JPH06230443A - 導波路型第二高調波発生素子とその製造方法 - Google Patents
導波路型第二高調波発生素子とその製造方法Info
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- JPH06230443A JPH06230443A JP5016149A JP1614993A JPH06230443A JP H06230443 A JPH06230443 A JP H06230443A JP 5016149 A JP5016149 A JP 5016149A JP 1614993 A JP1614993 A JP 1614993A JP H06230443 A JPH06230443 A JP H06230443A
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- G02F—OPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
- G02F1/00—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
- G02F1/35—Non-linear optics
- G02F1/355—Non-linear optics characterised by the materials used
- G02F1/3558—Poled materials, e.g. with periodic poling; Fabrication of domain inverted structures, e.g. for quasi-phase-matching [QPM]
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- G02F1/35—Non-linear optics
- G02F1/37—Non-linear optics for second-harmonic generation
- G02F1/377—Non-linear optics for second-harmonic generation in an optical waveguide structure
- G02F1/3775—Non-linear optics for second-harmonic generation in an optical waveguide structure with a periodic structure, e.g. domain inversion, for quasi-phase-matching [QPM]
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- G02F1/353—Frequency conversion, i.e. wherein a light beam is generated with frequency components different from those of the incident light beams
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 第二高調波変換効率を高めた導波路型の第二
高調波発生素子とその製造方法を提供する。 【構成】 光導波路内に矩形の自発分極反転域56を周
期的に形成して第二高調波の変換効率を高める。このた
めに矩形断面の分極反転格子の形成は、周期的に分極反
転した基板の分域をLPE法で転写して結晶成長する方
法で行う。 【効果】 上記構成により高効率な第二高調波発生素子
を容易に作製できる。
高調波発生素子とその製造方法を提供する。 【構成】 光導波路内に矩形の自発分極反転域56を周
期的に形成して第二高調波の変換効率を高める。このた
めに矩形断面の分極反転格子の形成は、周期的に分極反
転した基板の分域をLPE法で転写して結晶成長する方
法で行う。 【効果】 上記構成により高効率な第二高調波発生素子
を容易に作製できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光ディスク装置、レ-ザ
プリンタ、その他の光応用装置の光源の短波長化に係
り、特に波長が約800nmの半導体レ−ザ光を波長が
約400nmの青色光に変換するような導波路型の第二
高調波発生(SHG)素子に関する。
プリンタ、その他の光応用装置の光源の短波長化に係
り、特に波長が約800nmの半導体レ−ザ光を波長が
約400nmの青色光に変換するような導波路型の第二
高調波発生(SHG)素子に関する。
【0002】
【従来の技術】エレクトロニクス・レタ−ズ(Electron
ics Letters)第25巻(1989年),731〜73
2頁には図2に示すように、ニオブ酸リチウム結晶基板
21上に周期的にTiを製膜し、約1100℃に加熱し
てTi製膜部41の分極を反転させ、その後プロトン交
換法によって光導波路42を作製し、基本波23を入射
し第二高調波24を取り出す等の自発分極を持つ強誘電
体上に自発分極方向を等ピッチで反転させた分極反転部
と、プロトン交換法により形成した光導波路42を設
け、光導波路42の一端よりz方向に偏光した基本波2
3を入射し、他端よりz方向に偏光した第二高調波24
を取り出す方法が提案されている。
ics Letters)第25巻(1989年),731〜73
2頁には図2に示すように、ニオブ酸リチウム結晶基板
21上に周期的にTiを製膜し、約1100℃に加熱し
てTi製膜部41の分極を反転させ、その後プロトン交
換法によって光導波路42を作製し、基本波23を入射
し第二高調波24を取り出す等の自発分極を持つ強誘電
体上に自発分極方向を等ピッチで反転させた分極反転部
と、プロトン交換法により形成した光導波路42を設
け、光導波路42の一端よりz方向に偏光した基本波2
3を入射し、他端よりz方向に偏光した第二高調波24
を取り出す方法が提案されている。
【0003】また、結晶基板21にタンタル酸リチウム
