JPH0623733A - 生コンクリート等の洗い残渣再利用法及びその装置 - Google Patents
生コンクリート等の洗い残渣再利用法及びその装置Info
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- JPH0623733A JPH0623733A JP15405092A JP15405092A JPH0623733A JP H0623733 A JPH0623733 A JP H0623733A JP 15405092 A JP15405092 A JP 15405092A JP 15405092 A JP15405092 A JP 15405092A JP H0623733 A JPH0623733 A JP H0623733A
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B18/00—Use of agglomerated or waste materials or refuse as fillers for mortars, concrete or artificial stone; Treatment of agglomerated or waste materials or refuse, specially adapted to enhance their filling properties in mortars, concrete or artificial stone
- C04B18/04—Waste materials; Refuse
- C04B18/16—Waste materials; Refuse from building or ceramic industry
- C04B18/167—Recycled materials, i.e. waste materials reused in the production of the same materials
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/91—Use of waste materials as fillers for mortars or concrete
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Organic Chemistry (AREA)
- Preparation Of Clay, And Manufacture Of Mixtures Containing Clay Or Cement (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 産業廃棄物として公害問題を引起こさず、
新規なセメント使用量を削減して省資源に寄与し、
再生に要するエネルギの消費量が少なく、濃縮スラッ
ジ固形分を安価なタンブリングミルにより転摩して比較
的低コストでセメント未水和物を取出す。 【構成】 使用済みのセメントスラッジを所定濃度のス
ラッジに濃縮する濃縮機20と、この濃縮したスラッジ
の固形分を転摩するロッドミル、コニカルミル、トリコ
ンミル、エロフォールミル等のタンブリングミル40
と、この転摩したスラッジ固形分を新規なセメントと混
合する混練機とを含む。
新規なセメント使用量を削減して省資源に寄与し、
再生に要するエネルギの消費量が少なく、濃縮スラッ
ジ固形分を安価なタンブリングミルにより転摩して比較
的低コストでセメント未水和物を取出す。 【構成】 使用済みのセメントスラッジを所定濃度のス
ラッジに濃縮する濃縮機20と、この濃縮したスラッジ
の固形分を転摩するロッドミル、コニカルミル、トリコ
ンミル、エロフォールミル等のタンブリングミル40
と、この転摩したスラッジ固形分を新規なセメントと混
合する混練機とを含む。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、生コンプラントで運搬
車やプラントミキサー等を洗ったときに発生する生コン
クリート又はモルタル(以下、生コンクリート等とい
う)の洗い残渣を再利用する技術に関する。更に詳しく
