JPH0623044U - 撮影情報写し込み装置 - Google Patents

撮影情報写し込み装置

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JPH0623044U
JPH0623044U JP6623992U JP6623992U JPH0623044U JP H0623044 U JPH0623044 U JP H0623044U JP 6623992 U JP6623992 U JP 6623992U JP 6623992 U JP6623992 U JP 6623992U JP H0623044 U JPH0623044 U JP H0623044U
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JP6623992U
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Inventor
祐司 小川
新一 草川
Original Assignee
旭光学工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フィルム上の撮影画面のサイズを変更して撮
影を行なう際、その画面のサイズに応じて、それぞれの
撮影画面の所望の位置に撮影情報を写し込むことができ
る。 【構成】 カメラ本体51に、フィルム55に撮影情報
を写し込む撮影情報写し込み機構31と、両方向に回転
可能な反射ミラー41とを設ける。そして、撮影の際
は、フィルム55上の撮影画面のサイズに応じて前記反
射ミラー41の角度を変え、前記撮影情報写し込み機構
31からの照射光の光路を変更して撮影情報の写し込み
位置を変える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、フィルム上の撮影画面のサイズを変更可能なカメラに搭載され、撮 影の際、フィルムに撮影年月日、撮影時間等の撮影情報を写し込む撮影情報写し 込み装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
撮影の際、フィルムに撮影年月日、撮影時間等の撮影情報を同時に写し込む撮 影情報写し込み装置を搭載したカメラが知られている。 従来の撮影情報写し込み装置は、撮影情報の写し込み位置が、フィルム上の撮 影画面の所定の位置に固定されており、写し込み位置を変更できるような構成と はなっていない。
【0003】 このような撮影情報写し込み装置は、通常、撮影情報が画像の邪魔になるのを 避けるため、フィルム上の撮影面画の上側端部付近(プリント画面の下側端部付 近)に撮影情報が写し込まれるように設計され、カメラに搭載される。
【0004】 ところで、フィルム上の撮影画面のサイズをフルサイズからパノラマサイズま たはハーフサイズ等の他のサイズに変更可能なカメラでは、例えばフィルム上の 撮影画面のサイズをフルサイズからパノラマサイズに変更する場合、カメラのア パーチャの上部および下部をそれぞれ遮光板で遮光して画面サイズの規制を行な う。
【0005】 このような画面サイズを変更しうるカメラを用いて撮影を行ない、同時にフィ ルム上に撮影情報を写し込む場合、フルサイズ画面での撮影では、前記のとおり フィルム上の撮影画面の上側端部付近に撮影情報を写し込むことができる。
【0006】 しかし、パノラマサイズ画面で撮影を行なう場合、フルサイズ画面において撮 影情報が写し込まれるフィルム上の領域は、画面サイズをパノラマサイズに規制 する遮光板により遮光されてしまうため、フィルム上のパノラマサイズの撮影画 面内には撮影情報を写し込むことができない。
【0007】 なお、フィルム上のパノラマサイズの撮影画面内の上側端部付近(プリント画 面の下側端部付近)に撮影情報の写し込み位置を固定するように撮影情報写し込 み装置を設計すれば、パノラマサイズ画面およびフルサイズ画面の何れで撮影を 行なってもそれぞれの撮影画面内に撮影情報を写し込むことが可能であるが、フ ルサイズ画面での撮影の際、撮影情報の写し込み位置が画像の中央寄りとなり、 邪魔になるという問題が生じる。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の目的は、フィルム上の撮影画面のサイズを変更して撮影を行なう際、 画面のサイズに応じてそれぞれの撮影画面の所望の位置に撮影情報を写し込むこ とが可能な撮影情報写し込み装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
