JPH06234919A - 多孔質ウェブを撥水性にするためのオルガノシリコンエマルジョン - Google Patents
多孔質ウェブを撥水性にするためのオルガノシリコンエマルジョンInfo
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- JPH06234919A JPH06234919A JP5253727A JP25372793A JPH06234919A JP H06234919 A JPH06234919 A JP H06234919A JP 5253727 A JP5253727 A JP 5253727A JP 25372793 A JP25372793 A JP 25372793A JP H06234919 A JPH06234919 A JP H06234919A
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Abstract
エマルジョンが提供される。 【構成】 この水性エマルジョンは、 a)加水分解性シランおよび/またはシロキサン、 b)R3 SiO0.5 シロキサンユニットおよびSiO2
シロキサンユニットあるいはR3 SiO0.5 ユニット、
R2 SiOユニット、およびSiO2 シロキサンユニッ
トから成るオルガノポリシロキサン樹脂、 c)表面積少なくとも40m2 /gを有する充填剤、 d)乳化剤、および e)水を含んで構成される。 【効果】 この種の組成物は風を伴う雨に暴露された石
材に対し特に有用である。 【化1】
Description
ジョンであって、多孔質ウェブを撥水性とするために特
に有用なものに関する。より詳細に本発明はシランまた
はシロキサンとオルガノポリシロキサン樹脂およびコロ
イドシリカとのエマルジョンであって、多孔質の石材お
よび木材表面を処理してこの種表面を撥水性とするもの
に関する。これらの組成物は多孔質のウェブ(porous s
ubstrate) 、たとえば煉瓦、ブロック、石材、コンクリ
ートまたは木材への風を伴った雨(wind-driven rain)
の進入をブロックするのに特に有用である。
キシシランの有用性は広く知られている。現在用いられ
ている組成物は各種有機溶媒、たとえばアルコール(た
とえばSeilerの米国特許第3,772,065号および
Brown 他の米国特許第4,342,796号参照)また
は炭化水素(たとえば、Linnの米国特許第4,525,
213号参照)中のシランの溶液を使用している。
は効果的な石材撥水組成物として重要になって来た(Pu
hringer の米国特許第4,433,013号、Schmidt
の米国特許第4,517,375号、DePasqualeおよび
Wilsonの米国特許第4,648,904号(Re. 33,
759)、Wilsonの米国特許第4,877,654号、
Wilsonの米国特許第4,990,377号およびHeaton
の米国特許第5,037,873号参照)。水性シロキ
サン組成物もまた、石材用撥水剤として知られて来た
(Grape 他の米国特許第4,582,874号およびSc
hamberg 他の米国特許第5,091,002号参照)。
キューブによる静水浸漬試験においては優れている(NC
HRP No. 244参照)が、それらは風雨試験(wind-dri
venrain tests)、たとえばASTM E514−90
においては良好に機能しない。この種の試験では、加圧
水は石材の撥水性外層に浸透し、そしてこれを経由して
浸出する。
樹脂は石材を撥水性とするために長い間使用されて来
た、Brick の米国特許第2,574,168号、Hafebe
r およびBunnell の米国特許第2,683,674号お
よびMerrill の米国特許第4,717,599号を参照
されたい。より最近では石材撥水剤用の水性オルガノポ
リシロキサン樹脂エマルジョンが開発された、Raleigh
の米国特許第4,175,159号、Traverの米国特許
第4,525,502号およびGrape 他の米国特許第
4,582,874号を参照されたい。これらの処方に
おいては疎水性シリカが好ましかった。
候性に関して注目されており、そしてそれらは石材に対
して優れたウォータービーズ効果(water beading effe
ct)を付与するものである。それらの欠点にはコンクリ
ート中のアルカリ攻撃感受性(特に、メチルポリシロキ
サン)、静水浸漬試験における比較的劣る性能、ならび
にオルガノシランおよびオルガノシロキサン処理に対す
る減少した水蒸気浸透性である。更に、数多くのウェブ
は、それらを比較的低レベルの或る種のオルガノポリシ
ロキサン樹脂およびオルガノポリシロキサン油で処理し
た場合、変色し、または黒ずむものである。
石材または木材に対し持続された撥水性を殆どあるいは
全く付与するものではないが、他の撥水剤と組み合わせ
て用いると、それらは配合物の安定性を増加し、および
/または処理された石材あるいは木材のウォータービー
ズ特性を改良する(Rothの米国特許第4,209,43
2号参照)。最近の、コロイドシリカを含有する水性配
合物がHeatonの米国特許第5,037,873号および
Schamberg 他の米国特許第5,091,002号中で報
告されている。これらの配合物中では疎水性シリカが好
ましかった。
性シランおよび/またはそれらのオリゴマーおよび/ま
たはオルガノシロキサンを含んで成り、更にオルガノポ
リシロキサン樹脂ならびに充填剤粒子のコロイド分散系
と組み合わせた水性配合物が多孔質ウェブ、特に石材を
経由する水の浸透および漏洩を阻止するのに非常な効果
を示すことが判明した。以下で報告される試験は、本発
明の組成物によって処理された石材壁を圧力を伴った水
が浸透する間の時間を従来技術の組成物によって処理さ
れた壁と比較すると、途方もなく増加すること、そして
更に本発明の組成物によって処理された石材により吸収
された水の量は大幅に減少することを示している。
るための組成物および方法を提供することである。本発
明の別の目的は圧力を伴う水、たとえば風を伴う雨を受
けた多孔質材料について水の浸透する時間を長くし、ま
た水の吸収を妨げるための組成物および方法を提供する
ことである。本発明の更に別の目的はセメントおよびコ
ンクリート組成物に対し、硬化し、かつ圧力を伴う水を
蒙った後に、長くなった浸透時間および妨げられた水吸
収を呈する石材物品を生成する能力を付与するための組
成物および方法を提供することである。
は、多孔質ウェブ撥水性組成物として有用な、提供され
た水性エマルジョンにより本発明に従って達成されるも
のであり、これは a)加水分解性シランおよび/またはシロキサン、 b)オルガノポリシロキサン樹脂、 c)表面積少なくとも40m2 /gを有する充填剤、 d)少なくとも1種類の乳化剤、および e)水を含んで構成される。
また(i)多孔質ウェブの表面に対し上で定義されたよ
うなエマルジョンを適用することによって、そのウェブ
についての水性媒質による耐浸透性を増加させ、そして
その組成物を硬化させる方法、および(ii)それから
多孔質ウェブが調製される組成物に対し上で定義された
ようなエマルジョンを適用し、そしてその組成物を硬化
させることによって、そのウェブについての水性媒質に
対する耐浸透性を増加させる方法を提供するものであ
る。上に定義されたような組成物およびその種の組成物
の使用を含んで成る本発明の実施態様について特別な言
及がなされ、それらはまた、有効量のf)緩衝剤または
g)殺生物剤(バイオサイド)を含有するものである。
本発明の特に好ましい組成物は (a)(i)式R1nSi(R2 )4-n (式中R1 はC1
−C30ヒドロカルビルまたはハロゲン化ヒドロカルビル
基であり、R2 はC1 −C6 アルコキシ、ハロゲン化
物、アミノ、カルボキシル、または前記したものの混合
物であり、そしてnは1または2である。)で表される
加水分解性シランまたは加水分解性シランの混合物、 (a)(ii)式:
して定義されたものであり、a=0.8乃至2、そして
b<2である。)で表される加水分解性シロキサンまた
は加水分解性シロキサンの混合物、あるいは(a)(i
ii)(a)(i)および(a)(ii)の混合物であ
って、組成物中の(a)(i)+(a)(ii)の合計
量が約0.5乃至約60重量%であるものと、 (b)樹脂であって、R33SiO0.5 ユニットおよびS
iO2 ユニットを含み、R33SiO0.5 ユニット対Si
O2 ユニットの割合が約0.2乃至約1.2:1の範囲
に及ぶもの、および樹脂であって、R33SiO0.5 ユニ
ット、R32SiOユニット、およびSiO2 ユニットを
含み、R33SiO0.5 ユニット対SiO2 ユニットの割
合が約0.2乃至約1.2:1の範囲に及び、そしてR
32SiOユニット対SiO2 ユニットの割合は約0.
