JPH06240463A - 金属微粉末の無電解銀鍍金方法 - Google Patents

金属微粉末の無電解銀鍍金方法

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JPH06240463A
JPH06240463A JP5031744A JP3174493A JPH06240463A JP H06240463 A JPH06240463 A JP H06240463A JP 5031744 A JP5031744 A JP 5031744A JP 3174493 A JP3174493 A JP 3174493A JP H06240463 A JPH06240463 A JP H06240463A
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JP
Japan
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silver
electroless
plating
liter
mol
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JP5031744A
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Naoya Kobayashi
直也 小林
Kazuchika Endo
一央 遠藤
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Mitsubishi Paper Mills Ltd
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Mitsubishi Paper Mills Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 毒性がなく、鍍金析出速度が早く、経時安定
性の良い無電解銀鍍金液を用いて素材金属微粉末の表面
を銀で被覆する。 【構成】 ハロゲン化銀と銀錯化剤との反応により形成
した銀シアン錯塩以外の銀錯塩で安定度定数(log
βi)が8以上である、配合量0.001〜0.2モル/リット
ルの無電解銀鍍金液を使用して、金属微粉末表面つまり
下地と密着性が高く、かつ抵抗値が一定の銀鍍金被膜を
得ることができる無電解銀鍍金方法を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、銅や銅合金等の金属微
粉末に銀鍍金するための無電解銀鍍金方法に関するもの
で、特に毒性が低く、かつ長時間安定な無電解鍍金液を
用いる際の無電解銀鍍金方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子工業などでは、導電ペース
ト、あるいは電磁波シールド用の導電塗料への添加物
(導電フィラー)として銀の微粉末が多量に使用されて
いる。銀は貴金属であり、高価であるにも関わらず、こ
のように工業用に使用されるのは、その優れた電気伝導
性と耐環境性による。すなわち、ニッケルや鉄などは安
価であるが電気伝導性に劣り、銅は通常は電気伝導性に
優れるが、表面が酸化されるとやはり電気伝導性が悪く
なる。これに対して、銀は金属中で最も抵抗値が低く、
しかも表面が酸化されても電気伝導性は悪化しない。
【0003】そこで、この銀の優れた電気的特性を生か
しつつ、コストダウンを図ることのできる方法として、
従来、銅、ニッケル、鉄などの安価な金属の微粉末の表
面に薄く銀を鍍金する方法が提案されている。これは、
銀鍍金微粉末を導電塗料のフィラーとして添加した場
合、電流は主としてフィラーの表面を流れるので、表面
が銀で被覆されていれば、十分な電気伝導性及び耐環境
性が確保できると考えられる点を利用したものである。
【0004】銅微粉末などの表面に銀を均一に鍍金する
方法としては、無電解鍍金方法が最適と考えられる。こ