このような目的は、下記(1)〜(4)の本考案により達成される。
【0010】 (1) フィルム上の撮影画面のサイズを変更可能なカメラに搭載される撮影 情報写し込み装置であって、 フィルムに撮影情報を写し込む撮影情報写し込み機構と、 前記フィルム上の撮影画面のサイズに応じて、撮影情報の写し込み位置を変更 する写し込み位置変更手段とを有することを特徴とする撮影情報写し込み装置。
【0011】 (2) 前記写し込み位置変更手段は、フィルムへ照射する光線の光路を変更 するものである上記(1)に記載の撮影情報写し込み装置。
【0012】 (3) 前記フィルム上の撮影画面のサイズの変更は、フィルム上の撮影画面 の縦横比の変更である上記(1)または(2)に記載の撮影情報写し込み装置。
【0013】 (4) 前記フィルム上の撮影画面のサイズの変更に連動して、撮影情報の写 し込み位置が変更される上記(1)ないし(3)のいずれかに記載の撮影情報写 し込み装置。
【0014】
【実施例】
以下、本考案の撮影情報写し込み装置を添付図面に基づき詳細に説明する。 図1および図2は、それぞれ本考案の撮影情報写し込み装置の好適例が示され る断面側面図である。
【0015】 図1に示されるように、本考案の撮影情報写し込み装置3は、フィルム55に 撮影情報を写し込む撮影情報写し込み機構31と、フィルム55上の撮影画面の サイズに応じて撮影情報の写し込み位置を変更する写し込み位置変更手段4とを 有する。そして、この撮影情報写し込み装置3は、フィルム55上の撮影画面の サイズを変更可能なカメラ5に搭載されている。
【0016】 撮影情報写し込み装置3の搭載位置は、撮影レンズ側(図1中左側)でも裏蓋 側(図1中右側)でもよいが、本実施例では撮影レンズ側に搭載する場合を示す 。 図1に示されるカメラ5は、フィルム55上の撮影画面のサイズを変更する画 面サイズ変更手段1を有する。
【0017】 カメラ5の画面サイズ変更手段1は、所望の画面サイズに規制するためにアパ ーチャ11の一部を遮光できるように構成されているものであり、例えば、所定 の画面サイズの開口部を有する遮光板、カメラ内に搭載した状態で所定の画面サ イズに変更可能な機構を有する遮光板(マスク)等が挙げられる。
【0018】 ここに、フィルム上の撮影画面のサイズの変更には、フルサイズとパノラマサ イズとの変更のようなフィルム上の撮影画面の縦横比の変更と、フルサイズとハ ーフサイズのような縦横比をほぼ一定にしたままの変更との双方が含まれるが、 本考案では縦横比の変更、特にフィルム上のフルサイズの撮影画面の縦方向(フ ィルム幅方向)の長さを減少させる場合、例えばフルサイズとパノラマサイズ間 の変更の場合に特に有効であり、以下これについて説明する。
【0019】 図4および図5は、それぞれフルサイズ画面状態、パノラマサイズ画面状態で 、カメラの裏蓋側から示す画面サイズ変更手段1の斜視図である。
【0020】 画面サイズ変更手段1は、アパーチャ11の上部および下部(上下の辺11c 、11d)付近を所定幅遮光してパノラマサイズ画面を形成する一対の第1遮光 板13および第2遮光板15と、フィルム55上の撮影画面のサイズをフルサイ ズとパノラマサイズとに切り換えるための画面サイズ変更レバー61とを有する 。
【0021】 画面サイズ変更レバー61の一端には、レバー61の長手方向に対して斜めに 切り欠かれた平坦部631を有する画面サイズ変更カム63が形成されており、 この画面サイズ変更レバー61は、画面サイズ変更カム63と反対側を外部に露 呈した状態でレバー61の長手方向にスライド可能となるようにカメラ本体51 に装着されている。
【0022】 また、第1遮光板13および第2遮光板15は、それぞれアパーチャ11より も撮影レンズ側に装着されている。
【0023】 第1遮光板13は、全体形状がコ字形を呈していて、遮光部13aの左上端部 に、画面サイズ変更操作レバー61の画面サイズ変更カム63と摺接するカム突 起13bを備えており、遮光部13aの両先端部に、前記カム突起13bと反対 方向に平行に延びる一対の第1連動部13cおよび第2連動部13dを備えてい る。第1連動部13cと第2連動部13dの間隔は、アパーチャ11に干渉しな いように、すなわちアパーチャ11の左右の辺11a、11b付近を遮光しない ようにアパーチャ11の辺11aと辺11bの間隔よりも広く形成されている。 そして、この第1遮光板13は、バネ14により常時フルサイズ画面を形成する 方向(図5中矢印B方向)に移動付勢されている。
