JPH0623323B2 - 記録液 - Google Patents

記録液

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JPH0623323B2
JPH0623323B2 JP60178225A JP17822585A JPH0623323B2 JP H0623323 B2 JPH0623323 B2 JP H0623323B2 JP 60178225 A JP60178225 A JP 60178225A JP 17822585 A JP17822585 A JP 17822585A JP H0623323 B2 JPH0623323 B2 JP H0623323B2
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徳也 太田
正恒 小林
▲祐▼子 菅
近衛 三浦
浩 滝本
富雄 米山
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Mitsubishi Chemical Corp
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Canon Inc
Mitsubishi Kasei Corp
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    • C09D11/00Inks
    • C09D11/16Writing inks
    • C09D11/17Writing inks characterised by colouring agents
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • C09D11/328Inkjet printing inks characterised by colouring agents characterised by dyes

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  • Organic Chemistry (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はブラツク色のインクジエツト記録用あるいは筆
記用具に使用する記録液に関する。
従来の技術 人間の感覚によつて判断される色を定量的に扱うために
何種類かの表色系がこれまで検討されてきたが、近時、
最も適当であると認められつつある(L)表
色系を、本願明細書中では採用し、a、bはCIE
1976(L,a,b)空間において定義される
知覚色度指数を意味する。
人間の眼にブラツクとして見える色は、一般的には の領域にあり、これが0に近づく程、理想的なブラツク
色と言われている。
従来、インクジエツト記録用のブラツク色記録液として
は、特開昭57−5771号、特開昭57−76071
号、特開昭57−164170号、特開昭58−101
171号等の各公報に記載されているイエロー、マジエ
ンタ及びシアンを配合する方法、特開昭58−1837
64号、特開昭58−183765号、特開昭58−1
83766号、特開昭58−183767号、特開昭5
8−201863号等の各公報に記載されているグリー
ニツシユブラツクにレツドもしくはヴアイオレツトを配
合する方法、および特開昭59−93766号、特開昭
59−93767号および特開昭59−93768号の
各公報に記載されているブルーイツシユブラツクにグリ
ーニツシユブラツクを配合する方法が知られている。
しかしながらイエロー、マジエンタ及びシアンを配合す
る方法及びグリーニツシユブラツクにレツドもしくはヴ
アイオレツトを配合する方法は、紙に記録した場合、ま
たは記録像が水あるいはアルコールでぬれた場合、各色
素の紙に対する親和性及び溶剤に対する溶解性のわずか
な差により記録ドツトの周辺部において色別れ現象をお
こし、印字品位を著しく損うという問題点があつた。
又、ブルーイツシユブラツクにグリニツシユブラツクを
配合する方法は、 の値が0〜2の領域を得る事は著しく困難であり、ま
た、紙の種類による色調の変化が大きい等の問題があつ
た。
発明が解決しようとする問題点 本発明は液媒体成分に対する溶解性、あるいは長期の溶
解安定度が高く、吐出オリフイスの目詰まりの生じ難
く、かつ理想的なカラーバリユーを持つブラツク色を呈
し、しかも紙の種類による色調の変化が著しく小さく、
耐光性に優れたブラツク色の記録液を提供することを目
的とするものである。
問題点を解決するための手段 本発明は、2種以上の水溶性色素を含有する記録液にお
いて、水溶性色素が各々下記式〔I〕の条件を満足し、
且つ、これら2種以上の水溶性色素の混合色素が下記式
〔II〕の条件を満足し、かつこれら水溶性色素がX群及
びY群から選ばれる少なくとも1種ずつの色素の組合せ
であることを特徴とする記録液を要旨とするものであ
る。
(上記式中、a及びbは、CIE 1976
(L,a,b)空間において定義される知覚色度
指数であり、iは併用される色素中のi番目の色素であ
る事を意味し、nは2以上の整数である。また はそれぞれ混合色素の示す知覚色度指数a及びb
示す。) 〔X群の色素〕 一般式〔III〕 (式中、Aは低級アルキルカルボニルアミノ基、低級ア
ルコキシ基、SO3M基もしくはSO3M基で置換してい
ても良いフェニルアゾ基で置換されたフェニル基または
SO3M基で置換されたナフチル基を表わし、BはSO3
M基で置換されたナフチル基又は低級アルコキシ基で置
換されたフェニル基を表わし、Mはアルカリ金属、アン
モニウム又はアミン類を表わす。)で示される色素、 一般式〔IV〕 (式中CはSO3M基で置換されたフェニル基又はナフ
チル基を表わし、Dは低級アルキル基、低級アルコキシ
基または低級アルキルカルボニルアミノ基で置換された
フェニル基を表わし、Mは前記定義に同じである。)で
示される色素、C.I.Direct Black−19、−22、−6
2、−108、−113、−154および−159、C.