こで無電解鍍金方法とは、電気エネルギーを供給せずに
行う化学鍍金の一種であり、被鍍金体を金属塩水溶液を
主成分とする鍍金液中に浸漬し、被鍍金体の表面に金属
イオンを析出させる方法である。このような銅微粉末な
どへの銀の無電解鍍金方法としては、従来例えば、硝酸
銀のアンモニア溶液をチオ硫酸ナトリウムやホルマリン
等の可溶性還元剤を用いて析出させる方法が知られてい
る。
【0005】そこで、安全衛生的及び環境管理的考慮か
ら毒性のない銀錯化剤の使用が望まれる。しかもこの毒
性のない銀錯化剤を用いた無電解鍍金液で鍍金析出速度
が速く、この鍍金液の経時安定性の良いものを開発する
ことは、用途を切り開くことであり、技術的発展に寄与
するものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
アンモニア溶液を使用する方法では、このアンモニアの
強烈な臭気のため取扱いが極めて困難である。しかも還
元剤を用いるため銀の析出が銅の表面のみでなく、容器
の内面や鍍金液中にも生じ、鍍金効率が極めて悪く、生
産性が低いなどの問題点がある。
【0007】一方、無電解銀鍍金液としては、AgCN
+NaCN溶液が知られているが、 この液は、NaC
Nの強力な毒性のために、アンモニア溶液以上に取扱い
が面 倒である。
【0008】また、上記のような既存の無電解銀鍍金液
では溶解する銀イオンの濃度が極めて低いため、金属粉
末のような表面積の異常に大きな物質に鍍金する場合に
は大量の溶液を必要とし、この点からも生産性が極めて
悪い。
【0009】以上のことから、鍍金析出速度が速く、経
時安定性の良い無電解銀鍍金液組成を開発することと、
安全面及び環境面で毒性のない無電解銀鍍金液を開発す
ることが強く望まれている。
【0010】本発明は、毒性がなく経時安定性の良い無
電解銀鍍金液組成及びこの鍍金液を使用することによ
り、鍍金析出速度が1.5(μm/時間)と速く、密着性の
良い銀鍍金被膜を得ることができる無電解銀鍍金方法を
提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明における無電解銀
鍍金方法は、銀シアン錯塩以外の銀錯塩で安定度定数
(log βi)が8以上の銀錯化剤溶液を無電解銀鍍金
液として用いることを特徴とする金属微粉末の無電解銀
鍍金方法である。
【0012】無電解銀鍍金液の組成としては、特に銀錯
塩の配合量が、0.001〜0.2モル/リットル、銀錯化剤の
配合量が、0.001〜4.0モル/リットルが良く、さらに安
定剤として亜硫酸塩の配合量が、0.01〜4.0モル/リット
ルを加えても良い。さらに、 pH調整剤としてリン酸
三水素塩を3.0モル/リットル以下の量で加えても良い。還
元剤は、ジメチルアミンボラン、または、ヒドラジン及
びその誘導体が好まし く、0.001〜0.4モル/リットル
を加えると良い。
【0013】文献(Pearlsteinら、Plating、58、[10]、10
14(1971))によれば、無電解銀鍍金液の銀錯塩として
は、人体に毒性のある銀シアン錯イオンを用いている。
従って、本発明においては、人体に無害で、鍍金析出速
度が速く、かつ経時安定性の良い銀鍍金液を提供するべ
く、各種銀錯化剤を鋭意検討した結果、その銀錯体の安
定度定数(log βi)が8以上の銀錯化剤が有効であ
ることが判明した。銀錯塩は、ハロゲン化銀と銀錯化剤
との反応により形成されるが、ハロゲン化銀としては、
臭化銀よりも塩化銀の方が好ましい。錯化剤としては、
チオ硫酸塩、チオシアン酸塩、亜硫酸塩、チオ尿素、ヨ
ウ化カリ、チオサリチル酸塩、チオシアヌル酸塩などが
あげられる。表1には、代表的な銀錯体の安定度定数を
示す。
【0014】銀錯化剤の銀錯体の安定度定数が、8以上
である理由は、2つ挙げられる。第1は、本発明では銀
錯体の原料として塩化銀を用いていることである。実際
に本発明の無電解鍍金液を作る場合、硝酸銀を原料とし
