JPH06227389A - 索道用リニアモータ - Google Patents

索道用リニアモータ

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JPH06227389A
JPH06227389A JP2102493A JP2102493A JPH06227389A JP H06227389 A JPH06227389 A JP H06227389A JP 2102493 A JP2102493 A JP 2102493A JP 2102493 A JP2102493 A JP 2102493A JP H06227389 A JPH06227389 A JP H06227389A
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JP
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linear motor
pulley
supporting member
fixed
drive pulley
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JP2102493A
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English (en)
Inventor
Mitsunori Honma
光則 本間
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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  • Control Of Vehicles With Linear Motors And Vehicles That Are Magnetically Levitated (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エアギャップを小さくして効率の良いリニア
モータを得る。 【構成】 この発明の索道用リニアモータは、適宜の固
定部材に固定されたリニアモータ支え部材によって軸受
けを介して内側滑車支え部材と外側滑車支え部材を回転
自在に支持することにより、この内側滑車支え部材と外
側滑車部材を介して駆動滑車の上側面の内外2箇所を支
持しながら回転させることができる。したがって、リニ
アモータ本体とリアクションプレートとによって駆動滑
車を回転駆動する際に、中心部を支軸によって支持する
だけの従来の駆動滑車に比べて安定して回転させること
ができるようになり、回転時の振動や変位が小さくな
り、それだけエアギャップを小さくしてもリニアモータ
本体とリアクションプレートが接触しないように支持す
ることができるようになり、効率の良い駆動が可能とな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は索道用リニアモータに
関する。
【0002】
【従来の技術】リニアモータはその形状、駆動方式の相
違によって多くの種類に分けられるが、一次側および二
次側が共に直線形状の平板形リニアモータが直線運動の
駆動源として一般的に広く使用されている。このリニア
モータは一般に、従来の回転型モータと歯車機構とを用
いた駆動源と比較して、構造的に簡単であると共に、容
易に直線運動が得られること、さらには非接触でダイレ
クトに駆動できることなどのためにメンテナンスや信頼
性の点で優れている。
【0003】そこで、従来、回転駆動モータと歯車機構
を用いたものが一般的であった回転駆動装置においても
リニアモータが広く使用されるようになってきている。
その一例として索道用駆動装置をあげることができ、索
道用駆動装置では騒音対策の必要性から歯車減速機構な
しで駆動ができるリニアモータ駆動方式が採用されてい
る。
【0004】通常、この索道用駆動装置に用いられるリ
ニアモータは誘導式のもの、つまりリニアインダクショ
ンモータが用いられる。図5〜図7はこのような従来の
索道用リニアモータの構成を示している。この図5〜図
7に基づいて従来の索道用リニアモータについて説明す
ると、リニアモータ本体1は、駆動滑車2を挟持するよ
うに上下に対向して配置され、適宜の固定部材として床
上のベース3に固定されているフレーム4に固着されて
いる。
【0005】駆動滑車2は、床上に固設されている支軸
