JPH0624326A - 自動車用液圧ブレーキホース - Google Patents

自動車用液圧ブレーキホース

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Publication number
JPH0624326A
JPH0624326A JP18210492A JP18210492A JPH0624326A JP H0624326 A JPH0624326 A JP H0624326A JP 18210492 A JP18210492 A JP 18210492A JP 18210492 A JP18210492 A JP 18210492A JP H0624326 A JPH0624326 A JP H0624326A
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JP
Japan
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layer
rubber layer
rubber
brake hose
hose
Prior art date
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Pending
Application number
JP18210492A
Other languages
English (en)
Inventor
Masakazu Shirai
正和 白井
Toshikazu Taniguchi
利員 谷口
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Nichirin Co Ltd
Original Assignee
Nichirin Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0624326A publication Critical patent/JPH0624326A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Valves And Accessory Devices For Braking Systems (AREA)
  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 水分透過性を低減させた自動車用液圧ブレー
キホースを提供する。 【構成】 内面ゴム層の外周に第1繊維補強糸層を施
し、該第1補強糸層の外周に中間ゴム層を施し、該中間
ゴム層の外周に第2繊維補強糸層を施し、該第2補強糸
層の外周に外面ゴム層を施したブレーキホースにおい
て、内面ゴム層がエチレン−プロピレン−ジエンゴム配
合物からなり、中間ゴム層が肉厚0.1 〜0.5mmのレギュ
ラーブチルゴム配合物からなり、外面ゴム層がエチレン
−プロピレン−ジエンゴム/クロロプレンゴムの重量比
で10/0〜3/7のブレンド物からなることを特徴とす
る自動車用液圧ブレーキホース。 【効果】 ブレーキホース中でのベーパーロックを防い
で安全性を高め、また耐熱性が向上してロングライフ化
が実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車用の液圧ブレーキ
ホース、特に水分透過性が低減された液圧ブレーキホー
スに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の液圧ブレーキホースは、図1に
示すように、内面ゴム層1の外周に第1繊維補強糸層2
を施し、その外周に中間ゴム層3、ついで第2繊維補強
糸層4および外面ゴム層5が施されている。各層の材質
は、内面ゴム層1にスチレン−ブタジエンゴム(SB
R)系のゴムが、中間ゴム層3に天然ゴム(NR)が、
外面ゴム層5にクロロプレンゴム(CR)を主体とした
ブレンドゴムあるいはエチレン−プロピレン−ジエンゴ
ム(EPDM)の単独またはブレンドゴムが使用されて
いる。そして繊維補強糸層2、4には通常、伸びの小さ
いポリビニルアルコール(PVA)製の糸が使用されて
いる。
【0003】このような構造、材質の選定および組合せ
は、自動車用液圧ブレーキホースに要求される耐屈曲疲
労性や耐繰返し加圧性、さらにブレーキ液に対する耐ブ
レーキ液性などを考慮して決められている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ブレーキホースは実車
取付で長期間使用すると、屈曲・繰り返し加圧による呼
吸作用により、水分がホース外部から外面ゴム層、第2
繊維補強糸層、中間ゴム層、第1繊維補強層、内面ゴム
層を通ってブレーキ液中に浸透する。この吸水量が多く
なるとブレーキ液の沸点が低下し、厳しい温度条件下で
はベーパーロックを起こし、最悪のばあいブレーキが効