1:1までであり、ここにおいて各R3 が独立に置換ま
たは非置換アルキル基、アリール基、アルカリール基、
アラルキル基、シクロアルキル基、アルケニル基または
前述のいずれかの混合物から選択されるものから成る群
から選択されるオルガノポリシロキサン樹脂であって、
組成物中のそのオルガノポリシロキサン樹脂の量が約
0.5乃至約45重量%であるものと、 (c)表面積少なくとも40m2 /gを有する充填剤で
あって、組成物中の充填剤の量が約0.01乃至約3重
量%であるものと、 (d)乳化剤または乳化剤の混合物と、 (e)水とを含んで成る水性エマルジョンである。
味されるのは、あらゆる多孔質無機ウェブ、特に建築構
成物ならびに、包含はするがそれらに限定されるもので
はない構造用セラミックス、たとえば普通煉瓦、舗道煉
瓦、化粧煉瓦、下水管、ドレンタイル、コンクリートブ
ロック、テラコッタ、導管、屋根瓦、煙道ライニング、
セメント、たとえばポルトランドセメント、焼き石膏製
品、すなわち型用および建造用プラスターおよび化粧漆
喰、マグネシアセメント、絶縁製品、たとえば電気およ
び熱絶縁物(珪藻土煉瓦)および磁器スパークプラグ等
である。石材物質はまた、石、タイル、人造石、アドー
ビ煉瓦、コンクリートおよび鉄筋コンクリート、たとえ
ば車道、船橋楼甲板、空港滑走路、パーキングガレージ
デッキならびにその他のコンクリート建造物を包含す
る。
をもって処理可能である石材物質は湿っていてもよい
が、好ましいのは乾燥していることである。凝結可能石
材物質の場合には、本発明の組成物をプレセット混合
物、たとえばコンクリートミックス中に、流し込みおよ
び凝結に先立って配合してもよい。木材、構造用材木、
羽目板等もまた、本発明を用いて撥水性とすることが出
来る。
ン(a)。 本発明の水性組成物は好ましくは成分
(a)として加水分解性シランおよび/またはシロキサ
ンを含有している。この種のシラン(a)(i)は、た
とえば分子量約600まで(あるいはオリゴマー化すれ
ば、基本的にはその倍数である)、そして一般式R1n−
Si−(R2 )4-n (式中R1 はC1 −C30ヒドロカル
ビルまたはハロゲン化ヒドロカルビル基、R2 はC1 −
C6 アルコキシ、ハロゲン化物、アミノ、カルボキシ
ル、または前述のいずれかの混合物、そしてnは1また
は2である。)を有している。ヒドロカルビル基は水素
および炭素原子を含んで成り、そして脂肪族、または脂
環式、またはアリール、あるいはアラルキルであればよ
い。これらのヒドロカルビル基はまた、置換基としてハ
ロゲン、たとえば塩素、臭素、フッ素、窒素、酸素また
は硫黄ヘテロ原子を含んでいてもよい。1個以上の、こ
の種ハロゲン置換基はR1 基中に存在すればよい。R2
基はC1 −C6 アルコキシ、ハロゲン、アミノ、または
カルボキシレート基を含んで成ることが可能である。従
って、アルコキシ基の中でR2 として有用なものはメト
キシ、エトキシ、n−プロポキシ、およびイソプロポキ
シである。示されたように、nは1または2であればよ
いのでモノヒドロカルビル置換アルコキシシランおよび
ジヒドロカルビル置換アルコキシシランは本発明によっ
て意図されるものである。本発明の活性成分はまた、当
該技術分野でよく知られているようにシランの縮合二量
体および三量体、あるいはその他のオリゴマーを含んで
成ることも可能である。量において、加水分解性シラン
(a)は広い範囲に及ぶことが可能であるが、代表的に
その量は組成物の約0.5乃至約60重量%、そして特
に約2.5乃至約40重量%を含んで成ればよい。
35を上回る分子量、そして好ましくは190を超過
し、モノマーに関しては約600までを有している。組
成物中に存在する二量体および三量体は勿論、使用され
るシラン(silane or silanes)について単一種の分子
量の倍数を基本的に有するものである。代表的に、その
シランは一般式R1nSi(R2 )4-n (式中R1 はC1
−C30ヒドロカルビルまたはハロゲン化ヒドロカルビ
ル、R2 はC1 −C6 アルコキシ、ハロゲン化物、アミ
ノ、カルボキシル、または前述のいずれかの混合物、そ
してnは1または2である。)で表される化合物、ある
いは前記化合物のオリゴマーであり、特にR1 がC1 −
C10基を含み、R2 がC1 −C3 アルコキシ基を含んで
成り、そしてnが1であるものを含んで成っている。好
ましいのはシランがアルキルアルコキシシランを含むも
のであり、一層好ましいのはアルキルトリアルコキシシ
ランである。好ましいのはシラン(a)の濃度が約2.