I.Acid Black−7、−9、−29、−48、−52:
1、−94:1、−109、−110、−187および
−208。
〔Y群の色素〕
一般式〔V〕 (式中EはSO3M基で置換されたナフチル基またはS
3M基で置換されていても良いフェニルアゾ基、低級
アルキル基、低級アルコキシ基もしくは低級アルキルカ
ルボニルアミノ基で置換されたフェニル基を表わし、R
1は低級アルキル基、低級アルコキシ基または低級アル
キルカルボニルアミノ基を表わし、R2は水素原子また
はSO3M基で置換されたフェニル基を表わし、nは0
または1を表わし、Mは前記定義に同じである。) で示される色素、C.I.Acid Black−27、−137およ
び−158、C.I.Direct Black−64、−93および−
94、C.I.Direct Brown−59および−127。
これら各群から前記式〔I〕を満足する色素を選択し、
適宜配合比率を選択して混合後の色素の色が前記式〔I
I〕を満足するようにする。
特に前記一般式〔III〕または一般式〔IV〕で表わされ
る色素と前記一般式〔V〕で表わされる色素との組合せ
が好ましい。
記録液中のこれらの混合色素分の含有量は、液媒体成分
の種類記録液に要求される特性等に依存して決定される
が、一般には記録液全量に対して0.5〜15重量%、
好ましくは1〜8重量%の範囲とされる。
本発明の記録液を組成するための液媒体成分としては、
水あるいは水と水溶性の各種有機溶剤との混合物が使用
される。水溶性の有機溶剤としては、例えば、メチルア
ルコール、エチルアルコール、n−プロピルアルコー
ル、イソプロピルアルコール、n−ブチルアルコール、
sec−ブチルアルコール、tert−ブチルアルコール、イ
ソブチルアルコール等の炭素数1〜4のアルキルアルコ
ール類;ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド
等のアミド類;アセトン、ジアセトンアルコール等のケ
トン又はケトンアルコール類;テトラヒドロフラン、ジ
オキサン等のエーテル類;N−メチル−2−ピロリド
ン、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン等の含窒
素複素環式ケトン類;ポリエチレングリコール、ポリプ
ロピレングリコール等のポリアルキレングリコール類;
エチレングリコール、プロピレングリコール、ブチレン
グリコール、トリエチレングリコール、1,2,6−ヘ
キサントリオール、チオジグリコール、ヘキシレングリ
コール、ジエチレングリコール等のアルキレン基が2〜
6個の炭素原子を含むアルキレングリコール類;グリセ
リン;エチレングリコールメチルエーテル、ジエチレン
グリコールメチルエーテル、ジエチレングリコールエチ
ルエーテル、トリエチレングリコールモノメチルエーテ
ル、トリエチレングリコールモノエチルエーテル等の多
価アルコールの低級アルキルエーテル類等があげられ
る。
記録液中の上記水溶性有機溶剤の含有量は、一般には記
録液全重量に対して重量パーセントで5〜95%、好ま
しくは10〜80%、より好ましくは20〜50%の範
囲とされる。
この時の水の含有量は、上記溶剤成分の種類、その組成
或いは所望される記録液の特性に依存して広い範囲で決
定されるが、記録液全重量に対して一般に10〜90
%、好ましくは10〜70%、より好ましくは20〜7
0%の範囲内とされる。
この様な成分から調合される本発明の記録液は、それ自
体で記録特性(信号応等性、液滴形成の安定性、吐出安
定性、長時間の連続記録性、長期間の記録企止後の吐出
安定性)、保存安定性、被記録材への定着性、或いは記
録画像の耐光性、耐候性、耐水性等いずれもバランスの
とれた優れたものである。そしてこのような特性を更に
改良するために、従来から知られている各種添加剤を更
に添加含有せしめても良い。
例えば、ポリビリルアルコール、セルロース類、水溶性
樹脂等の粘度調整剤;カチオン系、アニオン系或いはノ
ニオン系の各種界面活性剤、ジエタノールアミン、トリ
エタノールアミン等の表面張力調整剤;緩衝液によるp
H調整剤、防カビ剤等を挙げることができる。
また、記録液を帯電するタイプのインクジエツト記録方
