JPH0623751U - ホットメルト式インクジェットプリンタ - Google Patents
ホットメルト式インクジェットプリンタInfo
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Landscapes
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- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 インク貯蔵器内に新たなインクが補給された
時に、インク貯蔵器内のインクを従来よりも速く溶融さ
せて印字動作の待機時間を短くする。 【構成】 ホットメルト式インクジェットプリンタの立
ち上げ時等にインク貯蔵器内のインクを溶融させるため
の第一電力供給装置36及び発熱体22の他に、その立
ち上げ時以外のインク補給時にインク貯蔵器内のインク
を第一電力供給装置36及び発熱体22によるインクの
溶融時間よりもインクの溶融時間が短くできる第二電力
供給装置37及び発熱体22を備える。
時に、インク貯蔵器内のインクを従来よりも速く溶融さ
せて印字動作の待機時間を短くする。 【構成】 ホットメルト式インクジェットプリンタの立
ち上げ時等にインク貯蔵器内のインクを溶融させるため
の第一電力供給装置36及び発熱体22の他に、その立
ち上げ時以外のインク補給時にインク貯蔵器内のインク
を第一電力供給装置36及び発熱体22によるインクの
溶融時間よりもインクの溶融時間が短くできる第二電力
供給装置37及び発熱体22を備える。
Description
【0001】
本考案は、ホットメルト式インクジェットプリンタに関する。
【0002】
従来、ホットメルト式インクジェットプリンタは、常温では固体のインクを加 熱して溶融させ、その溶融したインクを、周知のインクジェット方式のインク噴 射ヘッドにより用紙上に噴射して記録を行うものとして知られている。
【0003】 このようなホットメルト式インクジェットプリンタでは、常温で固体のインク を溶融させて用紙上に印字するために、インク貯蔵器を加熱すると共に、インク 噴射ヘッド及びプラテンをも加熱して、それらを所定の温度に維持していた。
【0004】 そして、プリンタの立ち上げ時に、インク貯蔵器、インク噴射ヘッド及びプラ テンのそれぞれの発熱装置に電力をバランス良く分配して供給し、インク貯蔵器 、インク噴射ヘッド及びプラテンをそれぞれの所定温度になるまで一斉に加熱し ていた。
【0005】 また、一旦、それらが所定温度に達すると、インク貯蔵器、インク噴射ヘッド 及びプラテンを加熱するための各発熱装置には、インク貯蔵器、インク噴射ヘッ ド及びプラテンのそれぞれの温度に応じて断続的に電力が供給され、それぞれを 所定温度に維持していた。
【0006】
しかしながら、従来のホットメルト式インクジェットプリンタでは、プリンタ の立ち上げ時に、インク貯蔵器、インク噴射ヘッド及びプラテンをそれぞれ一斉 に加熱するようにそれぞれの発熱装置に電力が分配されているので、使用途中に おいてインク貯蔵器内のインクが減って新たな常温のインクが所定量補給される ことにより、インク貯蔵器の温度が下がって印字できない状態になった場合にで も、インク貯蔵器を加熱する発熱装置には、前記立ち上げ時と同じ電力しか供給 されない。従って、この場合にも、既にインク貯蔵器が暖まっている分だけ前記 立ち上げ時よりはやや立ち上がり時間が短いものの、インク貯蔵器内のインクが 溶融されるまでの間、印字動作を待機させなければならない問題があった。
【0007】 本考案は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、インク貯蔵 器内に新たなインクが補給された時に、インク貯蔵器内のインクを従来よりも速 く溶融させて印字動作の待機時間を短くすることができるホットメルト式インク ジェットプリンタを提供することを目的とする。
【0008】
この目的を達成するために、本考案のホットメルト式インクジェットプリンタ は、インクを貯えるインク貯蔵器と、単位時間内に所定熱量を発生させることが でき、その発生された熱によって前記インク貯蔵器を加熱して、インク貯蔵器内 に貯えられたインクを溶融させる第一発熱手段と、前記所定熱量よりも多い熱量 を単位時間内に発生させることができ、その発生された熱によって前記インク貯 蔵器を加熱して、前記第一発熱手段によるインク貯蔵器内のインクの溶融よりも 早くそのインクを溶融させる第二発熱手段とを有している。