を用いる場合には、Ti拡散の替わりにプロトン交換法
によって周期的プロトン交換部を作製し、約600℃に
加熱してプロトン交換部層だけの分極を反転させ、さら
にプロトン交換法によって光導波路42を作製する方法
も提案されている。
を用いる場合には、Ti拡散の替わりにプロトン交換法
によって周期的プロトン交換部を作製し、約600℃に
加熱してプロトン交換部層だけの分極を反転させ、さら
にプロトン交換法によって光導波路42を作製する方法
も提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記図2の方法では分
極反転格子をTiを拡散したり、プロトン交換したりし
て作製するため、分極反転格子の形状がTi拡散層やプ
ロトン交換層の形状に依存し、矩形断面の分極反転格子
を作製することが本質的に困難である。
極反転格子をTiを拡散したり、プロトン交換したりし
て作製するため、分極反転格子の形状がTi拡散層やプ
ロトン交換層の形状に依存し、矩形断面の分極反転格子
を作製することが本質的に困難である。
【0005】Ti拡散法で作製した分極反転格子の断面
形状は略三角形であり、プロトン交換法で作製した分極
反転格子の断面形状は略半円形であるため、理想的な矩
形断面の分極反転格子を持つSHG素子本来の効率で第
二高調波が発生できていない問題があった。
形状は略三角形であり、プロトン交換法で作製した分極
反転格子の断面形状は略半円形であるため、理想的な矩
形断面の分極反転格子を持つSHG素子本来の効率で第
二高調波が発生できていない問題があった。
【0006】本発明の目的は上記図2に示した第二高調
波発生素子の改良に係り、特に分極反転格子の断面を矩
形に近付けて効率を高めた導波路型第二高調波発生素子
とその製造方法を提供することにある。
波発生素子の改良に係り、特に分極反転格子の断面を矩
形に近付けて効率を高めた導波路型第二高調波発生素子
とその製造方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、光学基板と、該基板より屈折率が高く分極反転域を
周期的に配置した強誘電体光導波層から成る第二高調波
発生素子において、光導波層における分極の周期的反転
境界線が、前記光導波層の表面または界面となす角度を
75゜〜105゜、特に85゜〜95゜とする。
に、光学基板と、該基板より屈折率が高く分極反転域を
周期的に配置した強誘電体光導波層から成る第二高調波
発生素子において、光導波層における分極の周期的反転
境界線が、前記光導波層の表面または界面となす角度を
75゜〜105゜、特に85゜〜95゜とする。
【0008】また、前記光導波層の上に光導波層に比べ
屈折率が低く、かつ光導波層に比べ幅の狭いクラッド層
を設ける。
屈折率が低く、かつ光導波層に比べ幅の狭いクラッド層
を設ける。
【0009】このため、基板を、マグネシウムがドープ
されたニオブ酸リチウムとし、光導波層をニオブ酸リチ
ウム、または基板よりマグネシウムのドープ量が少ない
ニオブ酸リチウムとする。もしくは、基板を、タンタル
ニオブ酸リチウムとし、光導波層をニオブ酸リチウムま
たは上記基板に比べてニオブ量の多いタンタルニオブ酸
リチウムとする。
されたニオブ酸リチウムとし、光導波層をニオブ酸リチ
ウム、または基板よりマグネシウムのドープ量が少ない
ニオブ酸リチウムとする。もしくは、基板を、タンタル
ニオブ酸リチウムとし、光導波層をニオブ酸リチウムま
たは上記基板に比べてニオブ量の多いタンタルニオブ酸
リチウムとする。
【0010】また、前記クラッド層をZnO、またはS
iO2とする。
iO2とする。
【0011】また、基板をチタン酸リン酸カリウムまた
はチタン酸砒素リン酸カリウムとし、光導波層をチタン
酸砒素酸カリウム、または基板より砒素量の多いチタン
酸砒素リン酸カリウムとしてもよい。もしくは、基板を
チタン酸リン酸カリウム、またはチタン酸リン酸ルビジ
ウムカリウムとし、光導波層をチタン酸リン酸ルビジウ
ム、または基板に比べてルビジウム量の多いチタン酸リ
ン酸ルビジウムカリウムとしてもよい。
はチタン酸砒素リン酸カリウムとし、光導波層をチタン
酸砒素酸カリウム、または基板より砒素量の多いチタン
酸砒素リン酸カリウムとしてもよい。もしくは、基板を
チタン酸リン酸カリウム、またはチタン酸リン酸ルビジ
ウムカリウムとし、光導波層をチタン酸リン酸ルビジウ
ム、または基板に比べてルビジウム量の多いチタン酸リ
ン酸ルビジウムカリウムとしてもよい。
【0012】またこの場合、前記クラッド層をSiO2
とする。
とする。
【0013】また、分極反転部を周期的にもうけた基板
上に光導波層を液相エピタキシャル成長を少なくとも含
む工程により形成するようにする。
上に光導波層を液相エピタキシャル成長を少なくとも含
む工程により形成するようにする。
【0014】この時、液相エピタキシャル成長の膜成長
温度を800℃以下、特に、750℃以下とする。
温度を800℃以下、特に、750℃以下とする。
【0015】さらに、光導波層がマグネシウムがドープ
されたニオブ酸リチウム、またはニオブ酸リチウム、ま
たはタンタルニオブ酸リチウムの場合、液相エピタキシ
ャル成長に使用するフラックスを五酸化バナジウム、ま
たは三酸化ボロン、またはフッ化リチウム、またはフッ
化カリウム、または五酸化バナジウムと酸化カリウム、
または五酸化バナジウムと酸化ナトリウム、または三酸
化ボロンと三酸化モリブデン、または三酸化ボロンと三
酸化タングステンとするようにする。
されたニオブ酸リチウム、またはニオブ酸リチウム、ま
たはタンタルニオブ酸リチウムの場合、液相エピタキシ
ャル成長に使用するフラックスを五酸化バナジウム、ま
たは三酸化ボロン、またはフッ化リチウム、またはフッ
化カリウム、または五酸化バナジウムと酸化カリウム、
または五酸化バナジウムと酸化ナトリウム、または三酸
化ボロンと三酸化モリブデン、または三酸化ボロンと三
酸化タングステンとするようにする。
【0016】また、光導波層がチタン酸砒素リン酸カリ
ウム、またはチタン酸砒素酸カリウム、または、チタン
