JPH06230403A - 液晶表示装置 - Google Patents
液晶表示装置Info
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- JPH06230403A JPH06230403A JP3396393A JP3396393A JPH06230403A JP H06230403 A JPH06230403 A JP H06230403A JP 3396393 A JP3396393 A JP 3396393A JP 3396393 A JP3396393 A JP 3396393A JP H06230403 A JPH06230403 A JP H06230403A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 画像表示部の透光性と裏面電位の制御可能性
とを確保する実装構造の液晶画像表示装置を提供するこ
とにある。 【構成】 シリコン基板1上の透光性絶縁膜2上の単結
晶Si薄膜3にスイッチ素子4等を形成し、該基板の画
像表示部Aに対応する部分を絶縁膜2までくり抜き除去
した液晶パネル10を、実装基板20に取り付けるに際
し、実装基板20に画像表示部Aに対応する開口21を
形成すると共にその周囲に導電物層22を設け、シリコ
ン基板1のくり抜き除去されなかった基板裏面に設けた
電極11を、実装基板20上の導電物層22と導電性接
着剤25で電気的に接続する。
とを確保する実装構造の液晶画像表示装置を提供するこ
とにある。 【構成】 シリコン基板1上の透光性絶縁膜2上の単結
晶Si薄膜3にスイッチ素子4等を形成し、該基板の画
像表示部Aに対応する部分を絶縁膜2までくり抜き除去
した液晶パネル10を、実装基板20に取り付けるに際
し、実装基板20に画像表示部Aに対応する開口21を
形成すると共にその周囲に導電物層22を設け、シリコ
ン基板1のくり抜き除去されなかった基板裏面に設けた
電極11を、実装基板20上の導電物層22と導電性接
着剤25で電気的に接続する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶表示装置、特にそ
の裏面電位の取り方に関するものである。
の裏面電位の取り方に関するものである。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置は、反射型、透明型何れも
光が画像表示部を通過し得ることが必須条件である。従
って、従来は一枚の石英板が用いられている。
光が画像表示部を通過し得ることが必須条件である。従
って、従来は一枚の石英板が用いられている。
【0003】一方、トランジスタの活性層としてはSi
が一般的にも良く知られているが、活性層として最も望
ましい単結晶Siはその製造が極めて困難であり、石英
上に形成することが事実上できなかった。そのため、画
像表示部を構成している個々の画素部にトランジスタを
形成する場合、及び周辺の駆動回路と共に集積化する場
合には石英上でも形成可能な多結晶Siが用いられてき
た。
が一般的にも良く知られているが、活性層として最も望
ましい単結晶Siはその製造が極めて困難であり、石英
上に形成することが事実上できなかった。そのため、画
像表示部を構成している個々の画素部にトランジスタを
形成する場合、及び周辺の駆動回路と共に集積化する場
合には石英上でも形成可能な多結晶Siが用いられてき
た。
【0004】しかしながら、より高品質な画像要求に応
じて、画面をより高精細化し、高速駆動するためには多
結晶Siでは限界があり、単結晶Siを用いた半導体装
置を有する液晶表示装置の構成が望まれていた。
じて、画面をより高精細化し、高速駆動するためには多
結晶Siでは限界があり、単結晶Siを用いた半導体装
置を有する液晶表示装置の構成が望まれていた。
【0005】そこで、本発明者等は、先願の発明とし
て、半導体又は導電体を基板とし、絶縁層を介して単結
晶Si薄膜を形成した後、画像表示部となるべき部分の
透明化を図るため、上記基板の画像表示部に対応する部
分を除去してくり抜き面部を形成し、且つ、周辺駆動回
路部の基板には裏面電位の制御手段を設けて基板電位を
制御することにより、半導体装置の性能を高めて高速化
を実現した液晶表示装置を提案中である。
て、半導体又は導電体を基板とし、絶縁層を介して単結
晶Si薄膜を形成した後、画像表示部となるべき部分の
透明化を図るため、上記基板の画像表示部に対応する部
分を除去してくり抜き面部を形成し、且つ、周辺駆動回
路部の基板には裏面電位の制御手段を設けて基板電位を