【0009】
上記の構成を有する本考案のホットメルト式インクジェットプリンタでは、イ ンク貯蔵器内にインクが貯えられる。また、そのインク貯蔵器は、単位時間内に 所定熱量を発生させることができる第一発熱手段によって発生された熱により加 熱され、内部に貯えられているインクを溶融させる。また、インク貯蔵器は、前 記所定熱量よりも多い熱量を単位時間内に発生させることができる第二発熱手段 によって発生された熱により加熱され、第一発熱手段によるインク貯蔵器内のイ ンクの溶融よりも早くそのインク貯蔵器内のインクを溶融させる。
【0010】
以下、本考案を具体化した一実施例を図面を参照して説明する。
【0011】 図2は、ホットメルト式インクジェットプリンタ10の外観を示す斜視図であ る。
【0012】 ホットメルト式インクジェットプリンタ10の上部中央付近には、記録が行な われた用紙11が排出される排紙口12が設けられている。即ち、排紙口12に は、用紙11の供給口から供給された用紙11上に周知のインクジェット方式に よるインク噴射ヘッド14(図3に示す)にて文字や記号が記録された後、その 用紙11が排出される。
【0013】 その排紙口12よりも前方左寄りのホットメルト式インクジェットプリンタ1 0内の上部には、シアン(青)、マゼンタ(赤)、黄、黒の4種類の各々のイン ク15を貯蔵するための4個のインク貯蔵器16が、横列状に配置されている。
【0014】 それぞれのインク貯蔵器16は、図3に示すように、補給されたインク15を 貯蔵するインク容器17と、そのインク容器17の側方及び上方を覆うカバー1 9とから構成されている。
【0015】 前記インク容器17は、熱伝導がよいアルミニウムにより形成されている。そ のインク容器17には、側部にポンプ部21が形成されている。このポンプ部2 1の下部には、ポンプ部21内のインク15をインク噴射ヘッド14まで案内す るためのチューブ23が接続されている。このポンプ部21は、ポンプ部21内 の上方に配置されているピストン27が図示しない駆動機構により駆動されるこ とにより、内部で溶融しているインク15を前記チューブ23を通してインク噴 射ヘッド14へ送り出すことができる。また、インク容器17内の底部から所定 の高さの位置には、サーミスタを利用した溶融インク15の検出装置39が配置 されている。この検出装置39は、インク容器17内の溶融されたインク15に 接触しているか接触していないか、即ち、周囲温度の変化によりインク容器17 内のインク量を検出するものである。更に、インク容器17の下面には、電流が 流れることにより発熱する面状発熱体22が隣接配置されている。この発熱体2 2は、39ボルトの定電圧を供給する第一電源または70ボルトの定電圧を供給 する第二電源のどちらか一方の電源から電力が供給されるようになっている。ま た、その発熱体22の側方のインク容器17の下面には、インク容器17の温度 を測定するためのサーミスタ53が隣接配置されている。
【0016】 従って、インク15は、発熱体22の発熱によってインク容器17を介して加 熱されると、インク容器17内で溶融し、この状態から発熱体22により加熱さ れなくなると、余熱により溶融している状態から周囲に熱を放出して徐々に凝固 する。
【0017】 また、前記カバー19は、保温性が高い樹脂により形成されている。そのカバ ー19のインク容器17上方には、インク15を供給するための供給口18が形 成されており、また、その供給口18は、蓋20により開閉可能に覆われている 。
【0018】 そして、前記固形のインク15は、カバー19の供給口18からインク容器1 7内に供給される。
【0019】 また、ホットメルト式インクジェットプリンタ10の上部の右前方角付近には 、図2に示すように、ホットメルト式インクジェットプリンタ10の動作を使用 者が操作するための操作スイッチ24が設けられている。この操作スイッチ24 中には、第二電源接続スイッチ25が設けられている。この第二電源接続スイッ チ25は、インク容器17の下方に設けられた発熱体22を前記第二電源から供 給される電力にて発熱させるか否かを選択するためのスイッチである。
