JPH062393B2 - 離型フィルム - Google Patents
離型フィルムInfo
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- JPH062393B2 JPH062393B2 JP1268592A JP26859289A JPH062393B2 JP H062393 B2 JPH062393 B2 JP H062393B2 JP 1268592 A JP1268592 A JP 1268592A JP 26859289 A JP26859289 A JP 26859289A JP H062393 B2 JPH062393 B2 JP H062393B2
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- film
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、例えば、ラベルや荷札等に対する台紙、ある
いは、粘着テープ用基材等として利用される離型フィル
ムに関するものであり、透明性とアンチブロッキング性
とにおいて優れた性質を有する高品質の離型フィルムを
提供するものである。
いは、粘着テープ用基材等として利用される離型フィル
ムに関するものであり、透明性とアンチブロッキング性
とにおいて優れた性質を有する高品質の離型フィルムを
提供するものである。
[従来の技術] 延伸ポリプロピレン樹脂フィルム,ポリエチレンテレフ
タレート樹脂フィルム,ポリエチレン樹脂フィルム等の
プラスチック製フィルムは、透明性と表面平滑性とに優
れた性質を有しており、例えば、粘着剤表面に平滑性が
要求されるような粘着テープの基材、あるいは、ラベル
や荷札等に対する台紙等として多用されており、シリコ
ーン樹脂による塗工層を離型性質とする離型フィルムが
利用されている。
タレート樹脂フィルム,ポリエチレン樹脂フィルム等の
プラスチック製フィルムは、透明性と表面平滑性とに優
れた性質を有しており、例えば、粘着剤表面に平滑性が
要求されるような粘着テープの基材、あるいは、ラベル
や荷札等に対する台紙等として多用されており、シリコ
ーン樹脂による塗工層を離型性質とする離型フィルムが
利用されている。
前記シリコーン樹脂の塗工層を有するプラスチックフィ
ルムからなる透明性の離型フィルムは、シリコーン樹脂
の塗工層が、透明性(表面平滑性)の高いプラスチック
フィルムに対して形成されているものであることから、
表面に形成されているシリコーン樹脂の塗工層の平滑性
も必然的に高くなっており、離型フィルムにおけるシリ
コーン樹脂の塗工層と非塗工層面との接触の際、あるい
は、シリコーン樹脂の塗工層面同士の接触の際等に、フ
ィルム面同士の間にブロツキング現象が発生し、滑り性
が悪化するという欠点がある。
ルムからなる透明性の離型フィルムは、シリコーン樹脂
の塗工層が、透明性(表面平滑性)の高いプラスチック
フィルムに対して形成されているものであることから、
表面に形成されているシリコーン樹脂の塗工層の平滑性
も必然的に高くなっており、離型フィルムにおけるシリ
コーン樹脂の塗工層と非塗工層面との接触の際、あるい
は、シリコーン樹脂の塗工層面同士の接触の際等に、フ
ィルム面同士の間にブロツキング現象が発生し、滑り性
が悪化するという欠点がある。
このため、シリコーン樹脂の塗工層が形成される前のプ
ラスチックフィルムを、予め粗面化処理したり、あるい
は、シリコーン樹脂の塗工層をアンチブロッキング剤や
滑剤が混入されている樹脂層で形成したりする等によつ
て、前述のブロッキング現象の発生を抑える工夫がなさ
れている。
ラスチックフィルムを、予め粗面化処理したり、あるい
は、シリコーン樹脂の塗工層をアンチブロッキング剤や
滑剤が混入されている樹脂層で形成したりする等によつ
て、前述のブロッキング現象の発生を抑える工夫がなさ
れている。
[発明が解決しようとする課題] ところで、前述のシリコーン樹脂の塗工層が形成される
前のプラスチックフィルムを予め粗面化処理するもの
は、離型フィルム全体の透明性が低下するばかりでな
く、上,下両面にシリコーン樹脂の塗工層を有する離型
フィルムの場合には、粗面化処理が施されている側のプ
