JPH06237876A - トイレットペーパーロールの製造方法 - Google Patents

トイレットペーパーロールの製造方法

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JPH06237876A
JPH06237876A JP5053159A JP5315993A JPH06237876A JP H06237876 A JPH06237876 A JP H06237876A JP 5053159 A JP5053159 A JP 5053159A JP 5315993 A JP5315993 A JP 5315993A JP H06237876 A JPH06237876 A JP H06237876A
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JP
Japan
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toilet paper
roll
core
temporary
temporary attachment
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JP5053159A
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English (en)
Inventor
Sukesada Watanabe
辺 輔 貞 渡
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Kasuga Paper Industry Co Ltd
Original Assignee
Kasuga Paper Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 仮着筒芯の仮着を強めにすること、仮着筒芯
の保形性を良くすること、トイレットペーパーロールを
簡単に造れること、コストを安くすることやトイレット
ペーパーロールの内側が常に形崩れしないこと、トイレ
ットペーパーロールの全部をトイレットペーパーとして
使用することである。 【構成】 トイレットペーパー4の巻き初めの端または
この端から所定の長さの箇所よりトイレットペーパー4
にシリコンオイルのエマルジョン又は弗素樹脂のディス
パージョンを噴霧しながらトイレットペーパー4を巻軸
1に固く巻付けてトイレットペーパーの固い仮着筒芯6
を成形し、この固い仮着筒芯6にトイレットペーパー4
をロール状に巻付けた後に巻軸1の外径を縮小して抜く
ことを特徴としたトイレットペーパーロール7の製造方
法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は中心に巻軸の外径と同
じ大きさの大きな孔を有するとともに潤滑性を有するト
イレットペーパーの固い仮着筒芯を成形し、このトイレ
ットペーパーの潤滑性を有するとともに固い仮着筒芯の
外側にトイレットペーパーを巻付けたロール状トイレッ
トペーパーロールを製造する方法に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来の極く普通のトイレットペーパーロ
ールの製造方法としては直径が約3.8cmの巻芯であ
る紙筒芯(紙管)に緩く巻付けて、長さが65mで外径
が約11.5cmの有芯トイレットペーパーロールを造
っている。また従来の無芯トイレットペーパーロールの
製造方法としては巻軸に巻く際にトイレットペーパーに
水や糊などの接着剤液をトイレットペーパーの単位面積
当たり所定量、例えば約30cc/m2 づつ噴霧し、巻
軸を引き抜いて無芯トイレットペーパーロールを造って
いる(特公昭62−34666号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来の前者の極く
普通の有芯トイレットペーパーロールの製造方法では紙
筒芯を必要とするために生産時に紙筒芯を必要とする分
だけコストが高くなる問題点とともに一般家庭、事務
所、会社などでトイレットペーパーを全部使用後に巻芯
である紙筒芯が残るためにこの紙筒芯(紙管)を捨てな
ければならないという問題点があった。また従来の後者
の無芯トイレットペーパーロールの製造方法で造った無
芯トイレットペーパーロールでは噴霧する水量を多くす
ると、仮着筒芯は仮着が強固になるので好ましいが、仮
