JPH0623663U - 噴流はんだ槽 - Google Patents
噴流はんだ槽Info
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ノズルから噴流後の溶融はんだと、ここで発
生した酸化物を樋で受けて直接金属製のカゴに送り、ノ
ズル周辺に酸化物が漂わないようにして、酸化物による
弊害を無くす。 【構成】 ノズルの側部に一端が堰8で、他端が開放状
態の流出口9となった樋7を設置するとともに、樋7の
流出口11が酸化物を濾すことのできるカゴ10まで達
している。
生した酸化物を樋で受けて直接金属製のカゴに送り、ノ
ズル周辺に酸化物が漂わないようにして、酸化物による
弊害を無くす。 【構成】 ノズルの側部に一端が堰8で、他端が開放状
態の流出口9となった樋7を設置するとともに、樋7の
流出口11が酸化物を濾すことのできるカゴ10まで達
している。
Description
【0001】
本考案は、自動はんだ付け装置に組み込んでプリント基板のはんだ付けを行う 噴流はんだ槽に関する。
【0002】
噴流はんだ槽は、はんだ槽内にノズルと噴流ポンプが設置されており、噴流ポ ンプで送られた溶融はんだがノズルから上方に噴流し、この噴流した溶融はんだ にプリント基板を接触させて所定箇所にはんだ付けを行うものである。
【0003】 このはんだ槽内で溶融しているはんだは200℃以上の高温となっており、し かもそれを噴流させた後、落差のある槽内に落下させるため、落下する溶融はん だと、槽内の溶融はんだとがかき混ざるようになる。このとき溶融はんだは空気 との接触も多くなることから、この溶融はんだの落下部で溶融はんだが激しく酸 化して酸化物を生成する。
【0004】 このようにして一旦酸化してしまったはんだは、はんだとしての機能がなくな るため廃棄せざるを得ず、経済的には大変な損失となる。また酸化物は、ノズル の周辺、即ちノズルとはんだ槽、およびノズルが一次噴流ノズルと二次噴流ノズ ルとある場合は、それぞれのノズルの間に溜ってしまう。それがあまり多く堆積 するとはんだ槽の低い壁面から槽外にこぼれ落ちたり、はんだ槽内の溶融はんだ に接触してくるプリント基板に付着してプリント基板のはんだ付けを阻害したり 、さらにははんだ付け不良を起こさせる原因となるものであった。
【0005】 そのため従来のはんだ槽では、作業者が常にはんだ槽の近くに待機していて酸 化物が少しでも溜ると網やヘラでこれを取り除く作業を行っていたものである。
【0006】 この酸化物除去作業は、稼働中の自動はんだ付け装置に次から次へと休みなく 搬送されてくるプリント基板の合間をぬって急いで行わなければならないため、 作業を急ぐ作業者がプリント基板に触って高価なプリント基板を溶融はんだ中に 落として焼け焦げさせてしまったり、溶融はんだを跳ねとばして火傷をする等の 問題があった。
【0007】 そこで本考案出願人は、ノズル周辺に溜る酸化物を除去しやすい所に集めて、 はんだ付け作業に支障なく酸化物を除去できる噴流はんだ槽を発明し、特願平3 −8336号として提案した。
【0008】 この噴流はんだ槽の構造は、はんだ槽の上部を仕切り板で仕切って貯溜槽を形 成し、また噴流ノズルの側部に樋を設け、該樋の一端をダクトに接続してダクト の流出口を貯溜槽まで延長したものである。このはんだ槽は、ノズルから噴流し た溶融はんだと酸化物がノズルのフォーマーに沿って樋に落下し、樋からダクト を通ってダクトの流出口で酸化物が浮かび上がって貯溜槽に溜るようになってい る。
【0009】
ところで、この噴流はんだ槽では、貯溜槽で乱流が起こると、小さな酸化物が 乱流に巻き込まれて貯溜槽を形成している仕切り板の下方を通って貯溜槽から流 出してしまい、それが溶融はんだを噴流させる噴流ポンプに吸い込まれて再度噴 流のズルから噴流して、プリント基板のはんだ付けに悪影響を与えることがあっ た。
【0010】 また、この噴流はんだ槽では、貯溜槽に溜った酸化物の除去はヘラや網で掻き 集めてからヘラや網で掬い出す作業を行っていた。この酸化物を掻き集めて掬い 出す作業は従来の噴流はんだ槽における酸化物除去作業よりもかなり容易となっ ているが、酸化物をヘラや網で掻き集めたり、掬い出す時に酸化物や溶融はんだ が飛び散ることがあり、危険を伴うものであった。 本考案は、貯溜槽で乱流が起きても酸化物が貯溜槽から流出せず、しかも貯溜 槽に溜った酸化物の除去が安全に行えるという噴流はんだ槽を提供することにあ る。
【0011】