5に軸受け6を介して軸支されている。また駆動滑車2
の外周部近くの上下両側面にはリニアモータの二次導体
に相当するリアクションプレート7がドーナツ盤状に取
り付けられている。また駆動滑車2の周縁に形成された
リム8の溝に駆動ロープRが掛け回されている。なお、
リニアモータ本体1の端面とリアクションプレート7と
の対向面には、通常、数ミリメートルのエアギャップが
開くように設定されている。
【0006】そこで、リニアモータ本体1を励磁するこ
とにより、リニアモータ本体1とリアクションプレート
7との間に電磁誘導作用が生起され、リニアモータ本体
1とリアクションプレート7との間に吸引力と推力が発
生する。この吸引力は上下のリニアモータ間で相殺され
るが、推力は上下のリニアモータ間で重畳されることに
なり、駆動滑車2がこの推力によって回転駆動され、ロ
ープRを引き動かすことになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来の索道用リニアモータでは、次のような問題点があ
った。一般にリニアモータの特性は、リニアモータ本体
とリアクションプレートとの間のエアギャップの大きさ
に大きく依存し、エアギャップを小さくするほどリニア
モータの効率が向上する。そのため、小形軽量で、かつ
効率の良いリニアモータを得るためには、エアギャップ
をいかに小さくし、かつ一定に保持するかが課題とな
る。そして特に、索道用リニアモータでは、エアギャッ
プを小さくし、かつ一定に保持しようとするとき、i)
駆動滑車2の支持構造に起因するエアギャップの変動
と、ii)ロープRを伝わってくる振動に起因するエアギ
ャップの変動とが大きく、エアギャップを小さくし、か
つ一定に保持しようとすることが難しい問題点があっ
た。
【0008】つまり、索道用リニアモータでは、前者の
i)の変動については、支軸5、軸受け6、駆動滑車2
間の回転支持構造中に必然的に存在する微小間隙が原因
で駆動滑車2全体が傾いてしまう現象がある。例えば、
軸受け6に許容されるガタ(隙間)でも駆動滑車2がわ
ずかに傾くことになるが、この駆動滑車2の傾き角度が
ごくわずかであっても、その直径が大きいために駆動滑
車2の外周に向かって傾きの変位量が拡大され、リニア
モータのリニアモータ本体1とリアクションプレート7
との間のエアギャップは大きく変動することになり、場
合によってはリニアモータ本体1とリアクションプレー
ト7が接触することもあり得る。
【0009】また、後者のii)の変動については、ロー
プRから伝わる外部加振力に対して十分な構造を滑車に
持たせれば理論的には解決するが、実際には設計上不可
能なケースが多く、仮に外部加振力に打ち克つ滑車構造
が可能であるとしても、滑車自体の自励振動に伴うエア
ギャップ変動が別に発生することになり、いずれにして
も、駆動滑車の振動に伴うエアギャップ変動は不可避的
なものである。
【0010】さらに、索道用リニアモータに限らず、一
般的にリニアモータの特性上、リニアモータ本体とリア
クションプレートとの間の電磁気的な吸引、反発力や外
部負荷、振動などによってエアギャップの変動が生じ、
加えて、これらのエアギャップ方向の変動だけでなく、
これに直角な方向にも外部荷重や振動が作用してエアギ
ャップのアンバランスが生じ、リニアモータが直線移動
中にエアギャップを一定に保持することが非常に困難で
ある問題点があった。
【0011】この発明はこのような従来の問題点に鑑み
なされたもので、エアギャップの変動を小さく抑えるこ
とができ、それ故にエアギャップを小さく保持すること
ができ、効率の良い駆動ができる索道用リニアモータを
提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、適宜
の固定部材にドーナツ盤状のリニアモータ支え部材を固
定し、リニアモータ支え部材の外周部と内周部とに軸受
けを設け、同心的に配置されたドーナツ盤状の外側滑車
支え部材と内側滑車支え部材とのそれぞれの上端周部を
軸受けによって回転自在に軸支し、外側滑車支え部材と
内側滑車支え部材とのそれぞれの下端周部を駆動滑車の
上側面に同心的に固着連結し、リニアモータ支え部材の
駆動滑車の上側面との対向面にリニアモータ本体を取り
付け、駆動滑車の上側面にリニアモータ本体と所定のエ
アギャップを開けて対向するようにドーナツ盤状のリア
クションプレートを両滑車支え部材と同心となるように
固着したものである。
【0013】請求項2の発明は、請求項1の索道用リニ
