JPH06232248A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
- Publication number
- JPH06232248A JPH06232248A JP1433493A JP1433493A JPH06232248A JP H06232248 A JPH06232248 A JP H06232248A JP 1433493 A JP1433493 A JP 1433493A JP 1433493 A JP1433493 A JP 1433493A JP H06232248 A JPH06232248 A JP H06232248A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oxide film
- element isolation
- oxidation
- field oxide
- isolation trench
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Element Separation (AREA)
- Local Oxidation Of Silicon (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 フィールド酸化膜と素子分離溝とを合わせた
絶縁分離領域の製造に関し,バーズピークが小さくかつ
平坦に形成することを目的とする。 【構成】 半導体基板1表面を酸化用マスク3を用いて
選択的に酸化して形成したフィールド酸化膜4を貫通し
て半導体基板1表面を堀り込み素子分離溝5を形成する
工程と,酸化用マスク3を用いた選択酸化により,素子
分離溝5表面に熱酸化膜6を形成する工程と,熱酸化膜
6及び酸化用マスク3を覆い半導体基板1上に耐酸化膜
7を堆積する工程と,次いで,素子分離溝5を埋め込み
ポリシリコン層8を堆積し,フィールド酸化膜4上の耐
酸化膜7を表出するまでポリシリコン層8を除去する工
程と,素子形成領域上に残留するポリシリコン8aを除
去する工程と,素子分離溝5を埋め込むポリシリコンの
表面を酸化して素子分離溝5の開口部を塞ぐキャップ9
を形成する工程とを有するように構成する。
絶縁分離領域の製造に関し,バーズピークが小さくかつ
平坦に形成することを目的とする。 【構成】 半導体基板1表面を酸化用マスク3を用いて
選択的に酸化して形成したフィールド酸化膜4を貫通し
て半導体基板1表面を堀り込み素子分離溝5を形成する
工程と,酸化用マスク3を用いた選択酸化により,素子
分離溝5表面に熱酸化膜6を形成する工程と,熱酸化膜
6及び酸化用マスク3を覆い半導体基板1上に耐酸化膜
7を堆積する工程と,次いで,素子分離溝5を埋め込み
ポリシリコン層8を堆積し,フィールド酸化膜4上の耐
酸化膜7を表出するまでポリシリコン層8を除去する工
程と,素子形成領域上に残留するポリシリコン8aを除
去する工程と,素子分離溝5を埋め込むポリシリコンの
表面を酸化して素子分離溝5の開口部を塞ぐキャップ9
を形成する工程とを有するように構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,選択酸化により半導体
基板表面に形成されたフィールド酸化膜と,そのフィー
ルド酸化膜を貫通しその半導体表面を掘り込んで形成さ
れた素子分離溝とにより素子分離される半導体装置の製
造方法に関する。
基板表面に形成されたフィールド酸化膜と,そのフィー
ルド酸化膜を貫通しその半導体表面を掘り込んで形成さ
れた素子分離溝とにより素子分離される半導体装置の製
造方法に関する。
【0002】半導体集積回路の集積度を向上しかつ確実
に素子分離をするために,フィールド酸化膜と素子分離
溝とを組み合わせた素子分離構造が広く用いられてい
る。しかし,かかる構造を形成するには,フィールド酸
化膜形成のための選択酸化と,その後これとは別に素子
分離溝の形成工程を追加しなければならない。その結
果,素子分離領域の形状精度と表面平坦度の劣化を招
き,集積度の向上が阻害され,また製造歩留りが低下す
る。
に素子分離をするために,フィールド酸化膜と素子分離
溝とを組み合わせた素子分離構造が広く用いられてい
る。しかし,かかる構造を形成するには,フィールド酸
化膜形成のための選択酸化と,その後これとは別に素子
分離溝の形成工程を追加しなければならない。その結
果,素子分離領域の形状精度と表面平坦度の劣化を招
き,集積度の向上が阻害され,また製造歩留りが低下す
る。
【0003】このため,精密なかつ表面平坦度の優れた
素子分離領域を形成する方法が強く望まれている。
素子分離領域を形成する方法が強く望まれている。
【0004】
【従来の技術】従来,フィールド酸化膜と素子分離溝と
を組み合わせた素子分離領域の形成は,初めに完全なフ
ィールド酸化膜を形成し,その後に素子分離溝を形成す
ることによりなされていた。
を組み合わせた素子分離領域の形成は,初めに完全なフ
ィールド酸化膜を形成し,その後に素子分離溝を形成す
ることによりなされていた。
【0005】以下,従来の素子分離領域の形成方法を図
4及び図5を参照して説明する。図4及び図5は従来例
断面工程図であり,素子分離領域と素子分離された素子
形成領域の形成工程を表している。なお,図5は,図4
に表された工程に続く工程を表している。
4及び図5を参照して説明する。図4及び図5は従来例
断面工程図であり,素子分離領域と素子分離された素子
形成領域の形成工程を表している。なお,図5は,図4
に表された工程に続く工程を表している。
【0006】先ず,図4(a)を参照して,シリコンか
らなる半導体基板1の表面にSiO 2 薄膜2を形成し,
次いでSiO2 薄膜上に素子形成領域を確定する窒化シ
リコンマスク3を形成する。なお,この明細書及び図面
