JPH06238951A - 記録装置 - Google Patents
記録装置Info
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- JPH06238951A JPH06238951A JP4616093A JP4616093A JPH06238951A JP H06238951 A JPH06238951 A JP H06238951A JP 4616093 A JP4616093 A JP 4616093A JP 4616093 A JP4616093 A JP 4616093A JP H06238951 A JPH06238951 A JP H06238951A
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- recording
- slit
- carriage
- gear
- plate
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 搬送体の移動動作に同期した吐出位置信号を
発生させて、伸び縮みのない高品位画像を得ることがで
きる記録装置を提供すること。 【構成】 被記録媒体に記録を行うための記録手段と、
前記記録手段を搭載した搬送体を前記被記録媒体の搬送
経路に沿って往復移動させるための正逆方向へ回転可能
な回転体と、前記記録手段が記録を行うための記録位置
同期信号を得るためのスリットを設けた回転板と、を有
し、前記回転板を前記回転体によって回転駆動させる。
発生させて、伸び縮みのない高品位画像を得ることがで
きる記録装置を提供すること。 【構成】 被記録媒体に記録を行うための記録手段と、
前記記録手段を搭載した搬送体を前記被記録媒体の搬送
経路に沿って往復移動させるための正逆方向へ回転可能
な回転体と、前記記録手段が記録を行うための記録位置
同期信号を得るためのスリットを設けた回転板と、を有
し、前記回転板を前記回転体によって回転駆動させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は記録手段を搭載した搬送
体を被記録媒体に平行に往復移動させることで記録を行
うシリアル型の記録装置に関する。
体を被記録媒体に平行に往復移動させることで記録を行
うシリアル型の記録装置に関する。
【0002】
(1)従来より、パーソナルコンピュータ、ワードプロ
セッサ、電卓等の記録装置には、記録ヘッドを記録シー
トと平行に往復移動させることで記録を行うシリアルタ
イプの小型記録装置が開発され、実用化されている。上
記記録装置において記録ヘッドの往復動作及び記録シー
ト搬送動作を同一のモータで実施している代表的な構成
として、棒状の回転体に螺旋溝を往路溝と復路溝とで独
立に設け、且つ前記溝両端部を連結して構成している。
そして記録ヘッドを搭載したキャリッジから突出した部
材を前記螺旋溝に入り込ませ、前記回転体を同一方向に
回転することによってキャリッジを往復移動させ、記録
を行うものが一般的である。
セッサ、電卓等の記録装置には、記録ヘッドを記録シー
トと平行に往復移動させることで記録を行うシリアルタ
イプの小型記録装置が開発され、実用化されている。上
記記録装置において記録ヘッドの往復動作及び記録シー
ト搬送動作を同一のモータで実施している代表的な構成
として、棒状の回転体に螺旋溝を往路溝と復路溝とで独
立に設け、且つ前記溝両端部を連結して構成している。
そして記録ヘッドを搭載したキャリッジから突出した部
材を前記螺旋溝に入り込ませ、前記回転体を同一方向に
回転することによってキャリッジを往復移動させ、記録
を行うものが一般的である。
【0003】図36は記録ヘッドを搭載したキャリッジを
往復移動するための動力伝達系を示すものである。10
1はDCモータであって、通電により一方向に回転す
る。このDCモータ101のモータ軸にはウォムギヤ1
02が圧入固定されている。このウォムギヤ102には
その先端部に円盤状のモータエンコーダスリット板10
2aが一体的に形成されており、吐出信号検出器103
の凹溝を通過するように配置されている。また104は
ホイールギヤであって、軸105の一端に固定されてお
り、該軸105の他端にはメインギヤ106が固定され
ている。上記軸105は図示しないベースフレームに回
転可能に支持されている。
往復移動するための動力伝達系を示すものである。10
1はDCモータであって、通電により一方向に回転す
る。このDCモータ101のモータ軸にはウォムギヤ1
02が圧入固定されている。このウォムギヤ102には
その先端部に円盤状のモータエンコーダスリット板10
2aが一体的に形成されており、吐出信号検出器103
の凹溝を通過するように配置されている。また104は
ホイールギヤであって、軸105の一端に固定されてお
り、該軸105の他端にはメインギヤ106が固定され
ている。上記軸105は図示しないベースフレームに回
転可能に支持されている。
【0004】107は反転ギヤであり、ベースフレーム
から突出した軸に回転可能に支持されている。108は
スクリューであって、その右端部にはスクリューギヤ1
08aが一体的に形成されている。このスクリュー10
8の周面には、螺旋状の溝部108bが形成されてお
り、キャリッジ110に設けたピン110aを該溝部1
08bに入り込ませた状態で上記スクリュー108を回
転させることにより、キャリッジを図の矢印P,Q方向
の直線運動に変換するものである。上記反転ギヤ107
とスクリューギヤ108aとは常時噛合状態にあるが、
メインギヤ106と反転ギヤ107又はスクリューギヤ
108aとは間欠的に動力の伝達を行うように構成され
ている。また上記スクリュー108の左端部には、周面
に切欠部109a,109bを有するエンコーダ板10
9が取付けられている。このエンコーダ板109の周面
に設けた切欠部109a,109bの位置を記録開始位
置検出器111(透過型フォト検出器)によって検出す
ることによって、記録開始位置を検出するものである。
から突出した軸に回転可能に支持されている。108は
スクリューであって、その右端部にはスクリューギヤ1
08aが一体的に形成されている。このスクリュー10
8の周面には、螺旋状の溝部108bが形成されてお
り、キャリッジ110に設けたピン110aを該溝部1
08bに入り込ませた状態で上記スクリュー108を回
転させることにより、キャリッジを図の矢印P,Q方向
の直線運動に変換するものである。上記反転ギヤ107
とスクリューギヤ108aとは常時噛合状態にあるが、
メインギヤ106と反転ギヤ107又はスクリューギヤ
108aとは間欠的に動力の伝達を行うように構成され
ている。また上記スクリュー108の左端部には、周面
に切欠部109a,109bを有するエンコーダ板10
9が取付けられている。このエンコーダ板109の周面
に設けた切欠部109a,109bの位置を記録開始位
置検出器111(透過型フォト検出器)によって検出す
ることによって、記録開始位置を検出するものである。
【0005】上記DCモータ101に通電してウォムギ
ヤ102が回転すると、ホイールギヤ104は図36の矢
印J方向に常時回転し、軸105を介してメインギヤ1
06も矢印J方向に回転駆動する。上述したように、常
時矢印J方向に回転駆動されるメインギヤ106の動力
は、直接メインギヤ106からスクリューギヤ108a
に動力が伝達されるとき、スクリュー108は図36の矢
印K方向に回転駆動し、キャリッジ110は矢印P方向
に移動する。
ヤ102が回転すると、ホイールギヤ104は図36の矢
印J方向に常時回転し、軸105を介してメインギヤ1
06も矢印J方向に回転駆動する。上述したように、常
時矢印J方向に回転駆動されるメインギヤ106の動力
は、直接メインギヤ106からスクリューギヤ108a
に動力が伝達されるとき、スクリュー108は図36の矢
印K方向に回転駆動し、キャリッジ110は矢印P方向
に移動する。
【0006】一方、上記メインギヤ106から反転ギヤ
107に動力が伝達されるときは、上述したように、反
転ギヤとスクリューギヤ108aとは常時噛合している
ため、上記反転ギヤ107が図36の矢印L方向に回転し
て、結果的にスクリュー108は矢印M方向に回転して
スクリュー108は図36の矢印M方向に回転し、キャリ
ッジ110は矢印Q方向に移動する。
107に動力が伝達されるときは、上述したように、反
転ギヤとスクリューギヤ108aとは常時噛合している
ため、上記反転ギヤ107が図36の矢印L方向に回転し
て、結果的にスクリュー108は矢印M方向に回転して
スクリュー108は図36の矢印M方向に回転し、キャリ
ッジ110は矢印Q方向に移動する。
【0007】また前記DCモータ101に電圧を印加し
て起動すると、ウォムギヤ102に一体的に形成された
モータエンコーダスリット板102aが回転して吐出信
号検出器103の凹溝を通過することにより、吐出位置
検出信号が発生する。この信号はドットマトリクスにお
ける各ドット列に1対1に対応して発生するように設定
されている。
て起動すると、ウォムギヤ102に一体的に形成された
モータエンコーダスリット板102aが回転して吐出信
号検出器103の凹溝を通過することにより、吐出位置
検出信号が発生する。この信号はドットマトリクスにお
ける各ドット列に1対1に対応して発生するように設定
されている。
【0008】次に上記メインギヤ106、反転ギヤ10
7、及びスクリューギヤ108aの相互作用により、キ
ャリッジ110は図36の右端位置から矢印P方向に移動
を開始する。次にスクリュー108の回転に伴ってスク
リュー108の端部に固定されたエンコーダ板109が
回転し、その円周部に形成されたスリットが記録開始位
置信号を発生する。これと同期してCPU(図示せず)
から記録信号を選択的に出力することにより、矢印P方
向への記録が行われる。
7、及びスクリューギヤ108aの相互作用により、キ
ャリッジ110は図36の右端位置から矢印P方向に移動
を開始する。次にスクリュー108の回転に伴ってスク
リュー108の端部に固定されたエンコーダ板109が
回転し、その円周部に形成されたスリットが記録開始位
置信号を発生する。これと同期してCPU(図示せず)
から記録信号を選択的に出力することにより、矢印P方
向への記録が行われる。
【0009】矢印P方向の記録が終了すると、一端DC
モータ101に対する通電をOFFする。このとき、記
録シート搬送動作も終了しており、キャリッジ110は
図36の左端部にて停止する。次に再度DCモータ101
を起動すると、前記スクリュー108の反転機構により
スクリュー108は逆回転してキャリッジ110が図36
の左端から矢印Q方向に移動を開始する。また上記DC
モータ101の起動と同時にモータエンコーダスリット
板102aが回転して吐出位置検出信号も発生する。ま
たエンコーダ板109が回転することにより記録開始位
置信号を発生して矢印Q方向への記録が行われる。
モータ101に対する通電をOFFする。このとき、記
録シート搬送動作も終了しており、キャリッジ110は
図36の左端部にて停止する。次に再度DCモータ101
を起動すると、前記スクリュー108の反転機構により
スクリュー108は逆回転してキャリッジ110が図36
の左端から矢印Q方向に移動を開始する。また上記DC
モータ101の起動と同時にモータエンコーダスリット
板102aが回転して吐出位置検出信号も発生する。ま
たエンコーダ板109が回転することにより記録開始位
置信号を発生して矢印Q方向への記録が行われる。
【0010】(2)従来、記録ヘッドを搭載したキャリ
ッジを記録シートと平行に往復移動させて記録を行うシ
リアル型の小型記録装置においては、キャリッジの移動
位置を検出して選択的に記録ヘッドに記録信号を印加す
る方式等を一般に採用しているが、このキャリッジの移
動位置を検出する検出器として、例えば透過型のフォト
センサ等をキャリッジに搭載してキャリッジの移動方向
に沿って設けられた板帯状のエンコーダスリットを検出
して記録位置を定める方式のものが多い。
ッジを記録シートと平行に往復移動させて記録を行うシ
リアル型の小型記録装置においては、キャリッジの移動
位置を検出して選択的に記録ヘッドに記録信号を印加す
る方式等を一般に採用しているが、このキャリッジの移
動位置を検出する検出器として、例えば透過型のフォト
センサ等をキャリッジに搭載してキャリッジの移動方向
に沿って設けられた板帯状のエンコーダスリットを検出
して記録位置を定める方式のものが多い。
【0011】(3)従来、記録ヘッドを搭載したキャリ
ッジを記録シートと平行に往復移動させて記録を行うシ
リアル型の小型記録装置に関して、本件出願人らは特願
平3─77302号において、記録ヘッドの往復動作及
び記録シート搬送動作を同一のモータで実施し、かつ駆
動源たるモータを同一方向へ回転させ、一方向溝のスク
リューを正逆回転させ、記録ヘッドを往復移動させて記
録を行う記録装置を提案した。
ッジを記録シートと平行に往復移動させて記録を行うシ
リアル型の小型記録装置に関して、本件出願人らは特願
平3─77302号において、記録ヘッドの往復動作及
び記録シート搬送動作を同一のモータで実施し、かつ駆
動源たるモータを同一方向へ回転させ、一方向溝のスク
リューを正逆回転させ、記録ヘッドを往復移動させて記
録を行う記録装置を提案した。
【0012】
(1)しかしながら、前記従来技術(1)においては、
インク吐出のための吐出位置検出信号は、駆動系の最も
上流側であるモータ部にて発生し、記録手段は駆動系の
最も下流側に位置している。従って、前記ウォムギヤ1
02→ホイールギヤ104→メインギヤ106→反転ギ
ヤ107→スクリュー108→キャリッジ110と多く
の部品を介して動力が伝達される。上記ウォムギヤ10
2→ホイールギヤ104→メインギヤ106までは、一
方向の回転のためギヤ間のバックラッシュやその他機械
的な誤差は回転の初期にみられ、その後は比較的少ない
と考えられる(但し全く無くなるわけではない)。また
上記反転ギヤ107→スクリュー108→キャリッジ1
10は往復運動するため、ギヤ間のバックラッシュやそ
の他機械的な誤差をその往復運動の度に受け易い。
インク吐出のための吐出位置検出信号は、駆動系の最も
上流側であるモータ部にて発生し、記録手段は駆動系の
最も下流側に位置している。従って、前記ウォムギヤ1
02→ホイールギヤ104→メインギヤ106→反転ギ
ヤ107→スクリュー108→キャリッジ110と多く
の部品を介して動力が伝達される。上記ウォムギヤ10
2→ホイールギヤ104→メインギヤ106までは、一
方向の回転のためギヤ間のバックラッシュやその他機械
的な誤差は回転の初期にみられ、その後は比較的少ない
と考えられる(但し全く無くなるわけではない)。また
上記反転ギヤ107→スクリュー108→キャリッジ1
10は往復運動するため、ギヤ間のバックラッシュやそ
の他機械的な誤差をその往復運動の度に受け易い。
【0013】上記現象を具体的に説明するために、図36
において、キャリッジ110にフォトセンサ112を固
定し、所定ピッチでスリットが形成されたスリット板1
13を該フォトセンサ112の溝に通して、キャリッジ
110の移動方向に沿って取付けてある。これによっ
て、キャリッジ110の動きを測定することができる。
例えば、等速運動ならばフォトセンサ112の出力パル
ス幅(キャリッジ移動信号)は等間隔であり、速度が加
速していればだんだん狭くなり、減速していればだんだ
ん広がっていく。
において、キャリッジ110にフォトセンサ112を固
定し、所定ピッチでスリットが形成されたスリット板1
13を該フォトセンサ112の溝に通して、キャリッジ
110の移動方向に沿って取付けてある。これによっ
て、キャリッジ110の動きを測定することができる。
例えば、等速運動ならばフォトセンサ112の出力パル
ス幅(キャリッジ移動信号)は等間隔であり、速度が加
速していればだんだん狭くなり、減速していればだんだ
ん広がっていく。
【0014】図37(a)は理想的な動力伝達状態を示す
ものであり、キャリッジ移動信号が等間隔であることか
ら、キャリッジ110は所定速度で移動しており、吐出
位置検出信号も等間隔で発生しているため、その立ち上
がりに同期するインクの吐出信号も等間隔である。よっ
て、この状態であるフォント(本例は点であるが)を記
録した場合、図37(b)に示すような等間隔の点が記録
される。これは、通常の文字を記録する場合、理想的な
記録を意味する。
ものであり、キャリッジ移動信号が等間隔であることか
