JPH0624380A - 船舶用バランサ−バッグ - Google Patents
船舶用バランサ−バッグInfo
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- JPH0624380A JPH0624380A JP4176860A JP17686092A JPH0624380A JP H0624380 A JPH0624380 A JP H0624380A JP 4176860 A JP4176860 A JP 4176860A JP 17686092 A JP17686092 A JP 17686092A JP H0624380 A JPH0624380 A JP H0624380A
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- JP
- Japan
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- bag
- balancer
- fineness
- denier
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- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
- Woven Fabrics (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明の目的は,船舶から積荷を降すとき,或
いは船舶に積荷を積み込むときに船体の傾きを防止する
ために用いるバランサ−バッグであって,船荷の積み降
し,積み込むの際にバランサ−バッグに要求される諸特
性を満足する,実用的で耐久性のある船舶用バランサ−
バッグを提供することにある。 【構成】単糸繊度3.5デニ−ル以下,単繊維強度12
g/d以上,平均繊維長100〜2000mmの短繊維
からなる牽切紡績糸を製織してなり,織物の経方向及び
緯方向における織密度と全繊度とが下式の関係にあり,
少なくとも片面に熱可塑性樹脂が被覆されてなるシ−ト
からなることを特徴とする船舶用バランサ−バッグ。 900>織密度×ル−ト全繊度>500(織密度:本/
インチ,繊度:デニ−ル)
いは船舶に積荷を積み込むときに船体の傾きを防止する
ために用いるバランサ−バッグであって,船荷の積み降
し,積み込むの際にバランサ−バッグに要求される諸特
性を満足する,実用的で耐久性のある船舶用バランサ−
バッグを提供することにある。 【構成】単糸繊度3.5デニ−ル以下,単繊維強度12
g/d以上,平均繊維長100〜2000mmの短繊維
からなる牽切紡績糸を製織してなり,織物の経方向及び
緯方向における織密度と全繊度とが下式の関係にあり,
少なくとも片面に熱可塑性樹脂が被覆されてなるシ−ト
からなることを特徴とする船舶用バランサ−バッグ。 900>織密度×ル−ト全繊度>500(織密度:本/
インチ,繊度:デニ−ル)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,船舶から積荷を降すと
き,或いは船舶に積荷を積み込むときに船体の傾きを防
止するために用いるバランサ−バッグに関する。詳しく
は,船舶から,陸上で待機するトラックに正確に積荷を
積み込むためのバランサ−バッグに関する。
き,或いは船舶に積荷を積み込むときに船体の傾きを防
止するために用いるバランサ−バッグに関する。詳しく
は,船舶から,陸上で待機するトラックに正確に積荷を
積み込むためのバランサ−バッグに関する。
【0002】
【従来の技術】従来は,船舶から積荷を降すとき船体の
傾き或いは揺れのため目的の位置に正確に積荷を降すこ
とが困難であった。従って,従来はとりあえず積荷を岸
壁に降し,その後,改めてトラックに積荷を積み込んで
いた。船舶から積荷を降すときのかかる船体の傾き或い
は揺れを制御するには少なくとも3トンの重量を有する
