JPH0623791Y2 - プロペラシャフトの防振構造 - Google Patents
プロペラシャフトの防振構造Info
- Publication number
- JPH0623791Y2 JPH0623791Y2 JP1988125185U JP12518588U JPH0623791Y2 JP H0623791 Y2 JPH0623791 Y2 JP H0623791Y2 JP 1988125185 U JP1988125185 U JP 1988125185U JP 12518588 U JP12518588 U JP 12518588U JP H0623791 Y2 JPH0623791 Y2 JP H0623791Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- propeller shaft
- constant velocity
- velocity joint
- output shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Motor Power Transmission Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は等速ジョイントを備えたプロペラシャフトの防
振構造に関する。
振構造に関する。
(従来技術) 一般に自動車の変速機の出力軸と後輪差動装置との間を
連結するプロペラシャフトは、その両端がそれぞれユニ
バーサルジョイントを介して連結されているが、さらに
実開昭59−57223号公報に開示されているよう
に、プロペラシャフトが2本のシャフト部分を接続して
構成され、その接続部分に第3のユニバーサルジョイン
トを設けたものがある。そのような場合、上記第3のユ
ニバーサルジョイントの前後における入力軸(駆動軸)
の軸線と出力軸(被駆動軸)の軸線とのなす角度が大き
い場合は、この角度が大きく変化しても回転力を入力軸
から出力軸にムラなく伝達することができる「スライド
式等速ジョイント」と呼ばれる継手が用いられる。この
スライド式等速ジョイントは、ダブル・オフセット・ジ
ョイント(DOJ)とも呼ばれ、例えば実開昭61−3
5227号公報に開示されているように、入力軸に固定
されたアウタレースのボール溝と出力軸に固定されたイ
ンナレースのボール溝との間に6個のボールを介装する
とともに、ボールをケージで拘束し、使用時に出力軸と
インナレースとアウタレースの軸線方向へ変位する構成
を備えている。
連結するプロペラシャフトは、その両端がそれぞれユニ
バーサルジョイントを介して連結されているが、さらに
実開昭59−57223号公報に開示されているよう
に、プロペラシャフトが2本のシャフト部分を接続して
構成され、その接続部分に第3のユニバーサルジョイン
トを設けたものがある。そのような場合、上記第3のユ
ニバーサルジョイントの前後における入力軸(駆動軸)
の軸線と出力軸(被駆動軸)の軸線とのなす角度が大き
い場合は、この角度が大きく変化しても回転力を入力軸
から出力軸にムラなく伝達することができる「スライド
式等速ジョイント」と呼ばれる継手が用いられる。この
スライド式等速ジョイントは、ダブル・オフセット・ジ
ョイント(DOJ)とも呼ばれ、例えば実開昭61−3
5227号公報に開示されているように、入力軸に固定
されたアウタレースのボール溝と出力軸に固定されたイ
ンナレースのボール溝との間に6個のボールを介装する
とともに、ボールをケージで拘束し、使用時に出力軸と
インナレースとアウタレースの軸線方向へ変位する構成
を備えている。
ところで、このスライド式等速ジョイントはそれ自体整
心性は良好であるが、出力軸の外周にインナレースを固
定する構造上、出力軸の径は比較的細いものである。し
たがって、この出力軸の剛性があまり高くなく、これに
よりプロペラシャフトがその回転に伴って振動を発生す
る問題があった。
心性は良好であるが、出力軸の外周にインナレースを固
定する構造上、出力軸の径は比較的細いものである。し
たがって、この出力軸の剛性があまり高くなく、これに
よりプロペラシャフトがその回転に伴って振動を発生す
る問題があった。
(考案の目的) そこで本考案は、等速ジョイントを備えたプロペラシャ
フトにおいて、このプロペラシャフトの振動を抑制する
ことを目的とする。
フトにおいて、このプロペラシャフトの振動を抑制する
ことを目的とする。
(考案の構成) 本考案は、第1のプロペラシャフト部分と、第2のプロ
ペラシャフト部分と、これら第1および第2のプロペラ
シャフト部分の間に介装された等速ジョイントとを備
え、該等速ジョイントの入力軸が上記第1のプロペラシ
ャフト部分に接続され、かつ上記等速ジョイントの、上
記入力軸よりも細径の出力軸が上記第2のプロペラシャ
フト部分に接続されたプロペラシャフトにおいて、上記