ら、キャリッジ110は所定速度で移動しており、吐出
位置検出信号も等間隔で発生しているため、その立ち上
がりに同期するインクの吐出信号も等間隔である。よっ
て、この状態であるフォント(本例は点であるが)を記
録した場合、図37(b)に示すような等間隔の点が記録
される。これは、通常の文字を記録する場合、理想的な
記録を意味する。
【0015】しかし、スクリュー108の溝部108b
に傷があったり、キャリッジ110の摺動軸(図示せ
ず)に傷があったり曲がっていたりする等の種々の原因
によりキャリッジ110が理想的に加速,等速,減速運
動していることはあり得ず、常に不均一な動きを伴って
いる。図38(a)はキャリッジ移動信号が一部伸びてお
り、図39(a)はキャリッジ移動信号が一部縮んでい
る。図38(b)図39(b)に示すように点の間隔も縮ん
でいる部分ではキャリッジ110の速度が上がってお
り、点の間隔が広がっている部分ではキャリッジ110
の速度が低下していることを示している。また前述した
ように、吐出位置検出信号発生部とキャリッジ移動信号
発生部との間には様々な系の組み合わせにより構成され
ており、機械的なガタ等により吐出位置検出信号とキャ
リッジ移動信号は完全に同期していない。
に傷があったり、キャリッジ110の摺動軸(図示せ
ず)に傷があったり曲がっていたりする等の種々の原因
によりキャリッジ110が理想的に加速,等速,減速運
動していることはあり得ず、常に不均一な動きを伴って
いる。図38(a)はキャリッジ移動信号が一部伸びてお
り、図39(a)はキャリッジ移動信号が一部縮んでい
る。図38(b)図39(b)に示すように点の間隔も縮ん
でいる部分ではキャリッジ110の速度が上がってお
り、点の間隔が広がっている部分ではキャリッジ110
の速度が低下していることを示している。また前述した
ように、吐出位置検出信号発生部とキャリッジ移動信号
発生部との間には様々な系の組み合わせにより構成され
ており、機械的なガタ等により吐出位置検出信号とキャ
リッジ移動信号は完全に同期していない。
【0016】上記図38,図39においては、吐出位置検出
信号はほぼ等間隔である。即ち、DCモータ101は等
速で回転しており、インク吐出間隔も等間隔であるにも
かかわらず、キャリッジ110は等速度で移動せず、一
部では加速し、一部では減速することを示している。よ
って、図38(b)では等間隔のはずの点ピッチaがbの
ように一部では詰まったり(キャリッジ110の移動速
度が速くなる)、図39(b)出端点ピッチaが一部では
cのように広がったりしている(キャリッジ110の移
動速度が遅くなる)。これは通常の文字記録において、
文字が広がったり、縮んだりすることを意味している。
信号はほぼ等間隔である。即ち、DCモータ101は等
速で回転しており、インク吐出間隔も等間隔であるにも
かかわらず、キャリッジ110は等速度で移動せず、一
部では加速し、一部では減速することを示している。よ
って、図38(b)では等間隔のはずの点ピッチaがbの
ように一部では詰まったり(キャリッジ110の移動速
度が速くなる)、図39(b)出端点ピッチaが一部では
cのように広がったりしている(キャリッジ110の移
動速度が遅くなる)。これは通常の文字記録において、
文字が広がったり、縮んだりすることを意味している。
【0017】(2)しかしながら、上記従来技術(2)
においては、板帯状のエンコーダスリットの製造工程に
おいて、ステンレス等の金属板をフォトエッチングで製
作したり、プラスチックフィルムにフォト印刷でスリッ
トを形成する場合が多く、製造コストが高くなり、また
組み込み時に変形や破損等を生ずるおそれがあった。更
に上記エンコーダスリットを装置に組み込んだ後、テン
ションを加えなければならない場合も多く、安全性に注
意を要していた。
においては、板帯状のエンコーダスリットの製造工程に
おいて、ステンレス等の金属板をフォトエッチングで製
作したり、プラスチックフィルムにフォト印刷でスリッ
トを形成する場合が多く、製造コストが高くなり、また
組み込み時に変形や破損等を生ずるおそれがあった。更
に上記エンコーダスリットを装置に組み込んだ後、テン
ションを加えなければならない場合も多く、安全性に注
意を要していた。
【0018】(3)しかしながら、上記従来技術(3)
においては、実用面に関して以下に述べる問題点を有し
ていた。 記録文字(記録ドット)の記録ヘッド移動方向におけ
るピッチがキャリッジその他の負荷変動により大小に変
化して安定しない。 往路記録,復路記録の両方向より記録を行うため、記
録ヘッド移動方向における往路,復路の各記録が正確に
そろわずずれる。このずれ量は±0.7mmに及んでし
まう場合が多い。
においては、実用面に関して以下に述べる問題点を有し
ていた。 記録文字(記録ドット)の記録ヘッド移動方向におけ
るピッチがキャリッジその他の負荷変動により大小に変
化して安定しない。 往路記録,復路記録の両方向より記録を行うため、記
録ヘッド移動方向における往路,復路の各記録が正確に
そろわずずれる。このずれ量は±0.7mmに及んでし
まう場合が多い。
【0019】これに対して、記録ヘッドのインク吐出位
置検出をキャリッジに搭載した検出器を用いて、該キャ
リッジの移動方向に沿って設けられた板帯状のエンコー
ダスリットを検出して駆動系の負荷変動による誤差を除
去することが可能となった。上記板帯状のスリットは、
通常板厚が薄く、取付台への取り付け作業中に変形した
り破損したりするおそれがあった。また上記すりっと取
付構造においても、ネジ等で一辺を固定し、他辺はバネ
等によりテンションを付与する場合が多く部品点数が多
く製造コストが高くなる。
置検出をキャリッジに搭載した検出器を用いて、該キャ
リッジの移動方向に沿って設けられた板帯状のエンコー
ダスリットを検出して駆動系の負荷変動による誤差を除
去することが可能となった。上記板帯状のスリットは、
通常板厚が薄く、取付台への取り付け作業中に変形した
り破損したりするおそれがあった。また上記すりっと取
付構造においても、ネジ等で一辺を固定し、他辺はバネ
等によりテンションを付与する場合が多く部品点数が多
く製造コストが高くなる。
【0020】(1)本発明は従来技術の課題(1)を解
決するものであり、その目的とするところは、搬送体の
移動動作に同期した吐出位置信号を発生させて、伸び縮
みのない高品位画像を得ることができる記録装置を提供
することにある。
決するものであり、その目的とするところは、搬送体の
移動動作に同期した吐出位置信号を発生させて、伸び縮
みのない高品位画像を得ることができる記録装置を提供
することにある。
【0021】(2)本発明は従来技術の課題(2)を解
決するものであり、その目的とするところは、低コスト
でかつスリット板取付時に変形,破損等を生ずることな
く、安全にテンションを付与することができる記録装置
を提供することにある。
決するものであり、その目的とするところは、低コスト
でかつスリット板取付時に変形,破損等を生ずることな
く、安全にテンションを付与することができる記録装置
を提供することにある。
【0022】(3)本発明は従来技術の課題(3)を解
決するものであり、その目的とするところは、低コスト
でかつスリット板に変形,破損等を生ずることなく、取
付誤差が生ずることのない記録装置を提供することにあ
る。
決するものであり、その目的とするところは、低コスト
でかつスリット板に変形,破損等を生ずることなく、取
付誤差が生ずることのない記録装置を提供することにあ
る。
【0023】
【課題を解決するための手段】前記従来技術の課題
(1)を解決するための本発明に係る代表的な手段は、
被記録媒体に記録を行うための記録手段と、前記記録手
段を搭載した搬送体を前記被記録媒体の搬送経路に沿っ
て往復移動させるための正逆方向へ回転可能な回転体
と、前記記録手段が記録を行うための記録位置同期信号
を得るためのスリットを設けた回転板と、を有し、前記
回転板を前記回転体によって回転駆動させることを特徴
とする。
(1)を解決するための本発明に係る代表的な手段は、
被記録媒体に記録を行うための記録手段と、前記記録手
段を搭載した搬送体を前記被記録媒体の搬送経路に沿っ
て往復移動させるための正逆方向へ回転可能な回転体
と、前記記録手段が記録を行うための記録位置同期信号
を得るためのスリットを設けた回転板と、を有し、前記
回転板を前記回転体によって回転駆動させることを特徴
とする。
【0024】前記従来技術の課題(2)を解決するため
の本発明に係る代表的な手段は、被記録媒体に記録を行
うための記録手段と、前記記録手段を搭載して搬送経路
に沿って往復移動させるための搬送体と、前記搬送体が
走行するフレームに一体成形されたスリットと、前記ス
リットを検出することによって前記記録手段の記録位置
を検出するための記録位置検出手段と、を有することを
特徴とする。
の本発明に係る代表的な手段は、被記録媒体に記録を行
うための記録手段と、前記記録手段を搭載して搬送経路
に沿って往復移動させるための搬送体と、前記搬送体が
走行するフレームに一体成形されたスリットと、前記ス
リットを検出することによって前記記録手段の記録位置
を検出するための記録位置検出手段と、を有することを
特徴とする。
【0025】前記従来技術の課題(3)を解決するため
の本発明に係る代表的な手段は、被記録媒体に記録を行
うための記録手段と、前記記録手段を搭載して搬送経路
に沿って往復移動させるための搬送体と、前記記録手段
の記録位置を検出するための記録位置検出手段と、を有
し、前記記録位置検出手段として板帯状のスリット板と
スリット取付部材とを有し、前記スリット板若しくはス
リット取付部材に一体的に形成された弾性部にて前記ス
リット板とスリット取付部材とを結合することを特徴と
する。
の本発明に係る代表的な手段は、被記録媒体に記録を行
うための記録手段と、前記記録手段を搭載して搬送経路
に沿って往復移動させるための搬送体と、前記記録手段
の記録位置を検出するための記録位置検出手段と、を有
し、前記記録位置検出手段として板帯状のスリット板と
スリット取付部材とを有し、前記スリット板若しくはス
リット取付部材に一体的に形成された弾性部にて前記ス
リット板とスリット取付部材とを結合することを特徴と
する。
【0026】
【作用】前記手段(1)によれば、記録位置同期信号を
得るためのスリットを設けた回転板を、搬送体を往復移
動させる回転体によって回転駆動させることにより、前
記スリットから得られる記録位置同期信号により記録信
号を得る場合に、搬送体の移動動作に追従した記録信号
を得ることができ、前記搬送体に不自然な動作があって
も予め設定された記録を忠実に再現することができる。
得るためのスリットを設けた回転板を、搬送体を往復移
動させる回転体によって回転駆動させることにより、前
記スリットから得られる記録位置同期信号により記録信
号を得る場合に、搬送体の移動動作に追従した記録信号
を得ることができ、前記搬送体に不自然な動作があって
も予め設定された記録を忠実に再現することができる。
【0027】前記手段(2)によれば、記録手段を搭載
して移動する搬送体に、記録位置検出手段を搭載し、前
記搬送体が走行するフレームに一体成形されたスリット
を検出することによって前記記録手段の記録位置を検出
する。
して移動する搬送体に、記録位置検出手段を搭載し、前
記搬送体が走行するフレームに一体成形されたスリット
を検出することによって前記記録手段の記録位置を検出
する。
【0028】前記手段(3)によれば、スリット板若し
くはスリット取付部材に一体的に形成された弾性部にて
前記スリット板とスリット取付部材とを結合することに
よって、部品点数を減少させて製造コストを低減させる
と共に、前記スリット板の取り付け時に変形,破損等を
生ずることなく位置決めすることができる。
くはスリット取付部材に一体的に形成された弾性部にて
前記スリット板とスリット取付部材とを結合することに
よって、部品点数を減少させて製造コストを低減させる
と共に、前記スリット板の取り付け時に変形,破損等を
生ずることなく位置決めすることができる。
【0029】
〔第1実施例〕次に前記手段(1)を適用した本発明に
一実施例について図1乃至図11を参照して説明する。
尚、図1は記録装置の平面説明図であり、図2は右側面
説明図であり、図3は左側面説明図、図4は記録装置の
側板を除いた状態の左側面説明図、図5は記録装置の正
面説明図、図6は記録装置周辺のブロック図、図7はキ
ャリッジを一方向へ移動させるときの記録とシート搬送
のタイミングチャート、図8はキャリッジを他方向へ移
動させるときの記録とシート搬送のタイミングチャー
ト、図9はキャリッジ駆動系の説明図、図10及び図11は
記録動作を示すタイミンクチャートである。
一実施例について図1乃至図11を参照して説明する。
尚、図1は記録装置の平面説明図であり、図2は右側面
説明図であり、図3は左側面説明図、図4は記録装置の
側板を除いた状態の左側面説明図、図5は記録装置の正
面説明図、図6は記録装置周辺のブロック図、図7はキ
ャリッジを一方向へ移動させるときの記録とシート搬送
のタイミングチャート、図8はキャリッジを他方向へ移
動させるときの記録とシート搬送のタイミングチャー
ト、図9はキャリッジ駆動系の説明図、図10及び図11は
記録動作を示すタイミンクチャートである。
【0030】図1に於いて、1は装置本体を形成するベ
ースフレームであり、このフレーム1に対して記録手段
を構成する記録ヘッド2を搭載したキャリッジ3が図1
の矢印P,Q方向に移動可能に取り付けられている。本
実施例に於ける記録ヘッド2は、記録信号に応じてエネ
ルギーを印加することにより、インク吐出口からインク
を吐出するインクジェット記録方式を用いており、その
中でもインクを吐出させるために利用するエネルギーと
して熱エネルギーを発生する手段(例えば電気熱変換体
やレーザー光等)を備え、この熱エネルギーによってイ
ンクの状態変化を生起させるものを用いている。この方
式によれば、記録の高密度化、高精細化が達成できるか
らである。
ースフレームであり、このフレーム1に対して記録手段
を構成する記録ヘッド2を搭載したキャリッジ3が図1
の矢印P,Q方向に移動可能に取り付けられている。本
実施例に於ける記録ヘッド2は、記録信号に応じてエネ
ルギーを印加することにより、インク吐出口からインク
を吐出するインクジェット記録方式を用いており、その
中でもインクを吐出させるために利用するエネルギーと
して熱エネルギーを発生する手段(例えば電気熱変換体
やレーザー光等)を備え、この熱エネルギーによってイ
ンクの状態変化を生起させるものを用いている。この方
式によれば、記録の高密度化、高精細化が達成できるか
らである。
【0031】4は前記キャリッジ3に設けられた孔3a
を中心に回動自在に取り付けられたセットレバーであ
り、これは記録ヘッド2を図示しない駆動回路基板に接
続するためのフレキシブルケーブル6に圧接固定するた
めの部材である。
を中心に回動自在に取り付けられたセットレバーであ
り、これは記録ヘッド2を図示しない駆動回路基板に接
続するためのフレキシブルケーブル6に圧接固定するた
めの部材である。
【0032】また前記キャリッジ3はベースフレーム1
に固定された2本の摺動軸5a,5bに支持され、図1
の矢印P,Q方向に摺動自在に構成されている。そして
このキャリッジ3には後述する回転体であるところのス
クリュー13に形成した一条の溝部13b(図5参照)に入
り込み、該スクリュー13の回転運動を図1の矢印P,Q
方向の直線運動に変換するための突出ピン22(図2参
照)が固定されている。
に固定された2本の摺動軸5a,5bに支持され、図1
の矢印P,Q方向に摺動自在に構成されている。そして
このキャリッジ3には後述する回転体であるところのス
クリュー13に形成した一条の溝部13b(図5参照)に入
り込み、該スクリュー13の回転運動を図1の矢印P,Q
方向の直線運動に変換するための突出ピン22(図2参
照)が固定されている。
【0033】7はプラテンであり、被記録媒体である記
録シートのガイドとしての機能をも有している。記録シ
ートを送るための送りローラ8はベースフレーム1と右
側板10により回転可能に軸支されており、所定位置にギ
ヤ部8aが形成されている。この送りローラ8の中央部
にはゴムリング9が取り付けられており、各々のゴムリ
ング9の下方にはピンチローラ23が対向して設けられ、
図示しないバネ性を有する軸によりピンチローラ23を介
してゴムリング9に圧力を与えている。記録シートは前