法に使用される記録液を調合する為には塩化リチウム、
塩化アンモニウム、塩化ナトリウム等の無機塩類等の比
抵抗調整剤が添加される。
なお、熱エネルギーの作用によつて記録液を吐出させる
タイプのインクジエツト方式に適用する場合には、熱的
な物性値(例えば、比熱、熱膨張係数、熱伝導率等)が
調整されることもある。
効果 本発明の記録液を用いると、理想的なカラーバリユーを
持つブラツク色の記録を得ることができる。
また本発明の記録液は、粘度および表面張力が適正範囲
にあり、該記録液を用いると、微細なオリフイスを目詰
まりさせず、充分に高い濃度の記録画像を得ることがで
きる。そして、本発明の記録液は、保存中に物性値変化
あるいは固型分の析出を生じる事なく、被記録材の種類
を制限せずに種々の部材に記録を行うことができ、定着
速度が大きく、耐水性、耐光性、耐摩耗性及び解像度並
びに印字品位の優れた画像を得ることができる。
また、本発明の記録液は、インクジエツト記録用のほか
に、筆記具用インクとしても用いることができる。
実施例 本発明を以下の実施例で更に詳細に説明する。
実施例1 下記組成から成るインクジエツト記録液のブラツク色記
録液を製造した。
記録液の組成 〔使用量(重量%)〕 C.I.Direct Black−154(a*−3.0b*−3.6) 1.5 C.I.Direct Brown−59(a*2.1b*−5.3) 1.5 ジエチレングリコール 20 N−メチル−2−ピロリドン 15 イオン交換水(以後水と略す) 62 但し単独染料のa*およびb*の値はXerox Paper 4024
(Xerox社製)上におけるものであり、以後の実施例に
おいても同じである。
上記の各成分を容器の中で充分混合溶解し、孔径1μの
テフロンフイルターで加圧ろ過したのち、真空ポンプを
用いて脱気処理した記録液とした。得られた記録液を用
いて、ピエゾ振動子によつて記録液を吐出させるオンデ
マンド型記録ヘツド(吐出オリフイス径50μ、ピエゾ
振動子駆動電圧60V、周波数4KHz)を有する記録装
置により、下記の(T1)〜(T5)の検討を行なつたところ、
いずれも良好な結果を得た。
(T1)記録液の長期保存性;記録液をガラス容器に密閉
し、−30℃と60℃で6カ月間保存したのちでも不溶
分の析出は認められず、液の物性や色調にも変化がなた
つた。
(T2)吐出安定性;室温、5℃、40℃の雰囲気中でそれ
ぞれ24時間の連続吐出を行なつたが、いずれの条件で
も終始安定した高品質の記録が行なえた。
(T3)吐出応答性;2秒間の間欠吐出と2カ月間放置後の
吐出について調べたが、いずれの場合もオリフイス先端
での目詰まりがなく安定で均一に記録された。
(T4)記録画像の品質;下記第1表に記載の2種類の被記
録材上に記録された画像は濃度が高く鮮明であつた。色
調 および の値)を下記第1表に示す。室内光に3カ月さらしたの
ちの濃度の低下率は1%以下であり、また、水中に1分
間浸した場合、画像のにじみはきわめてわずかであつ
た。
(T5)各種被記録材に対する定着性;下表に記載の被記録
材で印字15秒後印字部を指でこすり画像ずれ・ニジミ
の有無を判定した。いずれも画像ずれ・ニジミ等がなく
優れた定着性を示した。
実施例2 記録液の組成 〔使用量(重量%)〕 C.I.Direct Black−19(a*0.1 b*−4.1) 1.0 C.I.Acid Black−109(a*−1.5 b*−1.9) 1.0 C.I.Direct Black−64(a*2.1 b*2.3) 1.0 エチレングリコール 20 N−メチル−2−ピロリドン 10 水 67 実施例1同様にして上記の組成の記録液を調製し、記録
ヘツド内の記録液に熱エネルギーを与えて液滴を発生さ
せ記録を行なうオンデマンドタイプのマルチヘツド(吐
出オリフイス径35μ、発熱抵抗体抵抗値150Ω、駆
動電圧30V、周波数2KHz)を有する記録装置を用い
て実施例1と同様に(T1)〜(T5)の検討を行なつたが、全
ての検討実験に於て優れた結果を得た。また、得られた
記録画像の色調を下記第1表に示す。
実施例3 記録液の組成 〔使用量(重量%)〕 第2表のNo.4の染料(a*−4.4 b*−2.1) 2.
