JPH0623077A - ドライスポット解消装置 - Google Patents
ドライスポット解消装置Info
- Publication number
- JPH0623077A JPH0623077A JP4104525A JP10452592A JPH0623077A JP H0623077 A JPH0623077 A JP H0623077A JP 4104525 A JP4104525 A JP 4104525A JP 10452592 A JP10452592 A JP 10452592A JP H0623077 A JPH0623077 A JP H0623077A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dry
- dry spot
- water
- green
- soil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Cultivation Of Plants (AREA)
- Road Paving Structures (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、ドライスポットを確実に解消し得
るドライスポット解消装置を提供することを目的とす
る。 【構成】 ゴルフ場のグリーン5の芝生に生じるドライ
スポットを解消せしめる装置であって、ドライスポット
部1若しくはドライスポット部1の近傍にして芝面から
所定深さの位置に、一定量の水を間欠的に滴下せしめる
給水部4を埋設したものである。
るドライスポット解消装置を提供することを目的とす
る。 【構成】 ゴルフ場のグリーン5の芝生に生じるドライ
スポットを解消せしめる装置であって、ドライスポット
部1若しくはドライスポット部1の近傍にして芝面から
所定深さの位置に、一定量の水を間欠的に滴下せしめる
給水部4を埋設したものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ゴルフ場のグリーンの
芝生に生じるドライスポットを解消せしめる装置に関す
るものである。
芝生に生じるドライスポットを解消せしめる装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術発明が解決しようとする課題】最近、ゴル
フ場のグリーン(パッティングをする部分)に生じるドラ
イスポットが問題になっている。
フ場のグリーン(パッティングをする部分)に生じるドラ
イスポットが問題になっている。
【0003】ドライスポットとは、砂土を埋設して形成
する床土の表面に芝生を育成せしめて成るサンドグリー
ンに特有のもので、床土が固く締まって乾き、水をはね
つけ(撥水性)、吸水しない不規則な乾燥斑2が現出して
しまう現象(マウンドの上部など高い所に生じ易い。)で
ある(図1,2参照)。尚、図2中ハッチング部分は保湿
部分3である。
する床土の表面に芝生を育成せしめて成るサンドグリー
ンに特有のもので、床土が固く締まって乾き、水をはね
つけ(撥水性)、吸水しない不規則な乾燥斑2が現出して
しまう現象(マウンドの上部など高い所に生じ易い。)で
ある(図1,2参照)。尚、図2中ハッチング部分は保湿
部分3である。
【0004】この斑点部においては芝生がしおれ易く、
晴天が続くと拡大し、芝草の枯死を招いてしまう。床土
はかなり深部まで完全に乾燥し、芝草の根は細く黄褐色
を呈し、活性が低下している。
晴天が続くと拡大し、芝草の枯死を招いてしまう。床土
はかなり深部まで完全に乾燥し、芝草の根は細く黄褐色
を呈し、活性が低下している。
【0005】グリーン5はパッティングを行なう部分で
あり、この斑点部はパッティングにとって致命的とな
る。従って、このドライスポットを解消する方法につい
て関係者は鋭意研究をしているが、未だ有効な解消方法
は提案されていない。
あり、この斑点部はパッティングにとって致命的とな
る。従って、このドライスポットを解消する方法につい
て関係者は鋭意研究をしているが、未だ有効な解消方法
は提案されていない。
【0006】というのは、このドライスポットが物理的
現象なのか、また、微生物により生起されるものなのか
(微生物がワックス成分物質を生じさせ、砂土に撥水性
を生じさせているのではないか等)、不明であることも
よる。
現象なのか、また、微生物により生起されるものなのか
(微生物がワックス成分物質を生じさせ、砂土に撥水性
を生じさせているのではないか等)、不明であることも
よる。
【0007】現在各ゴルフ場はこのドライスポットに悩