記ゴムリング9とピンチローラ23間に挿通され、送りロ
ーラ8の回転量に応じて搬送される。
録シートのガイドとしての機能をも有している。記録シ
ートを送るための送りローラ8はベースフレーム1と右
側板10により回転可能に軸支されており、所定位置にギ
ヤ部8aが形成されている。この送りローラ8の中央部
にはゴムリング9が取り付けられており、各々のゴムリ
ング9の下方にはピンチローラ23が対向して設けられ、
図示しないバネ性を有する軸によりピンチローラ23を介
してゴムリング9に圧力を与えている。記録シートは前
記ゴムリング9とピンチローラ23間に挿通され、送りロ
ーラ8の回転量に応じて搬送される。
【0034】図2は前述した右側板10を取り除いた右側
面を示している。図2に於いて、11は第一回転部材であ
るメインギヤであり、これは軸12に固定され、軸12はベ
ースフレーム1に回転可能に支持されている。
面を示している。図2に於いて、11は第一回転部材であ
るメインギヤであり、これは軸12に固定され、軸12はベ
ースフレーム1に回転可能に支持されている。
【0035】14は第二回転部材である反転ギヤであり、
ベースフレーム1から突出した軸により回転可能に支持
されている。13はスクリューで、その右端部には第三回
転部材であるギヤ部13aが一体的に形成されている。
ベースフレーム1から突出した軸により回転可能に支持
されている。13はスクリューで、その右端部には第三回
転部材であるギヤ部13aが一体的に形成されている。
【0036】反転ギヤ14とスクリューギヤ13aとは常時
噛合状態にあるが、メインギヤ11と反転ギヤ14又はスク
リューギヤ13aとは後述する機構により間欠的に動力の
伝達を行うように構成している。
噛合状態にあるが、メインギヤ11と反転ギヤ14又はスク
リューギヤ13aとは後述する機構により間欠的に動力の
伝達を行うように構成している。
【0037】図4は、図3における左側板16を除いた側
面を示しており、15は駆動源であるDCモータであり、
モータ軸にはウォームギヤ21が圧入固定されている。ま
た17はホイールギヤで、前記メインギヤ11を固定する軸
12に同様に固定されており、且つ前記ウォームギヤ21と
常時噛合状態にある。
面を示しており、15は駆動源であるDCモータであり、
モータ軸にはウォームギヤ21が圧入固定されている。ま
た17はホイールギヤで、前記メインギヤ11を固定する軸
12に同様に固定されており、且つ前記ウォームギヤ21と
常時噛合状態にある。
【0038】24は記録開始信号検出器であって、透過型
のフォト検出器が用いられており、PCB(ポリカーボ
ネート)フィルム18上に設けられている。20は前記PC
Bフィルム18と図示しない駆動回路とを接続するフラッ
トケーブルである。25は前記スクリュー13の回転軸に設
けられたエンコーダ板であって、周面にスリット25a,
25bが形成されており、該周面が上記フォト検出器24の
溝部を通過することによって記録開始位置信号を発生す
る。
のフォト検出器が用いられており、PCB(ポリカーボ
ネート)フィルム18上に設けられている。20は前記PC
Bフィルム18と図示しない駆動回路とを接続するフラッ
トケーブルである。25は前記スクリュー13の回転軸に設
けられたエンコーダ板であって、周面にスリット25a,
25bが形成されており、該周面が上記フォト検出器24の
溝部を通過することによって記録開始位置信号を発生す
る。
【0039】また図9に示すように、前記スクリュー13
の回転軸の左端部には、複数のスリットが穿設された円
盤状のエンコーダスリット板26がビス止め等により一体
的に取り付けられている。また27は吐出位置検出器であ
るフォトインタラプタであって、該フォトインタラプタ
27の溝部27aを上記エンコーダスリット板26のスリット
が通過するように配置されている。上記フォトインタラ
プタ27は、スリットのあるなしによってその出力をO
N,OFFと切り換えて記録位置同期信号を発生させ
る。本実施例は、エンコーダスリット板26がスクリュー
13の回転軸の延長上に取り付けられているため、スクリ
ュー13の回転に従ってエンコーダスリット板26を回転さ
せることができる。
の回転軸の左端部には、複数のスリットが穿設された円
盤状のエンコーダスリット板26がビス止め等により一体
的に取り付けられている。また27は吐出位置検出器であ
るフォトインタラプタであって、該フォトインタラプタ
27の溝部27aを上記エンコーダスリット板26のスリット
が通過するように配置されている。上記フォトインタラ
プタ27は、スリットのあるなしによってその出力をO
N,OFFと切り換えて記録位置同期信号を発生させ
る。本実施例は、エンコーダスリット板26がスクリュー
13の回転軸の延長上に取り付けられているため、スクリ
ュー13の回転に従ってエンコーダスリット板26を回転さ
せることができる。
【0040】次にキャリッジ3を往復駆動するための動
力伝達系について説明する。図9はキャリッジの往復駆
動に関わる動力伝達系を簡略的に示した斜視図であり、
DCモータ15は通電により常時一方向に回転する。これ
によりホイールギヤ17はウォームギヤ21を介して図9の
矢印J方向に常時回転し、軸12を介してメインギヤ11も
同様にJ方向に回転駆動する。
力伝達系について説明する。図9はキャリッジの往復駆
動に関わる動力伝達系を簡略的に示した斜視図であり、
DCモータ15は通電により常時一方向に回転する。これ
によりホイールギヤ17はウォームギヤ21を介して図9の
矢印J方向に常時回転し、軸12を介してメインギヤ11も
同様にJ方向に回転駆動する。
【0041】前記のように常時J方向に回転駆動される
メインギヤ11の動力は、後述する機構により、直接メイ
ンギヤ11からスクリューギヤ13aの動力が伝達される時
は、スクリュー13は図9の矢印K方向に回転し、このと
きキャリッジ3は矢印P方向に移動する。
メインギヤ11の動力は、後述する機構により、直接メイ
ンギヤ11からスクリューギヤ13aの動力が伝達される時
は、スクリュー13は図9の矢印K方向に回転し、このと
きキャリッジ3は矢印P方向に移動する。
【0042】一方、メインギヤ11から反転ギヤ14に動力
が伝達される時は、前記の如く反転ギヤ14とスクリュー
ギヤ13aとは常時噛合しているために、反転ギヤ14が図
6の矢印L方向に回転して結果的にスクリュー13は図9
の矢印M方向に回転し、このときキャリッジ3は矢印Q
方向に移動する。
が伝達される時は、前記の如く反転ギヤ14とスクリュー
ギヤ13aとは常時噛合しているために、反転ギヤ14が図
6の矢印L方向に回転して結果的にスクリュー13は図9
の矢印M方向に回転し、このときキャリッジ3は矢印Q
方向に移動する。
【0043】次に本実施例に於ける記録動作について説
明する。図6は本実施例に於ける記録装置の周辺部の構
成を示すブロック図であり、CPU31、キーボード32、
表示器33、電源ユニット34、モータ駆動回路35、記録ヘ
ッド駆動回路36、記録装置37により構成されている。前
記記録装置37よりCPU31に入力する信号としては、前
記フォトインタラプタ27から出力される吐出位置検出信
号と、フォト検出器24から出力される記録開始位置検出
信号の2種類である。
明する。図6は本実施例に於ける記録装置の周辺部の構
成を示すブロック図であり、CPU31、キーボード32、
表示器33、電源ユニット34、モータ駆動回路35、記録ヘ
ッド駆動回路36、記録装置37により構成されている。前
記記録装置37よりCPU31に入力する信号としては、前
記フォトインタラプタ27から出力される吐出位置検出信
号と、フォト検出器24から出力される記録開始位置検出
信号の2種類である。
【0044】DCモータ15に電圧を印加して起動する
と、ウォームギヤ21、メインギヤ11、スクタューギヤ13
aを介してスクリュー13を回転駆動させる。このとき、
エンコーダスリット板26は上記スクリュー13と一体とな
って回転し、吐出位置検出信号を出力する。この吐出位
置検出信号は、ドットマトリクスに於ける各ドット列に
一対一に対応して発生するように設定されている。
と、ウォームギヤ21、メインギヤ11、スクタューギヤ13
aを介してスクリュー13を回転駆動させる。このとき、
エンコーダスリット板26は上記スクリュー13と一体とな
って回転し、吐出位置検出信号を出力する。この吐出位
置検出信号は、ドットマトリクスに於ける各ドット列に
一対一に対応して発生するように設定されている。
【0045】次にメインギヤ11と反転ギヤ14及びスクリ
ューギヤ13aの相互動作により、キャリッジ3は例えば
図1の右端位置から矢印P方向に移動を開始する。次に
図9に於いて、スクリュー13の回転に伴ってスクリュー
13の端部に固定されたエンコーダ板25が回転し、その円
周部に形成されたスリット25a,25bが記録開始位置信
号を発生する。
ューギヤ13aの相互動作により、キャリッジ3は例えば
図1の右端位置から矢印P方向に移動を開始する。次に
図9に於いて、スクリュー13の回転に伴ってスクリュー
13の端部に固定されたエンコーダ板25が回転し、その円
周部に形成されたスリット25a,25bが記録開始位置信
号を発生する。
【0046】CPU31は前記記録位置開始信号を受け、
同時に前記吐出位置検出信号に同期して記録信号を選択
的に出力することにより、図1の矢印P方向への記録が
なされる。そして前記P方向への記録が終了すると、C
PU31は記録位置検出信号のパルス数を計数し、Nパル
ス後にDCモータ15の通電をオフする。このとき前述し
た如く既に記録シート搬送動作も終了しており、キャリ
ッジ3は図1の左端部にて停止する。以上のタイミング
チャートを図7に示す。
同時に前記吐出位置検出信号に同期して記録信号を選択
的に出力することにより、図1の矢印P方向への記録が
なされる。そして前記P方向への記録が終了すると、C
PU31は記録位置検出信号のパルス数を計数し、Nパル
ス後にDCモータ15の通電をオフする。このとき前述し
た如く既に記録シート搬送動作も終了しており、キャリ
ッジ3は図1の左端部にて停止する。以上のタイミング
チャートを図7に示す。
【0047】次に再度モータ15を起動すると、前述した
スクリュー13の反転機構によりスクリュー13は逆回転し
てキャリッジ3が図1の左端から矢印Q方向に移動を開
始する。また前記モータ15の起動と同時に吐出位置検出
信号も発生する。更に再びエンコーダ板25の回転によ
り、記録開始位置検出信号が発生し、これと同期してC
PU31から記録信号を選択的に出力することにより、図
1の矢印Q方向への記録がなされる。
スクリュー13の反転機構によりスクリュー13は逆回転し
てキャリッジ3が図1の左端から矢印Q方向に移動を開
始する。また前記モータ15の起動と同時に吐出位置検出
信号も発生する。更に再びエンコーダ板25の回転によ
り、記録開始位置検出信号が発生し、これと同期してC
PU31から記録信号を選択的に出力することにより、図
1の矢印Q方向への記録がなされる。
【0048】前記の如くして矢印Q方向への記録が終了
すると、CPU31は吐出位置検出信号のパルス数を計数
し、Mパルス後にモータ15の通電をオフする。このとき
前述したように、記録シート搬送動作も終了しており、
キャリッジ3は図1の右端部にて停止する。以上のタイ
ミングチャートを図8に示す。
すると、CPU31は吐出位置検出信号のパルス数を計数
し、Mパルス後にモータ15の通電をオフする。このとき
前述したように、記録シート搬送動作も終了しており、
キャリッジ3は図1の右端部にて停止する。以上のタイ
ミングチャートを図8に示す。
【0049】前述の如き動作を繰り返すことにより、記
録シートに記録が行われる。またCPU31はキャリッジ
3が左端部に位置するか、右端部に位置するかを事前に
判別する必要があるが、その方法としては例えばシステ
ムに電源が投入された時又は特定キー(オールクリアキ
ー等)が押下された時等にDCモータ15の通電を行うよ
うにする。そして図7又は図8に示すように記録開始位
置検出信号が矢印P方向、Q方向で異なる形の信号が発
生するように、エンコーダ板25の形状を設定しておき、
図のX→Y形ならP方向に移動中、Y→X形ならQ方向
に移動中であることをCPU31が判別するようにする。
録シートに記録が行われる。またCPU31はキャリッジ
3が左端部に位置するか、右端部に位置するかを事前に
判別する必要があるが、その方法としては例えばシステ
ムに電源が投入された時又は特定キー(オールクリアキ
ー等)が押下された時等にDCモータ15の通電を行うよ
うにする。そして図7又は図8に示すように記録開始位
置検出信号が矢印P方向、Q方向で異なる形の信号が発
生するように、エンコーダ板25の形状を設定しておき、
図のX→Y形ならP方向に移動中、Y→X形ならQ方向
に移動中であることをCPU31が判別するようにする。
【0050】尚、エンコーダパルスX,Yの違いは、そ
の間の吐出位置検出信号のパルス数を計数することによ
り、DCモータ15の回転速度が異なっても正確に判別す
ることが可能である。また前記P方向,Q方向で記録が
終了してからモータ15の駆動停止までのパルス数をそれ
ぞれN,Mとしているが、このパルス数は基本的には同
じ値に設定する。しかし、負荷の相違等により若干差を
つけるようにしても良い。
の間の吐出位置検出信号のパルス数を計数することによ
り、DCモータ15の回転速度が異なっても正確に判別す
ることが可能である。また前記P方向,Q方向で記録が
終了してからモータ15の駆動停止までのパルス数をそれ
ぞれN,Mとしているが、このパルス数は基本的には同
じ値に設定する。しかし、負荷の相違等により若干差を
つけるようにしても良い。
【0051】本実施例は、キャリッジ3の動きとエンコ
ーダスリット板26の追従性という点から考えると、エン
コーダスリット板26はスクリュー13に一体的に取り付け
られているので、従来の動力伝達系に示したようにDC
モータ15のウォームギヤ21よりスクリュー13に至る系に
おける機械的なガタ等の追従性を低下させる要因は虫す
ることができるので、スクリュー13とキャリッジ3の追
従性のみ問題となり、系を簡略化したことによりぼほ同
期している。
ーダスリット板26の追従性という点から考えると、エン
コーダスリット板26はスクリュー13に一体的に取り付け
られているので、従来の動力伝達系に示したようにDC
モータ15のウォームギヤ21よりスクリュー13に至る系に
おける機械的なガタ等の追従性を低下させる要因は虫す
ることができるので、スクリュー13とキャリッジ3の追
従性のみ問題となり、系を簡略化したことによりぼほ同
期している。
【0052】図10及び図11は、前記エンコーダスリット
板26により検出された吐出位置検出信号とキャリッジ移
動信号(記録装置の制御には無関係)との同期取りの様
子を示すタイミングチャートである。図10(a)におい
て、キャリッジ移動信号はb部において一時的に間隔が
伸びており、b部においてキャリッジ3の移動速度が低
下していることを示している。そして、吐出位置検出信
号はエンコーダスリット板26はキャリッジ3の追従性の
良さからb部においてキャリッジ移動信号に同期して間
隔が伸びた信号を出力し、この立ち上がりに同期した吐
出信号を得ることができる。図10(b)は等ピッチaで
点(ドット)28を記録したことを示すものである。キャ
リッジ3の移動速度がおそい箇所ではその記録速度も追
従させて遅くすることにより、結果的に等間隔のピッチ
aで記録が可能となっている。
板26により検出された吐出位置検出信号とキャリッジ移
動信号(記録装置の制御には無関係)との同期取りの様
子を示すタイミングチャートである。図10(a)におい
て、キャリッジ移動信号はb部において一時的に間隔が
伸びており、b部においてキャリッジ3の移動速度が低
下していることを示している。そして、吐出位置検出信
号はエンコーダスリット板26はキャリッジ3の追従性の
良さからb部においてキャリッジ移動信号に同期して間
隔が伸びた信号を出力し、この立ち上がりに同期した吐
出信号を得ることができる。図10(b)は等ピッチaで
点(ドット)28を記録したことを示すものである。キャ
リッジ3の移動速度がおそい箇所ではその記録速度も追
従させて遅くすることにより、結果的に等間隔のピッチ
aで記録が可能となっている。
【0053】図11(a)はc部においてキャリッジ移動
信号の間隔が詰まっており、c部においてキャリッジの
