JPH06243798A - 偏向ヨーク - Google Patents
偏向ヨークInfo
- Publication number
- JPH06243798A JPH06243798A JP5023099A JP2309993A JPH06243798A JP H06243798 A JPH06243798 A JP H06243798A JP 5023099 A JP5023099 A JP 5023099A JP 2309993 A JP2309993 A JP 2309993A JP H06243798 A JPH06243798 A JP H06243798A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- deflection coil
- coil
- deflection yoke
- deflection
- yoke
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 テレビジョン受像機などに使用される陰極線
管に組み合わせて使用する偏向ヨークの内部の温度上昇
を低減させることを目的とする。 【構成】 偏向ヨークの水平偏向コイル1と垂直偏向コ
イル2の間の開口部に接近させて熱伝導率の良いヒート
シンク材8を配設した構成とし、またヒートシンク材8
と垂直偏向コイル2との間に熱伝導率の良い接着剤9を
充填した構成にしたことにより、水平偏向コイル1と垂
直偏向コイル2との空間の空気の温度を低下して、偏向
ヨークの内部の発熱を効率良く外部に放熱でき、また垂
直偏向コイル2の発熱を容易に外部に放熱できて、偏向
ヨークの内部の温度上昇を低減できる。
管に組み合わせて使用する偏向ヨークの内部の温度上昇
を低減させることを目的とする。 【構成】 偏向ヨークの水平偏向コイル1と垂直偏向コ
イル2の間の開口部に接近させて熱伝導率の良いヒート
シンク材8を配設した構成とし、またヒートシンク材8
と垂直偏向コイル2との間に熱伝導率の良い接着剤9を
充填した構成にしたことにより、水平偏向コイル1と垂
直偏向コイル2との空間の空気の温度を低下して、偏向
ヨークの内部の発熱を効率良く外部に放熱でき、また垂
直偏向コイル2の発熱を容易に外部に放熱できて、偏向
ヨークの内部の温度上昇を低減できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はテレビジョン受像機など
に使用される陰極線管に組み合わせて使用する偏向ヨー
クに関する。
に使用される陰極線管に組み合わせて使用する偏向ヨー
クに関する。
【0002】
【従来の技術】以下に従来の偏向ヨークについて説明す
る。
る。
【0003】図4および図5に示すように、電磁偏向方
式の場合は、陰極線管内で蛍光面を電子ビーム走査させ
るために、水平偏向コイル1及び垂直偏向コイル2を巻
回したフェライトコア3を有する偏向コイルを陰極線管
4のファンネルとネックとの接触箇所近傍の管外部を囲
むようにネック部ホルダー5と開口部ホルダー6で保持
して配設している。
式の場合は、陰極線管内で蛍光面を電子ビーム走査させ
るために、水平偏向コイル1及び垂直偏向コイル2を巻
回したフェライトコア3を有する偏向コイルを陰極線管
4のファンネルとネックとの接触箇所近傍の管外部を囲
むようにネック部ホルダー5と開口部ホルダー6で保持
して配設している。
【0004】図中の7は陰極線管4と偏向ヨークを電気
的に絶縁させるセパレータである。水平偏向コイル1
は、コイルのオーム損、渦電流損などにより偏向ヨーク
では最も発熱する部位である。また、垂直偏向コイル2
は水平偏向コイル1と同様にオーム損などで発熱する
が、水平偏向コイル1に比して偏向電流が小さいためそ
の発熱量は、水平偏向コイル1よりも少ない。さらに、
フェライトコア3もヒステリシス損、渦電流損などによ
り発熱する。
的に絶縁させるセパレータである。水平偏向コイル1
は、コイルのオーム損、渦電流損などにより偏向ヨーク
では最も発熱する部位である。また、垂直偏向コイル2
は水平偏向コイル1と同様にオーム損などで発熱する
が、水平偏向コイル1に比して偏向電流が小さいためそ
の発熱量は、水平偏向コイル1よりも少ない。さらに、
フェライトコア3もヒステリシス損、渦電流損などによ
り発熱する。
【0005】上述の発熱による偏向ヨークの各部位及び
周辺と外気の温度は、図3に実線で示したように、水平