5乃至約40重量%を構成し、そしてオルガノポリシロ
キサン樹脂(b)は組成物の約2.5乃至約30重量%
の量をもって存在することである。所望により、各種シ
ランの混合物を使用してもよいことが注目されるべきで
ある。
包含されるが、それらに限定されるものでないのは、メ
チルトリメトキシシラン、メチルトリエトキシシラン、
メチルトリ−n−プロポキシシラン、エチルトリメトキ
シシラン、エチルトリエトキシシラン、ジメチルジメト
キシシラン、ジメチルジエトキシシラン、エチルトリ−
n−プロポキシシラン、プロピルトリエトキシシラン、
プロピルトリ−n−プロポキシシラン、ブチルトリメト
キシシラン、ブチルトリエトキシシラン、ジブチルジメ
トキシシラン、イソブチルトリメトキシシラン、ジ−イ
ソブチルジメトキシシラン、イソブチルトリエトキシシ
ラン、n−ヘキシルトリメトキシシラン、n−ヘキシル
トリエトキシシラン、6,6,6−トリフルオロヘキシ
ル−トリメトキシシラン、シクロヘキシルトリメトキシ
シラン、ベンジルトリメトキシシラン、4−クロロベン
ジルトリエトキシシラン、4−クロロベンジルトリエト
キシシラン、4−ブロモベンジルトリ−n−プロポキシ
シラン、ペンチルトリメトキシシラン、フェニルトリエ
トキシシラン、3,3,4,4,5,5,6,6,7,
7,8,8,8−トリデカフルオロオクチルトリエトキ
シシラン、2,4,4−トリメチルペンチルトリメトキ
シシラン、オクチルトリメトキシシラン、オクチルトリ
エトキシシラン、オクチルトリイソプロポキシシラン、
2−エチルヘキシルトリメトキシシラン、4−クロロベ
ンジルトリメトキシシラン、デシルトリメトキシシラ
ン、ドデシルトリメトキシシラン、ドデシルトリブロモ
シラン、テトラデシルトリエトキシシラン、ヘキサデシ
ルトリエトキシシラン、オクタデシルトリエトキシシラ
ン、エイコシルトリメトキシシラン等、それらのいずれ
かの混合物等、単独およびその二量体、三量体およびそ
の他のオリゴマーとの混合物である。特別な言及はシラ
ンがオクチルトリエトキシシランである組成物について
為されるものとする。加水分解性シロキサン(a)(i
i)。 本発明において有用であるのは、好ましくは一
般式:
たはハロゲン化ヒドロカルビル、R2 はC1 −C6 アル
コキシ、ハロゲン化物、アミノ、カルボキシル、または
前述のいずれかの混合物であり、a=0.8乃至2、そ
してb<2である。)で表されるオルガノポリシロキサ
ンである。所望により、各種シロキサンの混合物を用い
てもよい。また、シラン(a)(i)およびシロキサン
(a)(ii)の混合物を使用してもよい。本発明にお
いて有用な加水分解性シロキサンの具体例には、エトキ
シ末端メチルシルセスキオキサン、メキトシ末端メチル
シルセスキオキサン、イソ−ブチルトリメトキシシラン
オリゴマー、オクチルトリエトキシシランオリゴマー、
イソ−オクチルトリメトキシシランオリゴマー、3,
3,3−トリフルオロプロピルトリメトキシシランオリ
ゴマー、および3,3,4,4,5,5,6,6,7,
7,8,8,8−トリデカフルオロオクチルトリエトキ
シシランオリゴマーがある。
ンの調製はGrape の米国特許第4,582,874号お
よびSchamberg の米国特許第5,091,002号中に
記載されている。特に好ましいのはR1 がC1 −C10ヒ
ドロカルビルであり、R2 はC1 −C3 アルコキシであ
り、aは約1、そしてb=0.2乃至2であるシロキサ
ンである。
ましくは、これらはR33SiO0.5ユニットおよびSi
O2 ユニットを含む樹脂であって、R33SiO0.5 ユニ
ット対SiO2 ユニットの割合が約0.2乃至約1.2
の範囲に及び(ここではMQ樹脂と称する)、好ましく
は約0.6乃至約1.0:1の範囲に及んでいるもの、
ならびにR33SiO0.5 ユニット、R32SiO2 ユニッ
ト、およびSiO2 ユニットを含む樹脂であって、R32
SiO2 ユニット対SiO2 ユニットの割合は約0.
1:1までであるもの(ここではMDQ樹脂と称する)
から成る群から選択されるが、ここで各R3 は置換また
は非置換アルキル基、アリール基、アルカリール基、ア
ラルキル基、シクロアルキル基またはアルケニル基から
独立に選択されるものとする。好ましいのは略全てのR
基がメチルであるものである。本発明は本エマルジョン
中で異なったオルガノポリシロキサン樹脂のブレンドの
使用と共に各エマルジョンについて単一タイプの樹脂の
使用を意図するものであることが理解されるべきであ
る。この種のオルガノポリシロキサン樹脂を調製する方
法は、たとえばSauer の米国特許第2,398,672
号、Daudt 他の米国特許第2,676,182号、Dext
erの米国特許第2,736,721号、Goodwin,Jr.の
米国特許第2,857,356号、およびShirahata の
米国特許第4,707,531号中に記載されるよう
に、当該技術分野において周知であり、これらの全ては
本開示中に参考として引用するものとする。このタイプ
の樹脂を調製する他の方法は当業者には明白であろう。
MQおよびMDQ樹脂は有機溶媒、たとえばキシレンま
たはトルエン中の溶液として、そして代表的には40乃
至60重量%の溶液として提供される。樹脂配合物から
の有機溶媒は本発明のエマルジョン中に配合してもよい
が、乳化に先立ってシラン/シロキサン/オルガノポリ
シロキサン樹脂溶液から溶媒を除去することが好まし
い。有機溶媒の除去は硬化に関して一層低揮発性の有機
化合物(VOC’s)によるエマルジョンをもたらす。
オルガノポリシロキサン樹脂(MQおよびMDQ)がシ
ラン/シロキサン油相内で可溶であるのが好ましいが、
これは本質的なことではない。溶解性は油相混合物に対
し水−非混和性有機溶媒を添加することによって達成す
ることが出来る。本発明において使用されるMQおよび
MDQ樹脂の量は全エマルジョン組成物の重量基準で
0.5乃至45%となろう。好ましい範囲は約2.5%
乃至30%である。所望により、様々なMQおよびMD
Q樹脂の混合物を使用してもよいことが特に言及される
べきである。適切な市販されている、この種樹脂の例は
PCRグループ・インコーポレーテッドのMQOH−
1、ダウ・コーニング・コーポレーションのDow Cornin
ng(R) 1250界面活性剤、およびゼネラル・エレクト
リック・カンパニーのSS4255ポリシロキサン樹脂
であり、これらの全てはM/Qが約0.75であるMQ
樹脂の約50wt. %キシレン溶液である。
2 /gを有する充填剤(c)の好ましい実例は熱分解的
に生成された二酸化珪素(ヒュームシリカ)、二酸化珪
素エーロゲル、すなわち珪酸ヒドロゲルであって、それ
らの構造を維持しつつ脱水されたもの、二酸化珪素エー
ロゲル以外の、表面積少なくとも40m2 /gを有する
沈降された二酸化珪素、および熱分解的に生成された二
酸化チタンである。充填剤の表面積はASTM Special
Technical Bulletin No. 51(1941年)、第95
頁以降に記載されるように、窒素吸収によって測定され
