JPH062299U - 給電コネクタの遠隔着脱装置 - Google Patents

給電コネクタの遠隔着脱装置

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JPH062299U
JPH062299U JP4904892U JP4904892U JPH062299U JP H062299 U JPH062299 U JP H062299U JP 4904892 U JP4904892 U JP 4904892U JP 4904892 U JP4904892 U JP 4904892U JP H062299 U JPH062299 U JP H062299U
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receiving base
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一之 押味
保雄 中村
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動力炉・核燃料開発事業団
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マニプレータ等の遠隔操作機器によって受け
側コネクタ部に対して差し込みコネクタ部を迅速、容易
に、且つ確実に着脱できるようにする。 【構成】 受け側コネクタ部10を固定する取り付けベ
ース20と、差込み側コネクタ部12を保持する受け取
りベース22と、該受け取りベースに設けた差込み側コ
ネクタ部の挿入案内機構及びその挿入量を規制するスト
ッパ25を備えている。受け取りベースと取り付けベー
スとは、一端で互いに枢着し、他端の一方に着脱レバー
32を、他方に連結アーム34を枢着して結合したリン
ク機構により接離可能に結合する。挿入案内機構は、受
け取りベースの案内溝26と差込み側コネクタ部の外側
面の案内プレート28の組み合わせからなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、給電コネクタの着脱をマニプレータ等の遠隔操作機器によって簡単 に行えるように、給電コネクタの位置合わせ機構とリンク機構を取り付けた装置 に関するものである。この装置は、例えば使用済核燃料の照射後試験施設等にお いて、放射線レベルが高く作業員の立入りが困難な区域で使用する給電コネクタ の着脱に好適な装置である。
【0002】
【従来の技術】
使用済核燃料を取り扱う再処理施設や廃棄物処理施設など、放射線レベルが高 く作業員の立入りが困難な区域では、給電コネクタの着脱はマニプレータ等の遠 隔操作機器で行う必要がある。
【0003】 給電コネクタは、それぞれ多数のピンを規則的に配列した受け側コネクタ部と 差込み側コネクタ部との組み合わせからなる。装着の手順は、受け側コネクタ部 と差込み側コネクタ部とを位置合わせして差し込みを行う。これによって、差込 み側コネクタ部が受け側コネクタ部に直線状に押し付けられ、内部のピン同士が 接触する。脱装は、装着の最後に行った差し込みと逆の動作を行えばよい。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
このような給電コネクタは、人手で直接操作することを前提に設計されている ため、位置合わせの部分の構造は小さい。また位置合わせの確認は外観からでは 行えず感触に頼るものが全てである。そのため遠隔操作機器で操作する場合、位 置合わせ及びその確認が難しい。
【0005】 また装着の最終段階の操作についても、押し付け時の感触による締まり具合で 装着が完了するものであるため、加えた力が正確でないので締まり具合の確認が できない。これらの理由で、従来の給電コネクタをそのまま遠隔操作機器で取り 扱おうとすると、着脱できなかったり、破損に至る可能性が高い。
【0006】 本考案の目的は、上記のような技術的課題を解決し、マニプレータ等の遠隔操 作機器によって受け側コネクタ部に対して差し込みコネクタ部を迅速、容易に、 且つ確実に着脱できる給電コネクタの遠隔着脱装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、給電コネクタの受け側コネクタ部と差込み側コネクタ部を遠隔操作 により結合・分離可能な装置である。前記の目的を達成するため本考案は、受け 側コネクタ部を固定する取り付けベースと、差込み側コネクタ部を保持する受け 取りベースと、該受け取りベースに設けた差込み側コネクタ部の挿入案内機構及 び差込み側コネクタ部の挿入案内機構への挿入量を規制するストッパを具備して いる。そして前記受け取りベースは、取り付けベースに対してリンク機構により 接近・離間可能に結合され、該リンク機構を動かす着脱レバーの操作により差込 み側コネクタ部と受け側コネクタ部との接続・分離を行う。
【0008】 ここで挿入案内機構は、受け取りベースに設けた案内溝と、差込み側コネクタ 部の外側面に突設した案内プレートの組み合わせからなる。またリンク機構は、 取り付けベースと受け取りベースをそれらの片側で枢着し、それらの反対側の一 方に着脱レバーを、他方に連結アームを枢着し、着脱レバーの中間部に連結アー ムの他端を枢着した構造である。
【0009】
【作用】
受け側コネクタ部は取り付けベースにより一定の位置で保持されている。差込 み側コネクタ部は挿入案内機構及びストッパによって、受け取りベースの所定の 位置に装着され、その位置で保持できる。着脱レバーの操作によりリンク機構を 動かすと、受け取りベースは取り付けベースに対して接離し、両コネクタ部の接 続・分離が行われる。
【0010】
【実施例】
図1は本考案に係る給電コネクタの遠隔着脱装置の一実施例を示す説明図であ り、図2はその正面図、図3は平面図である。この着脱装置は、市販されている 平型ピンの給電コネクタを結合・分離可能な機構であり、給電コネクタの受け側 コネクタ部10を保持する取り付けベース20と、差込み側コネクタ部12を保 持する受け取りベース22を備えている。
【0011】 取り付けベース20はセル壁面にボルト24で固定されている。受け側コネク タ部10は、その結合面(差込み側コネクタ部12との対向面)が斜め下前方を 向くように、取り付けベース20の所定の位置に固定される。図示されていない が、受け側コネクタ部10にはケーブルが接続されている。
【0012】 受け取りベース22には、差込み側コネクタ部12の挿入案内機構及び挿入量 を規制するストッパ25を備えている。挿入案内機構は、受け取りベース22に 設けた案内溝26と、差込み側コネクタ部12の外側面に突設した案内プレート 28との組み合わせからなる。なお、差込み側コネクタ部12の基部にはマニプ レータによる掴み部14を設ける。差込み側コネクタ部12にケーブルが接続さ れていることは言うまでもない。
【0013】 前記受け取りベース22は、取り付けベース20に対してリンク機構により接 近・離間可能に結合される。リンク機構は、取り付けベース20と受け取りベー ス22をそれらの一辺(ここでは壁側の一辺)でピン30により枢着し、反対辺 (前方辺)の取り付けベース側に着脱レバー32の一端を、受け取りベース側に 連結アーム34の一端をそれぞれ枢着し、着脱レバー32の中間部に連結アーム 34の他端を枢着した構造である。着脱レバー32の回動操作により、リンク機 構が作動し、前記受け取りベース22は取り付けベース20に対して接近・離間 し、差込み側コネクタ部12と受け側コネクタ部10との接続・分離を行う。
【0014】 この装置による給電コネクタの装着操作は、図4のA〜Cに示すような手順で 行う。まず差込み側コネクタ部12の掴み部14をマニプレータのハンド40で 掴む。受け取りベース22は、取り付けベース20から開いた状態としておく。 そして受け取りベース22の案内溝26に差込み側コネクタ部12の案内プレー ト28を当てて位置を合わせ(図4のA参照)、そのまま矢印F1 方向に挿入す る。図4のBに示すように、差込み側コネクタ部12は、その案内プレート28 が案内溝26に沿って案内されるから、ストッパ25に当たるまで差込み側コネ クタ部12を押し込む。最後に、着脱レバー32を下向き矢印方向F2 に回動す ると、差込み側コネクタ部12は受け側コネクタ部10に装着される(図4のC 参照)。これで接続操作が完了する。
【0015】 給電コネクタの脱装操作は、上記と逆の手順で行えばよい。着脱レバー32を 上向きに倒し、受け側コネクタ部10と差込み側コネクタ部12とを切り離す。 差込み側コネクタ部12の掴み部14をマニプレータのハンド40で掴み、差込 み側コネクタ部12を引き出す。
【0016】 上記構造の給電コネクタ遠隔着脱装置を試作し、マニプレータを用いて着脱操 作し、給電コネクタの結合・分離試験を行った結果、着脱に要する作業時間は1 分以内で完了し、熟練を要せず、容易且つ確実に操作でき、極めて良好な結果が 得られた。
【0017】
【考案の効果】
本考案では、差込み側コネクタ部を挿入案内機構によって受け取りベースに案 内し、且つその挿入量をストッパで制限するようにしたため、差込み動作とその 動作の完了を単純に判断できる。また受け側コネクタ部と差込み側コネクタ部と の接続をリンク機構により着脱レバーを回動するだけの動作にしたため、結合動 作及びその動作の完了を単純に判断できる。本考案の装置は、給電コネクタの着 脱操作に必要な動作を上記のような単純な動作に分解したため、従来不可能とさ れていた給電コネクタの結合・分離操作を、マニプレータ等の遠隔操作機器で迅 速に且つ確実に実施できる。また単純動作で済むため、遠隔操作機器の操作に未 習熟な作業員でも作業に従事できる。
【0018】 給電システムをセル壁貫通部に使用すると、経年劣化する部分(モータ等の負 荷)と経年劣化しない部分(壁内埋め込み配管部など)が生じるが、本考案によ って、それらを容易に分離することが可能となり、経年劣化部分だけを交換する ことにより全体交換の必要が無くなるため、給電システムを維持するための経費 を削減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る給電コネクタの遠隔着脱装置の一
実施例を示す側面図。
【図2】その正面図。
【図3】その平面図。
【図4】給電コネクタの遠隔着脱装置による装着手順の
説明図。
【符号の説明】
10 受け側コネクタ部 12 差込み側コネクタ部 20 取り付けベース 22 受け取りベース 25 ストッパ 26 案内溝 28 案内プレート 32 着脱レバー 34 連結アーム