【0024】 また、第2遮光板15は、全体形状が長方形を呈しており、横幅がアパーチャ 11の辺11aと11bの間隔よりも広く形成されている。 4 一対の第1遮光板13および第2遮光板15は、それぞれ一対の第1連動回 動板19および第2連動回動板21を介して、互いに接離移動可能に連結されて いる。この場合、第1連動回動板19および第2連動回動板21は、それぞれカ メラ本体51に固定されている軸17に、相互に回動可能に、X字状に挿着され ている。
【0025】 第1連動回動板19の両先端部には、軸17に向かって延びる長孔19a、1 9bが形成され、図示しないが、同様に第2連動回動板21の両先端部にも軸1 7に向かって延びる長孔が形成されている。
【0026】 また、前記第1遮光板13の第1連動部13cの内方に屈曲した先端部の上面 には連動ピン23aが植設され、第2連動部13dの内方に屈曲した先端部の下 面には連動ピン23bが植設されている。そして、連動ピン23aは第1連動回 動板19の一方の長孔19aに、連動ピン23bは第2連動回動板21の図示し ない他方の長孔に嵌入している。
【0027】 また、前記第2遮光板15の一方の先端部の下面には連動ピン25aが植設さ れ、他方の先端部の上面には連動ピン25bが植設されている。そして、連動ピ ン25aは第2連動回動板21の図示しない一方の長孔に、連動ピン25bは第 1連動回動板19の他方の長孔19bに嵌入している。
【0028】 ここで、前記の連動ピン23a、23b、25aおよび25bは、それぞれ軸 17から等距離に形成されている。
【0029】 なお、本実施例では、全体の外形、厚さを押えるために、第1遮光板13の第 1連動部13cおよび第2連動部13dの先端部をそれぞれ内方に屈曲させ、第 1連動部13cの屈曲した先端部が第2遮光板15と干渉するのを防止するため に、第2遮光板15の第1第1連動部13c側の先端部周辺を肉厚方向にくぼま せ、第2連動部13dの屈曲した先端部が第2遮光板15と干渉するのを防止す るために、第2連動部13d全体を肉厚方向にくぼませてある。
【0030】 以上の構成からなる画面サイズ変更手段1は、次のように作動する。 まず、図4に示されるフルサイズ画面状態において、画面サイズ変更操作レバ ー61をフルサイズ画面位置(図4に示される位置)からパノラマサイズ画面位 置方向(図4中矢印C方向)にスライドさせると、画面サイズ変更カム63とカ ム突起13bとが摺接して、第1遮光板13がパノラマサイズ画面を形成する方 向(図4中矢印A方向)に移動する。この際、第1連動回動板19は反時計方向 に、第2連動回動板21は時計方向にそれぞれ回転し、第2遮光板15が第1遮 光板13の遮光部13aに接近する方向に移動する。
【0031】 この結果、図5に示されるように、第1遮光板13の遮光部13aと第2遮光 板15とが互いに接近し、この遮光部13aおよび第2遮光板15によりアパー チャ11の上部および下部がそれぞれ所定幅遮光される。すなわち、第1遮光板 13の対向縁部13eおよび第2遮光板15の対向縁部15eによりアパーチャ 11の上下幅が規制され、辺11a、11e,11b、11fで構成されるパノ ラマサイズ画面が形成される。
【0032】 次に、図5に示されるパノラマサイズ画面状態において、画面サイズ変更操作 レバー61をパノラマサイズ画面位置(図5に示される位置)からフルサイズ画 面位置方向(図5中矢印D方向)にスライドさせると、第1遮光板13がばね1 4の付勢力によりフルサイズ画面を形成する方向(図5中矢印B方向)に移動す る。この際、第1連動回動板19は時計方向に、第2連動回動板21は反時計方 向にそれぞれ回転し、第2遮光板15が第1遮光板13の遮光部13aから離れ る方向に移動する。
【0033】 この結果、図4に示されるように、第1遮光板13の遮光部13aおよび第2 遮光板15がそれぞれアパーチャ11の上下の辺11c、11dの外側まで移動 してアパーチャ11を開放し、フルサイズ画面に戻る。
【0034】 なお、前記の画面サイズ変更手段1は、規制サイズ画面をパノラマサイズ画面 としたが、アパーチャ11の左右を規制するハーフサイズ画面等の場合も同様に して実現できる。
【0035】 次に、撮影情報写し込み装置3について説明する。 図1に示される撮影情報写し込み装置3は、操作を簡略化できるという点から 、前記画面サイズ変更手段1と連動して駆動するように構成されている。 撮影情報写し込み装置3の撮影情報写し込み機構31は、図示しない発光部と 撮影情報部とを有する。
【0036】 発光部は、例えば発光ダイオード等の各種発光素子等で構成されており、撮影 の際シャッターに連動して発光するように図示しない制御部により制御されてい る。 また、撮影情報部は、例えば液晶モジュール等で構成されている。この撮影情 報部の撮影情報としては、例えば、撮影の年月日や曜日、撮影時間等が挙げられ る。なお、撮影情報部には、フィルムに写し込む撮影情報を所望のものに変更で きる機構が設けられている。
【0037】 図1に示される写し込み位置変更手段4は、前記撮影情報写し込み機構31か らの光を反射ミラー41で反射してフィルム55へ照射する際に、反射ミラー4 1の角度を変えて反射光の方向を変えることにより、撮影情報の写し込み位置の 変更を行なうように構成されている。
【0038】 この写し込み位置変更手段4の斜視図を図3に示す。図3に示される写し込み 位置変更手段4は、反射ミラー41と、これを支持するホルダー45、46とを 有する。 反射ミラー41は、薄板状であり、少なくとも一方の主面が光を反射する機能 を有する。
【0039】 一方、ホルダー45、46には、それぞれ前記反射ミラー41を嵌入する溝4 51、461が形成されており、ホルダー46の両外側面の端部には、衝撃を吸 収ないし緩和する目的でモルト47、48が形成されている。また、ホルダー4 5の溝451と反対側の中央部には、回転軸片431が形成され、ホルダー46 の溝461と反対側の中央部には、回転軸片433が形成されている。
【0040】 ここで、ホルダー45と前記反射ミラー41の一端とが嵌合し、ホルダー46 と前記反射ミラー41の他端とが嵌合しており、前記ホルダー45、46に形成 されている回転軸片431、433により回転軸43が構成される。なお、図示 しないが、回転軸43はカメラ本体51に対し、正逆いずれの方向へも回転可能 に装着されている。
【0041】 また、前記回転軸片431には、貫通孔を有する円筒カム42が挿入され、固 定されている。この円筒カム42は円柱状をなし、円筒カム42の外周には螺旋 状の溝44が形成されている。
【0042】 また、前記画面サイズ変更操作レバー61は、撮影情報の写し込み位置を変更 するために操作する写し込み位置変更操作レバーとしての機能も有しており、こ のレバー61の画面サイズ変更カム63付近には突起65が形成されている。そ して、前記突起65は、前記円筒カム42の溝44に挿入されている。
【0043】 また、写し込み位置変更手段4は、光路長差によるピント調整のためのレンズ 49を有し、図1に示されるように、このレンズ49は、カメラ本体51の凸部 515に設置されている。前記レンズ49は、各種ガラスやプラスチックで構成 したものが使用される。
【0044】 このような構成の撮影情報写し込み装置3は、次のように作動する。 図1は、フルサイズ画面状態のカメラ5の部分断面側面図であり、図2は、パ ノラマサイズ画面状態のカメラ5の部分断面側面図である。
【0045】 フルサイズ画面状態では、図1に示されるように遮光板13、15がアパーチ ャ11を開放しており、撮影の際、撮影情報写し込み機構31からの光は、移し 込み位置変更手段4の反射ミラー41で反射され、光路8Aが選択されて、フィ ルム55の所定の位置に照射される。この結果、撮影情報がフィルム55の所定 の位置に写し込まれる。
【0046】 撮影情報の写し込み位置は、特に限定されず、例えばフィルム上の撮影画面の 上側端部付近に設定することができる。
【0047】 次に、パノラマサイズ画面での撮影を行なう場合、図3に示されるように、画 面サイズ変更操作レバー61を図3中右方向(図3中矢印C方向)にスライドさ せる。 この際、画面サイズ変更操作レバー61の突起65と、円筒カム42に設けら れた溝44とにより直線運動が回転運動に変換され、回転軸43が図3中矢印E 方向に回転し、反射ミラー41の角度が変更されて、図2に示される状態となる 。
【0048】 このときの反射ミラー41の角度は、カメラ本体51に形成されている図示し ないストッパーにより所定の角度に規制される。また、前記ストッパーと反射ミ ラー41とが衝突する際の衝撃は、モルト47、48により吸収ないし緩和され る。
【0049】 ここで、撮影情報の写し込み位置の精度を高めるという観点から、前記のとお りストッパーを反射ミラー41の位置を直接規制するように設けることが好まし いが、この他、例えば画面サイズ変更操作レバー61の移動距離を規制するよう なストッパーを設けてもよい。
【0050】 このように画面サイズ変更操作レバー61をスライドさせると、図2に示され るように遮光板13、15がアパーチャ11の上部および下部にそれぞれ突出し 、この突出部分が遮光されることによって、フィルム55上の撮影画面のサイズ がパノラマサイズに変更される。
【0051】 一方、前記のとおり反射ミラー41は、撮影情報写し込み機構31からの光の 反射ミラー41への入射角が増加する方向(図1中の時計回り)に回転し、図2 に示される状態で固定される。
【0052】 従って、撮影情報写し込み機構31からの光は、反射ミラー41で反射されて 光路8Bを選択し、さらにレンズ49を透過し、フィルム55の所定の位置へ照 射される。
【0053】 この場合、フルサイズと、パノラマサイズとでは、照射光の光路長が異なる。 すなわち、光路8Aの長さに比べ光路8Bの長さの方が長くなるため、この光路 長差によるピント調整がレンズ49により行なわれ、これにより撮影情報が鮮明 に移し込まれる。
【0054】 また、次にフルサイズ画面での撮影を行なう場合、図3に示されるように画面 サイズ変更操作レバー61を図3中左方向(図3中矢印D方向)にスライドさせ ると、前記と同様の原理で回転軸43が図中矢印F方向に回転し、反射ミラー4 1の角度は図1に示される元の状態に戻る。この場合も前記と同様に、反射ミラ ー41の角度は図示しないストッパーにより所定の角度に規制される。
【0055】 以上説明した撮影情報写し込み装置3の写し込み位置変更手段4は、画面サイ ズ変更手段1と連動して駆動する構成であるが、この他、写し込み位置変更手段 4と画面サイズ変更手段1とが互いに独立して駆動する構成であってもよい。
【0056】 写し込み位置変更手段4と画面サイズ変更手段1とを互いに独立して駆動する には、例えば、それぞれに専用の操作レバーを設け、それぞれを個別に駆動すれ ばよい。
【0057】 また、以上説明した撮影情報写し込み装置3の写し込み位置変更手段4および 画面サイズ変更手段1は、それぞれ手動で駆動する構成であるが、この他、写し 込み位置変更手段4および画面サイズ変更手段1のいずれか一方または双方が、 電動で駆動する構成であってもよい。
【0058】 写し込み位置変更手段4を電動で駆動する場合、例えば図3に示される画面サ イズ変更操作レバー61に相当するアームをカメラ本体51内部に設け、このア ームをモータによりスライドさせる構成や回転軸43を直接モータにより回転駆 動する構成等が挙げられる。
【0059】 なお、写し込み位置変更手段4や画面サイズ変更手段1を電動で駆動する場合 、それぞれの駆動量は、図示しない制御手段により、モータの駆動時間や、ステ ップ数等として制御すればよいが、位置精度を向上する上で前記と同様のストッ パーを設けるのがよい。
【0060】 本考案では、画面サイズ変更手段1は、図4および図5に示す構成に限らず、 例えば、パノラマサイズ画面を形成する遮光部を有するフレーム状の部材をアパ ーチャ11に着脱自在にセットできる構成であってもよい。
【0061】 また、本考案における画面サイズの変更は、フィルム毎にフルサイズ画面また はパノラマサイズ画面のいずれかを選択するもの、1本のフィルムにおいて、フ ルサイズ画面とパノラマサイズ画面とを任意に選択し得るもののいずれでもよい 。
【0062】 以上では、反射ミラー41の角度を変更することによりフィルム55への照射 光の光路を変更する実施例を示したが、照射光の角度や光路を変更するには、こ の他例えば、プリズム、可変頂角プリズム(特開昭57−7416号公報、特開 昭62−153816号公報、特開平2−13901号公報、特開平2−124 516号公報等)、反射ミラー、ハーフミラー、偏光板、等の1種または2種以 上組み合わせて使用してもよい。
【0063】 具体的には、例えば下記(1)〜(5)の構成が挙げられる。 (1) プリズム、反射ミラー等による第1の光路変更手段を照射光の光路上 に固定し、プリズム、反射ミラー等による第2の光路変更手段を移動可能に設置 する。そして、フィルム上の撮影画面のサイズに応じて、前記第2の光路変更手 段を照射光の光路上に出し入れする。すなわち、照射光の光路上の位置と光路外 の位置との間で第2の光路変更手段を移動する。