【0020】 また、操作スイッチ24の後方には、各種メッセージを表示するための液晶か ら成る表示装置(LCD)26が設けられている。表示装置(LCD)26では 、ホットメルト式インクジェットプリンタ10の状態等を表わすメッセージが表 示される。
【0021】 次に、ホットメルト式インクジェットプリンタ10の電気的構成について図1 を参照して説明する。
【0022】 図1は、本実施例のホットメルト式インクジェットプリンタ10の制御体系3 0を示すブロック図である。
【0023】 ホットメルト式インクジェットプリンタ10は、制御部31に、第二電源接続 スイッチ25を含む操作スイッチ24が接続されたスイッチ入力回路32、発熱 体22が接続された前記第一電源を含む第一電力供給装置36、同じく発熱体2 2が接続された前記第二電源を含む第二電力供給装置37、表示装置(LCD) 26が接続されたLCDドライバー38、前記インク15の有無を検出する検出 装置39、サーミスタ53が接続されているアナログ・デジタル変換器(以下、 A/D変換器と称する)54、インク噴射ヘッド14を125℃に加熱するヘッ ドヒーター28が接続されたヘッドヒータードライバー29、プラテンを60℃ に加熱するプラテンヒーター33が接続されたプラテンヒータードライバー34 、外部装置が接続されるインターフェイス40、インク噴射ヘッド14を含む印 字機構14aが接続されたプリンタエンジン42がバス52を通してそれぞれ接 続されている。
【0024】 制御部31は、CPU44とROM46、RAM48、タイマー50とがバス 52により接続された構成をしており、上記の各種入力回路、インターフェイス 40、プリンタエンジン42からの入力データを処理して、第一電力供給装置3 6、第二電力供給装置37、LCDドライバー38、プリンタエンジン42に出 力データを送る。
【0025】 そして、制御部31の制御により、スイッチ入力回路32、検出装置39、A /D変換器54、インターフェイス40、プリンターエンジン42からの入力デ ータに対応したヘッドヒータードライバー29、プラテンヒータードライバー3 4、LCDドライバー38、第一電力供給装置36、第二電力供給装置37、プ リンタエンジン42の動作をさせ、表示装置(LCD)26によるメッセージ表 示及び発熱体22によるインク容器17の加熱を行なうと共に、印字機構14a による印字を行なう。
【0026】 例えば、新しいインク15を補給した時に、スイッチ入力回路32から第二電 源接続スイッチ25が押されたことを示す信号が入力されると、発熱体22を前 記第二電源から供給される電力により所定時間だけ発熱させるための処理が行わ れる。
【0027】 ROM46には、これらの処理を行うためのプログラムが記憶されている。
【0028】 また、タイマー50は、タイマー50内部に設けられたメモリに、ROM46 に記憶されている時間データがセットされ、そのセットされた時間データに対応 する時間が経過した後に所定の信号を出力するものであって、第二電源による発 熱体22への電力供給時間を制限するために利用される。
【0029】 また、検出装置39は、インク容器17内の溶融されたインク15に接触して いる場合と接触していない場合とにそれぞれ異なった信号を出力するものである 。
【0030】 以上のように構成されたホットメルト式インクジェットプリンタ10の動作を 、図5及び図6を参照して説明する。
【0031】 図5及び図6は、ホットメルト式インクジェットプリンタ10の動作を示す流 れ図である。
【0032】 まず、使用者は、必要に応じてインク貯蔵器16のカバー19の蓋20を開け てインク容器17内に適量のインク15を供給した後、ホットメルト式インクジ ェットプリンタ10の電源スイッチを投入する。すると、ホットメルト式インク ジェットプリンタ10は動作を開始し、制御部31の制御により、ヘッドヒータ ー28を発熱させてインク噴射ヘッドを125℃まで加熱させると共に、プラテ ンヒーター33を発熱させてプラテンを60℃まで加熱させる等の初期設定を行 う(S10)。
【0033】 次に、制御部31は、初期設定動作(S10)によるインク噴射ヘッドやプラ テンの加熱と平行して、第一電力供給装置36を動作させ、第一電源の39ボル ト定電圧にて約78ワットの発熱を発熱体22にさせて(S11)、インク容器 17を加熱する。