まされており、現状では、界面活性剤(浸透剤)を芝生に
散布し、界面活性剤の作用により砂土の撥水性を解消せ
しめ、水を可及的にドライスポットに給供する手段を講
じている。しかし、この界面活性剤の散布では、ドライ
スポットの解消は完全ではなく、また、この界面活性剤
の散布は界面活性剤の散布により逆に芝草を損傷してし
まうという欠点がある。
まされており、現状では、界面活性剤(浸透剤)を芝生に
散布し、界面活性剤の作用により砂土の撥水性を解消せ
しめ、水を可及的にドライスポットに給供する手段を講
じている。しかし、この界面活性剤の散布では、ドライ
スポットの解消は完全ではなく、また、この界面活性剤
の散布は界面活性剤の散布により逆に芝草を損傷してし
まうという欠点がある。
【0008】従って、現状においては、ドライスポット
の完全な解消手段は存在しない。
の完全な解消手段は存在しない。
【0009】本発明者は、永年の研究の結果、芝生を損
傷することなくドライスポットを完全に解消せしめる本
発明を完成させた。本発明はこのようなドライスポット
解消装置を提供することを技術的課題とするものであ
る。
傷することなくドライスポットを完全に解消せしめる本
発明を完成させた。本発明はこのようなドライスポット
解消装置を提供することを技術的課題とするものであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
明の要旨を説明する。
【0011】ゴルフ場のグリーン5の芝生に生じるドラ
イスポットを解消せしめる装置であって、ドライスポッ
ト部1若しくはドライスポット部1の近傍にして芝面か
ら所定深さの位置に、一定量の水を間欠的に滴下せしめ
る給水部4を埋設したことを特徴とするドライスポット
解消装置に係るものである。
イスポットを解消せしめる装置であって、ドライスポッ
ト部1若しくはドライスポット部1の近傍にして芝面か
ら所定深さの位置に、一定量の水を間欠的に滴下せしめ
る給水部4を埋設したことを特徴とするドライスポット
解消装置に係るものである。
【0012】
【作用】河川の土手の部分に垂直孔を穿設して該垂直孔
に砂を詰入することで土手の水分を該砂に集水する所謂
サンドドレーン工法といわれるものが存在する。これ
は、垂直孔に埋設される砂の粒度と土手を構成している
土壌の粒度との相違を利用した工法である。このサンド
ドレーン工法から、本発明者は次の仮説を立てた。ゴル
フ場のグリーン5の床土6は図3に図示したように川砂
であり、また、グリーン5に連設されるフェアウェー7
の床土8は通常の土である。従って、水分はグリーン5
の床土6とフェアウェー7の床土8との間で移動する
(図3中矢印は水分の移動を示す。)。この水分の移動を
更に分析的にみると、前記サンドドレーン工法の原理か
らフェアウェー7の床土8の水分がグリーン5の床土6
に移動する。川砂の保水量はAと定まっている為、余剰
水分は地下へ流下し、グリーン5の床土6の保水量はA
以上とはならない。グリーン5の床土6の保水量がAと
なり且つフェアウェー7の床土8の保水量がA以下とな
ると、グリーン5の床土6の水分がフェアウェー7の床
土8へ移動する。このような水分の移動が繰り返し行な
われ、結局は、グリーン5の床土6の水分の絶対量が減
少していくことになる。
に砂を詰入することで土手の水分を該砂に集水する所謂
サンドドレーン工法といわれるものが存在する。これ
は、垂直孔に埋設される砂の粒度と土手を構成している
土壌の粒度との相違を利用した工法である。このサンド
ドレーン工法から、本発明者は次の仮説を立てた。ゴル
フ場のグリーン5の床土6は図3に図示したように川砂
であり、また、グリーン5に連設されるフェアウェー7
の床土8は通常の土である。従って、水分はグリーン5
の床土6とフェアウェー7の床土8との間で移動する
(図3中矢印は水分の移動を示す。)。この水分の移動を
更に分析的にみると、前記サンドドレーン工法の原理か
らフェアウェー7の床土8の水分がグリーン5の床土6
に移動する。川砂の保水量はAと定まっている為、余剰
水分は地下へ流下し、グリーン5の床土6の保水量はA
以上とはならない。グリーン5の床土6の保水量がAと
なり且つフェアウェー7の床土8の保水量がA以下とな
ると、グリーン5の床土6の水分がフェアウェー7の床
土8へ移動する。このような水分の移動が繰り返し行な
われ、結局は、グリーン5の床土6の水分の絶対量が減
少していくことになる。
【0013】このようなグリーン5、フェアウェー7の
床土6,8間の水の移動によりドライスポット現象が生
じるのではないかとの仮説を立てた。
床土6,8間の水の移動によりドライスポット現象が生
じるのではないかとの仮説を立てた。
【0014】これまでは、水は上から下へ単に流下する
もので、水とドライスポットとは無関係なものと考えら
れていたが、本発明者は前記した川砂と、通常の土との
間における水の移動がドライスポットの原因と考えたの
である。
もので、水とドライスポットとは無関係なものと考えら
れていたが、本発明者は前記した川砂と、通常の土との
間における水の移動がドライスポットの原因と考えたの
である。
【0015】この仮説をもとに図4に図示したように、
常時一定量の水を間欠的に滴下せしめる給水部4を表面
から所定深さに埋設し、実験してみたところ、数週間で
ドライスポットは完全に消失することが確認され、仮説
は正しいとの結論を得た。
常時一定量の水を間欠的に滴下せしめる給水部4を表面
から所定深さに埋設し、実験してみたところ、数週間で
ドライスポットは完全に消失することが確認され、仮説
は正しいとの結論を得た。
【0016】即ち、ドライスポットは微生物なども原因
であるかもしれないが、主な原因は物理的な現象である
と結論付けたのである。この結論は、ドライスポットが
マウンドの上部などの高い所に生じ易いとの事実にも合
致する。
であるかもしれないが、主な原因は物理的な現象である
と結論付けたのである。この結論は、ドライスポットが
マウンドの上部などの高い所に生じ易いとの事実にも合
致する。
【0017】
【実施例】図4はゴルフ場のグリーン5に本発明を実施
した一実施例を図示したもので、以下に説明する。
した一実施例を図示したもので、以下に説明する。
【0018】給水部4としては、株式会社エイワスプリ
ンクラー社製の点滴(ドリップ)チューブT1Fを採用し
ている。この製品は、圧力ポンプと連結され、内装され
たダイヤフラムにより一定量の水を間欠的に供給するパ
イプであって、敷設場所に傾斜,高低があっても、常に
一定量の水を間欠的に供給するものである。従って、該
パイプをドライスポット部1の近傍(若しくはドライス
ポット部1内,その他グリーン5とフェアウェー7との
境界部)にしてグリーン表面から10〜15cm程度のと
ころに埋設し、該パイプに所定圧で給水することで、一
定量の水が間欠的に該パイプから流出し、ドライスポッ
ト部1が解消されることになる。
ンクラー社製の点滴(ドリップ)チューブT1Fを採用し
ている。この製品は、圧力ポンプと連結され、内装され
たダイヤフラムにより一定量の水を間欠的に供給するパ
イプであって、敷設場所に傾斜,高低があっても、常に
一定量の水を間欠的に供給するものである。従って、該
パイプをドライスポット部1の近傍(若しくはドライス
ポット部1内,その他グリーン5とフェアウェー7との
境界部)にしてグリーン表面から10〜15cm程度のと
ころに埋設し、該パイプに所定圧で給水することで、一
定量の水が間欠的に該パイプから流出し、ドライスポッ
ト部1が解消されることになる。
【0019】実験によれば、約700m2のグリーン5に
数ヶ所生じたドライスポットが、夫々のドライスポット
部1の近傍に前記パイプを埋め、約1kg/cm2の圧力で
毎時約2リットルの水を滴下したところ約1週間でドラ
イスポットが完全に解消することが確認されている。
数ヶ所生じたドライスポットが、夫々のドライスポット
部1の近傍に前記パイプを埋め、約1kg/cm2の圧力で
毎時約2リットルの水を滴下したところ約1週間でドラ
イスポットが完全に解消することが確認されている。
【0020】この実施例を応用して、前記パイプに界面
活性剤を混入した水を通水せしめると、界面活性剤がド
ライスポット部1の撥水性を解消し、ドライスポットの
解消がより早まることになる。データによれば、ドライ
スポット部1の砂が撥水性を有していることは確かであ
り、前記したように多少は微生物がドライスポットに関
与しているものと考察できる。従って、この意味におい
て界面活性剤の併用は有効である。
活性剤を混入した水を通水せしめると、界面活性剤がド
ライスポット部1の撥水性を解消し、ドライスポットの
解消がより早まることになる。データによれば、ドライ
スポット部1の砂が撥水性を有していることは確かであ
り、前記したように多少は微生物がドライスポットに関
与しているものと考察できる。従って、この意味におい
て界面活性剤の併用は有効である。
【0021】尚、この場合には、界面活性剤が芝草に直
接散布されない為、芝草を傷めてしまうようなことも生
ぜず、極めて実用的である。
接散布されない為、芝草を傷めてしまうようなことも生
ぜず、極めて実用的である。