移動速度が増加していることを示している。図10におい
て説明したように吐出位置検出信号はキャリッジ移動信
号に追従して間隔が縮んでおり結果的に図11(b)に示
すように等間隔のピッチaで記録が可能となっている。
信号の間隔が詰まっており、c部においてキャリッジの
移動速度が増加していることを示している。図10におい
て説明したように吐出位置検出信号はキャリッジ移動信
号に追従して間隔が縮んでおり結果的に図11(b)に示
すように等間隔のピッチaで記録が可能となっている。
【0054】上記構成によれば、スクリュー13に一体的
に取り付けられたエンコーダスリット板26から得られる
吐出位置検出信号により吐出信号を得る場合、キャリッ
ジ3の動きに追従した信号となるので、理想的なキャリ
ッジ3の動きに反して不自然な動きをした場合にも、予
め設定された記録を忠実に再現することができる。
に取り付けられたエンコーダスリット板26から得られる
吐出位置検出信号により吐出信号を得る場合、キャリッ
ジ3の動きに追従した信号となるので、理想的なキャリ
ッジ3の動きに反して不自然な動きをした場合にも、予
め設定された記録を忠実に再現することができる。
【0055】尚、上記エンコーダスリット板26がスクリ
ュー13に一体的に取り付ける構造が採用し難い場合に
は、上記スクリュー13からギヤを介してエンコーダスリ
ット板26を回転することも可能であるが、上記ギヤを何
段も増やすと従来例のように追従性が低下したエンコー
ダスリット板になるおそれがあるため、スクリュー13と
エンコーダスリット板26間の動力伝達系は簡略化するこ
とが望ましい。
ュー13に一体的に取り付ける構造が採用し難い場合に
は、上記スクリュー13からギヤを介してエンコーダスリ
ット板26を回転することも可能であるが、上記ギヤを何
段も増やすと従来例のように追従性が低下したエンコー
ダスリット板になるおそれがあるため、スクリュー13と
エンコーダスリット板26間の動力伝達系は簡略化するこ
とが望ましい。
【0056】〔第2実施例〕次に前記第1実施例に示す
記録装置の他例について図12及び図13を参照して説明す
る。尚、装置の概略構成は前記第実施例と同様であるの
で同一部材には同一番号を付して説明を省略する。本実
施例は、吐出位置検出信号の立ち上がり及び立ち下がり
に同期して吐出信号を出力するように構成したものであ
る。
記録装置の他例について図12及び図13を参照して説明す
る。尚、装置の概略構成は前記第実施例と同様であるの
で同一部材には同一番号を付して説明を省略する。本実
施例は、吐出位置検出信号の立ち上がり及び立ち下がり
に同期して吐出信号を出力するように構成したものであ
る。
【0057】DCモータ15の回転数に比べてスクリュー
13の回転数は減速機構により数分の1から数十分の1に
減速されているのが普通である。よって、前記従来例及
び第1実施例のように、吐出位置信号の立ち上がりに同
期して吐出信号を出力した場合、スクリュー側のエンコ
ーダスリット板26のスリット数はモータ側にエンコーダ
スリット板102を設けた場合に比べてスリット数を減
速比に反比例して増やす必要がある。この対策として
は、スリットピッチを狭くするまたはエンコーダスリッ
ト板26の径を大きくする等が考えられる。しかしなが
ら、これらの方法にはおのずと限界があり、スクリュー
13からエンコーダスリット板26を増速機構を設けること
も考えられるが、前述したように、エンコーダスリット
板26とスクリュー13との追従性を低下させることにな
り、好ましくない。
13の回転数は減速機構により数分の1から数十分の1に
減速されているのが普通である。よって、前記従来例及
び第1実施例のように、吐出位置信号の立ち上がりに同
期して吐出信号を出力した場合、スクリュー側のエンコ
ーダスリット板26のスリット数はモータ側にエンコーダ
スリット板102を設けた場合に比べてスリット数を減
速比に反比例して増やす必要がある。この対策として
は、スリットピッチを狭くするまたはエンコーダスリッ
ト板26の径を大きくする等が考えられる。しかしなが
ら、これらの方法にはおのずと限界があり、スクリュー
13からエンコーダスリット板26を増速機構を設けること
も考えられるが、前述したように、エンコーダスリット
板26とスクリュー13との追従性を低下させることにな
り、好ましくない。
【0058】本実施例はこの様にエンコーダスリット板
26のスリット数を増加させたい場合に有効である。図12
(a)及び図13(a)において、記録のための吐出信号
は、吐出位置検出信号を立ち上がり及び立ち下がりの両
方に同期させている。これによって、同じ周期の吐出位
置信号に対して2倍の吐出信号を得ることが可能であ
り、増速機構等の余分な系を介さずに所望の吐出信号数
を得られる。図12(a)はキャリッジ移動信号が伸びた
場合、図13(a)はキャリッジ移動信号が縮んだ場合を
示すが、本実施例も第1実施例と同様にエンコーダスリ
ット板26とキャリッジ3の追従性について何ら変わると
ころはないので、図12(b)図13(b)に示すように、
等ピッチaの記録を忠実に再現して画像品位を維持する
ことができる。
26のスリット数を増加させたい場合に有効である。図12
(a)及び図13(a)において、記録のための吐出信号
は、吐出位置検出信号を立ち上がり及び立ち下がりの両
方に同期させている。これによって、同じ周期の吐出位
置信号に対して2倍の吐出信号を得ることが可能であ
り、増速機構等の余分な系を介さずに所望の吐出信号数
を得られる。図12(a)はキャリッジ移動信号が伸びた
場合、図13(a)はキャリッジ移動信号が縮んだ場合を
示すが、本実施例も第1実施例と同様にエンコーダスリ
ット板26とキャリッジ3の追従性について何ら変わると
ころはないので、図12(b)図13(b)に示すように、
等ピッチaの記録を忠実に再現して画像品位を維持する
ことができる。
【0059】〔第3実施例〕次に前記第1実施例に示す
記録装置の他例について図14を参照して説明する。尚、
装置の概略構成は前記第実施例と同様であるので同一部
材には同一番号を付して説明を省略する。本実施例は、
吐出位置検出信号を出力するエンコーダスリット板の構
成を変化させたものである。図14(a)において、29は
エンコーダスリット板であって、前記スクリュー13の回
転軸の一端に取り付けられるものである。このエンコー
ダスリット板29には、吐出位置検出信号を発生させる記
録スリット29aの他に幅の異なるスリットV,Wがあ
り、その間には壁T部が形成されている。また上記エン
コーダスリット板29は、記録手段の往路・復路当たり1
回転未満しかない場合に有効である。上記スリットV,
Wを含んだE部がエンコーダスリット板29の回転範囲で
あり、この範囲でK,M方向の往復運動を行うことにな
る。
記録装置の他例について図14を参照して説明する。尚、
装置の概略構成は前記第実施例と同様であるので同一部
材には同一番号を付して説明を省略する。本実施例は、
吐出位置検出信号を出力するエンコーダスリット板の構
成を変化させたものである。図14(a)において、29は
エンコーダスリット板であって、前記スクリュー13の回
転軸の一端に取り付けられるものである。このエンコー
ダスリット板29には、吐出位置検出信号を発生させる記
録スリット29aの他に幅の異なるスリットV,Wがあ
り、その間には壁T部が形成されている。また上記エン
コーダスリット板29は、記録手段の往路・復路当たり1
回転未満しかない場合に有効である。上記スリットV,
Wを含んだE部がエンコーダスリット板29の回転範囲で
あり、この範囲でK,M方向の往復運動を行うことにな
る。
【0060】図14(b)は上記エンコーダスリット板29
を用いて矢印K方向に回転させた場合のシーケンスを示
すものである。DCモータ15の制御信号がONすると、
エンコーダスリット板29が回転を開始し、スリットWが
フォトインタラプタ27を通過した後に記録スリット29a
による記録領域に入り、記録終了後スリットVを検出す
るとシート送り動作を行い、モータ制御信号をOFFす
る。
を用いて矢印K方向に回転させた場合のシーケンスを示
すものである。DCモータ15の制御信号がONすると、
エンコーダスリット板29が回転を開始し、スリットWが
フォトインタラプタ27を通過した後に記録スリット29a
による記録領域に入り、記録終了後スリットVを検出す
るとシート送り動作を行い、モータ制御信号をOFFす
る。
【0061】図14(c)は上記エンコーダスリット板29
を用いて矢印M方向に回転させた場合のシーケンスを示
すものである。ここでイニシャル時に吐出位置信号のO
N状態が一定時間以上続いた場合には、スリットV領域
若しくはスリットW領域であると判断し(記録領域
外)、更に記録領域からモータ制御信号OFFまでの時
間によりスリットV若しくはスリットWであるかを判定
する。スリットVが検出された場合にはキャリッジ3は
右端、スリットWが検出された場合にはキャリッジ3は
左端に位置するようにスクリュー13の溝部13bが形成さ
れている。よって、キャリッジ3の移動方向が判断でき
ている(記録位置開始信号を得ることができる)ので、
次に吐出位置検出信号が立ち下がったら記録領域に入っ
たと判断して記録を開始すれば良い。
を用いて矢印M方向に回転させた場合のシーケンスを示
すものである。ここでイニシャル時に吐出位置信号のO
N状態が一定時間以上続いた場合には、スリットV領域
若しくはスリットW領域であると判断し(記録領域
外)、更に記録領域からモータ制御信号OFFまでの時
間によりスリットV若しくはスリットWであるかを判定
する。スリットVが検出された場合にはキャリッジ3は
右端、スリットWが検出された場合にはキャリッジ3は
左端に位置するようにスクリュー13の溝部13bが形成さ
れている。よって、キャリッジ3の移動方向が判断でき
ている(記録位置開始信号を得ることができる)ので、
次に吐出位置検出信号が立ち下がったら記録領域に入っ
たと判断して記録を開始すれば良い。
【0062】上記構成によれば、1つのフォトインタラ
プタ27と1つのエンコーダスリット板29によってキャリ
ッジ3の右または左方向(P又はQ方向)の記録の判断
を行い、更に吐出位置検出信号を得ることができるの
で、前記第1,第2実施例に示すフォトセンサ24及びエ
ンコーダ板25は不要となり、低コスト化及び装置の小型
化を促進することができる。
プタ27と1つのエンコーダスリット板29によってキャリ
ッジ3の右または左方向(P又はQ方向)の記録の判断
を行い、更に吐出位置検出信号を得ることができるの
で、前記第1,第2実施例に示すフォトセンサ24及びエ
ンコーダ板25は不要となり、低コスト化及び装置の小型
化を促進することができる。
【0063】〔第4実施例〕次に前記第1実施例に示す
記録装置の他例について図15を参照して説明する。尚、
装置の概略構成は前記第実施例と同様であるので同一部
材には同一番号を付して説明を省略する。本実施例は、
吐出位置検出信号を出力するエンコーダスリット板の構
成を変化させたものである。前記第3実施例においては
エンコーダスリット板29に吐出位置信号発生用の記録ス
リット29a以外に2つのスリットV,Wを設けたが、該
スリットV,Wのために記録スリット29aが所定の数に
満たない場合が考えられる。
記録装置の他例について図15を参照して説明する。尚、
装置の概略構成は前記第実施例と同様であるので同一部
材には同一番号を付して説明を省略する。本実施例は、
吐出位置検出信号を出力するエンコーダスリット板の構
成を変化させたものである。前記第3実施例においては
エンコーダスリット板29に吐出位置信号発生用の記録ス
リット29a以外に2つのスリットV,Wを設けたが、該
スリットV,Wのために記録スリット29aが所定の数に
満たない場合が考えられる。
【0064】図15(a)において、エンコーダスリット
板30は、記録手段の往路・復路当たり1回転未満の回転
範囲Fを有しおり、その回転範囲Fでは記録スリット30
aの端部にスリットRと壁Sが設けられており、スリッ
トV,Wを2箇所有する場合に比べて記録スリット30a
の範囲を広げることができる。
板30は、記録手段の往路・復路当たり1回転未満の回転
範囲Fを有しおり、その回転範囲Fでは記録スリット30
aの端部にスリットRと壁Sが設けられており、スリッ
トV,Wを2箇所有する場合に比べて記録スリット30a
の範囲を広げることができる。
【0065】上記エンコーダスリット板30を用いて矢印
K,M方向に回転させた場合のシーケンスを図15(b)
(c)に示す。前記第3実施例と同様に、吐出位置検出
信号が一定時間以上ON若しくはOFFが続いた場合、
夫々壁S領域若しくはスリットR領域であると判断す
る。壁S領域にある場合は、次の吐出位置検出信号の立
ち上がりから記録を開始し、スリットR領域にある場合
には次の吐出位置検出信号の立ち下がりから記録を開始
する。そして、所定の記録が終了した後夫々R,S領域
に入りモータ制御信号をOFFする。
K,M方向に回転させた場合のシーケンスを図15(b)
(c)に示す。前記第3実施例と同様に、吐出位置検出
信号が一定時間以上ON若しくはOFFが続いた場合、
夫々壁S領域若しくはスリットR領域であると判断す
る。壁S領域にある場合は、次の吐出位置検出信号の立
ち上がりから記録を開始し、スリットR領域にある場合
には次の吐出位置検出信号の立ち下がりから記録を開始
する。そして、所定の記録が終了した後夫々R,S領域
に入りモータ制御信号をOFFする。
【0066】上記構成によれば、記録スリット30a以外
のスリットを1箇所にすることにより、より広い記録パ
ルス領域を確保することが可能となり、多くの記録スリ
ット30aを形成することが可能となり、エンコーダスリ
ット板30をスクリュー13の回転速度より増速する機構等
は不要となる。
のスリットを1箇所にすることにより、より広い記録パ
ルス領域を確保することが可能となり、多くの記録スリ
ット30aを形成することが可能となり、エンコーダスリ
ット板30をスクリュー13の回転速度より増速する機構等
は不要となる。
【0067】〔第5実施例〕次に前記手段(2)を適用
した本発明に一実施例について図16乃至図30を参照して
説明する。尚、図16は記録装置の平面説明図であり、図
17は記録装置の右側面説明図であり、図18は記録装置の
左側面説明図、図19は記録装置の側板を除いた状態の左
側面説明図、図20は記録装置の正面説明図、図21はキャ
リッジ駆動系の説明図、図22はメインギヤの説明図、図
23は反転ギヤの説明図、図24はスクリューギヤの説明
図、図25はメインギヤと反転ギヤの噛合・遊離状態を示
す説明図、図26はメインギヤと反転ギヤ,スクリューギ
ヤとの関係説明図、図27は記録装置周辺のブロック図、
図28はキャリッジを一方向へ移動させるときの記録とシ
ート搬送のタイミングチャート、図29はキャリッジを他
方向へ移動させるときの記録とシート搬送のタイミング
チャートである。
した本発明に一実施例について図16乃至図30を参照して
説明する。尚、図16は記録装置の平面説明図であり、図
17は記録装置の右側面説明図であり、図18は記録装置の
左側面説明図、図19は記録装置の側板を除いた状態の左
側面説明図、図20は記録装置の正面説明図、図21はキャ
リッジ駆動系の説明図、図22はメインギヤの説明図、図
23は反転ギヤの説明図、図24はスクリューギヤの説明
図、図25はメインギヤと反転ギヤの噛合・遊離状態を示
す説明図、図26はメインギヤと反転ギヤ,スクリューギ
ヤとの関係説明図、図27は記録装置周辺のブロック図、
図28はキャリッジを一方向へ移動させるときの記録とシ
ート搬送のタイミングチャート、図29はキャリッジを他
方向へ移動させるときの記録とシート搬送のタイミング
チャートである。
【0068】図16に於いて、41は装置本体を形成するベ
ースフレームであり、このフレーム41に対して記録手段
を構成する記録ヘッド42を搭載したキャリッジ43が図16
の矢印P,Q方向に移動可能に取り付けられている。本
実施例に於ける記録ヘッド43は、記録信号に応じてエネ
ルギーを印加することにより、インク吐出口からインク
を吐出するインクジェット記録方式を用いており、その
中でもインクを吐出させるために利用するエネルギーと
して熱エネルギーを発生する手段(例えば電気熱変換体
やレーザー光等)を備え、この熱エネルギーによってイ
ンクの状態変化を生起させるものを用いている。この方
式によれば、記録の高密度化、高精細化が達成できるか
らである。