は、生コンクリート等の洗い残渣から得られた濃縮スラ
ッジの固形分を転摩し、これを新規なセメントと混合し
て再利用する方法及びその装置に関するものである。
車やプラントミキサー等を洗ったときに発生する生コン
クリート又はモルタル(以下、生コンクリート等とい
う)の洗い残渣を再利用する技術に関する。更に詳しく
は、生コンクリート等の洗い残渣から得られた濃縮スラ
ッジの固形分を転摩し、これを新規なセメントと混合し
て再利用する方法及びその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】生コンクリート工場等において発生する
生コンクリートの洗い残渣はアルカリ度が高く6価クロ
ム等の有害物質を含むため、主として僻地に投棄し埋め
ている。従来この洗い残渣を敢えて投棄するのは、洗い
残渣をそのまま新規な生コンクリート中に混合使用して
も、コンクリートの強度が低下しその乾燥収縮率が増大
する等の品質上の問題が発生するためである。
生コンクリートの洗い残渣はアルカリ度が高く6価クロ
ム等の有害物質を含むため、主として僻地に投棄し埋め
ている。従来この洗い残渣を敢えて投棄するのは、洗い
残渣をそのまま新規な生コンクリート中に混合使用して
も、コンクリートの強度が低下しその乾燥収縮率が増大
する等の品質上の問題が発生するためである。
【0003】本出願人は、この問題を解決して資源の有
効利用を図るため、生コンクリートの洗い残渣からセメ
ント未水和物を乾燥することなく取り出して、これを新
規な生コンクリートと混ぜ合わせることにより高品質の
コンクリートを製造し得る生コンクリートの洗い残渣の
再生方法及びその装置について提案した(特公平3−1
255)。この再生方法では、最初に分級機により生コ
ンクリートの洗い残渣を湿式分級し、砂利、砂等の骨材
を除去してセメントスラッジを取り出す。次いで濃縮機
によりこのセメントスラッジを濃縮した後、濃度調整槽
によりこの濃縮スラッジの濃度を更に高めて所定濃度に
調整したセメントスラッジを得る。そして最後にこのセ
メントスラッジを振動ボール・ミルにより振動微粉砕し
てセメント未水和物が表面に出現したスラッジ微粒子を
分散相とするスラッジを得るものである。
効利用を図るため、生コンクリートの洗い残渣からセメ
ント未水和物を乾燥することなく取り出して、これを新
規な生コンクリートと混ぜ合わせることにより高品質の
コンクリートを製造し得る生コンクリートの洗い残渣の
再生方法及びその装置について提案した(特公平3−1
255)。この再生方法では、最初に分級機により生コ
ンクリートの洗い残渣を湿式分級し、砂利、砂等の骨材
を除去してセメントスラッジを取り出す。次いで濃縮機
によりこのセメントスラッジを濃縮した後、濃度調整槽
によりこの濃縮スラッジの濃度を更に高めて所定濃度に
調整したセメントスラッジを得る。そして最後にこのセ
メントスラッジを振動ボール・ミルにより振動微粉砕し
てセメント未水和物が表面に出現したスラッジ微粒子を
分散相とするスラッジを得るものである。
【0004】この方法は、振動ボール・ミルにより極め
て微細なセメント粒子を得るため、この振動微粉砕した
セメント粒子を用いてモルタル又はコンクリートを調製
すると、プラスチシチ(粘り気)において優れ、材料の
分離に抵抗する性質が高く、施工上の利点がある。
て微細なセメント粒子を得るため、この振動微粉砕した
セメント粒子を用いてモルタル又はコンクリートを調製
すると、プラスチシチ(粘り気)において優れ、材料の
分離に抵抗する性質が高く、施工上の利点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記方
法に用いられる振動ボール・ミルは高価な機械であるた
め、装置全体のコストが高い問題があった。本発明の目
的は、産業廃棄物として公害問題を引起こさず、新
規なセメント使用量を削減して省資源に寄与し、再生
に要するエネルギの消費量が少なく、濃縮スラッジ固
形分を安価なタンブリングミルにより転摩して比較的低
コストでセメント未水和物を取出すことができる生コン
クリート等の洗い残渣再利用法及びその装置を提供する
ことにある。
法に用いられる振動ボール・ミルは高価な機械であるた
