】感熱記録体は、一般に紙、合成紙、プラ
スチックフィルム等の支持体上に、電子供与性ロイコ染
料のような発色性物質と、電子受容性のフェノール性化
合物等の有機酸性物質のような顕色性物質とを主成分と
する感熱発色層を設けて構成されており、それら発色成
分を熱エネルギーにより反応させることによって記録画
像を形成することができる。このような感熱記録体は、
特公昭43−4160号、特公昭45−14039号、
及び特開昭48−27736号などに開示されており、
広く実用化されている。
【0003】上述のような感熱記録体は、記録装置がコ
ンパクトで安価で、かつ保守が容易であることから、電
子計算機のアウトプット、ファクシミリ、自動券売機、
科学計測器のプリンター、あるいはCRT医療計測用の
プリンター等に広範囲に使用されている。
【0004】しかし、支持体上に発色性染料物質、顕色
性物質および結着剤を有効成分とする感熱発色層を塗工
した従来のいわゆる染料型感熱記録体にあっては、発色
反応が可逆的であるため、発色画像が経時的に消色する
ことが知られている。この消色は曝光、高湿、高温雰囲
気下に加速され、さらに可塑剤および油等の接触によっ
て速やかに進行し、画像は読み取り不可能なレベルまで
消色してしまう。
【0005】通常無色ないし淡色のラクトン環化合物を
主とする染料前駆体を使用する発色系を用いた場合、こ
の消色現象を抑制するための数多くの技術が開発されて
きた。例えば特開昭60−78782号、特開昭59−
167292号、特開昭59−114096号、および
特開昭59−93387号に見られるように、フェノー
ル系酸化防止剤を感熱発色層中に配合したもの、特開昭
56−146796号に見られるように、疎水性高分子
化合物エマルジョン等からなる保護層を形成したもの、
特開昭58−199189号に見られるように、感熱発
色層上に水溶性高分子化合物または、疎水性高分子化合
物エマルジョンを中間層として設け、その上に疎水性高
分子化合物を樹脂成分とする油性塗料による表面層を設
けたもの、特開昭62−164579号に見られるよう
に、感熱発色層中にエポキシ化合物を含有させたもの、
および特開昭62−169681号に見られるように、
特定のサリチル酸誘導体の金属塩を顕色剤として用いる
もの、などが知られている。
【0006】また、本発明に関連のある尿素型構造を有
する顕色剤化合物に関しては、特開昭59−13309
6号、特開昭59−136288号、および特開昭60
−145884号などに開示されている。
【0007】前述のフェノール系酸化防止剤を配合した
感熱発色層においては、それがない場合の画像に比べ、
耐環境性は多少改良されるが、耐油性(例えばサラダオ
イルを発色面に接触させた場合の一定時間後の画像濃度
の保存率)、耐可塑剤性(可塑剤を含有したラップフィ
ルム等を発色面に接触させた場合の一定時間後の画像濃
度の保存率)などについては改良が認められない。
【0008】一方、保護層、又は表面層を設けた感熱記
録体は、耐環境性はやや改良されるが、長時間の試験で
は消色は避けられない。また耐油性に関しても、オイル
と接触させた直後の画像保存性は改良されるが、オイル
の浸透にしたがって画像はほぼ完全に消失してしまい、
上記問題点に対する本質的な解決策とはいえない。
【0009】また、エポキシ化合物を含有させたもので
は、加熱発色操作をしてから発色画像が安定化されるま
でに比較的長い時間が必要であり、例えば発色直後に発
色画像にサラダオイルを塗布したり、可塑剤と接触させ
ると発色画像はそのかなりの部分が消色してしまう。
【0010】さらに、特定のサリチル酸金属塩を用いる
ものは、耐油性耐可塑剤性は改良されるが、耐熱試験に
おける白紙部の発色が見られ、又、有効な特定のサリチ
ル酸の化学構造が複雑で高価であるという欠点を有す
る。
【0011】また、特開昭59−133096号、およ
び特開昭59−136288号に開示されているよう
に、分子中に1個のチオ尿素型構造を有する顕色剤化合
物を用いた感熱記録紙は、白色度が低下しやすく、かつ
形成された画像の耐油性、および耐可塑剤性が非常に低
いという欠点を有する。
【0012】また特開昭60−145884号に開示さ
れているように、分子中に2個の尿素型構造を有する特
定の3種の化合物を用いた感熱記録紙は、発色能力が弱
く、かつ形成された画像の耐油性、および耐可塑剤性も
著しく弱いと言う欠点を有している(後記比較例2を参
照)。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明は従来技術の上
