JPH06228254A - 型内被覆用樹脂組成物 - Google Patents

型内被覆用樹脂組成物

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JPH06228254A
JPH06228254A JP5016564A JP1656493A JPH06228254A JP H06228254 A JPH06228254 A JP H06228254A JP 5016564 A JP5016564 A JP 5016564A JP 1656493 A JP1656493 A JP 1656493A JP H06228254 A JPH06228254 A JP H06228254A
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JP
Japan
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mold
unsaturated polyester
carboxyl group
acid
ethylenically unsaturated
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5016564A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Uno
良紀 宇野
Shigeru Oka
茂 岡
Yoshikazu Maki
義和 牧
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Nippon Shokubai Co Ltd
Original Assignee
Nippon Shokubai Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Shokubai Co Ltd filed Critical Nippon Shokubai Co Ltd
Priority to JP5016564A priority Critical patent/JPH06228254A/ja
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  • Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Moulding By Coating Moulds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 酸価が1以下の不飽和ポリエステル50〜8
0重量部に、カルボキシル基を有していないエチレン性
不飽和モノマー20〜50重量部とカルボキシル基を有
するエチレン性不飽和モノマー0.5〜30重量部とを
配合した型内被覆用樹脂組成物。 【効果】 本発明によれば、90℃500時間の片面水
中浸漬という過酷な条件であっても、全くBMC成形物
表面から剥れないという非常に良好な密着力を有すると
共に金型からの離型性にも優れた型内被覆用樹脂組成物
を提供できた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は金型内で成形品の表面被
覆層を形成し得る樹脂組成物に関し、さらに詳しくは、
シートモールディングコンパウンド(SMC)やバルク
モールディングコンパウンド(BMC)基材との良好な
密着性を有する不飽和ポリエステル系型内被覆用樹脂組
成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】繊維強化複合材料(FRP)は、金属材
料より軽量であり、耐食性に優れ、かつ大きな強度を有
しているため、非常に幅広い分野で使用されている。F
RPを成形するには、ハンドレイアップ法、スプレーア
ップ法、プレス成形法、射出成形法、フィラメントワイ
ンディング法、SMC法、BMC法、プルトルージョン
法、プリミックス法等多数の成形方法がある。これらの
内ハンドレイアップ法やスプレーアップ法の場合は、F
RPの成形中に生じる気泡等の表面欠陥を防止して保護
膜を作成する目的で、FRPの成形の前にゲルコートが
なされることが多い。これに対しその他の成形方法の場
合は、FRPを成形した後で、目止め剤や塗料の下塗り
剤による処理を最終塗料塗布工程の前に行なっている。
【0003】このような繁雑化した工程をなくすため、
FRPを脱型する前に、金型の中に表面被覆膜を形成し
得る材料を注入する型内被覆方法が考案され、SMC、
BMC法等の成形法では有効に利用されている。型内被
覆用樹脂組成物としては、以前は2液型ウレタン組成物
が用いられてきたが、近年ではビニルエステル樹脂等を
用いる1液型に主流が移っており、種々の発明が開示さ
れている(特開昭60−23443号、同60−221
437号、同60−47016号、特開平1−1263
16号公報)。
【0004】しかしながらビニルエステル樹脂には、S
MCやBMCとの密着性が悪いという問題があり、これ
までの型内被覆用樹脂組成物では満足する密着性を得る
ことはできなかった。また、深しぼり成形品を成形する
場合には、金型からの離型性が悪くなって作業性が低下
するという問題もあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、SM
CおよびBMCとの密着性に優れると共に金型からの離
型性にも優れた1液型型内被覆用樹脂組成物を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の構成は、型内被覆用樹脂組成物が、酸価が1
以下の不飽和ポリエステル50〜80重量部に、カルボ
キシル基を有していないエチレン性不飽和モノマー20
〜50重量部とカルボキシル基を有するエチレン性不飽