め、装置全体のコストが高い問題があった。本発明の目
的は、産業廃棄物として公害問題を引起こさず、新
規なセメント使用量を削減して省資源に寄与し、再生
に要するエネルギの消費量が少なく、濃縮スラッジ固
形分を安価なタンブリングミルにより転摩して比較的低
コストでセメント未水和物を取出すことができる生コン
クリート等の洗い残渣再利用法及びその装置を提供する
ことにある。
【0006】本発明者らは洗い残渣に含まれるセメント
水和物をセメント未水和物にするためのメカニズムにつ
いて、その後更に研究を重ねた結果、セメント粒子を微
粉砕しなくてもその粒子の表面を転摩するだけで、水和
物になっていたセメント粒子がセメント未水和物に転換
することを知見し、本発明に到達した。即ち、本発明の
生コンクリート等の洗い残渣再利用法は、使用済みのセ
メントスラッジを所定濃度のスラッジに濃縮する工程
と、この濃縮したスラッジの固形分を転摩する転摩工程
と、この転摩したスラッジ固形分を新規なセメントと混
合して生コンクリート又はモルタルを調製する調製工程
とを含む方法である。また、本発明の生コンクリート等
の洗い残渣再利用装置は、図1に示すように使用済みの
セメントスラッジを所定濃度のスラッジに濃縮する濃縮
機20と、この濃縮したスラッジの固形分を転摩するロ
ッドミル、コニカルミル、トリコンミル、エロフォール
ミル等のタンブリングミル40と、この転摩したスラッ
ジ固形分を新規なセメントと混合する混練機とを含む装
置である。
水和物をセメント未水和物にするためのメカニズムにつ
いて、その後更に研究を重ねた結果、セメント粒子を微
粉砕しなくてもその粒子の表面を転摩するだけで、水和
物になっていたセメント粒子がセメント未水和物に転換
することを知見し、本発明に到達した。即ち、本発明の
生コンクリート等の洗い残渣再利用法は、使用済みのセ
メントスラッジを所定濃度のスラッジに濃縮する工程
と、この濃縮したスラッジの固形分を転摩する転摩工程
と、この転摩したスラッジ固形分を新規なセメントと混
合して生コンクリート又はモルタルを調製する調製工程
とを含む方法である。また、本発明の生コンクリート等
の洗い残渣再利用装置は、図1に示すように使用済みの
セメントスラッジを所定濃度のスラッジに濃縮する濃縮
機20と、この濃縮したスラッジの固形分を転摩するロ
ッドミル、コニカルミル、トリコンミル、エロフォール
ミル等のタンブリングミル40と、この転摩したスラッ
ジ固形分を新規なセメントと混合する混練機とを含む装
置である。
【0007】
【作用】タンブリングミル40により濃縮スラッジの固
形分を転摩すると、固形分に含まれ、水和物になってい
たセメント粒子の表面層がタンブリングミルの粉砕媒体
により剥離され、セメント未水和分がセメント粒子の表
面に出現するようになる。
形分を転摩すると、固形分に含まれ、水和物になってい
たセメント粒子の表面層がタンブリングミルの粉砕媒体
により剥離され、セメント未水和分がセメント粒子の表
面に出現するようになる。
【0008】次に本発明の実施例を図面に基づいて詳し
く説明する。本発明はこれらの実施例に限定されるもの
ではない。 <スラッジの分級>図1に示すように、生コンクリート
運搬車又は生コンクリートミキサ車11を洗ったときに
発生する生コンクリートの洗い水12がウエッジフィル
タ13及びスパイラルクラシファイヤ14からなる分級
機10により砂利Gと砂SとスラッジHに湿式分級され
る。即ち、洗い水12は回収槽15に回収され、この回
収槽15の底部に設けられたポンプ15aにより管路1
6を通ってウエッジフィルタ13に供給され、砂利Gが
除去される。砂利Gはタンク13aに貯蔵される。砂利
Gを除去した洗い水はスパイラルクラシファイヤ14に
供給され、砂SとスラッジHに分級される。砂Sはタン
ク14bに貯蔵される。このスラッジHは、水を分散媒
とし、セメント未水和物がセメント水和物により被包さ
れた固形分を分散相とする懸濁液になっている。このス
ラッジHの上澄み水は管路14aを通って回収槽15に
還流される。
く説明する。本発明はこれらの実施例に限定されるもの
ではない。 <スラッジの分級>図1に示すように、生コンクリート
