JPH06241701A - 溶接余盛高さゲージおよびこのゲージを用いた余盛高さ計測方法 - Google Patents
溶接余盛高さゲージおよびこのゲージを用いた余盛高さ計測方法Info
- Publication number
- JPH06241701A JPH06241701A JP5050037A JP5003793A JPH06241701A JP H06241701 A JPH06241701 A JP H06241701A JP 5050037 A JP5050037 A JP 5050037A JP 5003793 A JP5003793 A JP 5003793A JP H06241701 A JPH06241701 A JP H06241701A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gauge
- height
- slide
- welded portion
- curvature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Length-Measuring Instruments Using Mechanical Means (AREA)
- A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 曲率を有する溶接部分であっても極めて簡便
な要領で、また、作業者の熟練度に左右されない精度の
高い計測結果が得られる溶接余盛高さゲージおよびそれ
を用いた余盛高さ計測方法を提供する。 【構成】 足部11a,11bを有するゲージ本体1
1、このゲージ本体11に摺動可能に設けられたスライ
ドゲージ12、および上記摺動方向の相対位置寸法を表
示する目盛3、罫がき線4を設けた。 【効果】 ゲージ本体11の両足部11a,11bが2
点A,Bで母材5に当接し、計測時のゲージ本体1の姿
勢が安定画一化して正確な余盛高さが得られる。
な要領で、また、作業者の熟練度に左右されない精度の
高い計測結果が得られる溶接余盛高さゲージおよびそれ
を用いた余盛高さ計測方法を提供する。 【構成】 足部11a,11bを有するゲージ本体1
1、このゲージ本体11に摺動可能に設けられたスライ
ドゲージ12、および上記摺動方向の相対位置寸法を表
示する目盛3、罫がき線4を設けた。 【効果】 ゲージ本体11の両足部11a,11bが2
点A,Bで母材5に当接し、計測時のゲージ本体1の姿
勢が安定画一化して正確な余盛高さが得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、溶接によって被溶接
物表面に形成される余盛の高さを計測するゲージおよび
それを用いた余盛高さ計測方法に関するものである。
物表面に形成される余盛の高さを計測するゲージおよび
それを用いた余盛高さ計測方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】溶接
時の溶着金属が開先寸法以上に表面から盛り上がった結
果形成される余盛は、所望の溶接強度を得るためには一
定量必要とされる。しかし、一般に放射線透過試験を必
要とする溶接部の試験においては、その余盛高さが高過
ぎると、溶接内部欠陥の検出能力が低下するためその高
さ寸法が厳しく制限されている。例えば、高圧ガス取締
法に基づいて製作される炭素鋼やステンレス鋼の圧力容
器の場合、その特定設備検査規則第50条によれば、母
材厚さ12mm以下のものに対しては1.5mm以下、
12mmを超え25mm以下のものに対しては2.5m
m以下と厳しく規制されている。従って、個々の製品毎
にその余盛高さを計測して合否を制定する検査作業が必
要となる。
時の溶着金属が開先寸法以上に表面から盛り上がった結
果形成される余盛は、所望の溶接強度を得るためには一
定量必要とされる。しかし、一般に放射線透過試験を必
要とする溶接部の試験においては、その余盛高さが高過
ぎると、溶接内部欠陥の検出能力が低下するためその高
さ寸法が厳しく制限されている。例えば、高圧ガス取締
法に基づいて製作される炭素鋼やステンレス鋼の圧力容
器の場合、その特定設備検査規則第50条によれば、母
材厚さ12mm以下のものに対しては1.5mm以下、
12mmを超え25mm以下のものに対しては2.5m
m以下と厳しく規制されている。従って、個々の製品毎
にその余盛高さを計測して合否を制定する検査作業が必
要となる。
【0003】図5は、この種検査に従来から使用されて
いるゲージの構成を示す図である。図において、1は例
えばステンレス板を略L字状に加工してなるゲージ本
体、2はこのゲージ本体1に形成された溝(図示せず)
に係合して図示上下方向に摺動可能に設けられたスライ
ドゲージである。そして、図に示すように、ゲージ本体
1のスライドゲージ2との境界部分には、上下方向に沿