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給電コネクタの受け側コネクタ部と差込
    み側コネクタ部を遠隔操作により結合・分離可能な装置
    であって、受け側コネクタ部を固定する取り付けベース
    と、差込み側コネクタ部を保持する受け取りベースと、
    該受け取りベースに設けた差込み側コネクタ部の挿入案
    内機構及び差込み側コネクタ部の挿入案内機構への挿入
    量を規制するストッパを具備し、前記受け取りベースは
    取り付けベースに対してリンク機構により接近・離間可
    能に結合され、該リンク機構を動かす着脱レバーの操作
    により差込み側コネクタ部と受け側コネクタ部との接続
    ・分離を行う給電コネクタの遠隔着脱装置。
  2. 【請求項2】 挿入案内機構は、受け取りベースに設け
    た案内溝と、差込み側コネクタ部の外側面に突設した案
    内プレートの組み合わせからなる請求項1記載の遠隔着
    脱装置。
  3. 【請求項3】 リンク機構は、取り付けベースと受け取
    りベースをそれらの片側で枢着し、それらの反対側の一
    方に着脱レバーを、他方に連結アームをそれぞれ枢着
    し、着脱レバーの中間部に連結アームの他端を枢着した
    構造をなしている請求項1又は2記載の遠隔着脱装置。
JP1992049048U 1992-06-19 1992-06-19 給電コネクタの遠隔着脱装置 Expired - Fee Related JP2564495Y2 (ja)

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JP2564495Y2 (ja) 1998-03-09

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