JPH0622852U - ダンパの開度調整装置 - Google Patents
ダンパの開度調整装置Info
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- JPH0622852U JPH0622852U JP9129291U JP9129291U JPH0622852U JP H0622852 U JPH0622852 U JP H0622852U JP 9129291 U JP9129291 U JP 9129291U JP 9129291 U JP9129291 U JP 9129291U JP H0622852 U JPH0622852 U JP H0622852U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な機構によりダンパの羽根の開度を確実
に調整できるダンパの開度調整装置を提供する。 【構成】 羽根3の回動軸2と同軸的に一体に設けた主
軸11と、この主軸に基端を軸支して主軸回りに縦回動
可能な作動リンク13と、前記主軸に基端を一体に支持
して主軸とともに縦回動可能な従動リンク15と、前記
作動リンク13に設けた第1連結ピン20が遊嵌状態に
係合する第1長孔21を一端側に形成しかつ前記従動リ
ンク15に形成した第2長孔23に遊嵌状態に係合する
第2連結ピン22を他端に有する中間リンク16とを具
備する構成とし、この中間リンク16は、前記主軸11
の軸心を通る垂線上に位置する軸部24に縦回動可能に
軸支する構成とする。
に調整できるダンパの開度調整装置を提供する。 【構成】 羽根3の回動軸2と同軸的に一体に設けた主
軸11と、この主軸に基端を軸支して主軸回りに縦回動
可能な作動リンク13と、前記主軸に基端を一体に支持
して主軸とともに縦回動可能な従動リンク15と、前記
作動リンク13に設けた第1連結ピン20が遊嵌状態に
係合する第1長孔21を一端側に形成しかつ前記従動リ
ンク15に形成した第2長孔23に遊嵌状態に係合する
第2連結ピン22を他端に有する中間リンク16とを具
備する構成とし、この中間リンク16は、前記主軸11
の軸心を通る垂線上に位置する軸部24に縦回動可能に
軸支する構成とする。
Description
【0001】
本考案は、吸気用や排気用のダンパにおいて、ダクト内の羽根の開度を調整す ることのできるダンパの開度調整装置に関する。
【0002】
一般に、ビルや工場等の建築物において、吸気や排気のためのダクトには、吸 排気用のダンパや火災の延焼を防ぐための防火ダンパが設置されている。この種 のダンパは、ダクト内に回転可能に設けられたダンパ羽根と、このダンパ羽根を 回転駆動してダクトを閉鎖する閉鎖機構とを備えた構成とされている。
【0003】 上記構成のダンパは、たとえば機械的に吸気排気を行う場合はダンパ羽根を9 0度回動させてダクトを全開状態に維持したまま吸気排気を行い、また、火災等 が発生した場合には閉鎖機構によってダンパ羽根を90度反対方向に回動させて ダクトを直ちに全閉状態とするものである。
【0004】
しかしながら、上記従来のダンパは、ダクトの閉鎖状態からダクトの全開状態 に切り替える場合には、ダクトの閉鎖状態からダンパ羽根を単に90度回動させ て全開状態とするのが通常であり、ダクトの閉鎖状態からのダンパ羽根の回動を 所望の位置で停止させてダンパ羽根の開度を簡単に調整し得るものではなく、し たがって、ダクト内を通過する空気の吸気量・排気量を簡単に調整することはで きなかった。
【0005】 本考案は、簡単な機構によりダンパの羽根の開度を確実に調整できるダンパの 開度調整装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】 そこで、本考案は、ダクト間に連設するダンパケーシングと、このダンパケー シング内に回動可能に軸支した回動軸と、この回動軸に取り付けてダクト内の風 量を調節する羽根とを備えてなるダンパにおいて、前記回動軸と同軸的に一体に 設けた主軸と、この主軸に基端を軸支して主軸回りに縦回動可能な作動リンクと 、前記主軸に基端を一体に支持して当該主軸とともに縦回動可能な従動リンクと 、前記作動リンクに設けた第1連結ピンが遊嵌状態に係合する第1長孔を一端側 に形成しかつ前記従動リンクに形成した第2長孔に遊嵌状態に係合する第2連結 ピンを他端に有する中間リンクとを具備する構成とし、この中間リンクは、前記 主軸の軸心を通る垂線上に位置する軸部に縦回動可能に軸支する構成とすること を前記課題の解決手段とした。
【0007】
中間リンクを支持する軸部を主軸の軸線上に位置させた場合、たとえばダンパ の閉鎖状態から作動リンクをダンパの開放方向に主軸回りにスプリング等により 90度回動させて倒すと、中間リンクは主軸回りに作動リンクと同一方向へ回動 し、従動リンクは主軸回りに主軸とともに中間リンクと同一方向へ回動する。そ してこの主軸の回動により主軸と一体な回動軸が同一方向へ回動し、その結果回 動軸に一体に支持された羽根が作動リンクと同一方向へ90度回動して水平位置 となりダンパを完全開放する。