偏向コイル1がもっとも温度上昇が高く、ついでフェラ
イトコア3、ついで垂直偏向コイル2の順となる。水平
偏向コイル1と垂直偏向コイル2はセパレータ7を介し
て空間があるが、この空間は水平偏向コイル1と垂直偏
向コイル2に囲まれた空間であるため、図3のグラフか
ら明らかであるが、かなりの高温な空気が充満すること
になる。
周辺と外気の温度は、図3に実線で示したように、水平
偏向コイル1がもっとも温度上昇が高く、ついでフェラ
イトコア3、ついで垂直偏向コイル2の順となる。水平
偏向コイル1と垂直偏向コイル2はセパレータ7を介し
て空間があるが、この空間は水平偏向コイル1と垂直偏
向コイル2に囲まれた空間であるため、図3のグラフか
ら明らかであるが、かなりの高温な空気が充満すること
になる。
【0006】上述のように明るい表示を得るために電子
ビームを高い陽極電圧で加速したり、また陰極線管4の
ファンネル部の長さを短くして偏向角度を大きくしたり
すると、強い偏向磁界が必要となる。そのために偏向コ
イルは大きなアンペアターンを有することになり、偏向
コイルの内部での発熱量が多くなるので、偏向ヨークの
温度上昇を防止する対策が必要となる。
ビームを高い陽極電圧で加速したり、また陰極線管4の
ファンネル部の長さを短くして偏向角度を大きくしたり
すると、強い偏向磁界が必要となる。そのために偏向コ
イルは大きなアンペアターンを有することになり、偏向
コイルの内部での発熱量が多くなるので、偏向ヨークの
温度上昇を防止する対策が必要となる。
【0007】この対策として低渦電流のヒートシンクを
リッツ線のより線の本数を多くし、水平偏向コイル1の
L/RDCを大きくして銅損及び渦電流損の低減を図るこ
とや、また、水平偏向コイル1と垂直偏向コイル2の間
に高熱伝導率の物質を充填させて放熱を良くする工夫が
なされている(例えば、特開平2−273441号公報
参照)。
リッツ線のより線の本数を多くし、水平偏向コイル1の
L/RDCを大きくして銅損及び渦電流損の低減を図るこ
とや、また、水平偏向コイル1と垂直偏向コイル2の間
に高熱伝導率の物質を充填させて放熱を良くする工夫が
なされている(例えば、特開平2−273441号公報
参照)。
【0008】本来、水平偏向コイル1のインダクタンス
Lと直流抵抗RDCの比L/RDCは0.8mH/Ω程度である
ものを、低渦電流のヒートシンクをリッツ線のより線の
本数を多くして対策するように構成した偏向ヨークの場
合、水平偏向コイル1のインダクタンスLと直流抵抗R
DCの比L/RDCを0.9〜1.1mH/Ω程度に設定する必要
があった。さらに、水平偏向コイル1にリッツ線を使用
するので、コイル線の線径自体が大きくなり、コイルの
巻線性及び偏向ヨークの組立の作業性が悪く、また、水
平偏向コイル1と垂直偏向コイル2の間を、高熱伝導率
の物質で充填する場合にも作業性が悪かった。
Lと直流抵抗RDCの比L/RDCは0.8mH/Ω程度である
ものを、低渦電流のヒートシンクをリッツ線のより線の
本数を多くして対策するように構成した偏向ヨークの場
合、水平偏向コイル1のインダクタンスLと直流抵抗R
DCの比L/RDCを0.9〜1.1mH/Ω程度に設定する必要
があった。さらに、水平偏向コイル1にリッツ線を使用
するので、コイル線の線径自体が大きくなり、コイルの
巻線性及び偏向ヨークの組立の作業性が悪く、また、水
平偏向コイル1と垂直偏向コイル2の間を、高熱伝導率
の物質で充填する場合にも作業性が悪かった。
【0009】また、サドル・トロイダル型の偏向ヨーク
の場合、水平偏向コイル1と垂直偏向コイル2の間の空
間に高温の空気が充満し、それが偏向ヨークの内部の温
度上昇を低下させることを妨げていた。
の場合、水平偏向コイル1と垂直偏向コイル2の間の空
間に高温の空気が充満し、それが偏向ヨークの内部の温
度上昇を低下させることを妨げていた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述のように従来の構
成では、偏向ヨークの温度上昇を抑制するには、水平偏
向コイルのL/RDCが大きくなるという問題点や偏向ヨ
ークの組立の作業性が悪いという問題点を有していた。
成では、偏向ヨークの温度上昇を抑制するには、水平偏
向コイルのL/RDCが大きくなるという問題点や偏向ヨ
ークの組立の作業性が悪いという問題点を有していた。