において,窒化シリコンマスク3は,フィールド酸化膜
4を形成するための選択酸化に用いられる酸化用マスク
3の一例として同一符号が附されている。
らなる半導体基板1の表面にSiO 2 薄膜2を形成し,
次いでSiO2 薄膜上に素子形成領域を確定する窒化シ
リコンマスク3を形成する。なお,この明細書及び図面
において,窒化シリコンマスク3は,フィールド酸化膜
4を形成するための選択酸化に用いられる酸化用マスク
3の一例として同一符号が附されている。
【0007】その後,窒化シリコンマスク3を用いた選
択酸化により半導体基板1表面にフィールド酸化膜4を
形成する。次いで,図4(b)を参照して,窒化シリコ
ンマスク3を除去した後,半導体基板1表面に窒化層1
1,リン化ガラス層10(PSG)を順次堆積し,リン
化ガラス層10に素子分離溝5を確定する窓10aを開
口する。
択酸化により半導体基板1表面にフィールド酸化膜4を
形成する。次いで,図4(b)を参照して,窒化シリコ
ンマスク3を除去した後,半導体基板1表面に窒化層1
1,リン化ガラス層10(PSG)を順次堆積し,リン
化ガラス層10に素子分離溝5を確定する窓10aを開
口する。
【0008】次いで,図4(c)を参照して,リン化ガ
ラス層10をマスクとするエッチングにより,窓10a
が開口する領域に,窒化層11及びフィールド酸化膜4
を貫通し,半導体基板1表面を堀り込む素子分離溝5を
形成する。
ラス層10をマスクとするエッチングにより,窓10a
が開口する領域に,窒化層11及びフィールド酸化膜4
を貫通し,半導体基板1表面を堀り込む素子分離溝5を
形成する。
【0009】その後,リン化ガラス層10を除去する。
次いで,図4(d)を参照して,窒化層11をマスクと
する選択酸化により,素子分離溝5の内壁面に熱酸化膜
6を形成する。このとき,フィールド酸化膜4は窒化層
11でマスクされているため殆どその厚さを増さない。
しかし,素子形成領域とフィールド酸化膜4との境界に
できるバーズピークは,この選択酸化工程中に大きくな
り素子形成領域中に侵入する。このため,素子形成領域
が狭くなる。
次いで,図4(d)を参照して,窒化層11をマスクと
する選択酸化により,素子分離溝5の内壁面に熱酸化膜
6を形成する。このとき,フィールド酸化膜4は窒化層
11でマスクされているため殆どその厚さを増さない。
しかし,素子形成領域とフィールド酸化膜4との境界に
できるバーズピークは,この選択酸化工程中に大きくな
り素子形成領域中に侵入する。このため,素子形成領域
が狭くなる。
【0010】次いで,図5(e)を参照して,素子分離
溝5の内壁面に薄い窒化膜7aを窒化層11と一体とな
るように形成する。その後,素子分離溝5を埋込み,半
導体基板1全面を覆うポリシリコン層8を窒化層11及
び窒化膜7a上に堆積する。
溝5の内壁面に薄い窒化膜7aを窒化層11と一体とな
るように形成する。その後,素子分離溝5を埋込み,半
導体基板1全面を覆うポリシリコン層8を窒化層11及
び窒化膜7a上に堆積する。
【0011】次いで,ポリシリコン層8を研磨又はエッ
チバックし,図5(f)を参照して,素子分離溝5内に
ポリシリコン8bを残してその他のポリシリコン層8を
除去する。このとき,素子形成領域の表面はその周囲を
フィールド酸化膜4に囲われて窪みを形成しているた
め,この窪みにポリシリコン8aが残留する。
チバックし,図5(f)を参照して,素子分離溝5内に
ポリシリコン8bを残してその他のポリシリコン層8を
除去する。このとき,素子形成領域の表面はその周囲を
フィールド酸化膜4に囲われて窪みを形成しているた
め,この窪みにポリシリコン8aが残留する。
【0012】次いで,図5(g)を参照して,素子形成
領域上の窪みに残留するポリシリコン8aをエッチング
して除去する。このエッチングの際,同時に素子分離溝
5内のポリシリコン8bの表面部分が除去されるため,
素子分離溝5の開口部表面に凹部が形成される。
領域上の窪みに残留するポリシリコン8aをエッチング
して除去する。このエッチングの際,同時に素子分離溝
5内のポリシリコン8bの表面部分が除去されるため,
素子分離溝5の開口部表面に凹部が形成される。
【0013】次いで,ポリシリコン8bを熱酸化して,
図5(h)を参照して,ポリシリコン8bが表出する素
子分離溝5の開口部に熱酸化膜からなるキャップ9を形
成する。
図5(h)を参照して,ポリシリコン8bが表出する素
子分離溝5の開口部に熱酸化膜からなるキャップ9を形
成する。
【0014】次いで,窒化層11を除去して,素子形成
領域と,これを絶縁分離するフィールド酸化膜4と素子
分離溝5とから構成される素子分離領域が形成される。
上述した素子分離領域の従来の形成方法では,二つの問
題が生ずる。
領域と,これを絶縁分離するフィールド酸化膜4と素子
分離溝5とから構成される素子分離領域が形成される。
上述した素子分離領域の従来の形成方法では,二つの問
題が生ずる。
【0015】一つの問題は,フィールド酸化膜4を完成
した後,素子分離溝5の内壁面に熱酸化膜6を形成する
ことから,この熱酸化の工程においてバーズピークが大
きくなり,素子形成領域を精密に形成することができな
いことである。
した後,素子分離溝5の内壁面に熱酸化膜6を形成する
ことから,この熱酸化の工程においてバーズピークが大
きくなり,素子形成領域を精密に形成することができな
いことである。
【0016】他の問題は,厚いフィールド酸化膜4で囲
まれた素子形成領域の表面は深く窪んでいるため,堆積
されたポリシリコン層8を研磨又はエッチバックしたと
き,この窪みにポリシリコン8aが残留することであ
る。
まれた素子形成領域の表面は深く窪んでいるため,堆積
されたポリシリコン層8を研磨又はエッチバックしたと
き,この窪みにポリシリコン8aが残留することであ
る。
【0017】即ち,この残留するポリシリコン8aを放
