JPH062339B2 - 熱可塑性ポリマ−を熱間粒状化するための切断装置 - Google Patents

熱可塑性ポリマ−を熱間粒状化するための切断装置

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JPH062339B2
JPH062339B2 JP60119875A JP11987585A JPH062339B2 JP H062339 B2 JPH062339 B2 JP H062339B2 JP 60119875 A JP60119875 A JP 60119875A JP 11987585 A JP11987585 A JP 11987585A JP H062339 B2 JPH062339 B2 JP H062339B2
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    • B29B9/06Making granules by dividing preformed material in the form of filamentary material, e.g. combined with extrusion
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は、熱可塑性ポリマーを熱間切断して粒状化する
ための切断装置に関し、特にダイプレートの押出穴から
押出されてくるポリマーのモノフイラメントをそのダイ
プレート上で直接切断することによつて粒状化するため
の切断装置に関する。
発明の背景 熱可塑性ポリマーを熱間粒状化するための従来の装置
は、一般に、 (a)ダイ穴を有する過熱ダイプレートと、 (b)回転駆動軸に取付けられたカッターブレード担持デ
ィスク、および各カッターブレードをダイプレートの外
面に当接させるための手段を備えた切断装置と、 (c)ポリマーの切断された粒体を収集するための収集室
と、 (d)切断された粒体を冷却し、収集室から搬出するのに
必要とされる、温度調節された流体(通常は水)を供給
し分配するための装置とから成っている。
熱可塑性ポリマーは、ダイプレートのダイ穴から溶融状
態でモノフィラメントの形で押出され、回転カッターブ
レードによつて切断されて粒体とされる。得られた粒体
は、温度調節された流体によつて冷却され、搬出され
る。
上記切断装置は、一般に、ダイプレートの外面を構成す
るカッタープレートと、駆動軸にキー付けされたカッタ
ーブレード担持ディスクと、軸方向に移動自在の手段に
より制御された距離だけ該カッタープレートから離隔し
たところで該カッタープレートに対面するように前記デ
ィスクに取付けられたカッターブレードとから成ってい
る。
このような熱間切断装置としては、いろいろな型式のも
のが知られているが、それらは、いずれも、すべての技
術的要件を完全に満足させるものではない。例えば、駆
動軸と一体の剛性のカッターブレードを備えた切断装置
が知られているが、そのような切断装置の場合、カッタ
ーブレードが、カッターブレードの軸線方向でみて剛性
であるためにその調整が困難で、正確ではなく、実際、
カッターブレードの動作に十分な均一性が得られないの
で、ポリマーの切断品質が悪く、しかもブレードの切刃
の摩耗が激しい。
このような欠点を克服するために、弾性のカッターブレ
ードまたは軸線方向にばね押しされたカッターブレード
担持ディスクを備えた切断装置が提案されている。しか
し、そのような装置では、カッターブレードがダイプレ
ート即ちカッタープレートの面に摺動接触するのでカッ
ターブレードにもカッタープレートにも相当な摩耗が生
じる。
更に、これらの従来の切断装置は、あらゆる種類の熱可
塑性ポリマーの切断に適用しうるわけではない。例え
ば、剛性のカッターブレードを有する切断装置は、比較
的軟質の、あるいは、低粘度のポリマーには適さない。
なぜなら、その場合、カッターブレードをダイプレート
の面に密に近接した位置に調節しなければならず、実際
上、ブレードとプレートが接触してしまう部分が生じ、
激しい摩耗を受けることになるからである。
一方、弾性のカッターブレードまたはばね押しされたカ
ッターブレード担持ディスクを備えた切断装置は、比較
的高い粘度および硬度のポリマーに使用するには適して
いない。なぜなら、カッターブレードをダイプレートに
対して強く押圧する必要があるので、ブレードおよびプ
レートが急速に摩耗するからである。
発明の概要 本発明の目的は、上述した従来装置の諸欠点を解消し
た、熱可塑性ポリマーの熱間粒状化のための切断装置を
提供することであり、特定的にいえば、カッターブレー
ドをカッタープレートに摺動接触させるように配設し、
