JPH062286A - 後染用梳毛糸 - Google Patents
後染用梳毛糸Info
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- JPH062286A JPH062286A JP4186062A JP18606292A JPH062286A JP H062286 A JPH062286 A JP H062286A JP 4186062 A JP4186062 A JP 4186062A JP 18606292 A JP18606292 A JP 18606292A JP H062286 A JPH062286 A JP H062286A
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- chlorinated
- treatment
- dye
- dyeing
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- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 様々な色彩の糸が混ざり合った布帛を製造す
るにあたって、様々な色彩に染色された数多くの種類の
糸を製造してストックしておき、目的とする布帛の色彩
に応じて、その都度、数多くの種類の糸の中から適当な
色彩に染色された糸を選択して使用する必要がなく、様
々な色彩の糸が混ざり合った布帛を簡単に製造できるよ
うにする。 【構成】 後染用梳毛糸を、少なくとも、防染加工され
た防染加工羊毛繊維と、塩素化処理または塩素化・樹脂
加工処理された改質羊毛繊維と、前媒染処理と塩素化処
理または塩素化・樹脂加工処理とが施された前媒染改質
羊毛繊維とを用いて構成し、或いは、少なくとも、生地
の羊毛繊維と、塩素化処理または塩素化・樹脂加工処理
された改質羊毛繊維と、前媒染処理と塩素化処理または
塩素化・樹脂加工処理とが施された前媒染改質羊毛繊維
とを用いて構成するようにした。
るにあたって、様々な色彩に染色された数多くの種類の
糸を製造してストックしておき、目的とする布帛の色彩
に応じて、その都度、数多くの種類の糸の中から適当な
色彩に染色された糸を選択して使用する必要がなく、様
々な色彩の糸が混ざり合った布帛を簡単に製造できるよ
うにする。 【構成】 後染用梳毛糸を、少なくとも、防染加工され
た防染加工羊毛繊維と、塩素化処理または塩素化・樹脂
加工処理された改質羊毛繊維と、前媒染処理と塩素化処
理または塩素化・樹脂加工処理とが施された前媒染改質
羊毛繊維とを用いて構成し、或いは、少なくとも、生地
の羊毛繊維と、塩素化処理または塩素化・樹脂加工処理
された改質羊毛繊維と、前媒染処理と塩素化処理または
塩素化・樹脂加工処理とが施された前媒染改質羊毛繊維
とを用いて構成するようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、後染めによって適当
な色彩に着色させるようになった後染用梳毛糸に係り、
特に、布帛にした後で、様々な種類の染料を用いて染色
することによって、様々な色彩の糸が混ざりあった布帛
が得られる後染用梳毛糸に関するものである。
な色彩に着色させるようになった後染用梳毛糸に係り、
特に、布帛にした後で、様々な種類の染料を用いて染色
することによって、様々な色彩の糸が混ざりあった布帛
が得られる後染用梳毛糸に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来において、様々な色彩が混ざり合っ
た布帛を製造するにあたっては、予め適当な色に染色さ
れた様々な色彩の糸を適当に組み合わせて使用し、目的
とする色彩が組み合わされた布帛を得るようにしてい
た。
た布帛を製造するにあたっては、予め適当な色に染色さ
れた様々な色彩の糸を適当に組み合わせて使用し、目的
とする色彩が組み合わされた布帛を得るようにしてい
た。
【0003】ここで、このように予め染色された糸を用
いて様々な色彩が混ざりあった布帛を製造するようにし
た場合、様々な色彩に染色された数多くの種類の糸を製
造してストックしておき、このようにストックしておい
た数多くの種類の糸の中から適当な色彩に染色された糸
を組み合わせて使用する必要があった。
いて様々な色彩が混ざりあった布帛を製造するようにし
た場合、様々な色彩に染色された数多くの種類の糸を製
造してストックしておき、このようにストックしておい
た数多くの種類の糸の中から適当な色彩に染色された糸
を組み合わせて使用する必要があった。