置すると,素子形成領域に形成されたトランジスタ又は
配線の不良の原因となるので,このポリシリコン8aを
除去する必要がある。
置すると,素子形成領域に形成されたトランジスタ又は
配線の不良の原因となるので,このポリシリコン8aを
除去する必要がある。
【0018】しかし,この残留するポリシリコン8aを
エッチングにより除去すると,素子分離溝5を埋め込む
ポリシリコン8bの表面もエッチングされ,素子分離溝
5の上に溝状の凹部が形成される。このエッチングを完
全になすには十分なオーバエッチングを必要とし,この
オーバエッチングの結果,素子分離溝5上の凹部は深く
形成される。
エッチングにより除去すると,素子分離溝5を埋め込む
ポリシリコン8bの表面もエッチングされ,素子分離溝
5の上に溝状の凹部が形成される。このエッチングを完
全になすには十分なオーバエッチングを必要とし,この
オーバエッチングの結果,素子分離溝5上の凹部は深く
形成される。
【0019】そして,後の工程において,この凹部が配
線の不良,絶縁層の不良を引起し,半導体装置の製造歩
留りを低下させるのである。他方,オーバエッチングの
問題を避けるために,素子形成領域上の窪みにポリシリ
コン8aが残らないまでに十分な研磨又はエッチバック
を行うと,上記オーバエッチングの場合と同じく,素子
分離溝5内のポリシリコン8bもまた深くまで除去さ
れ,深い溝状の凹部となるのである。
線の不良,絶縁層の不良を引起し,半導体装置の製造歩
留りを低下させるのである。他方,オーバエッチングの
問題を避けるために,素子形成領域上の窪みにポリシリ
コン8aが残らないまでに十分な研磨又はエッチバック
を行うと,上記オーバエッチングの場合と同じく,素子
分離溝5内のポリシリコン8bもまた深くまで除去さ
れ,深い溝状の凹部となるのである。
【0020】従って,半導体装置の製造歩留りは低下
し,改善されないのである。
し,改善されないのである。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】上述したように,選択
酸化により形成されたフィールド酸化膜と素子分離溝と
を組み合わせた素子分離領域を有する半導体装置の従来
の製造方法では,先に完成されたフィールド酸化膜のバ
ーズピークがその後の素子分離溝の形成過程で拡大する
ため,素子形成領域を精密に形成することができず,集
積度の向上が難しいという問題がある。
酸化により形成されたフィールド酸化膜と素子分離溝と
を組み合わせた素子分離領域を有する半導体装置の従来
の製造方法では,先に完成されたフィールド酸化膜のバ
ーズピークがその後の素子分離溝の形成過程で拡大する
ため,素子形成領域を精密に形成することができず,集
積度の向上が難しいという問題がある。
【0022】また,厚いフィールド酸化膜で囲まれた素
子形成領域の表面は深く窪んでいるため,その上に堆積
したポリシリコン層を除去して平坦化したときポリシリ
コンが残留し,この残留ポリシリコンを除去するために
素子分離溝の開口部に深い凹部が形成され,その結果,
半導体装置の製造歩留りが低下するという問題も生じて
いた。
子形成領域の表面は深く窪んでいるため,その上に堆積
したポリシリコン層を除去して平坦化したときポリシリ
コンが残留し,この残留ポリシリコンを除去するために
素子分離溝の開口部に深い凹部が形成され,その結果,
半導体装置の製造歩留りが低下するという問題も生じて
いた。
【0023】本発明は,所定の厚さより薄く形成したフ
ィールド酸化膜を,素子分離溝の内壁面の熱酸化工程に
おいて所定の厚さに形成することで,バーズピークの拡
大を抑制し,また,フィールド酸化用マスクを選択酸化
後も残しポリシリコン層除去時における素子形成領域上
の窪みを浅くすることで,素子分離溝上の窪みを浅く
し,精密かつ平坦な素子分離領域を形成する半導体装置
の製造方法を提供することを目的とする。
ィールド酸化膜を,素子分離溝の内壁面の熱酸化工程に
おいて所定の厚さに形成することで,バーズピークの拡
大を抑制し,また,フィールド酸化用マスクを選択酸化
後も残しポリシリコン層除去時における素子形成領域上
の窪みを浅くすることで,素子分離溝上の窪みを浅く
し,精密かつ平坦な素子分離領域を形成する半導体装置
の製造方法を提供することを目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理工程
図であり,素子分離領域の形成過程を半導体基板の断面
により表している。
図であり,素子分離領域の形成過程を半導体基板の断面
により表している。
【0025】上記課題を解決するために,図1を参照し
て,本発明の第一の構成は,半導体基板1表面を酸化用
マスク3を用いて選択的に酸化しフィールド酸化膜4を
形成する工程と,該フィールド酸化膜4を貫通して該半
導体基板1表面を堀り込み素子分離溝5を形成する工程
と,該酸化用マスク3を用いた選択酸化により,該素子
分離溝5の表面に熱酸化膜6を形成する工程と,該熱酸
化膜6及び該酸化用マスク3を覆い該半導体基板1上に
耐酸化膜7を堆積する工程と,次いで,該半導体基板1
上に該素子分離溝5を埋め込みポリシリコン層8を堆積
する工程と,該フィールド酸化膜4上の該耐酸化膜7を
表出するまで該半導体基板1表面と略平行に該ポリシリ
コン層8を除去する工程と,次いで,エッチングにより
該フィールド酸化膜4及び該素子分離溝5が形成されて
いない領域上に残留するポリシリコン8aを除去する工
程とを有することを特徴として構成し,及び,第二の構
成は,第一の構成の半導体装置の製造方法において,該
半導体基板1表面と略平行に該ポリシリコン層8を除去
する工程が,研磨工程又はウエットエッチング工程であ
ることを特徴として構成し,及び,第三の構成は,第一
及び第二の構成の半導体装置の製造方法において,残留
