JPH06237520A - ビーム電源装置 - Google Patents

ビーム電源装置

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JPH06237520A
JPH06237520A JP18072892A JP18072892A JPH06237520A JP H06237520 A JPH06237520 A JP H06237520A JP 18072892 A JP18072892 A JP 18072892A JP 18072892 A JP18072892 A JP 18072892A JP H06237520 A JPH06237520 A JP H06237520A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ビーム発生器用電極を有する負荷を、過電流
から高速で保護して、直流高電圧を上記負荷に供給する
ことができるようにしたビーム電源装置を提供すること
にする。 【構成】 交流電源に接続されたしゃ断器の負荷側と、
出力端に整流回路を介して負荷を接続した電源トランス
との間に、サイリスタスイッチを設け、このサイリスタ
スイッチのゲートに、上記負荷の端子間に挿入した分圧
器から接続されてゲート信号を送出する位相制御回路を
接続し、負荷回路に挿入した分流器から接続されて、過
電流発生時、上記負荷の側路を閉成すると共に、位相制
御回路にゲート阻止信号を送出する過電流検出回路を設
けて構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビーム発生器用の電極
を有する負荷に直流高電圧を供給するビーム電源装置に
係り、特に負荷を過電流保護するようにしたビーム電源
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、直流高電圧(例えば20kV)
が印加されるビーム発生器用の電極を有する負荷(以下
単に負荷という)にあっては、その電極間で放電破壊が
生じたとき、負荷に立上がりが急峻な過電流が発生し、
負荷の電極を損傷せしめるという問題がある。
【0003】このため、従来より、交流電源にしゃ断器
を介して電源トランスを接続し、この電源トランスの出
力端に、整流器を介して一端を接地した負荷を接続し、
この負荷回路の接地側に挿設した分流器を介して過電流
を検出し、この検出信号により上記しゃ断器をトリップ
させて交流電流から保護するようにしていた。
【0004】また、負荷に側路を設けて、過電流検出
時、上記側路を閉成して負荷を電源側から切離すと共
に、側路の閉成後、しゃ断器をトリップさせて、負荷を
過電流から保護するようにしたものも提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
方式にあって過電流を検出してから上記しゃ断器をトリ
ップさせるまでに時間(例えば100ms程度)がかか
り、負荷を過電流から十分保護することができず、また
後者の方式にあっても、側路を閉成してからしゃ断器が
トリップするまで、上述同様時間(例えば、100ms
程度)がかかり、その間電流トランス及び整流回路に過
電流が流れ、装置・素子の損傷・劣化を招き信頼性を低
下させるという問題を有していた。
【0006】本発明は、上述した点にかんがみてなされ
たもので、その目的とするところは、立上りが急峻な過
電流が発生しても高速で負荷を保護して、直流高電圧を
上記負荷に供給することができるようにしたビーム電源
装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、交流電源に接続されたしゃ断器の負荷側と出
力端に整流回路を介して接続した電源トランスの入力端
との間に、一対のサイリスタを逆並列に接続したサイリ
スタスイッチを介設し、このサイリスタスイッチのゲー
トに負荷の端子間に挿入した分圧器から接続されて、上
記サイリスタスイッチにゲート信号を送出する位相制御
回路を接続し、過電流発生時、負荷回路に挿設した分流
器から接続された過電流検出回路から上記負荷を側路す
る信号と上記位相制御回路にゲート阻止信号とを送出す
るよう構成した。
【0008】
【作用】定常運転時には、上記サイリスタスイッチを分
圧器の出力信号により位相制御して定電圧化を図った直