【0034】 そして、LCDドライバー38を駆動させ、表示装置(LCD)26に初期設 定中及びインク容器17内のインクが溶融途中であることを示す待機メッセージ 「シバラク オマチクダサイ」を表示させて(S12)、使用者に、ホットメル ト式インクジェットプリンタ10の使用を待機させる。
【0035】 そして、A/D変換器54により変換されたサーミスタ53の信号を読み、そ の信号から発熱体22により加熱されたインク容器17の温度、即ち、インク容 器17内のインク15の温度を調べて、インク容器17の温度が99℃以上かど うか判別する(S13)。
【0036】 発熱体22による加熱が十分でなく、まだインク容器17の温度が99℃に達 していない場合、判別ステップS13にて、「No」と判別され、前記ステップ S11及びS12を繰り返して、ホットメルト式インクジェットプリンタ10の 使用を待機させると共に、インク容器17の温度が99℃になるまで加熱を続け る。
【0037】 また、発熱体22により加熱されてインク容器17の温度が99℃に達すると 、図3に示すように、インク15が完全に溶融されるので、前記判別ステップS 13の判別が「Yes」となり、次のステップS14において、表示装置(LC D)26に印字形式の情報を表示させ、次に、ホットメルト式インクジェットプ リンタ10が印字可能となっていることを表示させる(S14)。
【0038】 尚、通常の環境では、電源スイッチが投入された後、約12分後に初期設定が 完了すると共に、インク容器17の温度が99℃に達する。
【0039】 そして、インターフェイス40から印字開始命令データが入力されているかど うかを判別する(S15)。
【0040】 印字開始命令データが入力されている場合、この判別ステップS15の判別が 「Yes」となり、次の印字処理ステップS16を実行する。この印字処理ステ ップS16では、インターフェイス40を介して図示しない外部装置から入力さ れた文字や記号のデータを、用紙11上にその文字や記号を表現させるためのド ットデータに変換してプリンタエンジン42に送る。そして、プリンタエンジン 42側では、印字機構14aの動作を制御して、送られたドットデータにより用 紙11上に文字や記号を印字する。
【0041】 そして、印字処理ステップS16が終了した後、インク容器17の温度が10 1℃以上かどうか判別する(S17)。
【0042】 一方、印字開始命令データが入力されておらず、前記判別ステップS15にて 、「No」と判別された場合にも、上記インク容器17の温度が101℃以上か どうかが判別される(S17)。
【0043】 そして、加熱され続けているインク容器17の温度が101℃以上で、この判 別ステップS17にて「Yes」判別されると、制御部31は、第一電力供給装 置36による第一電源からの電力供給を停止させる(S18)。これにより、イ ンク容器17の加熱を中止し、インク容器17の温度が上がりすぎてインクが劣 化することを防ぐ。
【0044】 次に、前記検出装置39の状態をみて、インク容器17内にインク15を補給 させるべきか否か判別する(S21)。
【0045】 インク容器17内に検出装置39より上方に溶融インク15が存在するときは 、その判別ステップS21の判別が「No」となり、前記印字開始命令データが 入力されているかどうかを判別するステップS15に戻って、上述した動作を繰 り返す。
【0046】 その後、インク容器17の温度が下がり、その温度が101℃よりも低くけれ ば、前記判別ステップS17にて「No」と判別され、次のステップS19にて 、インク容器17の温度が99℃以下であるかどうかが判別される。インク容器 17の温度がまだ99℃以下まで下がっていなければ、この判別ステップS19 にて「No」と判別され、次に、インク15の補給が必要であるかどうかの前記 判別ステップS21に移る。
【0047】 一方、インク容器17の温度が99℃以下まで下がっていれば、前記判別ステ ップS19にて「Yes」と判別され、次に、第一電力供給装置36を駆動させ て、再び、発熱体22に前記第一電源からの電力供給を行う(S20)。こうし て、発熱体22を再び発熱させ、インク15の温度が下がりすぎてインク15が 凝固しないようにインク容器17の温度を上昇させる。