着筒芯をトイレットペーパーとして使用する際に仮着が
強固(接着状態)になるためにトイレットペーパーを剥
がしにくい又は剥がれなくなるという問題点があるし、
また噴霧する水量を少なすぎると、仮着筒芯の仮着強度
が小さいすぎて充分に仮着した仮着筒芯が造れないとい
う問題点があった。
【0004】この発明はこれらの従来の有芯または無芯
のトイレットペーパーロールの製造方法が有する前記の
問題点を解消し、仮着筒芯の仮着を強めにすること、仮
着筒芯の保形性を良くすること、仮着筒芯の最内側のト
イレットペーパーがホルダーの芯棒やワンタッチホルダ
ーの爪に絡み付かないようにすること、トイレットペー
パーロールを簡単に造れること、コストを安くするこ
と、トイレットペーパーロールの内側が常に形崩れしな
いことや中心に所定の大きさの大きな孔を有してロール
状に良く保形したトイレットペーパーロールを造るこ
と、製造後のトイレットペーパーロールの保形性を良く
してトイレットペーパーロールを流通時や家庭での通常
の取扱いで変形しないようにすること、トイレットペー
パーロールの全部をトイレットペーパーとして巻き戻す
際に仮着しているトイレットペーパーの仮着筒芯の全部
をトイレットペーパーとして使用することとともに使用
後に紙筒芯が残らないことなどを目的としたものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明のトイレットペ
ーパーロールの製造方法は外径が紙筒芯と同じに拡大し
た収縮自在な巻軸に、トイレットペーパーの巻き初めの
端又はこの端より所定の長さ(例えば約30cm乃至約
70cm)の箇所からトイレットペーパーにシリコンオ
イルのエマルジョン又は弗素樹脂のディスパージョンを
噴霧しながらトイレットペーパーを、固く巻付けて、ト
イレットペーパー同志が仮着されたトイレットペーパー
の固い仮着筒芯を形成し、このトイレットペーパーの潤
滑性を有するとともに固い仮着筒芯の外側にトイレット
ペーパーをロール状に緩く又は固く巻付けて所定の時間
が経過して仮着筒芯が形崩れしなくなる時間経過後に、
この収縮自在な固い巻軸の外径を縮小し、この収縮自在
な固い巻軸から巻いたロール状トイレットペーパーを抜
いてトイレットペーパーロールを製造する。
【0006】
【作用】この発明のトイレットペーパーロールの製造方
法は外径が紙筒芯と同じに拡大した収縮自在な固い巻軸
に、トイレットペーパーの巻き初めの端又は端より所定
の間隔をおいて、トイレットペーパーにシリコンオイル
のエマルジョン又は弗素樹脂のティスパージョンを噴霧
しながらトイレットペーパーを固く巻付けて、トイレッ
トペーパー同志がシリコンオイル又は弗素樹脂と水とに
よりしっかりと仮着されるとともにシリコンオイル又は
弗素樹脂が存在するために潤滑性を有するトイレットペ
ーパーの固い仮着筒芯を形成し、トイレットペーパーの
仮着筒芯の外側にトイレットペーパーをロール状に巻付
けて仮着筒芯が形崩れしなくなる時間の7分以上経過し
てから、この収縮自在な巻軸の外径を縮小し、この収縮
自在な固い巻軸から巻いたロール状トイレットペーパー
を抜いて両者を分離してトイレットペーパーロールを製
造する方法であるから、巻軸を取外したトイレットペー
パーロールは芯部にトイレットペーパーの巻き初めの端
までシリコンオイル又は弗素樹脂と水とにより良く仮着
された固い仮着筒芯を有するためにこの保形性の良い仮
着筒芯に巻付けたのでロール状に良く保形するとともに
その中心に巻軸の外径とほぼ同じ比較的大きな孔を有す
るトイレットペーパーロールが造れる。そして生産時に
紙筒芯を使用しない分と使用時に通常のホルダーに取付
けられる分だけコストを安く造れる。更に使用時はトイ
レットペーパーロールの最内側のトイレットペーパーも
が仮着筒芯として良く仮着されているためにホルダーの
芯棒やワンタッチホルダーの爪にトイレットペーパーロ
ールの巻く初めの端部が絡み付くことがないし、かつ噴
霧したシリコンオイル又は弗素樹脂が潤滑性を有するた
めに仮着されたトイレットペーパーが使用時に良く剥れ
てトイレットペーパーロールの仮着筒芯のトイレットペ
ーパーまでの全部のトイレットペーパーを使用し得ると
ともに従来の紙筒芯(紙管)が全く残らない。
【0007】
【実施例】次にこの発明のトイレットペーパーロールの
製造方法を実施例について図面とともに説明する。
【0008】(実施例1)従前の紙筒芯とほぼ同じ外
径、例えば直径が約3.8cmの外径に拡大した収縮自
