JPH0624110B2 - 反射型電子顕微鏡用走査トンネル顕微鏡 - Google Patents
反射型電子顕微鏡用走査トンネル顕微鏡Info
- Publication number
- JPH0624110B2 JPH0624110B2 JP62288079A JP28807987A JPH0624110B2 JP H0624110 B2 JPH0624110 B2 JP H0624110B2 JP 62288079 A JP62288079 A JP 62288079A JP 28807987 A JP28807987 A JP 28807987A JP H0624110 B2 JPH0624110 B2 JP H0624110B2
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- JP
- Japan
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- sample
- microscope
- stm
- needle
- scanning
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は走査トンネル顕微鏡に係わり、特に反射型電子
顕微鏡に組み込むようにした走査トンネル顕微鏡に関す
るものである。
顕微鏡に組み込むようにした走査トンネル顕微鏡に関す
るものである。
一般に、探針先端の原子と試料の原子の電子雲とが重な
り合う1nm程度まで探針を試料に近づけ、この状態で探
針と試料との間に電圧をかけると電流が流れる。この電
流はトンネンル電流と呼ばれ、電圧が1mVのとき、1
〜10mA程度である。このトンネル電流の大きさは、
試料と探針との間の距離により変化し、トンネル電流の
大きさを測定することにより試料と探針との間の距離を
超精密測定することができ、探針位置が既知であれば試
料の表面形状を原子レベルで求めることができる。また
トンネル電流が一定になるように探針位置を制御すれば
探針位置軌跡により同様に試料の表面形状を測定するこ
とができる。
り合う1nm程度まで探針を試料に近づけ、この状態で探
針と試料との間に電圧をかけると電流が流れる。この電
流はトンネンル電流と呼ばれ、電圧が1mVのとき、1
〜10mA程度である。このトンネル電流の大きさは、
試料と探針との間の距離により変化し、トンネル電流の
大きさを測定することにより試料と探針との間の距離を
超精密測定することができ、探針位置が既知であれば試
料の表面形状を原子レベルで求めることができる。また
トンネル電流が一定になるように探針位置を制御すれば
探針位置軌跡により同様に試料の表面形状を測定するこ
とができる。
このような原理に基づく走査型トンネル顕微鏡(Scanni
ng Tunnel Microscope 、略してSTM)は、大気中、
液体中、真空中などどのような状態ででも使用できるた
め、近年、各方面で開発が行われている。
ng Tunnel Microscope 、略してSTM)は、大気中、
液体中、真空中などどのような状態ででも使用できるた
め、近年、各方面で開発が行われている。
このようなSTMを走査形電子顕微鏡(SEM)の中に
組み込み、二次電子像とSTM像を得ることを目的にし
たものの報告がある。
組み込み、二次電子像とSTM像を得ることを目的にし
たものの報告がある。
ところで、STMで像を観察したり評価しようとする
と、STM単体では試料のどの位置を観察しているか分
からないという問題がある。そこで、SEMとSTMを
組み合わせ、SEMで視野探しを行わせるようにするこ
とが考えられる。
と、STM単体では試料のどの位置を観察しているか分
からないという問題がある。そこで、SEMとSTMを
組み合わせ、SEMで視野探しを行わせるようにするこ
とが考えられる。
SEMでの観察は、凹凸の変化の大きい試料には非常に
有効であるが、凹凸の小さい試料では二次電子の発生度
合の違いが小さく、そのため観察が難しい。このため、
STMに必要な平らな面を探すことにはあまり向いてい
ない。
有効であるが、凹凸の小さい試料では二次電子の発生度
合の違いが小さく、そのため観察が難しい。このため、
STMに必要な平らな面を探すことにはあまり向いてい
ない。
またSEMによる観察では、高分解能像を得るために
は、ビームを絞らねばならず、試料ダメージ、コンタミ