【0011】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、水平偏向コイルのL/RDCを0.8mH/Ωに保ちつつ
温度上昇を抑制できる、組立の作業性の良好な偏向ヨー
クを提供することを目的とする。
で、水平偏向コイルのL/RDCを0.8mH/Ωに保ちつつ
温度上昇を抑制できる、組立の作業性の良好な偏向ヨー
クを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の偏向ヨークは、熱伝導率の良いヒートシンク
材を水平偏向コイルと垂直偏向コイルの間の開口部に接
近させて配設した構成とし、また、ヒートシンク材と垂
直偏向コイルとの間隙に熱伝導率の良い接着剤を充填し
た構成としたものである。
に本発明の偏向ヨークは、熱伝導率の良いヒートシンク
材を水平偏向コイルと垂直偏向コイルの間の開口部に接
近させて配設した構成とし、また、ヒートシンク材と垂
直偏向コイルとの間隙に熱伝導率の良い接着剤を充填し
た構成としたものである。
【0013】
【作用】この構成において、水平偏向コイルと垂直偏向
コイルの間の空間の空気の温度を低下して偏向ヨークの
内部の発熱を効率よく外部に放熱することとなり、ま
た、垂直偏向コイルの発熱を容易に外部に放熱すること
となる。
コイルの間の空間の空気の温度を低下して偏向ヨークの
内部の発熱を効率よく外部に放熱することとなり、ま
た、垂直偏向コイルの発熱を容易に外部に放熱すること
となる。
【0014】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
【0015】本発明の一実施例において、前述の従来例
について説明した構成部分と同じ部分については同一符
号を付し、その説明を省略する。
について説明した構成部分と同じ部分については同一符
号を付し、その説明を省略する。
【0016】図1および図2に示すように、本実施例の
特徴とするところは、水平偏向コイル1と垂直偏向コイ
ル2との間の開口部に接近させてアルミニウムなどの非
磁性体で熱伝導率の良い材料でフェライトコア3の広口
部3aに嵌合する形状のヒートシンク材8を配設し、ま
た、ヒートシンク材8と垂直偏向コイル2との間隙に熱
伝導率の良い接着剤9を充填した構成とした点である。
特徴とするところは、水平偏向コイル1と垂直偏向コイ
ル2との間の開口部に接近させてアルミニウムなどの非
磁性体で熱伝導率の良い材料でフェライトコア3の広口
部3aに嵌合する形状のヒートシンク材8を配設し、ま
た、ヒートシンク材8と垂直偏向コイル2との間隙に熱
伝導率の良い接着剤9を充填した構成とした点である。
【0017】前述の従来例で説明した偏向ヨークの各部
位の温度と同じ部位での本実施例の偏向コイルについて
の温度は、図3に点線で示したようになる。
位の温度と同じ部位での本実施例の偏向コイルについて
の温度は、図3に点線で示したようになる。
【0018】図3から明らかなように従来例の偏向ヨー
クに比して本実施例の偏向ヨークは、各部位の温度が低
下していることがわかる。
クに比して本実施例の偏向ヨークは、各部位の温度が低
下していることがわかる。
【0019】以上のように本実施例によれば、ヒートシ
ンク材8を水平偏向コイル1と垂直偏向コイル2の開口
部に配設することにより、水平偏向コイル1と垂直偏向
コイル2間の間隙部分の熱を低温な偏向ヨークの外部に
効率よく伝導することができる。
ンク材8を水平偏向コイル1と垂直偏向コイル2の開口
部に配設することにより、水平偏向コイル1と垂直偏向
コイル2間の間隙部分の熱を低温な偏向ヨークの外部に
効率よく伝導することができる。
【0020】すなわち間隙の温度を低減できれば、水平
偏向コイル1の熱が間隙に伝わるので、偏向ヨークの中
で最も高温な水平偏向コイル1の温度が低減できる。
偏向コイル1の熱が間隙に伝わるので、偏向ヨークの中
で最も高温な水平偏向コイル1の温度が低減できる。
【0021】偏向ヨークは実用時に、開口部ホルダー6
側がネックホルダー5側より上側に位置することになる
ので、高温の空気はネック部ホルダー5側より開口部ホ
ルダー6側に対流するため、ヒートシンク材8を開口部
ホルダー6側に配設した方が少ない材料で効率よく熱を
伝導できることになる。
側がネックホルダー5側より上側に位置することになる
ので、高温の空気はネック部ホルダー5側より開口部ホ
ルダー6側に対流するため、ヒートシンク材8を開口部