って寸法を示す目盛3が、またそれに対向する部分のス
ライドゲージ2には罫がき線4がそれぞれ描かれてい
る。
いるゲージの構成を示す図である。図において、1は例
えばステンレス板を略L字状に加工してなるゲージ本
体、2はこのゲージ本体1に形成された溝(図示せず)
に係合して図示上下方向に摺動可能に設けられたスライ
ドゲージである。そして、図に示すように、ゲージ本体
1のスライドゲージ2との境界部分には、上下方向に沿
って寸法を示す目盛3が、またそれに対向する部分のス
ライドゲージ2には罫がき線4がそれぞれ描かれてい
る。
【0004】図6はこの従来のゲージを使用して実際に
圧力容器等の被溶接物の余盛高さを計測する方法を説明
するためのもので、同図(1)は溶接部分が平面状の場
合である。図において、5は圧力容器の溶接部分の母
材、6はその表面に盛り上がって形成された余盛であ
る。計測は、先ず、スライドゲージ2を上方へ上げてお
き、その平面位置が計測すべき余盛6の真上となるよう
ゲージ本体1を移動しその足部1a下面を母材5表面に
押し当てるようにしてゲージ本体1をその姿勢に保持す
る。次に、スライドゲージ2を下降させその下端2aが
余盛6の表面に当接したところで、罫がき線4が指示す
る目盛3の位置を読み取る。元々、ゲージ本体1の足部
1a下面とスライドゲージ下端2aとが同一レベルにあ
るとき、罫がき線4は目盛3の零の位置を指示するよう
にしてあるので(図5参照)、図6(1)で得られた読
みがそのまま余盛6の高さとなる訳である。
圧力容器等の被溶接物の余盛高さを計測する方法を説明
するためのもので、同図(1)は溶接部分が平面状の場
合である。図において、5は圧力容器の溶接部分の母
材、6はその表面に盛り上がって形成された余盛であ
る。計測は、先ず、スライドゲージ2を上方へ上げてお
き、その平面位置が計測すべき余盛6の真上となるよう
ゲージ本体1を移動しその足部1a下面を母材5表面に
押し当てるようにしてゲージ本体1をその姿勢に保持す
る。次に、スライドゲージ2を下降させその下端2aが
余盛6の表面に当接したところで、罫がき線4が指示す
る目盛3の位置を読み取る。元々、ゲージ本体1の足部
1a下面とスライドゲージ下端2aとが同一レベルにあ
るとき、罫がき線4は目盛3の零の位置を指示するよう
にしてあるので(図5参照)、図6(1)で得られた読
みがそのまま余盛6の高さとなる訳である。
【0005】図6(2)は母材5が円筒形状等でその溶
接部分が一定の曲率を有している場合の状況を示すもの
で、その計測は同図(1)で説明した方法に準じて行う
が、母材5が平面状でないため種々問題がある。即ち、
この曲率の大きさによっては、図に示すように、ゲージ
本体1の足部1a下面の全体が母材5の表面に当接する
姿勢からゲージ本体1を多少傾け、少しでも母材5の曲
率の影響を少なくする等の作業上の工夫や、時には、母
材5の曲率の大きさに応じて計測結果を補正する等の対
策が必要となり、計測作業が煩雑になるとともに、作業
者によってはその計測精度も低下する。
接部分が一定の曲率を有している場合の状況を示すもの
で、その計測は同図(1)で説明した方法に準じて行う
が、母材5が平面状でないため種々問題がある。即ち、
この曲率の大きさによっては、図に示すように、ゲージ
本体1の足部1a下面の全体が母材5の表面に当接する
姿勢からゲージ本体1を多少傾け、少しでも母材5の曲
率の影響を少なくする等の作業上の工夫や、時には、母
材5の曲率の大きさに応じて計測結果を補正する等の対
策が必要となり、計測作業が煩雑になるとともに、作業
者によってはその計測精度も低下する。
【0006】ところで、これら余盛高さの管理が厳格に
要請される圧力容器は、通常円筒形で、その軸方向およ
び周方向に存在する溶接継手部が上述した曲率を有する
溶接部分となる。しかも、円筒の直径や母材の厚さ、さ
らには溶接方法等が多枝にわたることから、以上で説明
した従来のゲージを用いた方法では、多大の熟練労力を
要し、計測のための作業時間も極めて長大化するという
問題点があった。
要請される圧力容器は、通常円筒形で、その軸方向およ
び周方向に存在する溶接継手部が上述した曲率を有する
溶接部分となる。しかも、円筒の直径や母材の厚さ、さ
らには溶接方法等が多枝にわたることから、以上で説明
した従来のゲージを用いた方法では、多大の熟練労力を
要し、計測のための作業時間も極めて長大化するという
問題点があった。
【0007】この発明は以上のような問題点を解消する
ためになされたもので、曲率を有する溶接部分であって
も極めて簡便な要領で、また、作業者の熟練度に左右さ
れない精度の高い計測結果が得られる溶接余盛高さゲー
ジおよびそれを用いた余盛高さ計測方法を提供するもの
である。
ためになされたもので、曲率を有する溶接部分であって
も極めて簡便な要領で、また、作業者の熟練度に左右さ