在の金属製巻軸1を2本の平行なドラム2,2の上に載
せ、この巻軸1の上に加圧ロールの役目をするライデイ
ングロール3を設ける。トイレットペーパー4を巻軸1
に供給するとともにトイレットペーパー4の巻き初めの
端4′よりトイレットペーパー4に100%シリコンオ
イルと水との配合比(容積比)0、5対1の割合のシリ
コンオイルのエマルジョン(乳濁液)をスプレーノズル
5から従前の噴霧量(約30cc/m2 )の約1、5倍
の量(約45cc/m2 )を約50cmの長さLにわた
って噴霧するとともにトイレットペーパー4は固い巻軸
1にライデイングロール3で加圧されながら固く巻付け
られる。噴霧されたシリコンオイルのエマルジョンによ
りトイレットペーパー4はその内側端部のトイレットペ
ーパー4同志が通常の約1、5倍という多量のシリコン
オイルと水の液体で良く仮着されてトイレットペーパー
の固い仮着筒芯6を成形する。この巻軸1とトイレット
ペーパー4の固い仮着筒芯6の外周に引続いてトイレッ
トペーパー4がライデイングロール3で加圧されながら
固く巻付けられる。通常のトイレットペーパーロールと
同様に外径が約11.5cmまで固く巻付けられてか
ら、巻付けを停止する。エマルジョンの浸透が充分行わ
れて仮着筒芯6がシリコンオイルのエマルジョンの水と
シリコンオイルとによりほぼ完成されるまでの所定の時
間(即ち水がほぼ乾燥蒸発されるまでの所定の時間)の
約10分間そのままにしておいた後に、そのままでは固
く巻付けた仮着筒芯6を有するトイレットペーパーロー
ル7とを収縮自在な固い巻軸1より取外せないために伸
縮自在な固い巻軸1の外径を図4仮想線のように縮小し
てから固く巻いたトイレットペーパーロール7を巻軸1
から抜いて取外して固く巻いたトイレットペーパーロー
ル7だけからなるとともに中心に約3.8cmの大きな
孔8を有するとともにトイレットペーパーの仮着筒芯6
を有するロール状に保形したトイレットペーパーロール
7を造る。
【0009】この実施例1の製造方法で造ったトイレッ
トペーパーロール7はトイレットペーパーの巻き初めの
端4′から水だけで巻いたものよりもシリコンオイルと
水とにより強めの仮着力で仮着されたトイレットペーパ
ーの固い仮着筒芯6を有するのでトイレットペーパーロ
ール7の大きな孔8の周縁部の保形が極めて良いし、ト
イレットペーパーロール7の外径が約11.5cmと従
前のものとほぼ同じ外径であるが、トイレットペーパー
の長さが約130mであるから、従前の同じ外径のもの
の長さが約65mのものに較べ約2倍の長さを有するト
イレットペーパーをほぼ同じ体積にすることができるた
めに嵩張らないし、かつ長時間使用できて、ホルダーに
トイレットペーパーロールを掛替え手間が約半分にな
る。そしてトイレットペーパーロール7のトイレットペ
ーパーの固い仮着筒芯6をホルダーに取付けて使用する
際に巻き初めの端4′から強めの仮着力で充分に仮着さ
れているのでホルダーの芯棒や爪にトイレットペーパー
の巻き初めの端部が絡み付くことがないし、仮着してい
るトイレットペーパーの仮着筒芯6は水およびシリコン
オイルで仮着された状態であるとともに潤滑性を有する
シリコンオイルで仮着されたトイレットペーパーの剥が
れにくさがシリコンオイルにより緩和されて強めに仮着
されたトイレットペーパーは剥がし易い状態になってい
るために仮着筒芯6のトイレットペーパーもホルダーよ
り引出して全部のトイレットペーパーをトイレットペー
パーとして使用する。噴霧するシリコンオイルのエマル
ジョン(乳濁液)としてこの実施例1では100%シリ
コンオイル対水の配合比(容積比)を0、5対1、0に
ついて説明したが、配合比は0、5乃至1、5対1、0
ぐらいがよい。
【0010】(実施例2)実施例1と同様に外径を大き
くした巻軸にトイレットペーパーを供給するとともに図
6に図示したように、トイレットペーパー14の巻き初
めの端14′から約50cmの箇所14″よりトイレッ
トペーパーに100%シリコンオイルと水とを1対1に
配合したシリコンオイルのエマルジョンを従前の噴霧量
(約30cc/m2 )の約2倍の量(約60cc/
2 )を約50cmの長さにわたって噴霧する。噴霧さ
れたシリコンオイルのエマルジョンは巻軸に巻かれたト
イレットペーパーの内側および外側に浸透されて拡散さ
れてトイレットペーパーはその内側端部のトイレットペ
ーパー同志が通常の約2倍という多量の水とシリコンオ
イルにより良く仮着したトイレットペーパーの仮着筒芯