ースフレームであり、このフレーム41に対して記録手段
を構成する記録ヘッド42を搭載したキャリッジ43が図16
の矢印P,Q方向に移動可能に取り付けられている。本
実施例に於ける記録ヘッド43は、記録信号に応じてエネ
ルギーを印加することにより、インク吐出口からインク
を吐出するインクジェット記録方式を用いており、その
中でもインクを吐出させるために利用するエネルギーと
して熱エネルギーを発生する手段(例えば電気熱変換体
やレーザー光等)を備え、この熱エネルギーによってイ
ンクの状態変化を生起させるものを用いている。この方
式によれば、記録の高密度化、高精細化が達成できるか
らである。
【0069】44は前記キャリッジ43に設けられた孔43a
を中心に回動自在に取り付けられたセットレバーであ
り、これは記録ヘッド42を図示しない駆動回路基板に接
続するためのフレキシブルケーブル46に圧接固定するた
めの部材である。
を中心に回動自在に取り付けられたセットレバーであ
り、これは記録ヘッド42を図示しない駆動回路基板に接
続するためのフレキシブルケーブル46に圧接固定するた
めの部材である。
【0070】また前記キャリッジ43はベースフレーム41
に固定された2本の摺動軸45a,45bに支持され、図16
の矢印P,Q方向に摺動自在に構成されている。そして
このキャリッジ43には後述する回転体であるところのス
クリュー53に形成した一条の溝部53b(図20参照)に入
り込み、該スクリュー53の回転運動を図16の矢印P,Q
方向の直線運動に変換するための突出ピン62(図17参
照)が固定されている。
に固定された2本の摺動軸45a,45bに支持され、図16
の矢印P,Q方向に摺動自在に構成されている。そして
このキャリッジ43には後述する回転体であるところのス
クリュー53に形成した一条の溝部53b(図20参照)に入
り込み、該スクリュー53の回転運動を図16の矢印P,Q
方向の直線運動に変換するための突出ピン62(図17参
照)が固定されている。
【0071】47はプラテンであり、被記録媒体である記
録シートのガイドとしての機能をも有している。記録シ
ートを送るための送りローラ48はベースフレーム41と右
側板50により回転可能に軸支されており、所定位置にギ
ヤ部48aが形成されている。この送りローラ48の中央部
にはゴムリング49が取り付けられており、各々のゴムリ
ング49の下方にはピンチローラ63が対向して設けられ、
図示しないバネ性を有する軸によりピンチローラ63を介
してゴムリング49に圧力を与えている。記録シートは前
記ゴムリング49とピンチローラ63間に挿通され、送りロ
ーラ48の回転量に応じて搬送される。
録シートのガイドとしての機能をも有している。記録シ
ートを送るための送りローラ48はベースフレーム41と右
側板50により回転可能に軸支されており、所定位置にギ
ヤ部48aが形成されている。この送りローラ48の中央部
にはゴムリング49が取り付けられており、各々のゴムリ
ング49の下方にはピンチローラ63が対向して設けられ、
図示しないバネ性を有する軸によりピンチローラ63を介
してゴムリング49に圧力を与えている。記録シートは前
記ゴムリング49とピンチローラ63間に挿通され、送りロ
ーラ48の回転量に応じて搬送される。
【0072】図17は前述した右側板50を取り除いた右側
面を示している。図17に於いて、51は第一回転部材であ
るメインギヤであり、これは軸52に固定され、軸52はベ
ースフレーム41に回転可能に支持されている。
面を示している。図17に於いて、51は第一回転部材であ
るメインギヤであり、これは軸52に固定され、軸52はベ
ースフレーム41に回転可能に支持されている。
【0073】54は第二回転部材である反転ギヤであり、
ベースフレーム41から突出した軸により回転可能に支持
されている。53はスクリューで、その右端部には第三回
転部材であるスクリューギヤ53aが一体的に形成されて
いる。
ベースフレーム41から突出した軸により回転可能に支持
されている。53はスクリューで、その右端部には第三回
転部材であるスクリューギヤ53aが一体的に形成されて
いる。
【0074】反転ギヤ54とスクリューギヤ53aとは常時
噛合状態にあるが、メインギヤ51と反転ギヤ54又はスク
リューギヤ53aとは後述する機構により間欠的に動力の
伝達を行うように構成している。
噛合状態にあるが、メインギヤ51と反転ギヤ54又はスク
リューギヤ53aとは後述する機構により間欠的に動力の
伝達を行うように構成している。
【0075】83は前記ベースフレーム41に一体的に形成
された板帯状のエンコーダスリット部であって、図21に
詳細を示す。このエンコーダスリット部83には記録領域
に複数の記録スリット83aが設けられており、記録領域
の両側部には記録スリット83aより幅広のスリット83b
及び穴無スリット83cが設けられている。上記スリット
83aは各記録ドットに対応しており、スリット83b及び
穴無スリット83cは後述するように、キャリッジ43(記
録ヘッド42)が左側若しくは右側にいずれに位置するか
を検出するために使用される。
された板帯状のエンコーダスリット部であって、図21に
詳細を示す。このエンコーダスリット部83には記録領域
に複数の記録スリット83aが設けられており、記録領域
の両側部には記録スリット83aより幅広のスリット83b
及び穴無スリット83cが設けられている。上記スリット
83aは各記録ドットに対応しており、スリット83b及び
穴無スリット83cは後述するように、キャリッジ43(記
録ヘッド42)が左側若しくは右側にいずれに位置するか
を検出するために使用される。
【0076】84は透過型のフォト検出器であって、イン
ク吐出位置(記録位置)を検出ものである。また図17に
おいて、58は上記フォト検出器84を取り付けるPCBフ
ィルムであって、前記フレキシブルケーブル46より分岐
した結線部にて接続されている。上記フォト検出器84及
びPCBフィルム58は前記キャリッジ43に固定されて一
体となって移動するように構成されている。
ク吐出位置(記録位置)を検出ものである。また図17に
おいて、58は上記フォト検出器84を取り付けるPCBフ
ィルムであって、前記フレキシブルケーブル46より分岐
した結線部にて接続されている。上記フォト検出器84及
びPCBフィルム58は前記キャリッジ43に固定されて一
体となって移動するように構成されている。
【0077】図19は、図18における左側板56を除いた側
面を示しており、55は駆動源であるDCモータであり、
モータ軸にはウォームギヤ61が圧入固定されている。こ
のウォームギヤ61には、その先端部に円盤状のモータエ
ンコーダスリット板61aが一体的に形成されており、ス
リット部がモータ回転量検出器59の凹溝を通過するよう
に構成されている。また57はホイールギヤで、前記メイ
ンギヤ51を固定する軸52に同様に固定されており、且つ
前記ウォームギヤ61と常時噛合状態にある。
面を示しており、55は駆動源であるDCモータであり、
モータ軸にはウォームギヤ61が圧入固定されている。こ
のウォームギヤ61には、その先端部に円盤状のモータエ
ンコーダスリット板61aが一体的に形成されており、ス
リット部がモータ回転量検出器59の凹溝を通過するよう
に構成されている。また57はホイールギヤで、前記メイ
ンギヤ51を固定する軸52に同様に固定されており、且つ
前記ウォームギヤ61と常時噛合状態にある。
【0078】上記モータ回転量検出器59は透過型のフォ
ト検出器で、PCBフィルム58上に設けられており、後
述するようにモータの回転量を検出してモータの停止制
御を行うために用いられる。60は前記PCBフィルム58
と図示しない駆動回路とを接続するフラットケーブルで
ある。
ト検出器で、PCBフィルム58上に設けられており、後
述するようにモータの回転量を検出してモータの停止制
御を行うために用いられる。60は前記PCBフィルム58
と図示しない駆動回路とを接続するフラットケーブルで
ある。
【0079】次にキャリッジ43を往復駆動するための動
力伝達系について説明する。図21はキャリッジの往復駆
動に関わる動力伝達系を簡略的に示した斜視図であり、
DCモータ55は通電により常時一方向に回転する。これ
によりホイールギヤ57はウォームギヤ61を介して図21の
矢印J方向に常時回転し、軸52を介してメインギヤ51も
同様にJ方向に回転駆動する。
力伝達系について説明する。図21はキャリッジの往復駆
動に関わる動力伝達系を簡略的に示した斜視図であり、
DCモータ55は通電により常時一方向に回転する。これ
によりホイールギヤ57はウォームギヤ61を介して図21の
矢印J方向に常時回転し、軸52を介してメインギヤ51も
同様にJ方向に回転駆動する。
【0080】前記のように常時J方向に回転駆動される
メインギヤ51の動力は、後述する機構により、直接メイ
ンギヤ51からスクリューギヤ53aの動力が伝達される時
は、スクリュー53は図21の矢印K方向に回転し、このと
きキャリッジ43は矢印P方向に移動する。
メインギヤ51の動力は、後述する機構により、直接メイ
ンギヤ51からスクリューギヤ53aの動力が伝達される時
は、スクリュー53は図21の矢印K方向に回転し、このと
きキャリッジ43は矢印P方向に移動する。
【0081】一方、メインギヤ51から反転ギヤ54に動力
が伝達される時は、前記の如く反転ギヤ54とスクリュー
ギヤ53aとは常時噛合しているために、反転ギヤ54が図
21の矢印L方向に回転して結果的にスクリュー53は図21
の矢印M方向に回転し、このときキャリッジ43は矢印Q
方向に移動する。
が伝達される時は、前記の如く反転ギヤ54とスクリュー
ギヤ53aとは常時噛合しているために、反転ギヤ54が図
21の矢印L方向に回転して結果的にスクリュー53は図21
の矢印M方向に回転し、このときキャリッジ43は矢印Q
方向に移動する。
【0082】次に図22乃至図24を参照して、メインギヤ
51,反転ギヤ54、スクリューギヤ53aの形状を具体的に
説明する。図22(a)(b)はメインギヤ51の説明図で
あり、このメインギヤ51は反転ギヤ54との対向部、スク
リューギヤ53aとの対向部、送りローラギヤ48aとの対
向部のそれぞれ3つの対向部位に分けられる。先ずスク
リューギヤ53aとの対向部は、ギヤ部71及びその両端に
カム部70及び72からなる。ギヤ部71の歯数は本実施例で
は18歯に設定してあるが、この値は反転ギヤ54及びスク
リューギヤ53aの歯数により、またスクリュー53を何度
回転駆動するかによって決定される。
51,反転ギヤ54、スクリューギヤ53aの形状を具体的に
説明する。図22(a)(b)はメインギヤ51の説明図で
あり、このメインギヤ51は反転ギヤ54との対向部、スク
リューギヤ53aとの対向部、送りローラギヤ48aとの対
向部のそれぞれ3つの対向部位に分けられる。先ずスク
リューギヤ53aとの対向部は、ギヤ部71及びその両端に
カム部70及び72からなる。ギヤ部71の歯数は本実施例で
は18歯に設定してあるが、この値は反転ギヤ54及びスク
リューギヤ53aの歯数により、またスクリュー53を何度
回転駆動するかによって決定される。
【0083】次に反転ギヤ54との対向部は、同様にギヤ
部74及びその両端にカム部73及び75からなり、前記スク
リューギヤ53aとの対向部と同形状に設定されており、
違いとしてはカム73,75が各々の端部に設けられている
こと、即ち後述する反転ギヤ54乃至スクリューギヤ53a
の欠歯部(図23及び図24の80又は81)の対向位置に設け
られていることである。尚、送りローラギヤ48aとの対
向部については後述する。
部74及びその両端にカム部73及び75からなり、前記スク
リューギヤ53aとの対向部と同形状に設定されており、
違いとしてはカム73,75が各々の端部に設けられている
こと、即ち後述する反転ギヤ54乃至スクリューギヤ53a
の欠歯部(図23及び図24の80又は81)の対向位置に設け
られていることである。尚、送りローラギヤ48aとの対
向部については後述する。
【0084】図23(a)(b)は反転ギヤ54の説明図で
あり、全周歯を有する全周歯部78と一部欠歯部(3歯)
80を有する有歯部79より構成される。前述の如く欠歯部
80はメインギヤ51のカム部73及び75と対向位置にある。
また全周歯部78と有歯部79との歯は互いに回転方向に半
歯α分位相がずれて設定されている。
あり、全周歯を有する全周歯部78と一部欠歯部(3歯)
80を有する有歯部79より構成される。前述の如く欠歯部
80はメインギヤ51のカム部73及び75と対向位置にある。
また全周歯部78と有歯部79との歯は互いに回転方向に半
歯α分位相がずれて設定されている。
【0085】図24(a)(b)はスクリューギヤ53aの
説明図である。尚、図24(b)は図24(a)のA−A断
面図である。前記反転ギヤ54と同様に一部欠歯部(3
歯)81を有する有歯部82より構成されている。前記欠歯
部81はメインギヤ51のカム部72,70と対向した位置に設
けられている。
説明図である。尚、図24(b)は図24(a)のA−A断
面図である。前記反転ギヤ54と同様に一部欠歯部(3
歯)81を有する有歯部82より構成されている。前記欠歯
部81はメインギヤ51のカム部72,70と対向した位置に設
けられている。
【0086】次に具体的な動作を図25を参照して説明す
る。図25(a)〜(d)は動作を理解し易くするため
に、メインギヤ51の反転ギヤ対向部と、反転ギヤ54の動
きに限定した説明図で、図25(a)はメインギヤ51のカ
ム部75が反転ギヤ54の欠歯部80に入り込んだ状態を示
し、この時まだ反転ギヤ54には回転力は伝達されず、メ
インギヤ51が矢印J方向に回転しても、反転ギヤ54は停
止している。次にメインギヤ51がさらに矢印J方向に回
転すると、図25(b)に示すようにメインギヤ51に設け
られた歯部74aは反転ギヤ74の歯部74aと噛合し、反転
ギヤ54は図の矢印L方向に回転駆動される。
る。図25(a)〜(d)は動作を理解し易くするため
に、メインギヤ51の反転ギヤ対向部と、反転ギヤ54の動
きに限定した説明図で、図25(a)はメインギヤ51のカ
ム部75が反転ギヤ54の欠歯部80に入り込んだ状態を示
し、この時まだ反転ギヤ54には回転力は伝達されず、メ
インギヤ51が矢印J方向に回転しても、反転ギヤ54は停
止している。次にメインギヤ51がさらに矢印J方向に回
転すると、図25(b)に示すようにメインギヤ51に設け
られた歯部74aは反転ギヤ74の歯部74aと噛合し、反転
ギヤ54は図の矢印L方向に回転駆動される。
【0087】図25(c)では、まだ反転ギヤ54は矢印L
方向に回転駆動されている。そして前述した通りメイン
ギヤ51の歯の設定により歯部74bの噛合が過ぎると、図
25(d)に示す如く、反転ギヤ54が一回転後、カム部73
が欠歯部80に入り込み、反転ギヤ54の回転を停止させ、
且つロックさせる。これと同様な動作がメインギヤ51の
スクリューギヤ対向部とスクリューギヤ53aの相互伝達
動作でも行われる。また反転ギヤ54の有歯部78(図23参
照)と、スクリューギヤ53aは常時噛合状態にあるた
め、反転ギヤ54の一回転の動作はスクリューギヤ53aに
伝達され、スクリュー53は一回転する。
方向に回転駆動されている。そして前述した通りメイン
ギヤ51の歯の設定により歯部74bの噛合が過ぎると、図
25(d)に示す如く、反転ギヤ54が一回転後、カム部73
が欠歯部80に入り込み、反転ギヤ54の回転を停止させ、
且つロックさせる。これと同様な動作がメインギヤ51の
スクリューギヤ対向部とスクリューギヤ53aの相互伝達
動作でも行われる。また反転ギヤ54の有歯部78(図23参
照)と、スクリューギヤ53aは常時噛合状態にあるた
め、反転ギヤ54の一回転の動作はスクリューギヤ53aに
伝達され、スクリュー53は一回転する。
【0088】ここで前記メインギヤ51に於ける反転ギヤ
54との対向部と、スクリューギヤ53aとの対向部は図22
に示すように実質的に位相を 180°ずらした状態に設定
されており(実際には 180°に対して図26に示すように
反転ギヤ54とスクリューギヤ53aとの位置のメインギヤ
51の中心までの角度θ分だけ更に位相がずれている)、
図25(d)の状態に於いてはスクリューギヤとの対向部
とスクリューギヤ53aとの位置関係は図25(a)の状態
にある。
54との対向部と、スクリューギヤ53aとの対向部は図22
に示すように実質的に位相を 180°ずらした状態に設定