バランサ−バッグが必要である。そのときの荷重に耐え
得るためにはバランサ−バッグに使用するフレキシブル
シ−トに要求される諸特性は,強力≧600kg/3c
m,剥離強力≧5.5kg/2cm,目付≦1000g
/m2 ,シ−ト硬さ(JIS−1096,C法,ル−プ
圧縮法)≦700g等である。
傾き或いは揺れのため目的の位置に正確に積荷を降すこ
とが困難であった。従って,従来はとりあえず積荷を岸
壁に降し,その後,改めてトラックに積荷を積み込んで
いた。船舶から積荷を降すときのかかる船体の傾き或い
は揺れを制御するには少なくとも3トンの重量を有する
バランサ−バッグが必要である。そのときの荷重に耐え
得るためにはバランサ−バッグに使用するフレキシブル
シ−トに要求される諸特性は,強力≧600kg/3c
m,剥離強力≧5.5kg/2cm,目付≦1000g
/m2 ,シ−ト硬さ(JIS−1096,C法,ル−プ
圧縮法)≦700g等である。
【0003】ところで,繊維に樹脂を複合した複合布が
テント,セ−ルクロス,気球,ホ−バ−クラフト,ゴム
ボ−ト,フレキシブルコンテナ−,カヌ−等の用途で広
く使用されているが、上述した荷重に耐え得るためにフ
レキシブルシ−トに要求される諸特性を満足するバラン
サ−バッグ用フレキシブルシ−トはまだ実現されていな
い。
テント,セ−ルクロス,気球,ホ−バ−クラフト,ゴム
ボ−ト,フレキシブルコンテナ−,カヌ−等の用途で広
く使用されているが、上述した荷重に耐え得るためにフ
レキシブルシ−トに要求される諸特性を満足するバラン
サ−バッグ用フレキシブルシ−トはまだ実現されていな
い。
【0004】例えば,ポリエステルフイラメントからな
る基布に樹脂を複合したフレキシブルシ−トは剥離強力
あるいは軽量性の点で適用が困難である。すなわち,ポ
リエステルフイラメントからなる基布に樹脂を複合した
フレキシブルシ−トが上記の要求諸特性を満足するため
には,基布重量として900g/m2 以上,樹脂重量と
して1000g/m2 以上が必要となるので製品の目付
は1900g/m2 以上となり実用的でなくなる。
る基布に樹脂を複合したフレキシブルシ−トは剥離強力
あるいは軽量性の点で適用が困難である。すなわち,ポ
リエステルフイラメントからなる基布に樹脂を複合した
フレキシブルシ−トが上記の要求諸特性を満足するため
には,基布重量として900g/m2 以上,樹脂重量と
して1000g/m2 以上が必要となるので製品の目付
は1900g/m2 以上となり実用的でなくなる。
【0005】また,ポリエステルスパン糸からなる布帛
に樹脂を複合した,いわゆる帆布地は,剥離強力はまず
まずであるが強力及び重量の点でポリエステルフイラメ
ントからなる基布に樹脂を複合したフレキシブルシ−ト
よりも劣る。或いは,高強力繊維を利用したアラミドフ
イラメントからなる基布に樹脂を複合したフレキシブル
シ−トは高強力,軽量性の点では合格であるが,樹脂と
の接着力の点で充分でないので剥離強力が低く,かつシ
−トの硬さが大であり実用的でなくなる。
に樹脂を複合した,いわゆる帆布地は,剥離強力はまず
まずであるが強力及び重量の点でポリエステルフイラメ
ントからなる基布に樹脂を複合したフレキシブルシ−ト
よりも劣る。或いは,高強力繊維を利用したアラミドフ
イラメントからなる基布に樹脂を複合したフレキシブル
シ−トは高強力,軽量性の点では合格であるが,樹脂と
の接着力の点で充分でないので剥離強力が低く,かつシ
−トの硬さが大であり実用的でなくなる。
【0006】
【発明の目的】本発明の目的は,従来技術におけるかか
る課題を解消するためになされたものである。すなわ
ち,本発明の目的は,海水を入れてバランスをとるバラ
ンサ−バッグが5トン以上の荷重に耐え得るためにフレ
キシブルシ−トに要求される諸特性,強力≧600kg
/3cm,剥離強力≧5.5kg/2cm,目付≦10
00g/m2 ,シ−ト硬さ(JIS−L−1096,C
法ル−プ圧縮法)≦700g等を満足し得る,実用的で