【0008】 一方、中間リンクを支持する軸部を主軸の軸心を通る垂線の下方点に位置させ た場合、上記同様により、ダンパの閉鎖状態から作動リンクをダンパの開放方向 に主軸回りに90度回動させて倒すと、中間リンクは主軸の軸心から垂直方向に オフセットされた軸部回りに作動リンクと同一方向へ回動するが、軸部が主軸よ りも下方にオフセットされているため、中間リンクの回動角度が作動リンクの回 動角度よりも小さくなり、これに付随して従動リンクの回動角度もより小さくな り、その結果羽根の開度が作動リンクの回動角度よりも小さくなり、ダンパの開 度が90度未満に制限される。このように、中間リンクを支持する軸部を主軸の 軸心を通る垂線の任意の下方点に位置させることにより、作動リンク、中間リン ク、従動リンクの有機的な機構により作動リンクの一定角度の回動操作に対し、 羽根の開度を所望の開放開度に設定できる。
【0009】
以下本考案の一実施例を、図1ないし図6を参照して説明する。図中、符号1 はダクト1a、1a間に連設されるケーシング、符号Kはダクトの開度調整装置 である。
【0010】 前記ダクトのケーシング1内には、図4に示すように、回動軸2が回動自在に 軸支され、この回動軸2にはダクト内の風量を調節する羽根3が設けられている 。
【0011】 また前記開度調整装置Kを図1ないし図3により説明すると、開度調整装置K は、回動軸の一端にカップリング10を介して同軸的に一体に取り付けられた主 軸11と、この主軸11の先端側外周に周方向に回動自在に外挿されたスリーブ 12に基端部が一体に取り付けられた作動リンク13と、前記主軸11の先端外 周に固定された固定リング14に基端部が一体に取り付けられた従動リンク15 と、前記主軸11の先端より外側に位置するとともに対応する端部がそれら作動 リンク13および従動リンク15に連結された中間リンク16とから基本構成さ れている。なお、前記主軸11は先端部を除いて箱体17により覆われており、 この箱体17はケーシング1の側面に一体に取り付けられている。なお、符号1 8はスリーブ12を回動させて作動リンク13を羽根3の開放方向に回動させる 開放用スプリングである。
【0012】 前記作動リンク13には中間リンク16を縦回動可能に連結する連結ピン20 が取り付けられており、この連結ピン20の頭部20aは中間リンク16の一端 側に長手方向に延びる形で形成された長孔21に係合している。また、中間リン ク16の他端側には従動リンク15を縦回動可能に連結する連結ピン22が取り 付けられ、この連結ピン22の頭部22aは前記従動リンク15に長手方向に延 びる形で形成された長孔23に係合している。さらに、前記中間リンク16は前 記主軸11の軸線を通る垂線上に位置する軸部24に縦回動可能に軸支されてい る。
【0013】 この軸部24は、前記箱体17の側面に取り付けられた取り付け部25を介し て前記中間リンク16の前方に配置された軸部調整装置26に支持されている。 この軸部調整装置26は、軸部24を前記主軸11の軸心を通る垂線上の任意の 高さ位置に保持する装置であり、取り付け部25に取り付けられた本体部27と 、この本体部27の上端支持部27aから上下動可能に吊時されたロッド28と 、このロッド28下端に支持され前記軸部25を保持する保持部29とから構成 されている。この軸部調整装置26は、上端支持部27aから上方に突出するロ ッド28の頭部にナット部材30を螺合することにより、ロッド28を昇降させ て軸部24を主軸11の軸心を通る垂線上を移動させるとともに、所望の位置で 軸部24の頭部にナット部材30を螺合して軸部24を保持部29に固定するこ とにより、軸部24を所望の高さ位置に固定するようになっている。
【0014】 次に、上記構成のダンパの開度調整装置の作用を説明する。
【0015】 ダンパの風量を調節しない場合は、軸部24を主軸11の軸線上に移動させて 軸部24をその位置に固定する。図5(a)は駆動手段等により回動軸2をダン パの閉鎖方向に回動させ羽根3を完全閉鎖状態にした状態である(開度0度)。 この閉鎖状態から図5(b)に示すように、開放用スプリング18の作用により 作動リンク13がダンパの開放方向に90度回動すると、中間リンク16および 従動リンク15が回動軸2の軸心回りに作動リンク13と同一方向に90度回動 し、作動リンク13が停止した時点で、羽根3が90度回動してダンパが完全開 放状態となる。
【0016】 ダンパを風量調節する場合は、軸部24の頭部ナット24aを弛めて主軸11 の軸線を通る垂線上の任意の下方点に移動させて再び頭部ナット24aを締めて 軸部24をその位置に固定する。図6(a)は駆動手段等により回動軸2をダン パの閉鎖方向に回動させ羽根3を完全閉鎖状態にした状態である(開度0度)。 この閉鎖状態から図6(b)に示すように、開放用スプリング18の作用により 作動リンク13がダンパの開放方向に90度回動すると、連結ピン20の作用に より中間リンク16は主軸11から垂直下方に距離Lだけオフセットされた軸部 24回りに作動リンク13と同一方向に回動し、連結ピン22の作用により従動 リンク15は主軸11回りに作動リンク13と同一方向に回動する。この場合、 中間リンク16の軸部24が主軸11よりも垂直下方に距離Lだけオフセットさ れた位置にあるので、作動リンク13がダンパの開放方向に90度回動すると、 機構的に中間リンク16が作動リンク13よりも小さい角度で回動し、さらに従 動リンク15が中間リンク16よりも小さい角度で回動し、その結果羽根3が9 0度未満の所定の開度に制限され、ダンパの風量が調整される。すなわち、主軸 11の軸心から軸部24までの高さ距離を調整することにより、ダクト内の風量 を適宜調整することができる。