ホルダー6側に配設した方が少ない材料で効率よく熱を
伝導できることになる。
【0022】また、垂直偏向コイル2とヒートシンク材
8との間に熱伝導率の良い接着剤9を充填させることに
より、垂直偏向コイル2とフェライトコア3の熱を接着
剤9を通してヒートシンク材8に効率よく伝導できるの
で、垂直偏向コイル2とフェライトコア3の温度上昇を
低減させることができる。
8との間に熱伝導率の良い接着剤9を充填させることに
より、垂直偏向コイル2とフェライトコア3の熱を接着
剤9を通してヒートシンク材8に効率よく伝導できるの
で、垂直偏向コイル2とフェライトコア3の温度上昇を
低減させることができる。
【0023】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明
は、熱伝導率の良いヒートシンク材を水平偏向コイルと
垂直偏向コイルの間の開口部に接近させて配設した構成
により、またヒートシンク材と垂直偏向コイルの間隙に
熱伝導率の良い接着剤を充填した構成により、水平偏向
コイルのL/RDCを0.8mH/Ωに保ちつつ温度上昇を抑
制でき、組立の作業性の良好な優れた偏向ヨークを実現
できるものである。
は、熱伝導率の良いヒートシンク材を水平偏向コイルと
垂直偏向コイルの間の開口部に接近させて配設した構成
により、またヒートシンク材と垂直偏向コイルの間隙に
熱伝導率の良い接着剤を充填した構成により、水平偏向
コイルのL/RDCを0.8mH/Ωに保ちつつ温度上昇を抑
制でき、組立の作業性の良好な優れた偏向ヨークを実現
できるものである。
【図1】本発明の一実施例の偏向ヨークの一部を欠載し
て断面を示した正面略図
て断面を示した正面略図
【図2】同偏向ヨークのヒートシンク材とフェライトコ
アの分解外観斜視図
アの分解外観斜視図
【図3】本発明の一実施例および従来の偏向ヨークの各
部位の温度を示すグラフ
部位の温度を示すグラフ
【図4】従来の偏向ヨークを陰極線管に組み合わせた状
態の一部を欠載して断面を示した正面略図
態の一部を欠載して断面を示した正面略図
【図5】従来の偏向ヨークの一部を欠載して断面を示し
た正面略図
た正面略図
1 水平偏向コイル 2 垂直偏向コイル 8 ヒートシンク材 9 接着剤
Claims (2)
- 【請求項1】 陰極線管の電子ビームを偏向させる偏向
磁界を発生する偏向ヨークであって、熱伝導率の良いヒ
ートシンク材を水平偏向コイルと垂直偏向コイルの間の
開口部に接近させて配設したことを特徴とした偏向ヨー
ク。 - 【請求項2】 ヒートシンク材と垂直偏向コイルとの間
隙に熱伝導率の良い接着剤を充填した請求項1記載の偏
向ヨーク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02309993A JP3446085B2 (ja) | 1993-02-12 | 1993-02-12 | 偏向ヨーク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02309993A JP3446085B2 (ja) | 1993-02-12 | 1993-02-12 | 偏向ヨーク |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06243798A true JPH06243798A (ja) | 1994-09-02 |
| JP3446085B2 JP3446085B2 (ja) | 2003-09-16 |
Family
ID=12101008
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP02309993A Expired - Fee Related JP3446085B2 (ja) | 1993-02-12 | 1993-02-12 | 偏向ヨーク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3446085B2 (ja) |
-
1993
- 1993-02-12 JP JP02309993A patent/JP3446085B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3446085B2 (ja) | 2003-09-16 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |