JPH0622878A - 多機能シャワー装置 - Google Patents

多機能シャワー装置

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JPH0622878A
JPH0622878A JP20066092A JP20066092A JPH0622878A JP H0622878 A JPH0622878 A JP H0622878A JP 20066092 A JP20066092 A JP 20066092A JP 20066092 A JP20066092 A JP 20066092A JP H0622878 A JPH0622878 A JP H0622878A
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JP
Japan
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shower
cover
fixed
valve
wall surface
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JP20066092A
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Takuyuki Goto
琢之 後藤
Masato Hori
正人 堀
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KVK Corp
Original Assignee
KVK Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 数種のシャワーノズルを備え浴室等で多様に
シャワー散水を楽しみ得る多機能シャワー装置に関し、
保守点検が安全,容易に行なえるようにするとともに、
強固な取り付けが可能な多機能シャワー装置を提供しよ
うとする。 【構成】 複数個のシャワーノズル、該各シャワーノズ
ルに湯水を少なくとも選択的に供給する弁SV1〜SV
6、該弁を作動させるコントローラ23等の機能要素を
ケース29内に一体的に固定し、該ケース29の背面上
部および背面下端寄りに係合部82および固定部86を
夫々設け、浴室等の壁面の上部に突設された係合片80
に前記係合部82を着脱自在に係合すると共に、該壁面
に下部に突設された固定具83に前記固定部86を着脱
自在に固定してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、数種のシャワーノズル
を備え浴室等で多様にシャワー散水を楽しみ得る多機能
シャワー装置に関し、詳しくは、その保守点検が安全,
容易に行なえるとともに、強固な取り付けが可能な多機
能シャワー装置を提供しようとするものである。
【0002】
【従来の技術】多機能シャワー装置は、種々の形態の散
湯ノズルが設けられていて、その水圧によるマッサージ
効果、或いは霧状噴霧により心身をリラックスさせる効
果等が得られるようにしたもので、最近では家庭の浴室
にも設置されるようになってきている。
【0003】従来この種の多機能シャワー装置は、例え
ば特開平2−195923号公報に示されたようなもの
がある。これは複数個のシャワーノズルおよびこれへの
配管,切換弁等を浴室壁面に配設し、該シャワーノズル
を臨ませる孔が形成された前面カバーをこれに被せて配
管,切換弁等の機能部を覆うことにより外観を整えてな
るものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このため、内部を点検
するに際しては、前面カバーを取り外すのであるが、シ
ャワーノズル,機能部等は頭上高位置にあるので脚立を
使って作業せねばならず、その床面はタイル等で平坦で
なく、しかも排水のため濡れているので滑りやすく転倒
のおそれがあって危険であった。
【0005】また、最上部は浴室の天井近くにあるため
脚立に乗っても頭がつかえて点検しずらく極めて作業性
が悪い状況であった。なおそのために機能部等を壁面か
ら取外そうとするとシャワー装置全体を分解することと
なり、構造を熟知していない限り再組立ができなくなる
おそれがあって容易でないという問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の多機能シャワー
装置は、上記問題点を解決しようとするもので、複数個
のシャワーノズル、該各シャワーノズルに湯水を少なく
とも選択的に供給する弁、該弁を作動させるコントロー
ラ等の機能要素をケース内に一体的に固定し、該ケース
の背面上部および背面下端寄りに係合部および固定部を
夫々設け、浴室等の壁面の上部に突設された係合片に前
記係合部を着脱自在に係合すると共に、該壁面に下部に
突設された固定具に前記固定部を着脱自在に固定してな
ることを特徴としたものである。
【0007】また本発明は上記多機能シャワー装置にお
いて、ケースは背面が開放されたカバーと該カバーの背
面を覆い係合部および固定部を夫々形成した裏蓋とから
なり、複数個のシャワーノズル、該各シャワーノズルに
湯水を少なくとも選択的に供給する弁、該弁を作動させ
るコントローラ等の機能要素は該カバーに固着収納する
と共に、該機能要素のうち少なくとも弁は取付板を介し
てカバーに固定されており、裏蓋は少なくとも該取付板
に固着することによりカバーに取付けられることを特徴
としたものである。
【0008】
【作用】壁面の固定具より固定部を外し、係合片より係
合部を外すことにより装置全体をケースごと該壁面より
取外すことができ、装置全体を下に降ろして広い場所で
充分に確認しながら点検保守ができる。また、重量のあ
る弁の荷重はその配管も含めて取付板を介して裏蓋に支
えられ、該裏蓋が壁面に固着されることから、カバーへ
のそれらの負荷が軽減される。
【0009】
【実施例】次に本発明に係る多機能シャワー装置の一実
施例を図1〜図14に従い説明する。この装置は、浴
室,シャワー室等の内壁面に設けられ、ミストシャワー
(湯水を霧状にして噴出させるもの)、トップシャワー
(スコールのようなシャワーを全身に浴びるもの)、う
たせ湯(滝のように落ちる湯の刺激でマッサージ気分が
楽しめるもの)、ハンドシャワー(シャワーヘッドを手
に持って自由にシャワーを楽しめるもの)、ボディーシ
ャワー(上半身から下半身にわたり扇状シャワーを吹付
け心地よい刺激を受けるもの)、および、床散湯シャワ
ー(使用前に床を湯で温めておくことで寒冷時の使用を
快適にするもの)等の6種類の多彩なシャワーを楽しめ
るようにするものである。
【0010】図において、10は公知のサーモスタット
付湯水混合水栓、11はその吐水口、12は温度調節摘
子、13は吐水切換摘子、14は混合水供給管である。
切換摘子13を回転操作することによりこの混合水栓で
適温に混合された湯水が吐水口11または供給管14に
切換吐出できるようにしている。
【0011】図1にこの多機能シャワー装置の配管系お
よび信号系をブロック図にて示す。同図にて15は前記
供給管14を通して該シャワー装置に供給された湯水の
温度を監視するサーミスタ、16は該サーミスタ15を
通過した湯水を6系統に分配する分岐パイプで、該分岐
パイプ16に電磁弁SV1を介してミストシャワー1
7,17、電磁弁SV2を介してトップシャワー18、
電磁弁SV3を介してうたせ湯口19、電磁弁SV4を
介してハンドシャワー20、電磁弁SV5を介してボデ
ィシャワー21,21、および、電磁弁SV6を介して
床散湯ノズル22が夫々接続される。
【0012】23は操作部24,表示部25,制御部2
6,駆動部27からなるコントローラ、28は該コント
ローラ23および前記電磁弁SV1〜SV6の駆動用電
源である乾電池である。
【0013】29は前記各シャワーノズルおよび電磁弁
SV1〜SV6,コントローラ23等の機能要素が収納
されるケースで、該ケース29は背面が開口した竪長箱
状のFRP製のカバー89の背面に後述するように金属
板製の裏蓋67をビス69により止着してなる。そして
このカバー89に対してミストシャワー17,17,ト
ップシャワー18,うたせ湯口19,ホディシャワー2
1,21等のシャワーノズルを固着している。即ち、前
記ミストシャワー17,17は、該カバー89の前面上
部2個所に開設した取付孔に夫々外側から鍔付の筒体3
0を嵌合し、該筒体30に内側からナツト31を螺合す
ることにより固着すると共に、該筒体30内にミスト発
生用のノズル32を螺合している。
【0014】またトップシャワー18は、カバー89の
前面に開設された取付孔に外側から取付筒33を嵌合し
内側からナット34を螺合締付し固着すると共に、該取
付筒33にビス35により自在シャワーヘッド36が固
着されてなり、該自在シャワーヘッド36は内部に自在
継手37が設けられ外周にはベローズ38が形成され給
水路が屈曲できその先端の吹出口39が所望方向に自由
に回転できるようにしている。
【0015】うたせ湯口19は同じくカバー89の前面
取付孔にフランジ付筒体40を外側から嵌合し内側から
フランジナット41を螺合締付すると共に、該フランジ
付筒体40の外方突出部にうたせ湯ノズル42を螺着し
てなる。ハンドシャワー20はカバー89の側壁に突出
させた連結筒43にエルボ44を回転自在に装着し、該
エルボ44に可撓性ホース45を継ぎ該可撓性ホース4
5の先端にシャワーヘッド46を接続し、該シャワーヘ
ッド46をハンガー47に引掛できるようにしている。
【0016】ボディシャワー21,21はカバー89の
前面下部2個所に開設された取付孔に夫々外側から鍔付
の筒体48を嵌合し、該筒体48に内側からナット49
を螺合締付すると共に、該筒体48内にノズル50を螺
合している。
【0017】また、カバー89の下端壁には前記供給管
14を接続させる口金51が内側からナット52を締付
することにより固着されている。53は床散湯ノズル2
2の可撓性ホース77を接続するために設けられた給水
口で、該給水口53もカバー89の下端壁に内側からナ
ット54を締付することにより固着されている。78は
床散湯ノズル22を浴室壁面に支持しているハンガーを
示す。
【0018】55は前記コントローラ23が収納されて
いるコントロールボックス、56は該コントロールボッ
クス55と一体に形成された電池ボックスである。この
コントロールボックス55および電池ボックス56はカ
バー89の前面に開設された竪長方形状の窓孔にその前
面が略々面一に合致するようビス57,57…によりカ
バー89内に固着されている。
【0019】コントロールボックス55の前面には、
“ミスト”と表示されたスイッチSW1と、“トップ”
と表示された押釦スイッチSW2と、“打たせ湯”と表
示された押釦スイッチSW3と、“ハンド”と表示され
た押釦スイッチSW4と、“ボディ”と表示された押釦
スイッチSW5と、“床散湯”と表示された押釦スイッ
チSW6と、“水抜き”と表示された押釦スイッチSW
7と、“止”と表示された押釦スイッチSW8が設けら
れ、該押釦スイッチSW1〜SW7には夫々その動作を
表示する発光ダイオードLED1〜7が設けられている
と共に、押釦スイッチSW8の上方には電池交換表示お
よび高温カット表示をする発光ダイオードLED8が設
けられている。なお、これらの押釦スイッチSW1〜S
W8は前記コントローラ23中の操作部24に含まれ、
発光ダイオードLED1〜LED8は表示部25をなし
ている。
【0020】56はコントロールボックス55と一体に
形成された電池ボックスで、該電池ボックス56中には
ホルダ58に保持させて単3型の前記乾電池28が4本
収納できるようにしており、電池交換時に該ホルダ58
が取り出せるようにカバー89の表面に着脱自在にプラ
スチック製の蓋板59が嵌着されている。
【0021】次に電磁弁SV1〜SV6の取付構造を説
明する。カバー89の内部両側壁寄りに3本宛支柱6
0,61を固植し、中間部を凹形に折曲してなる3個の
金属板製の取付板62,63,64の両端を該支柱6
0,61上にビス65により固着し、該取付板62,6
3,64の中間部にビス66により電磁弁SV1〜SV
6を固着する。一方、金属板製の裏蓋67は、カバー8
9内の四隅部寄りに夫々固植した支柱68の先端にビス
69により隅角部を固定すると共に、前記取付板62,
63,64にビス70を螺締することにより該裏蓋67
を該取付板62,63,64に対しても固定している。
これにより電磁弁SV1〜SV6の荷重が取付板62,
63,64を介して裏蓋67に支えられるようになる。
【0022】各電磁弁SV1〜SV6と分岐パイプ16
とは一体的に固定され、連絡ホース71によって前記サ
ーミスタ15部を介して分岐パイプ16を口金51に接
続する。電磁弁SV1と筒体30とを連絡ホース72,
電磁弁SV2と取付筒33とを連絡ホース73、電磁弁
SV3とフランジ付筒体40とを連絡ホース74で夫々
接続する。また、前記連結筒43を電磁弁SV4に接続
し、電磁弁SV5を連絡ホース75を介して前記筒体4
8に接続し、電磁弁SV6を連絡ホース76を介して前
記給水口53に接続する。
【0023】図10にこの多機能シャワー装置を浴室等
の壁面に取付けるために該壁面に予め突設された係合片
80および固定具83を示す。係合片80はビス81を
もって固着されたフック状のもので、該係合片80を裏
蓋67の上部に設けられた係合部82たる開口中に遊嵌
することにより該装置を該壁面に吊下し得る。また、固
定具83は該係合片80の下方で壁面にビス84をもっ
て固着され、該固定具83には前方に突出する螺子軸8
5が固植されている。そして該螺子軸85が貫通する長
孔状の固定部86が裏蓋67の下端寄りに形成され、該
螺子軸85に蝶ナット87を螺合締付することにより該
固定具83に該裏蓋67を固定できるようにしている。
なお、88はカバー89の下壁面に形成された開口に着
脱自在に止着されたキャップで、蝶ナット87を締付す
るに際しては該キャップ88を外してカバー89内に手
指を入れ操作できるようにしている。
【0024】このように構成した多機能シャワー装置で
は、図11にコントローラ23の基本機能をタイミング
チャートにより示したように、スイッチSW1を押すと
発光ダイオードLED1が点灯すると同時に電磁弁SV
1が開かれ該ダイオードLED1は5秒後に消灯する。
そして電磁弁SV1が開くことによってミストシャワー
17,17より湯水が霧状に吹出され、この吹出は押釦
スイッチSW8を押すことにより停止する。なお電池ボ
ックス56中にセットされている乾電池の電圧が4.5
ボルト以下になったときはそのことが検知され上記吹出
の間ダイオードLED8が点滅する。
【0025】また押釦スイッチSW2を押すと発光ダイ
オードLED2が点灯し、電磁弁SV2が開きトップシ
ャワー18より湯水が噴射され、押釦スイッチSW8を
押すことによりそれが停止できる。同様に押釦スイッチ
SW3を操作することで発光ダイオードLED3,電磁
弁SV3が作動し、うたせ湯口19より湯水を吐水で
き、押釦スイッチSW8を操作することでその吐水を停
止できる。
【0026】さらに押釦スイッチSW4の操作で発光ダ
イオードLED4,電磁弁SV4が作動し、ハンドシャ
ワー20より吐水でき、押釦スイッチSW5の操作によ
り発光ダイオードLED5,電磁弁SV5が作動し、ボ
ディシャワー21,21より吐水でき、押釦スイッチS
W8により止水できる。なお、上記操作の間に電池電圧
が低い場合は同様に発光ダイオードLED8が点滅す
る。また、押釦スイッチSW1乃至押釦スイッチSW5
の操作中に押釦スイッチSW8を押すことなく他の押釦
スイッチSW1〜押釦スイッチSW5が操作された場合
その後に操作された操作が優生し吐水状態を切換えでき
る。(押釦スイッチSW4と押釦スイッチSW5の操作
にて図11中に例示した。)また、同一スイッチの重復
操作は無効となる。
【0027】図12には押釦スイッチSW6を操作した
場合のタイミングチャートを示す。押釦スイッチSW6
を押圧操作するとすぐに発光ダイオードLED6が点灯
するが、制御部26に内蔵されたタイマーが作動し5秒
後に電磁弁SV6が開作動し、床散湯シャワー22より
湯水が散水される。この床散湯シャワー22は浴室使用
前に予めその床面を散湯により温めておくためのもので
あるので、操作した者の衣服や足が突然の散湯によりぬ
れないようにするため上記猶予時間が設けられている。
この床散湯は同様にタイマーにより10分間で自動止水
するほか、押釦スイッチSW8の操作で任意止水するこ
ともできる。また、電磁弁SV1〜電磁弁SV5が開作
動中のとき押釦スイッチSW6が操作された場合はこの
床散湯が優先するようになっている。
【0028】図13にはサーミスタ15より異常信号が
得られた際のタイミングチャートを示す。例えば電磁弁
SV1の開作動中にサーミスタ15が高温度検出または
断線等の信号を出した場合、その異常信号が3秒間継続
の後(湯水温度の脈動による瞬間的なものを排除するた
めタイマーカウントにより異常状態の持続性を判断する
ため)に発光ダイオードLED8を点灯させ異常発生を
表示すると共に電磁弁SV1を閉止する。このとき押釦
スイッチSW1〜SW7のいずれの入力もうけいれな
い。そして、異常信号が停止したときは同じく5秒間タ
イマーカウントによりその持続性が確かめられた後に発
光ダイオードLED8を消灯させる。なお、異常信号発
生時は3秒間以上、異常信号停止時は5秒間以上の持続
性がなかった場合には夫々そのままの状態が継続され
る。このようにサーミスタ15から得られる異常信号に
はタイマーカウントによりその持続性が確かめられてか
ら異常表示および緊急閉止或いはその解除がなされるよ
うにしている。
【0029】図14には水抜きのため押釦スイッチSW
7を押圧操作し全部の電磁弁SV1〜電磁弁SV6を開
かしめる際のタイミングチャートを示す。押釦スイッチ
SW7が操作されると先ず電磁弁SV1が開弁し、それ
から50ミリ秒後に電磁弁SV2が開弁し、さらに50
ミリ秒後に電磁弁SV3が開弁し、さらに50ミリ秒後
に電磁弁SV4、さらに50ミリ秒後に電磁弁SV5、
さらに50ミリ秒後に電磁弁SV6が開作動するように
なっている。そして発光ダイオードLED7が点滅し水
抜中であることを表示すると共に、それから水抜きに必
要な例えば10分間経過後に電磁弁SV1から電磁弁S
V6の順に夫々20ミリ秒後の間隔を置いて自動的に閉
弁する。なお、この閉弁動は押釦スイッチSW8により
任意に行うこともできる。また、他の電磁弁SV1〜S
V6が開弁時であってもこの水抜きを優先させている。
そして、水抜き中は他のスイッチの操作は受け付けな
い。
【0030】このように水抜のため全部の電磁弁SV1
〜電磁弁SV6に開弁或いは閉弁の指令信号を出すに際
しては、その各電磁弁の所要作動時間以上の時間差を置
いて順次作動させるようにしている。これにより電源電
池に一時に過大な負荷が掛からないようにしている。な
お、開弁時の時間差を50ミリ秒、閉弁時の時間差を2
0ミリ秒とし、その設定時間差を開弁時と閉弁時とでは
異ならしめたのは、ここに使用したラッチング型電磁弁
の所要作動時間が開弁時と閉弁時で異なるためである。
このように上記時間差を考慮しその電磁弁の所要作動時
間を考慮しその所要作動時間以上に設定することにより
2個以上の電磁弁につき同時に駆動電流が必要となるこ
とのないようにする。
【0031】なお、発光ダイオードLED1〜LED5
は夫々スイッチSW1〜SW5が押釦操作がされたこと
の確認を容易にするために表示させるものであるので夫
々点灯時間は5秒間に抑えてあり無用な電池の消耗を防
いでいる。また、押釦スイッチSW6を操作したときの
発光ダイオードLED6の点灯時間は10秒間となるよ
うに設定されている。また、発光ダイオードLED8の
点滅点灯時間も10分間を超えないようにして無駄な電
池消耗が防がれるようにしている。この多機能シャワー
は乾電池を電源として駆動されるので、浴室等に設置す
るに当って配線工事を必要とせず、取付が容易であると
共に、漏電のおそれもなく安全に使用できる。
【0032】また、この多機能シャワー装置は湯水の温
度をサーモスタット付湯水混合水栓10の温度調節摘子
12にて行うようにしたが、コントロールボックス55
中に温度調節部を設け図1に示したようにその温度指令
90により該サーモスタット付湯水混合水栓10のコン
トロールモータを作動させ温度調節がこの多機能シャワ
ー部にて行われるようにしてもよい。
【0033】しかしてこの多機能シャワー装置では、供
給管14を口金51から外し、キャップ88を外してカ
バー89内に指を入れ蝶ナット87を螺子軸85から外
せば固定部86が固定具83から外れるので、該ケース
29をそのまま上方に持上げることで係合部82より係
合片80が抜脱するため、該ケース29を該取付壁面か
ら離脱させることができる。このためケース29は内部
の電磁弁等の機能要素ごと下に降ろして点検することが
でき修理が容易となる。
【0034】前記したように電磁弁SV1〜SV6は取
付板62,63,64に固着され該各取付板62,6
3,64はビス70により裏蓋67に固定されているの
で、該裏蓋67をその係合部82,固定部86によって
壁面に取付けたとき該電磁弁SV1〜SV6の荷重は該
各取付板62,63,64を介して裏蓋67に支えられ
る。このためカバー89にこの電磁弁SV1〜SV6お
よびその配管のような重量のある物の過大な荷重が掛か
らないようにできる。このために裏蓋89の機械的強度
不足が問題となることなく別段の補強を要せずして使用
材料もプラスチック或いは薄手鋼板等により製造方法の
制約を受けることなく容易に低コストで製作できるよう
になる。なお、この実施例ではコントロールボックス5
5はカバー89に固着しているが、このコントロールボ
ックス55も電磁弁SV1〜SV6と同様に取付板を介
して裏蓋67に固定するようにしてもよい。
【0035】
【発明の効果】このように本発明の多機能シャワー装置
は、シャワーノズル,弁,コントローラ等の機能要素を
ケース内に一体的に固定し、該ケースを背面上部および
下端寄りの係合部および固定部によって壁面に予め突設
された係合片,固定具に着脱自在に固定してなるので、
保守点検時に壁面よりこれらの機能要素がケースととも
に一体状態で取外すことができる。このため適当な場所
にて安全に作業でき、しかも組立状態のままであらゆる
方向から点検,修理作業ができるため保守が容易にな
る。
【0036】また、取付板を介して裏蓋に弁等の重量の
ある機能要素が取付けられるようにしたので、カバーに
過大な負荷が掛かることなく製作が容易でコストを低減
できる。しかも裏蓋を外しても弁等の機能要素はすべて
カバー内に組立状態のままで存在するため、各弁とその
配管接続部等の漏水チェック或いはコントローラの配線
チェック等が組立状態のまま確実にできて点検が容易で
あるなどの利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す多機能シャワー装置の
ブロック図。
【図2】多機能シャワー装置の全体の外観斜視図。
【図3】多機能シャワー装置の正面の要部拡大図。
【図4】多機能シャワー装置の上半分の縦断面図。
【図5】多機能シャワー装置の下半分の縦断面図。
【図6】多機能シャワー装置の裏面図。
【図7】多機能シャワー装置の裏蓋を外したときの上半
分の裏面図。
【図8】多機能シャワー装置の裏蓋を外したときの下半
分の裏面図。
【図9】図7のXーX線断面図。
【図10】浴室等の壁面の斜視図。
【図11】コントローラによる基本機器のタイミングチ
ャート。
【図12】コントローラによる床散湯機能のタイミング
チャート。
【図13】コントローラによる高温カット機能のタイミ
ングチャート。
【図14】コントローラによる水抜き機能のタイミング
チャート。
【符号の説明】
SW1〜SW8 押釦スイッチ SV1〜SV6 電磁弁 17 ミストシャワー 18 トップシャワー 19 うたせ湯口 21 ボディシャワー 23 コントローラ 28 乾電池 67 裏蓋 80 係合片 81 ビス 82 係合部 83 固定具 84 ビス 85 螺子軸 86 固定部 87 蝶ナット 88 キャップ 89 カバー
【手続補正書】
【提出日】平成4年8月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図13
【補正方法】変更
【補正内容】
【図13】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個のシャワーノズル、該各シャワー
    ノズルに湯水を少なくとも選択的に供給する弁、該弁を
    作動させるコントローラ等の機能要素をケース内に一体
    的に固定し、該ケースの背面上部および背面下端寄りに
    係合部および固定部を夫々設け、浴室等の壁面の上部に
    突設された係合片に前記係合部を着脱自在に係合すると
    共に、該壁面に下部に突設された固定具に前記固定部を
    着脱自在に固定してなることを特徴とした多機能シャワ
    ー装置。
  2. 【請求項2】 ケースは背面が開放されたカバーと該カ
    バーの背面を覆い係合部および固定部を夫々形成した裏
    蓋とからなり、複数個のシャワーノズル、該各シャワー
    ノズルに湯水を少なくとも選択的に供給する弁、該弁を
    作動させるコントローラ等の機能要素は該カバーに固着
    収納すると共に、該機能要素のうち少なくとも弁は取付
    板を介してカバーに固定されており、裏蓋は少なくとも
    該取付板に固着することによりカバーに取付けられるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の多機能シャワー装置。
JP20066092A 1992-07-03 1992-07-03 多機能シャワー装置 Withdrawn JPH0622878A (ja)

Priority Applications (1)

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JP20066092A JPH0622878A (ja) 1992-07-03 1992-07-03 多機能シャワー装置

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