【0048】 そして、前記判別ステップS21に移る。
【0049】 このように、上述したステップS15乃至ステップS21を実行することによ り、インク容器17内に十分インク15が存在して、インク容器17内にインク 15の補給が必要でないうちは、インク容器17内のインク15の温度が99℃ 〜101℃に保たれ、そのインク15にて印字処理(S16)がなされる。
【0050】 そして、インク容器17内のインク15が印字処理ステップS16による印字 動作により使用されて少なくなって行き、図4に示すように、検出装置39が空 気中に露出すると、前記判別ステップS21にて「Yes」と判別され、次に、 表示装置(LCD)26にインク15の補給を使用者に促すための補給指示メッ セージ「インクガ アリマセン」を表示させる(S22)。
【0051】 そして、上記メッセージに従い、使用者によりインク容器17内にインク15 が補給されたかどうか判別する(S23)。この判別は、インク容器17内にイ ンク15が補給されるとインク容器17の温度が急激に下がるので、それをサー ミスタ53により検出することにより行われる。
【0052】 そして、使用者によりインク容器17内にインク15が補給されない間は、こ の判別ステップS23の判別が「No」となり、ステップS17に戻り、上述し たステップS17乃至ステップS23を繰り返して、インク容器17内に残って いるインク15の温度を99℃〜101℃に保ちつつ、補給指示メッセージによ り使用者がインク容器17内にインク15を補給するのを待つ。
【0053】 使用者が前記補給指示メッセージに従い、インク容器17内にインク15を補 給すると、前記判別ステップS23の判別が「Yes」となり、次に、第二電力 供給装置37の第二電源により発熱体22に電力を供給させるための第二電源接 続スイッチ25が押され、制御部31に第二電力供給装置37の駆動命令が入力 されているかどうかを判別する(S24)。
【0054】 使用者により第二電源接続スイッチ25が押され、制御部31に第二電力供給 装置37の駆動命令が入力されている場合、この判別ステップS24にて「Ye s」と判別され、次に、LCDドライバー38を駆動させて、表示装置(LCD )26にインク容器17内のインク15が溶融途中であることを示す待機メッセ ージ「シバラク オマチクダサイ」を表示させる(S25)。こうして、使用者 に、ホットメルト式インクジェットプリンタ10の使用を待機させる。
【0055】 そして、次に、ヘッドヒーター28及びプラテンヒーター33への電力の供給 を中断し、プラテン及びインク噴射ヘッド14の加熱を中断させる(S26)。
【0056】 また、その中断分の電力を利用することによって、第二電力供給装置37を駆 動させて、70ボルト定電圧の第二電源により発熱体22に電力を供給する(S 27)。第二電源が接続されて発熱した発熱体22は、その発熱の強さに応じて インク容器17を加熱する。
【0057】 次に、タイマー50に2分をセットした後にタイマー50を駆動させて、この 2分が経過したかどうか判別する(S28)。
【0058】 タイマー50にセットした2分が経過してない間は、この判別ステップS28 の判別が「No」となり、前記ステップS25に戻って、上述したステップS2 5乃至ステップS28による動作を繰り返す。
【0059】 一方、タイマー50を駆動させた後に、セットした2分が経過すると、前記判 別ステップS28の判別が「Yes」となり、第二電源から発熱体22へ供給さ れる電力を停止させると共に、プラテン及びインク噴射ヘッド14の加熱を再開 させる(S29)。
【0060】 このように、タイマー50にセットした2分の間に第二電源が接続されて発熱 した発熱体22による加熱によって、インク容器17の温度は、ほぼ99℃まで 上がる。また、ヘッドヒーター28及びプラテンヒーター33の発熱を2分間中 断するとインク噴射ヘッド14及びプラテンの温度が少し下がるが、2分程度の 発熱の中断ならばその中断後に発熱を再開させれば通常の印字動作には何等影響 がない。
【0061】 その後、前記ステップS13に戻る。
【0062】 一方、第二電源接続スイッチ25が操作されずに、第二電力供給装置37の駆 動命令が入力されていない場合、前記判別ステップS24の判別が「No」とな り、第一電力供給装置36を動作させ、第一電源にて発熱体22を発熱させて、 インク容器17を加熱するステップS11に戻る。