を成形する。この巻軸とトイレットペーパーの仮着筒芯
の外周に引き続いてトイレットペーパーが所定量巻き付
けられ、実施例1と同様に約10分間そのままにしてお
いてから巻軸の外径を小さくしてトイレットペーパーロ
ールを巻軸から取り外してトイレットペーパーの仮着筒
芯を有するロール状に保形したトイレットペーパーロー
ルを造る。
【0011】この実施例2の製造方法で造ったトイレッ
トペーパーロールはトイレットペーパーの巻き初めの端
まで強めの仮着力で仮着したトイレットペーパーの仮着
筒芯を有するのでトイレットペーパーロールの大きな孔
の周縁部など全体の保形が極めて良い。
【0012】この実施例2の製造方法ではトイレットペ
ーパーの巻き初めの端から約50cmの箇所よりトイレ
ットペーパーにシリコンオイルのエマルジョンを噴霧す
ることについて説明したが、トイレットペーパーの巻き
初めの端より近すぎるとトイレットペーパーが余剰なシ
リコンオイルのエマルジョンにより巻軸に張り付くおそ
れがあるとともにシリコンオイルのエマルジョンが多く
染み込んで不自然で醜い「シワ」がトイレットペーパー
に生じるおそれがあるし、またトイレットペーパーの巻
き初めの端より遠すぎるとトイレットペーパーの端が充
分に仮着されなくなるのでテストした結果としてトイレ
ットペーパーの巻き初めの端から約30cm乃至約70
cmの箇所よりがよい。またトイレットペーパーにシリ
コンオイルのエマルジョンを噴霧する長さはこの実施例
2では約50cmの長さにわたって噴霧することについ
て説明したが、同様にテストした結果では約50cm乃
至約100cmがよい。なお、トイレットペーパーの巻
き初めの端からの長さや噴霧する長さはシリコンオイル
と水との配合比や噴霧量そしてトイレットペーパーの原
料、厚さなどにより異なる。そして仮着筒芯がほぼ完成
されるまでの時間はテストしたところ約7分以上で、長
ければ長いほどよいが、生産性を考えると約7分から約
15分経過するまでが良い。
【0013】(実施例3)実施例1と同様に外径を大き
くした巻軸にトイレットペーパーを供給するとともにト
イレットペーパーの巻き初めの端からトイレットペーパ
ーに4弗化樹脂と水とを2対5に配合した4弗化樹脂の
ディスパージョン(分散液)を従前の噴霧量(約30c
c/m2 )の約1、5倍の量(約45cc/m2 )を約
50cmの長さにわたって噴霧する。噴霧された4弗化
樹脂のディスパージョンは巻軸に巻かれたトイレットペ
ーパーの内側および外側に浸透されて拡散されてトイレ
ットペーパーはその内側端部のトイレットペーパー同志
が通常の約1、5倍という多量の水と4弗化樹脂のディ
スパージョンにより良く仮着したトイレットペーパーの
仮着筒芯を成形する。この巻軸とトイレットペーパーの
仮着筒芯の外周に引き続いてトイレットペーパーが所定
量巻き付けられ、実施例1と同様に約10分間そのまま
にしておいてから巻軸の外径を小さくしてトイレットペ
ーパーロールを巻軸から取り外してトイレットペーパー
の仮着筒芯を有するロール状に保形したトイレットペー
パーロールを造る。
【0014】この実施例3の製造方法で造ったトイレッ
トペーパーロールはトイレットペーパーの巻き初めの端
まで強めの仮着力で仮着したトイレットペーパーの仮着
筒芯を有するのでトイレットペーパーロールの大きな孔
の周縁部など全体の保形が極めて良い。
【0015】この実施例3の製造方法で造ったトイレッ
トペーパーロールはトイレットペーパーの巻き初めの端
から水だけで巻いたものよりも4弗化樹脂と水とにより
強めの仮着力で仮着されたトイレットペーパーの固い仮
着筒芯を有するのでトイレットペーパーロールの大きな
孔の周縁部の保形が極めて良いし、トイレットペーパー
ロールの外径が約11.5cmと従前のものとほぼ同じ
外径であるが、トイレットペーパーの長さが約130m
であるから、従前の同じ外径のものの長さが約65mの
ものに較べ約2倍の長さを有するトイレットペーパーを
ほぼ同じ体積にすることができるために嵩張らないし、
かつ長時間使用できて、ホルダーにトイレットペーパー
ロールを掛替え手間が約半分になる。そしてトイレット
ペーパーロールのトイレットペーパーの固い仮着筒芯を
ホルダーに取付けて使用する際に巻き初めの端から強め
の仮着力で充分に仮着されているのでホルダーの芯棒や
爪にトイレットペーパーの巻き初めの端部が絡み付くこ
とがないし、仮着しているトイレットペーパーの仮着筒
