JPH0623873U - 流量制御弁 - Google Patents

流量制御弁

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JPH0623873U
JPH0623873U JP11208591U JP11208591U JPH0623873U JP H0623873 U JPH0623873 U JP H0623873U JP 11208591 U JP11208591 U JP 11208591U JP 11208591 U JP11208591 U JP 11208591U JP H0623873 U JPH0623873 U JP H0623873U
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JP
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spool
pressure chamber
port
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繁二 國本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 一本のスプールを使用した簡単な構成であり
ながらフローダウン機能を確実に得ることができると共
に、ポンプの高速回転域でもパワーステアリング装置の
油圧回路等に一定量の作動油を吐出供給できる流量制御
弁を提供する。 【構成】 流入ポート22と、吐出ポート16と、これ
らの流入ポート22と吐出ポート16との間に設けられ
たメインオリフィス26と、ドレンポート23とを備
え、スプール収納孔12の閉塞端12aとこれに対向す
るスプール24の一端部の一方に、他方から離間させて
止めスプリング31を装着した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、自動車のパワーステアリング装置等に用いられる作動油の供給流 量を制御するための流量制御弁に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば油圧式の自動車用パワーステアリング装置の油圧源としては、例えばベ ーンポンプ等の回転式容積形オイルポンプが広く使用されている。これらのポン プは通常エンジンにより駆動されているため、エンジンの回転速度が上昇すると 、ポンプ回転数も上昇し、ポンプからの作動油吐出量が増大する。
【0003】 一方、パワーステアリング装置の操舵助勢力を発生する油圧回路は、通常回路 内を流れる作動油の流量とそれによって発生される操舵助勢力の程度とが対応す るように設計されている。このため、所望程度の助勢が得られるように、回路内 を流れる作動油の流量を制御する必要がある。
【0004】 多くの場合、油圧回路内を流れる作動油の流量は、実際にステアリング操作が 行われているか、ハンドルが一定位置に保持されているかには直接的に大きな影 響を受けないように設計されている。但し、油圧回路の入力部(作動油供給部) における油圧は、ステアリング操作が行われると上昇するようになっている。
【0005】 従って、一般的な油圧式の自動車用パワーステアリング装置には、オイルポン プの回転数の高低にも、また油圧回路の入力部の圧力変動にも影響されることな く、所望の助勢程度に対応した流量の作動油を油圧回路へ供給するための流量制 御弁が設けられている。
【0006】 助勢の程度は、運転操作のし易さという点からは、常時一定であることが必ず しも最良ではないことが知られている。むしろ自動車の走行速度に応じて、停車 中の据切り時(エンジンはアイドル状態)や低速走行時(エンジンは低速回転状 態)には助勢を比較的大きくし、一方、高速時には助勢を比較的小さくすること が望ましい。そのため、ポンプ回転数が所定値以上になったならば油圧回路への 作動油の供給量を減少させるいわゆるフローダウン機能を備えた流量制御弁が提 案されている。
【0007】 従来、この種の流量制御弁には図3、図4に示すようなものがある。
【0008】 図3に示す流量制御弁Aでは、スプール収納孔40内にスプール42が摺動可 能に設けられ、このスプール42の前後に第一圧力室P1と第二圧力室P2が区 画されている。スプール42とスプール収納孔40の閉塞部との間には戻しスプ リング43が設けられている。第一圧力室P1は、ポンプからの作動油が流入す る流入ポート44に常時連通し、かつメインオリフィス48を介して吐出ポート 46に連通している。この第一圧力室P1は更に、直接ポンプへ余剰の作動油を 還流させるためのドレンポート50に対して、スプール42の位置に応じて異な る開度で連通可能となっている。一方、第二圧力室P2は、オリフィス54と油 路52を介して吐出ポート46に連通しており、これによって第二圧力室P2の 圧力と吐出ポート46の圧力は実質的に等しくなっている。また、スプール42 の中央部外周には環状溝60が形成されており、この環状溝60内は、吐出ポー ト46に連通した前記油路52に連通ポート62を介して常時連通している。サ ブオリフィス56は、スプール42に設けた環状溝60に臨ませて第2流入ポー ト58からスプール収納孔40への出口に設けられており、スプール42で開閉 可能となっている。