記問題点を解決し、耐油性、耐可塑剤性、耐湿性、およ
び耐熱性等にすぐれ、従って長期保存性に優れた発色画
像を形成する感熱記録体を提供しようとするものであ
る。本発明の感熱記録体は、例えば自動券売機用感熱記
録型の乗車券として有用であり、保存性を必要とする回
数券や定期券などへの使用、可塑剤、油脂との接触が避
けられないポリ塩化ビニルフィルムで包装した食品の包
装面に貼付けるPOS用バーコードシステム用のラベル
として適するばかりでなく、長期保存用のファクシミリ
用紙やワープロ用紙、また、CRT用画像プリンター用
紙としても利用できるものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、発色画像
の耐油性および耐可塑剤性などの保存安定性改善効果が
発色画像形成後可及的短時間内に発現するような感熱発
色層改良法を検討し、その結果、式(II)により表わさ
れるアリールアミノ(チオ)カルボニルアミノ基:
【化2】 (但し、Xは、酸素又は硫黄原子を表わし、R1 は置換
された芳香族基、無置換の芳香族基、置換されたアラル
キル基、又は無置換のアラルキル基を表わす。)を2個
又はそれ以上有する化合物を顕色剤として用いることに
より優れた顕色能力と、発色画像に対し高い耐油耐可塑
剤性を与え、従って優れた発色画像長期保存安定化効果
を有する感熱記録体が得られることを発見し、本発明を
完成するに至った。
【0015】本発明の感熱記録体は、シート状基体と、
このシート状基体の少なくとも一面に形成され、かつ、
無色又は淡色の染料前駆体、およびこの染料前駆体と加
熱下に反応してこれを発色させる顕色剤とを含む感熱発
色層を有し、前記顕色剤が下記一般式(I):
【化3】 (但し、Xは、酸素又は硫黄原子を表わし、R1 は、置
換された芳香族基、無置換の芳香族基、置換されたアラ
ルキル基または、無置換のアラルキル基を表わし、R2
およびR3 は、それぞれ互に独立に水素原子、ハロゲン
原子、または低級アルキル基を表わし、Aは2価の基を
表わし、m、およびnは、それぞれ互に独立に、1以上
の整数を表わす。)によって表わされる少なくとも一種
の化合物を含むことを特徴とするものである。
【0016】
【作用】式(I)の化合物において、Aは2価の基であ
れば特に制限はないが、好ましいものとしては、下記の
グループをあげることができる。 a:カルボニル基、チオカルボニル基、スルホニル基、
オキシ基、およびスルフィド基などの2価の基、 b:脂肪族炭化水素から誘導される2価の基、例えばメ
チレン基、エチレン基、およびトリメチレン基など、 c:主鎖中に1個以上のヘテロ原子を含む脂肪族炭化水
素から誘導される2価の基、例えばメチレンジオキシ
基、エチレンジオキシ基、およびエチレンジチオオキシ
基など、および d:主鎖中に1個以上のカルボニル基、チオカルボニル
基、イミド基、イミノ基、スルホニル基、エステル結合
を含む脂肪族炭化水素から誘導される2価の基、例えば
マロニル基、スクシニル基、ウレイレン基、およびメチ
レンスルホニルメチレン基など。
【0017】本発明において用いられる式(I)の化合
物は、顕色剤として作用するものである。すなわち式
(I)の化合物は、フェノール性の水酸基、あるいはカ
ルボキシル基などの酸性官能基を有しないが、塩基性ロ
イコ染料との相互作用が強いという構造的な特徴を持っ
ており、塩基性ロイコ染料に対し、強い顕色能力を示す
のである。式(I)の化合物分子が、少なくとも4個の
芳香族環を、式(I)に示されているような配置で有す
ることは、染料分子に対する相互作用を強化し、顕色能
力を増大させるのに重要な因子であると推定される。ま
た、式(I)の顕色剤化合物により形成された画像の耐
油性、耐可塑剤性が強いのは、1分子中に2個またはそ
れ以上存在する式(II)のアリールアミノ(チオ)カル
ボニルアミノ基の協奏作用によるものと考えられる。
【0018】式(I)の化合物を具体的に例示すれば下
記の通りである。4,4′−ビス(3,4−ジクロロベ
ンゼンアミノカルボニルアミノ)ジフェニルメタン、
4,4′−ビス(ベンゼンアミノカルボニルアミノ)ジ
フェニルメタン、4,4′−ビス(m−トリフルオロメ
チルベンゼンアミノカルボニルアミノ)ジフェニルメタ
ン、4,4′−ビス(2,4,6−トリブロモベンゼン
アミノカルボニルアミノ)ジフェニルメタン、4,4′
−ビス(ベンゼンアミノカルボニルアミノ)ジフェニル
スルホン、4,4′−ビス(p−クロロベンゼンアミノ
カルボニルアミノ)ジフェニルスルホン、4,4′−ビ
ス(m−クロロベンゼンアミノカルボニルアミノ)ジフ
ェニルスルホン、1,3′−ビス(3,4−ジクロロベ
