JPH0623654A - 板材加工機の熱変位補正制御方法 - Google Patents

板材加工機の熱変位補正制御方法

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JPH0623654A
JPH0623654A JP4112120A JP11212092A JPH0623654A JP H0623654 A JPH0623654 A JP H0623654A JP 4112120 A JP4112120 A JP 4112120A JP 11212092 A JP11212092 A JP 11212092A JP H0623654 A JPH0623654 A JP H0623654A
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JP
Japan
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measurement
program
machine
processing machine
displacement
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Pending
Application number
JP4112120A
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English (en)
Inventor
Takami Miyamoto
隆美 宮本
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Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パンチプレス機にレーザヘッドを設けた複合
加工機等の板材加工機において、熱変位補正を効率良く
行う。また、加工中のオフセットにかかわらずに熱変位
補正を可能とする。 【構成】 温度センサによる温度情報により計測開始条
件が充足されたことを判定し(S1)、条件充足の判定
結果に応答して加工点の変位量測定用プログラムを発生
させる(S2)。この測定用プログラムを実行して加工
点の変位量を測定し(S3)、その変位量測定値に対応
するオフセット値で板材加工機のワーク座標原点をシフ
トさせる(S4)。前記測定用プログラムは機械座標で
動作させるものとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、パンチプレス機にレ
ーザヘッドを搭載した複合加工機や、その他の種々の板
材加工機の熱変位補正制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、タレットパンチプレス機にレーザ
ヘッドを搭載した複合加工機がある。このような複合加
工機では、同じワークに対してパンチ加工とレーザ加工
とが適宜施される。例えば、パンチ加工により孔加工を
行い、レーザ加工により切断を行う。
【0003】パンチプレスやレーザ加工機等の板材加工
機では、外気温の変化や、運転に伴う発熱によって、フ
レームや送りねじの熱膨張が生じ、これによりパンチ位
置やレーザ加工位置に誤差が生じる。特に、前記のよう
な複合加工機では、パンチ加工した箇所に続いてレーザ
加工を施すような場合があり、このような場合に、パン
チ位置とレーザ加工位置とのずれによって加工品質が大
きく低下するという問題点がある。そのため、熱変位補
正を行う方法が種々考えられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、加工プログラ
ムに設定した所定時に熱変位補正のための変位測定を行
う方法や、タイマで設定した一定期間ごとに変位測定を
行う方法では、経時的な温度変化の程度に応じた適切な
頻度で測定を行うことが難しい。そのため、測定頻度が
少なくて充分な補正が行えなかったり、必要以上の測定
を行って加工時間が無駄に長くなったりすることがあ
る。また、板材加工機では、パンチ加工からレーザ加工
に変更するときや、ワークの加工部分に応じてワークを
持ち替えたりするときに、NC装置においてワーク座標
の原点シフト、すなわちオフセット補正が行われる。こ
のようなオフセット補正が行われていると、ワーク送り
装置等を利用して変位測定のセンサを動作させようとし
た場合に、繰り返し行われたオフセットを考慮する必要
があって、実際のセンサの位置を認識することが難しい
という問題点がある。
【0005】この発明の目的は、経時的な温度変化の程
