JPH09289245A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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- JPH09289245A JPH09289245A JP8100773A JP10077396A JPH09289245A JP H09289245 A JPH09289245 A JP H09289245A JP 8100773 A JP8100773 A JP 8100773A JP 10077396 A JP10077396 A JP 10077396A JP H09289245 A JPH09289245 A JP H09289245A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】フィールド酸化膜形成時にトレンチ上部に発生
する縦型バーズビークの発生を抑制することにより、エ
ッチング残りによる配線間のショートと基板に生じる結
晶欠陥の発生を防止する。 【解決手段】半導体基板1にトレンチ9を形成する工程
と、このトレンチ9内面に第3のSiO2 膜10成する
工程と、この第3のSiO2 膜10のトレンチ9上部に
あたる部分を除去する工程と、トレンチに第1のポリシ
リコン11aまたは第2のポリシリコン11bを埋め込
み第3のSiO2 膜10を完全に被覆する工程と、第1
のポリシリコン11aまたは第2のポリシリコン11b
を酸化させ第3のSiO2 膜10に達するフィールド酸
化膜13を形成する工程を有する半導体装置の製造方
法。
する縦型バーズビークの発生を抑制することにより、エ
ッチング残りによる配線間のショートと基板に生じる結
晶欠陥の発生を防止する。 【解決手段】半導体基板1にトレンチ9を形成する工程
と、このトレンチ9内面に第3のSiO2 膜10成する
工程と、この第3のSiO2 膜10のトレンチ9上部に
あたる部分を除去する工程と、トレンチに第1のポリシ
リコン11aまたは第2のポリシリコン11bを埋め込
み第3のSiO2 膜10を完全に被覆する工程と、第1
のポリシリコン11aまたは第2のポリシリコン11b
を酸化させ第3のSiO2 膜10に達するフィールド酸
化膜13を形成する工程を有する半導体装置の製造方
法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はトレンチと呼ばれる
溝を有する半導体基板を利用した高速バイポーラIC,
高速BiCMOSIC等の製造方法に関する。
溝を有する半導体基板を利用した高速バイポーラIC,
高速BiCMOSIC等の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】シリコン基板にトレンチを形成し、これ
にポリシリコンを埋め込むことによって素子分離領域を
形成する従来方法としては、フィールド酸化膜を形成し
た後にトレンチを形成しポリシリコン膜あるいはシリコ
ン酸化膜を埋め込む方法、トレンチによる素子分離領域
を形成した後にフィールド酸化膜を形成する方法、トレ
ンチの形成後にトレンチ側壁にも同時にフィールド酸化
膜を形成し、その後でトレンチにポリシリコン膜やシリ
コン酸化膜を埋め込む方法等がある。
にポリシリコンを埋め込むことによって素子分離領域を
形成する従来方法としては、フィールド酸化膜を形成し
た後にトレンチを形成しポリシリコン膜あるいはシリコ
ン酸化膜を埋め込む方法、トレンチによる素子分離領域
を形成した後にフィールド酸化膜を形成する方法、トレ
ンチの形成後にトレンチ側壁にも同時にフィールド酸化
膜を形成し、その後でトレンチにポリシリコン膜やシリ
コン酸化膜を埋め込む方法等がある。
【0003】従来技術として、トレンチによる素子分離
領域を形成した後にフィールド酸化膜を形成する方法に
ついて図23乃至図30を用いて説明する。P型の半導
体(シリコン)基板1表面に厚さ1.0μm、不純物濃
度1E16cm-3のN型エピタキシャル層2、その下に
不純物濃度1E18cm-3の高濃度のN型埋め込み層3
を既知の方法で形成する。次に酸化法によりN型エピタ
キシャル層2の表面に厚さ50nmの第1のSiO2 膜
4を形成し、その後、CVD法により厚さ1500nm
のSiN膜5、厚さ1.0μmの第2のSiO2 膜6を
順次形成する(図23)。
領域を形成した後にフィールド酸化膜を形成する方法に
ついて図23乃至図30を用いて説明する。P型の半導
体(シリコン)基板1表面に厚さ1.0μm、不純物濃
度1E16cm-3のN型エピタキシャル層2、その下に
不純物濃度1E18cm-3の高濃度のN型埋め込み層3
を既知の方法で形成する。次に酸化法によりN型エピタ
キシャル層2の表面に厚さ50nmの第1のSiO2 膜
4を形成し、その後、CVD法により厚さ1500nm
のSiN膜5、厚さ1.0μmの第2のSiO2 膜6を
順次形成する(図23)。
【0004】次にリソグラフィー技術により幅1.0μ
mの開口溝を有するレジストパターン7を形成する。
(図24)。このレジストパターン7をマスクに異方性
エッチングを行い、N型エピタキシャル層2に到達する
開口部8を形成する(図25)。
mの開口溝を有するレジストパターン7を形成する。
(図24)。このレジストパターン7をマスクに異方性
エッチングを行い、N型エピタキシャル層2に到達する
開口部8を形成する(図25)。
【0005】第2のSiO2 膜6をマスクにしてシリコ
ン基板を深さ6μmまで異方性エッチングにより除去
し、トレンチ9を形成する。(図26)次に酸化法によ
りトレンチ9の側壁を酸化し第3のSiO2 膜10を形
成し、さらにトレンチ9内に第1のポリシリコン膜11
aを堆積し、CMPにより第2のSiO2 膜6をエッチ
ング阻止膜として第1のポリシリコン膜11aをエッチ
バックする(図27)。
ン基板を深さ6μmまで異方性エッチングにより除去
し、トレンチ9を形成する。(図26)次に酸化法によ
りトレンチ9の側壁を酸化し第3のSiO2 膜10を形
成し、さらにトレンチ9内に第1のポリシリコン膜11
aを堆積し、CMPにより第2のSiO2 膜6をエッチ
ング阻止膜として第1のポリシリコン膜11aをエッチ
バックする(図27)。
【0006】その後、露出している第2のSiO2 膜6
をバッファードフッ酸により除去し(図28)、さらに
SiN膜5をエッチング阻止膜としてCMP法により第
1のポリシリコン膜11aをエッチバックし、トレンチ
の埋め込みが完了する(図29)。次に、既知の方法で
SiN膜5を所望のパターンに加工する。
をバッファードフッ酸により除去し(図28)、さらに
SiN膜5をエッチング阻止膜としてCMP法により第
1のポリシリコン膜11aをエッチバックし、トレンチ
の埋め込みが完了する(図29)。次に、既知の方法で
SiN膜5を所望のパターンに加工する。
【0007】最後にLOCOS酸化によりN型エピタキ