【0009】 以上の構成において、エンジンの回転速度が上昇してポンプから第一圧力室P 1に流入する作動油の流量が増加した場合、スプール42が図3の右方向に移動 し、ドレンポート50の有効開口面積が増大するため、第一圧力室P1の圧力上 昇が回避されるから、第一圧力室P1と第二圧力室P2との間の差圧は、ポンプ からの作動油流入量の増加に影響されることなく、ほぼ一定値に保持される。ま た、ステアリング操作が行われて吐出ポート46の圧力が上昇した場合、吐出ポ ート46に連通している第二圧力室P2の圧力も上昇し、これによりスプール4 2が図3の左方向に移動し、ドレンポート50の有効開口面積が減少するため、 第一圧力室P1の圧力が上昇するから、第一圧力室P1と第二圧力室P2との間 の差圧は、ステアリング操作に影響されることなく、ほぼ一定値に保持される。 従って、吐出ポート46には第一圧力室P1内からメインオリフィス48を通る メイン流路を経て一定量の作動油が流れる
【0010】 ところで、ポンプから第一圧力室P1への作動油流入量が比較的に少ないポン プの低速回転時には、スプール42は図3の左方向に移動しており、このスプー ル42でサブオリフィス56が閉じられていないため、吐出ポート46には、サ ブオリフィス56からスプール42の環状溝60、連通ポート62、油路52を 通るサブ流路を経て作動油が流れるから、結局、吐出ポート46にはメイン流路 及びサブ流路からの作動油を合わせた一定量の作動油が吐出ポート46に供給さ れることになる。
【0011】 更に、ポンプ回転数が上昇してポンプから第一圧力室P1への作動油流入量が 増大するにつれてスプール42は図3の右方向に移動し、所定のポンプ回転数で スプール42によりサブオリフィス56が閉じられ始め、ついにはスプール42 によりサブオリフィス56が完全に閉じられる。それ以上のポンプ回転数の領域 では、油圧回路への作動油供給量はメイン流路の流量だけとなり、フローダウン 機能が得られる。
【0012】 しかしながら、この図3に示す流量制御弁Aでは、ステアリング操作により吐 出ポート46内の圧力が上昇した際に、第二圧力室P2の圧力も上昇するため、 スプール42は、第一圧力室P1と第二圧力室P2の間の差圧を一定に保つよう に図3の左方向に移動し、スプール42が、それまで閉塞していたサブ流路を開 放してしまったり、或いはサブ流路の開度を増大させるおそれがあり、それによ って吐出流量が増加して、フローダウン機能が失われるか、不十分になることが あるという問題があった。
【0013】 また、図4に示す流量制御弁Bは、前記流量制御弁Aが有する問題を解決する ためのもので、特開昭60−136673号公報に開示されている。
【0014】 この流量制御弁Bでは、一端にパワーステアリング装置の油圧回路に作動油を 導く吐出孔101を備えた中空状のコネクタ100の、他端に設けたメインオリ フイス102は、ポンプからの作動油を導く導入通路104に臨んで開口してい る。
【0015】 このコネクタ100の中空内部には、前記吐出孔101に連通する連通孔10 5を有するスリーブ111と、このスリーブ111内の連通孔105とメインオ リフイス102との間に形成されて中空内部を軸方向に区画し連通孔105側に サブスプール収納孔106を形成する隔成部107とが設けられている。
【0016】 サブスプール収納孔106内にはサブスプール108が嵌挿されて、隔成部1 07側に導入圧力室110が形成されている。
【0017】 前記スリーブ111内の連通孔105には、サブスプール108の先端に設け た絞り部109が挿入されて、可変絞りのサブオリフイス112が形成されてい る。
【0018】 サブスプール108の後端には、前記サブオリフイス112に連なる連通路1 13が開口しており、該後端は前記隔成部107を貫通して突出している。
【0019】 このサブスプール108とスリーブ111との間には、導入圧力室110を縮 小させる方向に働く戻しスプリング115が設けられている。
【0020】 そして、導入圧力室110に導入通路104の圧力を導くことにより、サブス プール108に対しメインオリフイス102の前後の差圧を作用させ、この差圧 の増大によって前記サブオリフイス112の絞り度合を強め、これによってフロ ーダウン機能を得るようになっている。
【0021】 一方、前記ドレン通路が開口するメインスプール収納孔116内には、前記余 剰流量を制御するメインスプール118が嵌挿され、内部が第一圧力室P1と第 二圧力室P2に区画されている。
【0022】 メインスプール118とメインスプール収納孔116の閉塞部との間には戻し スプリング123が設けられている。
【0023】 そして、第一圧力室P1にはメインオリフイス102を通過した後の作動油の 圧力、第二圧力室P2には前記サブオリフイス112を通過した後の作動油の圧 力を導くことにより、メインスプール118に対し前記サブオリフイス112の 前後の差圧を作用させ、この差圧の増大によって前記ドレン通路の開口面積を増 大させ、余剰の作動油をドレン通路に戻すようになっている。
【0024】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、この流量制御弁Bでは、メインスプール118の他に、メイン スプール118とは別体のサブスプール108を組み合わせて使用する構成であ るため、弁の構造が複雑であり、部品点数が多く、組立てにも手間と時間がかか るという問題があった。
【0025】 この考案は前記流量制御弁Bが有する問題点を解決するためになされたもので 、一本のスプールで済む簡単な構成でありながらフローダウン機能を確実に得る ことができると共に、ポンプの高速回転域でもパワーステアリング装置の油圧回 路等に一定量の作動油を吐出供給できる流量制御弁を提供することを目的とする 。
【0026】
【課題を解決するための手段】
この考案は、流入ポートと、吐出ポートと、これらの流入ポートと吐出ポート との間に設けられたメインオリフィスと、ドレンポートとを備え、前記流入ポー トからの流入量に応じてスプール収納孔内のスプールが移動して前記ドレンポー トからのドレン流量を増減させ、前記メインオリフィスを介して前記吐出ポート から吐出供給される作動油の流量を制御するようにした流量制御弁において、前 記スプール収納孔の閉塞端とこれに対向するスプールの一端部の一方に、他方か ら離間させて止めスプリングを装着し、この止めスプリングが前記ドレンポート に所定の有効開口面積が得られた時点で前記スプールとスプール収納孔の閉塞端 との間に挟まれてばね力を発生するようにしたものである。
【0027】
【作用】
スプールに受圧部を設けているため、流入ポートでの作動油流入量が増加する と、これにより生じる受圧部前後の差圧でスプールが移動してドレンポートの有 効開口面積が増加し、その増加分だけ、流入ポートからの作動油がドレンポート から流出するから、メインオリフィスを経て吐出ポートに流れる作動油の流量は 減少する。
【0028】 また、急なフローダウンを発生させるために受圧部を大きくした場合、発生す る差圧が大きくため、止めスプリングを設けない場合を仮定すれば、高速回転域 で、流入ポートからの作動油が全量ドレンポートから流出し、メインオリフィス を経て吐出ポートに流れる作動油の流量が零になるというおそれがあるが、実際 には、ドレンポートに所定の有効開口面積が得られた時点で止めスプリングにば ね力が発生し、これによりスプールの移動につれ反力が増大するから、パワース テアリング装置の油圧回路に常に一定量以上の作動油を供給される。
【0029】
【実施例】
以下、この考案の一実施例を図1により説明する。
【0030】 図1は流量制御弁を示す断面図である。
【0031】 ケーシング10には円筒状のスプール収納孔12が形成されており、一端12 aは閉塞され、他端部12b内には円筒状のコネクタプラグ14がシール状態で 嵌挿固定されている。
【0032】 このコネクタプラグ14の一端には、パワーステアリング装置の油圧回路に作 動油を導く吐出ポート16、他端には隔壁部20が設けられ、この隔壁部20に は、ポンプからの作動油が流入する流入ポート22に臨ませて開口部21が形成 され、開口部21の周囲には突起21aが形成されている。
【0033】 前記スプール収納孔12内には、メインピストン部24aと、このメインピス トン部24aからコネクタプラグ14側に軸方向に延在させた小径の流路管部2 4bとを有し、流路管部24bの中間位置にサブピストン部24cを設けたスプ ール24が摺動可能に設けられ、メインピストン部24aとサブピストン部24 cにより、スプール収納孔12内には、コネクタプラグ14側から順次軸方向に 第三圧力室P3と第一圧力室P1と第二圧力室P2が区画されている。
【0034】 流路管部24bは前記コネクタプラグ14の隔壁部20に設けた開口部21を 貫通して吐出ポート16の内部に延在しており、ガイドブッシュ21bにより互 いにシール状態で摺動可能となっている。
【0035】 この流路管部24b内の流路25は、吐出ポート16に直接連通すると共に、 流路管部24bに設けたメインオリフィス26を介して第一圧力室P1に連通し ている。
【0036】 第一圧力室P1はスプール24の位置に応じてドレンポート23に連通可能に 設けられ、スプール24が第一圧力室P1側に移動するとドレンポート23の有 効開口面積が減少し、スプール24が第二圧力室P2側に移動するとドレンポー ト23の有効開口面積が増加するようになっている。
【0037】 第三圧力室P3は、流入ポート22に直接連通すると共に、サブピストン部2 4cの外周面とスプール収納孔12の内面との間に形成されたサブオリフィス2 9を介して第一圧力室P1に連通しており、流入ポート22からの作動油が第三 圧力室P3に流入し、かつサブオリフィス29を経て第一圧力室P1に流入して 第一圧力室P1と第三圧力室P3との間に流入ポート22からの流入量に応じた 差圧が発生するようになっている。この差圧はサブオリフィス29によるもので 、ポンプから流入ポート22に流入する作動油の流量の二乗に比例したものとな る。前記サブピストン部24cは、ピストン24を第二圧力室P2側に付勢する 前記差圧の受圧部として機能する。
【0038】 第二圧力室P2は、ケーシング10に設けた連通路27と、コネクタプラグ1 4に形成した連通路14aとを介して吐出ポート16に連通している。
【0039】 スプール収納孔12の閉塞端12aに対向するスプール24の一端部には段付 軸状にスプリング装着部30が突設されている。
【0040】 このスプリング装着部30の大径部に戻しスプリング28の一端部が嵌め込ま れて、スプール24の一端部に戻しスプリング28が装着され、この戻しスプリ ング28の他端部はスプール収納孔12の閉塞端12aに当接している。
【0041】 また、スプリング装着部30の小径部に、前記戻しスプリング28と干渉しな いように止めスプリング31の一端部が嵌め込まれ、かつ外れないようにスプリ ング線材の一端部が該小径部に形成した図示しない溝部に引掛けられて、スプー ル24の一端部に止めスプリング31が装着され、この止めスプリング31の他 端部はスプール収納孔12の閉塞端12aから離間している。止めスプリング3 1は、前記ドレンポート23に所定の有効開口面積が得られた時点でスプール2 4とスプール収納孔12の閉塞端12aとの間に挟まれてばね力を発生するよう に長さ及びバネ定数が設定されている。尚、止めスプリング31の自由端部の倒 止めを行う場合は、図中に想像線で示すようにスプール収納孔12の閉塞端12 aに突起32を設け、この突起32に止めスプリング31の自由端部31aを遊 嵌させて支持させるのが好ましい。
【0042】 このような流量制御弁Cにおいて、ピストン24にサブピストン部24c(受 圧部)を設けない場合、つまり、第三圧力室P3を設けない場合を仮定すれば、 スプール24は、その前後の第一圧力室P1と第二圧力室P2との間の差圧によ り移動されることから、図3に示した流量制御弁Aのメイン流路による吐出流量 特性と同様、ほぼ一定の吐出流量特性が得られることになる。しかし、実際には 、この特性に、前記第一圧力室P1と第三圧力室P3との間の差圧による流量補 正が加えられる。即ち、第一圧力室P1と第三圧力室P3の間の差圧はスプール 24のサブピストン部24cに作用し、この差圧によりスプール24が第二圧力 室P2側に移動すると、ドレンポート23の有効開口面積が増加し、その増加分 だけ、流入ポート22から第三圧力室P3、サブオリフィス29を経て第一圧力 室P1に流入した作動油がドレンポート23から流出するから、メインオリフィ ス26を経て吐出ポート16に流れる作動油の流量は減少する。このため、実際 の吐出流量特性はフローダウン特性を示す。
【0043】 第一圧力室P1と第三圧力室P3の間の差圧は、前述のようにポンプから流入 ポート22に流入する作動油の流量だけに依存して定まり、スプール24の位置 とは無関係であるから、前記フローダウン機能は常に安定しており、ステアリン グ操作のために吐出ポート16の圧力が上昇し、第二圧力室P2の圧力が上昇す る結果、スプール24が第一圧力室P1側に移動してもそれによる影響を受ける ことはない。
【0044】 ポンプから流入ポート22に流入する作動油の流量が零になった時にも、コネ クタプラグ14の隔壁部20に突設した突起21aにより該隔壁部20とスプー ル24のサブピストン部24cとの間に第三圧力室P3が確保されているから、 ポンプから流入ポート22を経て第三圧力室P3に作動油が流入することで直ち に作動可能である。
【0045】 また、スプール24のサブピストン部24cが小さい場合には、発生する差圧 も小さく、図2(a)に示すように急なフローダウンは発生しないが、同図(b )に示すような急なフローダウンを発生させるためにサブピストン部24cを大 きくした場合、発生する差圧も大きく、止めスプリング31を設けない場合を仮 定すれば、高速回転域で、ドレンポート23の有効開口面積が最大となり、流入 ポート22から第三圧力室P3、サブオリフィス29を経て第一圧力室P1に流 入した作動油が全量ドレンポート23から流出し、メインオリフィス26を経て 吐出ポート16に流れる作動油の流量が零になり、パワーステアリング装置の油 圧回路に作動油が供給されないというおそれがある。しかし、実際には、ドレン ポート23に所定の有効開口面積が得られた時点でスプール24とスプール収納 孔12の閉塞端12aとの間に止めスプリング31が挟まれてばね力が発生し、 これによりスプール24の移動につれ反力が増大する。このため、高速回転時で も、流入ポート22から第三圧力室P3、サブオリフィス29を経て第一圧力室 P1に流入した作動油が全量ドレンポート23から流出することはなく、メイン オリフィス26、吐出ポート16を経てパワーステアリング装置の油圧回路に常 に一定量以上の作動油が供給される。
【0046】 従って、要求される吐出流量特性に合わせて止めスプリング31の長さ及びバ ネ定数を設定することにより図2(c)に示すような各種のフローダウン特性を 得ることが可能となる。
【0047】 尚、この実施例では、戻しスプリング28及び止めスプリング31をスプール 24側に設けたが、例えばスプール収納孔12の閉塞端12aを着脱可能な閉塞 プラグで構成し、この閉塞プラグを利用してスプール収納孔12の閉塞端12a 側に設けても良いことは言うまでもない。
【0048】
【考案の効果】
以上の通り、この考案は、ポンプ回転数が所定値以上になった時、ポンプから の作動油流入量に応じてステアリング装置の油圧回路等への作動油供給量を減少 させるフローダウン機能を、1つのスプールを使用した簡単な構造で確実に得る ことができると共に、止めスプリングによってポンプの高速回転域でもパワース テアリング装置の油圧回路等に常に一定量以上の作動油を供給することができる 。従って、優れたフローダウン特性を有し、容易にしかも安価に製作できる流量 制御弁を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例である流量制御弁Cを示す
断面図である。
【図2】(a)この考案実施例の流量制御弁Cのサブピ
ストン部を小さくした場合におけるポンプ回転数とパワ
ーステアリング装置への作動油供給量との関係図であ
る。 (b)前記流量制御弁Cのサブピストン部を大きくし、
かつ止めスプリングを設けなかった場合におけるポンプ
回転数とパワーステアリング装置への作動油供給量との
関係を示す線図である。 (c)この考案実施例の流量制御弁Cのサブピストン部
を大きくし、かつ止めスプリングを設けた場合における
ポンプ回転数とパワーステアリング装置への作動油供給
量との関係を示す線図である。
【図3】従来の流量制御弁Aを示す断面図である。
【図4】従来の流量制御弁Bを示す断面図である。
【符号の説明】
12 スプール収納孔 12a 閉塞端 16 吐出ポート 21 開口部 22 流入ポート 23 ドレンポート 24 スプール 24b 流路管部 24c 受圧部(サブピストン部) 26 メインオリフィス 28 戻しスプリング 29 サブオリフィス 30 スプリング装着部 31 止めスプリング 31a 自由端部 P1 第一圧力室 P2 第二圧力室 P3 第三圧力室

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流入ポートと、吐出ポートと、これらの
    流入ポートと吐出ポートとの間に設けられたメインオリ
    フィスと、ドレンポートとを備え、前記流入ポートから
    の流入量に応じてスプール収納孔内のスプールが移動し
    て前記ドレンポートからのドレン流量を増減させ、前記
    メインオリフィスを介して前記吐出ポートから吐出供給
    される作動油の流量を制御するようにした流量制御弁に
    おいて、前記スプール収納孔の閉塞端とこれに対向する
    スプールの一端部の一方に、他方から離間させて止めス
    プリングを装着し、この止めスプリングが前記ドレンポ
    ートに所定の有効開口面積が得られた時点で前記スプー
    ルとスプール収納孔の閉塞端との間に挟まれてばね力を
    発生するようにしたことを特徴とする流量制御弁。
JP11208591U 1991-12-25 1991-12-25 流量制御弁 Pending JPH0623873U (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01141175A (ja) * 1987-11-26 1989-06-02 Koyo Seiko Co Ltd 動力舵取装置

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