されており(実際には 180°に対して図26に示すように
反転ギヤ54とスクリューギヤ53aとの位置のメインギヤ
51の中心までの角度θ分だけ更に位相がずれている)、
図25(d)の状態に於いてはスクリューギヤとの対向部
とスクリューギヤ53aとの位置関係は図25(a)の状態
にある。
【0089】しかるに、図21に於いて、 (1)メインギヤ51が0°〜 180°回転すると、反転ギ
ヤ54が矢印L方向へ一回転し、この反転ギヤ54を介して
スクリューギヤ53aが矢印M方向へ一回転する。 (2)メインギヤ51が 180°〜 360°回転すると、スク
リューギヤ53aが矢印K方向へ一回転し、このスクリュ
ーギヤ53aを介して反転ギヤ54は矢印N方向へ一回転す
る。
ヤ54が矢印L方向へ一回転し、この反転ギヤ54を介して
スクリューギヤ53aが矢印M方向へ一回転する。 (2)メインギヤ51が 180°〜 360°回転すると、スク
リューギヤ53aが矢印K方向へ一回転し、このスクリュ
ーギヤ53aを介して反転ギヤ54は矢印N方向へ一回転す
る。
【0090】前記(1)→(2)、(2)→(1)に状
態が切り換わる際に、各カム部72、75が正確に各反転ギ
ヤ54、スクリューギヤ53aの各欠歯部に挿入され、カム
部70及び73がそれぞれ欠歯部に入り込んで各ギヤを固定
するものである。
態が切り換わる際に、各カム部72、75が正確に各反転ギ
ヤ54、スクリューギヤ53aの各欠歯部に挿入され、カム
部70及び73がそれぞれ欠歯部に入り込んで各ギヤを固定
するものである。
【0091】尚、上記実施例では反転ギヤ54及びスクリ
ューギヤ53aは、一回転動作を繰り返す例を示したが、
各々の歯数の設定により、一回転以内であれば基本的に
は任意の回転角度を得ることは可能である。
ューギヤ53aは、一回転動作を繰り返す例を示したが、
各々の歯数の設定により、一回転以内であれば基本的に
は任意の回転角度を得ることは可能である。
【0092】次に記録シートの搬送伝達系について説明
する。記録シート搬送動作は、図22に於けるメインギヤ
51に一体的に形成された歯部76,77がメインギヤ51の回
転動作に伴い、送りローラ48のギヤ部48aを間欠的に回
転駆動することでなされる。歯部76,77は互いに 180°
位相がずれており、且つ前記スクリュー53によりキャリ
ッジ43が両側部に位置する近傍で、且つ記録ヘッド42の
記録動作に影響のない領域でなされるように設定されて
いる。
する。記録シート搬送動作は、図22に於けるメインギヤ
51に一体的に形成された歯部76,77がメインギヤ51の回
転動作に伴い、送りローラ48のギヤ部48aを間欠的に回
転駆動することでなされる。歯部76,77は互いに 180°
位相がずれており、且つ前記スクリュー53によりキャリ
ッジ43が両側部に位置する近傍で、且つ記録ヘッド42の
記録動作に影響のない領域でなされるように設定されて
いる。
【0093】次に本実施例に於ける記録動作について説
明する。図27は本実施例に於ける記録装置の周辺部の構
成を示すブロック図であり、CPU64、キーボード65、
表示器66、電源ユニット67、モータ駆動回路68、記録ヘ
ッド駆動回路69、記録装置86により構成されている。前
記記録装置86よりCPU64に入力する信号としては、前
記フォト検出器84から出力される吐出位置検出信号と、
モータ回転量検出器59から出力されるモータ回転量検出
信号の2種類である。
明する。図27は本実施例に於ける記録装置の周辺部の構
成を示すブロック図であり、CPU64、キーボード65、
表示器66、電源ユニット67、モータ駆動回路68、記録ヘ
ッド駆動回路69、記録装置86により構成されている。前
記記録装置86よりCPU64に入力する信号としては、前
記フォト検出器84から出力される吐出位置検出信号と、
モータ回転量検出器59から出力されるモータ回転量検出
信号の2種類である。
【0094】前記DCモータ55に電圧を印加して起動す
ると、前述したメインギヤ51,反転ギヤ54,及びスクリ
ューギヤ53aの相互動作により、キャリッジ43は例えば
図16の右端位置から矢印P方向に移動を開始する。この
とき、上記キャリッジ43に固定されたフォト検出器84を
ベースフレーム41に一体的に形成されたエンコーダスリ
ット部83のスリット83aが通過することで、吐出位置検
出信号が発生し、ドットマトリクスにおける各ドットに
対応して記録ヘッド42に選択的に吐出信号を印加するこ
とで矢印P方向への記録が行われる。そして矢印P方向
への記録が終了すると、CPU64はモータ回転量検出信
号のパルス数を計数してNパルス後にDCモータ51の通
電を終了する。このとき前述したように、記録シート搬
送動作も終了しており、キャリッジ43は図16の左端部に
停止する。以上のタイミングチャートを図28に示す。
ると、前述したメインギヤ51,反転ギヤ54,及びスクリ
ューギヤ53aの相互動作により、キャリッジ43は例えば
図16の右端位置から矢印P方向に移動を開始する。この
とき、上記キャリッジ43に固定されたフォト検出器84を
ベースフレーム41に一体的に形成されたエンコーダスリ
ット部83のスリット83aが通過することで、吐出位置検
出信号が発生し、ドットマトリクスにおける各ドットに
対応して記録ヘッド42に選択的に吐出信号を印加するこ
とで矢印P方向への記録が行われる。そして矢印P方向
への記録が終了すると、CPU64はモータ回転量検出信
号のパルス数を計数してNパルス後にDCモータ51の通
電を終了する。このとき前述したように、記録シート搬
送動作も終了しており、キャリッジ43は図16の左端部に
停止する。以上のタイミングチャートを図28に示す。
【0095】次に前記DCモータ55を再度起動すると、
前述したスクリュー53の反転機構によりスクリュー53は
逆回転してキャリッジ43が図16の左端部から矢印Q方向
に移動を開始する。このとき、上記キャリッジ43に固定
されたフォト検出器84により吐出位置検出信号が発生
し、記録ヘッド42に選択的に吐出信号を印加することで
矢印Q方向への記録が行われる。そして矢印Q方向への
記録が終了すると、CPU64はモータ回転量検出信号の
パルス数を計数してMパルス後にDCモータ51の通電を
終了する。このとき前述したように、記録シート搬送動
作も終了しており、キャリッジ43は図16の右端部に停止
する。以上のタイミングチャートを図29に示す。
前述したスクリュー53の反転機構によりスクリュー53は
逆回転してキャリッジ43が図16の左端部から矢印Q方向
に移動を開始する。このとき、上記キャリッジ43に固定
されたフォト検出器84により吐出位置検出信号が発生
し、記録ヘッド42に選択的に吐出信号を印加することで
矢印Q方向への記録が行われる。そして矢印Q方向への
記録が終了すると、CPU64はモータ回転量検出信号の
パルス数を計数してMパルス後にDCモータ51の通電を
終了する。このとき前述したように、記録シート搬送動
作も終了しており、キャリッジ43は図16の右端部に停止
する。以上のタイミングチャートを図29に示す。
【0096】以上のような動作を繰り返すことにより、
記録シートに記録が行われる。また上記CPU64は、キ
ャリッジ43が左端部に位置するか右端部に位置するかを
予め判別する必要があるが、その方法としては例えば電
源が投入された時又は特定キー(例えばオールクリアキ
ー等)が押された時等にDCモータ55の通電を行うよう
にする。このとき、前述したように、ベースフレーム41
に一体的に形成されたエンコーダスリット部83の左右両
側部にスリット83b及び穴無スリット83cが形成されて
いるため、フォト検出器84が記録スリット83aによる吐
出位置検出信号の後、長時間に渡ってH(High)又
はL(Low)があることを判別することによって、キ
ャリッジ43の位置を知ることが可能である。
記録シートに記録が行われる。また上記CPU64は、キ
ャリッジ43が左端部に位置するか右端部に位置するかを
予め判別する必要があるが、その方法としては例えば電
源が投入された時又は特定キー(例えばオールクリアキ
ー等)が押された時等にDCモータ55の通電を行うよう
にする。このとき、前述したように、ベースフレーム41
に一体的に形成されたエンコーダスリット部83の左右両
側部にスリット83b及び穴無スリット83cが形成されて
いるため、フォト検出器84が記録スリット83aによる吐
出位置検出信号の後、長時間に渡ってH(High)又
はL(Low)があることを判別することによって、キ
ャリッジ43の位置を知ることが可能である。
【0097】また、上記フォト検出器84の出力がH又は
Lのとき、モータ回転量検出器59の出力を計数すること
で、DCモータ55の回転速度が異なっても正確に判別す
ることが可能である。
Lのとき、モータ回転量検出器59の出力を計数すること
で、DCモータ55の回転速度が異なっても正確に判別す
ることが可能である。
【0098】更に、前記P方向,Q方向で記録が終了し
てからDCモータ55の駆動停止までのパルス数を夫々
N,Mとしているが、このパルス数は基本的には同じ値
に設定するが、負荷の相違等により若干差をつけるよう
にしても良い。
てからDCモータ55の駆動停止までのパルス数を夫々
N,Mとしているが、このパルス数は基本的には同じ値
に設定するが、負荷の相違等により若干差をつけるよう
にしても良い。
【0099】上記構成によれば、エンコーダスリット部
83をベースフレーム41と一体成形したことにより、部品
点数が減少し組立工程を簡略化することができるため製
造コストを低減することができる。また上記エンコーダ
スリット部83の変形,破損等を低減させることができ、
かつ取り付け誤差が生ずることなく、テンションが加わ
っても安全性を維持することができる。
83をベースフレーム41と一体成形したことにより、部品
点数が減少し組立工程を簡略化することができるため製
造コストを低減することができる。また上記エンコーダ
スリット部83の変形,破損等を低減させることができ、
かつ取り付け誤差が生ずることなく、テンションが加わ
っても安全性を維持することができる。
【0100】〔第6実施例〕次に前記第5実施例に示す
記録装置の他例について図30を参照して説明する。尚、
装置の概略構成は前記第実施例と同様であるので同一部
材には同一番号を付して説明を省略する。本実施例は、
装置のベースフレームに一体形成されるエンコーダスリ
ットの形状を変化させたものである。
記録装置の他例について図30を参照して説明する。尚、
装置の概略構成は前記第実施例と同様であるので同一部
材には同一番号を付して説明を省略する。本実施例は、
装置のベースフレームに一体形成されるエンコーダスリ
ットの形状を変化させたものである。
【0101】前記第5実施例に示すエンコーダスリット
部83は、精細なピッチでスリット83aを製作するため、
キャリッジ43の移動方向と直角方向の厚さは薄肉とな
る。そこで、図30(a)に示すように、上記エンコーダ
スリット部83をキャリッジ43の移動方向とほぼ直角方向
の幅を広げて厚肉に形成したものである。上記構成によ
れば、エンコーダスリット部83の成形性を向上させると
共に該エンコーダスリット部83の機械的強度を向上させ
ることができる。
部83は、精細なピッチでスリット83aを製作するため、
キャリッジ43の移動方向と直角方向の厚さは薄肉とな
る。そこで、図30(a)に示すように、上記エンコーダ
スリット部83をキャリッジ43の移動方向とほぼ直角方向
の幅を広げて厚肉に形成したものである。上記構成によ
れば、エンコーダスリット部83の成形性を向上させると
共に該エンコーダスリット部83の機械的強度を向上させ
ることができる。
【0102】また図30(b)は上記エンコーダスリット
部83の更に他例を示すもので、ベースフレーム41上に板
帯状ではなく柱状のピン87aをキャリッジ43の移動方向
に千鳥状に配置して、各ピン87a間の間隙を利用して全
体としてエンコーダスリット部87を形成したものであ
る。上記構成によっても、エンコーダスリット部87の成
形性を維持しつつ、スリットをより高精細化することが
できる。
部83の更に他例を示すもので、ベースフレーム41上に板
帯状ではなく柱状のピン87aをキャリッジ43の移動方向
に千鳥状に配置して、各ピン87a間の間隙を利用して全
体としてエンコーダスリット部87を形成したものであ
る。上記構成によっても、エンコーダスリット部87の成
形性を維持しつつ、スリットをより高精細化することが
できる。
【0103】〔第7実施例〕次に前記手段(3)を適用
した本発明に一実施例について図31乃至図33を参照して
説明する。尚、記録装置の概略構成は前記第5実施例と
同様であるので同一部材には同一番号を付して説明を省
略し、以下特徴部分のみを説明する。図31は記録装置の
正面図、図32はキャリッジ駆動系の説明図、図33はスリ
ット板取付構造の説明図、図34はスリット板取付工程の
説明図である。
した本発明に一実施例について図31乃至図33を参照して
説明する。尚、記録装置の概略構成は前記第5実施例と
同様であるので同一部材には同一番号を付して説明を省
略し、以下特徴部分のみを説明する。図31は記録装置の
正面図、図32はキャリッジ駆動系の説明図、図33はスリ
ット板取付構造の説明図、図34はスリット板取付工程の
説明図である。
【0104】図31及び図32において、91は複数のスリッ
トを設けた板帯状のエンコーダスリット板であって、金
属或いは樹脂材によって構成されている。92はスリット
取付部材であるベースフレームである。上記エンコーダ
スリット板91は後述するように、ベースフレーム92に取
り付けられて、キャリッジ43に一体的に取り付けられた
フォト検出器84の溝部が通過するように構成されてい
る。
トを設けた板帯状のエンコーダスリット板であって、金
属或いは樹脂材によって構成されている。92はスリット
取付部材であるベースフレームである。上記エンコーダ
スリット板91は後述するように、ベースフレーム92に取
り付けられて、キャリッジ43に一体的に取り付けられた
フォト検出器84の溝部が通過するように構成されてい
る。
【0105】また上記エンコーダスリット板91には図32
に示すように記録ドットに対応した記録スリット91aが
記録領域に設けられており、該記録スリット91aの両側
部には記録スリット91aより幅の広いスリット91b及び
穴無スリット91cが設けられている。上記記録スリット
91aは、キャリッジ43が矢印P,Q方向に移動するとき
フォト検出器84によってインク吐出位置(記録位置)検
出のために用いられ、また上記スリット91b及び穴無ス
リット91cはキャリッジ43(記録ヘッド42)が左側若し
くは右側にいずれに位置するかを検出するために使用さ
れる。
に示すように記録ドットに対応した記録スリット91aが
記録領域に設けられており、該記録スリット91aの両側
部には記録スリット91aより幅の広いスリット91b及び
穴無スリット91cが設けられている。上記記録スリット
91aは、キャリッジ43が矢印P,Q方向に移動するとき
フォト検出器84によってインク吐出位置(記録位置)検
出のために用いられ、また上記スリット91b及び穴無ス
リット91cはキャリッジ43(記録ヘッド42)が左側若し
くは右側にいずれに位置するかを検出するために使用さ
れる。
【0106】尚、上記ベースフレーム92に透過性の部材
が用いられた場合には、記録スリット91a,スリット91
b,及び穴無スリット91cは非透過性(例えば印刷等)
によって、上記ベースフレーム92に非透過性の部材が用
いられた場合には、上記記録スリット91a,スリット91
b,及び穴無スリット91cは透過性部材(例えば穴等)
により構成される。
が用いられた場合には、記録スリット91a,スリット91
b,及び穴無スリット91cは非透過性(例えば印刷等)
によって、上記ベースフレーム92に非透過性の部材が用
いられた場合には、上記記録スリット91a,スリット91
b,及び穴無スリット91cは透過性部材(例えば穴等)
により構成される。
【0107】次に上記エンコーダスリット板91のベース
フレーム92に対する取り付け方法について図33及び図34
を参照して説明する。図33はエンコーダスリット板91を
ベースフレーム92に取り付ける前の斜視図であり、図34
(a)(b)(c)は具体的な取付工程を示す説明図で
ある。
フレーム92に対する取り付け方法について図33及び図34
を参照して説明する。図33はエンコーダスリット板91を