耐久性のある船舶用バランサ−バッグを提供することに
ある。またフレキシブルなバッグとして,より軽量化し
作業性を向上させることにある。また,バッグの周囲の
少なくとも2ケ所以上にリング状補強物を取り付けるこ
とによって蛇腹状に格納することができるようにしコン
パクトに折り畳みやすい船舶用バランサ−バッグを提供
することにある。
る課題を解消するためになされたものである。すなわ
ち,本発明の目的は,海水を入れてバランスをとるバラ
ンサ−バッグが5トン以上の荷重に耐え得るためにフレ
キシブルシ−トに要求される諸特性,強力≧600kg
/3cm,剥離強力≧5.5kg/2cm,目付≦10
00g/m2 ,シ−ト硬さ(JIS−L−1096,C
法ル−プ圧縮法)≦700g等を満足し得る,実用的で
耐久性のある船舶用バランサ−バッグを提供することに
ある。またフレキシブルなバッグとして,より軽量化し
作業性を向上させることにある。また,バッグの周囲の
少なくとも2ケ所以上にリング状補強物を取り付けるこ
とによって蛇腹状に格納することができるようにしコン
パクトに折り畳みやすい船舶用バランサ−バッグを提供
することにある。
【0007】
【発明の構成】すなわち本発明は「(請求項1)単糸繊
度3.5デニ−ル以下,単繊維強度12g/d以上,平
均繊維長100〜2000mmの短繊維からなる牽切紡
績糸を製織してなり,織物の経方向及び緯方向における
織密度と全繊度とが下式の関係にあり,少なくとも片面
に熱可塑性樹脂が被覆されてなるシ−トからなることを
特徴とする船舶用バランサ−バッグ。
度3.5デニ−ル以下,単繊維強度12g/d以上,平
均繊維長100〜2000mmの短繊維からなる牽切紡
績糸を製織してなり,織物の経方向及び緯方向における
織密度と全繊度とが下式の関係にあり,少なくとも片面
に熱可塑性樹脂が被覆されてなるシ−トからなることを
特徴とする船舶用バランサ−バッグ。
【0008】900>織密度×ル−ト全繊度>500
(織密度;本/インチ,繊度;デニ−ル) (請求項2)単糸繊度3.5デニ−ル以下,単繊維強度
12g/d以上,平均繊維長100〜2000mmの短
繊維からなる牽切紡績糸を製織してなり,織物の経方向
及び緯方向における織密度と全繊度とが下式の関係にあ
り,少なくとも片面に熱可塑性樹脂が被覆されてなるシ
−トの少なくとも片面にフッ素系樹脂またはアクリル系
樹脂から選ばれた1以上の樹脂が被覆されてなる請求項
1の船舶用バランサ−バッグ。
(織密度;本/インチ,繊度;デニ−ル) (請求項2)単糸繊度3.5デニ−ル以下,単繊維強度
12g/d以上,平均繊維長100〜2000mmの短
繊維からなる牽切紡績糸を製織してなり,織物の経方向
及び緯方向における織密度と全繊度とが下式の関係にあ
り,少なくとも片面に熱可塑性樹脂が被覆されてなるシ
−トの少なくとも片面にフッ素系樹脂またはアクリル系
樹脂から選ばれた1以上の樹脂が被覆されてなる請求項
1の船舶用バランサ−バッグ。
【0009】900>織密度×ル−ト全繊度>500
(織密度;本/インチ,繊度;デニ−ル) (請求項3)短繊維の熱収縮率が乾熱180℃で1%以
下である請求項1または2の船舶用バランサ−バッグ。
(織密度;本/インチ,繊度;デニ−ル) (請求項3)短繊維の熱収縮率が乾熱180℃で1%以
下である請求項1または2の船舶用バランサ−バッグ。
【0010】(請求項4)バッグの周囲の少なくとも2
ケ所以上にリング状補強物を取り付けてなる請求項1の
〜3のいずれかに記載の船舶用バランサ−バッグ。」で
ある。
ケ所以上にリング状補強物を取り付けてなる請求項1の
〜3のいずれかに記載の船舶用バランサ−バッグ。」で
ある。
【0011】ここに,単糸繊度3.5デニ−ル以下,単
繊維強度12g/d以上,平均繊維長100〜2000
mmの短繊維は,例えばアラミド繊維,高強力ポリエス
テル繊維,高強力ポリビニルアルコ−ル繊維,高強力ポ
リオレフイン繊維,炭素繊維,金属繊維,無機繊維等で