る。この方法は一般に”BET”と称されている。表面
積少なくとも40m2 /gを有する充填剤はまた、その
上に吸収され、あるいはそれに対し化学的に結合された
有機またはオルガノシリコン化合物または基、たとえば
オルガノシロキシ、たとえばトリメチルシロキシまたは
ジメチルシロキシ基を有していてもよい。この方法で変
性された充填剤は、たとえば表面積少なくとも40m2
/gを有する熱分解的に生成された二酸化珪素または沈
降された二酸化珪素を、オルガノシリコン化合物であっ
て、それらに対し疎水性を付与し得るものと反応させる
ことによって調製することが出来る。適切なオルガノシ
リコン化合物の例はトリメチルエトキシシランまたはヘ
キサメチルジシラザンである。
gを有する各種の充填剤から成る混合物を使用してもよ
い。好ましいのは、建築材料の望ましくない着色を避け
るために充填剤が無色であることである。充填剤として
特に好ましいのはアニオン的に安定化されているシリカ
粒子の水性コロイド分散液である。これらのシリカの実
例はデュポン・カンパニー(デラウェア州、ウィルミン
トン)によって供給されるLUDOX(R)コロイドシリカであ
る。これらのアニオン的に安定化されたシリカをもって
シラン/シロキサンエマルジョンを調製する場合には若
干の注意を払わねばならない。それはそれらが典型的に
pH>8.5をもって供給されるからであり、そしてシラ
ン/シロキサンが本質的に加水分解的に安定であるpHを
提供するために或る種の中和または緩衝化が必要とされ
るかも知れないからである(Wilsonの米国特許第4,8
77,645号参照)。本発明において使用するのに好
ましい充填剤の量はエマルジョンの全重量を基準として
約0.01乃至3%である。特に好ましい濃度はエマル
ジョンの全重量基準で0.05乃至1%である。
ジョンによって処理されたウェブは風を伴った雨の進入
に対する抵抗において驚くべき改良を示す。疎水性充填
剤もまた、ウォータービーディングにおいて予期された
改良を付与する。親水性充填剤、たとえば水性コロイド
シリカ分散液は処理されたウェブに対するウォータービ
ーディングの改良において驚くほど効果的である。従来
技術例は疎水性充填剤のみを使用して来た。
オン乳化剤が試みられ、そしてそれらが本発明において
有用であることが判明した。非イオン、アニオン、カチ
オンおよび両性乳化剤が技術の状態からよく知られてい
る。しかしながら、好ましい乳化剤は非イオン性のもの
である。本発明に従って使用される乳化剤の濃度は広い
範囲に及んでいてよいが、好ましいのはシラン/シロキ
サンの約0.5乃至約50重量%、そして特に好ましい
のはシラン/シロキサンの約1乃至約8重量%の範囲内
にある。組成物を基準とすれば、乳化剤の好ましい濃度
は組成物の約0.1乃至約10重量%である。一般に、
HLBの範囲約1.5乃至約20、そして好ましくは約
4乃至約17の範囲を有するそれらの乳化剤または乳化
剤ブレンドをここで使用すればよい。最適安定性を確定
するために、与えられたシラン/シロキサン混合物に関
する適切なHLB値は実験的に決定されねばならない。
界面活性剤についてのHLB分類は分子の構造に基づい
ており、従って単一分子の挙動を予想するために用いる
ことが可能である。HLBは当業者に知られた技術、た
とえば米国デラウェア州、ウィルミントンのICIアメ
リカンズ・インコーポレーテッドにより刊行されたパン
フレット”The HLB System”中に述べられたところによ
って実験的に決定される。もし、乳化剤のHLBが1.
5未満であると、それは本発明において有用ではない。
それは安定な水中油エマルジョンを生成しないからであ
る。他方、HLBが20を超過すると、それもまた安定
性に乏しいので有用ではない。範囲4−17内のHLB
値が好ましい。それはそれらが上述のシランおよびシロ
キサンについて最も安定なエマルジョンを提供するから
である。
には包含されるが、それらに限定されないものは以下の
通りであり、それらは名称の後で括弧内にHLB値を示
してある、すなわちソルビタントリオレエート(1.
8)、ソルビタントリステアレート(2.1)、ポリオ
キシエチレンソルビトールヘキサステアレート(2.
6)、グリセロールモノステアレート(3.8)、ソル
ビタンモノオレエート(4.3)、ソルビタンモノステ
アレート(4.7)、ポリオキシエチレン(2モル)ス
テアリルエーテル(4.9)、ソルビタンモノパルミテ
ート(6.7)、ポリオキシプロピレンマンニトールジ
オレエート(8)、ポリオキシエチレンソルビトールオ
レエート(9.2)、ポリオキシエチレンステアレート
(9.6)、ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエ
ート(10.0)、ポリオキシエチレンモノオレエート
(11.4)、ポリオキシエチレン(6モル)トリデシ
ルエーテル(11.4)、ポリオキシエチレン(10モ
ル)セチルエーテル(12.9)、ポリオキシエチレン
ソルビタンモノオレエート(15)、ポリオキシエチレ
ン(20モル)ステアリルエーテル(15.3)、ポリ
オキシエチレン(15モル)トリデシルエーテル(1
5.4)、ポリオキシエチレンアルキルアミン(カチオ
ン、15.5)、ポリオキシエチレンアルコールであっ
て、それぞれHLB9.7、約10および11.6を有
するもの、エトキシル化ノニルフェノールであって、そ
れぞれHLB値10、11および12を有するもの、ジ
アルキルフェノールエトキシレートであって、それぞれ
HLB値10.6および19を有するもの、エチレンオ
キシドとプロピレンオキシドのブロックコポリマーであ
って、HLB値の範囲5.5乃至15内のもの、エトキ
シル化オクチルフェノールであって、それぞれHLB約
13.5、17.3および17.9を有するもの、脂肪
酸グリセリドであって、それぞれHLB値約4を有する
もの、ラウリル硫酸ナトリウム、前述のいずれかの混合
物等である。以下の表中に示された好ましい乳化剤はシ
ランについて特に有用なエマルジョンを提供する。
硫酸ナトリウムが1.5−20の範囲外のHLBを有し
ていれば、ブレンドすることが必要であり、そして望ま
しいであろう。HLB約40であるラウリル硫酸ナトリ
ウムは使用のために上に示された低HLB物質とブレン
ドされるものとする。緩衝剤(f)。 これらのエマル
ジョン中で任意の成分は緩衝剤(f)であって、これは
エマルジョンのpHを或る範囲、すなわちシラン/シロキ
サンが本質的に加水分解的に安定である範囲内に維持す
るために適切なものである。この範囲に関して好ましい
のはpH約6乃至約8.5である。
緩衝剤、特に殺生物剤を含んでいるものの実例には、塩
を含む有機および無機酸および塩基があり、そして好ま
しくは炭酸、燐酸、硫酸、ヒドロ硫酸、C1 −C6 オル
ガノ−、モノ−またはポリカルボン酸、あるいはC2 −
C30アルキレンイミノポリカルボン酸のモノ−またはポ
リアルカリ金属、アルカリ土類金属あるいはアミン塩
類、アンモニア、C1 −C30有機塩基あるいは前記のい
ずれかの混合物がある。好ましいのはアルカリ金属カー