かつ、両者の激しい摩耗を回避し、あらゆる種類の熱可
塑性ポリマーに適用することができ、各カッターブレー
ドが切断部署のどの部位においても均一にむらなく動作
することができるようにした切断装置を提供することで
ある。
略述すれば、この目的を達成するために、本発明は、カ
ッタープレートと、回転駆動軸と、該駆動軸にキー付け
されたカッターブレード担持ディスクと、該ディスクに
非剛的に取付けられ、前記カッタープレートに沿って摺
動するように配設された複数のカッターブレードと、該
各カッターブレードに係合するように配設されており、
カッターブレードの切刃を前記カッタープレートから引
離そうとする急激な変動に対抗する対抗素子とから成る
熱可塑性ポリマーの熱間粒状化のための切断装置を提供
する。(ここで、「非剛的に取付けられる」とは、カッ
ターブレードがディスクに対して枢動自在に、または軸
方向に移動自在に取付けられること、あるいは、カッタ
ーブレード自体の可撓性によりディスクに対し撓み自在
に取付けられることを意味する。) カッターブレードの切刃は、カッタープレートの面に凹
凸に存在したり座屈が生じた場合にも、該プレート面に
連続的に接触して摺動するようにするために限られた長
さのものとすることが好ましい。
カッタープレートに沿って摺動するカッターブレード
は、カッタープレートの面に平行な方向の力成分が大き
く、カッタープレートの面に対して垂直な方向の力成分
は無視しうる程度に小さい、切断力を創生することがで
きる。この目的のために、カッターブレードは、カッタ
ーブレード担持ディスクに固定された可撓性の腕を備え
たものとするか、あるいは、ディスクに枢着された剛性
の腕を備えたものとすることができ、あるいはまた、軸
方向に摺動自在の案内連結部材によつてカッターブレー
ド担持ディスクに取付けたものとすることができる。
前記対抗素子は、前記カッターブレード担持ディスクの
案内凹所内に配設され、前記カッタープレートの面に向
けて該面に対し垂直な力成分を有する慣性力を、前記対
応するカッターブレードに伝えることができる物体、例
えば、軸線方向に案内されるピストンによって構成する
ことができる。あるいは、該対抗素子は、同様な作用を
有する液圧式衝撃吸収器、電磁式反動装置、または電子
式制御装置であってもよい。
また、対抗素子は、カッターブレードに及ぼす作用力を
増大するために、カッターブレードの、切刃を有する側
の端部に近い部位に係合するように配置することが好ま
しい。対抗素子によってカッターブレードに及ぼされる
この作用力は、カッタープレートに対して垂直方向の切
断力成分を創生する。
前記対抗素子は、該素子はそれが位置変動するたびに元
の位置に復元させるリセット部材を備えたものとする。
そのようなリセット部材は、ばねや、弾性部材であって
よく、あるいは液圧または電磁力を及ぼす手段であって
よい。このリセット力(復元力)は、対抗素子をカッタ
ーブレードに接触する位置へもたらし、それによってカ
ッターブレードをカッタープレートに接触させる働きを
し、しかも、カッターブレードに作用するスラスト力は
実際上無視しうる程度に維持される。これは、対抗素子
とリセット部材との複合体を、切断すべきポリマーの種
類、カッタープレート(即ちダイプレート)の押出穴の
ピッチおよび直径、およびカッターブレードおよびカッ
タープレートの摩耗特性に応じて適正に寸法づけし、調
整することによって達成することができる。例えば、ポ
リスチレン切断に用いる場合、各押出穴の直径が0.5〜
1.5mmであり、一連の押出穴のピッチ(間隔)が10〜
20mmであり、各カッターブレードの単一クラウンの押
出穴に対して作動するものであり、各カッターブレード
の直線移動速度が1〜10m/秒であるとすると、対抗
素子として0.5〜1.5kgの慣性を有する物体を使用し、1
〜100Nのリセット力を有するように調整されたばね
を使用することによって良好な結果が得られる。
本発明に従えば、カッターブレードをカッタープレート
に摺動接触させることができること、および弾性のカッ
ターブレードに特有の容易な調節が可能であることと、
カッターブレードがポリマーのモノフィラメントに衝接
したとき、剛性カッターブレードの切断装置によって達
成されるのと同様の強さであるが、カッタープレートに
対するカッターブレードの切刃のスラストが実質的に存
在しないような切断作用をポリマーのモノフィラメント
に及ぼすことができることとが相俟つて最良の切断操作
が実現される。このように、カッターブレードに及ぼさ
れるスラスト作用が実質的に無視しうる程度になり、摩
擦の法則からみて本発明による場合、従来の装置に比べ