あって上記の要求諸特性を満足する繊維である。
繊維強度12g/d以上,平均繊維長100〜2000
mmの短繊維は,例えばアラミド繊維,高強力ポリエス
テル繊維,高強力ポリビニルアルコ−ル繊維,高強力ポ
リオレフイン繊維,炭素繊維,金属繊維,無機繊維等で
あって上記の要求諸特性を満足する繊維である。
【0012】単糸繊度は3.5デニ−ル以下,望ましく
は1.5デニ−ル以下である。単糸繊度が3.5デニ−
ルを越えるとマルチフイラメントの単糸数が少なくなり
表出する端糸部が少なくなり樹脂との剥離強力が低下し
使用に耐えなくなる。
は1.5デニ−ル以下である。単糸繊度が3.5デニ−
ルを越えるとマルチフイラメントの単糸数が少なくなり
表出する端糸部が少なくなり樹脂との剥離強力が低下し
使用に耐えなくなる。
【0013】単繊維強度は12g/d以上,望ましくは
20g/d以上である。単繊維強度が12g/d未満で
は,基布重量が大きくなり高強力でかつ軽量化の目的が
果たせない。
20g/d以上である。単繊維強度が12g/d未満で
は,基布重量が大きくなり高強力でかつ軽量化の目的が
果たせない。
【0014】平均繊維長は100〜2000mmであ
る。平均繊維長が100mm未満では,織成後の強力利
用率が低下するので充分な製品強力が得られにくい。平
均繊維長が2000mmを越えると,織成後の強力利用
率は高いが,牽切紡績糸の繊維表面に表出する短繊維の
端糸(毛羽状端糸)の個数が少なくなり,樹脂と複合し
たときの接着力が低下するので充分な剥離強力が得られ
ない。充分な剥離強力を得るには,牽切紡績糸の繊維表
面に表出する短繊維の端糸の個数は,少なくとも1個/
cm,望ましくは2個/cm以上存在するものを用いる
のが望ましい。
る。平均繊維長が100mm未満では,織成後の強力利
用率が低下するので充分な製品強力が得られにくい。平
均繊維長が2000mmを越えると,織成後の強力利用
率は高いが,牽切紡績糸の繊維表面に表出する短繊維の
端糸(毛羽状端糸)の個数が少なくなり,樹脂と複合し
たときの接着力が低下するので充分な剥離強力が得られ
ない。充分な剥離強力を得るには,牽切紡績糸の繊維表
面に表出する短繊維の端糸の個数は,少なくとも1個/
cm,望ましくは2個/cm以上存在するものを用いる
のが望ましい。
【0015】織物の経方向及び緯方向における織密度と
全繊度との関係は下式の関係にあることが必要である。
全繊度との関係は下式の関係にあることが必要である。
【0016】900>織密度×ル−ト全繊度>500
(織密度;本/インチ,繊度;デニ−ル) 織密度×ル−ト全繊度が500以下では、織目が開きす
ぎ目ずれを起こしやすいので樹脂加工後のシ−ト特性の
均一性を得ることが難しい。織密度×ル−ト全繊度が9
00を越えると,細デニ−ルで高織密度であるため相互
に単糸がからんで製織不可能となることがあり,また毛
羽状端糸が基布表面に表出する割合が低下するので樹脂
含浸の際のブリッジ効果が得られ難くなるので充分な剥
離強力が得られない。
(織密度;本/インチ,繊度;デニ−ル) 織密度×ル−ト全繊度が500以下では、織目が開きす
ぎ目ずれを起こしやすいので樹脂加工後のシ−ト特性の
均一性を得ることが難しい。織密度×ル−ト全繊度が9
00を越えると,細デニ−ルで高織密度であるため相互
に単糸がからんで製織不可能となることがあり,また毛
羽状端糸が基布表面に表出する割合が低下するので樹脂
含浸の際のブリッジ効果が得られ難くなるので充分な剥
離強力が得られない。
【0017】熱可塑性樹脂は,主として塩ビ樹脂が使用
されることが多いが,通常の帆布用樹脂を用いてよく,
必ずしも限定されない。
されることが多いが,通常の帆布用樹脂を用いてよく,
必ずしも限定されない。
【0018】なお,請求項1に記載の本発明のシ−トの
少なくとも片面に,さらにフッ素系樹脂またはアクリル
系樹脂から選ばれた1以上の樹脂を被覆して運搬用袋と
すると,より撥水性,耐侯性,耐久性の高い船舶用バラ
ンサ−バッグとすることができる。