【0063】 この場合、インク容器17の温度が99℃まで上がるまでに、第二電源からの 電力供給時に比べて約2倍の約4分の時間がかかる。
【0064】 そして、それぞれの電力供給によりインク15が溶融された後、再び、印字可 能となり(S13:Yes)、印字命令の入力に応じた印字処理(S16)を行 う。
【0065】 このように、本実施例のホットメルト式インクジェットプリンタ10によれば 、ホットメルト式インクジェットプリンタ10の立ち上げ時以外の固形インク1 5の補給時に、スイッチによる選択により、インク噴射ヘッド及びプラテンへ供 給される電力を補給された固形インク15の溶融のために利用して、固形インク 15の補給時の印字不能状態を前記電力を利用しない場合に比べて約1/2の時 間に少なくすることができ、ホットメルト式インクジェットプリンタ10を早く 印字可能な状態に戻すことができる効果がある。
【0066】 本考案は以上詳述した実施例に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しな い範囲において種々の変更を加えることができる。
【0067】 例えば、本実施例においては、第二電源接続スイッチ25により選択的に第二 電源が発熱体22に接続されたが、インク容器17に固形インクが補給された後 に(S23:Yes)、自動的に第二電源が発熱体22に接続されるようにして もよい。
【0068】 また、本実施例では、電源電圧を変えて発熱体22の発熱量を変えたが、発熱 体22の抵抗値を変えたり、交流電源の位相制御により発熱体22の発熱量を変 えるようにしてもよい。
【0069】
以上説明したことから明かなように、本考案のホットメルト式インクジェット プリンタによれば、インク貯蔵器内に新たなインクが補給された時に、インク貯 蔵器内のインクを従来よりも速く溶融させて印字動作の待機時間を短くすること ができる効果がある。
【図1】図1は、本実施例のホットメルト式インクジェ
ットプリンタ10の制御体系30を示すブロック図であ
る。
ットプリンタ10の制御体系30を示すブロック図であ
る。
【図2】図2は、ホットメルト式インクジェットプリン
タ10の外観を示す斜視図である。
タ10の外観を示す斜視図である。
【図3】図3は、インク容器17内のインク15が溶融
された状態のインク貯蔵器16を示す断面図である。
された状態のインク貯蔵器16を示す断面図である。
【図4】図4は、インク容器17内のインク15が減
り、固形インク15の補給が必要な状態のインク貯蔵器
16を示す断面図である。
り、固形インク15の補給が必要な状態のインク貯蔵器
16を示す断面図である。
【図5】図5は、ホットメルト式インクジェットプリン
タ10の動作を示す流れ図である。
タ10の動作を示す流れ図である。
【図6】図6は、ホットメルト式インクジェットプリン
タ10の動作を示す流れ図である。
タ10の動作を示す流れ図である。
10 ホットメルト式インクジェットプリンタ 11 用紙 15 インク 16 インク貯蔵器 17 インク容器 22 発熱体 36 第一電力供給装置 37 第二電力供給装置
Claims (4)
- 【請求項1】 常温では固体で、加熱されると溶融する
インクが供給され、そのインクを用紙上に噴射して記録
を行うホットメルト式インクジェットプリンタにおい
て、 前記インクを貯えるインク貯蔵器と、 単位時間内に所定熱量を発生させることができ、その発
生された熱によって前記インク貯蔵器を加熱して、イン
ク貯蔵器内に貯えられたインクを溶融させる第一発熱手
段と、 前記所定熱量よりも多い熱量を単位時間内に発生させる
ことができ、その発生された熱によって前記インク貯蔵
器を加熱して、前記第一発熱手段によるインク貯蔵器内
のインクの溶融よりも早くそのインクを溶融させる第二
発熱手段とを有することを特徴とするホットメルト式イ
ンクジェットプリンタ。 - 【請求項2】 前記第二発熱手段による熱量の発生は、
所定の入力信号が入力された後に所定時間だけ行われる
ことを特徴とした請求項1に記載したホットメルト式イ
ンクジェットプリンタ。 - 【請求項3】 前記第一発熱手段は、発熱体と、その発
熱体に所定電圧による電力を供給できる第一電力供給源