ボネートまたは−バイカーボネートまたは−ホスフェー
トあるいはアンモニアである。実例は炭酸水素ナトリウ
ム、炭酸ナトリウム、炭酸アンモニウム、ほう酸ナトリ
ウム、燐酸一−、二−または三ナトリウム、燐酸一−、
二−または三カリウム、燐酸アンモニウムナトリウム硫
酸一−または二ナトリウム、酢酸ナトリウム、酢酸カリ
ウム、酢酸アンモニウム、酢酸カルシウム、ぎ酸ナトリ
ウム、硫化一−または二ナトリウム、アンモニア、モノ
−、ジ−またはトリエチルアミン、モノ−、ジ−または
トリエタノールアミン、(エチレンジニトリロ)四酢酸
ナトリウム塩(E.D.T.A.ナトリウム)、ピリジン、アニ
リンおよび珪酸ナトリウムである。これらは適切な緩衝
剤のほんの数例に過ぎない。これらの物質と他の緩衝
剤、酸類または塩類との組合わせ、たとえば水酸化アン
モニウムおよび酢酸の共用もまた有効であろう。燐酸三
ナトリウム(Na3 PO4 )および水酸化ナトリウム
(NH4 OH)は好ましいが、炭酸水素ナトリウム(N
aHCO3 )が特に好ましい。それは取扱いが容易であ
り、pH7.5を有するエマルジョンを調和的にもたら
し、環境的に安全であり、そして安価だからである。緩
衝剤の使用量は広い範囲に及ぶことが可能である。しか
し、一般に全組成物の0.01重量%未満は有用である
ためには不充分であり、また5重量%を超えれば不経済
となる。
(g)を使用してもよい。殺菌および殺生物活性を付与
するために当該技術分野において周知のそれらのいずれ
をも従来量、たとえば組成物基準で約0.1乃至約5重
量%をもって使用することが出来る。これらの実施態様
に関して適切である殺生物剤は、商標Giv-Gard DXN殺生
物剤の下にGivaudan Corp.によって販売される6−アセ
トキシ−2,4−ジメチル−m−ジオキサン、メチル−
p−メトキシベンゾエート等を包含する。これら殺生物
剤の代表的な濃度は0.15重量%である。
添加物、たとえばフレグランス、着色剤、シックナー、
発泡剤、消泡剤、ポリジメチルシロキサン油、炭化水素
ワックス、鉱油、塩素化パラフィン、金属石鹸、殺カビ
剤、光安定剤、吸光剤、触媒等を含んでいてもよい。
て調製し、かつ使用することが出来る。以下に示す作業
実施例は安定な乳化組成物を調製するために詳細な方法
を説明している。それらはまた、組成物をどのようにし
て多孔質石材物質に対し適用し、そしてそれらを撥水剤
として、特に模擬風雨状態に対してどのように試験する
かを示している。エマルジョンの安定性を試験するため
の方法もまた周知であり、そして上述の従来技術におい
て例証されている。
が、特許請求の範囲はそれらに限定されるものと解釈さ
れるべきではない。全ての部は重量によるものとする。
シシラン(PCR GroupInc.のPROSIL(R) 9202)8
2.5g、オルガノポリシロキサン樹脂であって近似的
な式(Me3 SiO0.5 )0.7 (SiO2 )1.0 (MQ
樹脂溶液、たとえばPCR Group Inc.のMQOH-1)で表され
るものの50%キシレン溶液85.0g、およびHLB
約13.5のエトキシル化オクチルフェノール(Rohm a
nd Haas のTRITON(R)X-100)1.8gから成る混合物に
対し、脱イオン水795gを徐々に添加する。添加が完
了したとき、40%のコロイドシリカ(Du Pont のLUDO
X(R)AS-40)を含有する水性分散液5.0gを撹拌しな
がらゆっくり添加する前に、その混合物を10分間撹拌
する。HLB約17.3を有するエトキシル化オクチル
フェノール(Rohm and Haas のTRITON(R)X-305)3.6
0g、炭酸水素ナトリウム1.10gおよびBUSAN(R)10
24(殺生物剤)1.10gの逐次的な添加の間撹拌を継
続する。この予備均質化したブレンドは引き続いて80
00psiでAPV Gaulin 15MR ホモジナイザーを通過さ
せる。得られた乳白色のエマルジョンに、更に脱イオン
水25gを添加することによって所望の濃度に調節す
る。この組成物は第1表中に纏める。この方法で調製さ
れたエマルジョンは25℃において少なくとも1ヶ月間
貯蔵した場合、均一な乳白色の外観を維持する。
1と同一の方法において調製する。それらの組成物は第
1表中に纏める。「MQ樹脂」の値はキシレンを伴わな
いポリシロキサン(たとえば、4.25%のMQ樹脂は
エマルジョンに対し50%MQ樹脂溶液8.50%を添
加することにより得られる。)の量に関するものである
ことに注意されたい。
若干のキシレンである。エマルジョン1、1A、1Cお
よび1Dは滑らかで、安定な乳白色のエマルジョンであ
る。エマルジョン1Bはそれが接触している表面上に粘
着性の残渣を残しがちである。エマルジョン1Eは他の
ものより遥かに粘稠であり、そしてそれを一晩放置する
と、非常に粘稠となり−若干凝集が観察される。これら
のエマルジョンは圧力処理した松のボード表面に対し2
50ft2 /ガロン(6.2m2/l)の割合で塗布さ
れ、そしてこれは1週間乾燥される。ウォータービーズ
結果は第2表中に纏められる。同様な方法において、エ
マルジョンは125ft2/ガロン(3.1m2 /l)
の割合で砂岩タイルに対し塗布され、そしてこれは1週
間乾燥される。ウォータービーズ結果は第2表中に纏め
られる。エマルジョンは125ft2 /ガロン(3.1
m2 /l)の割合でコンクリートパティオ・ブロックに
対し塗布され、そしてこれは1週間乾燥される。ウォー
タービーズ結果は第2表中に纏められる。
て決定される。水道水の数滴をピペットで水平な試験表
面上に注意深く堆積させる。観察は最初の5分、次いで
2時間、そして再び20時間について連続的に行うもの
とする。水滴の接触面積を視覚的に評価し、そして以下
の基準に従って等級づけする。
無し。
るが、20時間では湿気が見られる。
が、2時間では湿気が見られる。
滲み込んだ。
滲み込んだ。
滲み込んだ。
滲み込んだ。
のように調製されたエマルジョンはコンクリートキュー
ブを用い、DePasqualeおよびWilsonの米国特許第4,6
48,904号およびWilsonの米国特許第4,877,
654号に従って試験される。辺2インチのセメントモ
ルタル・キューブを調整室内で73゜Fかつ相対湿度
(RH)50%において21日間調整して、一定の重量
とする。撥水性に関して試験すべき各組成物は2個のキ
ューブに対し125ft2 /ガロン(3.1m2 /l)
の割合で塗布され、そして塗布されたキューブは各キュ
ーブについて最初の重量を記録する前に調整室内で13
日間ラック上で硬化される。2個の未処理の対照キュー
ブを含む全てのキューブはラック上に配置され、そして
蒸留水浴中に浸漬される。浸漬21日後にこれらのキュ
ーブを取り出し、水気を取り、そして直ちに秤量する。
各ブロックの重量増加%は: W(最終)−W(最初)/W(最初)x100=重量増
加% によって計算される。
/(対照の重量増加%)=重量増加の減少% によって計算される。より大きい重量増加の減少%は多
孔質材料の撥水剤としてより高い有効性を示している。