5 第4表のNo.1の染料(a*4.4 b*−0.9) 2.5 エチレングリコール 15 1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン 30 水 50 実施例1と同様にして上記の組成の記録液を調製し、記
録ヘツド内の記録液に熱エネルギーを与えて液滴を発生
させ記録を行なうオンデマンドタイプのマルチヘツド
(吐出オリフイス径35μ、発熱抵抗体抵抗値150
Ω、駆動電圧30V、周波数2KHz)を有する記録装置
を用いて実施例1と同様に(T1)〜(T5)の検討を行なつた
が、全ての検討実験に於て優れた結果を得た。
また、得られた記録画像の色調を下記第1表に示す。
実施例4 記録液の組成 〔使用量(重量%)〕 第2表のNo.1の染料(a*−5.4 b*−1.5) 2.
0 第4表のNo.2の染料(a*5.3 b*0.6) 2.0 ジエチレングリコール 25 エチレングリコールモノメチルエーテル 10 水 61 実施例1と同様にして上記の組成の記録液を調製し、記
録ヘツド内の記録液に熱エネルギーを与えて液滴を発生
させ記録を行なうオンデマンドタイプのマルチヘツド
(吐出オリフイス径35μ、発熱抵抗体抵抗値150
Ω、駆動電圧30V、周波数2KHz)を有する記録装置
を用いて実施例1と同様に(T1)〜(T5)の検討を行なつた
が、全ての検討実験に於て優れた結果を得た。
また、得られた記録画像の色調を下記第1表に示す。
実施例5 記録液の組成 〔使用量(重量%)〕 C.I.Direct Black−19(a*0.1 b*−4.1) 1.5 C.I.Direct Black−93(a*−0.6 b*3.2) 1.0 第2表のNo.3の染料(a*−1.5 b*−4.8) 1.
5 第4表のNo.3の染料(a*5.3 b*1.5) 1.0 エチレングリコール 15 N−メチルピロリドン 10 水 70 実施例1と同様にして上記の組成の記録液を調製し、記
録ヘツド内の記録液に熱エネルギーを与えて液滴を発生
させ記録を行なうオンデマンドタイプのマルチヘツド
(吐出オリフイス径35μ、発熱抵抗体抵抗値150
Ω、駆動電圧30V、周波数2KHz)を有する記録装置
を用いて実施例1と同様に(T1)〜(T5)の検討を行なつた
が、全ての検討実験に於て優れた結果を得た。
また、得られた記録画像の色調を下記第1表に示す。
実施例6〜14 下記第5表に示す組成の記録液を実施例1と同様な方法
で調合した。得られた記録液を用いて実施例1と同様に
(T1)〜(T5)の検討を行なつた。全ての検討実施に於て良
好な黒色画像を得ると共に優れた結果を得た。また、得
られた記録画像の色調について、被記録材を「Xerox pa
per 4024(Xerox社製造)」及び「三菱ダイヤフオ
ーム(三菱製紙株式会社製造)」に記録した結果を後記
第6表に示す。
参考例1 〔第2表のNo.3の染料の合成〕 (1)第1ジアゾ液の製造 メタニル酸17.3gを3%塩酸346mに加え、3時
間攪拌して均一なスラリーとした。これにより氷200
gを加えて3℃に冷却した。このスラリー中に、水73
mに亜硝酸ソーダ7.3gを溶解した水溶液を加えた。
次いで3℃で1時間攪拌してジアゾ化した後、スルフア
ミン酸3gを加えて残存する亜硝酸ソーダを消去し、第
1ジアゾ液を得た。
(2)第1カツプリング オルソアニシジン 12.3gを50%メタノール水450mに加え、溶解
した。これに氷300g、前記(1)で得た第1ジアゾ液及
び25%カ性ソーダ10mを加え、温度0〜3℃、p
H2〜3にて15時間攪拌してカツプリングを行つた
後、食塩200gを加えて塩析を行つた。析出したモノ
アゾ化合物を過した後、10%食塩水500mで洗
浄し、乾燥して下記モノアゾ化合物 28.2gを得た。
(3)第2ジアゾ液の製造 前記(2)で得られたモノアゾ化合物15.4gを5%塩酸
300mに加え5時間攪拌して均一なスラリーとした
後、氷250gを加えて3℃に冷却した。このスラリー
中に、水38mに亜硝酸ソーダ3.8gを溶解した水溶
液を加えた。次いで3℃にて10時間攪拌してジアゾ化