流高電圧を負荷に供給する。
【0009】そして、負荷の電極間に放電破壊が生じ立
上りが急峻な過電流が発生すると、これを分流器を介し
て検出した過電流検出回路の出力信号により、負荷の側
路を瞬時的に閉成させて上記過電流を側路に転流せしめ
ると共に、位相制御回路にゲート阻止信号を送出してサ
イリスタスイッチをオフさせ、負荷及び電源側を過電流
から高速で保護する。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図によって説明す
る。図1において、1は交流電源、4は上記交流電源1
に、しゃ断器2と一対のサイリスタを逆並列に接続して
なるサイリスタスイッチ3とを介して、接続された電源
トランスで、出力端には、ダイオード等をブリッジ接続
して形成した整流回路5を接続し、この整流回路5の出
力端から直流高電圧(例えば20kV)を送出するよう
になっている。6は上記整流回路5の出力端子間に挿入
した平滑用コンデンサである。8はビーム発生器用電源
を有する負荷で、上記コンデンサ6の端子間に転流回路
7を介して接続されて、平滑した直流高電圧をうけるよ
うになっている。
【0011】そして、上記転流回路7は、負荷回路の高
圧側LH に限流抵抗R1 と抑制抵抗R2 とを直列に挿入
し、この抵抗R1 とR2 の接続点にアノードAを接続し
たイグナイトロンQ1 のカソードKを負荷回路の接地側
LE に接続して、負荷8の側路を形成するようになって
いる。
【0012】また、上記転流回路7の抵抗R1 とR2
は、負荷8の放電破壊によって立上りの急峻な過電流が
発生してからイグナイトロンQ1 が点弧するまでの期
間、負荷8に流れる電流のピークを抑え(即ち、コンデ
ンサ6の放電電流が急峻となるのを抑制し)、かつ、定
常時の電圧降下があまり大きくならない(例えば、電源
電圧の5〜20%)ように、R1 +R2 の抵抗値が選定
されており、しかも上記抵抗R1 は過電流発生からサイ
リスタスイッチ3がオフするまでの期間、該抵抗R1 と
直流高電圧VD で定まる電流I2 (VD /R1 )が電流
側からイグナイトロンQ1 を通して流れることになるの
で、この電流I2 が電源側とイグナイトロンQ1 の電流
耐量以下となるように限流せしめ、抵抗R2 はイグナイ
トロンQ1 が点弧してもアノード・カソード間に残る電
圧(例えば、100V)によって負荷8に該抵抗R2 を
通じて流入する電流を抑制せしめるようになっている。
【0013】9は、平滑用コンデンサ6の接地側端子と
イグナイトロンQ1 のカソードKとの間に挿設されて、
流れる電流を電圧で出力するようにした抵抗からなる分
流器10の出力端から接続された過電流検出回路で、過
電流を検出したとき、上記イグナイトロンQ1 を瞬時的
(例えば5μs)に点弧させて負荷8の側路を閉成し、
この側路に過電流を転流せしめて、負荷8に過電流が流
入するのを阻止すると共に、後述の位相制御回路11に
ゲート阻止信号を送出するようになっている。
【0014】この過電流検出回路9は、上記分流器10
の出力端から接続されて過電流を検出する検出器DC
と、これの検出信号により、ゲート信号と上記サイリス
タスイッチ3のゲート阻止信号とを同時に出力するゲー
トドライブ回路GDと、これのゲート信号をうけたと
き、上記イグナイトロンQ1 のイグナイタIG にトリガ
パルスを送出するようにしたパルス回路PCとからなっ
ている。
【0015】そして、上記検出器DCは、図2で示すよ
うに、演算増幅器によりヒステリシス幅を有して形成さ
れたコンパレータCP1 を備え、上記分流器10の出力
電圧V10を、あらかじめ設定された過電流検出の基準電
圧Vref1 と比較し、V10>Vref1 の関係になっ
たとき、コンパレータCP1 の出力端から“H”レベル
の出力信号を検出信号として送出するようになってい
る。
【0016】また、ゲートドライブ回路GDは、上記コ
ンパレータCP1 の出力端に、発光ダイオードと受光ト
ランジスタからなるホトカプラPH1 の上記発光ダイオ
ードを接続し、受光トランジスタに、ワンショットのパ
ルス信号を送出するパルス発生器MB1 を接続し、この
パルス発生器MB1 の出力端に、入力を増幅して出力す
る増幅器A1 を介してゲートトランスT1 の入力端を接
続すると共に、フリップフロップ回路FF1 の入力端S
