JPH06160927A - 導波路型第2高調波発生素子およびその製造方法 - Google Patents

導波路型第2高調波発生素子およびその製造方法

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JPH06160927A
JPH06160927A JP31828592A JP31828592A JPH06160927A JP H06160927 A JPH06160927 A JP H06160927A JP 31828592 A JP31828592 A JP 31828592A JP 31828592 A JP31828592 A JP 31828592A JP H06160927 A JPH06160927 A JP H06160927A
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ferroelectric layer
ferroelectric
layer
harmonic
polarization inversion
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JP31828592A
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Hiroshi Kaede
弘志 楓
Akitomo Itou
顕知 伊藤
Kazutami Kawamoto
和民 川本
Kimio Tateno
公男 立野
Hisao Kurosawa
久夫 黒沢
Kohei Ito
康平 伊藤
Fumio Nitanda
文雄 二反田
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Hitachi Ltd
Proterial Ltd
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Hitachi Ltd
Hitachi Metals Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 第2高調波変換効率を高めた導波路型の第2
高調波発生素子とその製造方法を提供する。 【構成】 光導波路内に矩形の自発分極反転部を周期的
に形成して第2高調波の変換効率を高める。このため
に、上記素子を2層以上の強誘電体から構成し、分極反
転部を設けた第2の強誘電体層上に、第1の強誘電体層
をLPE法により成長させ、上記第2の強誘電体層の分
極反転部を第1の強誘電体層内に転写する。この後、プ
ロトン交換法により第1の強誘電体層の表面上に光導波
層を形成する。 【効果】本発明の導波路型第2高調波発生素子は、分極
反転格子の断面形状を矩形化しているので、第2高調波
の発生効率が極めて高く、光ディスク装置、レーザプリ
ンタ、その他の光応用装置の光源を短波長化するのに有
効な素子が得られる。そして、例えば光磁気ディスク、
相変化光ディスクなどへの情報の書き込み(記録)、読
み出し(再生)用の光源として好適に用いられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光ディスク装置、レ−ザ
プリンタ、その他の光応用装置の光源の短波長化に係
り、特に波長が約800nmの半導体レ−ザ光を、波長
が約400nmの青色光に変換するのに好適な導波路型
の第2高調波発生(SHG)素子に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の導波路型第2高調波発生素子につ
いて、エレクトロニクス・レタ−ズ(Electronics Lett
ers)第25巻、731〜732頁において、例えば図4に示さ
れるような素子構造が提案されている。すなわち、ニオ
ブ酸リチウムからなる結晶基板5上に、周期的にTi膜
を成膜し、約1100℃に加熱してTi拡散部8の分極
を反転させ、その後、プロトン交換法によって光導波路
9を作製し、基本波6を入射し第2高調波7が取り出せ
るような自発分極を持った強誘電体層上に、自発分極方
向を等ピッチで反転させた分極反転部と、プロトン交換
法により形成した光導波路9を設け、光導波路9の一端
よりz方向に偏光した基本波6を入射し、他端よりz方
向に偏光した第2高調波7を取り出すという方式であ
る。また、結晶基板5にタンタル酸リチウムを用いる場
合には、Ti拡散の代わりにプロトン交換法によって周
期的に配設したプロトン交換層を作製し、約600℃に
加熱してプロトン交換層だけの分極を反転させ、さらに
プロトン交換法によって光導波路9を作製するという方
法も提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記図4に示す従来の
方法では、分極反転格子をTiの拡散あるいはプロトン
交換などにより作製するため、分極反転格子の形状がT
i拡散層やプロトン交換層の形状に依存し、矩形断面の