ベースフレーム92に取り付ける前の斜視図であり、図34
(a)(b)(c)は具体的な取付工程を示す説明図で
ある。
【0108】図33において、ベースフレーム92の両端部
には柱状のフック部92a及び爪フック部92bが一体的に
形成されており、該爪フック部92bは弾性を有する薄肉
の突出片状に成形されている。一方、エンコーダスリッ
ト板91の両端部には、上記フック部92a及び爪フック部
92bに対応する位置に穴部91d,91eが夫々穿設されて
いる。
には柱状のフック部92a及び爪フック部92bが一体的に
形成されており、該爪フック部92bは弾性を有する薄肉
の突出片状に成形されている。一方、エンコーダスリッ
ト板91の両端部には、上記フック部92a及び爪フック部
92bに対応する位置に穴部91d,91eが夫々穿設されて
いる。
【0109】また図33及び図34において、上記穴部91
d,91eの径をα、該穴部91d,91eの径を含む間隔を
β、フック部92aの最大径をγ、エンコーダスリット板
91のベースフレーム92に対する係止位置の間隔をη、エ
ンコーダスリット板91のフック部92a対する係止位置か
ら爪フック部92bの最大径までの距離をνとすると、各
寸法間の関係は、 α>γ,β<ν(常時) β<η(エンコーダスリット板91にテンションを印加す
る場合) β>η(エンコーダスリット板91にテンションを印加し
ない場合) のように設定されている。
d,91eの径をα、該穴部91d,91eの径を含む間隔を
β、フック部92aの最大径をγ、エンコーダスリット板
91のベースフレーム92に対する係止位置の間隔をη、エ
ンコーダスリット板91のフック部92a対する係止位置か
ら爪フック部92bの最大径までの距離をνとすると、各
寸法間の関係は、 α>γ,β<ν(常時) β<η(エンコーダスリット板91にテンションを印加す
る場合) β>η(エンコーダスリット板91にテンションを印加し
ない場合) のように設定されている。
【0110】次に上記エンコーダスリット板91のベース
フレーム92に対する取付工程について図34を参照して説
明する。図34(a)はエンコーダスリット板91の穴部91
dをベースフレーム92のフック部92aに挿通して係止
し、穴部91eのエッジ部を爪フック部92bの爪部92b1
に置かれた状態を示す。上述したように、β<νである
からこの状態ではエンコーダスリット板91をベースフレ
ーム92に係止することはできない。
フレーム92に対する取付工程について図34を参照して説
明する。図34(a)はエンコーダスリット板91の穴部91
dをベースフレーム92のフック部92aに挿通して係止
し、穴部91eのエッジ部を爪フック部92bの爪部92b1
に置かれた状態を示す。上述したように、β<νである
からこの状態ではエンコーダスリット板91をベースフレ
ーム92に係止することはできない。
【0111】次に図34(b)に示すように爪フック部92
bの爪部92b1 矢印方向に弾性変形させてβ>νの関係
が成り立つ位置で穴部91eを爪フック部92bに挿通する
ことができ、次いで図34(c)に示すように爪部92b1
の弾性変形を開放することでエンコーダスリット板91の
ベースフレーム92に対する取付工程は終了する。
bの爪部92b1 矢印方向に弾性変形させてβ>νの関係
が成り立つ位置で穴部91eを爪フック部92bに挿通する
ことができ、次いで図34(c)に示すように爪部92b1
の弾性変形を開放することでエンコーダスリット板91の
ベースフレーム92に対する取付工程は終了する。
【0112】上記取付工程において、エンコーダスリッ
ト板91に不必要に外力が印加されないため、該スリット
板91の変形,破損を防止することができる。またスリッ
ト板91の取り付けに際して専用の部品等を要しないで位
置決めすることができるので、製造コストを低減するこ
とも可能である。
ト板91に不必要に外力が印加されないため、該スリット
板91の変形,破損を防止することができる。またスリッ
ト板91の取り付けに際して専用の部品等を要しないで位
置決めすることができるので、製造コストを低減するこ
とも可能である。
【0113】〔第8実施例〕次に前記第7実施例に示す
記録装置の他例について図35を参照して説明する。尚、
装置の概略構成は前記第実施例と同様であるので同一部
材には同一番号を付して説明を省略する。本実施例は、
エンコーダスリット板及びベースフレームの形状を様々
に変化させたものである。
記録装置の他例について図35を参照して説明する。尚、
装置の概略構成は前記第実施例と同様であるので同一部
材には同一番号を付して説明を省略する。本実施例は、
エンコーダスリット板及びベースフレームの形状を様々
に変化させたものである。
【0114】先ず図35(a)は、ベースフレーム92の両
端部に弾性を有する爪フック部93a,93bを設けたもの
である。これによって、爪フック部93a,93b間の寸法
に余裕を持たせて、エンコーダスリット91の取り付け時
の安全性を向上させることができると共に、いずれの爪
フック部93a,93bより係止することができるので取付
作業の自由度も増すことができる。
端部に弾性を有する爪フック部93a,93bを設けたもの
である。これによって、爪フック部93a,93b間の寸法
に余裕を持たせて、エンコーダスリット91の取り付け時
の安全性を向上させることができると共に、いずれの爪
フック部93a,93bより係止することができるので取付
作業の自由度も増すことができる。
【0115】次に図35(b)はベースフレーム92の両端
部に爪フック部93a,93bとは別にスリット板91の板厚
方向に弾性変形可能な押圧部材94a,94bを夫々一体成
形したものである。上記ベースフレーム92にエンコーダ
スリット板91を取り付ける場合には、爪フック部93a,
93bの爪部93a1 ,93b1 を夫々矢印方向に示すように
弾性変形させて穴部91d,91eを挿通した後、スリット
板91によって押圧部材94a,94bを矢印方向に弾性変形
させて取り付ける。これによって、エンコーダスリット
板91を爪部93a1 ,93b1 と押圧部材94a,94bの先端
によって挟持するように取り付けて、該スリット板91の
取り付け後の位置決めを行うことができる。
部に爪フック部93a,93bとは別にスリット板91の板厚
方向に弾性変形可能な押圧部材94a,94bを夫々一体成
形したものである。上記ベースフレーム92にエンコーダ
スリット板91を取り付ける場合には、爪フック部93a,
93bの爪部93a1 ,93b1 を夫々矢印方向に示すように
弾性変形させて穴部91d,91eを挿通した後、スリット
板91によって押圧部材94a,94bを矢印方向に弾性変形
させて取り付ける。これによって、エンコーダスリット
板91を爪部93a1 ,93b1 と押圧部材94a,94bの先端
によって挟持するように取り付けて、該スリット板91の
取り付け後の位置決めを行うことができる。
【0116】次に図35(c)は、エンコーダスリット板
91の一端に穴部91f、他端にT字型の係止片91gを形成
しており、該係止片91gの係止部に弾性を有する起立片
91hを斜めに起立させて設けたものである。またベース
フレーム92には、前記穴部91fに対応するフック部95
a、及び係止片91gに連設した起立片91hに係止する爪
フック部95bが2箇所に設けられている。
91の一端に穴部91f、他端にT字型の係止片91gを形成
しており、該係止片91gの係止部に弾性を有する起立片
91hを斜めに起立させて設けたものである。またベース
フレーム92には、前記穴部91fに対応するフック部95
a、及び係止片91gに連設した起立片91hに係止する爪
フック部95bが2箇所に設けられている。
【0117】上記エンコーダスリット板91を取り付ける
場合には、先ず穴部91fをフック部95aに挿通した後、
係止片91gに設けた起立片91hを更に起立させるように
弾性変形させて装着後、起立片91hを開放して爪フック
部95bに爪部95b1 に係止させることにより取り付け
る。
場合には、先ず穴部91fをフック部95aに挿通した後、
係止片91gに設けた起立片91hを更に起立させるように
弾性変形させて装着後、起立片91hを開放して爪フック
部95bに爪部95b1 に係止させることにより取り付け
る。
【0118】上記構成によっても、エンコーダスリット
板を直接変形させることなく、しかもスリット板の位置
決めを行うことができる。
板を直接変形させることなく、しかもスリット板の位置
決めを行うことができる。
【0119】〔第9実施例〕次に前記第1〜第8実施例
に示す記録装置の他例について説明する。前述した第1
〜第8実施例では記録手段としてインクジェット記録方
式を用いたが、記録信号に応じて電気熱変換体に通電
し、前記電気熱変換体による膜沸騰を越える加熱によっ
て生ずる気泡の成長により、インクを吐出口より吐出し
て記録を行うように構成すると更に好ましい。その代表
的な構成や原理については、例えば米国特許第 4723129
号明細書、同第 4740796号明細書に開示されている基本
的な原理を用いて行うものが好ましい。この方式は所謂
オンデマンド型、コンティニュアス型の何れにも適用可
能であるが、特にオンデマンド型の場合には、液体(イ
ンク)が保持されているシートや液路に対応して配置さ
れている電気熱変換体に、記録情報に対応していて核沸
騰を越える急速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆
動信号を印加することによって、電気熱変換体に熱エネ
ルギーを発生せしめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を
生じさせて、結果的にこの駆動信号に一対一で対応した
液体内の気泡を形成出来るので有効である。この気泡の
成長、収縮により吐出用開口を介して液体を吐出させ
て、少なくとも1つの滴を形成する。この駆動信号をパ
ルス形状とすると、即時適切に気泡の成長収縮が行われ
るので、特に優れた液体の吐出が達成出来、より好まし
い。
に示す記録装置の他例について説明する。前述した第1
〜第8実施例では記録手段としてインクジェット記録方
式を用いたが、記録信号に応じて電気熱変換体に通電
し、前記電気熱変換体による膜沸騰を越える加熱によっ
て生ずる気泡の成長により、インクを吐出口より吐出し
て記録を行うように構成すると更に好ましい。その代表
的な構成や原理については、例えば米国特許第 4723129
号明細書、同第 4740796号明細書に開示されている基本
的な原理を用いて行うものが好ましい。この方式は所謂
オンデマンド型、コンティニュアス型の何れにも適用可
能であるが、特にオンデマンド型の場合には、液体(イ
ンク)が保持されているシートや液路に対応して配置さ
れている電気熱変換体に、記録情報に対応していて核沸
騰を越える急速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆
動信号を印加することによって、電気熱変換体に熱エネ
ルギーを発生せしめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を
生じさせて、結果的にこの駆動信号に一対一で対応した
液体内の気泡を形成出来るので有効である。この気泡の
成長、収縮により吐出用開口を介して液体を吐出させ
て、少なくとも1つの滴を形成する。この駆動信号をパ
ルス形状とすると、即時適切に気泡の成長収縮が行われ
るので、特に優れた液体の吐出が達成出来、より好まし
い。
【0120】前記パルス形状の駆動信号としては、米国
特許第 4463359号明細書、同第 4345262号明細書に記載
されているようなものが適している。尚、前記熱作用面
の温度上昇率に関する発明の米国特許第 4313124号明細
書に記載されている条件を採用すると、更に優れた記録
を行うことが出来る。
特許第 4463359号明細書、同第 4345262号明細書に記載
されているようなものが適している。尚、前記熱作用面
の温度上昇率に関する発明の米国特許第 4313124号明細
書に記載されている条件を採用すると、更に優れた記録
を行うことが出来る。
【0121】記録ヘッドの構成としては、前述の各明細
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組合せ構成(直線状液流路又は直角液流路)の他に熱
作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示する
米国特許第 4558333号明細書、同第 4459600号明細書を
用いた構成も本発明に含まれるものである。また複数の
電気熱変換体に対して、共通するスリットを電気熱変換
体の吐出部とする構成を開示する特開昭59−123670号公
報や熱エネルギーの圧力波を吸収する開孔を吐出部に対
応させる構成を開示する特開昭59−138461号公報に基づ
いた構成としても本発明の効果は有効である。即ち、記
録ヘッドの形態がどのようなものであっても、本発明に
よれば記録を確実に効率良く行うことが出来るようにな
るからである。
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組合せ構成(直線状液流路又は直角液流路)の他に熱
作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示する
米国特許第 4558333号明細書、同第 4459600号明細書を
用いた構成も本発明に含まれるものである。また複数の
電気熱変換体に対して、共通するスリットを電気熱変換
体の吐出部とする構成を開示する特開昭59−123670号公
報や熱エネルギーの圧力波を吸収する開孔を吐出部に対
応させる構成を開示する特開昭59−138461号公報に基づ
いた構成としても本発明の効果は有効である。即ち、記
録ヘッドの形態がどのようなものであっても、本発明に
よれば記録を確実に効率良く行うことが出来るようにな
るからである。
【0122】加えて、前述したシリアルタイプのもので
も、キャリッジに固定された記録ヘッド、或いはキャリ
ッジに装着されることで装置本体との電気的な接続や装
置本体からのインクの供給が可能になる交換自在のチッ
プタイプの記録ヘッド、或いは記録ヘッド自体に一体的
にインクタンクが設けられたカートリッジタイプの記録
ヘッドを用いても良い。また本発明の記録装置の構成と
して設けられる、記録ヘッドの回復手段、予備的な補助
手段等を付加することは本発明をの効果を一層安定出来
るので好ましいものである。これらを具体的に挙げれ
ば、記録ヘッドに対してのキャッピング手段、クリーニ
ング手段、加圧或いは吸引手段、電気熱変換タイプ或い
はこれとは別の加熱素子或いはこれらの組合せによる予
備加熱手段、記録とは別の吐出を行う予備吐出モードを
行うことも安定した記録を行うために有効である。
も、キャリッジに固定された記録ヘッド、或いはキャリ
ッジに装着されることで装置本体との電気的な接続や装
置本体からのインクの供給が可能になる交換自在のチッ
プタイプの記録ヘッド、或いは記録ヘッド自体に一体的
にインクタンクが設けられたカートリッジタイプの記録
ヘッドを用いても良い。また本発明の記録装置の構成と
して設けられる、記録ヘッドの回復手段、予備的な補助
手段等を付加することは本発明をの効果を一層安定出来
るので好ましいものである。これらを具体的に挙げれ
ば、記録ヘッドに対してのキャッピング手段、クリーニ
ング手段、加圧或いは吸引手段、電気熱変換タイプ或い
はこれとは別の加熱素子或いはこれらの組合せによる予
備加熱手段、記録とは別の吐出を行う予備吐出モードを
行うことも安定した記録を行うために有効である。
【0123】またキャリッジに搭載される記録ヘッドの
種類ないし個数についても、例えば単色のインクに対応
して1個のみが設けられたものの他、記録色や濃度を異
にする複数のインクに対応して複数個数設けられるもの
であって良い。即ち、例えば記録装置の記録モードとし
ては黒色等の主流色のみの記録モードでなく、記録ヘッ
ドを一体的に構成する複数個の組合せによるかいずれで
も良いが、異なる色の複色カラー、または混色によるフ
ルカラーの少なくとも一つを備えた装置にも適用し得
る。
種類ないし個数についても、例えば単色のインクに対応
して1個のみが設けられたものの他、記録色や濃度を異
にする複数のインクに対応して複数個数設けられるもの
であって良い。即ち、例えば記録装置の記録モードとし