ラスチックフィルム面に形成されるシリコーン樹脂の塗
工層の表面平滑性が悪くなるという欠点を有している。
前のプラスチックフィルムを予め粗面化処理するもの
は、離型フィルム全体の透明性が低下するばかりでな
く、上,下両面にシリコーン樹脂の塗工層を有する離型
フィルムの場合には、粗面化処理が施されている側のプ
ラスチックフィルム面に形成されるシリコーン樹脂の塗
工層の表面平滑性が悪くなるという欠点を有している。
また、もう一方のアンチブロッキング剤や滑剤が混入さ
れているシリコーン樹脂の塗工層を有する離型フィルム
は、アンチブロッキング剤や滑剤としてシリコーン樹脂
中に混入されている微粒子、例えば、シリカ,タルク,
マイカ,炭酸カルシュウム,硫酸バリウム等の無機系微
粒子や、ポリスチレン,メラミン樹脂等の有機系微粒子
が、シリコン樹脂塗工層中から比較的簡単に離落し易い
という欠点を有する。
れているシリコーン樹脂の塗工層を有する離型フィルム
は、アンチブロッキング剤や滑剤としてシリコーン樹脂
中に混入されている微粒子、例えば、シリカ,タルク,
マイカ,炭酸カルシュウム,硫酸バリウム等の無機系微
粒子や、ポリスチレン,メラミン樹脂等の有機系微粒子
が、シリコン樹脂塗工層中から比較的簡単に離落し易い
という欠点を有する。
すなわち、シリコーン樹脂による塗工層を有するプラス
チックフィルムからなる離型フィルムにおいては、紙に
対してシリコーン樹脂による塗工層を形成する場合のよ
うな塗工剤の浸み込みが無いため、適用される塗工剤の
塗工量が少量であっても得られる離型性能が十分である
こと、および、塗工層の形成工程での乾燥や硬化の効率
が高められること、さらには、経済的であること等によ
って、適用されるシリコーン樹脂の塗工剤が必要最小限
に抑えられており、塗工層が、0.1〜0.5g(固形成分)
/m2程度に形成されている。
チックフィルムからなる離型フィルムにおいては、紙に
対してシリコーン樹脂による塗工層を形成する場合のよ
うな塗工剤の浸み込みが無いため、適用される塗工剤の
塗工量が少量であっても得られる離型性能が十分である
こと、および、塗工層の形成工程での乾燥や硬化の効率
が高められること、さらには、経済的であること等によ
って、適用されるシリコーン樹脂の塗工剤が必要最小限
に抑えられており、塗工層が、0.1〜0.5g(固形成分)
/m2程度に形成されている。
これに対して、前述の無機系微粒子や有機系微粒子から
なるアンチブロッキング剤や滑剤は、微粒子としての品
質、微粒子の生産性、安定性等の点から、粒径0.8μ程
度の微粒子が限界であり、通常は、1.0μ以上の粒径の
微粒子が利用されている。
なるアンチブロッキング剤や滑剤は、微粒子としての品
質、微粒子の生産性、安定性等の点から、粒径0.8μ程
度の微粒子が限界であり、通常は、1.0μ以上の粒径の
微粒子が利用されている。
したがって、アンチブロッキング剤や滑剤は、その粒径
が前述のシリコーン樹脂の塗工層の厚さに比較してかな
り大きく、微粉末における塗工層の表面に露呈する部分
の方が、シリコーン樹脂の塗工層中に埋没している部分
よりもかなり多くなっており、このことによって、シリ
コーン樹脂の塗工層におけるアンチブロッキング剤や滑
剤による優れた作用が奏される。
が前述のシリコーン樹脂の塗工層の厚さに比較してかな
り大きく、微粉末における塗工層の表面に露呈する部分
の方が、シリコーン樹脂の塗工層中に埋没している部分
よりもかなり多くなっており、このことによって、シリ
コーン樹脂の塗工層におけるアンチブロッキング剤や滑
剤による優れた作用が奏される。
しかしながら、シリコーン樹脂の塗工層における前記微
粒子が、シリコーン樹脂の塗工層中に埋没している部分
より、塗工層の表面に露呈する部分の方がかなり多くな
っているという現象は、シリコーン樹脂の非接着性に基
づく微粒子の保持力不足と相乗して、塗工層中から前記
微粒子を簡単に脱落させるものであって、このことから
ロール汚れを発生させ易いという欠点となっている。
粒子が、シリコーン樹脂の塗工層中に埋没している部分
より、塗工層の表面に露呈する部分の方がかなり多くな
っているという現象は、シリコーン樹脂の非接着性に基
づく微粒子の保持力不足と相乗して、塗工層中から前記