シャル層2と第1のポリシリコン膜11a上に500n
mのフィールド酸化膜13を形成する(図30)。この
時、トレンチの側壁にある第3のSiO2 膜10の上部
のフィールド酸化膜13の表面には凹み13が形成され
ており、また第3のSiO2 膜10の上部には縦型バー
ズビーク14が形成される。
シャル層2と第1のポリシリコン膜11a上に500n
mのフィールド酸化膜13を形成する(図30)。この
時、トレンチの側壁にある第3のSiO2 膜10の上部
のフィールド酸化膜13の表面には凹み13が形成され
ており、また第3のSiO2 膜10の上部には縦型バー
ズビーク14が形成される。
【0008】以上の工程により素子分離が完了するが、
ただしこの方法においては、トレンチ側壁に形成されて
いる第3のSiO2 膜10の存在により、LOCOS酸
化時に第3のSiO2 膜10とフィールド酸化膜13が
隣接する部分に前述のような縦型バーズビーク14が生
じ、そのためフィールド酸化膜13形成後この上面には
縦型バーズビーク14に対応した凹みが形成されてしま
う。その結果、LOCOS酸化後の工程で電極引き出し
のための導電層をエッチングによりパターン形成する場
合、この凹み部分に導電層のエッチング残りを生じ易く
なり、特にそのエッチングが異方性エッチングである場
合はその傾向が大きくなり、残存した導電層が電気的に
導通し配線間のショートを誘発する。従来技術ではこの
状況を打開すべく、過度なオーバーエッチングにより縦
型バーズビーク14内の導電層のエッチング残りを除去
している。
ただしこの方法においては、トレンチ側壁に形成されて
いる第3のSiO2 膜10の存在により、LOCOS酸
化時に第3のSiO2 膜10とフィールド酸化膜13が
隣接する部分に前述のような縦型バーズビーク14が生
じ、そのためフィールド酸化膜13形成後この上面には
縦型バーズビーク14に対応した凹みが形成されてしま
う。その結果、LOCOS酸化後の工程で電極引き出し
のための導電層をエッチングによりパターン形成する場
合、この凹み部分に導電層のエッチング残りを生じ易く
なり、特にそのエッチングが異方性エッチングである場
合はその傾向が大きくなり、残存した導電層が電気的に
導通し配線間のショートを誘発する。従来技術ではこの
状況を打開すべく、過度なオーバーエッチングにより縦
型バーズビーク14内の導電層のエッチング残りを除去
している。
【0009】また、縦型バーズビーク14は、LOCO
S酸化時にトレンチ側壁に形成された第3のSiO2 膜
10中を拡散する酸素により、半導体基板1、あるいは
トレンチ9に埋め込まれている第1のポリシリコン膜1
1aが酸化されることにより生じるが、この縦型バーズ
ビーク14は堆積膨張を伴うためトレンチ上部にはスト
レスが発生する。このストレスは半導体基板1内に結晶
欠陥を誘発する要因の一つとなっている。
S酸化時にトレンチ側壁に形成された第3のSiO2 膜
10中を拡散する酸素により、半導体基板1、あるいは
トレンチ9に埋め込まれている第1のポリシリコン膜1
1aが酸化されることにより生じるが、この縦型バーズ
ビーク14は堆積膨張を伴うためトレンチ上部にはスト
レスが発生する。このストレスは半導体基板1内に結晶
欠陥を誘発する要因の一つとなっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来技術の半導体装置
の製造方法によると、トレンチによる素子分離領域を形
成する際に、トレンチ上部に縦型バーズビークが形成さ
れてしまい、この縦型バーズビークは導電層のエッチン
グ残りによるショートを誘発し、さらに半導体基板等に
結晶欠陥が生じる原因にもなっていた。
の製造方法によると、トレンチによる素子分離領域を形
成する際に、トレンチ上部に縦型バーズビークが形成さ
れてしまい、この縦型バーズビークは導電層のエッチン
グ残りによるショートを誘発し、さらに半導体基板等に
結晶欠陥が生じる原因にもなっていた。
【0011】本発明は上記欠点を除去するもので、縦型
バーズビークの発生を抑制し、導電層のエッチング残り
による半導体装置の配線間のショートを回避し、半導体
基板等での結晶欠陥の発生を防止することが可能な半導
体装置の製造方法を提供することを目的とする。
バーズビークの発生を抑制し、導電層のエッチング残り
による半導体装置の配線間のショートを回避し、半導体
基板等での結晶欠陥の発生を防止することが可能な半導
体装置の製造方法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明では、半導体基板上に第1のSiO
2膜、SiN膜及び第2のSiO2 膜を順次形成する工
程と、第2のSiO2 膜から半導体基板の内部にかけて
トレンチを形成する工程と、このトレンチ内における半
導体基板の露出面に第3のSiO2 膜を形成する工程
と、第1のSiO2 膜近傍の前記第3のSiO2 膜を除
去する工程と、トレンチ内に前記第3のSiO2 膜及び
第1のSiO2 膜を覆う第1のポリシリコン膜を形成す
る工程と、第1のポリシリコン膜を形成した後、第2の
SiO2 膜及び前記SiN膜を除去する工程と、第1の
ポリシリコン膜を酸化させ、残存する第3のSiO2 膜
に達するフィールド酸化膜を形成する工程を有すること
を特徴とする半導体装置の製造方法を提供し、第2の発
明では、半導体基板上に第1のSiO2 膜、SiN膜及
び第2のSiO2 膜を順次形成する工程と、第2のSi
O2 膜から半導体基板の内部にかけてトレンチを形成す
る工程と、このトレンチ内における半導体基板の露出面
に第3のSiO2 膜を形成する工程と、トレンチ内に第
3のSiO2 膜及び第1のSiO2 膜を覆う第1のポリ
シリコン膜を形成する工程と、第1のポリシリコン膜を
形成した後、第2のSiO2 膜を除去しSiN膜を露出
する工程と、第1のSiO2 膜近傍の第3のSiO2 膜
及び第1のポリシリコン膜を除去し、トレンチ上部に半
導体基板を露出させる工程と、トレンチ内に残存する第
3のSiO2 膜と第1のポリシリコン膜上に、第1のS
iO2 膜を覆う第2のポリシリコン膜を形成する工程
と、第2のポリシリコン膜を形成した後、露出する前記
SiN膜を除去する工程と、SiN膜を除去した後、第
2のポリシリコン膜を酸化させ、残存する第3のSiO
2 膜に達するフィールド酸化膜を形成する工程を有する
ことを特徴とする半導体装置の製造方法を提供する。
に、第1の発明では、半導体基板上に第1のSiO
2膜、SiN膜及び第2のSiO2 膜を順次形成する工
程と、第2のSiO2 膜から半導体基板の内部にかけて
トレンチを形成する工程と、このトレンチ内における半
導体基板の露出面に第3のSiO2 膜を形成する工程
と、第1のSiO2 膜近傍の前記第3のSiO2 膜を除
去する工程と、トレンチ内に前記第3のSiO2 膜及び
第1のSiO2 膜を覆う第1のポリシリコン膜を形成す
る工程と、第1のポリシリコン膜を形成した後、第2の