【0064】 (2) 反射ミラーを照射光の光路上に角度一定に固定し、さらに照射光の光 路上に、頂角を任意に変更できるプリズムすなわち可変頂角プリズムを設置する 。そして、フィルム上の撮影画面のサイズに応じて可変頂角プリズムの頂角を変 更し、照射光光路の方向を変える。この場合は、前記反射ミラーを設けなくても よい。
【0065】 (3) 互いに頂角が異なる第1のプリズムと、第2のプリズムとをそれぞれ 移動可能にカメラ本体内に設置する。そして、フィルム上の撮影画面のサイズに 応じて、前記第1のプリズムと、第2のプリズムとを入れ換え、何れか一方のプ リズムのみを照射光の光路上に位置させる。この場合、プリズムの代わりに、互 いに角度の異なる第1の反射ミラーと第2の反射ミラーとを用いてもよく、さら には、反射ミラーとプリズムとを用いてもよい。
【0066】 (4) 図1に示される実施例において、反射ミラー41の代わりにプリズム を使用し、フィルム上の撮影画面のサイズに応じて、プリズムの回転または移動 により照射光の照射位置を変更する。
【0067】 (5) フィルム上の撮影画面のサイズに応じて、撮影情報写し込み機構31 自体を回転または移動して、フィルム55へ照射する光の照射方向を変更する。 なお、この場合にはプリズム、反射ミラー等を固定しておけばよい。
【0068】 次に、本考案の撮影情報写し込み装置3の他の好適な構成例を図6〜図11に 基づき、順次説明する。
【0069】 図6は、フルサイズ画面状態におけるカメラ側面の模式図であり、図7は、パ ノラマサイズ画面状態におけるカメラ側面の模式図である。 図6に示されるように、この実施例では、本考案の撮影情報写し込み装置3が フィルム55に対し裏蓋側(図6中右側)に搭載されている。
【0070】 写し込み位置変更手段4は、反射ミラー71と、第2反射ミラー75とを有す る。この場合、カメラ本体51内のフィルム55の上部側(図6中上側)から順 に、反射ミラー71と、第2反射ミラー75とが設置されており、さらに、フィ ルム55と第2反射ミラー75との間には、光路長差によるピント調整のための レンズ53が設けられている。また、カメラ本体51内のフィルム55の下部側 (図6中下側)には、撮影情報写し込み機構31が設置されている。
【0071】 前記反射ミラー71は、フィルム55に対し例えば45度の角度でカメラ本体 51内に固定されている。
【0072】 また、前記第2反射ミラー75には、図3に示される反射ミラー41と同様の 回転軸76がその一端に固定されており、この回転軸76により反射ミラー75 の一端を中心として、正逆いずれの方向へも回転可能にカメラ本体51内に支持 されている。そして、第2反射ミラー75を回転させた際、フィルム55への照 射光の光路上と光路外のそれぞれに第2反射ミラー75を位置させることが可能 となるように、第2反射ミラー75が設置されている。
【0073】 このような構成の撮影情報写し込み装置3において、フルサイズ画面での撮影 の際は、図6に示されるように、第2反射ミラー75が照射光の光路外へ位置す るように回転軸76を回転し、第2反射ミラー75をフィルム55とほぼ平行な 状態とする。そして、撮影情報写し込み機構31からの光を反射ミラー71で反 射させて、フルサイズ画面の所望の位置に撮影情報を写し込む。
【0074】 次に、パノラマサイズ画面での撮影の際は、図7に示されるように、第2反射 ミラー75が照射光の光路上へ位置するように回転軸76を回転し、第2反射ミ ラー75をストッパー79により所定の角度に規制して固定する。そして、撮影 情報写し込み機構31からの光を第2反射ミラー75で反射させて、パノラマサ イズ画面の所望の位置に撮影情報を写し込む。
【0075】 次の実施例は、図8に示されるように、カメラ本体51内のフィルム55の上 部側(図8中上側)には、反射ミラー71が図示しない写し込み位置変更手段に より移動可能に設置されている。
【0076】 また、カメラ本体51内のパノラマサイズ画面状態における反射ミラー71と フィルム55との間、すなわちパノラマサイズ画面での撮影の際の照射光の光上 には、光路長差によるピント調整のためのレンズ53が設けられている。 さらに、カメラ本体51内のフィルム55の下部側(図8中下側)には、前記 と同様の撮影情報写し込み機構31が設置されている。
【0077】 反射ミラー71の移動方向は、撮影情報写し込み機構31からの照射光の光路 方向である。 この反射ミラー71を移動するには、例えば、反射ミラー71に、操作レバー を直接あるいはカム等を介して間接的に連結し、前記操作レバーをスライドさせ る。