制御することにより、半導体装置の性能を高めて高速化
を実現した液晶表示装置を提案中である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記液晶表
示装置は、その液晶パネルを実装基板に取付けることが
必要となる。従来、Siチップや、SIMOX(Sep
aration byImplanted Oxige
n)法で得たSOI基板については、その実装技術とし
て、図10に示すように、金コート41を有するセラミ
ックパッケージ40に銀ペースト42でSiチップ43
等を接着する技術が知られている。
示装置は、その液晶パネルを実装基板に取付けることが
必要となる。従来、Siチップや、SIMOX(Sep
aration byImplanted Oxige
n)法で得たSOI基板については、その実装技術とし
て、図10に示すように、金コート41を有するセラミ
ックパッケージ40に銀ペースト42でSiチップ43
等を接着する技術が知られている。
【0007】しかし、これは光を透過させないSiチッ
プ等を前提とする実装技術であり、光が画像表示部を通
過し得ることが必須条件である液晶表示装置には、直接
には利用できない。特に、上記した先願の液晶表示装置
は、Si基板の画像表示部に対応する部分をくり抜き面
部として除去することで透明化を図り、以てSi基板上
に単結晶Si薄膜から成る活性層の存するSOI構造を
実現して、半導体装置を多結晶TFTで作成した場合の
5〜100倍の高速動作を可能としたものである。従っ
て、このようなSOI基板については、画像表示部の透
光性のみならず、その基板電位を取ることにより裏寄生
素子の動作を抑制することも重要である。要するに、画
像表示部の透光性と裏面電位の制御可能性とが確保され
る実装技術であることが要求される。
プ等を前提とする実装技術であり、光が画像表示部を通
過し得ることが必須条件である液晶表示装置には、直接
には利用できない。特に、上記した先願の液晶表示装置
は、Si基板の画像表示部に対応する部分をくり抜き面
部として除去することで透明化を図り、以てSi基板上
に単結晶Si薄膜から成る活性層の存するSOI構造を
実現して、半導体装置を多結晶TFTで作成した場合の
5〜100倍の高速動作を可能としたものである。従っ
て、このようなSOI基板については、画像表示部の透
光性のみならず、その基板電位を取ることにより裏寄生
素子の動作を抑制することも重要である。要するに、画
像表示部の透光性と裏面電位の制御可能性とが確保され
る実装技術であることが要求される。
【0008】尚、ガラスや石英基板上にアモルファスS
iやポリSiの半導体回路を設けた液晶パネルにあって
は、その導電性故に、基板電位を取る必要性は生じな
い。
iやポリSiの半導体回路を設けた液晶パネルにあって
は、その導電性故に、基板電位を取る必要性は生じな
い。
【0009】本発明は上記課題に鑑みてなされたもの
で、その目的とするとするところは、画像表示部の透光
性と裏面電位の制御可能性とを確保する実装構造の液晶
画像表示装置を提供することにある。
で、その目的とするとするところは、画像表示部の透光
性と裏面電位の制御可能性とを確保する実装構造の液晶
画像表示装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、シリコン基板上の絶縁膜上の半導体層に
素子を形成し、該基板の画像表示部に対応する部分を絶
縁膜まで除去して薄膜面部を形成した液晶パネルを有す
る液晶表示装置において、前記液晶パネルのシリコン基
板における薄膜面部として除去されなかった基板裏面
を、実装基板の導電物層が設けられている基板部分と導
電性接着剤で電気的に接続した構成のものである(請求
項1)。
め、本発明は、シリコン基板上の絶縁膜上の半導体層に
素子を形成し、該基板の画像表示部に対応する部分を絶
縁膜まで除去して薄膜面部を形成した液晶パネルを有す
る液晶表示装置において、前記液晶パネルのシリコン基
板における薄膜面部として除去されなかった基板裏面
を、実装基板の導電物層が設けられている基板部分と導
電性接着剤で電気的に接続した構成のものである(請求
項1)。
【0011】前記実装基板は、液晶パネルの画像表示部
に対応する部分に開口の設けられた絶縁基板又は導電性
基板であることができる(請求項2、3)。また、必要
に応じて実装基板は透明基板で構成することができる
(請求項4)。
に対応する部分に開口の設けられた絶縁基板又は導電性
基板であることができる(請求項2、3)。また、必要
に応じて実装基板は透明基板で構成することができる
(請求項4)。
【0012】