アモータにおいてさらに、駆動滑車の下方側において適
宜の固定部材にドーナツ盤状の下側リニアモータ支え部
材を固定し、下側リニアモータ支え部材の外周部と内周
部とに軸受けを設け、同心的に配置されたドーナツ盤状
の下外側滑車支え部材と下内側滑車支え部材とのそれぞ
れの下端周部を軸受けによって回転自在に軸支し、下外
側滑車支え部材と下内側滑車支え部材とのそれぞれの上
端周部を駆動滑車の下側面に同心的に固着連結し、下側
リニアモータ支え部材の駆動滑車の下側面との対向面に
下側リニアモータ本体を取り付け、駆動滑車の下側面に
下側リニアモータ本体と所定のエアギャップを開けて対
向するようにドーナツ盤状の下側リアクションプレート
を両下側滑車支え部材と同心となるように固着したもの
である。
【0014】請求項3の発明は、適宜の固定部材に固設
された支軸を介して中心部が軸支された駆動滑車の上面
または下面にドーナツ盤状のリアクションプレートを同
心的に取り付け、駆動滑車のリアクションプレートより
も外側の部分に周に沿ってドーナツ盤状に滑車支え部材
を固定し、滑車支え部材と対向するように配置されたド
ーナツ盤状のリニアモータ支え部材を適宜の固定部材に
固定して当該滑車支え部材と対向させ、滑車支え部材と
リニアモータ支え部材との間を軸受けによって結合する
ことによって当該リニアモータ支え部材で滑車支え部材
および駆動滑車を回転自在に支承し、滑車支え部材より
も内側の位置において、リニアモータ本体をリアクショ
ンプレートと所定のギャップを開けて対向するように配
置しリニアモータ支え部材に固着したものである。
【0015】
【作用】請求項1の発明の索道用リニアモータでは、適
宜の固定部材に固定されたリニアモータ支え部材によっ
て軸受けを介して内側滑車支え部材と外側滑車支え部材
を回転自在に支持することにより、この内側滑車支え部
材と外側滑車部材を介して駆動滑車の上側面の内外2箇
所を支持しながら回転させることができる。したがっ
て、リニアモータ本体とリアクションプレートとによっ
て駆動滑車を回転駆動する際に、中心部を支軸によって
支持するだけの従来の駆動滑車に比べて安定して回転さ
せることができるようになり、回転時の振動や変位が小
さくなり、それだけエアギャップを小さくしてもリニア
モータ本体とリアクションプレートが接触しないように
支持することができるようになり、効率の良い駆動が可
能となる。
【0016】請求項2の発明の索道用リニアモータでは
さらに、駆動滑車の下側面側も固定部材に固定されたリ
ニアモータ支え部材、軸受けを介して滑車支え部材によ
って内外2箇所を支持しながら駆動滑車を回転させるこ
とができる。したがって、駆動滑車を上下から支持しな
がら回転させることができるようになって、その回転を
いっそう安定したものとすることができ、駆動滑車の振
動や変位を小さくすることができ、その分、エアギャッ
プをいっそう小さくすることができ、いっそう効率の良
い駆動が可能となる。
【0017】請求項3の索道用リニアモータでは、固定
部材に固定されたリニアモータ支え部材によって軸受け
を介して滑車支え部材を回転自在に支持し、この滑車支
え部材によって駆動滑車の周部を支持することにより、
駆動滑車の中心部を支軸によって支持し、かつ周部を滑
車支え部材とリニアモータ支え部材によって支持するよ
うになる。したがって、リニアモータによって回転駆動
される駆動滑車が中心部と周部との2箇所で支えられな
がら回転することになり、中心部だけが支軸で支持され
ながら回転する従来の駆動滑車に比べて安定した回転が
可能となり、回転時の振動や変位が小さくなり、それだ
けエアギャップを小さくしてもリニアモータ本体とリア
クションプレートが接触しないように支持することがで
きるようになり、効率の良い駆動が可能となる。
【0018】
【実施例】以下、この発明の実施例を図に基づいて詳説
する。図1および図2は請求項1の発明の一実施例を示
しており、床のような固定部材に支持されたフレーム1
1(これは、床から立てられた柱によって支持される桁
の下面側に固定されたフレーム)の下側面全周にそれよ
りも内外に突出するようにしてリニアモータ支え部材1
2が固着されている。そして、このリニアモータ支え部
材12の下方に配置された駆動滑車2の周縁部近くの上
側面にドーナツ盤状の内側滑車支え部材13aと外側滑
車支え部材13bの下端周面部が同心的に固着されてい
て、この内外の滑車支え部材13a,13bそれぞれの