和モノマー0.5〜30重量部とを加えたものであるこ
とを要旨とするものである。
【0007】
【作用】本発明において用いられる不飽和ポリエステル
としては、マレイン酸、フマル酸等の不飽和多塩基酸ま
たはそれらの酸無水物とポリオールを重縮合反応させて
得られるものであるが、末端カルボキシル基を実質上有
しないもので酸価が1以下のものである。ポリオールと
しては、エチレングリコール、ジエチレングリコール、
プロピレングリコール、ネオペンチルグリコール、水素
化ビスフェノールA、ブチレングリコール、ビスフェノ
ールAの酸化プロピレンまたは酸化エチレン付加物等が
挙げられる。また不飽和多塩基酸に、必要に応じてフタ
ル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、テトラヒドロフタ
ル酸、ヘット酸等の飽和多塩基酸またはそれらの酸無水
物を混合して利用することもできる。
【0008】好ましい不飽和ポリエステルとしては、飽
和多塩基酸としてイソフタル酸かテレフタル酸かまたは
両者の混合物を用い、ポリオールとして、プロピレング
リコール、ネオペンチルグリコール、水素化ビスフェノ
ールA、ブチレングリコール、ビスフェノールAの酸化
プロピレンまたは酸化エチレン付加物のうちの1種以上
を用い、ポリオール過剰のもとで重縮合させたものが例
示される。また、不飽和ポリエステルの末端カルボキシ
ル基にグリシジル(メタ)アクリレートを反応させて得
られるエポキシ変性不飽和ポリエステルも、本発明にお
いて好適に用いられる。
【0009】酸価が1を超える不飽和ポリエステルを用
いた場合は、密着性は比較的良好であるが、深しぼり成
形品などの立面を有する成形品を成形する時に金型との
離型が困難となり作業性が低下して好ましくない。
【0010】上記不飽和ポリエステルに加えられるカル
ボキシル基を有していないエチレン性不飽和モノマーと
しては、スチレン、α−メチルスチレン、クロロスチレ
ン、ビニルトルエン、p−メチルスチレン、ジビニルベ
ンゼン、(メタ)アクリル酸アルキルエステル等が挙げ
られ、単独または混合して用いることができる。これら
のカルボキシル基を有していないエチレン性不飽和モノ
マーは、不飽和ポリエステル80〜50重量部に対して
20〜50重量部配合するのが好ましい。該モノマーが
20重量部より少ないと粘度が高くなって注入が困難と
なったり、耐水性が悪化してしまうし、また50重量部
より多い場合には、成形時にクラックが発生するため好
ましくない。
【0011】本発明において用いられるカルボキシル基
を有するエチレン性不飽和モノマーとしては、アクリル
酸、メタクリル酸、およびマレイン酸やフマル酸のモノ
エステルが例示され、これらを単独または混合して使用
することができる。カルボキシル基含有エチレン性不飽
和モノマーは不飽和ポリエステル50〜80重量部に対
して0.5〜30重量部加えられるのが好ましく、さら
に好ましくは0.5〜10重量部である。
【0012】カルボキシル基を含有するエチレン性不飽
和モノマーの添加方法は、カルボキシル基を有していな
いエチレン性不飽和モノマーと予め混合し、この混合モ
ノマーに不飽和ポリエステルを溶解させても良く、別々
に添加しても良い。
【0013】本発明におけるカルボキシル基を有してい
ないエチレン性不飽和モノマーの役割は、硬化前の型内
被覆用樹脂組成物の粘度調整と不飽和ポリエステルとの
ラジカル重合による三次元化硬化反応を行なうことであ
り、上記カルボキシル基含有モノマーは、SMC、BM
C成型品との密着性向上に役立つものである。
【0014】本発明における型内被覆用樹脂組成物は、
上記必須成分を公知慣用の方法で混合して得られるが、
さらに必要に応じて顔料、染料、充填剤、酸化防止剤、
離型剤、重合開始剤、重合禁止剤、重合促進剤等の汎用
の添加剤を配合することもできる。このようにして得ら
れる本発明組成物は、SMC、BMC等に利用される基
材に対して良好な密着性を示すと共に金型からの離型性
にも優れたものである。
【0015】SMCやBMC成形品の表面を被覆する方
法としては、従来用いられている方法をそのまま適用で
きる。例えば、SMCやBMCを常法で加熱圧縮成形
し、成形材料が完全に硬化する前にプレス圧力を除去あ
るいは減圧し、本発明の型内被覆用樹脂組成物を高圧で
射出注入した後に、引き続き加熱圧縮して該組成物を成
形品表面に流動させ硬化させる方法等を採用することが
できる。硬化温度は90〜160℃で、硬化時間は0.
5〜10分が好ましい。被覆層の厚みは用途に応じて適
宜選択されるが、20〜500μm程度が好ましい。以
下に本発明を実施例によってさらに詳細に説明するが、
本発明はこれらに限定されるものではない。
【0016】
【実施例】参考例1 プロピレングリコール810gとイソフタル酸664g
を不活性気流中185℃でエステル化反応させ、酸価3
0までエステル化させた後、無水マレイン酸585gを
加え200℃にして酸価22となるまでエステル化を進
め、不飽和ポリエステル(1) を得た。この不飽和ポリエ
ステル(1) 1700gにハイドロキノン0.5gおよび
スチレン1300gを混合溶解した後、グリシジルメタ
クリレート114gおよびトリエチルアミン9.9gを
加え、空気気流中115℃で2時間反応させ、酸価0.
1で粘度10ポイズ(B型粘度計ロータ#3,60rpm
)のエポキシ変性不飽和ポリエステルのスチレン溶液
(以下この溶液を不飽和ポリエステル樹脂(1) という)
を得た。
【0017】参考例2 参考例1で得られた不飽和ポリエステル(1) 1700g
にハイドロキノン0.5gおよびスチレン1300gを
混合溶解し、酸価13で粘度9ポイズ(B型粘度計、ロ
ータ#3,60rpm )の不飽和ポリエステルのスチレン
溶液(以下この溶液を比較不飽和ポリエステル樹脂(1)