を接続して、上記ワンショットのパルス信号により、ゲ
ートトランスT1 の出力端からゲートドライブ信号を送
出すると共に、上記フリップフロップ回路FF1 をセッ
トしてその出力端Qから“H”レベルの出力信号をゲー
ト阻止信号として送出するようになっている。そして、
上記ゲート阻止信号は、フリップフロップ回路FF1 の
入力端Rにビーム電源装置に装備された図示しない故障
復帰ボタンの動作信号をリセット信号としてうけるまで
保持されるようになっている。
【0017】さらに、パルス発生回路PCは、交流電源
E1 に接続されたトランスT2 の出力端に直列に接続し
たダイオードD1 とコンデンサC1 を介してパルストラ
ンスT3 の入力端を接続すると共に、上記ダイオードD
1 のカソードとコンデンサC1 との接続点にアノードを
接続したサイリスタTh1 のカソードを、パルストラン
スT3 入力端に接続し、上記サイリスタTh1 のゲート
に、上記ゲートドライブ回路GDのゲートトランスT1
の出力端を接続して、ゲート信号によりサイリスタTh
1 を導通させて、コンデンサC1 に常時充電された電荷
をサイリスタTh1 を介して放電し、その放電電流によ
りパルストランスT3 を励磁し、該トランスT3 の出力
端からトリガパルスを上記イグナイトロンQ1 のイグナ
イタIGに送出するようになっている。
【0018】11は、上記負荷8の端子間に挿入した分
圧器12と、上記ゲートドライブ回路GDのフリップフ
ロップ回路FF1 の出力端Qとから接続されて、上記サ
イリスタスイッチ3にゲート信号を送出するようにした
位相制御回路である。
【0019】これは、上記分圧器12から接続されて、
交流電源1と同期した位相制御信号を出力するサイリス
タ位相制御回路TPCと、入力端が上記ゲートドライブ
回路GDのフリップフロップ回路FF1 の出力端Qに接
続されたノット回路N1 と、このノット回路N1 とサイ
リスタ位相制御回路TPCの両出力端が、アンド回路A
ND1 を介して接続されて、入力信号を図示しないホト
カプラを介して絶縁してうけてこれを増幅した出力信号
をゲート信号として送出するようにしたゲート回路GA
とからなっている。
【0020】そして、上記サイリスタ位相制御回路TP
Cは、図3に示すように、上記交流電源1にしゃ断器2
を介して接続されたトランスT4 と、このトランスT4
の交流出力のゼロ点を検出し、このゼロ点で交番する矩
形波信号を出力するゼロクロス検出器ZDと、これの矩
形波信号を波形成形して、上記交流電源1の電源周波数
と同期した三角波信号を出力する三角波発生器TPと、
これの出力端に接続されて、レベル比較するコンパレー
タCP2 と、このコンパレータCP2 の入力端の他方
に、絶縁形の演算増幅器A2 を介して入力させた上記分
圧器12の出力電圧V12と、負荷8に供給する直流高電
圧(例えば20kV)からあらかじめ設定した基準電圧
Vref2 との偏差(Verf2 −V12)をPI動作す
る調節器PIの出力端を接続して、レベル比較するコン
パレータCP2 の出力端から、上記三角波信号が調節器
PIの出力信号VPIより小さい期間“H”レベルとなる
パルス信号を上記サイリスタスイッチの位相制御信号と
して送出し、負荷8に供給する直流高電圧を定電圧制御
するようになっている。
【0021】次に、その動作について説明する。しゃ断
器2の投入によって、交流電源1が位相制御回路11の
サイリスタ位相制御回路TPCのトランスT4 に供給さ
れる。トランスT4 は交流電源1の電源周波数に同期し
た交流電圧をゼロクロス検出器ZDに出力する。ゼロク
ロス検出器ZDは、ゼロ点で交番する矩形波信号を三角
波発生器TPに送出する。これをうけた三角波発生器T
Pは入力信号により波形整形した三角波信号をコンパレ
ータCP2 に出力する。これをうけたコンパレータCP
2 は、入力端の他方に調節器PIから基準電圧Vref
2 と分圧器12の出力電圧V12との偏差(Vref2 −
V12)をPI動作した出力信号VPIをうけているので、
両入力をレベル比較し、上記三角波信号が上記VPIより
小さい期間“H”レベルとなるパルス信号を送出する。
【0022】上記コンパレータCP2 の出力をうけたア
ンド回路AND1 は、入力端の他方にノット回路N1 か
ら“H”レベルの出力信号をうけているので、上記コン