少なくとも片面に,さらにフッ素系樹脂またはアクリル
系樹脂から選ばれた1以上の樹脂を被覆して運搬用袋と
すると,より撥水性,耐侯性,耐久性の高い船舶用バラ
ンサ−バッグとすることができる。
【0019】また本発明の船舶用バランサ−バッグに用
いる短繊維は熱収縮率が乾熱180℃で1%以下のもの
を用いるのが望ましい。熱収縮率が乾熱180℃で1%
以下の短繊維を用いると,加工温度170〜180℃で
シ−ト内での繊維収縮が発生しないので繊維間の空隙が
均一となり,樹脂が基布内に均一に含浸されシ−ト全体
としての剥離強力を増大させることができる。
いる短繊維は熱収縮率が乾熱180℃で1%以下のもの
を用いるのが望ましい。熱収縮率が乾熱180℃で1%
以下の短繊維を用いると,加工温度170〜180℃で
シ−ト内での繊維収縮が発生しないので繊維間の空隙が
均一となり,樹脂が基布内に均一に含浸されシ−ト全体
としての剥離強力を増大させることができる。
【0020】船舶用バランサ−バッグの周囲の少なくと
も2ケ所以上に取り付けるリング状補強物は,SAS製
の金属リングを用いてもよいが,船舶用バランサ−バッ
グの全体的な強度維持の点からは,フレキシブルなプラ
スチック製のリングあるいは船舶用バランサ−バッグ用
シ−トと同じシ−トを多重に重合してリング状とした補
強物を用いるのが好ましい
も2ケ所以上に取り付けるリング状補強物は,SAS製
の金属リングを用いてもよいが,船舶用バランサ−バッ
グの全体的な強度維持の点からは,フレキシブルなプラ
スチック製のリングあるいは船舶用バランサ−バッグ用
シ−トと同じシ−トを多重に重合してリング状とした補
強物を用いるのが好ましい
【0021】
【発明の効果】本発明の船舶用バランサ−バッグは,船
舶用バランサ−バッグ用フレキシブルシ−トに要求され
る諸特性,強力≧600kg/3cm,剥離強力≧5.
5kg/2cm,目付≦1000g/m2 ,シ−ト硬さ
(JIS−L−1096,C法ル−プ圧縮法)≦700
g等を満足し得る,実用的で耐久性のある船舶用バラン
サ−バッグであり,折り畳み可能で軽量な船舶用バラン
サ−バッグである。
舶用バランサ−バッグ用フレキシブルシ−トに要求され
る諸特性,強力≧600kg/3cm,剥離強力≧5.
5kg/2cm,目付≦1000g/m2 ,シ−ト硬さ
(JIS−L−1096,C法ル−プ圧縮法)≦700
g等を満足し得る,実用的で耐久性のある船舶用バラン
サ−バッグであり,折り畳み可能で軽量な船舶用バラン
サ−バッグである。
【0022】以下、実施例により本発明を具体的に説明
する。なお実施例において,強力,剥離強力,シ−ト硬
さ等は以下の方法に従って評価した。
する。なお実施例において,強力,剥離強力,シ−ト硬
さ等は以下の方法に従って評価した。
【0023】強力:JIS−L−1096,6.12
引っ張り強さ及び伸び率 剥離強力:K6328.6.3.7剥離試験 シ−ト硬さ:JIS−L−1096,6.20.3 C
法(11−10圧縮法)
引っ張り強さ及び伸び率 剥離強力:K6328.6.3.7剥離試験 シ−ト硬さ:JIS−L−1096,6.20.3 C
法(11−10圧縮法)
【0024】
【実施例1】単糸繊度0.75デニ−ル,単繊維強度2
2g/d,平均繊維長1500mmのパラ系アラミド短
繊維(テクノ−ラ繊維,帝人株式会社製)からなる牽切
紡績糸GTN20/2(260デニ−ル×2,平均毛羽
状端糸數9.45個/cm)を使用し,2本引き揃えて
経方向及び緯方向共に26本/インチの織密度で織成し
た。得られた織布に塩ビゾルで含浸加工を施し,更に塩
ビ樹脂をカレンダ−加工して960g/m2 (テクノ−
ラ基布250g/m2 )のフレキシブルシ−トを得た。
該シ−トの強力は経方向が610kg/3cm,緯方向
が630kg/3cm,剥離強力は経方向が6kg/2
cm,緯方向が6.3kg/2cm,シ−ト硬さは60
0gであった。本シ−トを使用し直径1200mm,高