微粒子を簡単に脱落させるものであって、このことから
ロール汚れを発生させ易いという欠点となっている。
なお、前述のロール汚れは、シリコーン樹脂の塗工層を
有する離型フィルムの製造工程中において、塗工層中か
らアンチブロッキング剤や滑剤である微粒子が簡単に脱
落するために発生するもので、シリコーン樹脂の塗工工
程と巻き取り工程との間で塗工層と接触する複数のロー
ルの表面に微粒子が転移し、ロールに転移したアンチブ
ロッキング剤や滑剤の微粒子が、続いて、別の箇所のシ
リコーン樹脂の塗工層面に付着し、この結果、得られる
離型性フィルムの外観が損われる。
有する離型フィルムの製造工程中において、塗工層中か
らアンチブロッキング剤や滑剤である微粒子が簡単に脱
落するために発生するもので、シリコーン樹脂の塗工工
程と巻き取り工程との間で塗工層と接触する複数のロー
ルの表面に微粒子が転移し、ロールに転移したアンチブ
ロッキング剤や滑剤の微粒子が、続いて、別の箇所のシ
リコーン樹脂の塗工層面に付着し、この結果、得られる
離型性フィルムの外観が損われる。
さらに、前記アンチブロッキング剤や滑剤を含有するシ
リコーン樹脂の塗工層を有する離型性フィルムは、前述
の通り、その滑り性がきわめて良好であり、巻き取り工
程や巻き戻し工程で、フィルム面同士の間にかなり強い
摩擦が発生する。
リコーン樹脂の塗工層を有する離型性フィルムは、前述
の通り、その滑り性がきわめて良好であり、巻き取り工
程や巻き戻し工程で、フィルム面同士の間にかなり強い
摩擦が発生する。
このため、シリコーン樹脂の塗工層中のアンチブロッキ
ング剤や滑剤が非塗工面へ転移し易く、非塗工面へ転移
した微粒子は、続く巻き戻しや裁断工程等において、非
塗工面に接触するロールに簡単に転移し、ここでも、ロ
ール汚れを発生させ、離型フィルムの表面を汚染する原
因となっている。
ング剤や滑剤が非塗工面へ転移し易く、非塗工面へ転移
した微粒子は、続く巻き戻しや裁断工程等において、非
塗工面に接触するロールに簡単に転移し、ここでも、ロ
ール汚れを発生させ、離型フィルムの表面を汚染する原
因となっている。
なお、前述の離型フィルムの巻き取り工程や巻き戻し工
程で、フィルム面同士の間に発生する摩擦によるロール
汚れは、上,下両面にシリコーン樹脂の塗工層が形成さ
れている離型フィルムの場合であっても同様である。
程で、フィルム面同士の間に発生する摩擦によるロール
汚れは、上,下両面にシリコーン樹脂の塗工層が形成さ
れている離型フィルムの場合であっても同様である。
これに対して、本発明は、表面平滑性に優れた性質を有
するプラスチックフィルムに対してシリコーン樹脂の塗
工層が形成されている離型フィルムであつて、全体の透
明性が良好であり、アンチブロッキング性において優れ
た性質を有し、さらには、ロール汚れに起因する品質の
低下のない離型フィルムを提供するものである。
するプラスチックフィルムに対してシリコーン樹脂の塗
工層が形成されている離型フィルムであつて、全体の透
明性が良好であり、アンチブロッキング性において優れ
た性質を有し、さらには、ロール汚れに起因する品質の
低下のない離型フィルムを提供するものである。
[課題を解決するための手段] 本発明の離型フィルムは、プラスチックフィルムの少な
くとも片面にシリコーン樹脂による塗工層を有するもの
であって、前記シリコーン樹脂による塗工層が、シリコ
ーン樹脂100重量部に対して粒径0.8〜4.0μのシリコ
ーン系微粉末0.02〜0.5重量部を含有する塗工剤によっ
て、0.05〜1.0g(固形成分)/m2の塗膜に形成されて
いるものである。
くとも片面にシリコーン樹脂による塗工層を有するもの
であって、前記シリコーン樹脂による塗工層が、シリコ
ーン樹脂100重量部に対して粒径0.8〜4.0μのシリコ
ーン系微粉末0.02〜0.5重量部を含有する塗工剤によっ
て、0.05〜1.0g(固形成分)/m2の塗膜に形成されて
いるものである。
前記構成からなる本発明の離型フィルムは、表面ヘイズ
が、上,下両面とも、0.5%以下というような優れた
表面平滑性を有するプラスチックフィルム、すなわち、
透明性の高いプラスチックフィルムと、該フィルムの少
なくとも片面に形成されているシリコーン樹脂の塗工層