分極反転格子を作製することが本質的に困難であった。
また、Ti拡散法で作製した分極反転格子の断面形状は
ほぼ三角形であり、プロトン交換法で作製した分極反転
格子の断面形状はほぼ半円形であるため、理想的な矩形
断面の分極反転格子を持つSHG素子の本来の効率で第
2高調波を発生させることができないという問題があっ
た。
【0004】本発明の目的は、上記従来技術における問
題点を解消するものであって、特に分極反転格子の断面
を矩形化して第2高調波の発生効率の高い導波路型第2
高調波発生素子およびその製造方法を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記本発明の目的を達成
するために、分極反転部を周期的に配設した強誘電体光
導波層を有する第2高調波発生素子において、上記第2
高調波発生素子を2層以上の強誘電体層により構成し、
光導波層を含む第1の強誘電体層のキュリ−点を、第2
の強誘電体層のキュリ−点よりも低く設定し、第2の強
誘電体層の第1の強誘電体層側の面に、分極反転部を周
期的に配設し、この第2の強誘電体層の分極反転部上
に、第1の強誘電体層の分極反転部を設けるようにする
ものである。このため、第1の強誘電体層は、タンタル
酸リチウム(LiTaO3)またはタンタル・ニオブ酸
リチウム(LiTaxNb1-x3:式中、xは1以下の
正数を表わす)からなる強誘電体層となし、第2の強誘
電体層は、ニオブ酸リチウム(LiNbO3)、マグネ
シウム(Mg)または酸化マグネシウム(MgO)のド
−プされたニオブ酸リチウム、第1の強誘電体層に比べ
てニオブ量の多いタンタル・ニオブ酸リチウムのうちか
ら選ばれる少なくとも1種からなる強誘電体層とするも
のである。そして、本発明の導波路型第2高調波発生素
子の製造方法において、第2の強誘電体層に分極反転部
を周期的に配設した後、該第2の強誘電体層上に、第1
の強誘電体層を液相エピタキシャル成長法によって形成
させるものである。さらに、液相エピタキシャル成長法
において使用するフラックスは、五酸化バナジウム(V
25)、三酸化ボロン(B23)、フッ化リチウム(L
iF)、フッ化カリウム(KF)、三酸化ボロン(B2
3)と三酸化モリブデン(MoO3)、三酸化ボロン
(B23)と三酸化タングステン(WO3)のうちから
選ばれる少なくとも1種からなるフラックスを用いるも
のである。
【0006】
【作用】本発明の導波路型第2高調波発生素子におい
て、第1の強誘電体層のキュリ−点を、第2の強誘電体
層のキュリ−点よりも低く設定することにより、第2の
強誘電体層上に周期的に配設した分極反転部の分極方向
が第1の強誘電体層内に転写されて矩形の分極反転部が
形成される。この第1の強誘電体層の表面上に、例えば
プロトン交換法により光導波層を形成すると矩形の周期
的な分極反転部を持つ光導波層が形成される。この結
果、光導波層内における第2高調波の発生効率が向上す
る。また、第1の強誘電体層を、タンタル酸リチウムま
たはタンタル・ニオブ酸リチウムとし、第2の強誘電体
層を、ニオブ酸リチウム、マグネシウムまたは酸化マグ
ネシウムのド−プされたニオブ酸リチウム、もしくは上
記第1の強誘電体層に比べてニオブ量の多いタンタル・
ニオブ酸リチウムとすることにより第1の強誘電体層の
キュリ−点が第2の強誘電体層のキュリ−点よりも低く
なるように設定できる。そして、第1の強誘電体層は、
第2の強誘電体層上に液相エピタキシャル成長させる工
程を用いることにより容易に形成することができる。
【0007】
【実施例】以下に本発明の実施例を挙げ、図面を用いて
さらに詳細に説明する。図1は、本実施例において例示
する第2高調波発生素子の断面構成を示す模式図で、図
2(a)、(b)は、図1に示す素子の動作の説明図で
あり、図3(a)〜(h)は、図1に示す素子の製造工
程を示す説明図である。本発明においては、第2高調波
発生素子に設ける周期的分極反転格子の断面形状を矩形
化して、第2高調波の発生効率を高めることを目的とす
るものであり、このために図1に示すような素子構造を
考える。 基板である第2の強誘電体層10の+c面上
に、第1の強誘電体層11を、その第1の強誘電体層1
1の表面上に、埋込型の光導波層12を設け、光導波層
12内には自発分極が上向きの部分16(分極非反転
部)と下向きの部分17(分極反転部)を周期的に配設
する。符号14は、光導波層12内に分極反転部を形成
するために第1の強誘電体層11内に設けた分極反転部
であり、第1の強誘電体層に対する分極方向は反転して
いる。また、符号15は、分極反転部14を形成するた
めに第2の強誘電体層内に設けた分極反転部であり、第
2の強誘電体層に対する分極方向は反転している。上記
の第1の強誘電体層11は、液相エピタキシャル成長法
やスパッタリングなどの気相成長法、またはエピタキシ
ャル・グロ−ス・バイ・メルティングなどの固相成長法
を用いて形成することができる。この結果、キュリ−点
が第2の強誘電体層10より低い第1の強誘電体層11
を形成することができ、これにより自発分極反転部(分
極反転部)14の形状をほぼ矩形に形成することができ
る。さらに、第1の強誘電体層11の表面上に、例えば
プロトン交換法などにより光導波層12を形成すること
により、自発分極反転部(分極反転部)17の形状をほ
ぼ矩形にすることができる。結果として光導波層12内
に矩形の分極反転格子を形成することができることにな
る。次に、上記自発分極反転部17の形状を矩形に形成
する方法について説明する。本実施例では、第2の強誘
電体層10上に、分極反転部15を設けてから第1の強
誘電体層11を形成し、次に光導波層12を形成する。
第1の強誘電体層11を、そのキュリ−点よりも高く、
かつ第2の強誘電体層10のキュリ−点よりも低い温度
で成長させる。この時、第2の強誘電体層10は強誘電
相のままであり、あらかじめその部分に形成された分極
反転格子はその形状を維持しているが、第1の強誘電体
層11は常誘電相である。一般に、強誘電物質を常誘電
相にして電界を印加しながら温度を降下して強誘電相に
すると、その電界方向に自発分極が揃うこと(ポ−リン
グ)が知られている。第1の強誘電体層11が成長した
試料を室温にまで徐冷すると、第1の強誘電体層11
は、途中でそのキュリ−点を通過するとき、すでに強誘
電相である第2の強誘電体層10から、その自発分極に
従った電界を垂直に受けながら、常誘電相から強誘電相
となるため、第2の強誘電体層10の分極反転格子は、
第1の強誘電体層11に引き継がれる。すなわち、ポ−
リングされることになる。この後、プロトン交換法によ
り第1の強誘電体層11の表面上に、 光導波層12を
形成すれば、第1の強誘電体層11の分極反転格子はそ
の形状を変えないため、光導波層12内に第1の強誘電
体層11と同じ分極反転格子が形成される。以上によ
り、図1に示すような矩形断面の周期的な分極反転格子
を有する光導波層12を形成することができる。そし
て、上記第2高調波発生素子は、強誘電体材料の組み合
わせによって作製することができる。すなわち、第1の
強誘電体層11には、例えばタンタル酸リチウムまたは
タンタル・ニオブ酸リチウムを用い、第2の強誘電体層
10には、例えばニオブ酸リチウム、またはマグネシウ
ムや酸化マグネシウムのド−プされたニオブ酸リチウ
ム、あるいは上記第1の強誘電体層11に比べてニオブ
量の多いタンタル・ニオブ酸リチウムを用いるものであ
る。上記第2の強誘電体層10のニオブ酸リチウムのキ
ュリ−点は、例えば市販のコングルエント組成では11
50℃であり、また、例えばマグネシウムの5モル%ド
−プされたニオブ酸リチウムのキュリ−点は1225℃
である〔B.C.Grabmaier著、Journal of Crystal Growth
誌、Vol.110(1991),pp339〜347参照〕。また、第1
の強誘電体層11のタンタル酸リチウムのキュリ−点は
610℃である〔NTT技術移転株式会社著、「酸化物
強誘電体の結晶高品質化の研究」付表参照〕。そして、
波長633nmの光に対する上記第2の強誘電体層10
のニオブ酸リチウムの異常光屈折率は、例えば市販のコ
ングルエント組成で2.203であり、また、例えばマ
グネシウムの5モル%ド−プされたニオブ酸リチウムの
異常光屈折率は2.192である〔H.Tamada著、Journa
l of Applied Physics誌、Vol.70,No.5(1991),pp25
36〜2541参照〕。また、波長633nmの光に対する、
タンタル酸リチウムの異常光屈折率は2.180である
〔西原 浩の著書「光集積回路」p178参照〕。さら
に、タンタル・ニオブ酸リチウムのキュリ−点と異常光
屈折率は、ニオブ量の増加と共に単調に増大することが
知られている〔NTT技術移転株式会社著、「酸化物強
誘電体の結晶高品質化の研究」第3章参照〕。なお、ニ
オブ酸リチウムとタンタル酸リチウムは共に、タンタル
・ニオブ酸リチウムの特別な場合である。上記各々の組
み合わせにおいて、光導波層12は、第1の強誘電体層
11の表面上にプロトン交換法などの方法により作製す
ればよい。
【0008】図3は、液相エピタキシャル成長法とプロ
トン交換法による本発明の第2高調波発生素子の製造方
法の工程を示す説明図である。まず、図3(a)に示す
ごとく、+c面が光学研磨された5mol%MgOド−
プのLiNbO3の基板からなる第2の強誘電体層10
を、アセトン、純水中で超音波洗浄し素速く乾燥する。
次に、図3(b)に示すように、第2の強誘電体層10
の+c面上に、30ÅのTi膜18をスパッタリングに
より成膜する。ついで、図3(c)に示すように、Ti
膜18上に、ホトレジスト19をスピナ−で塗布し、こ
れに分極反転部が窓開けされたホトマスクを用いて、ホ
トレジスト19のパタ−ニングを行なう〔図3
(d)〕。次に、上記ホトレジストをマスクにして、C