ンゼンアミノカルボニルアミノ)ジフェニルスルホン、
1,3′−ビス(ベンゼンアミノカルボニルアミノ)ジ
フェニルスルホン、4,4′−ビス(ベンゼンアミノチ
オカルボニルアミノ)ジフェニルメタン、4,4′−ビ
ス(p−クロロベンゼンアミノチオカルボニルアミノ)
ジフェニルメタン、4,4′−ビス(m−クロロベンゼ
ンアミノチオカルボニルアミノ)ジフェニルメタン、
4,4′−ビス(3,4−ジクロロベンゼンアミノチオ
カルボニルアミノ)ジフェニルスルホン、4,4′−ビ
ス(ベンゼンアミノチオカルボニルアミノ)ジフェニル
スルホン、4,4′−ビス(p−クロロベンゼンアミノ
チオカルボニルアミノ)ジフェニルスルホン、1,3′
−ビス(3,4−ジクロロベンゼンアミノチオカルボニ
ルアミノ)ジフェニルスルホン、1,3′−ビス(ベン
ゼンアミノチオカルボニルアミノ)ジフェニルスルホ
ン、1,3′−ビス(m−トリフルオロメチルベンゼン
アミノチオカルボニルアミノ)ジフェニルスルホン、
4,4′−ビス(ベンジルアミノチオカルボニルアミ
ノ)ジフェニルメタン、4,4′−ビス(ベンジルアミ
ノカルボニルアミノ)ジフェニルスルホン、4,4′−
ビス(ベンジルアミノチオカルボニルアミノ)ジフェニ
ルスルホン、4,4′−ビス(ベンゼンアミノチオカル
ボニルアミノ)3,3′−ジクロロジフェニルメタン、
4,4′−ビス(ベンゼンアミノカルボニルアミノ)
2,2′−ジメチルジフェニルエタン、および4,4′
−ビス(ベンゼンアミノチオカルボニルアミノ)2,
2′−ジメチルジフェニルエタン。
【0019】これら式(I)の化合物は単独で用いられ
てもよく、あるいはその2種以上を混合して用いてもよ
い。上記のような式(I)の化合物の多くは従来報告さ
れていない新規化合物であって、その合成は、例えば下
記の反応(1)〜(2)により行なうことができる。
【化4】 (但し、上記反応式中のR1 ,R2 ,R3 ,A、および
Xは、前に定義した通りである。)
【0020】本発明において、染料前駆体として使用さ
れるロイコ染料はトリフェニルメタン系、フルオラン
系、ジフェニルメタン系化合物等の従来公知のものから
選ぶことができる。例えば、3−(4−ジエチルアミノ
−2−エトキシフェニル)−3−(1−エチル−2−メ
チルインドール−3−イル)−4−アザフタリド、クリ
スタルバイオレットラクトン、3−(N−エチル−N−
イソペンチルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフル
オラン、3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−アニリ
ノフルオラン、3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−
(o,p−ジメチルアニリノ)フルオラン、3−(N−
エチル−N−p−トルイジノ)−6−メチル−7−アニ
リノフルオラン、3−ピロリジノ−6−メチル−7−ア
ニリノフルオラン、3−ジブチルアミノ−6−メチル−
7−アニリノフルオラン、3−(N−シクロヘキシル−
N−メチルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフルオ
ラン、3−ジエチルアミノ−7−(o−クロロアニリ
ノ)フルオラン、3−ジブチルアミノ−7−(o−クロ
ロアニリノ)フルオラン、3−ジエチルアミノ−7−
(m−トリフルオロメチルアニリノ)フルオラン、3−
ジエチルアミノ−6−メチル−7−クロロフルオラン、
3−ジエチルアミノ−6−メチルフルオラン、および3
−シクロヘキシルアミノ−6−クロロフルオラン、およ
び3−(N−エチル−N−ヘキシルアミノ)−6−メチ
ル−7−(p−クロロアニリノ)フルオラン等から選ば
れた1種以上を用いることができる。
【0021】又、本発明においては、所望の効果を阻害
しない範囲で、フェノール類、又は有機酸からなる従来
公知の顕色剤を、本発明の式(I)の化合物と併用する
ことができる。これら従来の顕色剤は、例えば、2,2
−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン(ビスフェ
ノールA)、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)
−1−フェニルエタン、1,4−ビス(1−メチル−1
−(4′−ヒドロキシフェニル)エチル)ベンゼン、
1,3−ビス(1−メチル−1−(4′−ヒドロキシフ
ェニル)エチル)ベンゼン、ジヒドロキシジフェニルエ