モルタルブロックの多様性に起因して、重量増加の減少
%値は約±5%の精度を有するものである。熟成エマル
ジョンのコンクリート吸水量の結果を第3表中に示す。
比較例1A(コロイドシリカ無しで調製されたもの)よ
り僅かに良好であり、比較例1Cおよび1D(ポリシロ
キサン樹脂無しで調製されたもの)よりも顕著に良好で
あり、そして比較例1Bおよび1E(シラン無しで調製
されたもの)よりも遥かに優れている。
下記のような変形されたASTME514手順を利用し
て行われる:一様な16インチx8インチx2インチの
コンクリートブロックの一面を試験エマルジョンをもっ
て25ft2 /ガロン(3.1m2 /l)の割合で処理
する。それを試験チャンバー内に装着する前に、その表
面を少なくとも28日間約75℃かつRH70%で乾燥
させる。水はブロックの処理表面に25psigの圧力
で、水がブロックの裏面に流下し始めるまで、連続的に
スプレーする。時間は水スプレーの開始から、裏面が最
初の湿気、最初のウォータービーディング、そして最初
に水の流れを示すまでをノートする。試験の終わりでブ
ロックを秤量して吸収された水の重量を決定する。全て
の試料は未処理の対照試料と共に2回試験し、そしてそ
の平均結果を第4表中に纏めるものとする。これらの処
理は風を伴う雨の進入を遅らせることが望ましいので、
最初の湿気、最初のビーズ、そして最初の水流に関する
より高い値はより良好な性能を示すことになる。また、
試験の過程でブロックが殆ど水を吸収しないことが望ま
しいので、重量増加に関するより低い値がより良好な性
能を示すのである。
る実施例1の驚くべき良好な性能を示している。シラン
+ポリシロキサン樹脂+コロイド効果の組合わせによる
驚くべき相乗効果が認められる。これらのエマルジョン
で処理した多孔質ウェブの透湿性を変形したASTM
D−1653手順を用いて以下のように測定した:未処
理、未漂白8 5/8”x11 1/4”x20ミル厚
さのペーパーカード(Leneta Co.)をエマルジョンで飽
和し、そして吊り下げて少なくとも7日間乾燥させる。
このシートの中央部から2個の3”円形片を切り取る。
これらの円形片を、その底部に脱イオン水10gを収容
する標準2 7/8”直径、3/4”深さのコップ("P
ayne Cups")の頂部端縁に気密シールをもって装着す
る。これらのコップを秤量し、そして無水硫酸カルシウ
ムを(RH0−25%)73゜F(23℃)において収
容するデシケータ内に配置する。コップは1週間毎日秤
量し、そして水蒸気移動の平均速度(グラム/m2 x
日)を計算する。それらの結果を第5表中に纏める。
ず、それは依然として水蒸気移動について驚くべき高い
レベルを維持している。全ての場合において、処方物に
対するコロイドシリカ充填剤の添加は水蒸気浸透性にお
いて全く変化が無いか、あるいは顕著な改良をもたらす
(1対1A、1E対1B、1D対1C)。
ロイドシリカ(Du Pont のLUDOX(R)AS-40 )を含有する
水性分散液5.0gをゆっくり添加する。HLB約1
7.3を有するエトキシル化オクチルフェノール(Rohm
and Haas のTRITON(R)X-305)3.6g、炭酸水素ナト
リウム1.1g、およびBUSAN(R)1024(殺生物剤)1.
1gの引き続く添加の間、撹拌を継続する。このプレミ
ックスした水性相を、オクチルトリエトキシシラン(PC
R PROSIL(R)9202 )40g、近似的な式(Me3 SiO
0.5 )0.7 (SiO2 )1.0 で表されるオルガノポリシ
ロキサン樹脂の50%オクチルトリエトキシシラン溶液
(PROSIL(R)9202 中の50%MQ樹脂)85gおよびH
LB約13.5を有するエトキシル化オクチルフェノー
ル(Rohm and Haas のTRITON(R)X-100)1.8gから成
る激しく撹拌された混合物に対し徐々に添加する。この
予備均質化したブレンドを引き続いて8000psiで
APV Gaulin 15MR ホモジナイザーを通過させる。得られ
た乳白色のエマルジョンに追加の脱イオン水25gを添
加することによって所望の濃度に調節する。このエマル
ジョンは少なくとも1ヶ月に亘り25℃で貯蔵したと
き、その均一な乳白色の外観を維持するものである。こ
のエマルジョンをコンクリートパティオ・ブロックに塗
布し、そして1週間乾燥させる。この処理表面は優れた
ウォータービーズ等級2を有している。このエマルジョ
ンはキシレンを全く伴わずに調製されるので、それは実
施例1より低いVOCレベルを有する。
チル−m−ジオキサン殺生物剤(Givaudan Corp.のGIVG
ARD(R)DXN 殺生物剤)で置換する以外は実施例2に関し
てエマルジョンを調製する。このエマルジョンは実施例
2と同一の性能を有している。
IL(R)9202 )70g、TINUVIN(R)1130(Ciba-Geigy UV
安定剤)2.0g、TINUVIN(R)292 (Ciba-Geigy UV 安
定剤)0.5gおよびTRITON(R)X-100界面活性剤1.8
gから成る撹拌された混合物に対し、脱イオン水841
g中のLUDOX(R)AS-40 コロイドシリカ5.0gから成る
プレミックスしたブレンドを添加する。次いで、TRITON
(R)X-305界面活性剤3.6gおよび炭酸水素ナトリウム
(緩衝剤)1.1gを添加し、そしてその混合物を10
分間激しく撹拌する。この粗エマルジョンを引き続いて
APV Gaulin 15MR ホモジナイザーを8000psiで通
過させて、均一で乳白色のエマルジョンを得る。このエ
マルジョンをコンクリートパティオ・ブロックおよび1
枚の圧力処理した松のボードに塗布し、そして1週間乾
燥させる。これらの処理面はウォータービーズ等級それ
ぞれ2および5を有している。GIV-GARD(R)DXN殺生物剤
1.5gから成る撹拌された混合物に対し、脱イオン水
807g、TRITON(R)X-305界面活性剤3.6gおよび炭
酸水素ナトリウム1.1gから成るプレミックスしたブ
レンドを添加し、そしてこの混合物を10分間激しく撹
拌する。
0%MQ樹脂80g、オクチルトリエトキシシラン(PR
OSIL(R)9202 )40g、TRITON(R)X-100界面活性剤1.
8gおよびこの粗エマルジョンを引き続いてAPV Gaulin
15MR ホモジナイザーを8000psiで通過させて、
均一で乳白色のエマルジョンを得る。脱イオン水60g
中のLUDOX(R)AS-40 コロイドシリカ5.0gから成る混
合物をエマルジョン中にゆっくりと混ぜ入れて最終組成
物を提供する。このエマルジョンはコンクリート上に優
れたウォータービーズを生成する。上記試験において、
それは未処理対照の93%の水蒸気移動レベルを有して
いる。
0%MQ75g、オクチルトリエトキシシラン(PROSIL
(R)9202 )15g、ポリ(エチレン−1,1,3,3−
テトラメチルジシロキサン)(100cst)20g、
TINUVIN(R)11302.0g、TINUVIN(R)292 0.50g、
(UV−安定剤)およびTRITON(R)X-100界面活性剤1.