ネーションが問題となり、表面状態を変えてしまう可能
性が大で、この点でもSTMには不向きである。
は、ビームを絞らねばならず、試料ダメージ、コンタミ
ネーションが問題となり、表面状態を変えてしまう可能
性が大で、この点でもSTMには不向きである。
一方、反射型電子顕微鏡(REM)においてもSTM像
を得ることが望まれていた。しかしながら、REMはS
EMより、対物レンズポールピースのギャップが狭く、
STM走査部が入らないことや、試料と針を近づける手
段、試料の良い視野に針を移動させる手段、試料にベー
ク、蒸着等の加工を施した時、針に蒸気や金属が付着す
るのを防止する手段等がなく、またSTM走査部の剛性
を上げて耐振性を良くする方法がないためにREMにS
TMを組み込むことはできなかった。
を得ることが望まれていた。しかしながら、REMはS
EMより、対物レンズポールピースのギャップが狭く、
STM走査部が入らないことや、試料と針を近づける手
段、試料の良い視野に針を移動させる手段、試料にベー
ク、蒸着等の加工を施した時、針に蒸気や金属が付着す
るのを防止する手段等がなく、またSTM走査部の剛性
を上げて耐振性を良くする方法がないためにREMにS
TMを組み込むことはできなかった。
本発明は上記問題点を解決するためのもので、REMに
STMを組み込み、試料の電子顕微鏡による観察とトン
ネル現象を利用した超精密測定とを可能にした反射型電
子顕微鏡用トンネル顕微鏡を提供することを目的とす
る。
STMを組み込み、試料の電子顕微鏡による観察とトン
ネル現象を利用した超精密測定とを可能にした反射型電
子顕微鏡用トンネル顕微鏡を提供することを目的とす
る。
そのために本発明の反射型電子顕微鏡用走査トンネル顕
微鏡は、試料表面が光軸に平行になるように試料を保持
した試料ホルダー中に、探針を備えた走査トンネル顕微
鏡走査機構を配置した反射型電子顕微鏡用走査トンネル
顕微鏡であって、電子線を偏向する偏向手段を備え、前
記偏向手段を動作させて電子線を試料表面に当てて反射
電子顕微鏡法により試料表面像を得ると共に、走査トン
ネル顕微鏡により試料表面の観察を行うようにしたこと
を特徴とする。
微鏡は、試料表面が光軸に平行になるように試料を保持
した試料ホルダー中に、探針を備えた走査トンネル顕微
鏡走査機構を配置した反射型電子顕微鏡用走査トンネル
顕微鏡であって、電子線を偏向する偏向手段を備え、前
記偏向手段を動作させて電子線を試料表面に当てて反射
電子顕微鏡法により試料表面像を得ると共に、走査トン
ネル顕微鏡により試料表面の観察を行うようにしたこと
を特徴とする。
本発明の反射型電子顕微鏡用トンネル顕微鏡は、反射電
子顕微鏡法により視野探しを行い、さらに走査トンネル
顕微鏡により試料表面の超精密観察を行うものであり、
電子線を試料表面に平行に照射することにより探針と試
料表面との間の透過像を得ることにより探針と試料表面
間の間隔を測定することが可能となる。
子顕微鏡法により視野探しを行い、さらに走査トンネル
顕微鏡により試料表面の超精密観察を行うものであり、
電子線を試料表面に平行に照射することにより探針と試
料表面との間の透過像を得ることにより探針と試料表面
間の間隔を測定することが可能となる。
以下、実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明の反射型電子顕微鏡用走査トンネル顕微
鏡により反射像を得る場合の概略構成を示す図、第2図
は電子線の軌跡を示す図で、図中、1はホルダー、2は
試料、3は試料固定台、4はSTM走査部、5はSTM
針、6は対物レンズ(OL)ポールピース、7は光軸、
8は偏向器、8a、8bは第1、第2偏向器、9は対物
レンズである。
鏡により反射像を得る場合の概略構成を示す図、第2図
は電子線の軌跡を示す図で、図中、1はホルダー、2は
試料、3は試料固定台、4はSTM走査部、5はSTM
針、6は対物レンズ(OL)ポールピース、7は光軸、
8は偏向器、8a、8bは第1、第2偏向器、9は対物
レンズである。
ホルダー1(詳細は後述する)は、図示しないサイドエ
ントリゴニオメータにより移動させられて試料2を所定
位置にセットするようになっている。このホルダー1内
には、試料2が試料固定台3に図示のように取りつけら
れ、またピエゾ素子からなるSTM走査部4が収納さ
れ、STM針5が試料1に対向して設けられている。こ