3Clガスを用いたRIE法によってTi膜18をパ
タ−ニングし、その後、ホトレジスト19を除去する
〔図3(e)〕。なお、上記ホトマスクのパタ−ン周期
Λは1μmから10μmで、発生させるSHG光の周期
に合わせてある。ついで、上記基板を拡散炉に入れ、約
80℃の温水バブラ−中を通して、水蒸気を含ませたA
rガスの雰囲気下において、約1100℃で約10分間
熱処理する。また、冷却時には雰囲気を水蒸気を含ませ
た酸素(O2)ガスに変えた。これにより、図3(f)
に示すように第2の強誘電体層10の+c表面に分域反
転部15が形成される。次に、上記の第2の強誘電体層
10の+c面に、液相エピタキシャル結晶成長法によ
り、LiTaO3単結晶薄膜の第1の強誘電体層11を
形成する。上記エピタキシャル成長時に用いる溶融体
は、原料として48モル%の炭酸リチウム(Li2
3)、2モル%の五酸化タンタル(Ta25)、50
モル%の五酸化バナジウム(V25)の各粉末を秤量
し、混合した後、白金るつぼに入れて900℃で溶融
し、電気炉内で空気雰囲気下において1200℃の温度
で10時間保持して成分組成の均一化をはかった。次
に、上記の溶融体を30℃/hの冷却速度で935℃に
まで冷却し、その中に、図3(f)に示す分極反転部1
5を形成した第2の強誘電体層10を、約30分間接触
させると、図3(g)に示す膜厚20μmのLiTaO
3からなる第1の強誘電体層11が成長する〔S.Kondo
著、Materials Research Bulletin誌、Vol.15(198
0),pp243〜250参照〕。ついで、上記図3(g)に示
す基板を、電気炉中で30℃/hの冷却速度で室温まで
徐冷する。なお、上記第1の強誘電体層11のエピタキ
シヤル成長におけるフラック材料として、五酸化バナジ
ウムの他に、三酸化ボロン、フッ化リチウム、フッ化カ
リウム、三酸化ボロンと三酸化モリブデン、または三酸
化ボロンと三酸化タングステン等を用いることができ
る。上記第1の強誘電体層(単結晶薄膜)11と第2の
強誘電体層10の分域を硝酸:ふっ酸=1:1のエッチ
ング液を用いてエッチングしたところ、周期Λにかかわ
らず分極非反転部13と分極反転部14の方向は、対応
する第1の強誘電体層11の分極方向と同一であり、そ
の界面は第1の強誘電体層11と第2の強誘電体層10
の界面に対してほぼ垂直であった〔図3(g)〕。最後
に光導波層を作製する。まず、第1の強誘電体層11上
に、Ta膜をスパッタリング法で成膜した後、光導波層
12部が窓開けされたホトマスクによってホトレジスト
をパタ−ニングし、CF3Clガスを用いたRIE法に
よるドライエッチングによりTa膜をパタ−ニングした
後、ホトレジストをアセトンにより除去する。次に、上
記Ta膜をマスクとして、ピロ燐酸を用いて、260℃
で60分プロトン交換することにより幅3μmの光導波
層12を形成した〔図3(g)〕。上記の工程により作
製した光導波路に対して、カットバック法により波長8
30nmの光に対する光伝搬損失を測定したところ、
0.5dB/cmという良好な値が得られた。上記の試
料を、光導波路長=10mm、垂直長5mmで切断し、
その垂直辺を光学研磨して第2高調波発生実験を行っ
た。上記実験においては、対物レンズ2によってチタン
−サファイア・レ−ザ光1をチャネル部端面に集光し、
試料をペルチエ素子を接続した銅ブロック上に乗せ、熱
伝対でその温度をモニタし、まず温度25℃で第2高調
波の発生効率が最大になるようにレ−ザ光源の波長を設
定した。その結果、基本波入力40mWにて4mWの第
2高調波出力が得られ、フレネル反射損失を考慮した効
率は11.8%であり、従来値に対して十分に高い値が
得られた。また、上記の結果より推定すると、出力20
0mWの大出力半導体レ−ザを結合効率50%で光導波
路へ結合すると第2高調波の発生効率は30%となり、
30mWの第2高調波出力が得られ、光磁気ディスクや
相変化光ディスクの書き込み、読み出し用の光源として
十分に使用できることが判明した。
【0009】
【発明の効果】以上詳細に説明したごとく、本発明の導
波路型第2高調波発生素子は、分極反転格子の断面形状
を矩形化しているので、第2高調波の発生効率が極めて
高く、光ディスク装置、レーザプリンタ、その他の光応
用装置の光源を短波長化するのに有効な素子が得られ
る。そして、例えば光磁気ディスク、相変化光ディスク
などへの情報の書き込み(記録)、読み出し(再生)用
の光源として好適に用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例において例示した第2高調波発
生素子の断面構造を示す模式図。
【図2】本発明の実施例において例示した第2高調波発
生素子を用いた光源の構成を示す模式図。
【図3】本発明の実施例において例示した第2高調波発
生素子の製造工程を示す説明図。
【図4】従来の分極反転法を用いて作製した第2高調波
発生素子の構成を示す斜視図。
【符号の説明】
1…レ−ザ 2…光学系(対物レンズ) 3、6…基本波 4、7…第2高調波 5…結晶基板 8…Ti拡散部 9…光導波路 10…第2の強誘電体層(基板) 11…第1の強誘電体層 12…光導波層 13、16…分極非反転部 14、15、17…分極反転部(自発分極反転部) 18…Ti膜 19…ホトレジスト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川本 和民 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 立野 公男 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 黒沢 久夫 埼玉県熊谷市三ケ尻5200番地 日立金属株 式会社磁性材料研究所内 (72)発明者 伊藤 康平 埼玉県熊谷市三ケ尻5200番地 日立金属株 式会社磁性材料研究所内 (72)発明者 二反田 文雄 埼玉県熊谷市三ケ尻5200番地 日立金属株 式会社磁性材料研究所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】分極反転部を周期的に配設した強誘電体光
    導波層を有する第2高調波発生素子であって、上記第2
    高調波発生素子は、少なくとも2層以上の強誘電体層に
    より構成し、かつ光導波層を含む第1の強誘電体層のキ
    ュリ−点を、第2の強誘電体層のキュリ−点よりも低く
    設定したことを特徴とする導波路型第2高調波発生素
    子。
  2. 【請求項2】請求項1において、第2の強誘電体層の第
    1の強誘電体層側の面に分極反転部を周期的に配設し、
    上記第2の強誘電体層の分極反転部上に、第1の強誘電
    体層の分極反転部を設けたことを特徴とする導波路型第
    2高調波発生素子。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2において、第1の
    強誘電体層は、タンタル酸リチウムもしくはタンタル・
    ニオブ酸リチウムからなる強誘電体層であり、第2の強
    誘電体層は、ニオブ酸リチウム、マグネシウムまたは酸
    化マグネシウムのド−プされたニオブ酸リチウム、第1
    の強誘電体層に比べてニオブ量の多いタンタル・ニオブ
    酸リチウムのうちから選ばれる少なくとも1種からなる
    強誘電体層であることを特徴とする導波路型第2高調波
    発生素子。
  4. 【請求項4】分極反転部を周期的に配設した強誘電体光
    導波層を有する第2高調波発生素子であって、少なくと
    も2層以上の強誘電体層によって構成され、光導波層を
    含む第1の強誘電体層のキュリ−点を、第2の強誘電体
    層のキュリ−点よりも低くした導波路型の第2高調波発
    生素子の製造方法において、上記第2の強誘電体層に分
    極反転部を周期的に配設した後、該第2の強誘電体層上
    に、第1の強誘電体層を液相エピタキシャル成長法によ
    り成膜する工程を少なくとも含むことを特徴とする導波
    路型第2高調波発生素子の製造方法。
  5. 【請求項5】請求項4において、液相エピタキシャル成
    長法において使用するフラックスは、五酸化バナジウ
    ム、三酸化ボロン、フッ化リチウム、フッ化カリウム、
    三酸化ボロンと三酸化モリブデン、三酸化ボロンと三酸
    化タングステンのうちから選ばれる少なくとも1種から
    なることを特徴とする導波路型第2高調波発生素子の製
    造方法。
JP31828592A 1992-11-27 1992-11-27 導波路型第2高調波発生素子およびその製造方法 Pending JPH06160927A (ja)

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JP31828592A Pending JPH06160927A (ja) 1992-11-27 1992-11-27 導波路型第2高調波発生素子およびその製造方法

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JP (1) JPH06160927A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6654529B1 (en) 1998-08-19 2003-11-25 Ngk Insulators, Ltd. Ferroelectric domain inverted waveguide structure and a method for producing a ferroelectric domain inverted waveguide structure

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