8gから成る撹拌された混合物に対し、脱イオン水82
6g、LUDOX(R)AS-40 コロイドシリカ5.0g、炭酸水
素ナトリウム緩衝剤1.5gおよびTRITON(R)X-305界面
活性剤3.6gから成るプレミックスしたブレンドを添
加する。このブレンドを実施例1に関して均質化し、そ
して脱イオン水25gをもって所望固形分レベルに希釈
する。このエマルジョンはコンクリート上に優れたウォ
ータービーズを生成する。上記試験において、それは未
処理対照の47%の水蒸気移動レベルを有している。
0%MQ80g、HLB約10.0を有するエトキシル
化ノニルフェノール(Rohm and Haas のTRITON(R)N-57
界面活性剤)1.8gおよびGIV-GARD(R)DXN殺生物剤
1.5gから成る撹拌された混合物に対し、脱イオン水
802g、TRITON(R)X-305界面活性剤3.6gおよび炭
酸水素ナトリウム(緩衝剤)1.1gから成るプレミッ
クスしたブレンドを添加する。このブレンドは実施例1
に関して均質化される。脱イオン水中のLUDOX(R)AS-40
コロイドシリカから成る混合物70gをエマルジョン中
にゆっくりと混ぜ入れて最終組成物を提供し、これらを
第6表中に纏める。
であり、それでそれ以上の試験は行わない。実施例7−
9からのエマルジョンをコンクリートブロックに塗布
し、そして乾燥後、それらの全ては非常に良好なウォー
タービーズをもたらす。上記試験において、実施例8か
らのエマルジョンは未処理対照の81%の透湿性レベル
ならびにセメントキューブに関し未処理対照の86%の
重量増加の減少を有している。
ここに参考として引用するものとする。本発明における
数多くの変更は、上記詳細な説明に鑑みてそれ自体が当
業者に対し示唆されるであろう。全てのこの種明白な変
形は添付特許請求の範囲の充分に意図された範囲内にあ
るものとする。
のオリゴマーおよび/またはオルガノシロキサンを含ん
で成り、更にオルガノポリシロキサン樹脂ならびに充填
剤粒子のコロイド分散系と組み合わせた本発明による水
性配合物は多孔質ウェブ、特に石材を経由する水の浸透
および漏洩を阻止するのに非常な効果を示す。また、本
発明の組成物によって処理された石材壁を圧力を伴った
水が浸透する間の時間を従来技術の組成物によって処理
された壁と比較すると、はるかに増加しており、そして
更に本発明の組成物によって処理された石材により吸収
された水の量は大幅に減少する。
Claims (26)
- 【請求項1】 (a)(i)式R1nSi(R2 )4-n
(式中R1 はC1 −C30ヒドロカルビルまたはハロゲン
化ヒドロカルビル基であり、R2 はC1 −C6アルコキ
シ、ハロゲン化物、アミノ、カルボキシル、または前記
したものの混合物であり、そしてnは1または2であ
る。)で表される加水分解性シランまたは加水分解性シ
ランの混合物、 (a)(ii)式: 【化1】 (式中R1 およびR2 は(a)(i)に関して定義され
たものであり、a=0.8乃至2、そしてb<2であ
る。)で表される加水分解性シロキサンまたは加水分解
性シロキサンの混合物、あるいは(a)(iii)
(a)(i)および(a)(ii)の混合物であって、
組成物中の(a)(i)+(a)(ii)の合計量が約
0.5乃至約60重量%であるものと、 (b)樹脂であって、R33SiO0.5 ユニットおよびS
iO2 ユニットを含み、R33SiO0.5 ユニット対Si
O2 ユニットの割合が約0.2乃至約1.2:1の範囲
に及ぶもの、および樹脂であって、R33SiO0.5 ユニ
ット、R32SiOユニット、およびSiO2 ユニットを
含み、R33SiO0.5 ユニット対SiO2 ユニットの割
合が約0.2乃至約1.2:1の範囲に及び、そしてR
32SiOユニット対SiO2 ユニットの割合は約0.
1:1までであり、ここにおいて各R3 が独立に置換ま
たは非置換アルキル基、アリール基、アルカリール基、
アラルキル基、シクロアルキル基、アルケニル基または
前述のいずれかの混合物から選択されるものから成る群
から選択されるオルガノポリシロキサン樹脂であって、
組成物中のそのオルガノポリシロキサン樹脂の量が約
0.5乃至約45重量%であるものと、 (c)表面積少なくとも40m2 /gを有する充填剤で
あって、組成物中の充填剤の量が約0.01乃至約3重
量%であるものと、 (d)乳化剤または乳化剤の混合物と、 (e)水とを含んで成ることを特徴とする水性エマルジ
ョン組成物。 - 【請求項2】 前記加水分解性シラン(a)(i)が分
子量約600までを有し、かつ一般式R1nSi(R2 )
4-n (式中R1 はC1 −C30ヒドロカルビルまたはハロ
ゲン化ヒドロカルビルであり、R2 はC1 −C6 アルコ
キシ、ハロゲン化物、アミノ、カルボキシルまたは前述
のいずれかの混合物であり、そしてnは1または2)で
表される化合物あるいは該化合物のオリゴマーを含んで
成る請求項1記載の組成物。 - 【請求項3】 前記シランがアルキルアルコキシシラン
を含んで成る請求項2記載の組成物。 - 【請求項4】 前記シランがアルキルトリアルコキシシ
ランを含んで成る請求項2記載の組成物。 - 【請求項5】 R1 がC1 −C10アルキル基を含んで成
り、R2 がC1 −C3 アルコキシ基を含んで成り、そし
てnは1である請求項2記載の組成物。 - 【請求項6】 前記加水分解性シロキサン(a)(i
i)が一般式: 【化2】 (式中R1 はC1 −C10ヒドロカルビル、R2 はC1 −
C3 アルコキシ、aは約1であり、そしてb=0.2−
2である。)で表される化合物を含んで成る請求項1記
載の組成物。 - 【請求項7】 更に、 (f)前記組成物のpHを緩衝するために少ない有効量
の、少なくとも1種類の化合物をも含んでいる請求項1
記載の組成物。 - 【請求項8】 更に、 (g)少ない有効量の殺生物剤をも含んでいる請求項1
記載の組成物。 - 【請求項9】 前記シランがオクチルトリエトキシシラ
ンを含んで成る請求項1記載の組成物。 - 【請求項10】 前記シラン(a)の濃度が前記組成物
の約2.5乃至約40重量%包含して成る請求項2記載
の組成物。 - 【請求項11】 シランまたはシロキサン(a)の量が
約2.5乃至約40重量%であり、そしてオルガノポリ
シロキサン樹脂(b)の量が約2.5乃至約30重量%
である請求項1記載の組成物。 - 【請求項12】 前記オルガノポリシロキサン樹脂
(b)がR33SiO0.5ユニットおよびSiO2 ユニッ