した後、スルフアミン酸1gを加えて残存する亜硝酸ソ
ーダを消去し、第2ジアゾ液を得た。
(4)第2カツプリング 1−アミノ−ナフタリン−7−スルホン酸11.2gを
水230mに加えた後、これに氷400g、前記(2)で
得られた第2ジアゾ液及び25%カ性ソーダ10mを
加えてpH2〜3、温度2〜5℃でカツプリングを行つ
た。同温度、同pHにて5時間攪拌した後、食塩100
gを加えて塩析を行なつた。析出した化合物を過した
後、10%食塩水300mで洗浄し、乾燥して下記ジ
スアゾ化合物23.8gを得た。
(5)第3ジアゾ液の製造 (4)で得たジアゾ化合物13.5gを3%塩酸300m
及び酢酸100mに加え、3時間攪拌して均一なスラ
リーとした後、氷300gを加えて3℃に冷却した。こ
のスラリー中に水20m中に亜硝酸ソーダ1.8gを溶
解した水溶液を加えた。次いで3℃において24時間攪
拌してジアゾ化した後スルフアミン酸0.5gを加えて
残存する亜硝酸ソーダを消去し第3ジアゾ液を得た。
(6)第3カツプリング 1−ヒドロキシ−7−アミノ−ナフタリン−3,6−ジ
スルホン酸8.0gを水320mに加えた後、これに氷
600g、前記(5)で得られた第3ジアゾ液及び25%カ
性ソーダ45mを加えてpH8〜10、温度2〜5℃
でカツプリングを行つた。同温度、同pHにて5時間攪
拌した後食塩250gを加えて塩析を行つた。
析出した化合物を過した後20%食塩水400mで
洗浄し、ウエツトケーキ85gを得た。
このウエツトケーキを脱塩処理した後乾燥して目的の化
合物 18.3gを得た。収率は76.3%であつた。
本染料の水中における極大吸収波長は615nmであつ
た。
参考例2 〔第3表のNo.1の化合物の合成〕 (1)第1ジアゾ液の製造 2−アミノ−ナフタリン−4,8−ジスルホン酸30.
2gを3%塩酸600mに加え、3時間攪拌して均一な
スラリーとした。これに氷400gを加えて3℃に冷却
した。このスラリー中に、水73mに亜硝酸ソーダ
7.3gを溶解した水溶液を加えた。次いで3℃で1時
間攪拌してジアゾ化した後、スルフアミン酸3gを加え
て残存する亜硝酸ソーダを消去し、第1ジアゾ液を得
た。
(2)第1カツプリング 2,5−ジメトキシアニリン 15.3gを水450mに加え、2時間攪拌して均一な
スラリーとした。これに氷300g、前記(1)で得た第1
ジアゾ液及び25%カ性ソーダ20mを加え、温度0
〜3℃、pH2〜3にて15時間攪拌してカツプリング
を行つた後、食塩200gを加えて塩析を行つた。析出
したモノアゾ化合物を過した後、10%食塩水500
mで洗浄し、乾燥して下記モノアゾ化合物 41.0gを得た。
(3)第2ジアゾ液の製造 前記(2)で得られたモノアゾ化合物23.3gを5%塩酸
410mに加え5時間攪拌して均一なスラリーとした
後、氷300gを加えて3℃に冷却した。このスラリー
中に、水38mに亜硝酸ソーダ3.8gを溶解した水溶
液を加えた。次いで3℃にて10時間攪拌してジアゾ化
した後、スルフアミン酸1gを加えて残存する亜硝酸ソ
ーダを消去し、第2ジアゾ液を得た。
(4)第2カツプリング 1−ヒドロキシ−7−アミノ−ナフタリン−3−スルホ
ン酸12.0gを水460mに加えた後、これに氷80
0g、前記(2)で得られた第2ジアゾ液及び25%カ性ソ
ーダ55mを加えてpH8〜10、温度2〜5℃でカ
ツプリングを行つた。同温度、同pHにて5時間攪拌し
た後、食塩250gを加えて塩析を行なつた。析出した
化合物を過した後、10%食塩水300mで洗浄
し、乾燥して下記ジスアゾ化合物31.3gを得た。
(5)第3ジアゾ液の製造 (4)で得たジスアゾ化合物19.6gを3%塩酸400m
及び酢酸100mに加え、3時間攪拌して均一なス
ラリーとした後、氷300gを加えて3℃に冷却した。
このスラリー中に水20m中に亜硝酸ソーダ1.8gを
溶解した水溶液を加えた。次いで3℃にて24時間攪拌
してジアゾ化した後スルフアミン酸0.5gを加えて残
存する亜硝酸ソーダを消去し第3ジアゾ液を得た。
(6)第3カツプリング 1,3−ジアミノ−ベンゼン−4−スルホン酸4.7g
を水100mに加えた後、これに氷50gを加え3℃に
冷却した。次いで前記(5)で得られた第3ジアゾ液を加
えて温度2〜5℃で10時間攪拌してカツプリングを行
つた後食塩250gを加えて塩析を行つた。
析出した化合物を過した後20%食塩水400mで
洗浄し、ウエツトケーキ65gを得た。
このウエツトケーキを脱塩処理した後乾燥して目的の化
合物 18.6gを得た。収率は74.1%であつた。
本染料の水中における極大吸収波長は596nmであつ
た。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菅 ▲祐▼子 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 三浦 近衛 神奈川県横浜市緑区鴨志田町1000番地 三 菱化成工業株式会社総合研究所内 (72)発明者 滝本 浩 神奈川県横浜市緑区鴨志田町1000番地 三 菱化成工業株式会社総合研究所内 (72)発明者 米山 富雄 神奈川県横浜市緑区鴨志田町1000番地 三 菱化成工業株式会社総合研究所内 (56)参考文献 特開 昭61−261378(JP,A) 特開 昭59−93768(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2種以上の水溶性色素を含有する記録液に
    おいて、水溶性色素が各々下記式〔I〕の条件を満足
    し、且つ、これら2種以上の水溶性色素の混合色素が下
    記式〔II〕の条件を満足し、かつこれら水溶性色素がX
    群及びY群から選ばれる少なくとも1種ずつの色素の組
    合せであることを特徴とする記録液。 (上記式中、a及びbは、CIE 1976
    (L,a,b)空間において定義される知覚色度
    指数であり、iは併用される色素中のi番目の色素であ
    る事を意味し、nは2以上の整数である。また はそれぞれ混合色素の示す知覚色度指数a及びb
    示す。) 〔X群の色素〕 一般式〔III〕 (式中、Aは低級アルキルカルボニルアミノ基、低級ア
    ルコキシ基、SO3M基もしくはSO3M基で置換してい
    ても良いフェニルアゾ基で置換されたフェニル基または
    SO3M基で置換されたナフチル基を表わし、BはSO3
    M基で置換されたナフチル基又は低級アルコキシ基で置
    換されたフェニル基を表わし、Mはアルカリ金属、アン
    モニウム又はアミン類を表わす。)で示される色素、 一般式〔IV〕 (式中CはSO3M基で置換されたフェニル基又はナフ
    チル基を表わし、Dは低級アルキル基、低級アルコキシ
    基または低級アルキルカルボニルアミノ基で置換された
    フェニル基を表わし、Mは前記定義に同じである。)で
    示される色素、C.I.Direct Black−19、−22、−6
    2、−108、−113、−154および−159、C.
    I.Acid Black−7、−9、−29、−48、−52:
    1、−94:1、−109、−110、−187および
    −208。 〔Y群の色素〕 一般式〔V〕 (式中EはSO3M基で置換されたナフチル基またはS
    3M基で置換されていても良いフェニルアゾ基、低級
    アルキル基、低級アルコキシ基もしくは低級アルキルカ
    ルボニルアミノ基で置換されたフェニル基を表わし、R
    1は低級アルキル基、低級アルコキシ基または低級アル
    キルカルボニルアミノ基を表わし、R2は水素原子また
    はSO3M基で置換されたフェニル基を表わし、nは0
    または1を表わし、Mは前記定義に同じである。) で示される色素、C.I.Acid Black−27、−137およ
    び−158、C.I.Direct Black−64、−93および−
    94、C.I.Direct Brown−59および−127。
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