とから構成されることを特徴とする請求項1に記載した
ホットメルト式インクジェットプリンタ。 - 【請求項4】 前記第二発熱手段は、発熱体と、前記所
定電圧よりも高い電圧にてその発熱体に電力を供給でき
る第二電力供給源とから構成されることを特徴とする請
求項3に記載したホットメルト式インクジェットプリン
タ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992060688U JP2582745Y2 (ja) | 1992-08-28 | 1992-08-28 | ホットメルト式インクジェットプリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992060688U JP2582745Y2 (ja) | 1992-08-28 | 1992-08-28 | ホットメルト式インクジェットプリンタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0623751U true JPH0623751U (ja) | 1994-03-29 |
| JP2582745Y2 JP2582745Y2 (ja) | 1998-10-08 |
Family
ID=13149497
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992060688U Expired - Lifetime JP2582745Y2 (ja) | 1992-08-28 | 1992-08-28 | ホットメルト式インクジェットプリンタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2582745Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004195977A (ja) * | 2002-12-16 | 2004-07-15 | Xerox Corp | 固体相変化インク溶融アセンブリおよびこれを備える相変化インク画像生成装置 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0356666A (ja) * | 1989-07-26 | 1991-03-12 | Kanebo Ltd | 粒子状物質の真空蒸着装置 |
| JPH0367632A (ja) * | 1989-08-07 | 1991-03-22 | Nippon Plast Co Ltd | 樹脂成形品の加飾方法 |
| JPH03227252A (ja) * | 1990-02-01 | 1991-10-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 相変化インク貯溜装置 |
-
1992
- 1992-08-28 JP JP1992060688U patent/JP2582745Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0356666A (ja) * | 1989-07-26 | 1991-03-12 | Kanebo Ltd | 粒子状物質の真空蒸着装置 |
| JPH0367632A (ja) * | 1989-08-07 | 1991-03-22 | Nippon Plast Co Ltd | 樹脂成形品の加飾方法 |
| JPH03227252A (ja) * | 1990-02-01 | 1991-10-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 相変化インク貯溜装置 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004195977A (ja) * | 2002-12-16 | 2004-07-15 | Xerox Corp | 固体相変化インク溶融アセンブリおよびこれを備える相変化インク画像生成装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2582745Y2 (ja) | 1998-10-08 |
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