本考案者らは、金属製の網やパンチングプレートを溶融はんだ中に置くと、酸 化物はこれらの網やパンチングプレートに流動を阻止されることに着目して本考 案を完成させた。 本考案は、一端が溶融はんだの流動を止める堰となっており、他端が開放され た流出口となっている樋を噴流ノズルの側部に設置するとともに、前記樋の流出 口に酸化物を漉し取ることのできるカゴを設置したことを特徴とする噴流はんだ 槽である。
【0012】
以下図面に基づいて本考案を説明する。 図1は本考案の噴流はんだ槽の要部斜視図、図2は本考案の噴流はんだ槽の平 面図、図3は図2のX−X線断面図である。
【0014】 本考案の噴流はんだ槽の本体1の中には、一次噴流ノズル2と二次噴流ノズル 3が設置されている。
【0015】 これらのノズルの下部は一端に噴流ポンプ4を設置した噴流ダクト5と接続し ており、該噴流ポンプは、軸6がはんだ槽本体の外部に取付られた図示しないモ ーターと連動している。
【0016】 プリント基板のはんだ付け時、プリント基板は矢印Aの如くはんだ槽に進入し 、一次噴流ノズル2、二次噴流ノズル3の順に通過してはんだ付けがなされる。 一次噴流ノズルは噴流口が狭く、内部に荒波装置が設置されていて、荒れた波 がプリント基板の電子部品間に侵入して未はんだを無くすようになっている。 二次噴流ノズル3は、噴流口が広く、噴流する溶融はんだが静かに流れるよう になっており、一次噴流ノズルのはんだ付けで発生したツララやブリッジ等を修 正するようになっている。
【0017】 これらの噴流ノズルの側部には樋7・・・が設置されている。該樋は、一端が 堰8となっており、他端が開放された流出口9となっている。また樋7は図3に 示すように流出口9が低くなるような傾斜(α)を付しておくと溶融はんだの流 れを良好にすることができる。
【0018】 樋の流出口9には樋を流れ出てきた溶融はんだと酸化物を受けるカゴ10が設 置されている。該カゴは金属製の網やパンチングプレートで作られており、カゴ の両側には把手11、11が形成されている。該把手は本体1の壁面上に載置さ れていて、図示しない係合装置によりカゴが動かないようにとめられている。つ まり、カゴは溶融はんだが付着しないようなステンレスのような金属でできてい るが、ステンレスは溶融はんだよりも比重が軽いため溶融はんだ上に浮き上がっ てしまう。そのため、係合装置で把手を止めて、カゴが所定の位置、即ちカゴの 上部と樋の流出口の下部が一致するところまでカゴを沈めるようにしておく。
【0019】 前記流出口9を境として金属製の網やパンチングプレートの仕切り板12を設 置して、はんだ槽本体1の内側に貯溜槽13を形成することもできる。仕切り板 12は、上部が溶融はんだの液面から少し出た状態にし、下部ははんだ槽本体の 底面、或は溶融はんだの乱流に影響されないところまで延長して張り付ける。 網やパンチングプレートで貯溜槽を形成しておくと、カゴから酸化物が流出し ても、これらの仕切り板で再度流出が阻止されるため、噴流ポンプに吸い込まれ て噴流ノズルから噴流することがない。
【0019】 次に上記構造を有する本考案の噴流はんだ槽における酸化物の流動状態につい て説明する。
【0020】 図示しないモーターで一次噴流ノズル2と二次噴流ノズル3のポンプ4、4を 回動させて、それぞれのノズルから溶融はんだを噴流させる。噴流ノズルから噴 流した溶融はんだは空気に触れて一部が酸化し、溶融はんだとともに噴流ノズル の側部に設置された樋7・・・の中に流下する。樋の中に流下した溶融はんだと 酸化物は、流出口から流れ出てカゴ10内に入る。カゴ10は金属製の網やパン チングプレートでできており、酸化物の流出をよく阻止するため、酸化物はカゴ 内に留まる。
【0021】 カゴ内に溜った酸化物の除去は、カゴを持ち上げるだけで酸化物がカゴの中に 残るため、カゴの中の酸化物を廃棄するだけでよい。つまり、カゴを持ち上げる とカゴの中の溶融はんだは網の目やパンチングプレートの穴から流出してゆき、 酸化物だけが濾し取られてカゴの中に残るようになる。
【0022】 なお、実施例では一次噴流ノズルと二次噴流ノズルを設置した噴流はんだ槽で 示したが、本考案は広いノズルから溶融はんだを四方に溢れさせる溢流式の噴流 はんだ槽にも適用できるものである。
【0023】
本考案の噴流はんだ槽は、ノズル両側の樋で受けた溶融はんだと酸化物を樋の 流出口に設置したカゴの中に溜めておくことができるため、酸化物がノズル周辺 で漂ったり、酸化物が噴流ポンプに吸い込まれて再度噴流ノズルから噴流するこ とがない。 また本考案の噴流はんだ槽は、酸化物がカゴに溜るため、酸化物の廃棄はカゴ を持ち上げてそのままカゴの中の酸化物を廃棄できることから、酸化物除去作業 が何ら危険もなく容易に行えるという合理性と安全性も兼ね備えている。
【図1】本考案の噴流はんだ槽の要部斜視図である。
【図2】本考案の噴流はんだ槽の平面図である.