芯は4弗化樹脂および水で仮着された状態であるととも
に潤滑性を有する4弗化樹脂で仮着されたトイレットペ
ーパーの剥がれにくさが4弗化樹脂により緩和されて強
めに仮着されたトイレットペーパーは剥がし易い状態に
なっているために仮着筒芯6のトイレットペーパーもホ
ルダーより引出して全部のトイレットペーパーをトイレ
ットペーパーとして使用する。噴霧する弗素樹脂のディ
スパージョン(分散液)としてこの実施例3では4弗化
樹脂対水の配合比(容積比)を2対5について説明した
が、配合比は2乃至10対10ぐらいがよく、4弗化樹
脂の外に3弗化樹脂などの弗素樹脂がよい。
【0016】(実施例4)実施例1と同様に外径を大き
くした巻軸にトイレットペーパーを供給するとともにト
イレットペーパーの巻き初めの端から約50cmの箇所
よりトイレットペーパーに4弗化樹脂と水とを1対1に
配合した4弗化樹脂のディスパージョンを従前の噴霧量
(約30cc/m2 )の約2倍の量(約60cc/
2 )を約50cmの長さにわたって噴霧する。噴霧さ
れた4弗化樹脂のディスパージョンは巻軸に巻かれたト
イレットペーパーの内側および外側に浸透されて拡散さ
れてトイレットペーパーはその内側端部のトイレットペ
ーパー同志が通常の約2倍という多量の水と4弗化樹脂
により良く仮着したトイレットペーパーの仮着筒芯を成
形する。この巻軸とトイレットペーパーの仮着筒芯の外
周に引き続いてトイレットペーパーが所定量巻き付けら
れ、実施例1と同様に約10分間そのままにしておいて
から巻軸の外径を小さくしてトイレットペーパーロール
を巻軸から取り外してトイレットペーパーの仮着筒芯を
有するロール状に保形したトイレットペーパーロールを
造る。
【0017】この実施例4の製造方法で造ったトイレッ
トペーパーロールはトイレットペーパーの巻き初めの端
まで強めの仮着力で仮着したトイレットペーパーの仮着
筒芯を有するのでトイレットペーパーロールの大きな孔
の周縁部など全体の保形が極めて良い。
【0018】この実施例4の製造方法ではトイレットペ
ーパーの巻き初めの端から約50cmの箇所よりトイレ
ットペーパーに4弗化樹脂のディスパージョンを噴霧す
ることについて説明したが、トイレットペーパーの巻き
初めの端より近すぎるとトイレットペーパーが余剰な4
弗化樹脂のディスパージョンにより巻軸に張り付くおそ
れがあるとともに4弗化樹脂のディスパージョンが多く
染み込んで不自然で醜い「シワ」がトイレットペーパー
に生じるおそれがあるし、またトイレットペーパーの巻
き初めの端より遠すぎるとトイレットペーパーの端が充
分に仮着されなくなるのでテストした結果としてトイレ
ットペーパーの巻き初めの端より約30cm乃至約70
cmの箇所からがよい。またトイレットペーパーに4弗
化樹脂のディスパージョンを噴霧する長さはこの実施例
4では約50cmの長さにわたって噴霧することについ
て説明したが、同様にテストした結果では約50cm乃
至約100cmがよい。そして仮着筒芯がほぼ完成され
るまでの時間はテストしたところ約7分以上で、長けれ
ば長いほどよいが、生産性を考えると約7分から約15
分経過するまでが良い。
【0019】
【発明の効果】この発明のトイレットペーパーロールの
製造方法は外径が紙筒芯と同じに拡大した収縮自在な巻
軸に、トイレットペーパーの巻き初めの端又はこの端か
ら所定の長さの箇所よりトイレットペーパーにシリコン
のエマルジョン又は弗素樹脂のディスパージョンを噴霧
しながらトイレットペーパーを、固く巻付けて、トイレ
ットペーパー同志が仮着されてトイレットペーパーの仮
着筒芯を形成し、このトイレットペーパー仮着筒芯の外
側に、トイレットペーパーをロール状に巻き付けて仮着
筒芯が形崩れしなくなる時間経過後に、この収縮自在な
固い巻軸の外径を縮小し、この収縮自在な固い巻軸と巻
いたロール状トイレットペーパーとを分離して仮着筒芯
を有するトイレットペーパーロールを製造する方法であ
るから、巻軸にトイレットペーパーを巻付ける際に巻き
初めのトイレットペーパーが良く仮着されて筒芯となる
ために仮着筒芯の仮着を強めにすることができるととも
に強めにされた仮着筒芯は保形性を良くすることができ
て、トイレットペーパーロール全体の保形性をも良くす
ることができる。このように保形性が良くしたために流
通時や家庭での通常の取扱いでトイレットペーパーロー
ルが変形しないという効果がある。そしてトイレットペ
ーパーの端である巻き初めのトイレットペーパーがしっ
かりと仮着された仮着筒芯の最内側を形成しているため