【作用】Si基板上に単結晶Si薄膜から成る活性層の
存するSOI構造を実現した場合、「裏寄生素子」の動
作を抑制することが重要となる。例えば、この基板を用
いて、NMOSトランジスタとPMOSトランジスタを
有するCMOSインバータを構成した場合、このCMO
Sインバータの基板側には、支持基板をゲート電極、支
持基板と活性層間の絶縁層をゲート絶縁層とする寄生M
OSトランジスタが発生する。この寄生MOSトランジ
スタのしきい値電圧の絶対値を大きくすることは困難で
あり、通常、寄生NMOX又はPMOXトランジスタが
動作してリーク電流が流れてしまう。このため、基板裏
面の電位を固定して、周辺回路内のデバイス特性(例え
ばMOSのリーク電流量など)が、周辺回路裏面の電位
の影響を受けないよう配慮することが必要となる。
存するSOI構造を実現した場合、「裏寄生素子」の動
作を抑制することが重要となる。例えば、この基板を用
いて、NMOSトランジスタとPMOSトランジスタを
有するCMOSインバータを構成した場合、このCMO
Sインバータの基板側には、支持基板をゲート電極、支
持基板と活性層間の絶縁層をゲート絶縁層とする寄生M
OSトランジスタが発生する。この寄生MOSトランジ
スタのしきい値電圧の絶対値を大きくすることは困難で
あり、通常、寄生NMOX又はPMOXトランジスタが
動作してリーク電流が流れてしまう。このため、基板裏
面の電位を固定して、周辺回路内のデバイス特性(例え
ばMOSのリーク電流量など)が、周辺回路裏面の電位
の影響を受けないよう配慮することが必要となる。
【0013】本発明においては、液晶パネルのシリコン
基板におけるくり抜き面部として除去されなかった基板
裏面を、実装基板の導電物層が設けられている基板部分
と導電性接着剤で電気的に接続するため、基板の裏面電
位が制御可能となる(請求項1)。この場合、基板が非
透明である場合には、基板に画像表示部に対応する開口
の設けて透光性を確保することになる(請求項2、3、
4)。
基板におけるくり抜き面部として除去されなかった基板
裏面を、実装基板の導電物層が設けられている基板部分
と導電性接着剤で電気的に接続するため、基板の裏面電
位が制御可能となる(請求項1)。この場合、基板が非
透明である場合には、基板に画像表示部に対応する開口
の設けて透光性を確保することになる(請求項2、3、
4)。
【0014】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明
する。
する。
【0015】図1(a)において、10は液晶表示装置
本体を構成する液晶パネル、20はその実装基板であ
る。
本体を構成する液晶パネル、20はその実装基板であ
る。
【0016】ここで対象としている液晶パネル10は上
述した先願の液晶表示装置に対応するものであり、図3
(d)に示す基本的構成を有する。即ち、シリコン基板
1上に透光性絶縁膜2を介して単結晶Si薄膜3を設け
たSOI構造を有し、該単結晶Si薄膜3には薄膜トラ
ンジスタTFTから成るスイッチ素子4や駆動回路5や
その周辺回路6等が形成され、またカバーガラスを含む
カラーフィルタ基板7との間に液晶8が封入されて液晶
画素部Aが形成され、更にSi基板1の画像表示部Aに
対応する部分はくり抜き面部9として除去されて透明化
されており、半導体装置を多結晶TFTで作成した場合
の5〜100倍の高速動作が可能となっている。
述した先願の液晶表示装置に対応するものであり、図3
(d)に示す基本的構成を有する。即ち、シリコン基板
1上に透光性絶縁膜2を介して単結晶Si薄膜3を設け
たSOI構造を有し、該単結晶Si薄膜3には薄膜トラ
ンジスタTFTから成るスイッチ素子4や駆動回路5や
その周辺回路6等が形成され、またカバーガラスを含む
カラーフィルタ基板7との間に液晶8が封入されて液晶
画素部Aが形成され、更にSi基板1の画像表示部Aに
対応する部分はくり抜き面部9として除去されて透明化
されており、半導体装置を多結晶TFTで作成した場合
の5〜100倍の高速動作が可能となっている。
【0017】製造方法は、まず図3(a)に示すSOI
形構造の基板を得る。これは、2枚の半導体基板を絶縁
物層を介して貼り合わせ、片方の基板を薄層化すること
により得られる。得られたSOI基板に対し、公知の集
積回路プロセス技術を用いて、図3(b)に示すよう
に、画素スイッチ素子4や駆動回路5、更には周辺回路
6を作成する。その後に、図3(c)にあるように、カ
ラーフィルタ基板7と封止材を用いて、液晶8を封入し
液晶画素部Aを形成する。このカラーフィルタ基板7の
部分には、配向膜、対向電極、フィルター、偏光板等が