運搬車又は生コンクリートミキサ車11を洗ったときに
発生する生コンクリートの洗い水12がウエッジフィル
タ13及びスパイラルクラシファイヤ14からなる分級
機10により砂利Gと砂SとスラッジHに湿式分級され
る。即ち、洗い水12は回収槽15に回収され、この回
収槽15の底部に設けられたポンプ15aにより管路1
6を通ってウエッジフィルタ13に供給され、砂利Gが
除去される。砂利Gはタンク13aに貯蔵される。砂利
Gを除去した洗い水はスパイラルクラシファイヤ14に
供給され、砂SとスラッジHに分級される。砂Sはタン
ク14bに貯蔵される。このスラッジHは、水を分散媒
とし、セメント未水和物がセメント水和物により被包さ
れた固形分を分散相とする懸濁液になっている。このス
ラッジHの上澄み水は管路14aを通って回収槽15に
還流される。
【0009】<スラッジの濃縮>回収槽15の上澄み水
はポンプ15bにより管路17及びサイクロン18を通
ってスラッジ貯溜槽24に送られる。サイクロン18で
残存する砂を分離してスパイラルクラシファイヤ14に
戻す。15cは液面スイッチで、回収槽15が所定の水
位になると、オン状態となりポンプ15bを回転駆動さ
せる。スラッジ貯溜槽24で攪拌機24aを低速度で攪
拌してスラッジHの硬化を防ぎながらスラッジ貯溜槽2
4の底部のスラッジHをポンプ25によりシックナ20
に送る。24bは液面スイッチで、スラッジ貯溜槽24
が所定の水位になると、オン状態になりポンプ25を回
転駆動させる。シックナ20では攪拌機20aによりス
ラッジの固形分を強制沈降させ、そのスラッジ濃度の低
い上澄み水を管路27により前記スラッジ貯溜槽24に
返送する一方、スラッジ濃度が10〜20%程度のスラ
ッジHを次の濃縮貯溜槽28に送る。貯溜槽28で攪拌
機28aによりスラッジの固形分を強制沈降させて濃縮
し、ポンプ31により濃縮したスラッジ濃度が20〜3
0%程度のスラッジを濃度調整槽30に送る。
はポンプ15bにより管路17及びサイクロン18を通
ってスラッジ貯溜槽24に送られる。サイクロン18で
残存する砂を分離してスパイラルクラシファイヤ14に
戻す。15cは液面スイッチで、回収槽15が所定の水
位になると、オン状態となりポンプ15bを回転駆動さ
せる。スラッジ貯溜槽24で攪拌機24aを低速度で攪
拌してスラッジHの硬化を防ぎながらスラッジ貯溜槽2
4の底部のスラッジHをポンプ25によりシックナ20
に送る。24bは液面スイッチで、スラッジ貯溜槽24
が所定の水位になると、オン状態になりポンプ25を回
転駆動させる。シックナ20では攪拌機20aによりス
ラッジの固形分を強制沈降させ、そのスラッジ濃度の低
い上澄み水を管路27により前記スラッジ貯溜槽24に
返送する一方、スラッジ濃度が10〜20%程度のスラ
ッジHを次の濃縮貯溜槽28に送る。貯溜槽28で攪拌
機28aによりスラッジの固形分を強制沈降させて濃縮
し、ポンプ31により濃縮したスラッジ濃度が20〜3
0%程度のスラッジを濃度調整槽30に送る。
【0010】<スラッジの濃度調整>32は戻り管路で
あって、ポンプ33により濃度調整槽30のスラッジ濃
度の低い上澄み水を濃縮貯溜槽28に返送できるように
なっている。濃度調整槽30は攪拌機30aによりスラ
ッジ固形分を更に強制沈降させ、スラッジ濃度が30〜
40%になるように調整する。具体的には次のロッドミ
ル40への送出口Dにおけるスラッジ濃度を測定し、こ
のスラッジ濃度が30%以下のときには、攪拌機30a
を一定時間停止してスラッジ固形分を沈降させた後、ポ
ンプ33を回転駆動して濃度調整槽30のスラッジ濃度
の低い上澄み水を濃縮貯溜槽28に返送する。スラッジ
濃度が30〜40%の範囲になれば、ポンプ35及び管
路36により濃縮スラッジをロッドミル40に送る。
あって、ポンプ33により濃度調整槽30のスラッジ濃
度の低い上澄み水を濃縮貯溜槽28に返送できるように
なっている。濃度調整槽30は攪拌機30aによりスラ
ッジ固形分を更に強制沈降させ、スラッジ濃度が30〜
40%になるように調整する。具体的には次のロッドミ
ル40への送出口Dにおけるスラッジ濃度を測定し、こ
のスラッジ濃度が30%以下のときには、攪拌機30a