れない精度の高い計測結果が得られる溶接余盛高さゲー
ジおよびそれを用いた余盛高さ計測方法を提供するもの
である。
【0008】
【課題を解決するための手段および作用】この発明に係
る溶接余盛高さゲージは、スライドゲージを摺動可能に
取り付けるゲージ本体を、両端に互いに平行な足部を有
する略U字状としている。従って、溶接部分に曲率が存
在しても、上記ゲージ本体の一対の足部が2点で溶接部
分に当接し、計測時のゲージ本体の姿勢を安定、画一化
する。
る溶接余盛高さゲージは、スライドゲージを摺動可能に
取り付けるゲージ本体を、両端に互いに平行な足部を有
する略U字状としている。従って、溶接部分に曲率が存
在しても、上記ゲージ本体の一対の足部が2点で溶接部
分に当接し、計測時のゲージ本体の姿勢を安定、画一化
する。
【0009】この発明に係る余盛高さ計測方法は、曲率
を有する溶接部分と、これと同一の曲率を有する非溶接
部分との両者における上記ゲージの読み取り値の差から
余盛高さを求めるので、計測作業が簡便となり、作業者
の熟練度に左右されない正確な計測値が得られる。
を有する溶接部分と、これと同一の曲率を有する非溶接
部分との両者における上記ゲージの読み取り値の差から
余盛高さを求めるので、計測作業が簡便となり、作業者
の熟練度に左右されない正確な計測値が得られる。
【0010】
【実施例】図1はこの発明の一実施例による溶接余盛高
さゲージの構成を示す図で、同図(1)はその全体図、
(2)はスライドゲージを取り外してゲージ本体のみを
示す図、(3)は(2)の図のA−Aから見た部分断面
図である。図において、11はステンレス等の材料から
なるゲージ本体で、左右両端に足部11a、11bを有
する略U字状(図の姿勢では逆U字状となる)に形成さ
れている。12はゲージ本体11の中央に設けられたア
リ溝13に係合して図示上下方向にゲージ本体11と摺
動可能に構成されたスライドゲージ、14はアリ溝13
の底辺中央に嵌め込まれた板バネで、スライドゲージ1
2をその裏面から一定の力で押圧してスライドゲージ1
2のスライド操作を円滑にするとともに、任意のスライ
ド位置で保持できるようにして、後述するゲージの読み
取りを容易とするものである。3および4は、それぞれ
ゲージ本体11およびスライドゲージ12に描かれた目
盛および罫がき線で、従来と同様のものである。
さゲージの構成を示す図で、同図(1)はその全体図、
(2)はスライドゲージを取り外してゲージ本体のみを
示す図、(3)は(2)の図のA−Aから見た部分断面
図である。図において、11はステンレス等の材料から
なるゲージ本体で、左右両端に足部11a、11bを有
する略U字状(図の姿勢では逆U字状となる)に形成さ
れている。12はゲージ本体11の中央に設けられたア
リ溝13に係合して図示上下方向にゲージ本体11と摺
動可能に構成されたスライドゲージ、14はアリ溝13
の底辺中央に嵌め込まれた板バネで、スライドゲージ1
2をその裏面から一定の力で押圧してスライドゲージ1
2のスライド操作を円滑にするとともに、任意のスライ
ド位置で保持できるようにして、後述するゲージの読み
取りを容易とするものである。3および4は、それぞれ
ゲージ本体11およびスライドゲージ12に描かれた目
盛および罫がき線で、従来と同様のものである。
【0011】次に、図1に示すゲージを用いて曲率を有
する溶接部分の余盛高さを計測する方法を図2について
説明する。図2は母材5の溶接部分5aと非溶接部分5
bとの両位置でゲージを用いて計測している形に図示し
ているが、実際は1個のゲージで順番に計測する。いず
れを先に行ってもよいが、ここでは、非溶接部分5bか
ら行うものとして説明する。
する溶接部分の余盛高さを計測する方法を図2について
説明する。図2は母材5の溶接部分5aと非溶接部分5
bとの両位置でゲージを用いて計測している形に図示し
ているが、実際は1個のゲージで順番に計測する。いず
れを先に行ってもよいが、ここでは、非溶接部分5bか
ら行うものとして説明する。
【0012】溶接部分5aの近傍であってその曲率と同
一の曲率を有する非溶接部分5bを適当に選定して、ゲ
ージ本体11の両足部11aおよび11bを母材5表面
に押し当てる。この状態でスライドゲージ12の下端1
2aを母材5表面に当接させる。もっとも、この実施例
では前述した板バネ14を使用しているので、当初、両
足部11a,11bと下端12aとを同一線上に揃えて
おけば、両足部11a,11bを母材5へ押し当てるだ
けで、スライドゲージ12はその下端12aが母材5の
表面に当接した状態となる。そして、この場合、ゲージ
本体11はその足部11aの点Aと足部11bの点Bと
の2点で母材5の表面に当接するので、従来のような不
安定さはなく、ゲージ本体11と母材5との相対位置関
係が確定する。そして、この状態で罫がき線4が指示す