て直接銀錯化剤で銀錯体を作製すると、黒褐色コロイド
(酸化銀など)を生じ、金属銀を析出させることができ
ない。しかし、硝酸銀も塩化物と反応させて塩化銀に変
えると沈澱物も生ずることなく金属銀を析出させること
ができた。従って、塩化銀の溶解度積(9.75)を考慮
すれば、銀錯体の安定度定数が9.75に近い錯化剤が
塩化銀を溶解させるための条件であることが分かる。種
々の銀錯化剤に関して、塩化銀の溶解性及び本発明の無
電解鍍金液としての銀錯体の経時安定性を検討した結
果、錯化剤の安定度定数が、8以上のものが有効である
ことを見い出した。
【0015】第2の理由としては、電極反応を考慮し
て、以下のように説明される。電極反応にネルンストの
【数1】を用いれば、表1の銀錯体の安定度定数から表
2の電極反応の標準電極電位が得られ、反応の進退が予
想できる。
【0016】
【数1】E゜=(RT/|Z|F)ln(βi) (ここで E゜は標準電極電位、Rは気体定数、Tは絶
対温度、Zはイオン価、Fはファラデー定数を表す。)
【0017】安定度定数が8以下の錯化剤(アンモニ
ア、エタノールアミン)での電極反応は、標準電極電位
0.33ホ゛ルトより大きいため、反応が速やかに進みすぎ
良質 の金属銀鍍金物を得られなかった。しかしなが
ら、安定度定数が、8及び8.7 の銀・チオシアン二
錯体及び銀・亜硫酸二錯体では、銀鍍金液としても経時
安 定性があり、析出速度も速く、良質な銀鍍金物を得
ることができた。また、安 定度定数8以上の銀・チオ
硫酸二及び三錯体でも経時安定性のある銀鍍金液が 得
られ、良質の銀鍍金被膜を作製できた。以上電極反応に
おける標準電極電位 が0.33ホ゛ルトより小さいものは
(つまり錯化剤の安定度定数が8以上のものは)、 良
好な無電解銀鍍金液を与えることを予言できる。
【0018】
【実施例】以下に、本発明の実施例、並びに比較例を示
して、本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれら
の例によってなんら限定されるものではない。
【0019】実施例1 銅粉末を原料微粉末とし、これをアルカリ水溶液による
脱脂処理及び希硫酸による酸化被膜除去処理後、これを
以下に示す組成の無電解銀鍍金液に1時間浸漬し、鍍金
液のpH、液温を調整し、400rpmで攪拌すること
により銀被覆銅粉を得た。
【0020】 (無電解銀鍍金液組成)pH8 液温60℃ 水 1.0 リットル 塩化銀 0.025 モル/リットル チオ硫酸ナトリウム 0.05 モル/リットル 亜硫酸ナトリウム 0.5 モル/リットル ジメチルアミンボラン 0.03 モル/リットル
【0021】以上のように作製した銀被覆銅粉を、以下
に示す方法で評価した。 1.容器壁への銀の付着状況を目視により調査したとこ
ろ、器壁や溶液中に銀の析出物は認められなかった。ま
た、鍍金性状を走査型電子顕微鏡(SEM)によって観
察したところ、個々の粉末上に均一に鍍金されているこ
とを確認した。 2.また、この銀被覆銅粉を洗浄水のpHが7になるま
で洗浄した後、50℃で真空乾燥した。銀被覆銅粉30
gと以下の組成のポリメタクリル酸メチル溶液75g
を、ホモジナイザーを使用して塗料を製造し、ABS板
に50μmの膜厚に塗布し、乾燥後、得られた塗膜の表
面抵抗を測定した。
【0022】ポリメタクリル酸メチル溶液組成ポリメタ
クリル酸メチル 10wt% トルエン 40wt% メチルエチルケトン 20wt% 酢酸ブチル 30wt% 得られた塗膜の表面抵抗は50μmの厚さで0.11Ω
/□であり、良好な導電 性を示した。
【0023】実施例2 実施例1と同様にして、脱脂処理及び酸化被膜除去処理
を施した銅粉を、以下に示す組成の無電解銀鍍金液に1
時間浸漬し、鍍金液のpH、液温を調整し、400rp
mで攪拌することにより銀被覆銅粉を得た。
【0024】 (無電解銀鍍金液組成)pH8 液温60℃ 水 1.0 リットル 塩化銀 0.025 モル/リットル 亜硫酸ナトリウム 1.0 モル/リットル ジメチルアミンボラン 0.04 モル/リットル