ーテル(特開平1−180382号)、p−ヒドロキシ
安息香酸ベンジル(特開昭52−140483号)、ビ
スフェノールS、4−ヒドロキシ−4′−イソプロピル
オキシジフェニルスルホン(特開昭60−13852
号)、1,1−ジ(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘ
キサン、1,7−ジ(4−ヒドロキシフェニルチオ)−
3,5−ジオキサヘプタン(特開昭59−52694
号)、および3,3′−ジアリル−4,4′−ジヒドロ
キシジフェニルスルホン(特開昭60−208286
号)などから選ぶことができる。
【0022】更に本発明の感熱発色層には、熱可融性物
質(いわゆる増感剤)が併用されることが好ましい。増
感剤としては、一般に融点50〜150℃の熱可融性有
機化合物が用いられ、それらは、例えば、1−ヒドロキ
シ−2−ナフトエ酸フェニルエステル(特開昭57−1
91089号)、p−ベンジルビフェニル(特開昭60
−82382号)、ベンジルナフチルエーテル(特開昭
58−87094号)、ジベンジルテレフタレート(特
開昭58−98285号)、p−ベンジルオキシ安息香
酸ベンジル(特開昭57−201691号)、炭酸ジフ
ェニル、炭酸ジトリル(特開昭58−136489
号)、m−ターフェニル(特開昭57−89994
号)、1,2−ビス(m−トリルオキシ)エタン(特開
昭60−56588号)、1,5−ビス(p−メトキシ
フェノキシ)−3−オキサペンタン(特開昭62−18
1183号)、シュウ酸ジエステル類(特開昭64−1
583号)、1,4−ビス(p−トリルオキシ)ベンゼ
ン(特開平2−153783号)、およびジフェニルス
ルホン(特公昭59−25673号)などから選ぶこと
ができる。
【0023】又、本発明の感熱発色層は、さらにヒンダ
ードフェノール化合物又は紫外線吸収剤を含んでいても
よい。それらは例えば特開昭57−151394号、特
開昭58−160191号、特開昭58−69096
号、特開昭59−2884号、特開昭59−95190
号、特開昭60−22288号、特開昭60−2554
85号、特開昭61−44686号、特開昭62−16
9683号、特開昭63−17081号、特開平1−2
49385号、および特開平2−266645号等に開
示された化合物から選ぶことができ、具体的には、例え
ば、1,1,3−トリス(3′−シクロヘキシル−4′
−ヒドロキシフェニル)ブタン、1,1,3−トリス
(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−tert−ブチル
フェニル)ブタン、4,4′−チオビス(3−メチル−
6−tert−ブチルフェノール)、1,3,5−トリ
メチル−2,4,6−トリス(3,5−ジ−tert−
ブチル−4−ヒドロキシベンジル)ベンゼン、2,2′
−ジヒドロキシ−4,4′−ジメトキシベンゾフェノ
ン、p−オクチルフェニルサリシレート、2−(2′−
ヒドロキシ−5′−メチルフェニル)ベンゾトリアゾー
ル、エチル−2−シアノ−3,3′−ジフェニルアクリ
レート、およびテトラ(2,2,6,6,−テトラメチ
ル−4−ピペリジル)1,2,3,4−ブタンテトラカ
ルボエートなどを用いることができる。
【0024】本発明の感熱記録体の感熱発色層は、染料
前駆体と、本発明の上記式(I)の化合物、とを含み、
更に増感剤を含むことが好ましい。さらに、感熱発色層
は、必要に応じて、従来公知のフェノール系あるいは有
機酸系顕色剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、またはワッ
クス類を含むことができる。また、有機又は無機顔料類
を含んでいてもよい。更に、本発明の感熱記録体の感熱
発色層は、これらの成分を支持体に固着するためのバイ
ンダーを含むものである。
【0025】感熱発色層における上記染料前駆体の、感
熱発色層中における含有率は、一般に感熱発色層の乾燥
重量の5〜20重量%であることが好ましく、また本発
明の式(I)の顕色剤化合物の含有率は、一般に10〜
50重量%であることが好ましい。式(I)の化合物の
含有率が10重量%未満では得られる感熱発色層の顕色
能力に不足をきたし、50重量%を越えて入れても得ら
れる感熱発色層の顕色能力が飽和して格別の改善は見ら
れず、経済的に不利となることがある。
【0026】感熱発色層に酸化防止剤又は紫外線吸収剤
が含まれる場合、その含有率は1〜10重量%であるこ
とが好ましい。また従来公知のフェノール系あるいは有
機酸系顕色剤が含まれる場合、その含有率は、5〜40