る目盛3の位置を読み取る。
一の曲率を有する非溶接部分5bを適当に選定して、ゲ
ージ本体11の両足部11aおよび11bを母材5表面
に押し当てる。この状態でスライドゲージ12の下端1
2aを母材5表面に当接させる。もっとも、この実施例
では前述した板バネ14を使用しているので、当初、両
足部11a,11bと下端12aとを同一線上に揃えて
おけば、両足部11a,11bを母材5へ押し当てるだ
けで、スライドゲージ12はその下端12aが母材5の
表面に当接した状態となる。そして、この場合、ゲージ
本体11はその足部11aの点Aと足部11bの点Bと
の2点で母材5の表面に当接するので、従来のような不
安定さはなく、ゲージ本体11と母材5との相対位置関
係が確定する。そして、この状態で罫がき線4が指示す
る目盛3の位置を読み取る。
【0013】次に、同じゲージを溶接部分5aに移して
計測する。即ち、スライドゲージ12の下端12aが計
測すべき余盛6の表面に当接するよう、従って、ゲージ
本体両足部11aおよび11bのほぼ中央に余盛6がく
るよう位置決めしてゲージ本体11を母材5に押し当て
ると、前述した通り、板バネ14による効果で、スライ
ドゲージ12の下端12aが余盛6の表面に当接し、そ
の状態でゲージ本体11とスライドゲージ12との関係
が保持される。この場合も、ゲージ本体11はその足部
11aの点Aと足部11bの点Bとの2点で母材5の表
面に当接するので、ゲージ本体11と母材5との相対位
置関係は非溶接部分5bでの計測時と同一とみなせるこ
とになる。従って、この状態で罫がき線4が指示する目
盛3の位置を読み取り、先に得られた非溶接部分5bで
の読み取り値との差を求めるとそれが余盛6の高さとな
る訳である。
計測する。即ち、スライドゲージ12の下端12aが計
測すべき余盛6の表面に当接するよう、従って、ゲージ
本体両足部11aおよび11bのほぼ中央に余盛6がく
るよう位置決めしてゲージ本体11を母材5に押し当て
ると、前述した通り、板バネ14による効果で、スライ
ドゲージ12の下端12aが余盛6の表面に当接し、そ
の状態でゲージ本体11とスライドゲージ12との関係
が保持される。この場合も、ゲージ本体11はその足部
11aの点Aと足部11bの点Bとの2点で母材5の表
面に当接するので、ゲージ本体11と母材5との相対位
置関係は非溶接部分5bでの計測時と同一とみなせるこ
とになる。従って、この状態で罫がき線4が指示する目
盛3の位置を読み取り、先に得られた非溶接部分5bで
の読み取り値との差を求めるとそれが余盛6の高さとな
る訳である。
【0014】以上のように、この発明の実施例では、計
測の作業が極めて簡便で(片手で行える)迅速に行え、
作業者による計測バラツキもなく正確な余盛高さが得ら
れる。
測の作業が極めて簡便で(片手で行える)迅速に行え、
作業者による計測バラツキもなく正確な余盛高さが得ら
れる。
【0015】図3はこの発明の他の実施例による溶接余
盛高さゲージの構成を示す図で、図1のものとの相違点
を中心に説明する。図において、15はゲージ本体11
とスライドゲージ12とに形成された小穴を挿通して設
けられたリング状のチェーンで、計測時以外の取扱いの
便や、ゲージ本体11やスライドゲージ12の分離紛失
防止を図るものである。また、ゲージ本体11の左端の
突出した形状の部分11cは、その先端が所定の角度
(例えば60゜)に形成されており、被溶接物に先立っ
て加工される開先部分の角度を検査するゲージとして使
用することができる。7は寸法表示手段としての可調目
盛で、図1の罫がき線4に相当する指針71をスライド
ゲージ12に設けられた溝72に沿って適宜移動できる
構成としたものである。指針71の固定、移動はツマミ
73の締緩で行う。
盛高さゲージの構成を示す図で、図1のものとの相違点
を中心に説明する。図において、15はゲージ本体11
とスライドゲージ12とに形成された小穴を挿通して設
けられたリング状のチェーンで、計測時以外の取扱いの
便や、ゲージ本体11やスライドゲージ12の分離紛失
防止を図るものである。また、ゲージ本体11の左端の
突出した形状の部分11cは、その先端が所定の角度
(例えば60゜)に形成されており、被溶接物に先立っ
て加工される開先部分の角度を検査するゲージとして使
用することができる。7は寸法表示手段としての可調目
盛で、図1の罫がき線4に相当する指針71をスライド
ゲージ12に設けられた溝72に沿って適宜移動できる
構成としたものである。指針71の固定、移動はツマミ
73の締緩で行う。
【0016】この実施例によるゲージを用いた場合に
は、先ず非溶接部分5bで図2の状態にしたときツマミ
73を操作して指針71が目盛3の零目盛の位置になる
よういわゆる零点調整を行う。従って、次に溶接部分5
aで同じく図2の状態にすると、そのときの指針71が