【0004】しかし、様々な色彩の糸が混ざり合った布
帛を製造するにあたり、このように様々な色彩に染色さ
れた数多くの種類の糸を製造してストックしておき、目
的とする布帛の色彩に応じて、その都度、数多くの種類
の糸の中から適当な色彩に染色された糸を選択して使用
することは面倒であり、生産性が悪く、コストが高く付
くと共に、ストックする糸の管理が面倒になる等の問題
があった。
帛を製造するにあたり、このように様々な色彩に染色さ
れた数多くの種類の糸を製造してストックしておき、目
的とする布帛の色彩に応じて、その都度、数多くの種類
の糸の中から適当な色彩に染色された糸を選択して使用
することは面倒であり、生産性が悪く、コストが高く付
くと共に、ストックする糸の管理が面倒になる等の問題
があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、様々な色
彩の糸が混ざり合った布帛を製造する場合における上記
のような問題を解決することを課題とするものである。
彩の糸が混ざり合った布帛を製造する場合における上記
のような問題を解決することを課題とするものである。
【0006】すなわち、この発明においては、様々な色
彩の糸が混ざり合った布帛を製造するにあたり、上記の
ように様々な色彩に染色された数多くの種類の糸を製造
してストックしておき、目的とする布帛の色彩に応じ
て、その都度、数多くの種類の糸の中から適当な色彩に
染色された糸を選択して使用する必要がなく、様々な色
彩の糸が混ざり合った布帛を簡単に製造できるようにす
ることを課題とするものである。
彩の糸が混ざり合った布帛を製造するにあたり、上記の
ように様々な色彩に染色された数多くの種類の糸を製造
してストックしておき、目的とする布帛の色彩に応じ
て、その都度、数多くの種類の糸の中から適当な色彩に
染色された糸を選択して使用する必要がなく、様々な色
彩の糸が混ざり合った布帛を簡単に製造できるようにす
ることを課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明においては、上
記のような課題を解決するため、第1の後染用梳毛糸と
して、少なくとも、防染加工された防染加工羊毛繊維
と、塩素化処理または塩素化・樹脂加工処理された改質
羊毛繊維と、前媒染処理と塩素化処理または塩素化・樹
脂加工処理とが施された前媒染改質羊毛繊維とから構成
された後染用梳毛糸を、また第2の後染用梳毛糸とし
て、少なくとも、生地の羊毛繊維と、塩素化処理または
塩素化・樹脂加工処理された改質羊毛繊維と、前媒染処
理と塩素化処理または塩素化・樹脂加工処理とが施され
た前媒染改質羊毛繊維とから構成された後染用梳毛糸を
開発したのである。
記のような課題を解決するため、第1の後染用梳毛糸と
して、少なくとも、防染加工された防染加工羊毛繊維
と、塩素化処理または塩素化・樹脂加工処理された改質
羊毛繊維と、前媒染処理と塩素化処理または塩素化・樹
脂加工処理とが施された前媒染改質羊毛繊維とから構成
された後染用梳毛糸を、また第2の後染用梳毛糸とし
て、少なくとも、生地の羊毛繊維と、塩素化処理または
塩素化・樹脂加工処理された改質羊毛繊維と、前媒染処
理と塩素化処理または塩素化・樹脂加工処理とが施され
た前媒染改質羊毛繊維とから構成された後染用梳毛糸を
開発したのである。
【0008】ここで、この発明に係る第1及び第2の後
染用梳毛糸において、羊毛繊維に塩素化処理または塩素
化・樹脂加工処理を行なうにあたっては、羊毛スライバ
ーに対して、一般に行われているクロイ法やスピリット
パッド法等の公知の方法で塩素化処理または塩素化・樹
脂加工処理することができる。
染用梳毛糸において、羊毛繊維に塩素化処理または塩素
化・樹脂加工処理を行なうにあたっては、羊毛スライバ
ーに対して、一般に行われているクロイ法やスピリット
パッド法等の公知の方法で塩素化処理または塩素化・樹
脂加工処理することができる。
【0009】また、前媒染処理と塩素化処理または塩素
化・樹脂加工処理とが施された前媒染改質羊毛繊維を得
るにあたっては、上記のように塩素化処理または塩素化
・樹脂加工処理された羊毛スライバーを一般に行われて
いる公知の方法で前媒染させることによって得ることが
できる。
化・樹脂加工処理とが施された前媒染改質羊毛繊維を得
るにあたっては、上記のように塩素化処理または塩素化
・樹脂加工処理された羊毛スライバーを一般に行われて
いる公知の方法で前媒染させることによって得ることが
できる。
【0010】さらに、上記第1の後染用梳毛糸のように
防染加工された防染加工羊毛繊維を用いるにあたって
は、一般に羊毛繊維を防染するのに用いられている防染
加工剤、例えば、タンニン酸またフェノール酸の硫黄縮
合物等のフェノール系誘導体、安息香酸またジクロロト
リアジニルアニリン,ジクロロトリアジニルブチルアニ
リン,ジクロロトリアジニルナフチルアミン,ジクロロ
トリアジニルアミノサリチル酸ソーダ等のジクロロトリ
アシン誘導体等のように羊毛のアミノ基封鎖効果を有す
るバルキー性疎水基を持つもの、スルファミン酸等の防
染加工剤を使用することができる。なお、上記のように
羊毛繊維に防染加工を行なうにあたっては、防染加工さ
せる羊毛繊維として、上記のように塩素化処理された改
質羊毛繊維を用いることも可能である。
防染加工された防染加工羊毛繊維を用いるにあたって
は、一般に羊毛繊維を防染するのに用いられている防染
加工剤、例えば、タンニン酸またフェノール酸の硫黄縮
合物等のフェノール系誘導体、安息香酸またジクロロト
リアジニルアニリン,ジクロロトリアジニルブチルアニ
リン,ジクロロトリアジニルナフチルアミン,ジクロロ
トリアジニルアミノサリチル酸ソーダ等のジクロロトリ
アシン誘導体等のように羊毛のアミノ基封鎖効果を有す
るバルキー性疎水基を持つもの、スルファミン酸等の防
染加工剤を使用することができる。なお、上記のように
羊毛繊維に防染加工を行なうにあたっては、防染加工さ
せる羊毛繊維として、上記のように塩素化処理された改
質羊毛繊維を用いることも可能である。
【0011】また、この第1の後染用梳毛糸において
は、上記のように防染加工された防染加工羊毛繊維を、
上記の改質羊毛繊維と合わせて使用するため、芳香族ス
ルホン酸縮合物等の多価アニオン化合物からなるナイロ
ン用汚染防止剤や、尿素誘導体等のウール防虫剤等を防
染加工剤として使用することもできる。
は、上記のように防染加工された防染加工羊毛繊維を、
上記の改質羊毛繊維と合わせて使用するため、芳香族ス
ルホン酸縮合物等の多価アニオン化合物からなるナイロ
ン用汚染防止剤や、尿素誘導体等のウール防虫剤等を防
染加工剤として使用することもできる。
【0012】なお、上記のように防染加工を施すにあた
って、防染加工剤としてスルファミン酸を用いた場合に
は、このスルファミン酸を羊毛繊維に付与した後、これ
をキュワリングさせることが必要である。
って、防染加工剤としてスルファミン酸を用いた場合に
は、このスルファミン酸を羊毛繊維に付与した後、これ
をキュワリングさせることが必要である。
【0013】また、上記のようにして羊毛繊維に防染加
工を行うにあたり、羊毛繊維を防染加工する程度につい
ては、浴比を1:80の割合にすると共に、塩酸によっ
てpHを2.3に調整し、染料(Polar Bril
l Red B 125%)を2.4%owf作用させ
て、26℃で60分間染色した場合において、防染加工
されたプリント羊毛繊維における吸尽率が19%以下、
好ましくは、5〜15%になるようにする。なお、防染
加工を行っていない繊維においては、上記吸尽率が20
%以上になっている。
工を行うにあたり、羊毛繊維を防染加工する程度につい
ては、浴比を1:80の割合にすると共に、塩酸によっ
てpHを2.3に調整し、染料(Polar Bril
l Red B 125%)を2.4%owf作用させ
て、26℃で60分間染色した場合において、防染加工
されたプリント羊毛繊維における吸尽率が19%以下、
好ましくは、5〜15%になるようにする。なお、防染
加工を行っていない繊維においては、上記吸尽率が20
%以上になっている。
【0014】また、この発明における第1及び第2の後
染用梳毛糸においては、上記のような各種の羊毛繊維の
他に、全体が着色された着色羊毛繊維等を一緒に用いる
ようにしてもよい。
染用梳毛糸においては、上記のような各種の羊毛繊維の
他に、全体が着色された着色羊毛繊維等を一緒に用いる
ようにしてもよい。
【0015】
【作用】この発明に係る第1の後染用梳毛糸において
は、少なくとも、防染加工された防染加工羊毛繊維と、
塩素化処理または塩素化・樹脂加工処理された改質羊毛
繊維と、前媒染処理と塩素化処理または塩素化・樹脂加
工処理とが施された前媒染改質羊毛繊維とを用いて構成
するようにし、また第2の後染用梳毛糸においては、少
なくとも、生地の羊毛繊維と、塩素化処理または塩素化
・樹脂加工処理された改質羊毛繊維と、前媒染処理と塩
素化処理または塩素化・樹脂加工処理とが施された前媒
染改質羊毛繊維とを用いて構成するようにしたため、適
当な種類の染料を組み合わせてこれらの後染用梳毛糸を
染色することにより、上記の各羊毛繊維がそれぞれ適当
な種類の染料によって別々の色に染色されるようにな
る。
は、少なくとも、防染加工された防染加工羊毛繊維と、
塩素化処理または塩素化・樹脂加工処理された改質羊毛
繊維と、前媒染処理と塩素化処理または塩素化・樹脂加
工処理とが施された前媒染改質羊毛繊維とを用いて構成
するようにし、また第2の後染用梳毛糸においては、少
なくとも、生地の羊毛繊維と、塩素化処理または塩素化
・樹脂加工処理された改質羊毛繊維と、前媒染処理と塩
素化処理または塩素化・樹脂加工処理とが施された前媒
染改質羊毛繊維とを用いて構成するようにしたため、適
当な種類の染料を組み合わせてこれらの後染用梳毛糸を
染色することにより、上記の各羊毛繊維がそれぞれ適当
な種類の染料によって別々の色に染色されるようにな
る。
【0016】すなわち、上記の第1及び第2の各後染用
梳毛糸において、塩素化処理または塩素化・樹脂加工処
理された改質羊毛繊維の部分は、一般に羊毛の染色に用
いられている各種の染料によって濃い色に染色されるよ
うになる。
梳毛糸において、塩素化処理または塩素化・樹脂加工処
理された改質羊毛繊維の部分は、一般に羊毛の染色に用
いられている各種の染料によって濃い色に染色されるよ
うになる。
【0017】また、上記の各後染用梳毛糸において、前
媒染処理と塩素化処理または塩素化・樹脂加工処理とが
施された前媒染改質羊毛繊維の部分は、クロム染料等の
酸性媒染染料の他に、酸性染料や反応性染料等によって
も染色されるようになる。
媒染処理と塩素化処理または塩素化・樹脂加工処理とが
施された前媒染改質羊毛繊維の部分は、クロム染料等の
酸性媒染染料の他に、酸性染料や反応性染料等によって
も染色されるようになる。
【0018】一方、第1の後染用梳毛糸における防染加
工された防染加工羊毛繊維は、一般に後染めによっては
ほとんど染色されない状態で維持される。但し、防染加
工羊毛繊維として、塩素化処理した羊毛繊維に防染加工
を施したものを用いた場合には、カチオン染料で着色さ
れるようになる。
工された防染加工羊毛繊維は、一般に後染めによっては
ほとんど染色されない状態で維持される。但し、防染加
工羊毛繊維として、塩素化処理した羊毛繊維に防染加工
を施したものを用いた場合には、カチオン染料で着色さ
れるようになる。
【0019】また、上記第2の後染用梳毛糸において
は、上記のように塩素化処理または塩素化・樹脂加工処
理された改質羊毛繊維が含まれているため、生地の羊毛
繊維においてもその染色が抑制され、ほとんど染色され
ない状態で維持されたり、また染色されたとしても淡い
色に染色されるだけになる。
は、上記のように塩素化処理または塩素化・樹脂加工処
理された改質羊毛繊維が含まれているため、生地の羊毛
繊維においてもその染色が抑制され、ほとんど染色され
ない状態で維持されたり、また染色されたとしても淡い
色に染色されるだけになる。
【0020】このため、この発明の第1及び第2の各後
染用梳毛糸を用いて布帛を製造した後、様々な種類の染
料を用いてこの布帛を染色することにより、様々な色彩
の糸が混ざりあった布帛が得られるようになる。
染用梳毛糸を用いて布帛を製造した後、様々な種類の染
料を用いてこの布帛を染色することにより、様々な色彩
の糸が混ざりあった布帛が得られるようになる。
【0021】
【実施例】以下、この発明の実施例に係る後染用梳毛糸
について具体的に説明する。
について具体的に説明する。
【0022】(実施例1)この実施例においては、白地
の羊毛繊維と、塩素化・樹脂加工処理が施された改質羊
毛繊維と、前媒染処理と塩素化処理とが施された前媒染
改質羊毛繊維とを用いるようにした。
の羊毛繊維と、塩素化・樹脂加工処理が施された改質羊
毛繊維と、前媒染処理と塩素化処理とが施された前媒染
改質羊毛繊維とを用いるようにした。
【0023】ここで、塩素化・樹脂加工処理された改質
羊毛繊維としては、羊毛スライバーを公知のクロイ法に
よって塩素化・樹脂加工処理したものを用いるようにし
た。
羊毛繊維としては、羊毛スライバーを公知のクロイ法に
よって塩素化・樹脂加工処理したものを用いるようにし
た。
【0024】また、前媒染処理と塩素化処理とが施され
た前媒染改質羊毛繊維としては、羊毛スライバーを公知
のクロイ法によって塩素化処理した改質羊毛スライバー
に対して、重クロム酸カリウムを2%owf,ギ酸を2
%owf付与した後、これを45分間ボイルさせ、さら
にこの羊毛スライバーにハイドロサルファイトを1%o
wf付与し、これを90℃で20分間処理した後、この
羊毛スライバーを水洗し、乾燥させて前媒染処理したも
のを用いるようにした。
た前媒染改質羊毛繊維としては、羊毛スライバーを公知
のクロイ法によって塩素化処理した改質羊毛スライバー
に対して、重クロム酸カリウムを2%owf,ギ酸を2
%owf付与した後、これを45分間ボイルさせ、さら
にこの羊毛スライバーにハイドロサルファイトを1%o
wf付与し、これを90℃で20分間処理した後、この
羊毛スライバーを水洗し、乾燥させて前媒染処理したも
のを用いるようにした。
【0025】そして、上記の白地の羊毛スライバーと、
上記のように塩素化・樹脂加工処理された改質羊毛スラ
イバーと、上記のように前媒染処理と塩素化処理とが施
された前媒染改質羊毛スライバーとを40:30:30
の割合で混紡させて、この実施例の後染用梳毛糸を得
た。
上記のように塩素化・樹脂加工処理された改質羊毛スラ
イバーと、上記のように前媒染処理と塩素化処理とが施
された前媒染改質羊毛スライバーとを40:30:30
の割合で混紡させて、この実施例の後染用梳毛糸を得
た。
【0026】次に、上記のようにして製造したこの実施
例の後染用梳毛糸を用いて布帛を製造した後、このよう
に製造された布帛に対して、先ず、青色の酸性媒染染料
(C.I.Mordant Blue 1)を0.2%
owf,赤色の酸性染料(C.I.Acid Red
276)を0.3%owf,90%酢酸を2.0%ow
f,均染剤(チバガイギー社製,Albegal A)
を1.0%owf,硫酸ナトリウムを5.0%owf付
与し、それぞれ100℃で30分間染色を行い、その
後、このように後染めされた布帛に対して固着剤(BA
SF社製,Basolan F)を1%owf付与し、
40℃で10分間かけて染料を布帛に固着させるように
した。
例の後染用梳毛糸を用いて布帛を製造した後、このよう
に製造された布帛に対して、先ず、青色の酸性媒染染料
(C.I.Mordant Blue 1)を0.2%
owf,赤色の酸性染料(C.I.Acid Red
276)を0.3%owf,90%酢酸を2.0%ow
f,均染剤(チバガイギー社製,Albegal A)
を1.0%owf,硫酸ナトリウムを5.0%owf付
与し、それぞれ100℃で30分間染色を行い、その
後、このように後染めされた布帛に対して固着剤(BA
SF社製,Basolan F)を1%owf付与し、
40℃で10分間かけて染料を布帛に固着させるように
した。
【0027】このようにして後染めした結果、この実施
例の後染用梳毛糸を用いて製造した布帛において、白地
の羊毛繊維の部分はほとんど染色されず白地の状態で残
る一方、上記の塩素化・樹脂加工処理された改質羊毛繊
維の部分は赤色の酸性染料によって赤色に濃く染色さ
れ、また上記の前媒染改質羊毛繊維の部分は青色の酸性
媒染染料と赤色の酸性染料とによって濃青紫色に染色さ
れ、白色と濃い赤色と濃青紫色とが混じったメランジ先
染調の後染布帛が得られた。
例の後染用梳毛糸を用いて製造した布帛において、白地
の羊毛繊維の部分はほとんど染色されず白地の状態で残
る一方、上記の塩素化・樹脂加工処理された改質羊毛繊
維の部分は赤色の酸性染料によって赤色に濃く染色さ
れ、また上記の前媒染改質羊毛繊維の部分は青色の酸性
媒染染料と赤色の酸性染料とによって濃青紫色に染色さ
れ、白色と濃い赤色と濃青紫色とが混じったメランジ先
染調の後染布帛が得られた。
【0028】(実施例2〜5)これらの実施例において
は、防染加工された防染加工羊毛繊維と、塩素化・樹脂
加工処理された改質羊毛繊維と、前媒染処理と塩素化処
理とが施された前媒染改質羊毛繊維とを用いるようにし
た。
は、防染加工された防染加工羊毛繊維と、塩素化・樹脂
加工処理された改質羊毛繊維と、前媒染処理と塩素化処
理とが施された前媒染改質羊毛繊維とを用いるようにし
た。
【0029】なお、これらの実施例2〜5においては、
上記防染加工羊毛繊維を製造する場合における防染加工
の方法だけを異ならせるようにした。
上記防染加工羊毛繊維を製造する場合における防染加工
の方法だけを異ならせるようにした。
【0030】ここで、実施例2においては、防染加工用
処理液として、1リットル中にタンニン酸水溶液が30
g,硫酸アルミニウム水溶液が30g,ギ酸が10g,
浸透剤(BASF社製,Leophen RA)が2g
の割合で加えられた防染加工用処理液を用いるようにし
た。そして、この防染加工用処理液をスライバー用連続
染色機により羊毛スライバーに対して100%ピックア
ップさせた後、このように防染加工用処理液が付与され
た羊毛スライバーをスチーマにより100℃で45分間
スチーミングして、上記防染加工用処理液を羊毛スライ
バーに固着させ、その後、この羊毛スライバーを洗浄
し、乾燥させるようにした。
処理液として、1リットル中にタンニン酸水溶液が30
g,硫酸アルミニウム水溶液が30g,ギ酸が10g,
浸透剤(BASF社製,Leophen RA)が2g
の割合で加えられた防染加工用処理液を用いるようにし
た。そして、この防染加工用処理液をスライバー用連続
染色機により羊毛スライバーに対して100%ピックア
ップさせた後、このように防染加工用処理液が付与され
た羊毛スライバーをスチーマにより100℃で45分間
スチーミングして、上記防染加工用処理液を羊毛スライ
バーに固着させ、その後、この羊毛スライバーを洗浄
し、乾燥させるようにした。
【0031】また、実施例3においては、防染加工用処
理液として、1リットル中にジクロロトリアジニルアミ
ノスルホン酸ソーダ(サンド社製,サンドスペース
S)が100g,浸透剤(BASF社製,Leophe
n RA)が2gの割合で加えられた防染加工用処理液
を用いるようにした。そして、この防染加工用処理液を
スライバー用連続染色機により羊毛スライバーに対して
100%ピックアップさせた後、このように防染加工用
処理液が付与された羊毛スライバーをスチーマにより9
8℃で45分間スチーミングして、上記防染加工用処理
液を羊毛スライバーに固着させ、その後、この羊毛スラ
イバーを洗浄し、乾燥させるようにした。
理液として、1リットル中にジクロロトリアジニルアミ
ノスルホン酸ソーダ(サンド社製,サンドスペース
S)が100g,浸透剤(BASF社製,Leophe
n RA)が2gの割合で加えられた防染加工用処理液
を用いるようにした。そして、この防染加工用処理液を
スライバー用連続染色機により羊毛スライバーに対して
100%ピックアップさせた後、このように防染加工用
処理液が付与された羊毛スライバーをスチーマにより9
8℃で45分間スチーミングして、上記防染加工用処理
液を羊毛スライバーに固着させ、その後、この羊毛スラ
イバーを洗浄し、乾燥させるようにした。
【0032】また、実施例4においては、防染加工用処
理液として、1リットル中にスルファミン酸が150
g,浸透剤(BASF社製,Leophen RA)が
2gの割合で加えられたた防染加工用処理液を用いるよ
うにした。そして、この防染加工用処理液をスライバー
用連続染色機により羊毛スライバーに対して100%ピ
ックアップさせた後、このように防染加工用処理液が付
与された羊毛スライバーをスチーマにより60℃で30
分間処理し、その後、この羊毛スライバーを乾燥させる
ようにした。
理液として、1リットル中にスルファミン酸が150
g,浸透剤(BASF社製,Leophen RA)が
2gの割合で加えられたた防染加工用処理液を用いるよ
うにした。そして、この防染加工用処理液をスライバー
用連続染色機により羊毛スライバーに対して100%ピ
ックアップさせた後、このように防染加工用処理液が付
与された羊毛スライバーをスチーマにより60℃で30
分間処理し、その後、この羊毛スライバーを乾燥させる
ようにした。
【0033】また、実施例5においては、防染加工用処
理液として、1リットル中に尿素誘導体(チバガイキー
社製,Mitin FF)が200g,浸透剤(BAS
F社製,Leophen RA)が1gの割合で加えら
れた防染加工用処理液を用いるようにした。そして、こ
の防染加工用処理液を羊毛スライバーに対して100%
ピックアップさせた後、このように防染加工用処理液が
ピックアップされた羊毛スライバーを、スチーマにより
100℃で45分間蒸熱させて固着させ、その後、この
羊毛スライバーを洗浄し、乾燥させるようにした。
理液として、1リットル中に尿素誘導体(チバガイキー
社製,Mitin FF)が200g,浸透剤(BAS
F社製,Leophen RA)が1gの割合で加えら
れた防染加工用処理液を用いるようにした。そして、こ
の防染加工用処理液を羊毛スライバーに対して100%
ピックアップさせた後、このように防染加工用処理液が
ピックアップされた羊毛スライバーを、スチーマにより
100℃で45分間蒸熱させて固着させ、その後、この
羊毛スライバーを洗浄し、乾燥させるようにした。
【0034】一方、上記の改質羊毛繊維としては、羊毛
スライバーを公知のクロイ法によって塩素化・樹脂加工
処理したものを用いるようにした。
スライバーを公知のクロイ法によって塩素化・樹脂加工
処理したものを用いるようにした。
【0035】また、前媒染処理と塩素化処理とが施され
た前媒染改質羊毛繊維としては、上記実施例1の場合と
同様に、羊毛スライバーを公知のクロイ法によって塩素
化処理した改質羊毛スライバーに対して、重クロム酸カ
リウムを2%owf,ギ酸を2%owf付与した後、こ
れを45分間ボイルさせ、さらにこの羊毛スライバーに
ハイドロサルファイトを1%owf付与し、これを90
℃で20分間処理した後、この羊毛スライバーを水洗
し、乾燥させて前媒染処理したものを用いるようにし
た。
た前媒染改質羊毛繊維としては、上記実施例1の場合と
同様に、羊毛スライバーを公知のクロイ法によって塩素
化処理した改質羊毛スライバーに対して、重クロム酸カ
リウムを2%owf,ギ酸を2%owf付与した後、こ
れを45分間ボイルさせ、さらにこの羊毛スライバーに
ハイドロサルファイトを1%owf付与し、これを90
℃で20分間処理した後、この羊毛スライバーを水洗
し、乾燥させて前媒染処理したものを用いるようにし
た。
【0036】そして、前記のようにして得た各防染加工
羊毛スライバーと、上記の改質羊毛スライバーと、上記
の前媒染改質羊毛スライバーとをそれぞれ40:30:
30の割合で混紡させて、各実施例の後染用梳毛糸を得
た。
羊毛スライバーと、上記の改質羊毛スライバーと、上記
の前媒染改質羊毛スライバーとをそれぞれ40:30:
30の割合で混紡させて、各実施例の後染用梳毛糸を得
た。
【0037】なお、スルファミン酸を用いて防染加工さ
れた防染加工羊毛スライバーを使用した実施例4の後染
用梳毛糸においては、上記のように混紡した後、これを
綛に仕立て、キュワリング機でキュワリング処理を行っ
た。
れた防染加工羊毛スライバーを使用した実施例4の後染
用梳毛糸においては、上記のように混紡した後、これを
綛に仕立て、キュワリング機でキュワリング処理を行っ
た。
【0038】次に、上記のようにして製造した実施例2
〜5の各後染用梳毛糸を用いてそれぞれ布帛を製造した
後、このように製造された各布帛に対して、茶色の酸性
媒染染料(C.I.Mordant Brown 3
3)を0.3%owf,青色の反応性染料(C.I.R
eactive Blue 69)を0.2%owf,
90%酢酸を2.0%owf,均染剤(チバガイギー社
製,Albegal A)を1.0%owf,硫酸ナト
リウムを5.0%owf付与し、それぞれ100℃で3
0分間染色を行い、その後、このように後染めされた各
布帛に対してそれぞれ固着剤(BASF社製,Baso
lan F)を1%owf付与し、40℃で10分間か
けて染料を各布帛に固着させた。
〜5の各後染用梳毛糸を用いてそれぞれ布帛を製造した
後、このように製造された各布帛に対して、茶色の酸性
媒染染料(C.I.Mordant Brown 3
3)を0.3%owf,青色の反応性染料(C.I.R
eactive Blue 69)を0.2%owf,
90%酢酸を2.0%owf,均染剤(チバガイギー社
製,Albegal A)を1.0%owf,硫酸ナト
リウムを5.0%owf付与し、それぞれ100℃で3
0分間染色を行い、その後、このように後染めされた各
布帛に対してそれぞれ固着剤(BASF社製,Baso
lan F)を1%owf付与し、40℃で10分間か
けて染料を各布帛に固着させた。
【0039】このように後染めした結果、上記の実施例
2〜5の各後染用梳毛糸を用いて製造した布帛におい
て、上記の各防染加工羊毛繊維の部分は各染料によって
ほとんど染色されずに白色の状態で残る一方、上記の改
質羊毛繊維の部分は青色の反応性染料によって染色され
て濃い青色になり、また上記の前媒染改質羊毛繊維の部
分は茶色の酸性媒染染料と青色の反応性染料とによって
染色されて焦茶色になり、いずれも白と濃い赤と焦茶と
が混ざりあったメランジ先染調の後染布帛が得られた。
2〜5の各後染用梳毛糸を用いて製造した布帛におい
て、上記の各防染加工羊毛繊維の部分は各染料によって
ほとんど染色されずに白色の状態で残る一方、上記の改
質羊毛繊維の部分は青色の反応性染料によって染色され
て濃い青色になり、また上記の前媒染改質羊毛繊維の部
分は茶色の酸性媒染染料と青色の反応性染料とによって
染色されて焦茶色になり、いずれも白と濃い赤と焦茶と
が混ざりあったメランジ先染調の後染布帛が得られた。
【0040】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明に係る第
1の後染用梳毛糸においては、少なくとも、防染加工さ
れた防染加工羊毛繊維と、塩素化処理または塩素化・樹
脂加工処理された改質羊毛繊維と、前媒染処理と塩素化
処理または塩素化・樹脂加工処理とが施された前媒染改
質羊毛繊維とを用いて構成するようにし、また第2の後
染用梳毛糸においては、少なくとも、生地の羊毛繊維
と、塩素化処理または塩素化・樹脂加工処理された改質
羊毛繊維と、前媒染処理と塩素化処理または塩素化・樹
脂加工処理とが施された前媒染改質羊毛繊維とを用いて
構成するようにしたため、適当な種類の染料を組み合わ
せてこれらの後染用梳毛糸を染色することにより、上記
の各羊毛繊維がそれぞれ適当な種類の染料によって別々
の色に染色されるようになった。
1の後染用梳毛糸においては、少なくとも、防染加工さ
れた防染加工羊毛繊維と、塩素化処理または塩素化・樹
脂加工処理された改質羊毛繊維と、前媒染処理と塩素化
処理または塩素化・樹脂加工処理とが施された前媒染改
質羊毛繊維とを用いて構成するようにし、また第2の後
染用梳毛糸においては、少なくとも、生地の羊毛繊維
と、塩素化処理または塩素化・樹脂加工処理された改質
羊毛繊維と、前媒染処理と塩素化処理または塩素化・樹
脂加工処理とが施された前媒染改質羊毛繊維とを用いて
構成するようにしたため、適当な種類の染料を組み合わ
せてこれらの後染用梳毛糸を染色することにより、上記
の各羊毛繊維がそれぞれ適当な種類の染料によって別々
の色に染色されるようになった。
【0041】このため、この発明に係る第1及び第2の
後染用梳毛糸を用いて布帛を製造した後、この布帛を様
々な種類の染料を用いて後染めすることにより、様々な
色彩の糸が混ざりあった布帛が得られるようになり、従
来のように、様々な色彩に染色された数多くの種類の糸
を製造してストックしておき、目的とする布帛の色彩に
応じて、その都度、数多くの種類の糸の中から適当な色
彩に染色された糸を選択して使用する必要がなく、様々
な色彩の糸が混ざり合った布帛を簡単に製造できるよう
になった。
後染用梳毛糸を用いて布帛を製造した後、この布帛を様
々な種類の染料を用いて後染めすることにより、様々な
色彩の糸が混ざりあった布帛が得られるようになり、従
来のように、様々な色彩に染色された数多くの種類の糸
を製造してストックしておき、目的とする布帛の色彩に
応じて、その都度、数多くの種類の糸の中から適当な色
彩に染色された糸を選択して使用する必要がなく、様々
な色彩の糸が混ざり合った布帛を簡単に製造できるよう
になった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D06M 11/26 15/248 D06P 3/82 Z 7306−4H 5/12 Z 9160−4H 5/22 F 9160−4H
Claims (2)
- 【請求項1】 少なくとも、防染加工された防染加工羊
毛繊維と、塩素化処理または塩素化・樹脂加工処理され
た改質羊毛繊維と、前媒染処理と塩素化処理または塩素
化・樹脂加工処理とが施された前媒染改質羊毛繊維とか
ら構成されていることを特徴とする後染用梳毛糸。 - 【請求項2】 少なくとも、生地の羊毛繊維と、塩素化
処理または塩素化・樹脂加工処理された改質羊毛繊維
と、前媒染処理と塩素化処理または塩素化・樹脂加工処
理とが施された前媒染改質羊毛繊維とから構成されてい
ることを特徴とする後染用梳毛糸。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4186062A JPH062286A (ja) | 1992-06-19 | 1992-06-19 | 後染用梳毛糸 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4186062A JPH062286A (ja) | 1992-06-19 | 1992-06-19 | 後染用梳毛糸 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH062286A true JPH062286A (ja) | 1994-01-11 |
Family
ID=16181728
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4186062A Pending JPH062286A (ja) | 1992-06-19 | 1992-06-19 | 後染用梳毛糸 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH062286A (ja) |
-
1992
- 1992-06-19 JP JP4186062A patent/JPH062286A/ja active Pending
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