二股になった上端部が前記リニアモータ支え部材12の
内周縁部12a、外周縁部12bそれぞれを挟持するよ
うにして、それらの部材12a,13a間、部材12
b,13b間それぞれのじょうげ2か所にドーナツ盤状
の旋回軸受け14a,14a′;14b,14b′が設
けられている。
【0019】したがって、リニアモータ支え部材12に
対して旋回軸受け14a,14a′;14b,14b′
を介して内外の滑車支え部材13a,13bが回転自在
となり、これに伴って駆動滑車2がその中央部を中心に
して回転運動できるように支持されることになる。な
お、駆動滑車2の中央部は、床に立設された支軸によっ
て軸支してもよいし、強度的に十分であればしなくても
よい。
【0020】駆動滑車2の外周溝部にはロープRが巻き
掛けられており、また内外の滑車支え部材13a,13
bの間の位置にドーナツ盤状のリアクションプレート7
が取り付けられている。そして、このリアクションプレ
ート7と所定のエアギャップを開けて対向するように、
リニアモータ支え部材12の下側面にリニアモータ本体
1が必要数だけ円周上に点在するように取り付けられて
いる。
【0021】次に、上記構成の索道用リニアモータの動
作について説明する。駆動滑車2とこの上側面に取り付
けられているリアクションプレート7、さらには内外の
滑車支え部材13a,13bは軸受け14a,14bを
介してリニアモータ支え部材12およびこれが固着され
ているフレーム11によって吊り下げられるようにして
回転自在に支えられていて、各部材の重みや外部からの
荷重はすべて上下の軸受け14a,14a′;14b,
14b′で受けることになる。
【0022】そこで、リニアモータ本体1のコイルに通
電して励磁させることにより、電磁誘導作用によってリ
ニアモータ本体1とリアクションプレート7の対向面間
にリアクションプレート7に垂直な吸引力と駆動滑車2
の円周方向の推進力とが発生する。そしてこの推進力に
よって、回転自在に支持されている駆動滑車2が回転を
始め、軸受け14a,14a′;14b,14b′がガ
イドとなって内外の滑車支え部材13a,13bと共に
駆動滑車2が回転駆動されることになる。他方、吸引力
に対しては、内外の軸受け14a,14a′;14b,
14b′がその力を受け止めて駆動滑車2が上下に位置
ずれしないように支持する。また駆動滑車2の制動時に
は反対にリニアモータ本体1とリアクションプレート7
との間に磁気反発力が発生することになるが、この反発
力に対しても内外の軸受け14a,14bがその力を受
け止めて駆動滑車2が上下に位置ずれしないように支持
することになる。
【0023】そしてこの場合、従来のように駆動滑車2
の中心部だけを支軸15によって軸支する場合に比べ
て、内外2箇所の軸受け14a,14a′;14b,1
4b′で駆動滑車2を支持しながら回転させているの
で、その回転時に外力がロープRにかかった場合に駆動
滑車2が受ける影響を小さくでき、変動や振動を小さく
抑えることができる。そして変動や振動を小さく抑える
ことができる分、リニアモータ本体1とリアクションプ
レート7との間のエアギャップを小さくすることがで
き、効率の良いリニアモータ駆動が可能となるのであ
る。
【0024】図3は請求項2の発明の一実施例を示して
おり、床のような固定部材に支持された上側フレーム1
1U(これは、床から立てられた柱によって支持される
桁の下面側に固定されたフレームである)の下側面全周
にそれよりも内外に突出するようにして上側リニアモー
タ支え部材12Uが固着されている。そして、この上側
フレーム11Uの下方に配置された駆動滑車2の周縁部
近くの上側面にドーナツ盤状の上内側滑車支え部材13
Uaと上外側滑車支え部材13Ubとのそれぞれの下端
周面部が同心的に固着されていて、この内外の上側滑車
支え部材13Ua,13Ubそれぞれの上端部が前記上
側リニアモータ支え部材12Uの内周縁部12Ua、外
周縁部12Ubそれぞれの上側にドーナツ盤状の上側旋
回軸受け14Ua,14Ubによって支承されている。
【0025】したがって、上側リニアモータ支え部材1
2Uに対して上側旋回軸受け14Ua,14Ubを介し
て内外の上側滑車支え部材13Ua,13Ubが回転自
在となり、これに伴って駆動滑車2がその中央部を中心
にして回転運動できるように支持されることになる。駆
動滑車2の内外の上側滑車支え部材13Ua,13Ub
の間の位置にドーナツ盤状の上側リアクションプレート