する該ポリシリコン8aを除去する工程の後,該耐酸化
膜7をマスクとする選択的酸化により該素子分離溝5を
埋め込むポリシリコン8bの表面を酸化して該素子分離
溝5の開口部を塞ぐ酸化膜からなるキャップ9を形成す
る工程を有することを特徴として構成する。
て,本発明の第一の構成は,半導体基板1表面を酸化用
マスク3を用いて選択的に酸化しフィールド酸化膜4を
形成する工程と,該フィールド酸化膜4を貫通して該半
導体基板1表面を堀り込み素子分離溝5を形成する工程
と,該酸化用マスク3を用いた選択酸化により,該素子
分離溝5の表面に熱酸化膜6を形成する工程と,該熱酸
化膜6及び該酸化用マスク3を覆い該半導体基板1上に
耐酸化膜7を堆積する工程と,次いで,該半導体基板1
上に該素子分離溝5を埋め込みポリシリコン層8を堆積
する工程と,該フィールド酸化膜4上の該耐酸化膜7を
表出するまで該半導体基板1表面と略平行に該ポリシリ
コン層8を除去する工程と,次いで,エッチングにより
該フィールド酸化膜4及び該素子分離溝5が形成されて
いない領域上に残留するポリシリコン8aを除去する工
程とを有することを特徴として構成し,及び,第二の構
成は,第一の構成の半導体装置の製造方法において,該
半導体基板1表面と略平行に該ポリシリコン層8を除去
する工程が,研磨工程又はウエットエッチング工程であ
ることを特徴として構成し,及び,第三の構成は,第一
及び第二の構成の半導体装置の製造方法において,残留
する該ポリシリコン8aを除去する工程の後,該耐酸化
膜7をマスクとする選択的酸化により該素子分離溝5を
埋め込むポリシリコン8bの表面を酸化して該素子分離
溝5の開口部を塞ぐ酸化膜からなるキャップ9を形成す
る工程を有することを特徴として構成する。
【0026】
【作用】本発明の構成では,図1(a)を参照して,先
ず,素子形成領域を画定する酸化用マスクを用いて半導
体基板1表面を選択的に酸化し,フィールド酸化膜4を
形成する。このとき,フィールド酸化膜4は,完成時の
膜厚よりも薄くする。
ず,素子形成領域を画定する酸化用マスクを用いて半導
体基板1表面を選択的に酸化し,フィールド酸化膜4を
形成する。このとき,フィールド酸化膜4は,完成時の
膜厚よりも薄くする。
【0027】次いで,フィールド酸化膜4を形成するた
めの選択酸化に用いた酸化用マスク3をそのまま残し
て,素子分離溝5を形成する。かかる素子分離溝5は,
例えばフォトエッチングにより,フィールド酸化膜4を
貫通して半導体基板表面に刻まれた溝として形成され
る。
めの選択酸化に用いた酸化用マスク3をそのまま残し
て,素子分離溝5を形成する。かかる素子分離溝5は,
例えばフォトエッチングにより,フィールド酸化膜4を
貫通して半導体基板表面に刻まれた溝として形成され
る。
【0028】次いで,図1(b)を参照して,素子形成
領域上に残されている酸化用マスク3を用いて選択酸化
を行う。この選択酸化により,素子分離溝5の内壁に熱
酸化膜6が形成されると同時に,フィールド酸化膜4の
形成領域の酸化が進み所定の完全な厚さを有するフィー
ルド酸化膜4が形成される。
領域上に残されている酸化用マスク3を用いて選択酸化
を行う。この選択酸化により,素子分離溝5の内壁に熱
酸化膜6が形成されると同時に,フィールド酸化膜4の
形成領域の酸化が進み所定の完全な厚さを有するフィー
ルド酸化膜4が形成される。
【0029】即ち,本発明では,初めに薄いフィールド
酸化膜4と素子分離用溝5とを形成し,その後,当初用
いた酸化用マスク3をそのまま利用した熱酸化により,
フィールド酸化膜4の厚膜化と素子分離溝5内壁の熱酸
化とを同時に行う。
酸化膜4と素子分離用溝5とを形成し,その後,当初用
いた酸化用マスク3をそのまま利用した熱酸化により,
フィールド酸化膜4の厚膜化と素子分離溝5内壁の熱酸
化とを同時に行う。
【0030】かかる工程では,素子分離溝5の内壁の熱
酸化を含めて,熱酸化の工程は全てフィールド酸化膜4
の選択酸化工程としてその膜厚の増加に寄与する。この
ため,本発明に係るフィールド酸化膜4は,最終のフィ
ールド酸化膜4の膜厚が同一であれば,選択酸化で形成
される通常のフィールド酸化膜とバーズピークを含めて
同一の形状となるから,バーズピークの形状が素子分離
溝5内壁の酸化工程に影響されることがない。
酸化を含めて,熱酸化の工程は全てフィールド酸化膜4
の選択酸化工程としてその膜厚の増加に寄与する。この
ため,本発明に係るフィールド酸化膜4は,最終のフィ
ールド酸化膜4の膜厚が同一であれば,選択酸化で形成
される通常のフィールド酸化膜とバーズピークを含めて
同一の形状となるから,バーズピークの形状が素子分離
溝5内壁の酸化工程に影響されることがない。
【0031】従って,本発明に係るフィールド酸化膜
は,素子分離溝5内壁に熱酸化膜6を形成した後も,通
常の選択酸化により形成されたフィールド酸化膜と同じ
精度を保持するのである。
は,素子分離溝5内壁に熱酸化膜6を形成した後も,通
常の選択酸化により形成されたフィールド酸化膜と同じ
精度を保持するのである。
【0032】是に対して,前述した従来の方法では,素
子分離溝5内壁の熱酸化時には素子分離溝5のみを選択
的に酸化する。このとき,フィールド酸化膜領域をマス
キングしてフィールド酸化膜の膜厚を抑制するため,バ
ービピークのみが大きくなる。本発明では,かかるフィ
ールド酸化膜厚が一定のままバーズピークのみ大きくと
いう事態を回避することができるのである。
子分離溝5内壁の熱酸化時には素子分離溝5のみを選択
的に酸化する。このとき,フィールド酸化膜領域をマス
キングしてフィールド酸化膜の膜厚を抑制するため,バ
ービピークのみが大きくなる。本発明では,かかるフィ
ールド酸化膜厚が一定のままバーズピークのみ大きくと
いう事態を回避することができるのである。
【0033】本発明の他の構成要素は,ポリシリコンに
よる素子分離溝の埋め込みに関する。本発明では,上記
の工程によりフィールド酸化膜4及び内壁に熱酸化膜6
を有する素子分離溝5を形成したのち,図1(c)を参
照して,熱酸化膜6,フィールド酸化膜4及び酸化用マ
スク3の表面を覆う耐酸化膜7,例えば窒化膜を形成す
る。
よる素子分離溝の埋め込みに関する。本発明では,上記
の工程によりフィールド酸化膜4及び内壁に熱酸化膜6
を有する素子分離溝5を形成したのち,図1(c)を参
照して,熱酸化膜6,フィールド酸化膜4及び酸化用マ
スク3の表面を覆う耐酸化膜7,例えば窒化膜を形成す
る。
【0034】次いで,素子分離溝5を埋め込むポリシリ
コン層を半導体基板1上全面に堆積した後,ポリシリコ
ン層をフィールド酸化膜4上の耐酸化膜7が表出するま
で半導体基板1表面と平行に除去する。この様なポリシ
リコン層の除去は,例えばフィールド酸化膜4上の耐酸
化膜7をストッバーとする,研磨又はエッチバックによ
りなすことができる。
コン層を半導体基板1上全面に堆積した後,ポリシリコ
ン層をフィールド酸化膜4上の耐酸化膜7が表出するま
で半導体基板1表面と平行に除去する。この様なポリシ
リコン層の除去は,例えばフィールド酸化膜4上の耐酸
化膜7をストッバーとする,研磨又はエッチバックによ
りなすことができる。
【0035】次いで,図1(d)を参照して,フィール
ド酸化膜4が形成されないため窪みとなる素子形成領域
上に残るポリシリコン8aをエッチングにより除去す
る。このエッチングは,等方性エッチング,特にウエッ
トエッチングによると下地層のダメージを最小にするこ
とができる。
ド酸化膜4が形成されないため窪みとなる素子形成領域
上に残るポリシリコン8aをエッチングにより除去す
る。このエッチングは,等方性エッチング,特にウエッ
トエッチングによると下地層のダメージを最小にするこ
とができる。
【0036】かかる構成では,フィールド酸化に用いら
れた酸化用マスク3が,フィールド酸化膜4の間の窪み
となる素子形成領域上にこの窪みを埋める形で残るた
め,酸化用マスク3の厚さ分だけ窪みが埋め込まれて浅
くなる結果,ポリシリコン層を堆積すべき表面が平坦に
なるのである。
れた酸化用マスク3が,フィールド酸化膜4の間の窪み
となる素子形成領域上にこの窪みを埋める形で残るた
め,酸化用マスク3の厚さ分だけ窪みが埋め込まれて浅
くなる結果,ポリシリコン層を堆積すべき表面が平坦に
なるのである。
【0037】このため,この素子形成領域上の窪んだ領
域に残るポリシリコン8aは僅かなエッチングにより容易
に除去されるから,このとき素子分離溝5を埋め込むポ
リシリコン8b表面のエッチング量は僅少である。従っ
て素子分離溝5の開口部に生ずる凹部は浅いのである。
域に残るポリシリコン8aは僅かなエッチングにより容易
に除去されるから,このとき素子分離溝5を埋め込むポ
リシリコン8b表面のエッチング量は僅少である。従っ
て素子分離溝5の開口部に生ずる凹部は浅いのである。
【0038】さらに,上述したポリシリコン層の研磨又
はバックエッチングを過剰にすることで素子形成領域上
にポリシリコン8aを残すことなく除去することもでき
る。この方法によれば,エッチング工程を省略できる。
かかる場合,素子形成領域上の窪みが浅いことから,素
子分離溝5を埋めるポリシリコン8bの除去量は少な
く,素子分離溝5の開口部に深い凹部を生ずることはな
い。
はバックエッチングを過剰にすることで素子形成領域上
にポリシリコン8aを残すことなく除去することもでき
る。この方法によれば,エッチング工程を省略できる。
かかる場合,素子形成領域上の窪みが浅いことから,素
子分離溝5を埋めるポリシリコン8bの除去量は少な
く,素子分離溝5の開口部に深い凹部を生ずることはな
い。
【0039】上述の様に,本発明では,素子分離溝5を
ポリシリコン8bで埋め込むときに素子形成領域上の窪
みを小さくできるために,素子分離溝5の開口部に深い
凹部が形成されないのである。
ポリシリコン8bで埋め込むときに素子形成領域上の窪
みを小さくできるために,素子分離溝5の開口部に深い
凹部が形成されないのである。
【0040】なお,素子分離溝5の開口部のポリシリコ
ン8bは,図1(d)を参照して,必要に応じて,例え
ば耐酸化膜7をマスクとする熱酸化により酸化し,Si
O2からなるキャップを形成することができる。本構成
によれば,上述したパーズピークが小さくかつ表面が平
坦な素子分離領域を構成する素子分離溝の開口部に,特
別の工程を追加することなく容易にキャップを形成する
ことができる。
ン8bは,図1(d)を参照して,必要に応じて,例え
ば耐酸化膜7をマスクとする熱酸化により酸化し,Si
O2からなるキャップを形成することができる。本構成
によれば,上述したパーズピークが小さくかつ表面が平
坦な素子分離領域を構成する素子分離溝の開口部に,特
別の工程を追加することなく容易にキャップを形成する
ことができる。
【0041】さらにその後,必要ならば,耐酸化膜7及
び酸化用マスク3をエッチングして除去することができ
る。
び酸化用マスク3をエッチングして除去することができ
る。
【0042】
【実施例】以下,本発明をバイポーラ集積回路に適用し
た実施例を参照して,詳細に説明する。
た実施例を参照して,詳細に説明する。
【0043】図2は本発明の実施例断面工程図(その
1),図3は本発明の実施例断面工程図(その2)であ
り,共に半導体基板の断面により素子分離領域の形成工
程を表している。なお図3は,図2の後工程を表してい
る。
1),図3は本発明の実施例断面工程図(その2)であ
り,共に半導体基板の断面により素子分離領域の形成工
程を表している。なお図3は,図2の後工程を表してい
る。
【0044】先ず,図2(a)を参照して,シリコン基
板1a表面に埋込み層1bを形成し,その上に例えば厚
さ150nmのエピタキシャル層1cを堆積したエピタキ
シャル基板を半導体基板1として用いる。
板1a表面に埋込み層1bを形成し,その上に例えば厚
さ150nmのエピタキシャル層1cを堆積したエピタキ
シャル基板を半導体基板1として用いる。
【0045】次いで,エピタキシャル層1c表面を酸化
し例えば10〜20nmのSiO2 薄膜2を形成する。さ
らにSiO2 薄膜2上に,窒化シリコンを例えば150
nm堆積し,この窒化シリコンをフォトエッチングして素
子形成領域を画定する窒化シリコンマスク3を形成す
る。
し例えば10〜20nmのSiO2 薄膜2を形成する。さ
らにSiO2 薄膜2上に,窒化シリコンを例えば150
nm堆積し,この窒化シリコンをフォトエッチングして素
子形成領域を画定する窒化シリコンマスク3を形成す
る。
【0046】次いで,窒化シリコンマスク3を選択酸化
用マスクとして用い,完成時の厚さよりも例えば200
nm薄い厚さ400nmのフィールド酸化膜4を形成する。
次いで,図2(b)を参照して,半導体基板1上全面に
リン化ガラス10(PSG)を堆積し,リン化ガラス1
0のフィールド酸化膜4上の領域に素子分離溝5を画定
する窓10aを開口する。かかる窓10aは,図示され
ていないレジストマスクを用いた異方性エッチングによ
り開口することができる。
用マスクとして用い,完成時の厚さよりも例えば200
nm薄い厚さ400nmのフィールド酸化膜4を形成する。
次いで,図2(b)を参照して,半導体基板1上全面に
リン化ガラス10(PSG)を堆積し,リン化ガラス1
0のフィールド酸化膜4上の領域に素子分離溝5を画定
する窓10aを開口する。かかる窓10aは,図示され
ていないレジストマスクを用いた異方性エッチングによ
り開口することができる。
【0047】次いで,図2(c)を参照して,リン化ガ
ラス10をマスクとする異方性エッチングにより,エピ
タキシャル層1c及び埋込み層1bを貫通してシリコン
基板1aを彫り込む素子分離溝5を形成する。かかる溝
は,例えば幅1.2μm,深さ4〜5μmである。勿
論,溝の寸法は半導体素子に応じたものとすることがで
きる。
ラス10をマスクとする異方性エッチングにより,エピ
タキシャル層1c及び埋込み層1bを貫通してシリコン
基板1aを彫り込む素子分離溝5を形成する。かかる溝
は,例えば幅1.2μm,深さ4〜5μmである。勿
論,溝の寸法は半導体素子に応じたものとすることがで
きる。
【0048】次いで,リン化ガラス10をエッチングし
て除去した後,素子分離溝5の底にチャネルストッパと
なる不純物イオンを注入する。次いで,図2(d)を参
照して,素子形成領域上に残る窒化シリコンマスク3を
用いて選択的に熱酸化をする。この熱酸化によりフィー
ルド酸化膜4の厚さは例えば200nm増加して所定の厚
さ600nmとなる。同時に素子分離溝5の内壁が熱酸化
され例えば厚さ300nmの熱酸化膜6が形成される。こ
のフィールド酸化膜4のバーズピークは,前述したよう
に通常の選択酸化により形成された厚さ600nmのフィ
ールド酸化膜が形成するバーズピークと同じ大きさであ
る。なお,素子分離溝の底の熱酸化膜6とシリコン基板
1aとの界面にはチャネルストッバ領域が形成される。
て除去した後,素子分離溝5の底にチャネルストッパと
なる不純物イオンを注入する。次いで,図2(d)を参
照して,素子形成領域上に残る窒化シリコンマスク3を
用いて選択的に熱酸化をする。この熱酸化によりフィー
ルド酸化膜4の厚さは例えば200nm増加して所定の厚
さ600nmとなる。同時に素子分離溝5の内壁が熱酸化
され例えば厚さ300nmの熱酸化膜6が形成される。こ
のフィールド酸化膜4のバーズピークは,前述したよう
に通常の選択酸化により形成された厚さ600nmのフィ
ールド酸化膜が形成するバーズピークと同じ大きさであ
る。なお,素子分離溝の底の熱酸化膜6とシリコン基板
1aとの界面にはチャネルストッバ領域が形成される。
【0049】次いで,図3(e)を参照して,例えばC
VD法を用いて,例えば厚さ30nmの窒化膜7(窒化シ
リコン膜)を素子分離溝の内面及び基板表面を覆い堆積
する。
VD法を用いて,例えば厚さ30nmの窒化膜7(窒化シ
リコン膜)を素子分離溝の内面及び基板表面を覆い堆積
する。
【0050】この窒化膜7は,作用の欄で既述した耐酸
化膜7と同一作用をするもので,この明細書及び図面に
おいて同一の符号を附している。次いで,窒化膜7上に
例えば厚さ2μmのポリシリコン層8を例えばCVD法
により,素子分離溝5を埋込み堆積する。
化膜7と同一作用をするもので,この明細書及び図面に
おいて同一の符号を附している。次いで,窒化膜7上に
例えば厚さ2μmのポリシリコン層8を例えばCVD法
により,素子分離溝5を埋込み堆積する。
【0051】次いで,ポリシリコン層8を例えばエッチ
バック又は研磨によりフィールド酸化膜4上の窒化膜7
が表出するまで除去する。この結果,図3(f)を参照
して,素子分離溝5を埋め込むポリシリコン8b及びフ
ィールド酸化膜4の間に形成された窪みに残るポリシリ
コン8aを除いて,ポリシリコン層8は除去される。
バック又は研磨によりフィールド酸化膜4上の窒化膜7
が表出するまで除去する。この結果,図3(f)を参照
して,素子分離溝5を埋め込むポリシリコン8b及びフ
ィールド酸化膜4の間に形成された窪みに残るポリシリ
コン8aを除いて,ポリシリコン層8は除去される。
【0052】次いで,図3(f)を参照して,窪みに残
るポリシリコン8aを例えばウエットエッチングにより
除去する。勿論他のエッチング方法,例えば等方性プラ
ズマエッチングを用いることもできる。
るポリシリコン8aを例えばウエットエッチングにより
除去する。勿論他のエッチング方法,例えば等方性プラ
ズマエッチングを用いることもできる。
【0053】このポリシリコン8aが残る窪みは,厚さ