酸リン酸ルビジウムカリウム、または、チタン酸リン酸
ルビジウムの場合、液相エピタキシャル成長に使用する
フラックスを三酸化タングステン、または三酸化モリブ
デン、またはリン砒素酸カリウムとするようにする。
ウム、またはチタン酸砒素酸カリウム、または、チタン
酸リン酸ルビジウムカリウム、または、チタン酸リン酸
ルビジウムの場合、液相エピタキシャル成長に使用する
フラックスを三酸化タングステン、または三酸化モリブ
デン、またはリン砒素酸カリウムとするようにする。
【0017】
【作用】光導波層における分極の周期的反転境界線が、
前記光導波層の表面または界面となす角度を75゜〜1
05゜、特に85゜〜95゜とすることにより、基本波
および第二高調波が相互作用しながら光導波層を進行す
る際に生じる位相の不整合を効率良く補償できる。この
結果、光導波層内における第二高調波の発生効率が向上
する。
前記光導波層の表面または界面となす角度を75゜〜1
05゜、特に85゜〜95゜とすることにより、基本波
および第二高調波が相互作用しながら光導波層を進行す
る際に生じる位相の不整合を効率良く補償できる。この
結果、光導波層内における第二高調波の発生効率が向上
する。
【0018】また、前記光導波層の上に光導波層に比べ
屈折率が低く、かつ光導波層に比べ幅の狭いクラッド層
を設けることにより、光分布を縦方向に対称にできるた
め、光を効率良く光導波層内に閉じ込められる。この結
果、光導波層内における第二高調波の発生効率が更に向
上する。
屈折率が低く、かつ光導波層に比べ幅の狭いクラッド層
を設けることにより、光分布を縦方向に対称にできるた
め、光を効率良く光導波層内に閉じ込められる。この結
果、光導波層内における第二高調波の発生効率が更に向
上する。
【0019】また、基板を、マグネシウムがドープされ
たニオブ酸リチウムとし、光導波層をニオブ酸リチウ
ム、または基板よりマグネシウムのドープ量が少ないニ
オブ酸リチウムとして、予め分極反転部を周期的にもう
けた基板上に光導波層を膜成長温度を800℃以下、特
に、750℃以下で液相エピタキシャル成長させる工程
により前記光導波層における分極の周期的反転境界線
が、前記光導波層の表面または界面となす角度を75゜
〜105゜、特に85゜〜95゜にできる。
たニオブ酸リチウムとし、光導波層をニオブ酸リチウ
ム、または基板よりマグネシウムのドープ量が少ないニ
オブ酸リチウムとして、予め分極反転部を周期的にもう
けた基板上に光導波層を膜成長温度を800℃以下、特
に、750℃以下で液相エピタキシャル成長させる工程
により前記光導波層における分極の周期的反転境界線
が、前記光導波層の表面または界面となす角度を75゜
〜105゜、特に85゜〜95゜にできる。
【0020】もしくは、基板を、タンタルニオブ酸リチ
ウムとし、光導波層をニオブ酸リチウムまたは上記基板
に比べてニオブ量の多いタンタルニオブ酸リチウムとし
て、予め分極反転部を周期的にもうけた基板上に光導波
層を膜成長温度を800℃以下、特に、750℃以下で
液相エピタキシャル成長させる工程により前記光導波層
における分極の周期的反転境界線が、前記光導波層の表
面または界面となす角度を75゜〜105゜、特に85
゜〜95゜にできる。
ウムとし、光導波層をニオブ酸リチウムまたは上記基板
に比べてニオブ量の多いタンタルニオブ酸リチウムとし
て、予め分極反転部を周期的にもうけた基板上に光導波
層を膜成長温度を800℃以下、特に、750℃以下で
液相エピタキシャル成長させる工程により前記光導波層
における分極の周期的反転境界線が、前記光導波層の表
面または界面となす角度を75゜〜105゜、特に85
゜〜95゜にできる。
【0021】また、光導波層が上記のマグネシウムがド
ープされたニオブ酸リチウム、またはニオブ酸リチウ
ム、またはタンタルニオブ酸リチウムの場合、フラック
スを五酸化バナジウム、または三酸化ボロン、またはフ
ッ化リチウム、またはフッ化カリウム、または五酸化バ
ナジウムと酸化カリウム、または五酸化バナジウムと酸
化ナトリウム、または三酸化ボロンと三酸化モリブデ
ン、または三酸化ボロンと三酸化タングステンとするこ
とにより液相エピタキシャル成長ができる。
ープされたニオブ酸リチウム、またはニオブ酸リチウ
ム、またはタンタルニオブ酸リチウムの場合、フラック
スを五酸化バナジウム、または三酸化ボロン、またはフ
ッ化リチウム、またはフッ化カリウム、または五酸化バ
ナジウムと酸化カリウム、または五酸化バナジウムと酸
化ナトリウム、または三酸化ボロンと三酸化モリブデ
ン、または三酸化ボロンと三酸化タングステンとするこ
とにより液相エピタキシャル成長ができる。
【0022】更に、屈折率から前記クラッド層にZnO
またはSiO2を用いることができる。
またはSiO2を用いることができる。
【0023】もしくは、基板をチタン酸リン酸カリウ
ム、またはチタン酸砒素リン酸カリウムとし、光導波層
をチタン酸砒素酸カリウムまたは基板より砒素量の多い
チタン酸砒素リン酸カリウムとして、予め分極反転部を
周期的にもうけた基板上に光導波層を膜成長温度を80
0℃以下、特に、750℃以下で液相エピタキシャル成
長させる工程により前記光導波層における分極の周期的
反転境界線が、前記光導波層の表面または界面となす角
度を75゜〜105゜、特に85゜〜95゜にできる。
ム、またはチタン酸砒素リン酸カリウムとし、光導波層
をチタン酸砒素酸カリウムまたは基板より砒素量の多い
チタン酸砒素リン酸カリウムとして、予め分極反転部を
周期的にもうけた基板上に光導波層を膜成長温度を80
0℃以下、特に、750℃以下で液相エピタキシャル成
長させる工程により前記光導波層における分極の周期的
反転境界線が、前記光導波層の表面または界面となす角
度を75゜〜105゜、特に85゜〜95゜にできる。
【0024】もしくは、基板をチタン酸リン酸カリウ
ム、またはチタン酸リン酸ルビジウムカリウムとし、光
導波層をチタン酸リン酸ルビジウムまたは基板よりルビ
ジウム量の多いチタン酸リン酸ルビジウムカリウムとし
て、予め分極反転部を周期的にもうけた基板上に光導波