かなくなることがある。このため水分が透過しにくいブ
レーキホースが求められている。
【0005】水分透過量を低減する手段として、金属パ
イプの使用やホースの構成材料にフッ素ゴムを使用する
方法があるが、車体と車輪間を連結するブレーキライン
に可撓性と揺動耐久性が求められるため、金属パイプの
ばあい、疲労により損傷してしまう。また、フッ素ゴム
を使用すれば水分透過の低減は達成できるが、非常に高
価であり、工業的に実用性がない。
【0006】レギュラーブチルゴム(IIR)は水分透
過性が極めて小さく水分の透過を防ぐことができるが、
ブレーキ液に接すると長期の使用において軟化し劣化し
てしまう。
【0007】本発明は、自動車用液圧ブレーキホースの
各層に要求される特性を損なわずに水分透過性を低減し
うる構造のブレーキホースを提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明の自動車
用液圧ブレーキホースは、内面ゴム層がEPDM配合物
からなり、中間ゴム層が肉厚0.1 〜0.5mm のIIR配合
物からなり、外面ゴム層がEPDM/CRの重量比で10
/0〜3/7のブレンド物からなることを特徴とするも
のである。
【0009】
【作用および実施例】自動車用液圧ブレーキホースを構
成する各ゴム層のゴム材料に関して、以下説明する。ま
ず内面ゴム層にはEPDM配合物を使用する。内面ゴム
層に水分透過性の極めて低いIIRを使用することが考
えられるが、IIRはブレーキ液に対して軟化劣化の挙
動を示し、また反発弾性も低いことから口金具のシール
圧特性に問題があるため適切ではない。EPDMは従来
のSBR(スチレン−ブタジエンゴム)系よりも水分透
過が低く、耐ブレーキ液性、耐熱性、高温時におけるシ
ール圧特性に優れている。
【0010】中間ゴム層には、水分透過性の極めて低い
レギュラーIIRを使用する。中間ゴム層のIIRはI
IR単独でも性能上の目的は達成できるが、IIRはロ
ールでの薄層圧延後のロールからの取出しや、薄層押出
被覆時に肉厚にバラツキを生ずることがある。そこで、
低水分透過性の効果を損ねることなく加工性を容易にす
るため、部分架橋IIRを5〜30重量%混合するのが望
ましい。部分架橋IIRが少ないと加工性の向上がみら
れず、多すぎると配合物の分散性がわるくなることがあ
り、混練り時間を長くする必要がでてくる。
【0011】外面ゴム層には耐熱性、耐候性、耐オゾン
性に優れたEPDMあるいはEPDMとCRとのブレン
ド物を使用する。CRのブレンドは70重量%まで、好ま
しくは60重量%までである。CRが多すぎると耐オゾン
性、耐寒性が低下する。
【0012】本発明のブレーキホースにおいては、ブレ
ーキ液中に浸透する水分量の低減と耐熱性が向上されて
おり、安全性を高めることができると共に、ブレーキホ
ースの寿命を約2倍に延ばすことができる。
【0013】本発明のブレーキホースは、従来と同様の
方法により製造することができる。すなわち、マンドレ
ルに押出しチューブを被覆し、第1補強糸を編組する。
その外周に中間ゴム層を被覆したのち、第2補強糸を編
組すると同時に接着剤処理を施こす。その後外面ゴムを
被覆し、蒸気加硫することにより製造できる。各ゴム層
の肉厚は、内面ゴム層1が通常0.8 〜1.2 mm、中間ゴム
層3が0.1 〜0.5mm 、外面ゴム層5が1.0 〜1.4 mmであ
り、繊維補強糸2、4はPVA糸などの従来使用されて
いる糸を用いることができる。
【0014】なお、中間ゴム層の働きは、補強糸と補強
糸の間に介在させ、補強糸同士の摩擦疲労を防ぐためで
あり、0.1 〜0.5mm 、さらには0.2 〜0.4mm の薄さで充
分機能を果たす。中間ゴム層の肉厚が大きすぎると口金
具とカシメにより結合したときにカシメ応力が中間ゴム
層で分散し、シール圧特性が低下する。
【0015】つぎに本発明の液圧ブレーキホースを実施
例および比較例に基づいて説明するが、本発明はかかる
実施例のみに限定されるものではない。
【0016】実施例1 内面ゴム層をEPDM配合物、中間ゴム層としてレギュ
ラーIIR配合物、外面ゴム層としてEPDM/CR
(90/10重量比)ブレンド物を用い、繊維補強糸として
PVA系を用い、つぎの方法により自動車用液圧ブレー
キホースを作製した。
【0017】内管チューブを押出機により押出し成形し
たのち、マンドレルを挿通し、編組機で第1補強糸をブ
レードした外周上にロール機で0.3mm に圧延した中間ゴ
ムを被覆し、その外周に第2補強糸をブレードする。第
2補強糸ブレード後に、外周にRPL接着剤処理を施こ
す。その後、押出機にて外面ゴムを被覆し、加硫缶にて
加硫する。完成したホースの内径は3.4mm 、外径は10.5
mm、肉厚は3.55mmであった。
【0018】作製したブレーキホースについて、つぎに
要領で水分透過性および高温屈曲疲労性を調べた。結果
を表1に示す。