とからなるものである。
が、上,下両面とも、0.5%以下というような優れた
表面平滑性を有するプラスチックフィルム、すなわち、
透明性の高いプラスチックフィルムと、該フィルムの少
なくとも片面に形成されているシリコーン樹脂の塗工層
とからなるものである。
また、プラスチックフィルムの少なくとも片面に形成さ
れているシリコーン樹脂による塗工層中には、シリコー
ン系微粉末、例えば、東芝シリコーン(株)製の「トス
パール」,トーレシリコーン(株)製の「トレフィ
ル」,信越化学工業(株)製の「KMP」等のシリコー
ン系微粉末が含有されている。
れているシリコーン樹脂による塗工層中には、シリコー
ン系微粉末、例えば、東芝シリコーン(株)製の「トス
パール」,トーレシリコーン(株)製の「トレフィ
ル」,信越化学工業(株)製の「KMP」等のシリコー
ン系微粉末が含有されている。
なお、前記シリコーン系微粉末は、得られる離型フィル
ムにおけるアンチブロッキング性や滑り性等における所
望の品質と勘案して、粒径0.8〜4.0μの範囲内の微粉末
が、シリコーン樹脂100重量部に対して0.02〜0.5重量部
の範囲内で選択される。
ムにおけるアンチブロッキング性や滑り性等における所
望の品質と勘案して、粒径0.8〜4.0μの範囲内の微粉末
が、シリコーン樹脂100重量部に対して0.02〜0.5重量部
の範囲内で選択される。
なおまた、前述のシリコーン樹脂による塗工層中には、
先のシリコーン系微粉末のほかに、ゲル化防止剤,密着
性向上剤,架橋剤等が必要に応じて適宜含有され得るも
のであることは勿論である。
先のシリコーン系微粉末のほかに、ゲル化防止剤,密着
性向上剤,架橋剤等が必要に応じて適宜含有され得るも
のであることは勿論である。
[実施例] 以下本発明の離型フィルムの具体的な構造について、実
施例をもって説明する。
施例をもって説明する。
実施例1〜4 厚さ30μの延伸ポリプロピレンフィルム[本州製紙
(株):PU102-#30]の片面にコロナ放電処理を施した
後、該コロナ放電処理面に、下記組成による塗工剤を、
0.3g(固形成分)/m2の割合に塗工、乾燥し、シリ
コーン系微粉末を含有するシリコーン樹脂塗工層を有す
る本発明の実施例品たる離型フィルムをロールに巻き取
った。
(株):PU102-#30]の片面にコロナ放電処理を施した
後、該コロナ放電処理面に、下記組成による塗工剤を、
0.3g(固形成分)/m2の割合に塗工、乾燥し、シリ
コーン系微粉末を含有するシリコーン樹脂塗工層を有す
る本発明の実施例品たる離型フィルムをロールに巻き取
った。
塗工剤の組成 シリコーン樹脂(KS-774)…100重量部 硬化剤 …‥3重量部 シリコーン系微粉末 n−ヘキサン …‥897重量部 なお、塗工剤中のシリコーン系微粉末の種類と添加量と
は、第1表の所定欄に示す通りである。
は、第1表の所定欄に示す通りである。
実施例5 厚さ100μの低密度ポリエチレンフィルム[本州製紙
(株):タフラップPM102-#100]の片面にコロナ放電処
理を施した後、該コロナ放電処理面に、下記組成による
塗工剤を、0.3g(固形成分)/m2の割合に塗工、乾
燥し、本発明の実施例品である離型フィルムをロールに
巻き取った。
(株):タフラップPM102-#100]の片面にコロナ放電処
理を施した後、該コロナ放電処理面に、下記組成による
塗工剤を、0.3g(固形成分)/m2の割合に塗工、乾
燥し、本発明の実施例品である離型フィルムをロールに
巻き取った。
塗工剤の組成 シリコーン樹脂(KS-774)…100重量部 硬化剤 …‥3重量部 シリコーン系微粉末 n-ヘキサン …‥897重量部 なお、塗工剤中のシリコーン系微粉末の種類と添加量と
は、第1表の所定欄に示す通りである。
は、第1表の所定欄に示す通りである。
比較例1 厚さ30μの延伸ポリプロピレンフィルム[本州製紙
(株):PU102-#30]の片面にコロナ放電処理を施した
後、該コロナ放電処理面に、 シリコーン樹脂(KS-774)…100重量部 硬化剤 …‥3重量部 n-ヘキサン …‥897重量部 からなる塗工剤を、0.3g(固形成分)/m2の割合に
塗工、乾燥し、比較のための離型フィルムをロールに巻
き取った。