設けられるが、図では省略されている。次に、Si単結
晶基板1は非透光性であり、このままでは投射型液晶画
像表示装置として使用できないので、図1(d)に示し
たように、基板1における液晶表示部Aの下方に対応し
て位置する部分9を、裏面より透光性絶縁層2までエッ
チング除去してくり抜き、このくり抜き面部9により基
板7を実質的に光透過性とする。最後に、このエッチン
グ除去されなかった基板裏面に、アルミニウム等の金属
材料から成る電位制御用の裏面電極11を設ける。これ
は液晶画素部Aの周囲に位置する駆動回路5や周辺回路
6等の基板の電位を制御することにより、寄生MOSト
ランジスタの動作によるリーク電流を減少させ、駆動回
路等に用いた半導体装置のチャンネル電位を安定させる
ためである。
形構造の基板を得る。これは、2枚の半導体基板を絶縁
物層を介して貼り合わせ、片方の基板を薄層化すること
により得られる。得られたSOI基板に対し、公知の集
積回路プロセス技術を用いて、図3(b)に示すよう
に、画素スイッチ素子4や駆動回路5、更には周辺回路
6を作成する。その後に、図3(c)にあるように、カ
ラーフィルタ基板7と封止材を用いて、液晶8を封入し
液晶画素部Aを形成する。このカラーフィルタ基板7の
部分には、配向膜、対向電極、フィルター、偏光板等が
設けられるが、図では省略されている。次に、Si単結
晶基板1は非透光性であり、このままでは投射型液晶画
像表示装置として使用できないので、図1(d)に示し
たように、基板1における液晶表示部Aの下方に対応し
て位置する部分9を、裏面より透光性絶縁層2までエッ
チング除去してくり抜き、このくり抜き面部9により基
板7を実質的に光透過性とする。最後に、このエッチン
グ除去されなかった基板裏面に、アルミニウム等の金属
材料から成る電位制御用の裏面電極11を設ける。これ
は液晶画素部Aの周囲に位置する駆動回路5や周辺回路
6等の基板の電位を制御することにより、寄生MOSト
ランジスタの動作によるリーク電流を減少させ、駆動回
路等に用いた半導体装置のチャンネル電位を安定させる
ためである。
【0018】尚、このくり抜き面部9は強度が充分であ
ればそのままでも構わないが、補強するためにSi系樹
脂等の光透過性の充填材で充填しても良い。
ればそのままでも構わないが、補強するためにSi系樹
脂等の光透過性の充填材で充填しても良い。
【0019】一方、上記の如く構成された液晶パネル1
0を取付けるための実装基板20は、図1の実施例の場
合、ガラスエポキシ基板から成る。この基板は透光性に
欠けるため、図1(a)に示すように、実装基板20に
は、液晶パネル10の画像表示部Aに対応する大きさの
長方形の開口21が形成されている。更に、実装基板2
0には、開口21の周囲縁に開口21を囲繞する形でA
u、Al、Crなどから成る導電物層22がメッキ或い
は蒸着により形成されている。この環状の導電物層22
は、液晶パネル10の下面と対応する規模で形成されて
おり、液晶パネル10をその画像表示部Aの中心を開口
21の中心に合わせて重ねたとき、導電物層22の環状
帯幅が上記裏面電極11の幅に一致するようになってい
る。また、この導電物層22の環状エリアから半径方向
外側に延在する形で引出部23が形成され、更にこれに
並ぶ形でCMOSインバータ等を含む駆動回路部5上の
パッド24が複数個形成されている。
0を取付けるための実装基板20は、図1の実施例の場
合、ガラスエポキシ基板から成る。この基板は透光性に
欠けるため、図1(a)に示すように、実装基板20に
は、液晶パネル10の画像表示部Aに対応する大きさの
長方形の開口21が形成されている。更に、実装基板2
0には、開口21の周囲縁に開口21を囲繞する形でA
u、Al、Crなどから成る導電物層22がメッキ或い
は蒸着により形成されている。この環状の導電物層22
は、液晶パネル10の下面と対応する規模で形成されて
おり、液晶パネル10をその画像表示部Aの中心を開口
21の中心に合わせて重ねたとき、導電物層22の環状
帯幅が上記裏面電極11の幅に一致するようになってい
る。また、この導電物層22の環状エリアから半径方向
外側に延在する形で引出部23が形成され、更にこれに
並ぶ形でCMOSインバータ等を含む駆動回路部5上の
パッド24が複数個形成されている。
【0020】かかる実装基板20に対し上記液晶パネル
10が導電性接着剤25により固定される。即ち、液晶
パネル10は、その画像表示部Aの中心を開口21の中
心に合わせて実装基板20上に重ねられ、その際、液晶
パネル10の裏面電極11と実装基板20の導電物層2