層を膜成長温度を800℃以下、特に、750℃以下で
液相エピタキシャル成長させる工程により前記光導波層
における分極の周期的反転境界線が、前記光導波層の表
面または界面となす角度を75゜〜105゜、特に85
゜〜95゜にできる。
ム、またはチタン酸リン酸ルビジウムカリウムとし、光
導波層をチタン酸リン酸ルビジウムまたは基板よりルビ
ジウム量の多いチタン酸リン酸ルビジウムカリウムとし
て、予め分極反転部を周期的にもうけた基板上に光導波
層を膜成長温度を800℃以下、特に、750℃以下で
液相エピタキシャル成長させる工程により前記光導波層
における分極の周期的反転境界線が、前記光導波層の表
面または界面となす角度を75゜〜105゜、特に85
゜〜95゜にできる。
【0025】また、光導波層が上記のチタン酸砒素リン
酸カリウム、またはチタン酸砒素酸カリウムまたは、チ
タン酸リン酸ルビジウムカリウム、または、チタン酸リ
ン酸ルビジウムの場合、フラックスを三酸化タングステ
ン、または三酸化モリブデン、または砒素リン酸カリウ
ムとすることにより液相エピタキシャル成長ができる。
酸カリウム、またはチタン酸砒素酸カリウムまたは、チ
タン酸リン酸ルビジウムカリウム、または、チタン酸リ
ン酸ルビジウムの場合、フラックスを三酸化タングステ
ン、または三酸化モリブデン、または砒素リン酸カリウ
ムとすることにより液相エピタキシャル成長ができる。
【0026】更に、屈折率から前記クラッド層にSiO
2を用いることができる。
2を用いることができる。
【0027】
【実施例】以下本発明の実施例を図1、3、4、5によ
り説明する。
り説明する。
【0028】図1は第二高調波発生素子の断面図、図3
はその動作説明図、図4はその製造工程図、図5は分極
反転部の形状と膜成長温度の関係を示す図である。
はその動作説明図、図4はその製造工程図、図5は分極
反転部の形状と膜成長温度の関係を示す図である。
【0029】本発明では第二高調波発生素子の周期的分
極反転格子断面形状を矩形に近付けて、効率を高めるこ
とを目的としている。
極反転格子断面形状を矩形に近付けて、効率を高めるこ
とを目的としている。
【0030】このため、図1に示すような構造を考え
る。基板51の+c面上にリッジ型の光導波層53を設
け、光導波層53内には自発分極が上向きの部分57と
下向きの部分(分極反転域)58を周期的に配置する。
また、同様の構成を−c面上に形成しても良い。
る。基板51の+c面上にリッジ型の光導波層53を設
け、光導波層53内には自発分極が上向きの部分57と
下向きの部分(分極反転域)58を周期的に配置する。
また、同様の構成を−c面上に形成しても良い。
【0031】56は上記分極反転域を形成するために基
板内に設けた分極反転部であり、基板に対する分極方向
は反転している。
板内に設けた分極反転部であり、基板に対する分極方向
は反転している。
【0032】上記分極反転域56は例えばTi拡散、イオ
ン交換、EB描画法、直接電界印加(poling)法などにより
形成される。
ン交換、EB描画法、直接電界印加(poling)法などにより
形成される。
【0033】上記光導波層53は液相エピタキシャル成
長法やスパッタリングなどの気相成長法、またはエピタ
キシャル・グロ−ス・バイ・メルティングなどの固相成
長法を用いて形成することができる。
長法やスパッタリングなどの気相成長法、またはエピタ
キシャル・グロ−ス・バイ・メルティングなどの固相成
長法を用いて形成することができる。
【0034】次に、上記自発分極部58の形状を矩形に
近く形成する方法について説明する。
近く形成する方法について説明する。
【0035】本発明では基板51上に分極反転部56を
設けてから光導波層53を形成する。図5に示す通り、
分極反転部58の形状は膜成長温度によって決まり、8
00℃以下で光導波層における分極の周期的反転境界線
が、基板と光導波層との境界線と75゜〜105゜の角
度をなし、750℃以下で光導波層における分極の周期
的反転境界線が、基板と光導波層との境界線と85゜〜
95゜の角度となる。図5から、800℃以上では分極
反転部58の形状は、Ti拡散で得られる三角形状に急
激に近づく。
設けてから光導波層53を形成する。図5に示す通り、
分極反転部58の形状は膜成長温度によって決まり、8
00℃以下で光導波層における分極の周期的反転境界線
が、基板と光導波層との境界線と75゜〜105゜の角
度をなし、750℃以下で光導波層における分極の周期
的反転境界線が、基板と光導波層との境界線と85゜〜
95゜の角度となる。図5から、800℃以上では分極
反転部58の形状は、Ti拡散で得られる三角形状に急
激に近づく。
【0036】以上により、図1に示すような矩形断面、
略矩形断面の周期的分極反転格子を有する光導波層53
を形成することができる。
略矩形断面の周期的分極反転格子を有する光導波層53
を形成することができる。
【0037】上記本発明の第二高調波発生素子は材料の
組合せにより作製することができる。
組合せにより作製することができる。
【0038】例えば、はマグネシウムのド−プされたニ
オブ酸リチウムを用い、光導波層にはニオブ酸リチウム
または基板に比べてマグネシウムの少ないニオブ酸リチ
ウムを用いるようにする。
オブ酸リチウムを用い、光導波層にはニオブ酸リチウム
または基板に比べてマグネシウムの少ないニオブ酸リチ
ウムを用いるようにする。
【0039】また、基板にタンタル・ニオブ酸リチウム
を用い、光導波層にニオブ酸リチウム、または基板に比
べてニオブ量の多いタンタル・ニオブ酸リチウムを用い
ることもできる。
を用い、光導波層にニオブ酸リチウム、または基板に比
べてニオブ量の多いタンタル・ニオブ酸リチウムを用い
ることもできる。
【0040】更にまた、基板をチタン酸リン酸カリウム
またはチタン酸砒素リン酸カリウムとし、光導波層をチ
タン酸砒素酸カリウム、または基板より砒素量の多いチ
タン酸砒素リン酸カリウムとしてもよい。
またはチタン酸砒素リン酸カリウムとし、光導波層をチ