【0078】 この場合、フルサイズ画面とパノラマサイズ画面とで、それぞれ所望の位置に 撮影情報を写し込めるように、反射ミラー71の位置を規制する図示しないスト ッパーを設けるのが好ましい。 なお、前記反射ミラー71の移動は、手動でも電動でもよい。
【0079】 次の実施例は、図9に示されるように、カメラ本体51内のフィルム55の上 部側(図9中上側)から順に、反射ミラー71と、ハーフミラー74とが、それ ぞれ所定の角度で固定されており、さらに、フィルム55とハーフミラー74と の間には、光路長差によるピント調整のためのレンズ53が設けられている。こ の場合、ハーフミラー74は、薄板状であり、撮影情報写し込み機構31からの 照射光の一部を反射し、一部を透過(例えば透過率50%程度)して光路を二分 するものである。
【0080】 また、カメラ本体51内のフィルム55の下部側(図9中下側)には、撮影情 報写し込み機構31が設置されている。 さらに、カメラ本体51内のフィルム55と、反射ミラー71およびハーフミ ラー74との間には、図示しない写し込み位置変更手段により移動可能に構成さ れている遮光板78が設置されている。
【0081】 この遮光板78の移動により、ハーフミラー74で反射された光と、ハーフミ ラー74を透過し、反射ミラー71で反射された光のいずれか一方を遮光するこ とができる。
【0082】 なお、遮光板78を移動するには、例えば、遮光板78に、操作レバーを直接 あるいはカム等を介して間接的に連結し、前記操作レバーをスライドさせればよ く、この場合、遮光板78の位置を規制する図示しないストッパーを設けるのが 好ましい。 なお、前記遮光板78の移動は、手動でも電動でもよい。
【0083】 このような構成の撮影情報写し込み装置3において、フルサイズ画面での撮影 の際は、遮光板78をフィルム55とハーフミラー74との間に移動させて、ハ ーフミラー74で反射された光を遮光し、ハーフミラー74を透過し、さらに反 射ミラー71で反射された光をフィルム55上の所望の位置に照射し、撮影情報 を写し込む。
【0084】 また、パノラマサイズ画面での撮影の際は、遮光板78をフィルム55と反射 ミラー714との間に移動させて、前記とは逆に、ハーフミラー74を透過し、 反射ミラー71で反射された光を遮光し、ハーフミラー74で反射された光をフ ィルム55上の所望の位置に照射し、撮影情報を写し込む。
【0085】 なお、図6、図8および図9に示される各実施例では、前記の構成に代え、例 えば撮影情報写し込み機構31の撮影情報部と発光部とを分離し、フルサイズお よびパノラマサイズのそれぞれの画面に専用の撮影情報部を、反射ミラー71と フィルム55間、第2反射ミラー75とフィルム55間およびハーフミラー78 とフィルム55間のそれぞれに設けた構成としてもよい。この場合には、レンズ 53は不要となる。
【0086】 次の実施例は、図10に示されるように、撮影情報写し込み機構31が図示し ない写し込み位置変更手段により移動可能に構成されている。
【0087】 撮影情報写し込み機構31を移動するには、例えば撮影情報写し込み機構31 に、操作レバーを直接あるいはカム等を介して間接的に連結し、前記操作レバー をスライドさせる。
【0088】 この場合、フルサイズ画面での撮影の際およびパノラマサイズ画面での撮影の 際、フィルム55上のそれぞれの撮影画面の所望の位置に撮影情報を写し込める ように、撮影情報写し込み機構31の位置を規制する図示しないストッパーが設 けられているのが好ましい。
【0089】 また、この実施例では、撮影情報写し込み機構31の撮影情報部と発光部とを 分離し、フルサイズ画面専用の撮影情報部と、パノラマサイズ画面専用の撮影情 報部とを設け、発光部のみを移動可能に構成してもよい。 なお、前記撮影情報写し込み機構31や発光部の移動は、手動でも電動でもよ い。
【0090】 次の実施例は、図11に示されるように、フルサイズ画面専用の撮影情報写し 込み機構31と、パノラマサイズ画面専用の第2撮影情報写し込み機構77とを 有する。
【0091】 撮影情報写し込み機構31は、フルサイズ画面での撮影の際に、第2撮影情報 写し込み機構77は、パノラマサイズ画面での撮影の際に、それぞれ、フィルム 55上の撮影画面の所望の位置に撮影情報を写し込めるように、カメラ本体51 内の所定の位置に固定されている。