を一定時間停止してスラッジ固形分を沈降させた後、ポ
ンプ33を回転駆動して濃度調整槽30のスラッジ濃度
の低い上澄み水を濃縮貯溜槽28に返送する。スラッジ
濃度が30〜40%の範囲になれば、ポンプ35及び管
路36により濃縮スラッジをロッドミル40に送る。
【0011】<スラッジ固形分の転摩>濃縮したスラッ
ジの固形分をロッドミル40により転摩する。この例で
はロッドミル40は回転する円筒状のミル40aに粉砕
媒体である多数の棒鋼40bを収容して構成される。本
発明のタンブリングミルはロッドミル40に限らず、図
2に示すようなコニカルミル50、図3に示すようなト
リコンミル60又は図4に示すようなエロフォールミル
70でもよい。この転摩されたスラッジは管路37を介
してスラリー貯溜槽42に送られ、攪拌機42aでスラ
ッジの硬化を防ぎながら貯えられる。このスラリーの分
散相はセメント水和物がロッドミル40の転摩により剥
離してセメント未水和物が表面に出現したスラッジ微粒
子になる。このスラッジ微粒子を定量ポンプ43により
必要量だけプラントミキサに送出し、新規なセメントに
加えて生コンクリートを調製する。この結果、新規なセ
メント量を削減することができる。
ジの固形分をロッドミル40により転摩する。この例で
はロッドミル40は回転する円筒状のミル40aに粉砕
媒体である多数の棒鋼40bを収容して構成される。本
発明のタンブリングミルはロッドミル40に限らず、図
2に示すようなコニカルミル50、図3に示すようなト
リコンミル60又は図4に示すようなエロフォールミル
70でもよい。この転摩されたスラッジは管路37を介
してスラリー貯溜槽42に送られ、攪拌機42aでスラ
ッジの硬化を防ぎながら貯えられる。このスラリーの分
散相はセメント水和物がロッドミル40の転摩により剥
離してセメント未水和物が表面に出現したスラッジ微粒
子になる。このスラッジ微粒子を定量ポンプ43により
必要量だけプラントミキサに送出し、新規なセメントに
加えて生コンクリートを調製する。この結果、新規なセ
メント量を削減することができる。
【0012】次に本発明の効果を確認するために、ロッ
ドミルでスラッジを転摩して得られたスラリーをスラリ
ー貯溜槽42から採取し、このスラリーをセメントと共
用してコンクリート強度試験を行った。最初に、スラリ
ー中のスラッジ微粒子SLを骨材と見做してスラッジ微
粒子SLを混ぜたコンクリート(試験例1)と、混ぜな
いコンクリート(比較例1)と強度を比較した。次い
で、スラッジ中のスラッジ微粒子SLの60重量%を新
規なセメントと見做してスラッジ微粒子SLを混ぜたコ
ンクリート(試験例2)と、混ぜないコンクリート(比
較例2)との強度を比較した。これらの結果を表1に示
す。
ドミルでスラッジを転摩して得られたスラリーをスラリ
ー貯溜槽42から採取し、このスラリーをセメントと共
用してコンクリート強度試験を行った。最初に、スラリ
ー中のスラッジ微粒子SLを骨材と見做してスラッジ微
粒子SLを混ぜたコンクリート(試験例1)と、混ぜな
いコンクリート(比較例1)と強度を比較した。次い
で、スラッジ中のスラッジ微粒子SLの60重量%を新
規なセメントと見做してスラッジ微粒子SLを混ぜたコ
ンクリート(試験例2)と、混ぜないコンクリート(比
較例2)との強度を比較した。これらの結果を表1に示
す。
【0013】<試験例1>ポルトランドセメントC 2
92kg/m3、スラッジ微粒子SL 16kg/m3、
砂S 842kg/m3、砂利G 980kg/m3を水W
175kg/m3と均一に混練し、水/セメント比(W
/C比)60%の生コンクリートを調製した。この生コ
ンクリートを所定の型枠に入れ、圧縮強度を調べたとこ
ろ(以下同じ)、材齢28日で295kgf/cm2で
あった。またJIS A 1101によりスランプ試験を
したところ(以下同じ)、目標スランプ値18cmに対
して実際のスランプ値Slは約18.5cmであった。
92kg/m3、スラッジ微粒子SL 16kg/m3、
砂S 842kg/m3、砂利G 980kg/m3を水W
175kg/m3と均一に混練し、水/セメント比(W
/C比)60%の生コンクリートを調製した。この生コ