タン酸砒素酸カリウム、または基板より砒素量の多いチ
タン酸砒素リン酸カリウムとしてもよい。
【0041】もしくは、基板をチタン酸リン酸カリウム
またはチタン酸リン酸ルビジウムカリウムとし、光導波
層をチタン酸リン酸ルビジウム、または基板よりルビジ
ウム量の多いチタン酸リン酸ルビジウムカリウムとして
もよい。
またはチタン酸リン酸ルビジウムカリウムとし、光導波
層をチタン酸リン酸ルビジウム、または基板よりルビジ
ウム量の多いチタン酸リン酸ルビジウムカリウムとして
もよい。
【0042】また、例えば波長633nmの光に対す
る、上記基板のニオブ酸リチウムの異常光屈折率は例え
ば市販のコングルエント組成で2.203であり、ま
た、例えばマグネシウムの5モル%ド−プされたニオブ
酸リチウムの異常光屈折率は2.192である(H.Tama
da著、Journal of Applied Physics誌、Vol.70,N
o.5(1991),pp2536〜2541参照)。
また、波長633nmの光に対する、タンタル酸リチウ
ムの異常光屈折率は2.180である(西原 浩の著書
「光集積回路」p178参照)。
る、上記基板のニオブ酸リチウムの異常光屈折率は例え
ば市販のコングルエント組成で2.203であり、ま
た、例えばマグネシウムの5モル%ド−プされたニオブ
酸リチウムの異常光屈折率は2.192である(H.Tama
da著、Journal of Applied Physics誌、Vol.70,N
o.5(1991),pp2536〜2541参照)。
また、波長633nmの光に対する、タンタル酸リチウ
ムの異常光屈折率は2.180である(西原 浩の著書
「光集積回路」p178参照)。
【0043】また更に、タンタル・ニオブ酸リチウムの
異常光屈折率はともにニオブ量と共に単調に増加するこ
とが知られている(NTT技術移転株式会社著、「酸化
物強誘電体の結晶高品質化の研究」第3章参照)。
異常光屈折率はともにニオブ量と共に単調に増加するこ
とが知られている(NTT技術移転株式会社著、「酸化
物強誘電体の結晶高品質化の研究」第3章参照)。
【0044】尚、ニオブ酸リチウムとタンタル酸リチウ
ムは共にタンタル・ニオブ酸リチウムの特別な場合であ
る。
ムは共にタンタル・ニオブ酸リチウムの特別な場合であ
る。
【0045】また同様に、チタン酸砒素リン酸カリウム
は砒素量と共に屈折率が増加し、この関係を利用してチ
タン酸砒素酸カリウム光導波層をチタン酸砒素リン酸カ
リウム基板上に液相エピタキシャル成長により形成した
例が報告されている(L.K.Chheng他著、Journal of Cry
stal Growth誌、Vol.112(1991),pp3
09〜315)。
は砒素量と共に屈折率が増加し、この関係を利用してチ
タン酸砒素酸カリウム光導波層をチタン酸砒素リン酸カ
リウム基板上に液相エピタキシャル成長により形成した
例が報告されている(L.K.Chheng他著、Journal of Cry
stal Growth誌、Vol.112(1991),pp3
09〜315)。
【0046】尚、チタン酸リン酸カリウムとチタン酸砒
素酸カリウムは共にチタン酸砒素リン酸カリウムの特別
な場合である。
素酸カリウムは共にチタン酸砒素リン酸カリウムの特別
な場合である。
【0047】また同様に、チタン酸リン酸ルビジウムカ
リウムはルビジウム量と共に屈折率が増加し、チタン酸
リン酸カリウムのカリウムイオンの一部をルビジウムイ
オンと交換することにより光導波路を形成した例が報告
されている(J.D.Bierlein他著、Conference on Lase
rs and Electro-Optics(1991)予稿集、CMH
13)。
リウムはルビジウム量と共に屈折率が増加し、チタン酸
リン酸カリウムのカリウムイオンの一部をルビジウムイ
オンと交換することにより光導波路を形成した例が報告
されている(J.D.Bierlein他著、Conference on Lase
rs and Electro-Optics(1991)予稿集、CMH
13)。
【0048】尚、チタン酸リン酸カリウムとチタン酸リ
ン酸ルビジウムは共にチタン酸リン酸ルビジウムカリウ
ムの特別な場合である。
ン酸ルビジウムは共にチタン酸リン酸ルビジウムカリウ
ムの特別な場合である。
【0049】図4は液相エピタキシャル成長法とイオン
ミリングによる上記第二高調波発生素子の製造方法の工
程図である。
ミリングによる上記第二高調波発生素子の製造方法の工
程図である。
【0050】まず、図4(a)に示す+c面が光学研磨
された5mol%MgOド−プのLiNbO3の基板5
1をアセトン、純水中で超音波洗浄し、すばやく乾燥す
る。
された5mol%MgOド−プのLiNbO3の基板5
1をアセトン、純水中で超音波洗浄し、すばやく乾燥す
る。
【0051】次いで、同図(b)のように、上記+c面
上に30ÅのTi膜81をスパッタリング製膜する。
上に30ÅのTi膜81をスパッタリング製膜する。
【0052】次いで、同図(c)のように、Ti膜81
上にホトレジスト82をスピナ−で塗布し、これに分極
反転部が窓開けされたホトマスクを用いてホトレジスト
82のパタ−ニングを行なう(図4(d))。
上にホトレジスト82をスピナ−で塗布し、これに分極
反転部が窓開けされたホトマスクを用いてホトレジスト
82のパタ−ニングを行なう(図4(d))。
【0053】次いで、上記ホトレジストをマスクにして
CF3Clガスを用いたRIEによりTi膜81をパタ
−ニングし、ホトレジスト82を除去する(図4
(e))。なお、上記ホトマスクのパタ−ン周期は1μ
mから10μmで発生させるSHG光の周期に合わせて
ある。
CF3Clガスを用いたRIEによりTi膜81をパタ
−ニングし、ホトレジスト82を除去する(図4
(e))。なお、上記ホトマスクのパタ−ン周期は1μ
mから10μmで発生させるSHG光の周期に合わせて
ある。
【0054】次いで、上記基板を拡散炉に入れ、約80
℃の温水バブラ−中を通して水蒸気を含ませたArの雰
囲気下において、約1100℃で約10分間熱処理す