等速ジョイントの出力軸に近接して振動減衰手段を設け
てなることを特徴とする。
ペラシャフト部分と、これら第1および第2のプロペラ
シャフト部分の間に介装された等速ジョイントとを備
え、該等速ジョイントの入力軸が上記第1のプロペラシ
ャフト部分に接続され、かつ上記等速ジョイントの、上
記入力軸よりも細径の出力軸が上記第2のプロペラシャ
フト部分に接続されたプロペラシャフトにおいて、上記
等速ジョイントの出力軸に近接して振動減衰手段を設け
てなることを特徴とする。
(考案の効果) 等速ジョイントは、出力軸の外周にインナレースを固定
するように構成されているため、出力軸の径が入力軸に
比較して細くなり、剛性もあまり高くない。したがっ
て、この等速ジョイントをプロペラシャフトの中間に介
装すると、プロペラシャフトの回転に伴って振動を発生
し易いが、本考案では、ダイナミックダンパのような振
動減衰手段を等速ジョイントの出力軸に近接して設けた
ことによって、上記プロペラシャフトの振動を効果的に
減衰させることができる。
するように構成されているため、出力軸の径が入力軸に
比較して細くなり、剛性もあまり高くない。したがっ
て、この等速ジョイントをプロペラシャフトの中間に介
装すると、プロペラシャフトの回転に伴って振動を発生
し易いが、本考案では、ダイナミックダンパのような振
動減衰手段を等速ジョイントの出力軸に近接して設けた
ことによって、上記プロペラシャフトの振動を効果的に
減衰させることができる。
(実施例) 以下、図面を参照して本考案の実施例について説明す
る。
る。
第1図は本考案による防振構造を備えたプロペラシャフ
トの側面図で、このプロペラシャフト1はスライド式等
速ジョイント2で互いに連結された前方側のシャフト部
分3と後方側のシャフト部分4とからなり、前方側のシ
ャフト部分3の前端には変速機の出力軸5に結合するた
めのユニバーサルジョイント6が取付けられ、また後方
側のシャフト部分4の後端には、差動装置の入力軸に結
合するためのユニバーサルジョイント7が取付けられて
いる。また前方側のシャフト部分3の後端部は、弾性部
材8を介して車体に取付けられたセンタベアリング9で
支持され、さらに、第2図に示されているように、フラ
ンジ16を備えた円筒部材10がスプライン嵌合されて
いる。
トの側面図で、このプロペラシャフト1はスライド式等
速ジョイント2で互いに連結された前方側のシャフト部
分3と後方側のシャフト部分4とからなり、前方側のシ
ャフト部分3の前端には変速機の出力軸5に結合するた
めのユニバーサルジョイント6が取付けられ、また後方
側のシャフト部分4の後端には、差動装置の入力軸に結
合するためのユニバーサルジョイント7が取付けられて
いる。また前方側のシャフト部分3の後端部は、弾性部
材8を介して車体に取付けられたセンタベアリング9で
支持され、さらに、第2図に示されているように、フラ
ンジ16を備えた円筒部材10がスプライン嵌合されて
いる。
スライド式等速ジョイント2は、第2図から明らかなよ
うに、円筒部材10の後端に固定されたアウタレース1
1と、入力軸11よりも細径の出力軸12の前端部の外
周にスプライン嵌合されたインナレース13とを備えて
いる。アウタレース11の内周面にはその軸線方向に沿
って延びる6条のボール溝11aが円周方向へ等間隔に
形成されている。アウタレース11の前端部にはエンド
カバー14が取付けられ、この前端部の外周にフランジ
15が形成され、このフランジ15が前方側のシャフト
部分3にスプライン嵌合された円筒部材10のフランジ
16に結合されてシャフト部分3から駆動力を受け、回
転するようになっている。
うに、円筒部材10の後端に固定されたアウタレース1
1と、入力軸11よりも細径の出力軸12の前端部の外
周にスプライン嵌合されたインナレース13とを備えて
いる。アウタレース11の内周面にはその軸線方向に沿
って延びる6条のボール溝11aが円周方向へ等間隔に
形成されている。アウタレース11の前端部にはエンド
カバー14が取付けられ、この前端部の外周にフランジ
15が形成され、このフランジ15が前方側のシャフト
部分3にスプライン嵌合された円筒部材10のフランジ
16に結合されてシャフト部分3から駆動力を受け、回
転するようになっている。
一方、インナレース13の外周面にもアウタレース11
のボール溝11aに対応して軸線に沿って延びる6条の
ボール溝13aが円周方向へ等間隔に形成され、これら
ボール溝13aとアウタレース11のボール溝11aと
の間にボール17がそれぞれ配置され、これらボール1
7はケージ18により拘束されている。
のボール溝11aに対応して軸線に沿って延びる6条の
ボール溝13aが円周方向へ等間隔に形成され、これら
ボール溝13aとアウタレース11のボール溝11aと
の間にボール17がそれぞれ配置され、これらボール1