重量%であることが好ましく、また増感剤が含まれる場
合、その含有率は10〜40重量%が好ましい。ワック
ス類、白色顔料が感熱発色層に含まれる場合、その含有
率はそれぞれ5〜20重量%、10〜50重量%である
ことが好ましく、またバインダーの含有率は一般に5〜
20重量%である。
【0027】上記の有機又は無機の顔料としては、例え
ば炭酸カルシウム、シリカ、酸化亜鉛、酸化チタン、水
酸化アルミニウム、水酸化亜鉛、硫酸バリウム、クレ
ー、焼成クレー、タルク、および表面処理された炭酸カ
ルシウムやシリカ等の無機系微粉末並びに、尿素−ホル
マリン樹脂、スチレン/メタクリル酸共重合体、および
ポリスチレン樹脂等の有機系の微粉末などをあげること
ができる。
【0028】またワックス類としては、例えば、パラフ
ィン、アミド系ワックス、ビスイミド系ワックス、およ
び高級脂肪酸の金属塩など公知のものを用いることがで
きる。
【0029】前記バインダーについては、種々の分子量
のポリビニルアルコール、デンプン及びその誘導体、メ
トキシセルロース、カルボキシメチルセルロース、メチ
ルセルロース、エチルセルロース等のセルロース誘導
体、ポリアクリル酸ソーダ、ポリビニルピロリドン、ア
クリル酸アミド/アクリル酸エステル共重合体、アクリ
ル酸アミド/アクリル酸エステル/メタクリル酸3元共
重合体、スチレン/無水マレイン酸共重合体アルカリ
塩、ポリアクリルアミド、アルギン酸ソーダ、ゼラチ
ン、およびカゼインなどの水溶性高分子材料、並びに、
ポリ酢酸ビニル、ポリウレタン、スチレン/ブタジエン
共重合体、ポリアクリル酸、ポリアクリル酸エステル、
塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体、ポリブチルメタクリ
レート、エチレン/酢酸ビニル共重合体、およびスチレ
ン/ブタジエン/アクリル系共重合体等の各々のラテッ
クスを用いることができる。
【0030】本発明の感熱記録体に用いられるシート状
基体は、紙、表面に顔料および/又はラテックスなどを
塗工したコーテッド紙、ラミネート紙、ポリオレフィン
系樹脂から作られた合成紙、およびプラスチックフィル
ムなどから選ぶことができる。
【0031】このようなシート状基体の少なくとも一面
上に、上記所要成分の混合物を含む塗布液を塗布し、乾
燥して感熱発色層を形成して感熱記録体を製造する。感
熱発色層の塗布量は、塗布液層が乾燥した状態で1〜1
5g/m2 が好ましく、2〜10g/m2 であることが
より好ましい。本発明の感熱記録体においてその感熱発
色層上に更に保護層、印刷層などのような被覆層を形成
することもできる。
【0032】
【実施例】下記に実施例を示し、本発明を具体的に説明
する。実施例中、特に断らない限り、「部」および
「%」は、それぞれ「重量部」および「重量%」を表わ
す。
【0033】合成例1(4,4′−ビス(ベンゼンアミ
ノチオカルボニルアミノ)ジフェニルメタンの合成) 滴下ロート、温度計を付けた三口フラスコ中において、
9.9gの4,4′−ジアミノジフェニルメタンを20
0mlのアセトニトリルに溶解した。この溶液をマグネチ
ックスターラーで激しく撹拌しながら、滴下ロートより
13.5gのイソチオシアン酸フェニルを滴下した。滴
下終了後、80℃で撹拌を続けたところ、30分後に白
色固体が析出したが、そのまま2時間撹拌を続け、その
後に室温まで放冷後、濾過を行い、22.5gの白色結
晶を得た。その融点は178℃であった。NMR測定、
質量分析、およびIR測定により、得られた白色結晶が
上記目的化合物であることを同定した。
【0034】NMR(重DMSO中)の結果は以下の通
りである。δ=3.89(s,2H)7.11〜7.5
7(m,18H)、その他N−Hに起因すると思われる
ピークがδ=9.7付近に現われた。またIR測定(K
Br錠剤法)では下記の特性吸収を確認した。 1530cm-1(チオ尿素のチオカルボニル基に由来)
【0035】合成例2(4,4′−ビス(m−トリフル
オロメチルベンゼンアミノチオカルボニルアミノ)ジフ
ェニルメタンの合成) 合成例1と同様の合成操作を行った。但し、9.9gの
4,4′−ジアミノジフェニルメタンに対し、23.4
gのm−トリフルオロメチルフェニルチオイソシアナー
トを用いた。26.3gの白色結晶を得た。その融点は
160℃であった。NMR測定、質量分析およびIR測
定により、得られた白色結晶が上記目的化合物であるこ
とを同定した。
【0036】NMR測定(重DMSO中)の結果は以下
の通りであった。δ=3.87(s,2H),7.22
(t,5H),7.43〜7.61(m,7H),7.