【0025】得られた銀被覆銅粉を実施例1と同様にし
て評価したところ、容器壁や溶液中に銀の析出物は認め
られなかった。また、個々の粉末上に均一に鍍金されて
いることも確認した。また、実施例1と同様にして塗料
化し、塗膜の表面抵抗を測定したところ、50μmの厚
さで0.13Ω/□と良好な導電性を示した。
【0026】実施例3 実施例1と同様にして、脱脂処理及び酸化被膜除去処理
を施した銅粉を、以下に示す組成の無電解銀鍍金液に1
時間浸漬し、鍍金液のpH、液温を調整し、400rp
mで攪拌することにより銀被覆銅粉を得た。
【0027】 (無電解銀鍍金液組成)pH8 液温60℃ 水 1.0 リットル 塩化銀 0.025 モル/リットル チオシアン酸カリウム 1.0 モル/リットル リン酸三ナトリウム 0.5 モル/リットル ジメチルアミンボラン 0.03 モル/リットル
【0028】得られた銀被覆銅粉を実施例1と同様にし
て評価したところ、容器壁や溶液中に銀の析出物は認め
られなかった。また、個々の粉末上に均一に鍍金されて
いることも確認した。また、実施例1と同様にして塗料
化し、塗膜の表面抵抗を測定したところ、50μmの厚
さで0.14Ω/□と良好な導電性を示した。
【0029】実施例4 実施例1と同様にして、脱脂処理及び酸化被膜除去処理
を施した銅粉を、以下に示す組成の無電解銀鍍金液に1
時間浸漬し、鍍金液のpH、液温を調整し、400rp
mで攪拌することにより銀被覆銅粉を得た。
【0030】 (無電解銀鍍金液組成)pH8 液温60℃ 水 1.0 リットル 塩化銀 0.025 モル/リットル チオシアン酸カリウム 0.5 モル/リットル 亜硫酸ナトリウム 0.5 モル/リットル ヒドラジン 0.03 モル/リットル
【0031】得られた銀被覆銅粉を実施例1と同様にし
て評価したところ、容器壁や溶液中に銀の析出物は認め
られなかった。また、個々の粉末上に均一に鍍金されて
いることも確認した。また、実施例1と同様にして塗料
化し、塗膜の表面抵抗を測定したところ、50μmの厚
さで0.14Ω/□と良好な導電性を示した。
【0032】実施例5 実施例1と同様にして、脱脂処理及び酸化被膜除去処理
を施した銅粉を、以下に示す組成の無電解銀鍍金液に1
時間浸漬し、鍍金液のpH、液温を調整し、400rp
mで攪拌することにより銀被覆銅粉を得た。
【0033】 (無電解銀鍍金液組成)pH12以上 液温50℃ 水 1.0 リットル 塩化銀 0.025 モル/リットル オルトチオサリチル酸 0.5 モル/リットル 亜硫酸ナトリウム 1.0 モル/リットル ヒドラジン 0.03 モル/リットル
【0034】得られた銀被覆銅粉を実施例1と同様にし
て評価したところ、容器壁や溶液中に銀の析出物は認め
られなかった。また、個々の粉末上に均一に鍍金されて
いることも確認した。また、実施例1と同様にして塗料
化し、塗膜の表面抵抗を測定したところ、50μmの厚
さで0.17Ω/□と良好な導電性を示した。
【0035】実施例6 実施例1と同様にして、脱脂処理及び酸化被膜除去処理
を施した銅粉を、以下に示す組成の無電解銀鍍金液に1
時間浸漬し、鍍金液のpH、液温を調整し、400rp
mで攪拌することにより銀被覆銅粉を得た。
【0036】 (無電解銀鍍金液組成)pH8 液温60℃ 水 1.0 リットル 塩化銀 0.025 モル/リットル チオ尿素 0.05 モル/リットル 亜硫酸ナトリウム 0.5 モル/リットル ヒドラジン 0.03 モル/リットル
【0037】得られた銀被覆銅粉を実施例1と同様にし
て評価したところ、容器壁や溶液中に銀の析出物は認め
られなかった。また、個々の粉末上に均一に鍍金されて
いることも確認した。また、実施例1と同様にして塗料
化し、塗膜の表面抵抗を測定したところ、50μmの厚
さで0.15Ω/□と良好な導電性を示した。
【0038】比較例1 実施例1と同様にして、脱脂処理及び酸化被膜除去処理
を施した銅粉を、以下に示す組成の無電解銀鍍金液に1
時間浸漬し、鍍金液の液温を調整し、400rpmで攪
拌することにより銀被覆銅粉を得た。
【0039】(無電解銀鍍金液組成)常温 水 1.0 リットル 硝酸銀 0.05 モル/リットル アンモニア 5.0 モル/リットル チオ硫酸ナトリウム 0.5 モル/リットル
【0040】得られた銀被覆銅粉を実施例1と同様にし
て評価したところ、容器壁や溶液中に銀の析出物は認め
られなかったが、SEM観察では、個々の粉末上に均一
に鍍金されていないことを確認した。また、実施例1と
同様にして塗料化し、塗膜の表面抵抗を測定したとこ
ろ、50μmの厚さで0.35Ω/□と実施例1 〜6
と比較して高い値を示した。
【0041】比較例2 実施例1と同様にして、脱脂処理及び酸化被膜除去処理
を施した銅粉を、以下に示す組成の無電解銀鍍金液に1
時間浸漬し、鍍金液の液温を調整し、400rpmで攪
拌することにより銀被覆銅粉を得た。
【0042】(無電解銀鍍金液組成)常温 水 1.0 リットル 硝酸銀 0.05 モル/リットル アンモニア 5.0 モル/リットル ホルマリン 200 ミリリットル
【0043】得られた銀被覆銅粉を実施例1と同様にし
て評価したところ、容器壁や溶液 中に銀の析出物が認
められ、さらに、SEM観察では、個々の粉末上に均一
に 鍍金されていないことを確認した。また、実施例1
と同様にして塗料化し、塗 膜の表面抵抗を測定したと
ころ、50μmの厚さで0.37Ω/□と実施例1〜
6と比較して高い値を示した。
【0044】
【表1】
【0045】o-TSA、EAは、それぞれオルトチオ
サリチル酸、エタノールアミンを表す。
【0046】
【表2】
【0047】o-TSA、EAは、それぞれオルトチオ
サリチル酸、エタノールアミンを表す。
【0048】
【発明の効果】以上のように、本発明によりかかる金属
微粉末の無電解銀鍍金方法によれば、鍍金効率が向上
し、良好な性状の銀鍍金粉末が大量に生産できる効果が
あり、その工業的価値は極めて大きい。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 素材金属微粉末を銀で無電解鍍金する方
    法であって、銀シアン錯塩以外の銀錯塩で安定度定数
    (log βi)が8以上の銀錯化剤溶液を無電解銀鍍金
    液として用いることを特徴とする金属微粉末の無電解銀
    鍍金方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載において、銀錯塩がハロゲ
    ン化銀と銀錯化剤との反応により形成されることを特徴
    とする無電解銀鍍金方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載において、銀錯塩の配合量
    が0.001〜0.2モル/リットル、錯化剤配合量が0.001
    〜4.0モル/リットルであることを特徴とする無電解銀鍍金方
    法。
  4. 【請求項4】 請求項3記載において、無電解銀鍍金液
    に安定剤とpH調整剤と水とが添加されていることを特
    徴とする無電解銀鍍金方法。
  5. 【請求項5】 請求項4記載において、安定剤が亜硫酸
    塩であることを特徴とする無電解銀鍍金方法。
  6. 【請求項6】 請求項4記載において、pH調整剤がリ
    ン酸三水素塩からなることを特徴とする無電解銀鍍金方
    法。
  7. 【請求項7】 請求項5記載において、亜硫酸塩の配合
    量が0.01〜4.0モル/リットルであることを特徴とする無
    電解銀鍍金方法。
  8. 【請求項8】 請求項6記載において、リン酸三水素塩
    の配合量が3.0モル/リットル以下であることを特徴とする無
    電解銀鍍金方法。
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