7Uが取り付けられている。そして、この上側リアクシ
ョンプレート7Uと所定のエアギャップを開けて対向す
るように、上側リニアモータ支え部材12Uの下側面に
上側リニアモータ本体1Uが必要数だけ円周上に点在す
るように取り付けられている。
【0026】そしてこの実施例の場合にはさらに、駆動
滑車2の下側においても、床材自体あるいは床材上に固
定された固定部材のような下側フレーム11Lの上に、
前述の上側リニアモータ支え部材12Uとほぼ対応する
位置に、ドーナツ盤状の下側リニアモータ支え部材12
Lが固着されている。そして、この下側フレーム11L
の上方に位置する駆動滑車2の周縁部近くの下側面にド
ーナツ盤状の下内側滑車支え部材13Laと下外側滑車
支え部材13Lbとのそれぞれの上端周面部が同心的に
固着されていて、この内外の下側滑車支え部材13L
a,13Lbそれぞれの下端部が前記下側リニアモータ
支え部材12Lの内周縁部12La、外周縁部12Lb
それぞれの下側にドーナツ盤状の下側旋回軸受け14L
a,14Lbによって支承されている。(なお、この下
側旋回軸受け14La,14Lbは下側リニアモータ支
え部材12Lの内周縁部12La、外周縁部12Lbそ
れぞれの上側において内外の下側滑車支え部材13L
a,13Lbそれぞれの下端部を支承するようにしても
よい。)したがって、下側リニアモータ支え部材12L
に対して下側旋回軸受け14La,14Lbを介して内
外の下側滑車支え部材13La,13Lbが回転自在と
なり、これに伴って駆動滑車2がその中央部を中心にし
て回転運動できるように支持されることになる。駆動滑
車2の内外の下側滑車支え部材13La,13Lbの間
の位置に前記上側リアクションプレート7Uと対応する
ようにドーナツ盤状の下側リアクションプレート7Lが
取り付けられている。そして、この下側リアクションプ
レート7Lと所定のエアギャップを開けて対向するよう
に、下側リニアモータ支え部材12Lの上側面に下側リ
ニアモータ本体1Lが必要数だけ円周上に点在するよう
に取り付けられている。
【0027】次に、上記構成の索道用リニアモータの動
作について説明する。駆動滑車2とこの上下に取り付け
られているリアクションプレート7U,7L、さらには
上下の内側滑車支え部材13Ua,13La、上下の外
側滑車支え部材13Ub,13Lbそれぞれは、上下の
内側旋回軸受け14Ua,14La、上下の外側旋回軸
受け14Ub,14Lbそれぞれを介して上下のリニア
モータ支え部材12U,12Lおよびこれが固着されて
いる上下のフレーム11U,11Lによって上下から回
転自在に支えられることになり、各部材の重みや外部か
らの荷重はすべて上下の内側軸受け14Ua,14La
と上下の外側軸受け14Ub,14Lbによって軸支さ
れることになる。
【0028】そこで、上下のリニアモータ本体1U,1
Lのコイルに通電して励磁させることにより、電磁誘導
作用によって上側のリニアモータ本体1Uとリアクショ
ンプレート7Uの対向面間、また下側のリニアモータ本
体1Lとリアクションプレート7Lの対向面間に駆動滑
車2の円周方向の推進力とリアクションプレート7U,
7Lに垂直な方向の吸引力が発生する。そして、この吸
引力は上下で相殺され、推進力が上下で重畳される形で
駆動滑車2に働いて回転を始め、上下の軸受け14U
a,14La;14Ub,14Lbがガイドとなって上
下の滑車支え部材13Ua,13La;13Ub,13
Lbと共に駆動滑車2が回転駆動されることになる。ま
た駆動滑車2の制動時には反対に上下のリニアモータ本
体1U,1Lと上下のリアクションプレート7U,7L
との間に磁気反発力が発生することになるが、これらの
反発力も上下で相殺されることになる。
【0029】そしてこの場合、第1実施例の場合に比べ
ると、電磁誘導作用による磁気吸引力と反発力が上下で
相殺されることになるので軸受け14Ua,14La;
14Ub,14Lbとして負荷容量の小さなもの、した
がって小形のものを使用することができるようになり、
リニアモータ本体1とリアクションプレート7との間の
エアギャップをいっそう小さくすることができ、いっそ
う効率の良いリニアモータ駆動が可能となるのである。
さらに、図4は請求項3の発明の索道用リニアモータの
一実施例を示しており、適宜の固定部材として床上に固
設された支軸5を介して中心部が軸受け6を介して軸支
された駆動滑車2の上面にドーナツ盤状のリアクション
プレート7を同心的に取り付け、また駆動滑車2のリア