て低硬度の材料でカッターブレードを製造することが可
能であり、あるいは、カッターブレードの回転速度を高
めることができる。
カッタープレートは、鋼、硬化鋼、肌焼き鋼または窒化
鋼、あるいは化学的処理ないし熱処理により、または酸
化クロムやタングステンカーバイドのようなセラミツク
材を被覆することにより得られた硬化表面層を有する金
属または合金、または青銅、または耐摩耗性合金等の任
意の剛性の硬質材料で製造することができる。
カッターブレードは、カッターブレードの素材として通
常用いられる材料、例えば耐摩性被覆材を施した、また
は施さない鋼、薫銅、耐摩性青銅等で製造することがで
きる。
対抗素子は、所要の慣性の質量が得られる限り、任意の
金属または非金属材で製造することができる。
対抗素子の摺動を容易にするために、それを収容する凹
所に黄銅、テフロン、グラフアイト等のライニングを施
してもよく、あるいは水や油等によって適当に潤滑を施
すことができる。
実施例の説明 第1図を参照すると、熱可塑性ポリマーを高温下(熱
間)で粒状化するための切断装置の本発明の一実施例が
示されている。この切断装置は、ポリマーを押出すため
の複数の押出穴5を備えたカッタープレート4と駆動軸
2と、該駆動軸にキー付けされ、カッタープレート4に
対面して配置されたカッターブレード担持ディスク1
と、該ディスクに担持された複数のカッターブレード3
とから成る。ブレード3は、可撓性であるが、プレート
4の面に対しそれを切断したり、摩耗させたりすること
のない押圧力を与えるように弱い弾性を有している。各
ブレード3は、ディスク1に設けられた凹部9内に締着
ねじ11によって固定される。ブレード3の切刃は、押
出穴5の単一のクラウンから押出されるポリマーのモノ
フィラメントを切断するために限られた長さを有してい
る。
ピストン6から成る対抗素子が、各ブレード3の自由端
に近接した部位に作用するようにディスク1に切設され
た凹所10内に配設されている。ピストン6は、ブレー
ド3の高さ位置の変化に応じてリセットばね7の作用に
より凹所10内で上下に摺動することができる。リセッ
トばね7は、ピストン6内に設けられた凹所内に配設さ
れており、ディスク1に螺入された調節ねじ8によって
対向保持されている。
作動において、ブレード3は、押出穴5から押出された
ポリマーのモノフィラメントに衝接すると、カッタープ
レート4の面に対して平行な力成分と垂直な力成分とを
有するスラストを受ける。平行な力成分は、ブレード3
の機械的強度によって対抗され、垂直な力成分は、ピス
トン6の慣性力によって対抗される。従つて、ピストン
6の質量は、所要切断力の関数として定める。
ピストン6のリセットばね7は、ブレード3が一連の押
出穴5の各々に順次に到達する前にピストン6の動作高
さ位置がリセットされるように、かつ、ブレード3に作
用するピストンのスラストが、ブレードによって係合さ
れる部品(カッタープレート4)を摩耗させるほどの強
さとならないようにねじ8によってセットされる。
第2図は、本発明の別の実施例による切断装置を示す。
第1図の装置の部品と同様のものは同じ参照番号で示さ
れている。この実施例は、カッターブレード3′が可撓
性ではなく、剛性であり、切刃の方とは反対側の端部で
ディスク1の凹部9′にピン12によって枢着されてい
るという点で、第1図の実施例とは異る。
第3図は更に別の実施例を示す。この実施例では、カッ
ターブレード3″は剛性であり、締着ねじ11によって
ピストン6に直接取付けられている。従って、ピストン
6は、ブレード3″とブレード担持ディスク1との間の
連結部材の役割をも果す。
ピストン6がその軸線の周りに回転するのを防止するた
めに案内部材13が設けられている。案内部材13は、
また、その位置を調節することによってブレード3″の
切刃の向きを変えることができる。
ブレード3″は、ナイフ型の切断機能を果すために、適
当な形状に賦形することによって真直ぐなカットオフ型
としてもよく、あるいはピストン6の軸線をカッタープ
レート4の面に対し斜めに等置することによって、プレ
ート4に対し傾斜したものとすることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例による切断装置の一部切除
された概略平面図と立断面図である。第2図および3図
は、それぞれ異る実施例の切断装置の立断面図である。 1:カッターブレード担持ディスク 2:駆動軸 3:カッターブレード 4:カッタープレート 5:押出穴 6:対抗素子(ピストン) 7:リセットばね 10:凹所

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱可塑性ポリマーを熱間粒状化するための