2との間に、銀ペーストからなる導電性接着剤25が介
設され、固定される。これにより、液晶パネル10の裏
面電極11は、導電性接着剤25を介して導電物層22
の引出部23から液晶パネル領域外に引出される。その
後、液晶パネル10のカラーフィルタ基板7からパッド
24へのボンディングワイヤー27が施され、これらの
引出部23及びパッド24に対して接続用フレキシブル
基板26が圧着28やバンプ等で接続される。
10が導電性接着剤25により固定される。即ち、液晶
パネル10は、その画像表示部Aの中心を開口21の中
心に合わせて実装基板20上に重ねられ、その際、液晶
パネル10の裏面電極11と実装基板20の導電物層2
2との間に、銀ペーストからなる導電性接着剤25が介
設され、固定される。これにより、液晶パネル10の裏
面電極11は、導電性接着剤25を介して導電物層22
の引出部23から液晶パネル領域外に引出される。その
後、液晶パネル10のカラーフィルタ基板7からパッド
24へのボンディングワイヤー27が施され、これらの
引出部23及びパッド24に対して接続用フレキシブル
基板26が圧着28やバンプ等で接続される。
【0021】本発明において、制御する裏面電極の電位
は、支持基板をゲート電極、下地絶縁層をゲート絶縁膜
とする寄生トランジスタのオフ領域であり、例えば、C
MOSインバータをPMOSトランジスタとNMOSト
ランジスタを併用して構築する場合には、両寄生トラン
ジスタのオフ領域が重なる部分を採用する。このように
周辺駆動回路に対応する基板裏面の電位を制御すること
により、寄生MOSトランジスタの動作によるリーク電
流が減少し、該駆動回路に用いた半導体装置のチャンネ
ル電位が安定する。勿論、活性層が単結晶Si薄膜から
なるため、半導体装置を多結晶TFTで作成した場合の
5〜100倍高速で動作することができる。
は、支持基板をゲート電極、下地絶縁層をゲート絶縁膜
とする寄生トランジスタのオフ領域であり、例えば、C
MOSインバータをPMOSトランジスタとNMOSト
ランジスタを併用して構築する場合には、両寄生トラン
ジスタのオフ領域が重なる部分を採用する。このように
周辺駆動回路に対応する基板裏面の電位を制御すること
により、寄生MOSトランジスタの動作によるリーク電
流が減少し、該駆動回路に用いた半導体装置のチャンネ
ル電位が安定する。勿論、活性層が単結晶Si薄膜から
なるため、半導体装置を多結晶TFTで作成した場合の
5〜100倍高速で動作することができる。
【0022】また、上記のように電極の取り出しを実装
基板20の上側から取り出すと、パッケージ側での配線
が容易となるため、小型化及び組み立て歩留の向上に寄
与する利点が得られる。
基板20の上側から取り出すと、パッケージ側での配線
が容易となるため、小型化及び組み立て歩留の向上に寄
与する利点が得られる。
【0023】図4に他の実施例を示す。これは、液晶パ
ネル10の基板1と実装基板20との高さを同一にする
ために、ガラスエポキシ基板から成る実装基板20に落
し込穴29を明け、これに液晶パネル10の下部が嵌入
するようにしたものである。即ち、落し込穴29は上記
開口21と同心的に且つほぼ液晶パネル10の基板1の
厚さと同じ深さで設けられている。また、上記図1の基
板20における開口21の周囲に存在していた導電物層
22は、ここでは落し込穴29の底面及び該底面から立
ち上る周囲側面にかけて延在する導電物層30として設
けられており、この導電物層30と裏面電極11との間
に導電性接着剤25を介在させて取り付けている。
ネル10の基板1と実装基板20との高さを同一にする
ために、ガラスエポキシ基板から成る実装基板20に落
し込穴29を明け、これに液晶パネル10の下部が嵌入
するようにしたものである。即ち、落し込穴29は上記
開口21と同心的に且つほぼ液晶パネル10の基板1の
厚さと同じ深さで設けられている。また、上記図1の基
板20における開口21の周囲に存在していた導電物層
22は、ここでは落し込穴29の底面及び該底面から立
ち上る周囲側面にかけて延在する導電物層30として設
けられており、この導電物層30と裏面電極11との間
に導電性接着剤25を介在させて取り付けている。
【0024】図5の実施例は、図4の導電物層30を延
在部31により実装基板20の上にまで延在させ、予め
実装基板20上に設けてあるパッド32に接続した例で
あり、他の構成は図4と同じである。
在部31により実装基板20の上にまで延在させ、予め
実装基板20上に設けてあるパッド32に接続した例で
あり、他の構成は図4と同じである。
【0025】図6は、くり抜き面部9上のメンブレン部