(株):PU102-#30]の片面にコロナ放電処理を施した
後、該コロナ放電処理面に、 シリコーン樹脂(KS-774)…100重量部 硬化剤 …‥3重量部 n-ヘキサン …‥897重量部 からなる塗工剤を、0.3g(固形成分)/m2の割合に
塗工、乾燥し、比較のための離型フィルムをロールに巻
き取った。
比較例2 厚さ40μの片面粗化延伸ポリプロピレン系フィルム
[本州製紙(株):PO-101#30]の非粗化面をコロナ放
電処理に付し、該コロナ放電処理面に、下記組成の塗工
剤を0.3g(固形成分)/m2の割合に塗工、乾燥し、
比較のための離型フィルムをロールに巻き取った。
[本州製紙(株):PO-101#30]の非粗化面をコロナ放
電処理に付し、該コロナ放電処理面に、下記組成の塗工
剤を0.3g(固形成分)/m2の割合に塗工、乾燥し、
比較のための離型フィルムをロールに巻き取った。
塗工剤の組成 シリコーン樹脂(KS-774)…100重量部 硬化剤 …‥3重量部 n-ヘキサン …‥897重量部 なお、前記比較のための離型フィルムを得る際に利用し
た片面粗化延伸ポリプロピレン系フィルムは、縦方向の
1軸延伸ポリプロピレンフィルムに対してプロピレン・
エチレンコポリマーとポリエチレンとの混合樹脂層をコ
ーティング積層し、次いで、横方向に延伸処理すること
によって得られた片面粗化フィルムであって、粗化表面
がプロピレン・エチレンコポリマーとポリエチレンとの
混合樹脂層面に形成されている。
た片面粗化延伸ポリプロピレン系フィルムは、縦方向の
1軸延伸ポリプロピレンフィルムに対してプロピレン・
エチレンコポリマーとポリエチレンとの混合樹脂層をコ
ーティング積層し、次いで、横方向に延伸処理すること
によって得られた片面粗化フィルムであって、粗化表面
がプロピレン・エチレンコポリマーとポリエチレンとの
混合樹脂層面に形成されている。
比較例3 厚さ30μの延伸ポリプロピレンフィルム[本州製紙
(株):PU102-#30)]の片面にコロナ放電処理を施した
後、該コロナ放電処理面に、 シリコーン樹脂(KS-774)…100重量部 硬化剤 …‥3重量部 シリカ系微粉末(サイロイド #150) n-ヘキサン …‥897重量部 からなる塗工剤を、0.3g(固形成分)/m2の割合に
塗工、乾燥し、比較のための離型フィルムをロールに巻
き取った。
(株):PU102-#30)]の片面にコロナ放電処理を施した
後、該コロナ放電処理面に、 シリコーン樹脂(KS-774)…100重量部 硬化剤 …‥3重量部 シリカ系微粉末(サイロイド #150) n-ヘキサン …‥897重量部 からなる塗工剤を、0.3g(固形成分)/m2の割合に
塗工、乾燥し、比較のための離型フィルムをロールに巻
き取った。
なお、塗工剤中のアンチブロッキング剤であるシリカ系
微粉末の添加量は、第1表の所定欄に示す通りである。
微粉末の添加量は、第1表の所定欄に示す通りである。
[実験] 前記実施例1〜5および比較例1〜3で得られた各巻き
取り状態にある離型フィルムを巻き戻し機によって巻き
戻しながら、幅500mmに断裁し、製品である巻き取り状
態の離型フィルムを得た。
取り状態にある離型フィルムを巻き戻し機によって巻き
戻しながら、幅500mmに断裁し、製品である巻き取り状
態の離型フィルムを得た。
前記巻き戻し工程中の各ロールのロール汚れの有無を、
特に、非シリコーン樹脂塗工層面が接触する特定のロー
ルを観察することによって判定した。
特に、非シリコーン樹脂塗工層面が接触する特定のロー
ルを観察することによって判定した。
結果を第2表に示す。
さらに、製品である巻き取り状態の離型フィルムの上巻
きをサンプリングし、各種の物性値を測定した。
きをサンプリングし、各種の物性値を測定した。
結果を第3表に示す。
なお、第3表中において、表面ヘイズ(Hz)は、前記実施
例および比較例でシリコーン樹脂の塗工層を形成する際
に利用したプラスチックフィルムの上,下両面の表面ヘ
イズであり、また、表面ヘイズ以外の各物性値は、シリ
コーン樹脂の塗工層を有する離型フィルムの物性値であ
る。
例および比較例でシリコーン樹脂の塗工層を形成する際
に利用したプラスチックフィルムの上,下両面の表面ヘ