SiO2 膜及び前記SiN膜を除去する工程と、第1の
ポリシリコン膜を酸化させ、残存する第3のSiO2 膜
に達するフィールド酸化膜を形成する工程を有すること
を特徴とする半導体装置の製造方法を提供し、第2の発
明では、半導体基板上に第1のSiO2 膜、SiN膜及
び第2のSiO2 膜を順次形成する工程と、第2のSi
O2 膜から半導体基板の内部にかけてトレンチを形成す
る工程と、このトレンチ内における半導体基板の露出面
に第3のSiO2 膜を形成する工程と、トレンチ内に第
3のSiO2 膜及び第1のSiO2 膜を覆う第1のポリ
シリコン膜を形成する工程と、第1のポリシリコン膜を
形成した後、第2のSiO2 膜を除去しSiN膜を露出
する工程と、第1のSiO2 膜近傍の第3のSiO2 膜
及び第1のポリシリコン膜を除去し、トレンチ上部に半
導体基板を露出させる工程と、トレンチ内に残存する第
3のSiO2 膜と第1のポリシリコン膜上に、第1のS
iO2 膜を覆う第2のポリシリコン膜を形成する工程
と、第2のポリシリコン膜を形成した後、露出する前記
SiN膜を除去する工程と、SiN膜を除去した後、第
2のポリシリコン膜を酸化させ、残存する第3のSiO
2 膜に達するフィールド酸化膜を形成する工程を有する
ことを特徴とする半導体装置の製造方法を提供する。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明で提供する手段を用いる
と、第1または第2のポリシリコン膜上にフィールド酸
化膜を形成する際に、予めトレンチ内面の第3のSiO
2 膜の端部を除去し、これを第1または第2のポリシリ
コン膜で覆っておくことにより、第3のSiO2 膜にフ
ィールド酸化が進行せず第3のSiO2 膜の体積膨張が
起こらず、したがってバーズビークを抑制することがで
きる。
と、第1または第2のポリシリコン膜上にフィールド酸
化膜を形成する際に、予めトレンチ内面の第3のSiO
2 膜の端部を除去し、これを第1または第2のポリシリ
コン膜で覆っておくことにより、第3のSiO2 膜にフ
ィールド酸化が進行せず第3のSiO2 膜の体積膨張が
起こらず、したがってバーズビークを抑制することがで
きる。
【0014】その結果、導電層のエッチング残りによる
半導体装置の配線間のショートを回避でき、さらに半導
体基板等に結晶欠陥の発生を抑制することができる。以
下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明す
る。図1乃至図11は本発明の第1の実施の形態であ
る。
半導体装置の配線間のショートを回避でき、さらに半導
体基板等に結晶欠陥の発生を抑制することができる。以
下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明す
る。図1乃至図11は本発明の第1の実施の形態であ
る。
【0015】P型の半導体(シリコン)基板1表面に厚
さ1.0μm、不純物濃度1E16cm-3のN型エピタ
キシャル層2、その下に不純物濃度1E18cm-3の高
濃度のN型埋め込み層3を既知の方法で形成する。次に
酸化法によりN型エピタキシャル層2の表面に厚さ50
nmの第1のSiO2 膜4を形成し、その後、CVD法
により厚さ1500nmのSiN膜5、厚さ1.0μm
の第2のSiO2 膜6を順次形成する(図1)。
さ1.0μm、不純物濃度1E16cm-3のN型エピタ
キシャル層2、その下に不純物濃度1E18cm-3の高
濃度のN型埋め込み層3を既知の方法で形成する。次に
酸化法によりN型エピタキシャル層2の表面に厚さ50
nmの第1のSiO2 膜4を形成し、その後、CVD法
により厚さ1500nmのSiN膜5、厚さ1.0μm
の第2のSiO2 膜6を順次形成する(図1)。
【0016】次にリソグラフィー技術により幅1.0μ
mの開口溝を有するレジストパターン7を形成する(図
2)。このレジストパターン7をマスクに異方性エッチ
ングを行い、N型エピタキシャル層2に到達する開口部
8を形成する(図3)。
mの開口溝を有するレジストパターン7を形成する(図
2)。このレジストパターン7をマスクに異方性エッチ
ングを行い、N型エピタキシャル層2に到達する開口部
8を形成する(図3)。
【0017】第2のSiO2 膜6をマスクにしてシリコ
ン基板を深さ6μmまで異方性エッチングにより除去
し、トレンチ9を形成する。(図4) 次に酸化法によりトレンチ9の側壁を酸化し第3のSi
O2 膜10を形成する。その後CVD法によりポリシリ
コン膜12をトレンチの側壁と第2のSiO2膜上に1
50nmの厚さで堆積し(図5)、異方性エッチングに
よりトレンチ9上方のポリシリコン膜12を半導体基板
1の表面より250nmの深さまで除去する(図6)。
ン基板を深さ6μmまで異方性エッチングにより除去
し、トレンチ9を形成する。(図4) 次に酸化法によりトレンチ9の側壁を酸化し第3のSi
O2 膜10を形成する。その後CVD法によりポリシリ
コン膜12をトレンチの側壁と第2のSiO2膜上に1
50nmの厚さで堆積し(図5)、異方性エッチングに
よりトレンチ9上方のポリシリコン膜12を半導体基板
1の表面より250nmの深さまで除去する(図6)。
【0018】次にトレンチ9内部に露出する第3のSi
O2 膜10をポリシリコン膜12をマスクにしてバッフ
ァードフッ酸により除去する(図7)。次にトレンチ9
にCVD法により第1のポリシリコン膜11aを堆積
し、さらにCMP法により第2のSiO2 膜6をエッチ
ング阻止膜として第1のポリシリコン膜11aをエッチ
バックする(図8)。この時、第1のポリシリコン膜1
1aの表面と第2のSiO2 膜6の表面が同一平面とな
るようにエッチバックしてもよい。
O2 膜10をポリシリコン膜12をマスクにしてバッフ
ァードフッ酸により除去する(図7)。次にトレンチ9
にCVD法により第1のポリシリコン膜11aを堆積
し、さらにCMP法により第2のSiO2 膜6をエッチ
ング阻止膜として第1のポリシリコン膜11aをエッチ
バックする(図8)。この時、第1のポリシリコン膜1
1aの表面と第2のSiO2 膜6の表面が同一平面とな
るようにエッチバックしてもよい。
【0019】その後、露出している第2のSiO2 膜6
をバッファードフッ酸により除去し(図9)、さらにS
iN膜5をエッチング阻止膜としてCMP法により第1
のポリシリコン膜11aをエッチバックし、トレンチへ
の埋め込みが完了する(図10)。この時、第1のポリ
シリコン膜11aの表面とSiN膜5の表面が同一平面
となるようにエッチバックしもよい。
をバッファードフッ酸により除去し(図9)、さらにS
iN膜5をエッチング阻止膜としてCMP法により第1
のポリシリコン膜11aをエッチバックし、トレンチへ
の埋め込みが完了する(図10)。この時、第1のポリ
シリコン膜11aの表面とSiN膜5の表面が同一平面
となるようにエッチバックしもよい。
【0020】最後に既知の方法でSiN膜5を所望のパ
ターンに加工し、酸化法により膜厚500nmのフィー
ルド酸化膜13を形成する(図11)。この時、SiN
膜5をパターンに加工した後、第1のSiO2 膜4を除
去し、その後フィールド酸化膜13を形成してもよい。
ターンに加工し、酸化法により膜厚500nmのフィー
ルド酸化膜13を形成する(図11)。この時、SiN
膜5をパターンに加工した後、第1のSiO2 膜4を除
去し、その後フィールド酸化膜13を形成してもよい。
【0021】フィールド酸化膜13を形成した後、この
フィールド酸化膜13上に図示せぬ導電層を形成しパタ
ーニングする。ところで、第1の実施の形態では図5乃
至図7を用いて、半導体基板1に形成され、かつトレン
チ上部に形成された第3のSiO2 膜10の上部を除去
する工程について説明しており、具体的にはポリシリコ
ン膜12をマスクに第3のSiO2 膜10をエッチング
する工程について説明している。しかしながら、マスク
であるポリシリコン膜12の形態は必ずしも膜状でなく
てもよく、例えば図6に示すポリシリコン膜12の表面
位置までトレンチ9を埋めるようにポリシリコンを形成
した後、これをマスクにSiO2 膜10をエッチング
し、その後、このポリシリコンを除去すれば、本願発明
の効果は十分に得ることができる。また、その際のマス
クの材料としてはポリシリコンでなくても良く、マスク
をエッチングする時に他の露出面に対して選択性のある
材料であることが条件となる。要するにトレンチ9の上
部の第3のSiO2 膜10を露出させる工程が存在すれ
ば、本願発明の効果を得ることができる。
フィールド酸化膜13上に図示せぬ導電層を形成しパタ
ーニングする。ところで、第1の実施の形態では図5乃
至図7を用いて、半導体基板1に形成され、かつトレン
チ上部に形成された第3のSiO2 膜10の上部を除去
する工程について説明しており、具体的にはポリシリコ
ン膜12をマスクに第3のSiO2 膜10をエッチング
する工程について説明している。しかしながら、マスク
であるポリシリコン膜12の形態は必ずしも膜状でなく
てもよく、例えば図6に示すポリシリコン膜12の表面
位置までトレンチ9を埋めるようにポリシリコンを形成
した後、これをマスクにSiO2 膜10をエッチング
し、その後、このポリシリコンを除去すれば、本願発明
の効果は十分に得ることができる。また、その際のマス
クの材料としてはポリシリコンでなくても良く、マスク
をエッチングする時に他の露出面に対して選択性のある
材料であることが条件となる。要するにトレンチ9の上
部の第3のSiO2 膜10を露出させる工程が存在すれ
ば、本願発明の効果を得ることができる。
【0022】さらに、図7に示す工程では、トレンチ9
低面の第3のSiO2 膜10を除去しており、その結
果、図8に示すように第1のポリシリコン膜11aを半
導体基板1の直上に形成する構造となっている。この構
造は半導体基板1と第1のポリシリコン膜11aが電気
的に接触した状態であること意味するが、トレンチ9の
深さや第3のSiO2 膜10の膜厚が従来通りであれ
ば、このような構造でも素子分離の観点から何等問題は
なかった。もし、トレンチ9を十分深く形成できない場
合、あるいは第3のSiO2 膜10の膜厚を薄くせざる
を得ない場合は、上述のようにトレンチ9が埋まるよう
に形成したポリシリコン膜12をマスクとして第3のS
iO2 膜10をエッチングする工程を用いれば、トレン
チ9低面の第3のSiO2 膜10が除去されることがな
く、半導体基板1と第1のポリシリコン膜11aは電気
的に完全に独立させることができる。
低面の第3のSiO2 膜10を除去しており、その結
果、図8に示すように第1のポリシリコン膜11aを半
導体基板1の直上に形成する構造となっている。この構
造は半導体基板1と第1のポリシリコン膜11aが電気
的に接触した状態であること意味するが、トレンチ9の
深さや第3のSiO2 膜10の膜厚が従来通りであれ
ば、このような構造でも素子分離の観点から何等問題は
なかった。もし、トレンチ9を十分深く形成できない場
合、あるいは第3のSiO2 膜10の膜厚を薄くせざる
を得ない場合は、上述のようにトレンチ9が埋まるよう
に形成したポリシリコン膜12をマスクとして第3のS
iO2 膜10をエッチングする工程を用いれば、トレン
チ9低面の第3のSiO2 膜10が除去されることがな
く、半導体基板1と第1のポリシリコン膜11aは電気
的に完全に独立させることができる。
【0023】本発明の第2の実施の形態を図12乃至図
22に示す。P型の半導体(シリコン)基板1表面に厚
さ1.0μm、不純物濃度1E16cm-3のN型エピタ
キシャル層2、その下に不純物濃度1E18cm-3の高
濃度のN型埋め込み層3を既知の方法で形成する。次に
酸化法によりN型エピタキシャル層2の表面に厚さ50
nmの第1のSiO2 膜4を形成し、その後、CVD法
により厚さ1500nmのSiN膜5、厚さ1.0μm
の第2のSiO2 膜6を順次形成する(図12)。
22に示す。P型の半導体(シリコン)基板1表面に厚
さ1.0μm、不純物濃度1E16cm-3のN型エピタ
キシャル層2、その下に不純物濃度1E18cm-3の高
濃度のN型埋め込み層3を既知の方法で形成する。次に
酸化法によりN型エピタキシャル層2の表面に厚さ50
nmの第1のSiO2 膜4を形成し、その後、CVD法
により厚さ1500nmのSiN膜5、厚さ1.0μm
の第2のSiO2 膜6を順次形成する(図12)。
【0024】次にリソグラフィー技術により幅1.0μ
mの開口溝を有するレジストパターン7を形成する。
(図13)。このレジストパターン7をマスクに異方性
エッチングを行い、N型エピタキシャル層2に到達する
開口部8を形成する(図14)。
mの開口溝を有するレジストパターン7を形成する。
(図13)。このレジストパターン7をマスクに異方性
エッチングを行い、N型エピタキシャル層2に到達する
開口部8を形成する(図14)。
【0025】第2のSiO2 膜6をマスクにして半導体
基板1を深さ6μmまで異方性エッチングにより除去
し、トレンチ9を形成する。(図15) 次に酸化法により、トレンチ9の側壁を酸化し、第3の
SiO2 膜10を形成すし、続いてCVD法により第1
のポリシリコン膜11aを1.5μmの厚さで堆積し、
CMP法により第2のSiO2 膜6をエッチング阻止膜
として第1のポリシリコン膜11aをエッチバックする
(図16)。この時、第1のポリシリコン膜11aの表
面と第2のSiO2 膜6の表面が同一平面となるように
エッチバックしてもよい。
基板1を深さ6μmまで異方性エッチングにより除去
し、トレンチ9を形成する。(図15) 次に酸化法により、トレンチ9の側壁を酸化し、第3の
SiO2 膜10を形成すし、続いてCVD法により第1
のポリシリコン膜11aを1.5μmの厚さで堆積し、
CMP法により第2のSiO2 膜6をエッチング阻止膜