12の強度をより大きくするため、図5の構成におい
て、くり抜き面部9内をSi系樹脂や液晶等の光透過性
充填材13で充填して補強し、更に開口21内にガラス
14を設けたものである。
12の強度をより大きくするため、図5の構成におい
て、くり抜き面部9内をSi系樹脂や液晶等の光透過性
充填材13で充填して補強し、更に開口21内にガラス
14を設けたものである。
【0026】図7は、実装基板20として、ステンレス
板の如き導電性基板33にSiO2,SiCや樹脂から
成る絶縁層34を設けた基板を用い、これに図5の場合
と同じく落し込穴29を設けた実施例である。落し込穴
29の底面には特には導電物層30は設けられておら
ず、落し込穴29の底面と裏面電極11との間に導電性
接着剤25を介在させて液晶パネル10を導電性基板3
3に取り付けている。この導電性接着剤25は基板33
上の絶縁層34上に設けたパッド32まで延在され、電
気的な接続が行われている。
板の如き導電性基板33にSiO2,SiCや樹脂から
成る絶縁層34を設けた基板を用い、これに図5の場合
と同じく落し込穴29を設けた実施例である。落し込穴
29の底面には特には導電物層30は設けられておら
ず、落し込穴29の底面と裏面電極11との間に導電性
接着剤25を介在させて液晶パネル10を導電性基板3
3に取り付けている。この導電性接着剤25は基板33
上の絶縁層34上に設けたパッド32まで延在され、電
気的な接続が行われている。
【0027】図8は、実装基板20として、ガラス、石
英等の透明基板35を用いている点でこれまでの実施例
と異なる。図1の場合と同様に実装基板20上に液晶パ
ネル10を載置する形で取り付けるものであるが、実装
基板35が透明であるため、図1の実施例の如き開口2
1は設けられていない。
英等の透明基板35を用いている点でこれまでの実施例
と異なる。図1の場合と同様に実装基板20上に液晶パ
ネル10を載置する形で取り付けるものであるが、実装
基板35が透明であるため、図1の実施例の如き開口2
1は設けられていない。
【0028】図9は、実装基板20を透明なものとし、
落し込穴29内に液晶パネル10の基板1を嵌め込むよ
うにした実施例である。但し、基板20が1枚のガラス
等である場合、これに落し込穴29を形成することは実
際には困難であるため、2枚のガラス板36、37を上
下に貼り合わせ、上側ガラス板36に形成した穴内に液
晶パネル10の基板1を嵌め込んでいる。
落し込穴29内に液晶パネル10の基板1を嵌め込むよ
うにした実施例である。但し、基板20が1枚のガラス
等である場合、これに落し込穴29を形成することは実
際には困難であるため、2枚のガラス板36、37を上
下に貼り合わせ、上側ガラス板36に形成した穴内に液
晶パネル10の基板1を嵌め込んでいる。
【0029】以上の実施例によれば、光を透過させる必
要のあるSOIチップの裏面電位を基板表面側から取る
ことができる。
要のあるSOIチップの裏面電位を基板表面側から取る
ことができる。
【0030】本実施例の液晶表示装置は、単結晶Si薄
膜を半導体装置の活性層に用いることで、従来の多結晶
TFTのものよりも5〜100倍高速駆動させることが
できることを前提としており、この高速動作において、
更に裏面電位を制御することにより周辺駆動回路に用い
た半導体装置の寄生素子のリーク電流を十分小さくし、
回路の性能を高めることができる。このため、32階調
以上の高精細で、画素数が数万以上の高画質な画像表示
を安定して行うことができる。
膜を半導体装置の活性層に用いることで、従来の多結晶
TFTのものよりも5〜100倍高速駆動させることが
できることを前提としており、この高速動作において、
更に裏面電位を制御することにより周辺駆動回路に用い
た半導体装置の寄生素子のリーク電流を十分小さくし、
回路の性能を高めることができる。このため、32階調
以上の高精細で、画素数が数万以上の高画質な画像表示
を安定して行うことができる。
【0031】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、液
晶パネルのシリコン基板におけるくり抜き面部として除
去されなかった基板裏面を、実装基板の導電物層が設け
られている基板部分と導電性接着剤で電気的に接続する
ため、基板の裏面電位が制御可能となる。また、基板が
非透明である場合には、基板に画像表示部に対応する開
口により透光性も確保される。
晶パネルのシリコン基板におけるくり抜き面部として除
去されなかった基板裏面を、実装基板の導電物層が設け
られている基板部分と導電性接着剤で電気的に接続する