パレータCP2 の出力信号が送出されることになり、ゲ
ート回路GAを介してゲート信号がサイリスタスイッチ
3のゲートに送出され、該サイリスタスイッチ3がオン
する。
【0023】上記サイリスタスイッチ3のオンにより、
交流電源1をうけたトランスT4 は出力し、その出力を
整流回路5によって全波整流し、これを平滑用コンデン
サ6により平滑した直流高電圧(例えば20kV)がコ
ンデンサ6の端子間から負荷8に転流回路7を介して供
給され、負荷8は運転を開始する。
【0024】この際、負荷8に流れる電流I3 は、定常
電流であり、分流器10は、この定常電流に応じた電圧
を出力することになるが、検出器DCの過電流検出レベ
ルに達しないので、ゲートドライブ回路GDからゲート
信号は送出されずパルス回路PCのトリガパルスも送出
されずイグナイトロンQ1 は点弧しない。また、ゲート
ドライブ回路GDのフリップフロップ回路FF1 の出力
端Qの出力信号も“L”レベルのままでゲート阻止信号
は送出されず、位相制御回路11は、そのサイリスタ位
相制御回路TPCが分圧器12からの出力電圧V12と基
準電圧Vref2 との偏差(Vref2 −V12)によ
り、PI動作した調節器PIの出力信号VPIをうけたコ
ンパレータCP2 からパルス信号が送出され、これによ
って、サイリスタスイッチ3は位相制御され、負荷8に
供給される直流高電圧VD の定電圧制御が行われてい
る。
【0025】この定常運転中にあって、今、図4のt0
時点で負荷8の電極間に放電破壊が生じ、過電流が発生
したとすると、分流器10はこの過電流に応じた電圧を
出力し、これをうけた検出回路9の検出器DCのコンパ
レータCP1 は、入力電圧V10が、基準電圧Vref1
より大きく(Vref1 <V10)なるので、過電流と検
出して出力する。これをうけたゲートドライブ回路GD
は、ホトカプラPH1の発光ダイオードの発光出力によ
り受光トランジスタが導通し、パルス発生器MB1 がワ
ンショットのパルス信号を出力し、増幅器A1 を介して
トランスT2 が励磁されてその出力端から出力電圧をパ
ルス回路PCのサイリスタTh1 のゲートにゲート信号
として送出し、サイリスタTh1 がオンして、常時充電
のコンデンサC1 がその電荷を放電し、この放電電流に
よりパルストランスT3 が励磁されてその2次側からト
リガパルスを過電流検出回路9の出力としてイグナイト
ロンQ1 のイグナイタIG に送出し、上記イグナイトロ
ンQ1 をt1 時点(図4)で点弧せしめて負荷8の側路
を閉成する。
【0026】これにより、過電流発生時点(図4t0 時
点)からイグナイトロンQ1 が点弧するまで(図4t1
時点)の期間、過電流は(5と6)→R1 →R2 →8→
10→(5と6)の回路で流れることになるが、この期
間は瞬時的(例えば5μs)であり、過電流のピーク値
は抵抗R1 とR2 によって抑制されるので、負荷8の電
極を損傷することはない。
【0027】そして、上記イグナイトロンQ1 の点弧に
より、過電流は、(5と6)→R1→Q1 →10→(5
と6)の回路に流れる。即ち、過電流が負荷8の側路に
転流されることになる。この転流は、図4に示すよう
に、t1 時点からt2 時点にかけて行われる。即ち、イ
グナイトロンQ1 が点弧すると負荷8に流れる電流I3
は瞬時的(例えば2〜5μs)に減少してゼロとなり、
負荷8は立上りの急峻な過電流から瞬時的に保護され
る。また、イグナイトロンQ1 には転流した電流I2 が
抵抗R1 によって限流されているので、イグナイトロン
Q1 は電流破壊を生ずることなく、導通状態を保持し、
負荷8の側路は閉成されている。
【0028】一方、上記過電流検出回路9の検出器DC
が過電流を検出したとき、ゲートドライブ回路GDのフ
リップフロップ回路FF1 は、上記パルス発生器MB1
のワンショットのパルス信号によりセットされ、その出
力端Qから“H”レベルの出力信号をノット回路N1 に
送出されるので、該ノット回路N1 の出力信号は“L”
レベルに反転し、これによりアンド回路AND1 の出力
信号も“L”レベルとなって、ゲート回路GAから出力
するゲート信号の送出を阻止する(図4t1 時点)。
【0029】このゲート信号の送出阻止により、サイリ
スタスイッチ3は、アノード・カソード間に逆電圧が印