として第1のポリシリコン膜11aをエッチバックする
(図16)。この時、第1のポリシリコン膜11aの表
面と第2のSiO2 膜6の表面が同一平面となるように
エッチバックしてもよい。
【0026】その後、露出している第2のSiO2 膜6
をバッファードフッ酸により除去し(図17)、さらに
SiN膜5をエッチング阻止膜としてCMP法により第
1のポリシリコン膜11aをSiN膜5の表面位置まで
エッチバック(図18)する。この時、第1のポリシリ
コン膜11aの表面とSiN膜5の表面が同一平面とな
るようにエッチバックしてもよい。
をバッファードフッ酸により除去し(図17)、さらに
SiN膜5をエッチング阻止膜としてCMP法により第
1のポリシリコン膜11aをSiN膜5の表面位置まで
エッチバック(図18)する。この時、第1のポリシリ
コン膜11aの表面とSiN膜5の表面が同一平面とな
るようにエッチバックしてもよい。
【0027】第1ポリシリコン膜11aのエッチバック
の後、等方性エッチングにより第1のポリシリコン膜1
1aをSiN膜5の表面位置から250nmの深さまで
エッチングする(図19)。
の後、等方性エッチングにより第1のポリシリコン膜1
1aをSiN膜5の表面位置から250nmの深さまで
エッチングする(図19)。
【0028】次に、トレンチ内部に露出する第3のSi
O2 膜10を第1のポリシリコン膜11aをマスクにし
てバッファードフッ酸より除去する(図20)。次に、
CVD法により第2のポリシリコン膜11bを第1のポ
リシリコン膜11a上に0.5μmの厚さで堆積し、S
iN膜5をエッチング阻止膜としてCMP法により第2
のポリシリコン11bをエッチバックし、トレンチへの
埋め込みが完了する(図21)。この時、第2のポリシ
リコン膜11bの表面とSiN膜5の表面が同一平面と
なるようにエッチバックしてもよい。
O2 膜10を第1のポリシリコン膜11aをマスクにし
てバッファードフッ酸より除去する(図20)。次に、
CVD法により第2のポリシリコン膜11bを第1のポ
リシリコン膜11a上に0.5μmの厚さで堆積し、S
iN膜5をエッチング阻止膜としてCMP法により第2
のポリシリコン11bをエッチバックし、トレンチへの
埋め込みが完了する(図21)。この時、第2のポリシ
リコン膜11bの表面とSiN膜5の表面が同一平面と
なるようにエッチバックしてもよい。
【0029】次に、既知の方法でSiN膜5を所望のパ
ターンに加工を行い、その後、酸化法により500nm
の厚さのフィールド酸化膜13を形成する(図22)。
この時、SiN膜5をパターンに加工した後、第1のS
iO2 膜4を除去し、その後フィールド酸化膜13を形
成してもよい。
ターンに加工を行い、その後、酸化法により500nm
の厚さのフィールド酸化膜13を形成する(図22)。
この時、SiN膜5をパターンに加工した後、第1のS
iO2 膜4を除去し、その後フィールド酸化膜13を形
成してもよい。
【0030】フィールド酸化膜13を形成した後、この
フィールド酸化膜13上に図示せぬ導電層を形成しパタ
ーニングする。第2の実施の形態の特徴的な部分は、第
3のSiO2 膜10をエッチングする工程にある。図1
6乃至図20に示した工程図にもあるように、第2の実
施例ではトレンチ9上部の第3のSiO2 膜10をエッ
チングする際に、トレンチ9に埋め込むようにして形成
した第1のポリシリコン膜11aをマスクとして用いて
いる。第1の実施例でもポリシリコン膜12をマスクと
して利用することを前述したが、その際、図6に示すよ
うにトレンチ9の上部の第3のSiO2 膜10が露出す
ることが前提である。ところが第2の実施例では、図1
6に示すようにトレンチ9が完全に埋まるように第1の
ポリシリコン膜11aを形成しており、トレンチ9上部
の第3のSiO2 膜10の除去においては、図19に示
す工程でようやくトレンチ9上部のポリシリコン膜11
aを除去し、第3のSiO2 膜10を露出させている。
その後、第3のSiO2 膜10を覆うように第2のポリ
シリコン膜11bを形成する訳であるが、第2の実施例
を用いるとマスクとしてトレンチ9に埋め込んだ第1の
ポリシリコン膜11aは、トレンチ9の上部を除去する
以外はそのままトレンチ9に残存させ、さらに第1のポ
リシリコン膜11a上に第2のポリシリコン膜11bを
形成することによりトレンチ9への埋め込みを完了させ
ている。従って、第2の実施例においてはトレンチ9低
面の第3のSiO2 膜10がエッチングされることがな
く、半導体基板1と第1のポリシリコン膜11aの絶縁
は完全に保たれる。この方法はトレンチ9の深さや第3
のSiO2 膜10の膜厚に制限があり、かつ半導体基板
1と第1のポリシリコン膜11aとの絶縁が必須条件で
あるよな場合に非常に有効である。
フィールド酸化膜13上に図示せぬ導電層を形成しパタ
ーニングする。第2の実施の形態の特徴的な部分は、第
3のSiO2 膜10をエッチングする工程にある。図1
6乃至図20に示した工程図にもあるように、第2の実
施例ではトレンチ9上部の第3のSiO2 膜10をエッ
チングする際に、トレンチ9に埋め込むようにして形成
した第1のポリシリコン膜11aをマスクとして用いて
いる。第1の実施例でもポリシリコン膜12をマスクと
して利用することを前述したが、その際、図6に示すよ
うにトレンチ9の上部の第3のSiO2 膜10が露出す
ることが前提である。ところが第2の実施例では、図1
6に示すようにトレンチ9が完全に埋まるように第1の
ポリシリコン膜11aを形成しており、トレンチ9上部
の第3のSiO2 膜10の除去においては、図19に示
す工程でようやくトレンチ9上部のポリシリコン膜11
aを除去し、第3のSiO2 膜10を露出させている。
その後、第3のSiO2 膜10を覆うように第2のポリ
シリコン膜11bを形成する訳であるが、第2の実施例
を用いるとマスクとしてトレンチ9に埋め込んだ第1の
ポリシリコン膜11aは、トレンチ9の上部を除去する
以外はそのままトレンチ9に残存させ、さらに第1のポ
リシリコン膜11a上に第2のポリシリコン膜11bを
形成することによりトレンチ9への埋め込みを完了させ
ている。従って、第2の実施例においてはトレンチ9低
面の第3のSiO2 膜10がエッチングされることがな
く、半導体基板1と第1のポリシリコン膜11aの絶縁
は完全に保たれる。この方法はトレンチ9の深さや第3
のSiO2 膜10の膜厚に制限があり、かつ半導体基板
1と第1のポリシリコン膜11aとの絶縁が必須条件で
あるよな場合に非常に有効である。
【0031】第1の実施の形態においては第3のSiO
2 膜10を第1のポリシリコン膜11aにより覆うこと
により、フィールド酸化膜13を形成する工程時の酸化
の進行をくい止めている。また、第2の実施の形態にお
いては第3のSiO2 膜10を第2のポリシリコン膜1
1bにより覆うことにより、フィールド酸化膜13を形
成する工程時の酸化の進行をくい止めている。つまり、