にトイレットペーパーロールを使用する時にホルダーの
芯棒やワンタッチホルダーの爪にトイレットペーパーの
端が絡み付かないという効果とともにトイレットペーパ
ーロールを従来より極く普通に使われているホルダーに
常に簡単に取り付けることができるという効果がある。
また中心に大きな孔を有する仮着筒芯が存在するトイレ
ットペーパーロールを簡単に造ることができるし、生産
時に紙筒芯(紙管)を使用しない分と使用時に通常のホ
ルダーにそのまま取付けられるために特殊形状の芯棒を
使用しない分だけコストを安く造ることができる。そし
て使用する際はトイレットペーパーロールの全部、すな
わち仮着筒芯を構成する仮着状態のトイレットペーパー
は潤滑性を有するシリコンオイル又は弗素樹脂が存在し
ているので仮着が剥がれ易いために仮着筒芯のトイレッ
トペーパーは剥がされながら極めて円滑に巻き戻されて
トイレットペーパーとして使用することができるし、ま
た紙管もどきの仮着筒芯がトイレットペーパーとして使
用されるので使用後に何も残らないという効果がある。
請求項4の製造方法で造ったトイレットペーパーロール
では、固く巻付けた分だけ同じ体積(嵩)で長いトイレ
ットペーパーを巻付けられたトイレットペーパーロール
を造ることができるとともに大きな孔を有する固い仮着
筒芯にトイレットペーパーをロール状に固く巻付けたト
イレットペーパーロールが形崩れしないという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の方法の側面図である。
【図2】同じく要部の平面図である。
【図3】同じくトイレットペーパーの展開図である。
【図4】巻軸の拡大側面図である。
【図5】本発明の第1実施例の方法で製造した製品の側
面図である。
【図6】本発明の第2実施例のトイレットペーパーの展
開図である。
【符号の説明】 1 巻軸 2 ドラム 3 ライデイングロール 4 トイレットペーパー 5 スプレーノズル 6 仮着筒芯 7 トイレットペーパーロール 8 孔 14 トイレットペーパー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外径が紙筒芯と同じに拡大した収縮自在
    な巻軸に、トイレットペーパーの巻き初めの端からトイ
    レットペーパーにシリコンオイルのエマルジョンを噴霧
    しながらトイレットペーパーを、固く巻付けて、トイレ
    ットペーパー同志が仮着されてトイレットペーパーの仮
    着筒芯を成形し、該トイレットペーパーの仮着筒芯の外
    側にトイレットペーパーをロール状に巻付けて仮着筒芯
    が形崩れしなくなる時間経過後に、該収縮自在な巻軸の
    外径を縮小し、該収縮自在な巻軸と巻いたロール状トイ
    レットペーパーとを分離することを特徴とするトイレッ
    トペーパーロールの製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のトイレットペーパーロー
    ルの製造方法において、シリコンオイルのエマルジョン
    に代えて弗素樹脂のディスパージョンを噴霧することを
    特徴とするトイレットペーパーロールの製造方法。
  3. 【請求項3】 トイレットペーパーの巻き初めの端より
    所定の長さの箇所からトイレットペーパーに噴霧するこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載のトイレットペーパ
    ーロールの製造方法。
  4. 【請求項4】 仮着筒芯の外側にトイレットペーパーを
    ロール状に固く巻付けることを特徴とする請求項1、2
    又は3記載のトイレットペーパーロールの製造方法。
JP5053159A 1993-02-19 1993-02-19 トイレットペーパーロールの製造方法 Pending JPH06237876A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2001060223A1 (en) * 2000-02-15 2001-08-23 Kasuga Seishikogyo Co., Ltd. Toilet paper roll and method of manufacturing the paper roll
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