る。また、冷却時には雰囲気を水蒸気を含ませたO2に
変えた。これにより図4(f)に示すように基板51の
+c表面に分域反転部56が形成される。
℃の温水バブラ−中を通して水蒸気を含ませたArの雰
囲気下において、約1100℃で約10分間熱処理す
る。また、冷却時には雰囲気を水蒸気を含ませたO2に
変えた。これにより図4(f)に示すように基板51の
+c表面に分域反転部56が形成される。
【0055】次いで、上記の基板51の+c面に、液相
エピタキシャル結晶成長法によりLiNbO3単結晶薄
膜の光導波層が形成される。
エピタキシャル結晶成長法によりLiNbO3単結晶薄
膜の光導波層が形成される。
【0056】上記エピタキシャル成長時の溶融体は、原
料として50.0モル%の炭酸リチウムLi2CO3、
2.5モル%の五酸化ニオブNb2O5、47.5モル%
の五酸化バナジウムV2O5の各粉末を秤量、混合した
後、白金るつぼに入れて900℃で溶解した。
料として50.0モル%の炭酸リチウムLi2CO3、
2.5モル%の五酸化ニオブNb2O5、47.5モル%
の五酸化バナジウムV2O5の各粉末を秤量、混合した
後、白金るつぼに入れて900℃で溶解した。
【0057】次いで、電気炉内で空気雰囲気下において
1200℃の温度で10時間維持した後、この溶融体を
50℃/hの冷却速度で720℃まで冷却し、Pt撹拌
子を用いて60rpmで3時間撹拌して均一化した。
1200℃の温度で10時間維持した後、この溶融体を
50℃/hの冷却速度で720℃まで冷却し、Pt撹拌
子を用いて60rpmで3時間撹拌して均一化した。
【0058】次いで、この溶融体を30℃/hの冷却速
度で690℃まで冷却し、その中に同図(f)の基板を
33分間接触させると、同図(g)に示す膜厚3μmの
LiNbO3薄膜の光導波層53が成長する。
度で690℃まで冷却し、その中に同図(f)の基板を
33分間接触させると、同図(g)に示す膜厚3μmの
LiNbO3薄膜の光導波層53が成長する。
【0059】次いで、上記の試料をを電気炉中で30℃
/hの冷却速度で室温まで徐冷する。
/hの冷却速度で室温まで徐冷する。
【0060】なお、上記光導波層53のエピタキシヤル
成長におけるフラックス材料には、光導波層が上記のニ
オブ酸リチウム、またはマグネシウムがドープされたニ
オブ酸リチウム、またはタンタルニオブ酸リチウムの場
合、上記五酸化バナジウムのほか、三酸化ボロン、フッ
化リチウム、フッ化カリウム、五酸化バナジウムと酸化
カリウム、五酸化バナジウムと酸化ナトリウム、三酸化
ボロンと三酸化モリブデン、または三酸化ボロンと三酸
化タングステン等を用いてもよい。
成長におけるフラックス材料には、光導波層が上記のニ
オブ酸リチウム、またはマグネシウムがドープされたニ
オブ酸リチウム、またはタンタルニオブ酸リチウムの場
合、上記五酸化バナジウムのほか、三酸化ボロン、フッ
化リチウム、フッ化カリウム、五酸化バナジウムと酸化
カリウム、五酸化バナジウムと酸化ナトリウム、三酸化
ボロンと三酸化モリブデン、または三酸化ボロンと三酸
化タングステン等を用いてもよい。
【0061】また、上記光導波層53がチタン酸砒素リ
ン酸カリウム、またはチタン酸砒素酸カリウム、または
チタン酸リン酸ルビジウムカリウム、またはチタン酸リ
ン酸ルビジウムの場合、フラックス材料には、三酸化タ
ングステン、または三酸化モリブデン、または砒素リン
酸カリウム等を用いてもよい。
ン酸カリウム、またはチタン酸砒素酸カリウム、または
チタン酸リン酸ルビジウムカリウム、またはチタン酸リ
ン酸ルビジウムの場合、フラックス材料には、三酸化タ
ングステン、または三酸化モリブデン、または砒素リン
酸カリウム等を用いてもよい。
【0062】この光導波層53(単結晶薄膜)と基板5
1の分域を硝酸:ふっ酸=1:1のエッチング液により
エッチングしたところ、周期Λにかかわらず分極部57
と同58の方向は体応する基板51の分極方向と同一で
あり、その界面は光導波層53と基板51の界面に対し
てほぼ垂直であった(図4(g))。
1の分域を硝酸:ふっ酸=1:1のエッチング液により
エッチングしたところ、周期Λにかかわらず分極部57
と同58の方向は体応する基板51の分極方向と同一で
あり、その界面は光導波層53と基板51の界面に対し
てほぼ垂直であった(図4(g))。
【0063】最後に、チャンネル部を作製した。まずチ
ャンネル部のみが光遮蔽部となっているホトマスクを用
いて、ホトレジストをパターニングし、次にこのホトレ
ジストをマスクとして、イオンミリングにより、薄膜を
2μmエッチングした。チャンネル幅は3μmである。
その後ホトレジストを除去してチャンネル部を作製し
た。本工程で使用したイオンミリング装置は、プラズマ
室が円錐状の空洞真空容器の外周に複数の永久磁石を配
した構造であり、また、プラズマ生成室で生成したイオ
ンが、加速電極、減速電極、接地電極の三枚組の電極に
よって引きだされる構造である。このため、イオンの空
間密度分布が一様であり、かつ指向性も極めて高く、極
めて高精度のエッチングが可能である。
ャンネル部のみが光遮蔽部となっているホトマスクを用
いて、ホトレジストをパターニングし、次にこのホトレ
ジストをマスクとして、イオンミリングにより、薄膜を
2μmエッチングした。チャンネル幅は3μmである。
その後ホトレジストを除去してチャンネル部を作製し
た。本工程で使用したイオンミリング装置は、プラズマ
室が円錐状の空洞真空容器の外周に複数の永久磁石を配
した構造であり、また、プラズマ生成室で生成したイオ
ンが、加速電極、減速電極、接地電極の三枚組の電極に
よって引きだされる構造である。このため、イオンの空
間密度分布が一様であり、かつ指向性も極めて高く、極
めて高精度のエッチングが可能である。
【0064】また、上記チャンネル部は、光導波層が上
記のニオブ酸リチウム、またはマグネシウムがドープさ
れたニオブ酸リチウム、またはタンタルニオブ酸リチウ
ムの場合、光導波層上に例えばZnOやSiO2をスパ
ッタリング製膜して装荷型としたり、プロトン交換によ
り埋込型としても作製できる。