さ5mの船舶用バランサ−バッグを縫製し,高さ方向に
50cm間隔で9本のSAS製リング(巾10mm,高
さ100mm)を取り付けた。得られた船舶用バランサ
−バッグは容易に折り畳みが可能で,かつ船舶用バラン
サ−として長期間にわたって良好な結果を示した。
2g/d,平均繊維長1500mmのパラ系アラミド短
繊維(テクノ−ラ繊維,帝人株式会社製)からなる牽切
紡績糸GTN20/2(260デニ−ル×2,平均毛羽
状端糸數9.45個/cm)を使用し,2本引き揃えて
経方向及び緯方向共に26本/インチの織密度で織成し
た。得られた織布に塩ビゾルで含浸加工を施し,更に塩
ビ樹脂をカレンダ−加工して960g/m2 (テクノ−
ラ基布250g/m2 )のフレキシブルシ−トを得た。
該シ−トの強力は経方向が610kg/3cm,緯方向
が630kg/3cm,剥離強力は経方向が6kg/2
cm,緯方向が6.3kg/2cm,シ−ト硬さは60
0gであった。本シ−トを使用し直径1200mm,高
さ5mの船舶用バランサ−バッグを縫製し,高さ方向に
50cm間隔で9本のSAS製リング(巾10mm,高
さ100mm)を取り付けた。得られた船舶用バランサ
−バッグは容易に折り畳みが可能で,かつ船舶用バラン
サ−として長期間にわたって良好な結果を示した。
【0025】
【比較例1】単糸繊度5.2デニ−ル,単繊維強度8.
0g/dのポリエステル高強力フイラメント繊維(全繊
度1000デニ−ル,帝人株式会社製)を2本引き揃え
て経方向及び緯方向共に12本/インチの織密度で織成
した。得られた織布に塩ビゾル(接着剤バルカボンド1
0%を含む)で含浸加工を施し,更に塩ビ樹脂フイルム
を両面にラミネ−ト加工して1600g/m2 (ポリエ
ステル基布450g/m2 )のフレキシブルシ−トを得
た。該シ−トの強力は経方向が420kg/3cm,緯
方向が410kg/3cm,剥離強力は経方向が5.0
kg/2cm,緯方向が5.3kg/2cm,シ−ト硬
さは750gであった。本シ−トを使用し直径1200
mm,高さ5mの船舶用バランサ−バッグを縫製し,高
さ方向に50cm間隔で9本のSAS製リング(巾10
mm,高さ100mm)を取り付けた。得られたジャバ
ラ状船舶用バランサ−バッグは折り畳みが極めて困難
で,かつ船舶用バランサ−として使用に耐えないもので
あった。
0g/dのポリエステル高強力フイラメント繊維(全繊
度1000デニ−ル,帝人株式会社製)を2本引き揃え
て経方向及び緯方向共に12本/インチの織密度で織成
した。得られた織布に塩ビゾル(接着剤バルカボンド1
0%を含む)で含浸加工を施し,更に塩ビ樹脂フイルム
を両面にラミネ−ト加工して1600g/m2 (ポリエ
ステル基布450g/m2 )のフレキシブルシ−トを得
た。該シ−トの強力は経方向が420kg/3cm,緯
方向が410kg/3cm,剥離強力は経方向が5.0
kg/2cm,緯方向が5.3kg/2cm,シ−ト硬
さは750gであった。本シ−トを使用し直径1200
mm,高さ5mの船舶用バランサ−バッグを縫製し,高
さ方向に50cm間隔で9本のSAS製リング(巾10
mm,高さ100mm)を取り付けた。得られたジャバ
ラ状船舶用バランサ−バッグは折り畳みが極めて困難
で,かつ船舶用バランサ−として使用に耐えないもので
あった。
【0026】
【比較例2】単糸繊度1.5デニ−ル,単繊維強度2
5.0g/d,平均繊維長51mmのパラ系アラミド短
繊維(テクノ−ラ繊維,帝人株式会社製)からなる10
/1(531デニ−ル)の紡績糸(平均毛羽状端糸數2
0.8個/cm)を使用し,2本引き揃えて経方向及び
緯方向共に26本/インチの織密度で織成した。得られ
た織布に塩ビゾルで含浸加工を施し,更に塩ビ樹脂で織
布の両面にトッピング加工を施して1000g/m2
(テクノ−ラ基布250g/m2 )のフレキシブルシ−
トを得た。該シ−トの強力は経方向が210kg/3c
m,緯方向が220kg/3cm,剥離強力は経方向が