600nmのフィールド酸化膜4の谷間に相当する素子形
成領域上に形成された窪みであり,フィールド酸化膜4
の厚さの略半分にあたる300nmの深さを,厚さ150
nmの窒化シリコンマスク3で埋め込んだ形状をしてい
る。従って,窒化膜7表面の窪みの深さは略150nmと
なる。これは,従来の方法による場合の1/2の深さに
過ぎない。
600nmのフィールド酸化膜4の谷間に相当する素子形
成領域上に形成された窪みであり,フィールド酸化膜4
の厚さの略半分にあたる300nmの深さを,厚さ150
nmの窒化シリコンマスク3で埋め込んだ形状をしてい
る。従って,窒化膜7表面の窪みの深さは略150nmと
なる。これは,従来の方法による場合の1/2の深さに
過ぎない。
【0054】このため,本実施例では僅かなエッチング
によっても残留するポリシリコン8aが除去されるか
ら,素子分離溝5を埋め込むポリシリコン8b表面のエ
ッチング量は僅少であり,素子分離溝5上の凹凸は浅い
ものとなる。
によっても残留するポリシリコン8aが除去されるか
ら,素子分離溝5を埋め込むポリシリコン8b表面のエ
ッチング量は僅少であり,素子分離溝5上の凹凸は浅い
ものとなる。
【0055】次いで,同じく図3(f)を参照して,熱
酸化により素子分離溝5を埋め込むポリシリコン8bの
表面を酸化し,図3(g)を参照して,素子分離溝5の
開口部を塞ぐSiO2 からなるキャップ9を形成する。
なお,この熱酸化では,素子分離溝5の開口部以外の領
域は窒化膜7で覆われているため酸化されない。
酸化により素子分離溝5を埋め込むポリシリコン8bの
表面を酸化し,図3(g)を参照して,素子分離溝5の
開口部を塞ぐSiO2 からなるキャップ9を形成する。
なお,この熱酸化では,素子分離溝5の開口部以外の領
域は窒化膜7で覆われているため酸化されない。
【0056】次いで,表出する窒化膜7,及び窒化シリ
コンマスク3をエッチングして除去することで,素子形
成領域とこれを絶縁分離する素子分離領域が形成され
る。次いで,バイポーラトランジスタの通常の製造工程
を経て半導体装置が製造される。
コンマスク3をエッチングして除去することで,素子形
成領域とこれを絶縁分離する素子分離領域が形成され
る。次いで,バイポーラトランジスタの通常の製造工程
を経て半導体装置が製造される。
【0057】上記の実施例はバイポーラトランジスタを
用いた半導体装置についてであるが,電界効果トランジ
スタについても適用されることは当然である。
用いた半導体装置についてであるが,電界効果トランジ
スタについても適用されることは当然である。
【0058】
【発明の効果】上述したように本発明によれば,素子分
離溝の内壁の熱酸化によってもフィールド酸化膜のバー
ズピークの増大はなく,また素子分離溝の上面も平坦に
形成されるから,精密かつ平坦な素子分離領域を形成す
る半導体装置の製造方法を提供することができ,半導体
装置の性能向上に大いに寄与する。
離溝の内壁の熱酸化によってもフィールド酸化膜のバー
ズピークの増大はなく,また素子分離溝の上面も平坦に
形成されるから,精密かつ平坦な素子分離領域を形成す
る半導体装置の製造方法を提供することができ,半導体
装置の性能向上に大いに寄与する。
【図1】 本発明の原理説明図
【図2】 本発明の実施例断面工程図(その1)
【図3】 本発明の実施例断面工程図(その2)
【図4】 従来例断面工程図(その1)
【図5】 従来例断面工程図(その2)
1 半導体基板 1a シリコン基板 1b 埋込み層 1c エピタキシャル層 2 SiO2 薄膜 3 酸化用マスク(窒化シリコンマスク) 4 フィールド酸化膜 5 素子分離溝 6 熱酸化膜 7 耐酸化膜(窒化膜) 8 ポリシリコン層 8a,8b ポリシリコン 9 キャップ 10 りん化ガラス 10a 窓 11 窒化層
Claims (3)
- 【請求項1】 半導体基板(1)表面を酸化用マスク
(3)を用いて選択的に酸化しフィールド酸化膜(4)
を形成する工程と, 該フィールド酸化膜(4)を貫通して該半導体基板
(1)表面を堀り込み素子分離溝(5)を形成する工程
と, 該酸化用マスク(3)を用いた選択酸化により,該素子
分離溝(5)の表面に熱酸化膜(6)を形成する工程
と, 該熱酸化膜(6)及び該酸化用マスク(3)を覆い該半
導体基板(1)上に耐酸化膜(7)を堆積する工程と, 次いで,該半導体基板(1)上に該素子分離溝(5)を
埋め込みポリシリコン層(8)を堆積する工程と, 該フィールド酸化膜(4)上の該耐酸化膜(7)を表出
するまで該半導体基板(1)表面と略平行に該ポリシリ
コン層(8)を除去する工程と, 次いで,エッチングにより該フィールド酸化膜(4)及
び該素子分離溝(5)が形成されていない領域上に残留
するポリシリコン(8a)を除去する工程とを有するこ
とを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項2】 請求項1記載の半導体装置の製造方法に
おいて, 該半導体基板(1)表面と略平行に該ポリシリコン層
(8)を除去する工程が,研磨工程又はウエットエッチ
ング工程であることを特徴とする半導体装置の製造方
法。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の半導体装置
の製造方法において, 残留する該ポリシリコン(8a)を除去する工程の後,
該耐酸化膜(7)をマスクとする選択的酸化により該素
子分離溝(5)を埋め込むポリシリコン(8b)の表面
を酸化して該素子分離溝(5)の開口部を塞ぐ酸化膜か
らなるキャップ(9)を形成する工程を有することを特
徴とする半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1433493A JPH06232248A (ja) | 1993-02-01 | 1993-02-01 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1433493A JPH06232248A (ja) | 1993-02-01 | 1993-02-01 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06232248A true JPH06232248A (ja) | 1994-08-19 |
Family
ID=11858174
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1433493A Withdrawn JPH06232248A (ja) | 1993-02-01 | 1993-02-01 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06232248A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009124178A (ja) * | 1997-06-13 | 2009-06-04 | United Microelectronics Corp | 半導体装置の製造方法 |
| US7791163B2 (en) | 2004-10-25 | 2010-09-07 | Renesas Technology Corp. | Semiconductor device and its manufacturing method |
-
1993
- 1993-02-01 JP JP1433493A patent/JPH06232248A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009124178A (ja) * | 1997-06-13 | 2009-06-04 | United Microelectronics Corp | 半導体装置の製造方法 |
| US7791163B2 (en) | 2004-10-25 | 2010-09-07 | Renesas Technology Corp. | Semiconductor device and its manufacturing method |
| US8043918B2 (en) | 2004-10-25 | 2011-10-25 | Renesas Electronics Corporation | Semiconductor device and its manufacturing method |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0449777B2 (ja) | ||
| JPS6352468B2 (ja) | ||
| JPS6116546A (ja) | 絶縁溝に対する局部区域酸化物の自動位置決め方法 | |
| KR100413829B1 (ko) | 트렌치 격리 구조 및 그 형성 방법 | |
| JPH0410740B2 (ja) | ||
| JPS6348180B2 (ja) | ||
| JP2005129654A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
| JPH1145874A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
| JPH0521591A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
| JPH06232248A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
| JP2757358B2 (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
| JPH09289245A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
| JP2000323565A (ja) | 半導体装置の製造方法及び半導体装置 | |
| TW415017B (en) | Method of improving trench isolation | |
| KR100596876B1 (ko) | 반도체 소자의 소자 분리막 형성 방법 | |
| JPH0846024A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
| JPH1126571A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
| JPH05166921A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
| JPH0521592A (ja) | 半導体装置の製造方法及び半導体装置 | |
| KR100343132B1 (ko) | 반도체장치의소자분리방법 | |
| JPH09153542A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
| JPH1126569A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
| JPH08330252A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
| JPH0344060A (ja) | 半導体集積回路装置の製造方法 | |
| JPH0834241B2 (ja) | 半導体集積回路装置の製造方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000404 |