82(d,2H),8.02(s,2H)、その他N−
Hに起因すると思われるピークがδ=9.3付近に現わ
れた。またIR測定(KBr錠剤法)では、下記の特性
吸収を確認した。 1330cm-1(フルオロメチル基に由来) 1530cm-1(チオ尿素のチオカルボニル基に由来)
【0037】合成例3(1,3−ビス(p−クロロベン
ゼンアミノチオカルボニルアミノ)ジフェニルスルホン
の合成) 三口フラスコ内を乾燥窒素で置換しながら、合成例1と
同様の合成操作を行った。但し、9.9gの4,4′−
ジアミノジフェニルメタンのかわりに、9.4gの3,
3′−ジアミノジフェニルスルホンを用い、かつ13.
5gのイソチオシアン酸フェニルの代りに、14.8g
のイソチオシアン酸p−クロロフェニルを用いた。1
8.2gの白色結晶を得た。その融点は171℃であっ
た。NMR測定、質量分析およびIR測定により、得ら
れた白色結晶が上記目的化合物であることを同定した。
【0038】NMR測定(重DMSO中)の結果は以下
の通りである。δ=7.41〜7.90(m,14
H),8.51(s,2H)、その他N−Hに起因する
と思われるピークがδ=8.2,10.4付近に現われ
た。またIR測定(KBr錠剤法)では下記の特性吸収
を確認した。 1150cm-1(スルホニル基に由来) 1540cm-1(チオ尿素基のチオカルボニル基に由来)
【0039】合成例4(4,4′−ビス(m−クロロベ
ンゼンアミノチオカルボニルアミノ)ジフェニルスルホ
ンの合成) 三口フラスコ内を乾燥窒素で置換しながら、合成例1と
同様の合成操作を行った。但し、9.9gの4,4′−
ジアミノジフェニルメタンのかわりに、9.3gの4,
4′−ジアミノジフェニルスルホンを用い、かつ、1
3.5gのイソチオシアン酸フェニルの代りに、14.
8gのイソチオシアン酸m−クロロフェニルを用いた。
21.3gの白色結晶を得た。その融点は155℃であ
った。NMR測定、質量分析およびIR測定により、得
られた白色結晶が上記目的化合物であることを同定し
た。
【0040】NMR測定(重DMSO中)の結果は以下
の通りである。δ=7.40(d,2H),7.75
(t,8H),7.94(d,6H)、その他N−Hに
起因するピークがδ=10.3,10.4,10.6付
近に現われた。またIR測定(KBr錠剤法)では下記
の特性吸収を確認した。 1152cm-1(スルホニル基に由来) 1530cm-1(チオ尿素基のチオカルボニル基に由来)
【0041】合成例5(4,4′−ビス(ベンゼンアミ
ノチオカルボニルアミノ)ジフェニルスルホンの合成) 三口フラスコ内を乾燥窒素で置換しながら、この三口フ
ラスコに15gの4,4′−ジアミノジフェニルスルホ
ンを入れ、これを60mlのピリジンに溶解した。この溶
液をマグネチックスターラーで激しく撹拌しながら、滴
下ロートより17.6gのイソチオシアン酸フェニルを
滴下した。滴下終了後110℃の温度で7時間撹拌し、
再度8.8gのイソチオシアン酸フェニルを滴下し、さ
らに110℃の温度で1時間撹拌した。反応終了後、放
冷し、5%の塩酸水溶液で酸性とし、クロロホルムで抽
出した。抽出液からクロロホルムを留去し、13.6g
の白色の結晶を得た。その融点は146℃であった。N
MR測定、質量分析及びIR測定により、得られた白色
結晶が上記目的化合物であることを同定した。
【0042】NMR測定(重DMSO中)の結果は以下
の通りである。δ=7.12(t,4H),7.36
(m,7H),7.55(d,7H)、その他N−Hに
起因すると思われるピークがδ=9.1付近に現われ
た。またIR測定(KBr錠剤法)では下記の特性吸収
を確認した。 1535cm-1(チオ尿素基のチオカルボニル基に由来)
【0043】合成例6(4,4′−ビス(2,4,6−
トリブロモベンゼンアミノカルボニルアミノ)ジフェニ
ルメタン) 滴下ロート、温度計を付けた三口フラスコ内において2
8.5gの2,4,6−トリブロモアニリンを、400
mlのトルエンに80℃の温度で加熱溶解した。この溶液
をマグネチックスターラーで激しく撹拌し、これに0.