度に応じた効率的な熱変位補正が行え、また加工中にお
けるオフセット値にかかわらずに熱変位補正が行える板
材加工機の熱変位補正制御方法を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明方法を、実施例
に対応する図4と共に説明する。この熱変位補正制御方
法は、次の各過程を含む方法である。すなわち、温度セ
ンサによる温度情報により計測開始条件の充足を判定し
(S1)、条件充足の判定結果に応答して加工点の変位
量測定用プログラムを発生させる(S2)。この測定用
プログラムを実行して加工点の変位量を測定し(S
3)、その変位量測定値に対応するオフセット値で板材
加工機のワーク座標原点をシフトさせる(S4)。前記
測定用プログラムは機械座標で動作させるものとする。
【0007】
【作用】この発明方法によると、温度センサの温度情報
により計測開始条件の充足判定を行い、条件充足の場合
に熱変位補正を行わせるので、温度変化の激しいとき
は、頻繁に変位測定して熱変位補正が行われ、温度変化
の緩やかなときは測定頻度が少なくなる。そのため、経
時的な温度変化の程度に応じた適正な頻度で変位測定お
よび熱変位補正が行える。また、変位量測定用プログラ
ムは、前記の条件充足の判定による測定開始時に発生さ
せるので、機械座標により動作させることが可能とな
り、また機械座標で動作させるので、それまでに行われ
たオフセット補正にかかわらずに、変位測定を行い、熱
変位補正することができる。
【0008】
【実施例】この発明の一実施例を図1ないし図6に基づ
いて説明する。図2はこの実施例の熱変位補正制御方法
を適用する板材加工機を示し、パンチプレス機構部1と
レーザヘッド2とワーク送りテーブル装置3とを備えた
複合加工機からなる。板材加工機のフレームは、パンチ
プレス機フレーム4と、レーザ加工機フレーム5と、テ
ーブル部フレーム6とで構成される。
【0009】パンチプレス機構部1は、同期して割出回
転する上下のタレット7,8の外周部に複数のパンチ工
具およびダイ工具(図示せず)を各々設置し、パンチ位
置Pに割り出されたパンチ工具をクランク機構9で昇降
駆動するものである。
【0010】レーザヘッド2は、集光用の光学系および
アシストガスのノズル(図示せず)を有するものであ
り、パンチ位置Pから後方(Y軸方向)に若干離れた位
置Rで、レーザ加工機フレーム5の先端に設置されてい
る。レーザヘッド2には、レーザ発振機10で発振され
たレーザ光がレーザ案内筒11を介して導かれる。ま
た、レーザヘッド2は退避および焦点調整のための昇降
駆動機構を備えている。
【0011】ワーク送りテーブル装置3は、図1に示す
ようにテーブル部フレーム6のレール12上に前後移動
自在に設置した左右一対のスライドテーブル3aと、中
央の固定テーブル3bとを有し、両側のスライドテーブ
ル3aは後端のキャリッジ13と共に、Y軸サーボモー
タ14および送りねじ15により進退駆動される。キャ
リッジ13には、クロススライド16が横(X軸方向)
移動自在に搭載され、板状のワークWを把持する複数の
ワークホルダ17がクロススライド16に取付けられて
いる。クロススライド16は、キャリッジ13に設置さ
れたX軸サーボモータ18および送りねじ19により進
退駆動される。
【0012】前記クロススライド16に、電気マイクロ
メータからなる変位検出器20が取付けてある。変位検
出器20は、レーザヘッド2と上タレット7の外径面と
に各々接触させてレーザ加工位置Rとパンチ位置Pの変
位測定に使用するものであり、非使用時にパンチプレス
フレーム4の正面カバー部4aに干渉することを避ける
ために、後方へ退避させる退避駆動機構(図示せず)が
付設してある。
【0013】図1において制御系を説明する。制御装置
の全体は、軸制御を行うNC装置21と、シーケンス制
御を主に行うPMC装置(プログラマブル・マシン・コ
ントローラ)22とで構成される。NC装置21は、加
工プログラム24を実行する演算制御部25を有し、演
算制御部25から出力された各軸送り指令により、サー
ボコントローラ23を介してX軸サーボモータ18およ
びY軸サーボモータ14の駆動が行われる。各サーボモ
ータ14,18はパルスコーダ等からなる位置検出器1
4a,18aを有し、検出値がサーボコントローラ23
にフィードバックされる。
【0014】演算制御部25には、設定されたオフセッ
ト量に応じてワーク送りテーブル装置3のワーク座標の
原点をシフトさせて加工プログラム24のX,Y軸の送
り指令値を補正するオフセット補正手段26が設けられ
ている。オフセット補正手段26は、工具位置オフセッ
ト手段として前記と同様な座標原点シフトを行うもので
あっても良い。また、NC装置21には、板材加工機自
体のX,Y座標として決定された機械座標の現在値を常
に認識する現在機械座標位置認識手段27が設けられて
いる。この手段27による機械座標位置の認識は、各軸
の位置検出器14a,18aの出力と、クロススライド
16およびキャリッジ13の原点復帰を検出する原点復
帰検出スイッチ(図示せず)の出力とで行われる。
【0015】PMC装置22は、加工プログラム24に
記述されたシーケンス指令を実行すると共に、内蔵のシ
ーケンス制御プログラム等を実行する手段であり、独立
した演算制御部(図示せず)を有し、あるいはNC装置
21の演算制御部26を共有する。このPMC装置22
に記憶されたプログラムまたは電気素子により、測定条
件開始判定手段28と、測定用プログラム発生手段29
とが設けられている。
【0016】測定条件開始判定手段28は、常に温度セ
ンサ32を監視してその温度情報を設定条件と比較し、
条件充足の場合に測定指令を測定用プログラム発生手段
29に出力する手段である。温度センサ32は、板材加
工機のフレーム4〜6等に設けられて、外気温や運転に
伴うフレーム4〜6等の温度変化を測定するものであ
る。温度センサ32は一個または複数個設けられる。
【0017】測定用プログラム発生手段29は、前記の
測定指令に応答して現在機械座標位置認識手段27の機
械座標値を取り込み、予め準備された測定用プログラム
30の未完成プログラムに送り量データを与えることで
測定用プログラム30を完成させる手段である。
【0018】測定用プログラム30は、クロススライド
16およびキャリッジ13等に測定のための所定の動作
を行わせるシーケンスプログラムと、変位検出器20の
測定値である変位量を取り込み、所定の変位量演算を行
って測定値格納エリア31に格納する演算プログラムと
で構成される。測定用プログラム30は、各軸の送り指
令を機械座標で行うものとしてある。なお、測定値格納
エリア31に格納された変位量測定値は、PMC装置2
2に記憶されたプログラムからなる転送手段(図示せ
ず)により、オフセット値aとしてNC装置21のオフ
セット補正手段26に転送され、オフセット補正手段2
6に前に設定されていたオフセット量に加算される。
【0019】上記構成による熱変位補正制御方法を説明
する。まず、測定動作の概略を図3と共に説明する。ク
ロススライド16に取付けられた変位検出器20の接触
子20aを、上タレット7の外周における後面位置S
1、およびレーザヘッド2の後面位置S2に順次接触さ
せ、これによりパンチ位置Pおよびレーザ加工位置Rの
熱変位を測定する。変位検出器20は、例えば図6に示
すように、原点位置OからX,Y方向に移動させてパン
チ位置Pの測定を行い、次に中間戻り位置Qまで一旦後
退させた後、レーザヘッド2に接触させることにより行
う。
【0020】このような測定動作は、機械原点が決定さ
れた時点で1回行い、その後の測定を前記の自動発生さ
せた測定用プログラム30によって行う。この測定用プ
ログラム30による測定値は、原点決定時の測定値と比
較し、その差分を変位量測定値として測定値格納エリア
31に格納する。前記の機械原点の決定は、変位検出器
20の取付後の校正が完了したとき、または電源スイッ
チのオン時等に行われる。
【0021】次に、熱変位補正の動作手順を図4の流れ
図および図5に基づいて説明する。図5の加工プログラ
ム24が実行されて加工が行われている間は、図1の温
度センサ32の温度情報は常に監視される(図4のステ
ップS1)。測定条件開始判定手段28により開始条件
が充足されたと判定されると、測定用プログラム発生手
段29によりその時点の機械座標位置が読み取られて、
機械座標により送り指令値が記述された測定用プログラ
ム30が自動生成される(S2)。
【0022】測定用プログラム30は、機械が加工を中
断しても良い状態になったときに実行され、図3および
図6と共に説明したシーケンス動作を行なって変位量測
定を行い、その測定値を格納エリア31に格納する(S
3)。この格納された変位量測定値は、NC装置21の
オフセット補正手段26に転送され、パンチ位置Pおよ
びレーザ加工位置Rに対するワーク原点オフセット値が
設定される(S4)。この場合、予め設定されているオ
フセット値に、変位量測定値が加算された値に新たなオ
フセット値が設定される。このようにして、NC装置2
1にオフセット補正手段26として設けられているワー
ク座標原点シフト機能を利用して、変位量測定値で加工
プログラム座標を全体にシフトさせることにより、加工