イズであり、また、表面ヘイズ以外の各物性値は、シリ
コーン樹脂の塗工層を有する離型フィルムの物性値であ
る。
なおまた、第3表中の各種物性値は以下の通りにして測
定したものである。
定したものである。
1) 表面ヘイズ(Hz)(%) デジタルヘイズメーターNDH-20D[日本電色工業
(株)]を利用し、JISB6718に準拠して測定した全ヘイ
ズ値(%)から、被測定表面に流動パラフィンを薄く塗
布して該被測定表面の凹凸を埋めて測定したヘイズ値
(%)を差し引いた値。
(株)]を利用し、JISB6718に準拠して測定した全ヘイ
ズ値(%)から、被測定表面に流動パラフィンを薄く塗
布して該被測定表面の凹凸を埋めて測定したヘイズ値
(%)を差し引いた値。
2) ヘイズ(%) デジタルヘイズメーターNDH-20D[日本電色工業
(株)]を利用し、JISB6718に準拠して測定した全ヘイ
ズ値。
(株)]を利用し、JISB6718に準拠して測定した全ヘイ
ズ値。
3) 剥離力(g/50mm) 離型フィルムにおけるシリコーン樹脂の塗工層面に、粘
着剤[東洋インキ(株):BPS−8170]を、溶剤込み
で、厚さ100μに塗布し、100℃,3分間の乾燥に付し、
さらに、前記粘着剤の塗布面に50g/m2の上質紙を貼着
し、20℃,65%RHの雰囲気中に24時間放置して、離
型フィルムと上質紙との積層体を得た後、得られた積層
体のシリコーン樹脂の塗工層面と粘着剤層との間の剥離
抵抗を、0.3m/分の引っ張り速度で測定した際の値。
着剤[東洋インキ(株):BPS−8170]を、溶剤込み
で、厚さ100μに塗布し、100℃,3分間の乾燥に付し、
さらに、前記粘着剤の塗布面に50g/m2の上質紙を貼着
し、20℃,65%RHの雰囲気中に24時間放置して、離
型フィルムと上質紙との積層体を得た後、得られた積層
体のシリコーン樹脂の塗工層面と粘着剤層との間の剥離
抵抗を、0.3m/分の引っ張り速度で測定した際の値。
4) 残留接着率(%) 離型フィルムにおけるシリコーン樹脂の塗工層面に粘着
テープ(日東31B)を貼着し、ゴムロールで密着させ
てから、25g/cm2の荷重を掛けたまま70℃で20時間放置
した後、離型フィルムから粘着テープを引き剥し、その
まま、ステンレス板の研磨剤に貼着し、常温で1時間放
置した後、ステンレス板と粘着テープとの間の180度
剥離を、40mm/分の引っ張り速度で実施することによっ
て得られるステンレス板と粘着テープとの間の接着力
(A)と、 テフロンシートに粘着テープ(日東31B)を貼着し、
ゴムロールで密着させてから、25g/cm2の荷重を掛けた
まま70℃で20時間放置した後、テフロンシートから粘着
テープを引き剥し、そのまま、ステンレス板の研磨面に
貼着し、常温で1時間放置した後、ステンレス板と粘着
テープとの間の180度剥離を、40mm/分の引っ張り速
度で実施することによって得られるステンレス板と粘着
テープとの間の接着力(B)とを、 それぞれ測定し、両者の間の比率 (A/B)×100 でもって表示される数値。
テープ(日東31B)を貼着し、ゴムロールで密着させ
てから、25g/cm2の荷重を掛けたまま70℃で20時間放置
した後、離型フィルムから粘着テープを引き剥し、その
まま、ステンレス板の研磨剤に貼着し、常温で1時間放
置した後、ステンレス板と粘着テープとの間の180度
剥離を、40mm/分の引っ張り速度で実施することによっ
て得られるステンレス板と粘着テープとの間の接着力
(A)と、 テフロンシートに粘着テープ(日東31B)を貼着し、
ゴムロールで密着させてから、25g/cm2の荷重を掛けた
まま70℃で20時間放置した後、テフロンシートから粘着
テープを引き剥し、そのまま、ステンレス板の研磨面に
貼着し、常温で1時間放置した後、ステンレス板と粘着
テープとの間の180度剥離を、40mm/分の引っ張り速
度で実施することによって得られるステンレス板と粘着
テープとの間の接着力(B)とを、 それぞれ測定し、両者の間の比率 (A/B)×100 でもって表示される数値。
なお、前記残留接着率は、離型フィルムにおける離型性
面の粘着テープの粘着性に対するの保護性能を計るもの
である。
面の粘着テープの粘着性に対するの保護性能を計るもの
である。