【0017】 本実施例のダンパの開度調整装置によれば、軸部調整装置26のナット部材2 4a、30を操作して主軸11と軸部24との間の距離Lを適宜変更するだけで 、作動リンク13、中間リンク16、従動リンク15の有機的な機構により、簡 単にダクト内の風量を所望の値に調節できる。また、風量が機械的に調整される ため作動の確実性が高い。さらに、既設のダクトに対して容易に取り付けできる ため、その適用範囲が広くまた低廉な費用で既存のダクトの付加価値を高めるこ とができる。
【0018】
以上説明したように、本考案のダンパの開度調整装置によれば、中間リンクを 軸支する軸部を主軸の軸心を通る垂線上を上下に移動させるだけで、後は作動リ ンク、中間リンク、従動リンクの有機的な機構により、ダンパの羽根の開度を完 全閉鎖状態から完全開放状態までの間で簡単に変更し得てダクト内の風量を適宜 に調整できる。また、羽根の開度調整を上記のリンク機構を積極的に利用して機 械的に行わしめているため、その信頼性が高い。さらに、本考案の装置は新規の ダンパに限らず、既設のダンパに対しても取り付け可能であるから、その適用範 囲が広く、既設のダンパの付加価値を高めることができる効果を奏する。
【図1】本考案の一実施例を示すダクトの開度調整装置
の正断面図である。
の正断面図である。
【図2】同開度調整装置の側面図である。
【図3】同開度調整装置の平面図である。
【図4】同開度調整装置が適用されるダンパの断面図で
ある。
ある。
【図5】同開度調整装置の動作を示す概略図である。
【図6】同開度調整装置の動作を示す概略図である。
1 ケーシング 2 回動軸 3 羽根 11 主軸 13 作動リンク 15 従動リンク 16 中間リンク 20 連結ピン(第1連結ピン) 21 長孔(第1長孔) 22 連結ピン(第2連結ピン) 23 長孔(第2長孔) 24 軸部 26 軸部調整装置
Claims (1)
- 【請求項1】 ダクト間に連設されるダンパケーシング
と、このダンパケーシング内に回動可能に軸支された回
動軸と、この回動軸に取り付けられてダクト内の風量を
調節する羽根と、この羽根の開度を変える開度調整装置
とを備えてなるダンパにおいて、上記開度調整装置は、
前記回動軸と同軸的に一体に設けられた主軸と、この主
軸に基端が軸支されて主軸回りに縦回動可能な作動リン
クと、前記主軸に基端が一体に支持されて当該主軸とと
もに縦回動可能な従動リンクと、前記作動リンクに設け
られた第1連結ピンが遊嵌状態に係合する第1長孔を一
端側に形成しかつ前記従動リンクに形成された第2長孔
に遊嵌状態に係合する第2連結ピンを他端に有する中間
リンクとを具備してなり、この中間リンクは、前記主軸
の軸心を通る垂線上に位置する軸部に縦回動可能に軸支
され、この軸部は軸部調整装置により前記主軸の軸心を
通る垂線上を移動可能とされていることを特徴とするダ
ンパの開度調整装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9129291U JP2557919Y2 (ja) | 1991-11-07 | 1991-11-07 | ダンパの開度調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9129291U JP2557919Y2 (ja) | 1991-11-07 | 1991-11-07 | ダンパの開度調整装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0622852U true JPH0622852U (ja) | 1994-03-25 |
| JP2557919Y2 JP2557919Y2 (ja) | 1997-12-17 |
Family
ID=14022394
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9129291U Expired - Fee Related JP2557919Y2 (ja) | 1991-11-07 | 1991-11-07 | ダンパの開度調整装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2557919Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-11-07 JP JP9129291U patent/JP2557919Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2557919Y2 (ja) | 1997-12-17 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970805 |
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