のSTM走査部4は、約1.6mm×3mm×5mm程度のも
ので、ホルダー1内に十分収納可能なように構成されて
いる。
ントリゴニオメータにより移動させられて試料2を所定
位置にセットするようになっている。このホルダー1内
には、試料2が試料固定台3に図示のように取りつけら
れ、またピエゾ素子からなるSTM走査部4が収納さ
れ、STM針5が試料1に対向して設けられている。こ
のSTM走査部4は、約1.6mm×3mm×5mm程度のも
ので、ホルダー1内に十分収納可能なように構成されて
いる。
このような構成において、第2図に示すように光軸に沿
って試料面に平行に放出された電子線が、対物レンズ9
の前方磁場と対物レンズ上方に設置された偏向器8によ
り曲げられかつ集束されて試料面にある角度を持ってス
ポット状に照射され、そこで反射されたビームは光軸上
を通って対物レンズ下方に反射像を結像する。その反射
像が図示しない感光面状に結像されて試料面の観察が行
われる。このとき、試料面が光軸に平行であるために、
凹凸部分が電子線に対して影となるために、その形状に
対応して縞が観察される。この凹凸の程度はSTM走査
部4を駆動してSTM走査針5により超精密に測定され
る。この場合、前述したようにSTMの分解能は原子レ
ベルであるので、STM針の許容される振動の振幅は
0.1Å以下であるが、本発明においては試料と針とが
1つのホルダー内に固定されているため耐振上極めて有
利となる。
って試料面に平行に放出された電子線が、対物レンズ9
の前方磁場と対物レンズ上方に設置された偏向器8によ
り曲げられかつ集束されて試料面にある角度を持ってス
ポット状に照射され、そこで反射されたビームは光軸上
を通って対物レンズ下方に反射像を結像する。その反射
像が図示しない感光面状に結像されて試料面の観察が行
われる。このとき、試料面が光軸に平行であるために、
凹凸部分が電子線に対して影となるために、その形状に
対応して縞が観察される。この凹凸の程度はSTM走査
部4を駆動してSTM走査針5により超精密に測定され
る。この場合、前述したようにSTMの分解能は原子レ
ベルであるので、STM針の許容される振動の振幅は
0.1Å以下であるが、本発明においては試料と針とが
1つのホルダー内に固定されているため耐振上極めて有
利となる。
また、STM針を試料面に対して1nm程度の間隔で走査
するので、両者が衝突しないようにする必要があるが、
電子線を試料面と平行に照射して試料面とSTM針の透
過像を得るようにすれば、両者間の間隔を測定すること
ができ、STM針と試料面との衝突を防止することがで
きる。
するので、両者が衝突しないようにする必要があるが、
電子線を試料面と平行に照射して試料面とSTM針の透
過像を得るようにすれば、両者間の間隔を測定すること
ができ、STM針と試料面との衝突を防止することがで
きる。
第3図は本発明におけるホルダーの一実施例を示す図
で、同図(イ)は試料観察状態を示す図、同図(ロ)は
STM走査部を試料から離した状態を示す図で、第1図
と同一番号は同一内容を示している。なお、11はアー
ム、12は球、13、14、15はOリング溝、16は
バー、17は内筒、18はダイアル、19はロック部
材、20はネジ、21はネジ、22はノブ、23は導
線、24はハーメチックシール部、25はくさび、26
はピエゾ素子、27はピン、28はネジ、29はバネ、
30は導線収納空間、31は貫通孔である。
で、同図(イ)は試料観察状態を示す図、同図(ロ)は
STM走査部を試料から離した状態を示す図で、第1図
と同一番号は同一内容を示している。なお、11はアー
ム、12は球、13、14、15はOリング溝、16は
バー、17は内筒、18はダイアル、19はロック部
材、20はネジ、21はネジ、22はノブ、23は導
線、24はハーメチックシール部、25はくさび、26
はピエゾ素子、27はピン、28はネジ、29はバネ、
30は導線収納空間、31は貫通孔である。
本発明のホルダー構成は、ホルダー1の中に、X、Y、
Z3軸の試料移動機構を設け、そこにSTM走査部4、
針5を設けたものである。なお、光軸は紙面に垂直方
向、即ち試料面に平行になっている。
Z3軸の試料移動機構を設け、そこにSTM走査部4、
針5を設けたものである。なお、光軸は紙面に垂直方
向、即ち試料面に平行になっている。
ホルダー1内には、試料固定台3が固定され、また内筒
17がホルダー軸方向に摺動可能なように内面に接して
設けられている。試料2は、その面がホルダー1の中心
軸に一致するように試料固定台3に固定され、これに対
向して針5がSTM走査部4の先端に取り付けられ、S
TM走査部4はアーム11に固定されている。内筒17
の先端部には真空シール用のOリング溝13を設けたテ
ーパ部が設けられ、アーム11と一体の球12を気密状
態を保持して回動自在に受けるようになっている。そし
て球12にはバー16が一体に設けられ、その先端はフ
リーで、バネ28により上方へ付勢されると共に、ネジ
21で下方へ押下げられるようになっている。したがっ
て、ネジ21を回してバー16の自由端を上下に動かす
ことにより、球12を支点としてアーム11を動かすこ
とができ、針5を試料に近づけたり離したりすることが
できる。また紙面に垂直にネジ21と同様のネジ(図示
せず)が設けてあり、このネジを操作することにより針
5を試料面に沿って移動でき、視野探しを行うことがで
きる。
17がホルダー軸方向に摺動可能なように内面に接して
設けられている。試料2は、その面がホルダー1の中心
軸に一致するように試料固定台3に固定され、これに対
向して針5がSTM走査部4の先端に取り付けられ、S
TM走査部4はアーム11に固定されている。内筒17
の先端部には真空シール用のOリング溝13を設けたテ
ーパ部が設けられ、アーム11と一体の球12を気密状
態を保持して回動自在に受けるようになっている。そし
て球12にはバー16が一体に設けられ、その先端はフ
リーで、バネ28により上方へ付勢されると共に、ネジ
21で下方へ押下げられるようになっている。したがっ
て、ネジ21を回してバー16の自由端を上下に動かす
ことにより、球12を支点としてアーム11を動かすこ
とができ、針5を試料に近づけたり離したりすることが
できる。また紙面に垂直にネジ21と同様のネジ(図示
せず)が設けてあり、このネジを操作することにより針
5を試料面に沿って移動でき、視野探しを行うことがで
きる。
これらアーム11、球12、バー16は、ホルダー1の
中心軸から外れた偏心位置(図では上側)に設けられ、
その下方に導線23の収納空間30を形成するようにし
ている。また内筒17とホルダー1との間は真空シール
用のOリング溝14が形成され、これとOリング溝13
とにより試料側を真空に保持し、また、STM走査部駆
動用及びトンネル電流取り出し用の導線23の為のハー
メチックシール部24が形成されている。また内筒17
は、ダイアル18のネジ部と噛み合うネジ20を有し、
ダイアル18を回すと内筒17はピン27により回転で
きないため、軸方向に移動する。この移動により試料の
軸方向の視野探しを行うことができる。また内筒17の
内面にはテーパ状先端部が球12の所まで伸びると共
に、ネジ21が貫通する貫通孔31が設けられたロック
部材19が設けられ、また後端部には、ノブ22が取付
けられるネジ28が設けられ、ロック部材の後端と接し
ている。そして、ノブ22を回し、ロック部材19を押
すことにより、ロック部材先端のテーパが球12を押圧
して固定し、アーム11を動き難くして剛性を上げられ
るようになっている。
中心軸から外れた偏心位置(図では上側)に設けられ、
その下方に導線23の収納空間30を形成するようにし
ている。また内筒17とホルダー1との間は真空シール
用のOリング溝14が形成され、これとOリング溝13
とにより試料側を真空に保持し、また、STM走査部駆
動用及びトンネル電流取り出し用の導線23の為のハー
メチックシール部24が形成されている。また内筒17
は、ダイアル18のネジ部と噛み合うネジ20を有し、
ダイアル18を回すと内筒17はピン27により回転で
きないため、軸方向に移動する。この移動により試料の
軸方向の視野探しを行うことができる。また内筒17の
内面にはテーパ状先端部が球12の所まで伸びると共
に、ネジ21が貫通する貫通孔31が設けられたロック
部材19が設けられ、また後端部には、ノブ22が取付
けられるネジ28が設けられ、ロック部材の後端と接し
ている。そして、ノブ22を回し、ロック部材19を押
すことにより、ロック部材先端のテーパが球12を押圧
して固定し、アーム11を動き難くして剛性を上げられ
るようになっている。
また内筒17のホルダー1との接触面の一部にテーパ部
を持った溝が設けられ、この溝にはくさび25と、くさ
びを押す積層型のピエゾ素子26が設けられ、ピエゾ素
子26を駆動して伸ばすことによりくさび25を押し、
内筒17とホルダー1との間に圧入させることにより内
筒17をロックして剛性を上げる構造となっている。
を持った溝が設けられ、この溝にはくさび25と、くさ
びを押す積層型のピエゾ素子26が設けられ、ピエゾ素
子26を駆動して伸ばすことによりくさび25を押し、
内筒17とホルダー1との間に圧入させることにより内
筒17をロックして剛性を上げる構造となっている。
このような構成において、図示しないサイドエントリゴ
ニオメータにホルダー1を挿入し、ホルダーを移動させ
ることにより試料移動を行って視野探しを行い、反射像
観察法により試料面を観察する。こうして得られた反射
像の中でさらにSTMにより観察したい領域を設定し、
ダイアル18で軸方向移動、ネジ21で試料との接近、
ネジ21と同様の図示しない紙面に直交するネジで試料
面に沿った方向の針の移動を行う。ネジ21で針5を試
料に近づける場合、前述したようにTEM法で試料と針
のギャップを観察しながらトンネル電流を検出できる距
離まで接近させるようにすれば、針を試料に衝突させて
針と試料に損傷を与えることを防ぐことができる。こう
して、針のセットを行った後、ノブ22を回してロック
部材19を押して球12、アーム11を固定し、更にピ
エゾ素子26を駆動して内筒17を固定することにより
全体として剛性を上げてSTM走査の耐振性を良くして
STM法による超精密測定を行う。
ニオメータにホルダー1を挿入し、ホルダーを移動させ
ることにより試料移動を行って視野探しを行い、反射像
観察法により試料面を観察する。こうして得られた反射
像の中でさらにSTMにより観察したい領域を設定し、
ダイアル18で軸方向移動、ネジ21で試料との接近、
ネジ21と同様の図示しない紙面に直交するネジで試料
面に沿った方向の針の移動を行う。ネジ21で針5を試
料に近づける場合、前述したようにTEM法で試料と針
のギャップを観察しながらトンネル電流を検出できる距
離まで接近させるようにすれば、針を試料に衝突させて
針と試料に損傷を与えることを防ぐことができる。こう
して、針のセットを行った後、ノブ22を回してロック
部材19を押して球12、アーム11を固定し、更にピ
エゾ素子26を駆動して内筒17を固定することにより
全体として剛性を上げてSTM走査の耐振性を良くして
STM法による超精密測定を行う。
なお、ホルダー1内での試料の加工を行う場合には、ネ
ジ21を回して針5を試料2から離し、周囲に当たらな
くなる状態にしてダイアル18を回すことにより内筒1
7を引き込んで第3図(ロに示す状態とし、この状態で
試料のベーク、蒸着等を行えば、針が試料面から離れて
いるので金属や蒸気が針に付着する等の悪影響を防止す
ることができる。
ジ21を回して針5を試料2から離し、周囲に当たらな
くなる状態にしてダイアル18を回すことにより内筒1
7を引き込んで第3図(ロに示す状態とし、この状態で
試料のベーク、蒸着等を行えば、針が試料面から離れて
いるので金属や蒸気が針に付着する等の悪影響を防止す
ることができる。
第4図は本発明の他の実施例を示す図で、試料とSTM
走査部を直交させて反射像を観察する点以外は、第3図
の場合と全く同様である。
走査部を直交させて反射像を観察する点以外は、第3図
の場合と全く同様である。
なお、上記実施例では針の移動、ロック等をネジによる
駆動力を使用して行う例について説明したが、てこの原
理を使用したり、またピエゾ素子を用いて行う等、駆動
機構はどのような手段を使用してもよい。
駆動力を使用して行う例について説明したが、てこの原
理を使用したり、またピエゾ素子を用いて行う等、駆動
機構はどのような手段を使用してもよい。
以上のように本発明によれば、試料表面が光軸に平行に
なるように試料を保持した試料ホルダー中に、走査トン
ネル顕微鏡走査機構を配置することにより、反射電子顕
微鏡法により視野探しを行って観察後、さらに、走査ト
ンネル顕微鏡により超精密に試料面の観察を行うことが
でき、また試料と探針との距離をTEM法で観察しなが
ら接近させることができるので、探針と試料とを衝突さ
せることを防ぐことができる。
なるように試料を保持した試料ホルダー中に、走査トン
ネル顕微鏡走査機構を配置することにより、反射電子顕
微鏡法により視野探しを行って観察後、さらに、走査ト
ンネル顕微鏡により超精密に試料面の観察を行うことが
でき、また試料と探針との距離をTEM法で観察しなが
ら接近させることができるので、探針と試料とを衝突さ
せることを防ぐことができる。
第1図は本発明の反射型電子顕微鏡用走査トンネル顕微
鏡により反射像を得る場合の概略構成を示す図、第2図
は電子線の軌跡を示す図、第3図は本発明におけるホル
ダーの一実施例を示す図で、同図(イ)は試料観察状態
を示す図、同図(ロ)はSTM走査部を試料から離した
状態を示す図、第4図は試料とSTM走査部を直交させ
た本発明の他の実施例を示す図である。 1……ホルダー、2……試料、3……試料固定台、4…
…STM走査部、5……STM針、6……対物レンズ
(OL)ポールピース、7……光軸、11……アーム、
12……球、16……バー、17……内筒、18……ダ
イアル、19……ロック部材、22……ノブ、23……
導線、28……ネジ。
鏡により反射像を得る場合の概略構成を示す図、第2図
は電子線の軌跡を示す図、第3図は本発明におけるホル
ダーの一実施例を示す図で、同図(イ)は試料観察状態
を示す図、同図(ロ)はSTM走査部を試料から離した
状態を示す図、第4図は試料とSTM走査部を直交させ
た本発明の他の実施例を示す図である。 1……ホルダー、2……試料、3……試料固定台、4…
…STM走査部、5……STM針、6……対物レンズ
(OL)ポールピース、7……光軸、11……アーム、
12……球、16……バー、17……内筒、18……ダ
イアル、19……ロック部材、22……ノブ、23……
導線、28……ネジ。
Claims (2)
- 【請求項1】試料表面が光軸に平行になるように試料を
保持した試料ホルダー中に、探針を備えた走査トンネル
顕微鏡走査機構を配置した反射型電子顕微鏡用走査トン
ネル顕微鏡であって、電子線を偏向する偏向手段を備
え、前記偏向手段を動作させて電子線を試料表面に当て
て反射電子顕微鏡法により試料表面像を得ると共に、走
査トンネル顕微鏡により試料表面の観察を行うようにし
たことを特徴とする反射型電子顕微鏡用トンネル顕微
鏡。 - 【請求項2】電子線を試料表面に平行に照射し、探針と
試料表面間の透過像を得るようにした特許請求の範囲第
1項記載の反射型電子顕微鏡用走査トンネル顕微鏡。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62288079A JPH0624110B2 (ja) | 1987-11-14 | 1987-11-14 | 反射型電子顕微鏡用走査トンネル顕微鏡 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62288079A JPH0624110B2 (ja) | 1987-11-14 | 1987-11-14 | 反射型電子顕微鏡用走査トンネル顕微鏡 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01130457A JPH01130457A (ja) | 1989-05-23 |
| JPH0624110B2 true JPH0624110B2 (ja) | 1994-03-30 |
Family
ID=17725525
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62288079A Expired - Fee Related JPH0624110B2 (ja) | 1987-11-14 | 1987-11-14 | 反射型電子顕微鏡用走査トンネル顕微鏡 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0624110B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3553318B2 (ja) * | 1997-05-20 | 2004-08-11 | 日本電子株式会社 | ホルダ保持装置 |
-
1987
- 1987-11-14 JP JP62288079A patent/JPH0624110B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01130457A (ja) | 1989-05-23 |
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