5) 耐5ブロッキング性 各離型フィルムを50×50mmに切り出し、2枚の試料
をシリコーン樹脂の塗工層面と非塗工層とが接するよう
にして重ね合わせ、さらに上から2Kg/cm2の荷重を掛
け、40℃,70%RHの雰囲気中に20時間放置した
後に、重なり合っている2枚の試料を親指と人差し指と
で摘み、指先の力で両者を剥す際のブロッキングの状態
を官能評価し、 ○…指先でほとんど抵抗なく、簡単に剥離する △…かなりの抵抗を感ずる ×…ベタ付いて剥がれ難く、剥がした後は、シリコーン
樹脂の塗工層面が荒れる で表記した。
をシリコーン樹脂の塗工層面と非塗工層とが接するよう
にして重ね合わせ、さらに上から2Kg/cm2の荷重を掛
け、40℃,70%RHの雰囲気中に20時間放置した
後に、重なり合っている2枚の試料を親指と人差し指と
で摘み、指先の力で両者を剥す際のブロッキングの状態
を官能評価し、 ○…指先でほとんど抵抗なく、簡単に剥離する △…かなりの抵抗を感ずる ×…ベタ付いて剥がれ難く、剥がした後は、シリコーン
樹脂の塗工層面が荒れる で表記した。
6) 静摩擦係数(滑り性) ASTMD1894(B法)に準拠して、各離型フィルムにおける
シリコーン樹脂の塗工層面と非塗工層面との間の静摩擦
係数を測定した数値。
シリコーン樹脂の塗工層面と非塗工層面との間の静摩擦
係数を測定した数値。
(*)なお、前記第3表中において、比較例1の離型フィ
ルムの静摩擦係数は、離型フィルムにおけるシリコーン
樹脂の塗工層面と非塗工層面との間に滑りの発生がな
く、測定不可能である。
ルムの静摩擦係数は、離型フィルムにおけるシリコーン
樹脂の塗工層面と非塗工層面との間に滑りの発生がな
く、測定不可能である。
[発明の作用,効果] 本発明の離型フィルムは、プラスチックフィルムの少な
くとも片面にシリコーン樹脂による塗工層を有する離型
フィルムであって、前記シリコーン樹脂による塗工層
が、シリコーン樹脂100重量部に対して粒径0.8〜4.0μ
のシリコーン系微粉末0.02〜0.5重量部を含有する0.05
〜1.0g(固形成分)/m2の塗膜で形成されているもの
である。
くとも片面にシリコーン樹脂による塗工層を有する離型
フィルムであって、前記シリコーン樹脂による塗工層
が、シリコーン樹脂100重量部に対して粒径0.8〜4.0μ
のシリコーン系微粉末0.02〜0.5重量部を含有する0.05
〜1.0g(固形成分)/m2の塗膜で形成されているもの
である。
前記構成からなる本発明の離型フィルムにおけるプラス
チックフィルムには、表面ヘイズが、上,下両面とも、
0.5%以下というような優れた表面平滑性を有するフ
ィルムが利用される。
チックフィルムには、表面ヘイズが、上,下両面とも、
0.5%以下というような優れた表面平滑性を有するフ
ィルムが利用される。
本発明の離型フィルムにおいては、シリコーン樹脂の塗
工層の厚さが必要最小限に抑えられており、しかも、ア
ンチブロッキング剤として添加されているシリコーン系
微粉末の粒径が前記シリコーン樹脂の塗工層の厚さに比
較してかなり大きく、このため、塗工層の表面に露呈す
る部分のシリコーン微粉末が、シリコーン樹脂の塗工層
中に埋没している部分のシリコーン微粉末よりもかなり
多くなっているものであり、かかる結果として、シリコ
ーン樹脂の塗工層中のシリコーン系微粉末によるアンチ
ブロッキング性において優れた作用が奏され、優れた滑
り性を有する透明性の高い離型フィルムとなる。
工層の厚さが必要最小限に抑えられており、しかも、ア
ンチブロッキング剤として添加されているシリコーン系
微粉末の粒径が前記シリコーン樹脂の塗工層の厚さに比
較してかなり大きく、このため、塗工層の表面に露呈す
る部分のシリコーン微粉末が、シリコーン樹脂の塗工層
中に埋没している部分のシリコーン微粉末よりもかなり
多くなっているものであり、かかる結果として、シリコ
ーン樹脂の塗工層中のシリコーン系微粉末によるアンチ
ブロッキング性において優れた作用が奏され、優れた滑
り性を有する透明性の高い離型フィルムとなる。
また、本発明の離型フィルムは、シリコーン樹脂層中の
シリコーン系微粒子と、塗工層成分をなすシリコーン樹
脂との間の密着性が良好であるため、塗工層中からアン