指示する目盛3の読みがそのまま余盛6の高さとして得
られることになる。この結果、図3の実施例では、余盛
6高さを求めるあたって、2つの読み取り値の差を計算
する必要がなくなり、また、この計算のため非溶接部分
5bでの読み取り値を記録しておく等の手間も不要とな
る。
は、先ず非溶接部分5bで図2の状態にしたときツマミ
73を操作して指針71が目盛3の零目盛の位置になる
よういわゆる零点調整を行う。従って、次に溶接部分5
aで同じく図2の状態にすると、そのときの指針71が
指示する目盛3の読みがそのまま余盛6の高さとして得
られることになる。この結果、図3の実施例では、余盛
6高さを求めるあたって、2つの読み取り値の差を計算
する必要がなくなり、また、この計算のため非溶接部分
5bでの読み取り値を記録しておく等の手間も不要とな
る。
【0017】なお、この実施例の場合も、実質的に2個
所での計測における読み取り値の差から余盛高さを求め
ることには変わりがなく、この実施例および後述する図
4の実施例も本願請求項2に記載する計測方法に含まれ
るものである。
所での計測における読み取り値の差から余盛高さを求め
ることには変わりがなく、この実施例および後述する図
4の実施例も本願請求項2に記載する計測方法に含まれ
るものである。
【0018】図4はこの発明の更に他の実施例による溶
接余盛高さゲージの構成を示す図である。前述の実施例
と同一または相当する部分には同一の符号を付して説明
を省略する。特徴部分としては、先ず、スライドゲージ
12は棒状でゲージ本体11内に挿通して常にバネ(図
示せず)の力で下方に押されている。但し、その下端1
2aがゲージ本体11の両足部11a,11bと同一の
レベル以下にならないようストッパー(図示せず)が設
けられている。8は寸法表示手段としてのダイヤルゲー
ジで、その指針81に対する目盛82を読み取ることに
よってスライドゲージ12の変位量を知ることができる
構成となっている。そして、83は零点調整ボタンで、
この零点調整ボタン83を下方へ押すことにより、その
時のスライドゲージ12の変位位置におけるダイヤルゲ
ージ8の指針81が目盛82の零を指すようになる。
接余盛高さゲージの構成を示す図である。前述の実施例
と同一または相当する部分には同一の符号を付して説明
を省略する。特徴部分としては、先ず、スライドゲージ
12は棒状でゲージ本体11内に挿通して常にバネ(図
示せず)の力で下方に押されている。但し、その下端1
2aがゲージ本体11の両足部11a,11bと同一の
レベル以下にならないようストッパー(図示せず)が設
けられている。8は寸法表示手段としてのダイヤルゲー
ジで、その指針81に対する目盛82を読み取ることに
よってスライドゲージ12の変位量を知ることができる
構成となっている。そして、83は零点調整ボタンで、
この零点調整ボタン83を下方へ押すことにより、その
時のスライドゲージ12の変位位置におけるダイヤルゲ
ージ8の指針81が目盛82の零を指すようになる。
【0019】従って、この図4のゲージを用いた場合に
は、先ず非溶接部分5bで図2の状態にしたとき零点調
整ボタン83を操作してダイヤルゲージ8の零点調整を
行い、次に、溶接部分5aでの指針81の指示する目盛
82を読めばそのまま余盛6高さが求められる。このよ
うに零点調整の操作がボタン83を押すだけで済むの
で、この計測の作業が一層簡便となる利点がある。
は、先ず非溶接部分5bで図2の状態にしたとき零点調
整ボタン83を操作してダイヤルゲージ8の零点調整を
行い、次に、溶接部分5aでの指針81の指示する目盛
82を読めばそのまま余盛6高さが求められる。このよ
うに零点調整の操作がボタン83を押すだけで済むの
で、この計測の作業が一層簡便となる利点がある。
【0020】なお、以上の各実施例では曲率を有する溶
接部分の余盛高さを計測する場合について説明したが、
平面状に形成された余盛の高さを計測する場合にも、従
来と同等またそれより簡便に行い得ることは勿論のこと
である。
接部分の余盛高さを計測する場合について説明したが、
平面状に形成された余盛の高さを計測する場合にも、従
来と同等またそれより簡便に行い得ることは勿論のこと
である。
【0021】
【発明の効果】この発明に係る溶接余盛高さゲージは以
上のように構成されているので、たとえ溶接部分に曲率
が存在しても、ゲージ本体の一対の足部が2点で溶接部
分に当接し、計測時のゲージ本体の姿勢が安定画一化さ
れ、正確な余盛高さが簡便に得られる。
上のように構成されているので、たとえ溶接部分に曲率
が存在しても、ゲージ本体の一対の足部が2点で溶接部
分に当接し、計測時のゲージ本体の姿勢が安定画一化さ
れ、正確な余盛高さが簡便に得られる。
【0022】また、この発明に係る余盛高さ計測方法は
以上のように構成されているので、溶接部分と非溶接部
分とにおける計測値から、被溶接物の曲率を有する溶接
部分の余盛の高さを容易簡便正確に得ることができる。
以上のように構成されているので、溶接部分と非溶接部
分とにおける計測値から、被溶接物の曲率を有する溶接
部分の余盛の高さを容易簡便正確に得ることができる。
【図1】この発明の一実施例による溶接余盛高さゲージ
の構成を示す図である。
の構成を示す図である。
【図2】図1のゲージを用いて曲率を有する母材に形成
された余盛の高さを計測する要領を説明する図である。
された余盛の高さを計測する要領を説明する図である。
【図3】この発明の他の実施例による溶接余盛高さゲー
ジの構成を示す図である。
ジの構成を示す図である。
【図4】この発明の更に他の実施例による溶接余盛高さ
ゲージの構成を示す図である。
ゲージの構成を示す図である。
【図5】従来の溶接余盛高さゲージの構成を示す図であ
る。
る。
【図6】図5のゲージを用いて余盛高さを計測する要領
を説明する図である。
を説明する図である。
11 ゲージ本体 11a,11b ゲージ本体の両足部 12 スライドゲージ 3および4 寸法表示手段としてのそれぞれ目盛および
罫がき線
罫がき線
Claims (2)
- 【請求項1】 両端に互いに平行な足部を有する略U字
状のゲージ本体、このゲージ本体の中央に上記足部と平
行に摺動可能に設けられたスライドゲージ、および上記
ゲージ本体とスライドゲージとの上記摺動方向の相対位
置寸法を表示する寸法表示手段を備えた溶接余盛高さゲ
ージ。 - 【請求項2】 請求項1に係るゲージを用いて被溶接物
の曲率を有する溶接部分での余盛高さを計測する方法に
おいて、 上記余盛の表面にスライドゲージが該当するようゲージ
本体の両足部下端を上記被溶接物の表面に押し当てこの
状態での上記ゲージ本体とスライドゲージとの相対位置
寸法を寸法表示手段から読み取る第1の工程と、上記被
溶接物の上記第1の工程における両足部押し当て位置の
連なる方向の曲率と同一の曲率を有する非溶接部分に上
記両足部下端を押し当てるとともに上記スライドゲージ
を上記非溶接部分表面に当接させこの状態での上記ゲー
ジ本体とスライドゲージとの相対位置寸法を寸法表示手
段から読み取る第2の工程とを備え、上記両工程による
寸法表示手段の読み取り値の差から上記余盛の高さを求
めるようにしたことを特徴とする余盛高さ計測方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5050037A JPH06241701A (ja) | 1993-02-15 | 1993-02-15 | 溶接余盛高さゲージおよびこのゲージを用いた余盛高さ計測方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5050037A JPH06241701A (ja) | 1993-02-15 | 1993-02-15 | 溶接余盛高さゲージおよびこのゲージを用いた余盛高さ計測方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06241701A true JPH06241701A (ja) | 1994-09-02 |
Family
ID=12847808
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5050037A Pending JPH06241701A (ja) | 1993-02-15 | 1993-02-15 | 溶接余盛高さゲージおよびこのゲージを用いた余盛高さ計測方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06241701A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08285503A (ja) * | 1995-04-14 | 1996-11-01 | Sekisui House Ltd | アンカーボルトの首の出測定具 |
| EP0766059A3 (en) * | 1995-09-28 | 1997-11-26 | Emhart Inc. | Height gauge |
| WO2001055667A1 (en) * | 2000-01-25 | 2001-08-02 | Technocoat Co., Ltd. | Gauge for measuring dimensions and diameter of protrusion or recess on reference surface and diameter thereof |
| CN103624383A (zh) * | 2013-12-10 | 2014-03-12 | 北京隆盛泰科石油管科技有限公司 | 一种焊接钢管焊缝余高控制装置 |
| CN112179245A (zh) * | 2020-09-30 | 2021-01-05 | 中国十七冶集团有限公司 | 一种电渣压力焊焊包高度检测装置及使用方法 |
| JP2025131202A (ja) * | 2024-02-28 | 2025-09-09 | 新潟精機株式会社 | 溶接用ゲージ |
Citations (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5033573U (ja) * | 1973-07-19 | 1975-04-11 | ||
| JPS5164487U (ja) * | 1974-11-15 | 1976-05-20 | ||
| JPS60167750U (ja) * | 1984-04-13 | 1985-11-07 | 昭和パックス株式会社 | 自立可能袋 |
| JPS62210026A (ja) * | 1986-03-12 | 1987-09-16 | Toray Ind Inc | 掃除機フイルタ |
| JPS62202344U (ja) * | 1986-06-16 | 1987-12-23 | ||
| JPS63200503U (ja) * | 1987-06-16 | 1988-12-23 | ||
| JPH04943U (ja) * | 1990-04-17 | 1992-01-07 | ||
| JPH0422446A (ja) * | 1990-05-16 | 1992-01-27 | Meiko Shokai:Kk | 全自動シュレッダ |
| JPH04106634U (ja) * | 1992-01-28 | 1992-09-14 | シヤープ株式会社 | 文書細断機 |
| JPH0440741Y2 (ja) * | 1987-03-05 | 1992-09-24 | ||
| JPH04277102A (ja) * | 1991-03-02 | 1992-10-02 | Seishiyou Electron:Kk | 吸引型ゴミ処理装置 |
-
1993
- 1993-02-15 JP JP5050037A patent/JPH06241701A/ja active Pending
Patent Citations (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5033573U (ja) * | 1973-07-19 | 1975-04-11 | ||
| JPS5164487U (ja) * | 1974-11-15 | 1976-05-20 | ||
| JPS60167750U (ja) * | 1984-04-13 | 1985-11-07 | 昭和パックス株式会社 | 自立可能袋 |
| JPS62210026A (ja) * | 1986-03-12 | 1987-09-16 | Toray Ind Inc | 掃除機フイルタ |
| JPS62202344U (ja) * | 1986-06-16 | 1987-12-23 | ||
| JPH0440741Y2 (ja) * | 1987-03-05 | 1992-09-24 | ||
| JPS63200503U (ja) * | 1987-06-16 | 1988-12-23 | ||
| JPH04943U (ja) * | 1990-04-17 | 1992-01-07 | ||
| JPH0422446A (ja) * | 1990-05-16 | 1992-01-27 | Meiko Shokai:Kk | 全自動シュレッダ |
| JPH04277102A (ja) * | 1991-03-02 | 1992-10-02 | Seishiyou Electron:Kk | 吸引型ゴミ処理装置 |
| JPH04106634U (ja) * | 1992-01-28 | 1992-09-14 | シヤープ株式会社 | 文書細断機 |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08285503A (ja) * | 1995-04-14 | 1996-11-01 | Sekisui House Ltd | アンカーボルトの首の出測定具 |
| EP0766059A3 (en) * | 1995-09-28 | 1997-11-26 | Emhart Inc. | Height gauge |
| WO2001055667A1 (en) * | 2000-01-25 | 2001-08-02 | Technocoat Co., Ltd. | Gauge for measuring dimensions and diameter of protrusion or recess on reference surface and diameter thereof |