ンクリートを所定の型枠に入れ、圧縮強度を調べたとこ
ろ(以下同じ)、材齢28日で295kgf/cm2で
あった。またJIS A 1101によりスランプ試験を
したところ(以下同じ)、目標スランプ値18cmに対
して実際のスランプ値Slは約18.5cmであった。
【0014】<比較例1>試験例1と比較してスラッジ
微粒子SLを入れずに、また砂Sだけ842kg/m3
から858kg/m3に増やし、それ以外は試験例1と
同一材料を同量採取して、これらを均一に混練し、試験
例1と同一のW/C比の生コンクリートを調製した。こ
の圧縮強度は材齢28日で281kgf/cm2であっ
た。また目標スランプ値18cmに対して実際のスラン
プ値Slは19.5cmであった。これにより、スラッ
ジ微粒子SLを骨材と見做した試験例1は比較例1より
圧縮強度が材例28日で約1.05倍になることが判っ
た。
微粒子SLを入れずに、また砂Sだけ842kg/m3
から858kg/m3に増やし、それ以外は試験例1と
同一材料を同量採取して、これらを均一に混練し、試験
例1と同一のW/C比の生コンクリートを調製した。こ
の圧縮強度は材齢28日で281kgf/cm2であっ
た。また目標スランプ値18cmに対して実際のスラン
プ値Slは19.5cmであった。これにより、スラッ
ジ微粒子SLを骨材と見做した試験例1は比較例1より
圧縮強度が材例28日で約1.05倍になることが判っ
た。
【0015】<試験例2>ポルトランドセメントC 2
87kg/m3、スラッジ微粒子SL 5kg/m3、砂
S 850kg/m3、砂利G 980kg/m3を水W
175kg/m3と均一に混練し、水/セメント比(W
/C+SL比)58.9%の生コンクリートを調製し
た。この生コンクリートを所定の型枠に入れ、圧縮強度
を調べたところ(以下同じ)、材齢28日で300kg
f/cm2であった。また目標スランプ値18cmに対
して実際のスランプ値Slは約19cmであった。
87kg/m3、スラッジ微粒子SL 5kg/m3、砂
S 850kg/m3、砂利G 980kg/m3を水W
175kg/m3と均一に混練し、水/セメント比(W
/C+SL比)58.9%の生コンクリートを調製し
た。この生コンクリートを所定の型枠に入れ、圧縮強度
を調べたところ(以下同じ)、材齢28日で300kg
f/cm2であった。また目標スランプ値18cmに対
して実際のスランプ値Slは約19cmであった。
【0016】<比較例2>試験例1と比較してスラッジ
微粒子SLの60重量%の分量だけセメントCを増加し
てセメントCを292kg/m3にし、また砂Sを85
0kg/m3から861kg/m3に増やし、それ以外は
試験例2と同一材料を同量採取して、これらを均一に混
練し、試験例2と同一のW/C比60%の生コンクリー
トを調製した。この圧縮強度は材齢28日で308kg
f/cm2であった。また目標スランプ値18cmに対
して実際のスランプ値Slは約19cmであった。これ
により、スラッジ微粒子SLをセメントと見做した試験
例2は比較例2より圧縮強度が材例28日で約0.97
倍になることが判った。 (以下,本頁余白)
微粒子SLの60重量%の分量だけセメントCを増加し
てセメントCを292kg/m3にし、また砂Sを85
0kg/m3から861kg/m3に増やし、それ以外は
試験例2と同一材料を同量採取して、これらを均一に混
練し、試験例2と同一のW/C比60%の生コンクリー
トを調製した。この圧縮強度は材齢28日で308kg
f/cm2であった。また目標スランプ値18cmに対
して実際のスランプ値Slは約19cmであった。これ
により、スラッジ微粒子SLをセメントと見做した試験
例2は比較例2より圧縮強度が材例28日で約0.97
倍になることが判った。 (以下,本頁余白)
【0017】
【表1】
【0018】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、生
コンクリートの洗い残渣のうちのスラッジ固形分をタン
ブリングミルにより湿式で転摩することにより、セメン
ト水和物で囲まれたセメント未水和物を比較的低コスト
でスラッジ微粒子の表面に出現させることができる。こ