第3のSiO2 膜10の内、トレンチ9の上部に存在す
る部分を除去しておくと、その後の工程でトレンチ9内
に第1のポリシリコン膜11aや第2のポリシリコン膜
11bを形成する際に、第3のSiO2 膜10の露出部
分がなくなり、その状態でフィールド酸化膜13を形成
する工程に突入したとしても、第3のSiO2 膜10は
酸化されない。
2 膜10を第1のポリシリコン膜11aにより覆うこと
により、フィールド酸化膜13を形成する工程時の酸化
の進行をくい止めている。また、第2の実施の形態にお
いては第3のSiO2 膜10を第2のポリシリコン膜1
1bにより覆うことにより、フィールド酸化膜13を形
成する工程時の酸化の進行をくい止めている。つまり、
第3のSiO2 膜10の内、トレンチ9の上部に存在す
る部分を除去しておくと、その後の工程でトレンチ9内
に第1のポリシリコン膜11aや第2のポリシリコン膜
11bを形成する際に、第3のSiO2 膜10の露出部
分がなくなり、その状態でフィールド酸化膜13を形成
する工程に突入したとしても、第3のSiO2 膜10は
酸化されない。
【0032】但し、この時やみくもに酸化を行うと、第
1のポリシリコン膜11a、第2のポリシリコン膜11
b、半導体基板1等から間接的に酸化が進行してしまう
虞がある。そのためフィールド酸化膜13を形成する際
には、第1のポリシリコン膜11aや第2のポリシリコ
ン膜11bの酸化が第3のSiO2 膜10の端部に達し
た時点で終了させることが重要である。第1のポリシリ
コン膜11aや第2のポリシリコン膜11bの酸化を制
御する方法には、熱酸化法を用いる場合であれば温度や
時間等の条件を変更することが有効で、これらを種々変
更した場合に第1のポリシリコン膜11aや第2のポリ
シリコン膜11bが半導体基板1の垂直方向にどの程度
酸化が進行するか予め知っておけば、この制御はさらに
効果的となる。
1のポリシリコン膜11a、第2のポリシリコン膜11
b、半導体基板1等から間接的に酸化が進行してしまう
虞がある。そのためフィールド酸化膜13を形成する際
には、第1のポリシリコン膜11aや第2のポリシリコ
ン膜11bの酸化が第3のSiO2 膜10の端部に達し
た時点で終了させることが重要である。第1のポリシリ
コン膜11aや第2のポリシリコン膜11bの酸化を制
御する方法には、熱酸化法を用いる場合であれば温度や
時間等の条件を変更することが有効で、これらを種々変
更した場合に第1のポリシリコン膜11aや第2のポリ
シリコン膜11bが半導体基板1の垂直方向にどの程度
酸化が進行するか予め知っておけば、この制御はさらに
効果的となる。
【0033】さらに、本実施の形態では第1のポリシリ
コン膜11aや第2のポリシリコン膜11bの表面を平
坦化する工程を有しているが、これは上述の制御を容易
にする効果がある。このようにしてトレンチによる素子
分離を行うと、フィールド酸化膜13形成時に第3のS
iO2 膜の膨張が起こらない。従って、先ず縦型バーズ
ビークの発生を抑制する効果がある。
コン膜11aや第2のポリシリコン膜11bの表面を平
坦化する工程を有しているが、これは上述の制御を容易
にする効果がある。このようにしてトレンチによる素子
分離を行うと、フィールド酸化膜13形成時に第3のS
iO2 膜の膨張が起こらない。従って、先ず縦型バーズ
ビークの発生を抑制する効果がある。
【0034】さらに、縦型バーズビークが存在しなけれ
ばフィールド酸化膜13上に凹部が形成されなくなる。
この凹部が存在しないことにより、導電層のパターニン
グが非常に効率よく行うことができる。つまり、凹部は
導電層のエッチング残りを生じさせ、このエッチング残
りを除去するためにはフィールド酸化膜13の表面を平
坦にするためのエッチングが必然的に必要となるが、本
願発明ではそのような工程を必要としない。そして、縦
型バーズビークの発生を抑制することにより、トレンチ
9内部の第3のSiO2 膜の酸化による膨張が起こらな
いために、半導体基板1内に物理的なストレスが生じ
ず、半導体基板1内での結晶欠陥の発生を防止する効果
がある。
ばフィールド酸化膜13上に凹部が形成されなくなる。
この凹部が存在しないことにより、導電層のパターニン
グが非常に効率よく行うことができる。つまり、凹部は
導電層のエッチング残りを生じさせ、このエッチング残
りを除去するためにはフィールド酸化膜13の表面を平
坦にするためのエッチングが必然的に必要となるが、本
願発明ではそのような工程を必要としない。そして、縦
型バーズビークの発生を抑制することにより、トレンチ
9内部の第3のSiO2 膜の酸化による膨張が起こらな
いために、半導体基板1内に物理的なストレスが生じ
ず、半導体基板1内での結晶欠陥の発生を防止する効果
がある。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の製造方法
を用いると、ICのトレンチにおいて縦型バーズビーク
の発生を抑制することができ、その結果、導電層のエッ
チング残りによる半導体装置の配線間のショートを回避
し、半導体基板等での結晶欠陥の発生を防止することが
可能な半導体装置の製造方法を提供することができる。
を用いると、ICのトレンチにおいて縦型バーズビーク
の発生を抑制することができ、その結果、導電層のエッ
チング残りによる半導体装置の配線間のショートを回避
し、半導体基板等での結晶欠陥の発生を防止することが
可能な半導体装置の製造方法を提供することができる。
【図1】第1の実施の形態であって半導体基板上に、第
1のSiO2 膜、SiN膜、第2のSiO2 膜を形成す
る工程を示す基板断面図。
1のSiO2 膜、SiN膜、第2のSiO2 膜を形成す
る工程を示す基板断面図。
【図2】第1の実施の形態であって第2のSiO2 膜上
に開口溝を有するレジストパターンを形成する工程を示
す基板断面図。
に開口溝を有するレジストパターンを形成する工程を示
す基板断面図。
【図3】第1の実施の形態であってN型エピタキシャル
層に到達する開口部を形成する工程を示す基板断面図。
層に到達する開口部を形成する工程を示す基板断面図。
【図4】第1の実施の形態であってトレンチを形成する
工程を示す基板断面図。
工程を示す基板断面図。
【図5】第1の実施の形態であってトレンチ内壁に第3
のSiO2 膜を、その上にポリシリコンを形成する工程
を示す基板断面図。
のSiO2 膜を、その上にポリシリコンを形成する工程
を示す基板断面図。
【図6】第1の実施の形態であってトレンチ内にポリシ
リコンを残存形成する工程を示す基板断面図。
リコンを残存形成する工程を示す基板断面図。
【図7】第1の実施の形態であって第3のSiO2 膜の
端部を除去する工程を示す基板断面図。
端部を除去する工程を示す基板断面図。
【図8】第1の実施の形態であってトレンチ内に第1の
ポリシリコンを形成する工程を示す基板断面図。
ポリシリコンを形成する工程を示す基板断面図。