記のニオブ酸リチウム、またはマグネシウムがドープさ
れたニオブ酸リチウム、またはタンタルニオブ酸リチウ
ムの場合、光導波層上に例えばZnOやSiO2をスパ
ッタリング製膜して装荷型としたり、プロトン交換によ
り埋込型としても作製できる。
【0065】また、光導波層がチタン酸砒素リン酸カリ
ウム、またはチタン酸砒素酸カリウムまたはチタン酸リ
ン酸ルビジウムカリウム、またはチタン酸リン酸ルビジ
ウムの場合、光導波層上に例えばSiO2をスパッタリ
ング製膜して装荷型としたり、Rb、Tl等のイオン交
換により埋込型としても作製できる。
ウム、またはチタン酸砒素酸カリウムまたはチタン酸リ
ン酸ルビジウムカリウム、またはチタン酸リン酸ルビジ
ウムの場合、光導波層上に例えばSiO2をスパッタリ
ング製膜して装荷型としたり、Rb、Tl等のイオン交
換により埋込型としても作製できる。
【0066】上記の工程により作製した光導波路に対し
て、カットバック法により波長830nmの光に対する
光伝搬損失を測定したところ、0.5dB/cmという
良好な値を得た。
て、カットバック法により波長830nmの光に対する
光伝搬損失を測定したところ、0.5dB/cmという
良好な値を得た。
【0067】試料を光導波路長=10mm、垂直長5m
mで切断し、垂直辺を光学研磨して第二高調波発生実験
を行った。
mで切断し、垂直辺を光学研磨して第二高調波発生実験
を行った。
【0068】上記実験においては、対物レンズ12によ
りチタン−サファイア・レ−ザ光11をチャネル部端面
に集光し、資料をペルチエ素子を接続した銅ブロック上
に乗せ、熱電対でその温度をモニタし、まず温度25℃
で第二高調波の発生効率が最大になるようにレ−ザ光源
の波長を設定した。
りチタン−サファイア・レ−ザ光11をチャネル部端面
に集光し、資料をペルチエ素子を接続した銅ブロック上
に乗せ、熱電対でその温度をモニタし、まず温度25℃
で第二高調波の発生効率が最大になるようにレ−ザ光源
の波長を設定した。
【0069】その結果、基本波入力40mWにて4mW
の第二高調波出力が得られ、フレネル反射損失を考慮し
た効率は11.8%であった。この値は従来値に対して
十分に高い値である。
の第二高調波出力が得られ、フレネル反射損失を考慮し
た効率は11.8%であった。この値は従来値に対して
十分に高い値である。
【0070】また、上記の結果より推定すると出力20
0mWの大出力半導体レ−ザを結合効率50%で光導波
路へ結合すると第二高調波の発生効率は30%となり、
30mWの第二高調波出力が得られ、光磁気ディスクや
相変化光ディスクの書き込み、再生用の光源として十分
使用できることになる。
0mWの大出力半導体レ−ザを結合効率50%で光導波
路へ結合すると第二高調波の発生効率は30%となり、
30mWの第二高調波出力が得られ、光磁気ディスクや
相変化光ディスクの書き込み、再生用の光源として十分
使用できることになる。
【0071】
【発明の効果】本発明によれば、周期的に分極反転した
基板の分域をLPE法で転写して、光導波路内に矩形断
面の周期的な自発分極反転域を形成することにより、変
換効率の高い第二高調波発生素子を作製できる。
基板の分域をLPE法で転写して、光導波路内に矩形断
面の周期的な自発分極反転域を形成することにより、変
換効率の高い第二高調波発生素子を作製できる。
【図1】本発明による第二高調波発生素子の断面図であ
る。
る。
【図2】従来の分極反転を用いた第二高調は発生素子の
斜視図である。
斜視図である。
【図3】本発明の第二高調波発生素子を用いた光源の構
成図である。
成図である。
【図4】本発明の第二高調波発生素子の製造工程図であ
る。
る。
【図5】分極反転部の形状と膜成長温度の関係を示すグ
ラフ図。
ラフ図。
11…レ−ザ、 12…光学系(対物レンズ)、 1
3、23…基本波、 19、24…第二高調波、 51
…基板、 53…光導波層、 57…分極非反転部、
56,58…分極反転部、41、81…Ti膜、82…
ホトレジスト。
3、23…基本波、 19、24…第二高調波、 51
…基板、 53…光導波層、 57…分極非反転部、
56,58…分極反転部、41、81…Ti膜、82…
ホトレジスト。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 顕知 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 黒沢 久夫 埼玉県熊谷市三ケ尻5200番地 日立金属株 式会社磁性材料研究所内 (72)発明者 佐藤 正純 埼玉県熊谷市三ケ尻5200番地 日立金属株 式会社磁性材料研究所内 (72)発明者 二反田 文雄 埼玉県熊谷市三ケ尻5200番地 日立金属株 式会社磁性材料研究所内 (72)発明者 伊藤 康平 埼玉県熊谷市三ケ尻5200番地 日立金属株 式会社磁性材料研究所内
Claims (14)
- 【請求項1】光学基板と、該基板より屈折率が高く、か
つ分極反転域を周期的に配置した強誘電体光導波層から
成る第二高調波発生素子において、光導波層における分
極の周期的反転境界線が、前記光導波層の表面または界
面となす角度を75゜〜105゜としたことを特徴とす
る導波路型第二高調波発生素子 - 【請求項2】光学基板と、該基板より屈折率が高く、か
つ分極反転域を周期的に配置した強誘電体光導波層から
成る第二高調波発生素子において、光導波層における分
極の周期的反転境界線が、前記光導波層の表面または界
面となす角度を85゜〜95゜としたことを特徴とする
導波路型第二高調波発生素子 - 【請求項3】請求項1もしくは2において、前記光導波
層の上に光導波層に比べ屈折率が低く、かつ光導波層に
比べ幅の狭いクラッド層を設けたことを特徴とする導波
路型第二高調波発生素子。 - 【請求項4】請求項1もしくは2もしくは3において、
上記基板もしくはクッラッド層をマグネシウムがドープ
されたニオブ酸リチウム(LiNbO3)とし、光導波
層をニオブ酸リチウム、または基板もしくはクラッド層
よりマグネシウムのドープ量が少ないニオブ酸リチウム