6.3kg/2cm,緯方向が6.5kg/2cm,シ
−ト硬さは590gであった。該シ−トは,船舶用バラ
ンサ−バッグ用としては強力が低く長期間にわたっての
使用に耐えることができなかった。
5.0g/d,平均繊維長51mmのパラ系アラミド短
繊維(テクノ−ラ繊維,帝人株式会社製)からなる10
/1(531デニ−ル)の紡績糸(平均毛羽状端糸數2
0.8個/cm)を使用し,2本引き揃えて経方向及び
緯方向共に26本/インチの織密度で織成した。得られ
た織布に塩ビゾルで含浸加工を施し,更に塩ビ樹脂で織
布の両面にトッピング加工を施して1000g/m2
(テクノ−ラ基布250g/m2 )のフレキシブルシ−
トを得た。該シ−トの強力は経方向が210kg/3c
m,緯方向が220kg/3cm,剥離強力は経方向が
6.3kg/2cm,緯方向が6.5kg/2cm,シ
−ト硬さは590gであった。該シ−トは,船舶用バラ
ンサ−バッグ用としては強力が低く長期間にわたっての
使用に耐えることができなかった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D06M 15/00
Claims (4)
- 【請求項1】単糸繊度3.5デニ−ル以下,単繊維強度
12g/d以上,平均繊維長100〜2000mmの短
繊維からなる牽切紡績糸を製織してなり,織物の経方向
及び緯方向における織密度と全繊度とが下式の関係にあ
り,少なくとも片面に熱可塑性樹脂が被覆されてなるシ
−トからなることを特徴とする船舶用バランサ−バッ
グ。 900>織密度×ル−ト全繊度>500(織密度;本/
インチ,繊度;デニ−ル) - 【請求項2】単糸繊度3.5デニ−ル以下,単繊維強度
12g/d以上,平均繊維長100〜2000mmの短
繊維からなる牽切紡績糸を製織してなり,織物の経方向
及び緯方向における織密度と全繊度とが下式の関係にあ
り,少なくとも片面に熱可塑性樹脂が被覆されてなるシ
−トの少なくとも片面にフッ素系樹脂またはアクリル系
樹脂から選ばれた1以上の樹脂が被覆されてなる請求項
1の船舶用バランサ−バッグ。 900>織密度×ル−ト全繊度>500(織密度;本/
インチ,繊度;デニ−ル) - 【請求項3】短繊維の熱収縮率が乾熱180℃で1%以
下である請求項1または2の船舶用バランサ−バッグ。 - 【請求項4】バッグの周囲の少なくとも2ケ所以上にリ
ング状補強物を取り付けてなる請求項1の〜3のいずれ
かに記載の船舶用バランサ−バッグ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4176860A JPH0624380A (ja) | 1992-07-03 | 1992-07-03 | 船舶用バランサ−バッグ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4176860A JPH0624380A (ja) | 1992-07-03 | 1992-07-03 | 船舶用バランサ−バッグ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0624380A true JPH0624380A (ja) | 1994-02-01 |
Family
ID=16021089
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4176860A Pending JPH0624380A (ja) | 1992-07-03 | 1992-07-03 | 船舶用バランサ−バッグ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0624380A (ja) |
-
1992
- 1992-07-03 JP JP4176860A patent/JPH0624380A/ja active Pending
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