JPH0622986B2 - 焼塊冷却装置用金物の製造方法 - Google Patents

焼塊冷却装置用金物の製造方法

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JPH0622986B2
JPH0622986B2 JP62169788A JP16978887A JPH0622986B2 JP H0622986 B2 JPH0622986 B2 JP H0622986B2 JP 62169788 A JP62169788 A JP 62169788A JP 16978887 A JP16978887 A JP 16978887A JP H0622986 B2 JPH0622986 B2 JP H0622986B2
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grate
ceramic
ingot
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side wall
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真澄 中川
厚一 名方
正康 山崎
洋治 藤井
弘之 杉本
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Shinagawa Shiro Renga KK
Mitsubishi Materials Corp
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Shinagawa Shiro Renga KK
Mitsubishi Materials Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えばセメント原料を回転炉にして焼成した
直後の焼塊を冷却する冷却装置に用いられる、火格子、
側壁金物等の金物の製造方法に関し、さらに詳しくは寿
命の長い焼塊冷却装置用金物の製造方法に関する。
〔従来の技術〕
セメント原料粉末を回転炉で焼成する際に産出する焼塊
を冷却する火格子および側壁金物を例にとり説明する。
回転炉で焼成された焼塊、すなわちクリンカは固定火格
子と可動火格子とからなる火格子(グレートプレート)
上に落下する。火格子上の焼塊は、可動火格子の往復運
動により順次出口側に送られる間に、火格子に穿孔され
ている多数の空気穴を通じて火格子の下部より供給され
る空気により冷却される。また可動火格子の両端には、
該可動火格子と横壁との間隙より空気の吹き抜けおよび
焼塊の落下を防止する目的で、可動火格子の往復運動に
支障を来たさない位置にひさし部を有する側壁金物を設
置している。
焼塊落口付近の火格子および側壁金物は1200℃以上
の高温の焼塊にさらされるため、耐熱性ならびに高温に
おける耐酸化性および耐摩耗性が要求されている。この
ため高温側の火格子および側壁金物の材質は、SCH1
3のような耐熱、耐摩耗性鋳鋼が用いられている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
回転炉で焼成された焼塊は、冷却装置に落下する際に粒
径の選別作用が起こり回転炉の回転方向の下流側に粒径
の小さいものが集まるといった現象や、冷却用空気の吹
込管の位置、あるいは焼塊の部分的な滞留等により空気
の流通が悪い場所ができている。このような空気の流通
が悪い場所の火格子および側壁金物は、高温に加熱され
るため溶損ならびに高温摩耗等により、運転途中で回転
炉を一時休止して取替作業等を行なうことを余儀なくさ
れていた。
本発明者等は、火格子および側壁金物の耐久性を向上さ
せるため、火格子および側壁金物の表面を耐熱性ならび
に耐摩耗性の優れた部材であるセラミックスで被覆する
方法を研究した結果、その方法として、 火格子および側壁金物にセラミックス粉末を溶射する
方法 セラミックスに直接鋼を鋳込む方法 接着剤にてセラミックスと火格子および側壁金物とを
直接接着させる方法 等があるが、上記の場合は溶射層の気孔率が大きいた
め摩耗性が大きい、の場合は熱膨張の差が大きくセラ
ミックスと鋼とが剥離を起こす、の場合は接着強度が
不十分である、といった問題点があった。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の問題点を解決し、耐熱性ならびに耐摩耗性の優れ
たセラミックスで表面が被覆された火格子、側壁金物等
を得るために、本発明は、高温焼塊が落下衝突する焼塊
冷却装置の火格子及び側壁の金物の表面の少なくとも一
部にセラミックスを溶射してセラミックス溶射層を形成
し、該セラミックス溶射層の表面にセラミックス製の板
を無機質接着剤を用いて接着することを特徴とする焼塊
冷却装置用金物の製造方法を提供するものである。
〔作用〕
本発明の図面を用いて説明する。第1図は本発明の方法
により製造した火格子の縦断面の模式端面図、第2図は
本発明の方法により製造した側壁金物の縦断面の模式端
面図で、1は火格子本体、2はセラミックス溶射層、3
は無機質接着剤、4はセラミックス製の板、5は側壁金
物本体、6はひさし部である。
火格子を本発明の方法により製造すると、鋼よりなる火
格子本体の表面にセラミックス溶射層、無機質接着剤、
セラミックス製の板よりなる累層を構成することによ
り、その表層をセラミックスとすることが可能となっ
た。すなわち、鋼とセラミックス製の板の熱膨張性の相
違については、多孔質の溶射層を介在させることによ
り、熱伝導性が小さくなり鋼よりなる火格子本体の熱膨
張を抑制し、かつセラミックス溶射膜は可撓性を有する
ので、火格子本体が熱により変形したとしても変形に対
すり追従性が良い。さらに溶射層を介在させることによ
りセラミックスとセラミックスの接着となるため、熱膨
張性の相違等による応力をほとんど受けないので、鋼と
セラミックスを直接接着するときに比べ接着強度が大き
くなるといった作用により火格子の表層をセラミックス
とすることが可能となった。また、側壁金物についても
同様の方法でその表層をセラミックスとすることが可能
となった。
本発明のセラミックス溶射層を形成するセラミックスと
しては、耐熱性があり、かつ無機質接着剤を用いること
によりセラミックス製の板を接着可能な強度を持つもの
であり、熱膨張係数が8×10-6以上の高膨張性材料の
アルミナ、スピネル、ジルコニア等の材料がよく、特に
熱伝導率が小さいジルコニア質セラミックスが好適であ
る。
セラミックス溶射層の厚さは溶射セラミックス層と鋼と
の熱膨張の差に追従可能な厚さであれば良く、0.1〜
0.5mm程度が適当である。
セラミックス溶射層の気孔率は、溶射層の強度を勘案
し、3〜8%程度が適当である。
溶射の方法としては、ガスプラズマ溶射、水プラズマ溶
射、火焔溶射等が挙げられるが、上記溶射条件を満たす
方法であればよく、特に限定しない。
本発明に用いられる無機質接着剤としては、必要とする
耐熱性を有し、かつセラミックス溶射層とセラミックス
製の板とを接着し得るものならば特に限定されるもので
はなく、セラミックス製の板の主成分と同じ無機質を主
成分とすると、セラミックス製の板と無機質接着剤の熱
膨張性が等しくなるので、セラミックス製の板が剥離す
る恐れが全くなく好適である。
本発明に用いられるセラミックス製の板の主成分として
は、耐熱性および耐摩耗性があり、かつセラミックス製
の板が無機質接着剤により接着可能であるならば特に限
定されるものではなく、アルミナ質、ジルコニア質、窒
化珪素質、炭化珪素質、サイアロン等が耐熱性および耐
摩耗性が共に高く好適である。
セラミックス製の板の大きさおよび厚さは、金物の形
状、大きさ等を勘案して適宜選択する。
セラミックス溶射層、無機質接着剤およびセラミックス
製の板よりなる累層の形成は、焼塊と接触する位置に行
われればよく、火格子の場合、全表面にセラミックス製
の板を接着する必要はなく、例えば第1図に示した如く
火格子が焼塊に接触する面のみに形成してもよい。
〔実施例〕
SCH−13鋼よりなる火格子本体の焼塊に接触する表
面の総てに、ジルコニアを主成分とするセラミックス粉
末を水プラズマ溶射法により0.5mmの層厚に溶射し
てセラミックス溶射層を形成し、セラミックス溶射層の
表面にアルミナを主成分とする接着剤(品川白煉瓦社
製、商品名TAC−AP)を用いて、厚さ8mmのアル
ミナ質セラミックス製の板(品川白煉瓦社製、商品名A
99)を接着して、第1図に示す累層を有する火格子を
製造すると共に、SCH−13鋼よりなる側壁金物の焼
塊に接触する表面に、火格子におけると同様の方法によ
り第2図に示す累層を形成させた。
この火格子および側壁金物を、セメント原料を回転炉に
て焼成した直後の焼塊を冷却する冷却装置に装着して数
箇月使用しても、セラミックス製の板は剥離せず摩耗も
僅少でさらに長期間の使用が見込まれた。
〔発明の効果〕
焼塊冷却装置用金物の表層部を耐熱、耐摩耗性の大きい
セラミックスとすることにより、次のような優れた効果
があることが判明した。
焼塊冷却装置用金物の摩耗がほとんどなくなって寿命
が大幅に延長し、前記金物の取替のための運転停止が減
少したことにより、生産性が向上するとともに熱消費が
低減した。
耐久性の向上により休転時の前記金物の取替件数が低
減したので、保守点検費の削減が可能となった。
前記金物本体に使用する鋼として、従来より耐久性の
低い安価な鋼の使用が可能となった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法により製造した火格子の縦断面の
模式端面図、第2図は本発明の方法により製造した側壁
金物の縦断面の模式端面図である。 1……火格子本体 2……セラミックス溶射層 3……無機質接着剤 4……セラミックス製の板 5……側壁金物本体 6……ひさし部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山崎 正康 福岡県北九州市小倉南区大字小森750番地 三菱鉱業セメント株式会社九州事業所東 谷工場内 (72)発明者 藤井 洋治 岡山県岡山市南古都134−132 (72)発明者 杉本 弘之 茨城県鹿島郡太陽村汲上656 (56)参考文献 特開 昭55−130756(JP,A) 特開 昭60−25743(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高温の焼塊が落下衝突する焼塊冷却装置の
    火格子及び側壁の金物の表面の少なくとも一部にセラミ
    ックスを溶射してセラミックス溶射層を形成し、該セラ
    ミックス溶射層の表面にセラミックス製の板を無機質接
    着剤を用いて接着することを特徴とする焼塊冷却装置用
    金物の製造方法。
JP62169788A 1987-07-09 1987-07-09 焼塊冷却装置用金物の製造方法 Expired - Lifetime JPH0622986B2 (ja)

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JPS6414028A JPS6414028A (en) 1989-01-18
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SE8000480L (sv) * 1979-02-01 1980-08-02 Johnson Matthey Co Ltd Artikel lemplig for anvendning vid hoga temperaturer
JPS6025743A (ja) * 1983-07-25 1985-02-08 株式会社日立製作所 セラミツク被覆層を有した耐熱構造部品

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JPS6414028A (en) 1989-01-18

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