トを含む樹脂から成り、R33SiO0.5 ユニット対Si
O2 ユニットの比が約0.6乃至約1.0:1の範囲に
及んでいる請求項1記載の組成物。 - 【請求項13】 前記オルガノポリシロキサン樹脂
(b)はR3 が支配的にメチルである樹脂から成ってい
る請求項12記載の組成物。 - 【請求項14】 前記充填剤(c)がシリカである請求
項1記載の組成物。 - 【請求項15】 前記シリカがコロイドシリカである請
求項14記載の組成物。 - 【請求項16】 前記コロイドシリカがシリカ粒子の水
性コロイド分散液である請求項15記載の組成物。 - 【請求項17】 前記乳化剤または乳化剤の混合物
(d)の濃度が組成物の約0.1乃至約10重量%であ
る請求項1記載の組成物。 - 【請求項18】 前記乳化剤がHLB値約4乃至約17
を有している請求項1記載の組成物。 - 【請求項19】 前記乳化剤(d)が少なくとも1種類
の非イオン乳化剤を含んで成る請求項1記載の組成物。 - 【請求項20】 前記緩衝用化合物(f)がカルボン
酸、燐酸、硫酸、ヒドロ硫酸、C1 −C6 オルガノ−、
モノ−またはポリカルボン酸またはC2 −C30アルキレ
ンイミノポリカルボン酸のモノ−またはポリアルカリ金
属−、アルカリ土類金属−あるいはアミン塩、アンモニ
ア、C1 −C30有機塩基、あるいは前述のいずれかの混
合物を含んで成る請求項7記載の組成物。 - 【請求項21】 前記緩衝用化合物(f)がアルカリ金
属カーボネートまたは−バイカーボネートまたは−ホス
フェートあるいはアンモニアを含んで成る請求項20記
載の組成物。 - 【請求項22】 前記緩衝用化合物(f)が炭酸水素ナ
トリウムを含んで成る請求項21記載の組成物。 - 【請求項23】 前記緩衝用化合物(f)が約6乃至約
8.5の範囲内のpHをもたらす請求項1記載の組成物。 - 【請求項24】 (i)多孔質ウェブの表面に対し、 (a)(i)式R1nSi(R2 )4-n (式中R1 はC1
−C30ヒドロカルビルまたはハロゲン化ヒドロカルビル
基であり、R2 はC1−C6 アルコキシ、ハロゲン化
物、アミノ、カルボキシル、または前記したものの混合
物であり、そしてnは1または2である。)で表される
加水分解性シランまたは加水分解性シランの混合物、 (a)(ii)式: 【化3】 (式中R1 およびR2 は(a)(i)に関して定義され
たものであり、a=0.8乃至2、そしてb<2であ
る。)で表される加水分解性シロキサンまたは加水分解
性シロキサンの混合物、あるいは(a)(iii)
(a)(i)および(a)(ii)の混合物であって、
組成物中の(a)(i)+(a)(ii)の合計量が約
0.5乃至約60重量%であるものと、 (b)樹脂であって、R33SiO0.5 ユニットおよびS
iO2 ユニットを含み、R33SiO0.5 ユニット対Si
O2 ユニットの割合が約0.2乃至約1.2:1の範囲
に及ぶもの、および樹脂であって、R33SiO0.5ユニ
ット、R32SiOユニット、およびSiO2 ユニットを
含み、R33SiO0.5 ユニット対SiO2 ユニットの割
合が約0.2乃至約1.2:1の範囲に及び、そしてR
32SiOユニット対SiO2 ユニットの割合は約0.
1:1までであり、ここにおいて各R3 が独立に置換ま
たは非置換アルキル基、アリール基、アルカリール基、
アラルキル基、シクロアルキル基、アルケニル基または
前述のいずれかの混合物から選択されるものから成る群
から選択されるオルガノポリシロキサン樹脂であって、
組成物中のそのオルガノポリシロキサン樹脂の量が約
0.5乃至約45重量%であるものと、 (c)表面積少なくとも40m2 /gを有する充填剤で
あって、組成物中の充填剤の量が約0.01乃至約3重
量%であるものと、 (d)乳化剤または乳化剤の混合物と、 (e)水とを含んで成る水性エマルジョン組成物を適用
する工程と、 (ii)前記組成物を硬化させる工程とを含んで成るこ
とを特徴とする多孔質ウェブについての水性媒質に対す
る耐浸透性を増加させる方法。 - 【請求項25】 前記多孔質ウェブが石材、コンクリー
トまたは木材を含んで成る請求項24記載の方法。 - 【請求項26】 (i)多孔質石材ウェブが調製される
原料であるコンクリートまたはセメント混合物に対し、 (a)(i)式R1nSi(R2 )4-n (式中R1 はC1
−C30ヒドロカルビルまたはハロゲン化ヒドロカルビル
基であり、R2 はC1−C6 アルコキシ、ハロゲン化
物、アミノ、カルボキシル、または前記したものの混合
物であり、そしてnは1または2である。)で表される
加水分解性シランまたは加水分解性シランの混合物、 (a)(ii)式: 【化1】(式中R1 およびR2 は(a)(i)に関して
定義されたものであり、a=0.8乃至2、そしてb<
2である。)で表される加水分解性シロキサンまたは加
水分解性シロキサンの混合物、あるいは(a)(ii
i)(a)(i)および(a)(ii)の混合物であっ
て、組成物中の(a)(i)+(a)(ii)の合計量
が約0.5乃至約60重量%であるものと、 (b)樹脂であって、R33SiO0.5 ユニットおよびS
iO2 ユニットを含み、R33SiO0.5 ユニット対Si
O2 ユニットの割合が約0.2乃至約1.2:1の範囲
に及ぶもの、および樹脂であって、R33SiO0.5ユニ
ット、R32SiOユニット、およびSiO2 ユニットを
含み、R33SiO0.5 ユニット対SiO2 ユニットの割
合が約0.2乃至約1.2:1の範囲に及び、そしてR
32SiOユニット対SiO2 ユニットの割合は約0.
1:1までであり、ここにおいて各R3 が独立に置換ま
たは非置換アルキル基、アリール基、アルカリール基、
アラルキル基、シクロアルキル基、アルケニル基または
前述のいずれかの混合物から選択されるものから成る群
から選択されるオルガノポリシロキサン樹脂であって、
組成物中のそのオルガノポリシロキサン樹脂の量が約
0.5乃至約45重量%であるものと、 (c)表面積少なくとも40m2 /gを有する充填剤で
あって、組成物中の充填剤の量が約0.01乃至約3重
量%であるものと、 (d)乳化剤または乳化剤の混合物と、 (e)水とを含んで成る水性エマルジョン組成物を適用
する工程と、 (ii)前記組成物を硬化させる工程とを含んで成るこ
とを特徴とする前記多孔質石材ウェブについての水性媒
質に対する耐浸透性を増加させる方法。
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