加され電流がゼロとなる時点(図4t3 時点)でオフす
る。この過電流が発生した時点(図4t0 時点)からサ
イリスタスイッチ3がオフする時点(図4t3 時点)ま
での期間は、例えば5〜10ms程度で行われて、しゃ
断器によるしゃ断(例えば100ms)に比し、1/1
0以下の時間で電源側を保護することができる。
【0030】そして、上記サイリスタスイッチ3のオフ
により交流電源1がオフされ、コンデンサ6が放電を完
了した時点で、イグナイトロンQ1 に流れる電流I2 も
ゼロになり、イグナイトロンQ1 が放電中止(不導通)
となって、負荷8の側路は開路され、過電流発生による
保護動作が終了する。
【0031】次に運転を再開するときは、図示しない故
障復帰ボタンの動作により、ゲートドライブ回路GDの
フリップフロップ回路FF1 の入力端Rにリセット信号
が入力し、該回路FF1 がリセットして、出力端Qの出
力信号を“L”レベル反転させてゲート阻止信号の送出
を停止する。これにより位相制御回路11のノット回路
N1 の出力信号が“H”レベルに反転し、上述した運転
開始動作と同様に動作して運転を再開する。
【0032】このように、過電流が発生すると、瞬時的
に負荷8の側路を閉成して、これに過電流を転流せしめ
ると同時にサイリスタスイッチ3のゲート信号の送出を
阻止して交流電源1をしゃ断するので、応答速度もきわ
めて短時間となり、立上りが急峻であっても、また緩慢
であっても同様の応答速度で負荷8を過電流から保護す
ることができる。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、負荷に過電流が流れた
とき、負荷の側路を瞬時的に閉成して、これに過電流を
転流せしめるようにしてあるので、電極を有する負荷を
瞬時的に保護することができる。しかも、電源のしゃ断
は、一対のサイリスタを逆並列に接続したサイリスタス
イッチのゲート信号を負荷の側路と同時に停止してオフ
するようにしてあるので、応答速度をきわめて短縮させ
ることができ、過電流の立上りが急峻であっても緩慢で
あっても過負荷耐量を増大させることなく、電源装置を
構成することができ、かつ装置を構成する各部材の過電
流による損傷及び劣化を大幅に軽減することができるの
で、電源装置の長寿命化、信頼性を一段と向上させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すブロック図。
【図2】図1の過電流検出回路を具体化して示すブロッ
ク図。
【図3】図1のサイリスタ位相制御回路を具体化して示
すブロック図。
【図4】図1の動作を説明するタイムチャート図。
【符号の説明】
1 交流電源 3 サイリスタスイッチ 5 整流回路 7 転流回路 8 負荷 9 過電流検出回路 10 分流器 11 位相制御回路 12 分圧器 Q1 イグナイトロン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電源に、しゃ断器を介して電源トラ
    ンスを接続し、この電源トランスの出力端に、整流回路
    を介して、一端を接地したビーム発生器用の電極を有す
    る負荷を接続して、この負荷に直流高電圧を供給するよ
    うにしたものにおいて、上記しゃ断器と電源トランスの
    間に介挿された逆並列接続の一対のサイリスタからなる
    サイリスタスイッチと、このサイリスタスイッチのゲー
    トに、上記負荷の端子間に挿入した分圧器から接続され
    て位相制御したゲート信号を送出する位相制御回路と、
    上記の負荷の端子間にイグナイトロンを挿入した転流回
    路と、負荷回路に介挿した分流器から接続されて、過電
    流発生時、上記イグナイトロンにトリガパルスを送出す
    ると共に、上気位相制御回路にゲート阻止信号を送出す
    る過電流検出回路とを備えたことを特徴とするビーム電
    源装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS53122747A (en) * 1977-03-31 1978-10-26 Shimadzu Corp Voltage stabilizer for dc power unit
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