7はケージ18により拘束されている。
等速ジョイント2の出力軸12は後方側のシャフト部分
4の前端部と一体に形成され、ここに取付けられた円板
状部材19に防振用のダイナミックダンパ20が設けら
れている。このダイナミックダンパ20は、弾性材21
を介してブラケット22に取付けられた質量体23を備
え、上記ブラケット22が円板状部材19にボルト24
で固定されている。そして弾性材21のばね定数と質量
体23の重量とを適当に選定することにより、弾性材2
1と質量体23とが協動して、等速ジョイント2の出力
軸12の振動を低減するように構成されている。
4の前端部と一体に形成され、ここに取付けられた円板
状部材19に防振用のダイナミックダンパ20が設けら
れている。このダイナミックダンパ20は、弾性材21
を介してブラケット22に取付けられた質量体23を備
え、上記ブラケット22が円板状部材19にボルト24
で固定されている。そして弾性材21のばね定数と質量
体23の重量とを適当に選定することにより、弾性材2
1と質量体23とが協動して、等速ジョイント2の出力
軸12の振動を低減するように構成されている。
第3図はダイナミックダンパ20の変形例を示し、この
場合は、等速ジョイント2の出力軸12の後端にダイナミ
ックダンバ20取付用のブラケット部が出力軸12と一体に
形成され、このブラケット部に圧入された構成を有す
る。
場合は、等速ジョイント2の出力軸12の後端にダイナミ
ックダンバ20取付用のブラケット部が出力軸12と一体に
形成され、このブラケット部に圧入された構成を有す
る。
次に第4図は本考案の効果を説明するグラフで、実線A
で示す曲線はダイナミックダンパ20を取付けた場合を
示し、破線Bで示す曲線はダイナミックダンパ20を取
付けない場合を示す。第4図から明らかなように、ダイ
ナミックダンパ20を取付けたことにより、400〜7
00Hzの振動が軽減されることがわかる。
で示す曲線はダイナミックダンパ20を取付けた場合を
示し、破線Bで示す曲線はダイナミックダンパ20を取
付けない場合を示す。第4図から明らかなように、ダイ
ナミックダンパ20を取付けたことにより、400〜7
00Hzの振動が軽減されることがわかる。
第1図は本考案に係るプロペラシャフトの側面図、第2
図はその要部の断面図、第3図はダイナミックダンパの
変形例を示す断面図、第4図は本考案の効果の説明に供
するグラフである。 1……プロペラシャフト 2……スライド式等速ジョイント 3、4……シャフト部分 9……センタベアリング 11……等速ジョイントのアウタレース 12……等速ジョイントの出力軸 13……等速ジョイントのインナレース 17……ボール 20……ダイナミックダンパ 21……弾性材、23……質量体
図はその要部の断面図、第3図はダイナミックダンパの
変形例を示す断面図、第4図は本考案の効果の説明に供
するグラフである。 1……プロペラシャフト 2……スライド式等速ジョイント 3、4……シャフト部分 9……センタベアリング 11……等速ジョイントのアウタレース 12……等速ジョイントの出力軸 13……等速ジョイントのインナレース 17……ボール 20……ダイナミックダンパ 21……弾性材、23……質量体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭61−201937(JP,U) 実開 昭62−107135(JP,U) 実開 昭60−47939(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】第1のプロペラシャフト部分(3)と、第
2のプロペラシャフト部分(4)と、これら第1および
第2のプロペラシャフト部分(3)、(4)の間に介装
された等速ジョイント(2)とを備え、該等速ジョイン
ト(2)の入力軸(11)が上記第1のプロペラシャフ
ト部分(3)に接続され、かつ上記等速ジョイント
(2)の、上記入力軸(11)よりも細径の出力軸(1
2)が上記第2のプロペラシャフト部分(4)に接続さ
れたプロペラシャフト(1)において、 上記等速ジョイント(2)の出力軸(12)に近接して
振動減衰手段(20)を設けてなることを特徴とするプ
ロペラシャフトの防振装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988125185U JPH0623791Y2 (ja) | 1988-09-27 | 1988-09-27 | プロペラシャフトの防振構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988125185U JPH0623791Y2 (ja) | 1988-09-27 | 1988-09-27 | プロペラシャフトの防振構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0246149U JPH0246149U (ja) | 1990-03-29 |