ては黒色等の主流色のみの記録モードでなく、記録ヘッ
ドを一体的に構成する複数個の組合せによるかいずれで
も良いが、異なる色の複色カラー、または混色によるフ
ルカラーの少なくとも一つを備えた装置にも適用し得
る。
【0124】更に加えて、前述した実施例に於いてはイ
ンクを液体として説明しているが、室温やそれ以下で固
化するインクであって、室温で軟化若しくは液化するも
の、或いはインクジェット記録方式ではインク自体を30
℃以上70℃以下の範囲内で温度調整を行ってインクの粘
性を安定吐出範囲にあるように温度制御するものが一般
的であるから、使用記録信号付与時にインクが液状をな
すものであれば良い。加えて、積極的に熱エネルギーに
よる昇温をインクの固形状態から液体状態への状態変化
のエネルギーとして使用せしめることで防止するか、ま
たはインクの蒸発防止を目的として放置状態で固化する
インクを用いるかして、いずれにしても熱エネルギーの
記録信号に応じた付与によってインクが液化し、液状イ
ンクが吐出されるものや、記録シートに到達する時点で
はすでに固化し始めるもの等のような、熱エネルギーに
よって初めて液化する性質のインクを使用する場合も適
用可能である。このような場合のインクは、特開昭54−
56847号公報或いは特開昭60− 71260号公報に記載され
るような、多孔質シート凹部または貫通孔に液状又は固
形物として保持された状態で、電気熱変換体に対して対
向するような形態としても良い。上述した各インクに対
して最も有効なものは、前述した膜沸騰方式を実行する
ものである。
ンクを液体として説明しているが、室温やそれ以下で固
化するインクであって、室温で軟化若しくは液化するも
の、或いはインクジェット記録方式ではインク自体を30
℃以上70℃以下の範囲内で温度調整を行ってインクの粘
性を安定吐出範囲にあるように温度制御するものが一般
的であるから、使用記録信号付与時にインクが液状をな
すものであれば良い。加えて、積極的に熱エネルギーに
よる昇温をインクの固形状態から液体状態への状態変化
のエネルギーとして使用せしめることで防止するか、ま
たはインクの蒸発防止を目的として放置状態で固化する
インクを用いるかして、いずれにしても熱エネルギーの
記録信号に応じた付与によってインクが液化し、液状イ
ンクが吐出されるものや、記録シートに到達する時点で
はすでに固化し始めるもの等のような、熱エネルギーに
よって初めて液化する性質のインクを使用する場合も適
用可能である。このような場合のインクは、特開昭54−
56847号公報或いは特開昭60− 71260号公報に記載され
るような、多孔質シート凹部または貫通孔に液状又は固
形物として保持された状態で、電気熱変換体に対して対
向するような形態としても良い。上述した各インクに対
して最も有効なものは、前述した膜沸騰方式を実行する
ものである。
【0125】更に、前述したインクジェット記録装置の
形態としては、コンピュータ等の情報処理機器の画像出
力端末のして用いられるものの他、リーダ等と組み合わ
せた複写装置、更には送受信機能を有するファクシミリ
装置の形態をとるもの等であっても良い。
形態としては、コンピュータ等の情報処理機器の画像出
力端末のして用いられるものの他、リーダ等と組み合わ
せた複写装置、更には送受信機能を有するファクシミリ
装置の形態をとるもの等であっても良い。
【0126】また記録手段は、必ずしも前述したインク
ジェット記録方式に限定する必要はなく、ワイヤードッ
ト記録方式や感熱記録方式等、種々の記録方式を用いる
ことも可能である。
ジェット記録方式に限定する必要はなく、ワイヤードッ
ト記録方式や感熱記録方式等、種々の記録方式を用いる
ことも可能である。
【0127】
(1)本発明は前述したように、回転体に一体的に取り
付けられた回転板から得られる吐出位置検出信号により
吐出信号を得る場合、搬送体の動きに追従した信号とな
るので、理想的な搬送体の動きに反して不自然な動きを
した場合にも、予め設定された記録を忠実に再現するこ
とができる。
付けられた回転板から得られる吐出位置検出信号により
吐出信号を得る場合、搬送体の動きに追従した信号とな
るので、理想的な搬送体の動きに反して不自然な動きを
した場合にも、予め設定された記録を忠実に再現するこ
とができる。
【0128】また吐出信号を前記吐出位置検出信号の立
ち上がり及び立ち下がりの両方に同期させることにより
2倍の吐出信号を得ることができ、回転板にスリットを
増加することなく所望のスリット数を得ることができ
る。
ち上がり及び立ち下がりの両方に同期させることにより
2倍の吐出信号を得ることができ、回転板にスリットを
増加することなく所望のスリット数を得ることができ
る。
【0129】また前記回転板の回転量が搬送体の片道あ
たり1回転未満の場合に、記録スリット以外に幅の異な
るスリットを2箇所設けることによって記録位置開始信
号及び吐出位置検出信号を得ることができるため、構成
を簡略化して低コストで装置の小型化を促進できる。
たり1回転未満の場合に、記録スリット以外に幅の異な
るスリットを2箇所設けることによって記録位置開始信
号及び吐出位置検出信号を得ることができるため、構成
を簡略化して低コストで装置の小型化を促進できる。
【0130】更に前記回転板の回転量が搬送体の片道あ
たり1回転未満の場合に、記録スリット以外に幅の異な
るスリットと壁を設けることにより記録スリットの領域
を広げることが可能となり、スリット数を増加させるこ
とができる。
たり1回転未満の場合に、記録スリット以外に幅の異な
るスリットと壁を設けることにより記録スリットの領域
を広げることが可能となり、スリット数を増加させるこ
とができる。
【0131】(2)本発明は前述したように、記録手段
を搭載して移動する搬送体に記録位置検出手段を搭載
し、前記搬送体が走行するフレームに一体成形されたス
リットを検出することによって前記記録手段の記録位置
を検出する。
を搭載して移動する搬送体に記録位置検出手段を搭載
し、前記搬送体が走行するフレームに一体成形されたス
リットを検出することによって前記記録手段の記録位置
を検出する。
【0132】よって、スリットをフレームに一体成形し
たことにより該スリット部の変形,破損等を低減させる
ことができ、かつ取り付け誤差が生ずることなく、テン
ションが加わっても安全性を維持することができる。ま
た、部品点数を減少させて組立工程を簡略化することが
できるため製造コストを低減することができる。
たことにより該スリット部の変形,破損等を低減させる
ことができ、かつ取り付け誤差が生ずることなく、テン
ションが加わっても安全性を維持することができる。ま
た、部品点数を減少させて組立工程を簡略化することが
できるため製造コストを低減することができる。
【0133】(3)本発明は前述したように、スリット
板若しくはスリット取付部材に一体的に形成された弾性
部にて前記スリット板とスリット取付部材とを結合する
ことによって、スリット板に不必要に外力が印加されな
いため、該スリット板の変形,破損を防止することがで
き安全性を向上させると共に、またスリット板にテンシ
ョンを加えることが可能となる。
板若しくはスリット取付部材に一体的に形成された弾性
部にて前記スリット板とスリット取付部材とを結合する
ことによって、スリット板に不必要に外力が印加されな
いため、該スリット板の変形,破損を防止することがで
き安全性を向上させると共に、またスリット板にテンシ
ョンを加えることが可能となる。
【0134】またスリット板の取り付けに際して専用の
部品等を要しないで位置決め可能であるので、製造コス
トを低減することも可能である。
部品等を要しないで位置決め可能であるので、製造コス
トを低減することも可能である。
【図1】第1実施例に係る記録装置の平面説明図であ
る。
る。
【図2】記録装置の右側面説明図である。
【図3】記録装置の左側面説明図である。
【図4】記録装置の側板を除いた状態の左側面説明図で
ある。
ある。
【図5】記録装置の正面説明図である。
【図6】記録装置周辺のブロック図である。
【図7】キャリッジを一方向へ移動させるときの記録と
シート搬送のタイミングチャートである。
シート搬送のタイミングチャートである。
【図8】キャリッジを他方向へ移動させるときの記録と
シート搬送のタイミングチャートである。
シート搬送のタイミングチャートである。
【図9】キャリッジ駆動系の説明図である。
【図10】記録動作を示すタイミンクチャートである。
【図11】記録動作を示すタイミンクチャートである。
【図12】第2実施例にかかる記録動作を示すタイミン
クチャートである。
クチャートである。
【図13】第2実施例にかかる記録動作を示すタイミン
クチャートである。
クチャートである。
【図14】第3実施例にかかるエンコーダスリット板の
説明図及び記録動作を示すタイミンクチャートである。
説明図及び記録動作を示すタイミンクチャートである。
【図15】第4実施例にかかるエンコーダスリット板の
説明図及び記録動作を示すタイミンクチャートである。
説明図及び記録動作を示すタイミンクチャートである。
【図16】第5実施例に係る記録装置の平面説明図であ
る。
る。
【図17】記録装置の右側面説明図である。
【図18】記録装置の左側面説明図である。
【図19】記録装置の側板を除いた状態の左側面説明図
である。
である。
【図20】記録装置の正面説明図である。
【図21】キャリッジ駆動系の説明図である。
【図22】メインギヤの説明図である。
【図23】反転ギヤの説明図である。
【図24】スクリューギヤの説明図である。
【図25】メインギヤと反転ギヤの噛合・遊離状態を示
す説明図である。
す説明図である。
【図26】メインギヤと反転ギヤ,スクリューギヤとの
関係説明図である。
関係説明図である。
【図27】記録装置周辺のブロック図である。
【図28】キャリッジを一方向へ移動させるときの記録
とシート搬送のタイミングチャートである。
とシート搬送のタイミングチャートである。
【図29】キャリッジを他方向へ移動させるときの記録
とシート搬送のタイミングチャートである。
とシート搬送のタイミングチャートである。
【図30】第6実施例に係るエンコーダスリット部の構
成を示す説明図である。
成を示す説明図である。
【図31】第7実施例に係る記録装置の正面図である。
【図32】キャリッジ駆動系の説明図である。
【図33】スリット板取付構造の説明図である。
【図34】スリット板取付工程の説明図である。
【図35】第8実施例に係るスリット板取付構造の説明
図である。
図である。
【図36】従来のキャリッジ駆動系の説明図である。
【図37】理想的なインク吐出系のタイミングチャート
である。
である。
【図38】従来のインク吐出系のタイミングチャートで
ある。
ある。
【図39】従来のインク吐出系のタイミングチャートで
ある。
ある。
1、41,92…ベースフレーム 2,42…記録ヘッド 3,43…キャリッジ 4,44…セットレバー 5a,5b,45a,45b…摺動軸 6,46…フレキシブルケーブル 7,47…プラテン 8,48…送りローラ 8a,48a…ギヤ部 9,49…ゴムリング 10,50…右側板 11,51…メインギヤ 12,52…軸 13,53…スクリュー 13a,53a…スクリューギヤ 14,54…反転ギヤ 15,55…DCモータ 16,56…左側板 17,57…ホイールギヤ 18,58,85…PCBフィルム 20,60…フラットケーブル 21,61…ウォームギヤ 22,62…突出ピン 23,63…ピンチローラ 24,84…フォト検出器 25…エンコーダ板 25a,25b,83b,91b…スリット 26,29,30,91…エンコーダスリット板 27…フォトインタラプタ 28…ドット 29a,30a,83a,91a…記録スリット 31,64…CPU 32,65…キーボード 33,66…表示器 34,67…電源ユニット 35,68…モータ駆動回路 36,69…記録ヘッド駆動回路 37,86…記録装置 59a…モータ回転量検出器 61a…モータエンコーダスリット板 70,72,75…カム部 71,74…ギヤ部 83,87…エンコーダスリット部 83c,91c…穴無スリット 87a…ピン 91b1 ,93a1 ,93b1 ,95b1 …爪部 91d,91e,91f…穴部 91g…係止片 91h…起立片 92a,95a…フック部 92b,93a,93b,95b…爪フック部 94a,94b…押圧部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41J 19/18 B 9212−2C
Claims (9)
- 【請求項1】 被記録媒体に記録を行うための記録手段
と、 前記記録手段を前記被記録媒体の搬送経路に沿って往復
移動させるための正逆方向へ回転可能な回転体と、 前記記録手段が記録を行うための記録位置同期信号を得
るためのスリットを設けた回転板と、を有し、 前記回転板を前記回転体によって回転駆動させることを
特徴とする記録装置。 - 【請求項2】 前記記録手段は、前記記録位置同期信号
の立ち上がり及び立ち下がりに夫々同期して記録を行う
ことを特徴とする請求項1記載の記録装置。 - 【請求項3】 前記回転板には、前記記録位置同期信号
を得るためのスリット以外に、幅の異なる2つのスリッ
トが設けられていることを特徴とする請求項1記載の記
録装置。 - 【請求項4】 前記回転板には、前記記録位置同期信号
を得るためのスリット以外に、スリットと壁が設けられ
ていることを特徴とする請求項1記載の記録装置。 - 【請求項5】 被記録媒体に記録を行うための記録手段
と、 前記記録手段を搭載して搬送経路に沿って往復移動させ
るための搬送体と、 前記搬送体が走行するフレームに一体成形されたスリッ
トと、 前記スリットを検出することによって前記記録手段の記
録位置を検出するための記録位置検出手段と、 を有する記録装置。 - 【請求項6】 被記録媒体に記録を行うための記録手段
と、 前記記録手段を搭載して搬送経路に沿って往復移動させ
るための搬送体と、 前記記録手段の記録位置を検出するための記録位置検出
手段と、を有し、 前記記録位置検出手段として板帯状のスリット板とスリ
ット取付部材とを有し、前記スリット板若しくはスリッ
ト取付部材に一体的に形成された弾性部にて前記スリッ
ト板とスリット取付部材とを結合することを特徴とする
記録装置。 - 【請求項7】 前記記録装置は、記録手段が信号に応じ
てインクを吐出して記録を行うインクジェット記録方式
である請求項1又は請求項5又は請求項6記載の記録装
置。 - 【請求項8】 前記記録装置は、記録手段が信号に応じ
て電気熱変換体に通電し、前記電気熱変換体による熱エ
ネルギーを利用してインクを吐出して記録を行うインク
ジェット記録方式である請求項7記載の記録装置。 - 【請求項9】 前記記録装置は、記録手段が信号に応じ
て電気熱変換体に通電し、前記電気熱変換体による膜沸
騰を越える加熱によって生ずる気泡の成長により、イン
クを吐出口より吐出して記録を行うインクジェット記録
方式である請求項8記載の記録装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4616093A JPH06238951A (ja) | 1993-02-12 | 1993-02-12 | 記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4616093A JPH06238951A (ja) | 1993-02-12 | 1993-02-12 | 記録装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06238951A true JPH06238951A (ja) | 1994-08-30 |
Family
ID=12739261
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4616093A Pending JPH06238951A (ja) | 1993-02-12 | 1993-02-12 | 記録装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06238951A (ja) |
-
1993
- 1993-02-12 JP JP4616093A patent/JPH06238951A/ja active Pending
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