38gのジラウリン酸ジ−n−ブチル錫を加え、激しく
撹拌しながら、更に9.4gのジイソシアン酸4,4′
−ジフェニルメタンを加えた。30分程で少し白濁した
が、そのまま80℃の温度で4時間撹拌を続けた。この
反応溶液を一晩放置したところ、少量の白色固体が生じ
た。この固体を濾過により取り除き、得られた濾液から
トルエンを留去し、17.5gの白色結晶を得た。その
融点は300℃以上であった。NMR測定により、得ら
れた白色結晶が上記目的化合物であることを同定した。
【0044】NMR測定(重DMSO中)の結果は下記
の通りであった。δ=3.82(s,2H),7.10
(d,4H),7.39(d,6H)、その他N−Hに
起因するピークがδ=8.5付近に現われた。
【0045】実施例1 下記操作により感熱記録紙を作成した。 (1)染料前駆体分散液Aの調製 成 分 量(部) 3−(N−イソペンチル−N−エチルアミノ)− 20 6−メチル−7−アニリノフルオラン ポリビニルアルコール 10%液 10 水 70 上記組成物をサンドグラインダーをもちいて平均粒径が
1μm以下になるまで粉砕した。
【0046】 (2)顕色剤分散液Bの調製 成 分 量(部) 4,4′−ビス(ベンゼンアミノチオカルボニル 10 アミノ)ジフェニルメタン ジフェニルスルホン 10 ポリビニルアルコール 10%液 10 水 70 上記組成物をサンドグラインダーをもちいて平均粒径が
1μm以下になるまで粉砕した。
【0047】(3)顔料下塗り紙の調製 焼成クレイ(商標:アンシレックス)85部を水320
部に分散して得られた分散物に、スチレン〜ブタジエン
共重合物エマルジョン(固形分50%)40部と、10
%酸化でんぷん水溶液50部とを混合し、得られた塗液
を坪量48g/m2 の原紙の一面上に、乾燥後の塗布量
が7.0g/m2 になるように塗工して、顔料下塗り紙
を調製した。
【0048】(4)感熱発色層の形成 上記A液50部、およびB液200部に、炭酸カルシウ
ム顔料30部、25%ステアリン酸亜鉛分散液20部、
30%パラフィン分散液15部、および10%ポリビニ
ルアルコール水溶液100部を混合、撹拌し、塗布液を
調製した。この塗布液を、上記顔料下塗り紙の片面に、
乾燥後の塗布量が5.0g/m2 となるように塗布乾燥
して感熱発色層を形成し、感熱記録紙を作製した。上記
の様にして得られた感熱記録紙をスーパーカレンダーに
よって平滑化処理し、その表面の平滑度を800〜10
00秒とした。
【0049】(5)テスト こうして得られた試料について、日立製作所製の市販感
熱ファクシミリ機を改造した動的発色試験機を用い、
0.49mj/dot の印加エネルギーで試料発色させた。
発色濃度はマクベス反射濃度計RD−914で測定した
(この発色濃度を元濃度と呼びD0 で表わす。)。次い
でこの発色試料から所定の供試片を作成し、発色後30
分以内に供試片にサラダオイルを塗布し、室温で3時間
放置後、過剰のオイルを拭き取り、残存画像濃度D1
マクベス反射濃度計で測定した。上記測定された値D0
およびD1 から下記式に従って画像保存率を算出した。
画像保存率(%)=D1 /D0 ×100テスト結果を表
1に示す。
【0050】実施例2 実施例1と同様にして感熱記録紙を作製し、テストを行
った。但し、分散液Bの調製にあたり、4,4′−ビス
(ベンゼンアミノチオカルボニルアミノ)ジフェニルメ
タンの代わりに、4,4′−ビス(m−クロロベンゼン
アミノチオカルボニルアミノ)ジフェニルスルホンを用
いた。テスト結果を表1に示す。
【0051】実施例3 実施例1と同様にして感熱記録紙を作製し、テストを行
った。但し、分散液Bの調製にあたり、4,4′−ビス
(ベンゼンアミノチオカルボニルアミノ)ジフェニルメ
タンの代わりに、4,4′−ビス(ベンゼンアミノチオ
カルボニルアミノ)ジフェニルスルホンを用いた。テス
ト結果を表1に示す。
【0052】実施例4 実施例1と同様の操作により感熱記録紙を作製し、テス
トを行った。但し、分散液Bの調製にあたり、4,4′
−ビス(ベンゼンアミノチオカルボニルアミノ)ジフェ
ニルメタンの代わりに、4,4′−ビス(m−クロロベ
ンゼンアミノカルボニルアミノ)ジフェニルスルホンを
用いた。テスト結果を表1に示す。
【0053】実施例5 実施例1と同様の操作により感熱記録紙を作製し、テス
トを行った。但し、分散液Bの調製にあたり、4,4′
−ビス(ベンゼンアミノチオカルボニルアミノ)ジフェ
ニルメタンの代わりに、4,4′−ビス(m−トリフル
オロメチルベンゼンアミノチオカルボニルアミノ)ジフ
ェニルメタンを用いた。テスト結果を表1に示す。
【0054】実施例6 実施例1と同様の操作により感熱記録紙を作製し、テス
トを行った。但し、分散液Bの調製にあたり、4,4′
−ビス(ベンゼンアミノチオカルボニルアミノ)ジフェ
ニルメタンの代わりに、4,4′−ビス(3,4−ジク
ロロベンゼンアミノカルボニルアミノ)ジフェニルメタ
ンを用いた。テスト結果を表1に示す。
【0055】比較例1 実施例1と同様の操作により感熱記録紙を作製し、テス
トを行った。但し、分散液Bの調製にあたり、4,4′
−ビス(ベンゼンアミノチオカルボニルアミノ)ジフェ
ニルメタンの代わりに、2,2−ビス(4−ヒドロキシ
フェニル)プロパン(すなわちビスフェノールA)を用
いた。テスト結果を表1に示す。
【0056】比較例2 実施例1と同様の操作により感熱記録紙を作製し、テス
トを行った。但し、分散液Bの調製にあたり、4,4′
−ビス(ベンゼンアミノチオカルボニルアミノ)ジフェ
ニルメタンの代わりに、4,4′−ビス(ベンゼンアミ
ノチオカルボニルアミノ)フェニル(特開昭60−14
5884号に記載の化合物)を用いた。テスト結果を表
1に示す。
【0057】
【表1】
【0058】前記表1から明らかなように、本発明の新
規顕色剤化合物を用いて得られた発色画像は、従来顕色
剤の代表であるビスフェノールAを用いた場合に比べ、
優れた耐油性、耐可塑剤性を示した。
【0059】
【発明の効果】本発明の感熱記録体において、感熱発色
層は、顕色剤として前記特定化学構造(式(I))を有
するアミノカルボニルアミノ系化合物を含むものであっ
て、この顕色剤は、従来の顕色剤に比肩しうる発色能力
を示し、かつ得られた発色画像は、発色操作直後より良
好な耐油性、耐可塑剤性を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート状基体と、このシート状基体の少
    なくとも一面に形成され、かつ、無色又は淡色の染料前
    駆体、およびこの染料前駆体と加熱下に反応してこれを
    発色させる顕色剤を含む感熱発色層とを有し、前記顕色
    剤が下記一般式(I): 【化1】 (但し、Xは、酸素又は硫黄原子を表わし、R1 は、置
    換された芳香族基、無置換芳香族基、置換されたアラル
    キル基、又は無置換のアラルキル基を表わし、R 2 ,R
    3 は、それぞれ互に独立に、水素原子、ハロゲン原子、
    または低級アルキル基を表わし、Aは、2価の基を表わ
    し、m、およびnは、それぞれ互に独立に1以上の整数
    を表わす。)によって表わされる少なくとも一種の化合
    物を含むことを特徴とする感熱記録体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5707778A (en) * 1993-10-05 1998-01-13 Nippon Paper Industries Co., Ltd. Optical recording medium
WO2018145874A1 (de) 2017-02-10 2018-08-16 Papierfabrik August Koehler Se Wärmeempfindliches aufzeichnungsmaterial
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