| CN103624383A (zh) * | 2013-12-10 | 2014-03-12 | 北京隆盛泰科石油管科技有限公司 | 一种焊接钢管焊缝余高控制装置 |
| CN103624383B (zh) * | 2013-12-10 | 2015-10-21 | 北京隆盛泰科石油管科技有限公司 | 一种焊接钢管焊缝余高控制装置 |
| CN112179245A (zh) * | 2020-09-30 | 2021-01-05 | 中国十七冶集团有限公司 | 一种电渣压力焊焊包高度检测装置及使用方法 |
| CN112179245B (zh) * | 2020-09-30 | 2022-05-13 | 中国十七冶集团有限公司 | 一种电渣压力焊焊包高度检测装置及使用方法 |
| JP2025131202A (ja) * | 2024-02-28 | 2025-09-09 | 新潟精機株式会社 | 溶接用ゲージ |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6442857B1 (en) | Portable surface inspector | |
| US5671541A (en) | Accuracy verification devices for coordinate measuring machines | |
| US6453730B2 (en) | Surface texture measuring instrument, surface texture measuring method and stylus radius measuring instrument | |
| US7043846B2 (en) | Reference gauge for calibrating a measuring machine and method for calibrating a measuring machine | |
| US5195364A (en) | Method and apparatus for testing the hardness of a workpiece by the penetration method | |
| US4813152A (en) | Clearance gauge for setting a tool above a workpiece | |
| JP2894825B2 (ja) | キー溝測定装置及びその使用方法 | |
| RU2714458C1 (ru) | Универсальный шаблон специалиста неразрушающего контроля | |
| US6289713B1 (en) | Method of calibrating gages used in measuring intensity of shot blasting | |
| US5780714A (en) | Calibration apparatus and method for shot blasting intensity measurement | |
| US5148611A (en) | Multimeasurement gauge assembly | |
| GB2260819A (en) | Gauge for checking dimensions of springs | |
| CA2971942A1 (en) | A device for checking a weld bead | |
| JP3025413B2 (ja) | 輪郭形状測定方法及びその装置 | |
| EP3479948A1 (en) | Method and apparatus for aligning a process gas jet nozzle and laser machining beam | |
| JPH0587501A (ja) | 機械的接触計測により被検体の幾何学的寸法を求める方法 | |
| JP2016151497A (ja) | 測定機の校正方法及び校正用ゲージユニット | |
| US3639992A (en) | Chord length gauge | |
| JP3009689U (ja) | 鋼管溶接外観検査治具 | |
| KR102418946B1 (ko) | 판재 가공대상물 평탄도 측정장치 | |
| KR200498680Y1 (ko) | 단차와 갭 측정이 가능한 디지털게이지 | |
| JPS614911A (ja) | 核燃料ペレツトの寸法測定方法及びその装置 | |
| JPH0623642B2 (ja) | 真直度測定器 | |
| JPH05312557A (ja) | ワークの内径測定値補正方法および補正値表示装置 | |
| JPH0649918U (ja) | 鋼管の溶接部寸法測定器 |