    切断装置であって、 回転駆動軸(2)と、該駆動軸にキー付けされたカッタ
    ーブレード担持ディスク(1)と、該ディスクに非剛的
    に取付けられ、カッタープレート(4)に沿って摺動す
    るように配設された複数のカッターブレード(3)とか
    ら成り、 該各カッタブレード(3)は、前記カッターブレード担
    持ディスク(1)に固定された可撓性の腕を備えてお
    り、 各カッタブレード(3)の切刃に係合し、各カッターブ
    レード(3)に前記カッタープレート(4)の面に向っ
    て該面に対し垂直な力成分を有する慣性力を伝えること
    によって各カッタブレードの一端の切刃を該カッタープ
    レート(4)から引離そうとする急激な変動に対抗する
    可動対抗素子(6)が前記カッターブレード担持ディス
    クの案内凹所(10)内に配設されており、該対抗素子
    は、該素子をそれが位置変動するたびに元の位置に復元
    させるリセット部材(7)を備えていることを特徴とす
    る切断装置。
  2. 【請求項2】前記リセット部材は、ばねである特許請求
    の範囲第1項に記載の切断装置。
  3. 【請求項3】前記各カッターブレードの切刃は、押出穴
    (5)の単一のクラウンから押出されてくるポリマーの
    モノフィラメントを横断方向に切断するような長さを有
    している特許請求の範囲第1項に記載の切断装置。
  4. 【請求項4】熱可塑性ポリマーを熱間粒状化するための
    切断装置であって、 回転駆動軸(2)と、該駆動軸にキー付けされたカッタ
    ーブレード担持ディスク(1)と、該ディスクに取付け
    られ、カッタープレート(4)に沿って摺動するように
    配設された複数のカッターブレード(3″)とから成
    り、 該各カッタブレード(3″)は、前記カッターブレード
    担持ディスク内の案内凹所(10)内に軸方向に摺動自
    在に配設された案内連結部材(6)によって該カッター
    ブレード担持ディスクに連結されており、 該案内連結部材(6)は、各カッターブレード(3″)
    に前記カッタープレート(4)の面に向って該面に対し
    垂直な力成分を有する慣性力を伝えることによって各カ
    ッタブレードの一端の切刃を該カッタープレートから引
    離そうとする急激な変動に対抗する働きをし、該案内連
    結部材は、該案内連結部材をそれが位置変動するたびに
    元の位置に復元させるリセット部材(7)を備えている
    ことを特徴とする切断装置。
  5. 【請求項5】熱可塑性ポリマーを熱間粒状化するための
    切断装置であって、 回転駆動軸(2)と、該駆動軸にキー付けされたカッタ
    ーブレード担持ディスク(1)と、該ディスクに取付け
    られ、カッタープレート(4)に沿って摺動するように
    配設された複数のカッターブレード(3′)とから成
    り、 該各カッタブレード(3′)は、前記カッターブレード
    担持ディスクに枢着された(12)剛性の腕を備えてお
    り、 各カッタブレードの切刃に係合し、各カッターブレード
    (3′)に前記カッタープレート(4)の面に向って該
    面に対し垂直な力成分を有する慣性力を伝えることによ
    って各カッタブレードの一端の切刃を前記カッタープレ
    ートから引離そうとする急激な変動に対抗する可動対抗
    素子(6)が前記カッターブレード担持ディスクの案内
    凹所(10)内に配設されており、該対抗素子は、該素
    子をそれが位置変動するたびに元の位置に復元させるリ
    セット部材(7)を備えていることを特徴とする切断装
    置。
  6. 【請求項6】前記リセット部材は、ばねである特許請求
    の範囲第5項に記載の切断装置。
JP60119875A 1984-06-08 1985-06-04 熱可塑性ポリマ−を熱間粒状化するための切断装置 Expired - Lifetime JPH062339B2 (ja)

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JPS6149807A JPS6149807A (ja) 1986-03-11
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AT (1) ATE41117T1 (ja)
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