という)を得た。
【0018】参考例3 ビスフェノールAの酸化エチレン付加物1824g、プ
ロピレングリコール456g、イソフタル酸664gお
よびジブチルチンオキサイド0.8gを不活性気流中1
85℃で酸価30までエステル化反応させた後、無水マ
レイン酸585gを加え200℃でエステル化反応を進
め、酸価が1となった時点で反応を停止して、不飽和ポ
リエステル(2) を得た。この不飽和ポリエステル(2) 2
700gにハイドロキノン1.0gおよびスチレン23
20gを混合溶解して、酸価0.8で粘度6ポイズ(B
型粘度計、ロータ#3,60rpm )の不飽和ポリエステ
ルのスチレン溶液(以下この溶液を不飽和ポリエステル
樹脂(2) という)を得た。
【0019】参考例4 イソ系不飽和ポリエステル(A)100重量部(以下、
重量部を部と省略する)、t−ブチルパーベンゾエート
1部、水酸化アルミニウム300部、ステアリン酸亜鉛
4部、酸化マグネシウム1部、パラベンゾキノン0.0
1部、ガラス繊維(6mm長)45部をニーダにて混練
し、BMCを製造した。
【0020】実施例1〜5および比較例1〜5 参考例1〜3で製造した不飽和ポリエステル樹脂(1) 〜
(2) および比較不飽和ポリエステル樹脂(1) を表1に示
した組成の型内被覆用樹脂組成物とし、参考例4で製造
したBMCの成形および型内被覆を下記の条件で行なっ
た。 金型 ;400×250×300mmの箱
型 金型温度(上/下);135℃/130℃ 成形圧力 ;75kg/cm2 BMC厚み ;5mm 被覆膜厚み ;100μm 一次硬化時間 ;250秒(型内被覆用樹脂組成物
を注入するまでの時間) 組成物注入圧力 ;300kg/cm2 二次硬化時間 ;200秒(組成物注入終了から型
開きまでの時間)
【0021】上記の条件で行なった型内被覆成形品につ
いて、常態および90℃500時間の片面水中浸漬後に
おける密着性を碁盤目試験で評価し表1に併記した。碁
盤目試験はJIS K5400 に準じて行なった。また、成形品
の金型からの離型性を ○:良好。 △:被覆面に微小なクラックが生じる等の問題があっ
た。 ×:離型困難であり、無理に脱型すると成形品に割れが
生じた。 の基準により3段階評価した。
【0022】
【表1】
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、90℃500時間の片
面水中浸漬という過酷な条件でも全くBMC成形物表面
から剥れないという非常に良好な密着力を有する型内被
覆用樹脂組成物を提供できた。またバスタブ等の深しぼ
り成形品についても、BMC成形物との良好な密着性を
維持しながら、金型からの離型性のよい成形品を提供し
得る型内被覆用樹脂組成物が得られた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 酸価が1以下の不飽和ポリエステル50
    〜80重量部に、カルボキシル基を有していないエチレ
    ン性不飽和モノマー20〜50重量部とカルボキシル基
    を有するエチレン性不飽和モノマー0.5〜30重量部
    とを配合したものであることを特徴とする型内被覆用樹
    脂組成物。
JP5016564A 1993-02-03 1993-02-03 型内被覆用樹脂組成物 Withdrawn JPH06228254A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5016564A JPH06228254A (ja) 1993-02-03 1993-02-03 型内被覆用樹脂組成物

Applications Claiming Priority (1)

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JP5016564A JPH06228254A (ja) 1993-02-03 1993-02-03 型内被覆用樹脂組成物

Publications (1)

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JPH06228254A true JPH06228254A (ja) 1994-08-16

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ID=11919785

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5016564A Withdrawn JPH06228254A (ja) 1993-02-03 1993-02-03 型内被覆用樹脂組成物

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JP (1) JPH06228254A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013184307A (ja) * 2012-03-06 2013-09-19 Kansai Paint Co Ltd 繊維強化プラスチック材料の型内被覆方法及びその成型品の塗膜形成方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013184307A (ja) * 2012-03-06 2013-09-19 Kansai Paint Co Ltd 繊維強化プラスチック材料の型内被覆方法及びその成型品の塗膜形成方法

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Legal Events

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Effective date: 20000404