としたことを特徴とする導波路型第二高調波発生素子。 - 【請求項5】請求項1もしくは2もしくは3において、
上記基板もしくはクッラッド層をタンタルニオブ酸リチ
ウム(LiTaxNb1-xO3; 0≦x≦1)とし、光
導波層をニオブ酸リチウムまたは上記基板もしくはクラ
ッド層に比べてニオブ量の多いタンタルニオブ酸リチウ
ムとしたことを特徴とする導波路型第二高調波発生素
子。 - 【請求項6】請求項4もしくは5において前記クラッド
層にZnO、またはSiO2を用いたことを特徴とする
導波路型第二高調波発生素子。 - 【請求項7】請求項1もしくは2もしくは3において、
上記基板もしくはクラッド層をチタン酸リン酸カリウム
(KTiOPO4)またはチタン酸砒素リン酸カリウム
(KTiOAsxP1-xO4; 0≦x≦1)とし、光導
波層をチタン酸砒素酸カリウム(KTiOAsO4)ま
たは上記基板もしくはクラッド層に比べて砒素量の多い
チタン酸砒素リン酸カリウムとしたことを特徴とする導
波路型第二高調波発生素子。 - 【請求項8】請求項1もしくは2もしくは3において、
上記基板もしくはクラッド層をチタン酸リン酸カリウム
(KTiOPO4)またはチタン酸リン酸ルビジウムカ
リウム(RbxK1-xTiOPO4; 0≦x≦1)と
し、光導波層をチタン酸リン酸ルビジウム(RbTiO
PO4)または上記基板もしくはクラッド層に比べてル
ビジウム量の多いチタン酸リン酸ルビジウムカリウムと
したことを特徴とする導波路型第二高調波発生素子。 - 【請求項9】請求項7もしくは8において、前記クラッ
ド層にSiO2を用いたことを特徴とする導波路型第二
高調波発生素子。 - 【請求項10】分極反転域を周期的に配置した強誘電体
光導波層を有する第二高調波発生素子の製造方法におい
て、前記基板に分極反転部を周期的に設け、光導波層を
上記基板上に液相エピタキシャル成長させる工程を少な
くとも含むことを特徴とする導波路型第二高調波発生素
子の製造方法。 - 【請求項11】請求項10において、液相エピタキシャ
ル成長の膜成長温度が800℃以下であることを特徴と
する導波路型第二高調波発生素子の製造方法。 - 【請求項12】請求項10において、液相エピタキシャ
ル成長の膜成長温度が750℃以下であることを特徴と
する導波路型第二高調波発生素子の製造方法。 - 【請求項13】請求項10もしくは11もしくは12に
おいて、前記光導波層がマグネシウムがドープされたニ
オブ酸リチウム、またはニオブ酸リチウム、またはタン
タルニオブ酸リチウムであり、液相エピタキシャル成長
に使用するフラックスを五酸化バナジウム(V2O5)、
または三酸化ボロン(B2O3)、またはフッ化リチウム
(LiF)、またはフッ化カリウム(KF)、または五
酸化バナジウム(V2O5)と酸化カリウム(K2O)、
または五酸化バナジウム(V2O5)と酸化ナトリウム
(Na2O)、または三酸化ボロン(B2O5)と三酸化
モリブデン(MoO3)、または三酸化ボロン(B
2O3)と三酸化タングステン(WO3)としたことを特
徴とする導波路型第二高調波発生素子の製造方法。 - 【請求項14】請求項10もしくは11もしくは12に
おいて、前記光導波層がチタン酸砒素リン酸カリウム、
またはチタン酸砒素酸カリウム、またはチタン酸リン酸
ルビジウムカリウム、または、チタン酸リン酸ルビジウ
ムであり、液相エピタキシャル成長に使用するフラック
スを三酸化タングステン(WO3)、または三酸化モリ
ブデン(MoO3)、または砒素リン酸カリウム(KA
sxP1-xO4; 0≦x≦1)としたことを特徴とする
導波路型第二高調波発生素子の製造方法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5016149A JPH06230443A (ja) | 1993-02-03 | 1993-02-03 | 導波路型第二高調波発生素子とその製造方法 |
| US08/027,724 US5854870A (en) | 1990-05-25 | 1993-03-04 | Short-wavelength laser light source |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5016149A JPH06230443A (ja) | 1993-02-03 | 1993-02-03 | 導波路型第二高調波発生素子とその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06230443A true JPH06230443A (ja) | 1994-08-19 |
Family
ID=11908454
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5016149A Pending JPH06230443A (ja) | 1990-05-25 | 1993-02-03 | 導波路型第二高調波発生素子とその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06230443A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7859743B2 (en) * | 2008-03-17 | 2010-12-28 | Ngk Insulators, Ltd. | Harmonics generating devices |
| CN115356806A (zh) * | 2022-08-03 | 2022-11-18 | 中国科学院上海微系统与信息技术研究所 | 一种能够控制铌酸锂波导侧壁倾角的刻蚀方法 |
-
1993
- 1993-02-03 JP JP5016149A patent/JPH06230443A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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