チブロッキング剤であるシリコーン系微粒子が簡単に脱
落するようなことがなく、したがつて、ロール汚れに起
因する外観不良のない品質の高い離型フィルムとなる。
シリコーン系微粒子と、塗工層成分をなすシリコーン樹
脂との間の密着性が良好であるため、塗工層中からアン
チブロッキング剤であるシリコーン系微粒子が簡単に脱
落するようなことがなく、したがつて、ロール汚れに起
因する外観不良のない品質の高い離型フィルムとなる。
Claims (1)
- 【請求項1】プラスチックフィルムの少なくとも片面に
シリコーン樹脂による塗工層を有する離型フィルムにお
いて、前記シリコーン樹脂による塗工層が、シリコーン
樹脂100重量部に対して粒径0.8〜4.0μのシリコーン系
微粉末0.02〜0.5重量部を含有する0.05〜1.0g(固形成
分)/m2の塗膜で形成されていることを特徴とする離型
フィルム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1268592A JPH062393B2 (ja) | 1989-10-16 | 1989-10-16 | 離型フィルム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1268592A JPH062393B2 (ja) | 1989-10-16 | 1989-10-16 | 離型フィルム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03128240A JPH03128240A (ja) | 1991-05-31 |
| JPH062393B2 true JPH062393B2 (ja) | 1994-01-12 |
Family
ID=17460677
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1268592A Expired - Lifetime JPH062393B2 (ja) | 1989-10-16 | 1989-10-16 | 離型フィルム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH062393B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5129204B2 (ja) * | 2009-07-16 | 2013-01-30 | 日東電工株式会社 | 両面粘着テープ |
| ES2967531T3 (es) | 2013-02-12 | 2024-04-30 | Fraunhofer Ges Forschung | Lámina de separación recubierta de silicona con una capacidad especial de embutición en vacío |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5334830A (en) * | 1976-09-14 | 1978-03-31 | Tokuyama Soda Co Ltd | Coating composition |
| JPS62215646A (ja) * | 1986-03-17 | 1987-09-22 | Mitsubishi Petrochem Co Ltd | プロピレン重合体組成物 |
| JPS6315848A (ja) * | 1986-07-08 | 1988-01-22 | Toshiba Silicone Co Ltd | 剥離用シリコ−ン組成物 |
| JPS6315849A (ja) * | 1986-07-08 | 1988-01-22 | Toshiba Silicone Co Ltd | 剥離用組成物 |
-
1989
- 1989-10-16 JP JP1268592A patent/JPH062393B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03128240A (ja) | 1991-05-31 |
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