ため、基板の裏面電位が制御可能となる。また、基板が
非透明である場合には、基板に画像表示部に対応する開
口により透光性も確保される。
【図1】本発明の一実施例に係る液晶表示装置の実装手
順を示す略図である。
順を示す略図である。
【図2】図1の液晶表示装置の構造を示す断面図であ
る。
る。
【図3】同じく本発明の一実施例に係る液晶表示装置本
体の製造工程を示す図である。
体の製造工程を示す図である。
【図4】本発明の他の実施例に係る液晶表示装置の断面
図である。
図である。
【図5】本発明の他の実施例に係る液晶表示装置の断面
図である。
図である。
【図6】本発明の他の実施例に係る液晶表示装置の断面
図である。
図である。
【図7】本発明の他の実施例に係る液晶表示装置の断面
図である。
図である。
【図8】本発明の他の実施例に係る液晶表示装置の断面
図である。
図である。
【図9】本発明の他の実施例に係る液晶表示装置の断面
図である。
図である。
【図10】従来のSiチップの実装形態を示す断面図で
ある。
ある。
1 シリコン基板 2 透光性絶縁膜 3 単結晶Si薄膜 4 スイッチ素子 5 駆動回路 6 周辺回路 7 カラーフィルタ基板 8 液晶 9 くり抜き面部 10 液晶パネル 11 裏面電極 12 メンブレン部 13 光透過性充填材 14 ガラス 20 実装基板 21 開口 22 導電物層 23 引出部 24 パッド 25 導電性接着剤 26 接続用フレキシブル基板 27 ボンディングワイヤー 28 圧着部 29 落し込穴 30 導電物層 31 延在部 32 パッド 33 導電性基板 34 絶縁層 35 透明基板 36、37 ガラス板 A 画像表示部
Claims (4)
- 【請求項1】 シリコン基板上の絶縁膜上の半導体層に
素子を形成し、該基板の画像表示部に対応する部分を絶
縁膜まで除去して薄膜面部を形成した液晶パネルを有す
る液晶表示装置において、前記液晶パネルのシリコン基
板における薄膜面部として除去されなかった基板裏面
を、実装基板の導電物層が設けられている基板部分と導
電性接着剤で電気的に接続したことを特徴とする液晶表
示装置。 - 【請求項2】 前記実装基板は、液晶パネルの画像表示
部に対応する部分に開口の設けられた絶縁基板であるこ
とを特徴とする請求項1記載の液晶表示装置。 - 【請求項3】 前記実装基板は、液晶パネルの画像表示
部に対応する部分に開口の設けられた導電性基板である
ことを特徴とする請求項1記載の液晶表示装置。 - 【請求項4】 前記実装基板が透明基板であることを特
徴とする請求項1記載の液晶表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3396393A JPH06230403A (ja) | 1993-02-01 | 1993-02-01 | 液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3396393A JPH06230403A (ja) | 1993-02-01 | 1993-02-01 | 液晶表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06230403A true JPH06230403A (ja) | 1994-08-19 |
Family
ID=12401153
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3396393A Withdrawn JPH06230403A (ja) | 1993-02-01 | 1993-02-01 | 液晶表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06230403A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007178871A (ja) * | 2005-12-28 | 2007-07-12 | Citizen Miyota Co Ltd | 液晶表示デバイス |
-
1993
- 1993-02-01 JP JP3396393A patent/JPH06230403A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007178871A (ja) * | 2005-12-28 | 2007-07-12 | Citizen Miyota Co Ltd | 液晶表示デバイス |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000404 |