【図3】図2のX−X線断面図である。
1 噴流はんだ槽の本体 2、3 噴流ノズル 7 樋 8 堰 9 樋の流出口 12 仕切り板の網 13 貯溜槽
Claims (3)
- 【請求項1】 一端が溶融はんだの流動を止める堰とな
っており、他端が開放された流出口となっている樋を噴
流ノズルの側部に設置するとともに、前記樋の流出口に
酸化物を漉し取ることのできるカゴを設置したことを特
徴とする噴流はんだ槽。 - 【請求項2】 前記カゴは、金属製の網又はパンチング
プレートで形成されていることを特徴とする請求項1記
載の噴流はんだ槽。 - 【請求項3】 噴流はんだ槽には、流出口を境として一
部が溶融はんだの液面上に出た金属製の網又はパンチン
グプレートの仕切り板を設置することにより貯溜槽が形
成されていることを特徴する請求項1記載の噴流はんだ
槽。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992037263U JPH0741570Y2 (ja) | 1992-05-08 | 1992-05-08 | 噴流はんだ槽 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992037263U JPH0741570Y2 (ja) | 1992-05-08 | 1992-05-08 | 噴流はんだ槽 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0623663U true JPH0623663U (ja) | 1994-03-29 |
| JPH0741570Y2 JPH0741570Y2 (ja) | 1995-09-27 |
Family
ID=12492782
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992037263U Expired - Lifetime JPH0741570Y2 (ja) | 1992-05-08 | 1992-05-08 | 噴流はんだ槽 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0741570Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006112216A1 (ja) * | 2005-04-06 | 2006-10-26 | Senju Metal Industry Co., Ltd | 噴流はんだ槽 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6121176U (ja) * | 1984-07-13 | 1986-02-07 | ソニー株式会社 | 電子カメラにおける回路の実装構造 |
| JPS62168664A (ja) * | 1986-01-20 | 1987-07-24 | Asahi Kagaku Kenkyusho:Kk | 溶融半田の噴射ノズル |
| JPH03254362A (ja) * | 1990-03-01 | 1991-11-13 | Fuji Plant Kogyo Kk | 回転式半田処理法での半田溶融液補給兼酸化膜除去方法および装置 |
-
1992
- 1992-05-08 JP JP1992037263U patent/JPH0741570Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6121176U (ja) * | 1984-07-13 | 1986-02-07 | ソニー株式会社 | 電子カメラにおける回路の実装構造 |
| JPS62168664A (ja) * | 1986-01-20 | 1987-07-24 | Asahi Kagaku Kenkyusho:Kk | 溶融半田の噴射ノズル |
| JPH03254362A (ja) * | 1990-03-01 | 1991-11-13 | Fuji Plant Kogyo Kk | 回転式半田処理法での半田溶融液補給兼酸化膜除去方法および装置 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006112216A1 (ja) * | 2005-04-06 | 2006-10-26 | Senju Metal Industry Co., Ltd | 噴流はんだ槽 |
| JPWO2006112216A1 (ja) * | 2005-04-06 | 2008-12-04 | 千住金属工業株式会社 | 噴流はんだ槽 |
| JP4605222B2 (ja) * | 2005-04-06 | 2011-01-05 | 千住金属工業株式会社 | 噴流はんだ槽 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0741570Y2 (ja) | 1995-09-27 |
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Legal Events
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