【0092】 また、図示しない写し込み位置変更手段は、撮影情報写し込み機構31および 第2撮影情報写し込み機構77のうちのいずれか一方を選択し、この選択された 撮影情報写し込み機構のみが撮影の際作動するような制御を行なうものとして構 成されている。
【0093】 ここで、この実施例では、フルサイズ画面とパノラマサイズ画面の切り換えに 際し、ミラー、遮光板、撮影情報写し込み機構等の回転や移動を行なわないので 、このような移動機構を設ける必要がない。そのため、構造の簡素化が図れ、ま た、故障が少ないといった利点がある。
【0094】 なお、以上の各実施例において、フルサイズ画面とハーフサイズ画面との切り 換えのように、縦と横が逆になる場合には、さらに、撮影情報写し込み機構31 からの照射光をフィルム55上の画面に対し90度回転するような機構を設けれ ばよい。
【0095】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の撮影情報写し込み装置によれば、フィルム上の 撮影画面のサイズを変更して撮影を行なう際、これに対応して、フィルム上のそ れぞれの撮影画面の所望の位置に撮影情報を写し込むことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の撮影情報写し込み装置の構成例を示す
断面側面図である。
【図2】本考案の撮影情報写し込み装置の構成例を示す
断面側面図である。
【図3】本考案の撮影情報写し込み装置の写し込み位置
変更手段の構成例を示す斜視図である。
【図4】画面サイズ変更手段の構成例を示す斜視図であ
る。
【図5】画面サイズ変更手段の構成例を示す斜視図であ
る。
【図6】本考案の撮影情報写し込み装置の他の構成例を
示す模式図である。
【図7】本考案の撮影情報写し込み装置の他の構成例を
示す模式図である。
【図8】本考案の撮影情報写し込み装置の他の構成例を
示す模式図である。
【図9】本考案の撮影情報写し込み装置の他の構成例を
示す模式図である。
【図10】本考案の撮影情報写し込み装置の他の構成例
を示す模式図である。
【図11】本考案の撮影情報写し込み装置の他の構成例
を示す模式図である。
【符号の説明】 1 画面サイズ変更手段 11 アパーチャ 11a〜11f 辺 13 第1遮光板 13a 遮光部 13b カム突起 13c 第1連動部 13d 第2連動部 13e、15e 対向縁部 14 バネ 15 第2遮光板 17 軸 19 第1連動回動板 19a、19b 長孔 21 第2連動回動板 23a、23b 連動ピン 25a、25b 連動ピン 3 撮影情報写し込み装置 31 撮影情報写し込み機構 4 写し込み位置変更手段 41、71 反射ミラー 42 円筒カム 43、76 回転軸 431、433 回転軸片 44、451、461 溝 45、46 ホルダー 47、48 モルト 49、53 レンズ 5 カメラ 51 カメラ本体 515 凸部 55 フィルム 61 画面サイズ変更操作レバー 63 画面サイズ変更カム 631 平坦部 65 突起 74 ハーフミラー 75 第2反射ミラー 77 第2撮影情報写し込み機構 78 遮光板 79 ストッパー 8A、8B 光路

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルム上の撮影画面のサイズを変更可
    能なカメラに搭載される撮影情報写し込み装置であっ
    て、 フィルムに撮影情報を写し込む撮影情報写し込み機構
    と、 前記フィルム上の撮影画面のサイズに応じて、撮影情報
    の写し込み位置を変更する写し込み位置変更手段とを有
    することを特徴とする撮影情報写し込み装置。
  2. 【請求項2】 前記写し込み位置変更手段は、フィルム
    へ照射する光線の光路を変更するものである請求項1に
    記載の撮影情報写し込み装置。
  3. 【請求項3】 前記フィルム上の撮影画面のサイズの変
    更は、フィルム上の撮影画面の縦横比の変更である請求
    項1または2に記載の撮影情報写し込み装置。
  4. 【請求項4】 前記フィルム上の撮影画面のサイズの変
    更に連動して、撮影情報の写し込み位置が変更される請
    求項1ないし3のいずれかに記載の撮影情報写し込み装
    置。
JP6623992U 1992-08-27 1992-08-27 撮影情報写し込み装置 Pending JPH0623044U (ja)

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