クションプレート7よりも外側の部分に周に沿ってドー
ナツ盤状に滑車支え部材13の下端部全周を固定してい
る。
【0030】この滑車支え部材13の上方位置に配置さ
れたドーナツ盤状のリニアモータ支え部材12を適宜の
固定部材としてのフレーム11に固定している。そし
て、このリニアモータ支え部材12の外周縁部12bを
滑車支え部材13の二股になった上端部で挟持させるよ
うにし、上下の軸受け14,14′によってリニアモー
タ支え部材12と滑車支え部材13との間を回転できる
ように結合している。
【0031】リニアモータ支え部材12の下面側に円周
上に点在するように必要数のリニアモータ本体1が固定
されており、駆動滑車2の上面の滑車支え部材13より
も内側の位置にリニアモータ本体1と所定幅のエアギャ
ップを開けて対向するようにドーナツ盤状のリアクショ
ンプレート7が取り付けられている。
【0032】次に、上記構成の索道用リニアモータの動
作について説明する。駆動滑車1はその中心部が軸受け
6を介して支軸5に支持され、また周縁部が滑車支え部
材13と上下の軸受け14,14′を介してリニアモー
タ支え部材12およびフレーム11に支持され、これら
の軸受け6および上下の軸受け14,14′によって回
転自在になっている。
【0033】そこで、リニアモータ本体1に通電するこ
とによって励磁させると、電磁誘導作用によってリニア
モータ本体1とリアクションプレート7との対向面間に
円周方向の推進力とリアクションプレート7に垂直な磁
気吸引力とが発生する。このリアクションプレート7に
働く推進力によって駆動滑車2が回転を始めることにな
る。
【0034】そして吸引力は軸受け14,14′によっ
て受け止めて駆動滑車2が上下に変位することを防止す
ることができる。また駆動滑車2の制動時には反対にリ
ニアモータ本体1とリアクションプレート7との間に磁
気反発力が発生することになるが、この反発力に対して
も軸受け14,14′がその力を受け止めて駆動滑車2
が上下に位置ずれしないように支持することになる。
【0035】この結果、この実施例にあっても、駆動滑
車2を中心部の軸受け6と周縁部の軸受け14,14′
との2箇所で支持することができてその変位を小さく抑
えることができ、その分、リニアモータ本体1とリアク
ションプレート7との間のエアギャップを小さくするこ
とができ、効率の良い駆動が可能となるのである。
【0036】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば、
適宜の固定部材に固定されたリニアモータ支え部材によ
って軸受けを介して内側滑車支え部材と外側滑車支え部
材を回転自在に支持するようにしているので、この内側
滑車支え部材と外側滑車部材を介して駆動滑車の上側面
の内外2箇所を支持しながら回転させることができ、リ
ニアモータ本体とリアクションプレートとによって駆動
滑車を回転駆動する際に、中心部を支軸によって支持す
るだけの従来の駆動滑車に比べて安定して回転させるこ
とができて回転時の振動や変位を小さくすることがで
き、これによってエアギャップを小さくしてもリニアモ
ータ本体とリアクションプレートが接触しないように支
持することができ、効率の良いリ駆動が可能となる。
【0037】請求項2の発明によればさらに、駆動滑車
の下側面側も固定部材に固定されたリニアモータ支え部
材、軸受けを介して滑車支え部材によって内外2箇所を
支持しながら駆動滑車を回転させるようにしているの
で、駆動滑車を上下から支持しながら回転させることが
できるようになって、その回転をいっそう安定したもの
とすることができ、駆動滑車の振動や変位をいっそう小
さくすることができ、その分、エアギャップをいっそう
小さくすることができ、いっそう効率の良い駆動が可能
となる。
【0038】請求項3の発明によれば、固定部材に固定
されたリニアモータ支え部材によって軸受けを介して滑
車支え部材を回転自在に支持し、この滑車支え部材によ
って駆動滑車の周部を支持することにより、駆動滑車の
中心部を支軸によって支持し、かつ周部を滑車支え部材
とリニアモータ支え部材によって支持するようにしてい
るので、リニアモータによって回転駆動される駆動滑車
が中心部と周部との2箇所で支えられながら回転させる
ことができ、中心部だけを支軸で支持させながら回転す
る従来の駆動滑車に比べて安定した回転が可能となり、
回転時の振動や変位を小さくすることができ、それだけ
エアギャップを小さくしてもリニアモータ本体とリアク
ションプレートが接触しないように支持することがで
き、効率の良い駆動が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明の一実施例の断面図。
【図2】上記実施例の底面図。
【図3】請求項2の発明の一実施例の断面図。
【図4】請求項3の発明の一実施例の断面図。
【図5】従来例の平面図。
【図6】従来例の断面図。
【図7】従来例の斜視図。
【符号の説明】
1 リニアモータ本体 2 駆動滑車 7 リアクションプレート 11 フレーム 12 リニアモータ支え部材 12U 上側リニアモータ支え部材 12L 下側リニアモータ支え部材 13 滑車支え部材 13a 内側滑車支え部材 13Ua 上内側滑車支え部材 13La 下内側滑車支え部材 13b 外側滑車支え部材 13Ub 上外側滑車支え部材 13Lb 下外側滑車支え部材 14,14′ 軸受け 14a,14a′ 内側軸受け 14Ua 上内側軸受け 14b,14b′ 外側軸受け 14Ub 上外側軸受け 14Lb 下外側軸受け

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 適宜の固定部材にドーナツ盤状のリニア
    モータ支え部材を固定し、前記リニアモータ支え部材の
    外周部と内周部とに軸受けを設け、同心的に配置された
    ドーナツ盤状の外側滑車支え部材と内側滑車支え部材と
    のそれぞれの上端周部を前記軸受けによって回転自在に
    軸支し、前記外側滑車支え部材と内側滑車支え部材との
    それぞれの下端周部を駆動滑車の上側面に同心的に固着
    連結し、前記リニアモータ支え部材の前記駆動滑車の上
    側面との対向面にリニアモータ本体を取り付け、前記駆
    動滑車の上側面に前記リニアモータ本体と所定のエアギ
    ャップを開けて対向するようにドーナツ盤状のリアクシ
    ョンプレートを前記両滑車支え部材と同心となるように
    固着して成ることを特徴とする索道用リニアモータ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の索道用リニアモータに
    おいて、前記駆動滑車の下方側において適宜の固定部材
    にドーナツ盤状の下側リニアモータ支え部材を固定し、
    前記下側リニアモータ支え部材の外周部と内周部とに軸
    受けを設け、同心的に配置されたドーナツ盤状の下外側
    滑車支え部材と下内側滑車支え部材とのそれぞれの下端
    周部を前記軸受けによって回転自在に軸支し、前記下外
    側滑車支え部材と下内側滑車支え部材とのそれぞれの上
    端周部を前記駆動滑車の下側面に同心的に固着連結し、
    前記下側リニアモータ支え部材の前記駆動滑車の下側面
    との対向面に下側リニアモータ本体を取り付け、前記駆
    動滑車の下側面に前記下側リニアモータ本体と所定のエ
    アギャップを開けて対向するようにドーナツ盤状の下側
    リアクションプレートを前記両下側滑車支え部材と同心
    となるように固着して成る索道用リニアモータ。
  3. 【請求項3】 適宜の固定部材に固設された支軸を介し
    て中心部が軸支された駆動滑車の上面または下面にドー
    ナツ盤状のリアクションプレートを同心的に取り付け、
    前記駆動滑車のリアクションプレートよりも外側の部分
    に周に沿ってドーナツ盤状に滑車支え部材を固定し、前
    記滑車支え部材と対向するように配置されたドーナツ盤
    状のリニアモータ支え部材を適宜の固定部材に固定して
    当該滑車支え部材と対向させ、前記滑車支え部材とリニ
    アモータ支え部材との間を軸受けによって結合すること
    によって当該リニアモータ支え部材で前記滑車支え部材
    および駆動滑車を回転自在に支承し、前記滑車支え部材
    よりも内側の位置において、リニアモータ本体を前記リ
    アクションプレートと所定のギャップを開けて対向する
    ように配置し前記リニアモータ支え部材に固着して成る
    ことを特徴とする索道用リニアモータ。
JP2102493A 1993-02-09 1993-02-09 索道用リニアモータ Pending JPH06227389A (ja)

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