【図9】第1の実施の形態であって第2のSiO2 膜を
除去する工程を示す基板断面図。
除去する工程を示す基板断面図。
【図10】第1の実施の形態であって第1のポリシリコ
ンをエッチバックする工程を示す基板断面図。
ンをエッチバックする工程を示す基板断面図。
【図11】第1の実施の形態であってSiN膜と第1の
SiO2 膜を除去後にフィールド酸化膜を形成する工程
を示す基板断面図。
SiO2 膜を除去後にフィールド酸化膜を形成する工程
を示す基板断面図。
【図12】第2の実施の形態であって半導体基板上に、
第1のSiO2 膜、SiN膜、第2のSiO2 膜を形成
する工程を示す基板断面図。
第1のSiO2 膜、SiN膜、第2のSiO2 膜を形成
する工程を示す基板断面図。
【図13】第2の実施の形態であって第2のSiO2 膜
上に開口溝を有するレジストパターンを形成する工程を
示す基板断面図。
上に開口溝を有するレジストパターンを形成する工程を
示す基板断面図。
【図14】第2の実施の形態であってN型エピタキシャ
ル層に到達する開口部を形成する工程を示す基板断面
図。
ル層に到達する開口部を形成する工程を示す基板断面
図。
【図15】第2の実施の形態であってトレンチを形成す
る工程を示す基板断面図。
る工程を示す基板断面図。
【図16】第2の実施の形態であってトレンチ内面に第
3のSiO2 膜を形成後さらにトレンチに第1のポリシ
リコンを形成する工程を示す基板断面図。
3のSiO2 膜を形成後さらにトレンチに第1のポリシ
リコンを形成する工程を示す基板断面図。
【図17】第2の実施の形態であって第2のSiO2 膜
を除去する工程を示す基板断面図。
を除去する工程を示す基板断面図。
【図18】第2の実施の形態であって第1のポリシリコ
ンをエッチバックする工程を示す基板断面図。
ンをエッチバックする工程を示す基板断面図。
【図19】第2の実施の形態であって第1のポリシリコ
ンの上部を除去し第3のSiO2膜の端部を露出させる
工程を示す基板断面図。
ンの上部を除去し第3のSiO2膜の端部を露出させる
工程を示す基板断面図。
【図20】第2の実施の形態であって露出する第3のS
iO2 膜を除去する工程を示す基板断面図。
iO2 膜を除去する工程を示す基板断面図。
【図21】第2の実施の形態であって第1のポリシリコ
ン上に第2のポリシリコンを形成する工程を示す基板断
面図。
ン上に第2のポリシリコンを形成する工程を示す基板断
面図。
【図22】第2の実施の形態であってSiN膜と第1の
SiO2 膜を除去後にフィールド酸化膜を形成する工程
を示す基板断面図。
SiO2 膜を除去後にフィールド酸化膜を形成する工程
を示す基板断面図。
【図23】従来例であって半導体基板上に、第1のSi
O2 膜、SiN膜、第2のSiO2 膜を形成する工程を
示す基板断面図。
O2 膜、SiN膜、第2のSiO2 膜を形成する工程を
示す基板断面図。
【図24】従来例であって第2のSiO2 膜上に開口溝
を有するレジストパターンを形成する工程を示す基板断
面図。
を有するレジストパターンを形成する工程を示す基板断
面図。
【図25】従来例であってN型エピタキシャル層に到達
する開口部を形成する工程を示す基板断面図。
する開口部を形成する工程を示す基板断面図。
【図26】従来例であってトレンチを形成する工程を示
す基板断面図。
す基板断面図。
【図27】従来例であってトレンチ内壁に第3のSiO
2 膜を、さらにトレンチに第1のポリシリコン膜を形成
する工程を示す基板断面図。
2 膜を、さらにトレンチに第1のポリシリコン膜を形成
する工程を示す基板断面図。
【図28】従来例であって第2のSiO2 膜を除去する
工程を示す基板断面図。
工程を示す基板断面図。
【図29】従来例であって第1のポリシリコンをエッチ
バックする工程を示す基板断面図。
バックする工程を示す基板断面図。
【図30】従来例であってSiN膜と第1のSiO2 膜
を除去後にフィールド酸化膜を形成する工程を示す基板
断面図。
を除去後にフィールド酸化膜を形成する工程を示す基板
断面図。
【符号の説明】 1 半導体基板 2 N型エピタキシャル層 3 N型埋め込み層 4 第1のSiO2 膜 5 SiN膜 6 第2のSiO2 膜 7 レジストパターン 8 開口部 9 トレンチ 10 第3のSiO2 膜 11a 第1のポリシリコン膜 11b 第2のポリシリコン膜 12 ポリシリコン膜 13 フィールド酸化膜 14 バーズビーク
Claims (11)
- 【請求項1】 半導体基板上に第1のSiO2 膜、Si
N膜及び第2のSiO2 膜を順次形成する工程と、 前記第2のSiO2 膜から前記半導体基板の内部にかけ
てトレンチを形成する工程と、 このトレンチ内における前記半導体基板の露出面に第3
のSiO2 膜を形成する工程と、 前記第1のSiO2 膜近傍の前記第3のSiO2 膜を除
去する工程と、 前記トレンチ内に前記第3のSiO2 膜及び前記第1の
SiO2 膜を覆う第1のポリシリコン膜を形成する工程
と、 前記第1のポリシリコン膜を形成した後、前記第2のS
iO2 膜及び前記SiN膜を除去する工程と、 前記第1のポリシリコン膜を酸化させ、残存する前記第
3のSiO2 膜に達するフィールド酸化膜を形成する工
程を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項2】 前記第1のSiO2 膜近傍の前記第3の
SiO2 膜を除去する工程において、 前記トレンチ底部の前記半導体基板が露出することを特
徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項3】 前記第1のポリシリコン膜を酸化させ、
残存した前記第3のSiO2 膜に達するフィールド酸化
膜を形成する工程において、 前記半導体基板も酸化させることを特徴とする請求項1
記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項4】 前記第1のポリシリコン膜を酸化させ、
残存した前記第3のSiO2 膜に達するフィールド酸化
膜を形成する工程において、 前記SiN膜または前記第1のSiO2 膜をエッチング
阻止膜として前記第1のポリシリコン膜をエッチングす
ることにより、予め前記第1のポリシリコン膜の表面を
平坦にしておくことを特徴とする請求項1記載の半導体
装置の製造方法。 - 【請求項5】 前記第1のポリシリコン膜の表面を平坦
にする際に、前記SiN膜の表面または前記第1のSi
O2 膜の表面と、前記第1のポリシリコン膜の表面を同
一平面にすることを特徴とする請求項4記載の半導体装
置の製造方法。 - 【請求項6】 前記第1のポリシリコン膜のエッチング
が、ケミカルメカニカルポリッシングにより行われるこ
とを特徴とする請求項4記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項7】 半導体基板上に第1のSiO2 膜、Si
N膜及び第2のSiO2膜を順次形成する工程と、 前記第2のSiO2 膜から前記半導体基板の内部にかけ
てトレンチを形成する工程と、 このトレンチ内における前記半導体基板の露出面に第3
のSiO2 膜を形成する工程と、 前記トレンチ内に前記第3のSiO2 膜及び前記第1の
SiO2 膜を覆う第1のポリシリコン膜を形成する工程
と、 前記第1のポリシリコン膜を形成した後、前記第2のS
iO2 膜を除去し前記SiN膜を露出する工程と、 前記第1のSiO2 膜近傍の前記第3のSiO2 膜及び
前記第1のポリシリコン膜を除去し、前記トレンチ上部
に前記半導体基板を露出させる工程と、 前記トレンチ内に残存する前記第3のSiO2 膜と前記
第1のポリシリコン膜上に、前記第1のSiO2 膜を覆
う第2のポリシリコン膜を形成する工程と、 前記第2のポリシリコン膜を形成した後、露出する前記
SiN膜を除去する工程と、 前記SiN膜を除去した後、前記第2のポリシリコン膜
を酸化させ、残存する前記第3のSiO2 膜に達するフ
ィールド酸化膜を形成する工程を有することを特徴とす
る半導体装置の製造方法。 - 【請求項8】 前記第2のポリシリコン膜を酸化させ、
残存する前記第3のSiO2 膜に達するフィールド酸化
膜を形成する工程において、 前記半導体基板も酸化させることを特徴とする請求項7
記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項9】 前記第2のポリシリコン膜を酸化させ、
残存する前記第3のSiO2 膜に達するフィールド酸化
膜を形成する工程において、 前記SiN膜または前記第1のSiO2 膜をエッチング
阻止膜として前記第2のポリシリコン膜をエッチングす
ることにより、予め前記第2のポリシリコン膜の表面を
平坦にしておくことを特徴とする請求項7記載の半導体
装置の製造方法。 - 【請求項10】 前記第2のポリシリコン膜の表面を平
坦にする際に、前記SiN膜の表面または前記第1のS
iO2 膜の表面と、前記第2のポリシリコン膜の表面を
同一平面にすることを特徴とする請求項9記載の半導体
装置の製造方法。 - 【請求項11】 前記第2のポリシリコン膜のエッチン
グが、ケミカルメカニカルポリッシングにより行われる
ことを特徴とする請求項9記載の半導体装置の製造方
法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8100773A JPH09289245A (ja) | 1996-04-23 | 1996-04-23 | 半導体装置の製造方法 |
| US08/839,168 US5877067A (en) | 1996-04-23 | 1997-04-23 | Method of manufacturing a semiconductor device |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8100773A JPH09289245A (ja) | 1996-04-23 | 1996-04-23 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09289245A true JPH09289245A (ja) | 1997-11-04 |
Family
ID=14282813
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8100773A Pending JPH09289245A (ja) | 1996-04-23 | 1996-04-23 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5877067A (ja) |
| JP (1) | JPH09289245A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002208631A (ja) * | 2000-11-30 | 2002-07-26 | Samsung Electronics Co Ltd | 導電層を充填したトレンチ素子分離型半導体装置及びその形成方法 |
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| JP2000031264A (ja) * | 1998-07-08 | 2000-01-28 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体装置およびその製造方法 |
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| EP3813101B1 (en) * | 2019-10-25 | 2026-03-25 | ams AG | Method of producing a semiconductor body with a trench |
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| JPH05152429A (ja) * | 1991-11-28 | 1993-06-18 | Nec Corp | 半導体装置の製造方法 |
| US5561073A (en) * | 1992-03-13 | 1996-10-01 | Jerome; Rick C. | Method of fabricating an isolation trench for analog bipolar devices in harsh environments |
| US5358891A (en) * | 1993-06-29 | 1994-10-25 | Intel Corporation | Trench isolation with planar topography and method of fabrication |
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1996
- 1996-04-23 JP JP8100773A patent/JPH09289245A/ja active Pending
-
1997
- 1997-04-23 US US08/839,168 patent/US5877067A/en not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002208631A (ja) * | 2000-11-30 | 2002-07-26 | Samsung Electronics Co Ltd | 導電層を充填したトレンチ素子分離型半導体装置及びその形成方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5877067A (en) | 1999-03-02 |
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