精度が保たれる。
【0023】この熱変位補正制御方法によると、このよ
うに温度センサ32の温度情報により計測開始条件の充
足判定を行い、条件充足の場合に熱変位補正を行わせる
ので、温度変化の激しいときは、頻繁に変位測定して熱
変位補正が行われ、温度変化の緩やかなときは測定頻度
が少なくなる。そのため、経時的な温度変化の程度に応
じた適正な頻度で変位測定および熱変位補正が行えて、
作業の全体時間を短縮しながら、必要な熱変位補正を行
うことができる。
【0024】また、変位量測定用プログラム30は、前
記の条件充足の判定による測定開始時に発生させるの
で、機械座標により動作させることが可能となり、また
機械座標で動作させるので、それまでに行われたオフセ
ット補正にかかわらずに、変位測定を行い、熱変位補正
することができる。すなわち、機械座標を使用すること
により、加工中のオフセット値がそのまま測定用プログ
ラム30に用いられて、変位量測定値が前記の加工中の
オフセット値に加えられることになり、測定完了後はそ
のまま加工を継続できる。
【0025】なお、前記実施例はパンチプレスにレーザ
ヘッド2を搭載した複合加工機に適用した場合につき説
明したが、この発明の熱変位補正制御方法は板材加工機
一般に適用することができる。
【0026】
【発明の効果】この発明の板材加工機の熱変位補正制御
方法は、温度センサの温度情報により計測開始条件の充
足判定を行い、条件充足の場合に熱変位補正を行わせる
ので、経時的な温度変化の程度に応じた適正な頻度で効
率的に変位測定および熱変位補正が行える。また、測定
開始時に変位量測定用プログラムを発生させることによ
り、機械座標で変位量測定用プログラムを実行させるよ
うにしたので、板材加工機に特有の加工中のオフセット
補正にかかわらずに変位測定を行い、熱変位補正するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の熱変位補正制御方法を適
用する板材加工機の概略平面図と機能ブロック図とを併
記した概念図である。
【図2】その板材加工機の側面図である。
【図3】同板材加工機の測定動作の説明図である。
【図4】同板材加工機の熱変位補正制御方法の流れ図で
ある。
【図5】加工プログラムと測定用プログラムとの関係を
示す説明図である。
【図6】測定動作における変位検出器移動経路の説明図
である。
【符号の説明】
1…パンチプレス機構部、2…レーザヘッド、3…ワー
クテーブル、7…上タレット、13…キャリッジ、14
a…位置検出器、20…変位検出器、21…NC装置、
22…PMC装置、24…加工プログラム、26…オフ
セット補正手段、28…測定条件開始判定手段、29…
測定用プログラム発生手段、30…測定用プログラム、
32…温度センサ、P…パンチ位置、R…レーザ加工位

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 温度センサの温度情報により計測開始条
    件の充足を判定する過程と、条件充足の判定結果に応答
    して加工点の変位量測定用プログラムを発生させる過程
    と、この測定用プログラムを実行して加工点の変位量を
    測定する過程と、その変位量測定値に対応するオフセッ
    ト値で板材加工機のワーク座標原点をシフトさせる過程
    とを含み、前記測定用プログラムは機械座標で動作させ
    るものとした板材加工機の熱変位補正制御方法。
JP4112120A 1992-04-03 1992-04-03 板材加工機の熱変位補正制御方法 Pending JPH0623654A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003001713A (ja) * 2001-06-26 2003-01-08 Matsushita Electric Works Ltd 光造形システムにおけるレーザビームの偏向制御方法及びその装置
JPWO2002050506A1 (ja) * 2000-12-18 2004-04-22 株式会社ニコン 波面計測装置及びその使用方法、結像特性計測方法及び装置、結像特性補正方法及び装置、結像特性管理方法、並びに露光方法及び装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02224949A (ja) * 1989-02-28 1990-09-06 Okuma Mach Works Ltd 工作機械の熱変位補正方法

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