の結果、従来、利用方法が殆どなく、投棄するより仕方
がなかった生コンクリートの洗い残渣からセメント未水
和分を乾燥することなく取出すことができるため、産業
廃棄物にする必要はなくなり、公害問題が解消されると
ともに、少ないエネルギでセメント資源を効率良く利用
することができる。
コンクリートの洗い残渣のうちのスラッジ固形分をタン
ブリングミルにより湿式で転摩することにより、セメン
ト水和物で囲まれたセメント未水和物を比較的低コスト
でスラッジ微粒子の表面に出現させることができる。こ
の結果、従来、利用方法が殆どなく、投棄するより仕方
がなかった生コンクリートの洗い残渣からセメント未水
和分を乾燥することなく取出すことができるため、産業
廃棄物にする必要はなくなり、公害問題が解消されると
ともに、少ないエネルギでセメント資源を効率良く利用
することができる。
【図1】本発明実施例の生コンクリート等の洗い残渣再
利用装置の構成図。
利用装置の構成図。
【図2】そのコニカルミルの構成図。
【図3】そのトリコンミルの構成図。
【図4】そのエロフォールミルの構成図。
10 分級機 20 シックナ(濃縮機) 30 濃度調整槽 40 ロッドミル(タンブリングミル) 50 コニカルミル(タンブリングミル) 60 トリコンミル(タンブリングミル) 70 エロフォールミル(タンブリングミル)
Claims (3)
- 【請求項1】 使用済みのセメントスラッジを所定濃度
のスラッジに濃縮する工程と、 前記濃縮したスラッジの固形分を転摩する転摩工程と、 前記転摩したスラッジ固形分を新規なセメントと混合し
て生コンクリート又はモルタルを調製する調製工程とを
含む生コンクリート等の洗い残渣再利用法。 - 【請求項2】 使用済みのセメントスラッジを所定濃度
のスラッジに濃縮する濃縮機(20)と、 前記濃縮したスラッジの固形分を転摩するタンブリング
ミル(40)と、 前記転摩したスラッジ固形分を新規なセメントと混合す
る混練機とを含む生コンクリート等の洗い残渣再利用装
置。 - 【請求項3】 タンブリングミル(40)がロッドミル、コ
ニカルミル、トリコンミル又はエロフォールミルのいず
れかである請求項1記載の請求項1記載の生コンクリー
ト等の洗い残渣再利用装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15405092A JPH0623733A (ja) | 1992-04-16 | 1992-04-16 | 生コンクリート等の洗い残渣再利用法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15405092A JPH0623733A (ja) | 1992-04-16 | 1992-04-16 | 生コンクリート等の洗い残渣再利用法及びその装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0623733A true JPH0623733A (ja) | 1994-02-01 |
Family
ID=15575821
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15405092A Pending JPH0623733A (ja) | 1992-04-16 | 1992-04-16 | 生コンクリート等の洗い残渣再利用法及びその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0623733A (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4917415A (ja) * | 1972-06-05 | 1974-02-15 |
-
1992
- 1992-04-16 JP JP15405092A patent/JPH0623733A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4917415A (ja) * | 1972-06-05 | 1974-02-15 |
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