【0019】(水分透過性)長さ305mm のホースにブレ
ーキ液(CCI社製のGC#418 AA(DOT4))を
封入し、70℃の水中にホース部分が完全に浸るように72
時間浸漬したのち、ブレーキ液中の水分量をカールフィ
ッシャー法にて定量する。
【0020】(高温屈曲疲労性)図2のようにブレーキ
ホース(300mm )を取付け、ホース内部に50kgf /cm2
の液圧を加え、これを120 ℃雰囲気中においてB側口金
具を固定し、A側口金具に上下の屈曲(ストローク長13
cm。サイクル150 回/分)を加えて、ホースが破裂する
までの屈曲回数を調べる。
【0021】実施例2〜4 ゴム層の材料を表1に示すものに変えたほかは実施例1
と同様にして自動車用液圧ブレーキホースを作製し、実
施例1と同様にして水分透過性を高温屈曲疲労性を調べ
た。結果を表1に示す。
【0022】なお、部分架橋IIRを10重量%配合した
IIRを使用した実施例3〜4では、中間ゴム層の加工
性がかなり向上した。
【0023】比較例1〜3 ゴム層の材料を表1に示すものに変えたほかは実施例1
と同様にして自動車用液圧ブレーキホースを作製し、実
施例1と同様にして水分透過性と高温屈曲疲労性を調べ
た。結果を表1に示す。
【0024】なお、表1中の略号はそれぞれつぎのもの
である。
【0025】 EPDM:エチレン−プロピレン−ジエンゴム SBR:スチレン−ブタジエンゴム NR:天然ゴム IIR:レギュラーブチルゴム CR:クロロプレンゴム 部分架橋IIR:架橋度70〜85%
【0026】
【表1】
【0027】
【発明の効果】内面ゴム層に水分透過性が低く耐熱性に
優れたEPDMを使用し、中間ゴム層に水分透過性の極
めて低いIIRを使用することによって、ホース外部か
らブレーキ液中に浸透する水分量を低減し、人身事故に
つながる恐れのあるベーパーロックを防ぐとともに、耐
熱性を向上させることでホースのロングライフ化を実現
でき、より長時間にわたり、より安全にブレーキホース
としての役割を果たすことができる。また、中間ゴム層
に部分架橋IIRを混合するときには加工性が著しく向
上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動車用液圧ブレーキホースの構造を
示す概略斜視図である。
【図2】本発明の実施例で用いた高温屈曲疲労性の試験
の説明図である。
【符号の説明】
1 内面ゴム層 2 第1繊維補強糸層 3 中間ゴム層 4 第2繊維補強糸層 5 外面ゴム層

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内面ゴム層の外周に第1繊維補強糸層を
    施し、該第1繊維補強糸層の外周に中間ゴム層を施し、
    該中間ゴム層の外周に第2繊維補強糸層を施し、該第2
    補強糸層の外周に外面ゴム層を施したブレーキホースに
    おいて、内面ゴム層がエチレン−プロピレン−ジエンゴ
    ム配合物からなり、中間ゴム層が肉厚0.1 〜0.5mm のレ
    ギュラーブチルゴム配合物からなり、外面ゴム層がエチ
    レン−プロピレン−ジエンゴム/クロロプレンゴムの重
    量比で10/0〜3/7のブレンド物からなることを特徴
    とする自動車用液圧ブレーキホース。
  2. 【請求項2】 中間ゴム層に部分架橋ブチルゴムが5〜
    30重量%混合されている請求項1記載のブレーキホー
    ス。
JP18210492A 1992-07-09 1992-07-09 自動車用液圧ブレーキホース Pending JPH0624326A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5238659A (en) * 1989-05-23 1993-08-24 Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha Moving granular bed dust removal and reaction apparatus
JP2006266442A (ja) * 2005-03-25 2006-10-05 Toyoda Gosei Co Ltd ブレーキホース
US7493917B2 (en) 2007-02-27 2009-02-24 Tokai Rubber Industries, Ltd. Rubber composition for automotive non-water liquid delivery hose and automotive non-water liquid delivery hose using the same
JP7697726B1 (ja) * 2024-05-13 2025-06-24 株式会社ニチリン ブレーキホースの製造方法

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