【0022】以上、ゴルフ場のグリーン5の芝管理を極
めて効果的になし得ることになる。ドライスポットの有
無は、これまではグリーンキーパーが実際グリーン5を
歩いて回り、目で確認している。
めて効果的になし得ることになる。ドライスポットの有
無は、これまではグリーンキーパーが実際グリーン5を
歩いて回り、目で確認している。
【0023】本実施例をコンピュータと連動させること
で、ドライスポットを自動的に解消させることも可能と
なる。
で、ドライスポットを自動的に解消させることも可能と
なる。
【0024】即ち、グリーン5の適所に給水部4及び水
分検出センサーを埋設し、管理室のコンピュータと給水
部4及び水分検出センサーを連動させ、グリーン5の床
土6の水分が所定量以下になると水分検出センサーから
の信号をもとにコンピュータが制御信号を給水部4に送
り、給水部4を作動させるというような無人自動システ
ムも可能となる。
分検出センサーを埋設し、管理室のコンピュータと給水
部4及び水分検出センサーを連動させ、グリーン5の床
土6の水分が所定量以下になると水分検出センサーから
の信号をもとにコンピュータが制御信号を給水部4に送
り、給水部4を作動させるというような無人自動システ
ムも可能となる。
【0025】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したから、ゴ
ルフ場のグリーンの芝生に生じるドライスポットを確
実,簡単に解消し得るドライスポット解消装置を提供す
ることになる。
ルフ場のグリーンの芝生に生じるドライスポットを確
実,簡単に解消し得るドライスポット解消装置を提供す
ることになる。
【図1】ドライスポットの説明図である。
【図2】同上の断面図である。
【図3】本発明の概念説明図である。
【図4】本実施例の説明図である。
1 ドライスポット部 4 給水部 5 グリーン
Claims (1)
- 【請求項1】 ゴルフ場のグリーンの芝生に生じるドラ
イスポットを解消せしめる装置であって、ドライスポッ
ト部若しくはドライスポット部の近傍にして芝面から所
定深さの位置に、一定量の水を間欠的に滴下せしめる給
水部を埋設したことを特徴とするドライスポット解消装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4104525A JPH0623077A (ja) | 1992-04-23 | 1992-04-23 | ドライスポット解消装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4104525A JPH0623077A (ja) | 1992-04-23 | 1992-04-23 | ドライスポット解消装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0623077A true JPH0623077A (ja) | 1994-02-01 |
Family
ID=14382914
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4104525A Pending JPH0623077A (ja) | 1992-04-23 | 1992-04-23 | ドライスポット解消装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0623077A (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0458863A (ja) * | 1990-06-25 | 1992-02-25 | Sooi:Kk | 未熟大豆・枝豆、その連鎖式食品化システム |
| JPH0458836A (ja) * | 1990-06-28 | 1992-02-25 | Mikio Umeoka | 植芝土壌の管理システム |
-
1992
- 1992-04-23 JP JP4104525A patent/JPH0623077A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0458863A (ja) * | 1990-06-25 | 1992-02-25 | Sooi:Kk | 未熟大豆・枝豆、その連鎖式食品化システム |
| JPH0458836A (ja) * | 1990-06-28 | 1992-02-25 | Mikio Umeoka | 植芝土壌の管理システム |
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