| JPH0623791Y2 true JPH0623791Y2 (ja) | 1994-06-22 |
Family
ID=31375566
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988125185U Expired - Fee Related JPH0623791Y2 (ja) | 1988-09-27 | 1988-09-27 | プロペラシャフトの防振構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0623791Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109952452A (zh) * | 2016-08-31 | 2019-06-28 | 德纳汽车系统集团有限责任公司 | 等速接头管座上的阻尼器 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6047939U (ja) * | 1983-09-09 | 1985-04-04 | トヨタ自動車株式会社 | ダイナミツクダンパ |
| JPH0334336Y2 (ja) * | 1985-06-10 | 1991-07-22 | ||
| JPH0231626Y2 (ja) * | 1985-12-25 | 1990-08-27 |
-
1988
- 1988-09-27 JP JP1988125185U patent/JPH0623791Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109952452A (zh) * | 2016-08-31 | 2019-06-28 | 德纳汽车系统集团有限责任公司 | 等速接头管座上的阻尼器 |
| JP2019526759A (ja) * | 2016-08-31 | 2019-09-19 | デーナ、オータモウティヴ、システィムズ、グループ、エルエルシー | 等速ジョイント管板上のダンパー |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0246149U (ja) | 1990-03-29 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5050446A (en) | Vibration and torsional damping coupling for a power transmission | |
| JPH0788877B2 (ja) | 駆動軸の振動ダンパ | |
| US6817771B2 (en) | Center bearing tuned absorber | |
| CN109952452B (zh) | 等速接头管座上的阻尼器 | |
| JP7412099B2 (ja) | 動力伝達機構及び車両 | |
| JP2002264675A (ja) | ディファレンシャル装置 | |
| JP4540253B2 (ja) | 車両用動力伝達装置 | |
| JPH0623791Y2 (ja) | プロペラシャフトの防振構造 | |
| JP2001199352A (ja) | 車両用ステアリング装置 | |
| JP2593074Y2 (ja) | トーショナルダンパ | |
| JP2002340094A (ja) | 回転ダンパ | |
| JPS6311404Y2 (ja) | ||
| JPH0642117Y2 (ja) | トーショナルダンパ | |
| JPS5850105Y2 (ja) | 弾性軸継手 | |
| JPH0635021U (ja) | プロペラシャフトの振動低減構造 | |
| US20070107972A1 (en) | Vibration transfer rate reducing device and method | |
| JPH04128531U (ja) | 等速ジヨイント | |
| JPH05155263A (ja) | 車両用プロペラシャフトのセンターベアリングサポート | |
| JPH0218815Y2 (ja) | ||
| JPH0424183Y2 (ja) | ||
| JPH0332418Y2 (ja) | ||
| JPS60159418A (ja) | 軸の連結構造 | |
| JP2560556Y2 (ja) | 等速ジョイント | |
| JPS646408Y2 (ja) | ||
| JPH0810019Y2 (ja) | 変速機のダイナミックダンパ |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |