JPH06244093A - 基板保持方法ならびにそれを用いた薄膜多層基板の製造方法および装置 - Google Patents

基板保持方法ならびにそれを用いた薄膜多層基板の製造方法および装置

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JPH06244093A
JPH06244093A JP2777793A JP2777793A JPH06244093A JP H06244093 A JPH06244093 A JP H06244093A JP 2777793 A JP2777793 A JP 2777793A JP 2777793 A JP2777793 A JP 2777793A JP H06244093 A JPH06244093 A JP H06244093A
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vacuum suction
film
thin
suction pads
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Mitsuo Yoshimoto
光雄 吉本
Hidetaka Shigi
英孝 志儀
Masakazu Ishino
正和 石野
Takashi Inoue
隆史 井上
Shinya Miura
慎也 三浦
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70691Handling of masks or workpieces

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
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  • Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 表裏両面に薄膜層による製品パターンが形成
される薄膜多層基板の基板処理工程において、基板を真
空吸着する場合に製品パターン部の汚染、損傷を防止し
て製品不良を低減できる薄膜多層基板の製造技術を提供
する。 【構成】 基板の薄膜製造工程のレジスト塗布、現像、
エッチング、絶縁膜塗布のように基板を回転させて表面
処理を行なう工程に用いられる製造装置であって、基板
1の裏面周辺の複数個所を吸着する複数の真空吸着パッ
ド2〜5を有し、この複数の真空吸着パッド2〜5が独
立に動作可能な機能を有するスピンチャック6などから
構成されている。そして、基板1との隙間がある真空吸
着パッド2を上下動作させて隙間を全てなくした後に、
管通路7を通じて真空源8により基板1が真空吸着パッ
ド2〜5に吸着保持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、基板保持方法およびそ
れを用いた薄膜多層基板の製造技術に関し、特にセラミ
ック基板などの表裏両面に薄膜層を積層する薄膜多層基
板の製造工程において、製品パターン部の汚染、損傷防
止による製品不良の低減が可能とされる基板保持方法な
らびにそれを用いた薄膜多層基板の製造方法および装置
に適用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、半導体などの薄膜製造工程の
レジスト塗布、現像、エッチング、絶縁膜塗布などの様
に基板を回転させて表面処理を行なう工程においては、
特開昭59−8340号公報に記載されるエッチング装
置のように、真空吸着チャックにより基板裏面の中央付
近を吸着する基板保持方法が用いられている。
【0003】この基板保持方法は、基板裏面に製品パタ
ーンを形成しない基板に対しては有効な方法であり、最
も広く用いられている。しかしながら、基板裏面に製品
パターンを形成する基板に対しては、製品パターン部を
汚染、損傷し、製品不良となる恐れがある。
【0004】これを解決する第1の方法として、基板裏
面に予めレジスト膜を形成して保護膜とし、基板裏面吸
着時の製品パターン部の汚染、損傷を防止して製品不良
をなくし、保護膜が不要となった時点で保護膜を除去す
る方法が考えられる。
【0005】また、第2の方法として、製品として使用
する基板裏面の中央付近は吸着せず、製品として使用し
ない基板裏面の周辺部のみを吸着する基板保持方法が考
えられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記のよう
な従来技術、たとえば第1の保護膜法においては、製造
工程数が多くなり、製品パターン部の膜構成によっては
保護性と除去性を両立させることができず、製品パター
ン部の汚染、損傷を完全に防止して製品不良をなくすこ
とが困難である。
【0007】一方、第2の基板裏面周辺吸着法において
は、一般に基板周辺では基板の平坦性が悪く、このよう
に基板の平坦性が悪い場合には基板と吸着パッドの間に
隙間ができて真空漏れとなり、基板吸着が不十分で基板
保持ができなくなる。
【0008】従って、従来の保護膜法および基板裏面周
辺吸着法は、いずれも薄膜多層配線基板のように基板の
表裏両面に製品パターンが有る基板の製造工程における
基板処理には良好に適用できないという問題がある。
【0009】そこで、本発明の目的は、特に表裏両面に
薄膜層による製品パターンが形成される薄膜多層基板の
基板処理工程において、基板処理面の反対側の面を真空
吸着する基板保持方法を用いる場合でも、製品パターン
部の汚染、損傷を防止して製品不良を低減することがで
きる基板保持方法ならびにそれを用いた薄膜多層基板の
製造方法および装置を提供することにある。
【0010】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0011】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
【0012】すなわち、本発明の基板保持方法は、基板
の裏面周辺の複数個所を吸着する複数の真空吸着パッド
を有し、この複数の真空吸着パッドが独立に動作可能な
機能を有するチャックを備え、このチャックにより基板
を保持するものである。
【0013】この場合に、前記複数の真空吸着パッドの
うちの3個所を固定し、残りの真空吸着パッドを独立に
動作可能とするようにしたものである。
【0014】さらに、前記複数の真空吸着パッド毎に独
立な真空源により真空吸着するようにしたものである。
【0015】また、本発明の薄膜多層基板の製造方法お
よび装置は、前記基板保持方法を用い、基板の薄膜製造
に用いられるレジスト塗布装置、現像装置、エッチング
装置、絶縁膜塗布装置のように、レジスト塗布、現像、
エッチング、絶縁膜塗布などの表面処理工程において、
チャックの回転により基板を回転させて表面処理を行な
うものである。
【0016】この場合に、前記基板として表裏両面に厚
膜パターンを有する厚膜配線基板を用い、この厚膜配線
基板の表裏両面の周辺の複数個所にダミーパターンを形
成するか、または厚膜パターンを形成しないようにした
ものである。
【0017】また、前記基板として表裏両面に厚膜パタ
ーンを有する下地基板の両面に導体膜パターンまたは導
体膜パターンと絶縁膜とからなる薄膜層を有する薄膜多
層基板を用い、この薄膜多層基板の表裏両面の周辺の複
数個所にダミーパターンを形成するか、または薄膜層を
形成しないようにしたものである。
【0018】
【作用】前記した基板保持方法ならびにそれを用いた薄
膜多層基板の製造方法および装置によれば、チャックに
独立に動作可能な複数の真空吸着パッドが備えられるこ
とにより、基板の反りなどにより平坦性が悪い場合に、
基板の保持面と真空吸着パッドとの隙間をなくすことが
でき、基板の吸着不良を防止することができる。
【0019】この場合に、3個所を除く残りの真空吸着
パッドのみが独立に動作可能とされることにより、真空
吸着パッドの動作を最小限に抑え、基板の平坦性が悪い
場合でも基板の吸着不良をなくし、基板を確実に吸着保
持することができる。
【0020】さらに、複数の真空吸着パッド毎に独立に
真空吸着可能な真空源が接続されることにより、ある真
空吸着パッドと基板の保持面との隙間によって真空漏れ
が発生した場合でも、残りの真空吸着パッドにおいては
真空漏れが発生しないので、基板の吸着不良を防止して
確実な吸着保持が可能となる。
【0021】これにより、特に基板の薄膜製造工程にお
けるレジスト塗布、現像、エッチング、絶縁膜塗布など
の表面処理工程において、基板の平坦度の影響を少なく
して基板の吸着不良の発生を抑制し、かつ所定の保持部
分を吸着することによって製品エリアの汚染、損傷を防
止して製品品質の向上を図ることができる。
【0022】
【実施例1】図1は本発明の一実施例である基板保持方
法を用いた薄膜多層基板の製造装置の要部を示す側面
図、図2は本実施例の薄膜多層基板の製造装置に用いら
れる厚膜配線基板を示す平面図である。
【0023】まず、図1により本実施例の薄膜多層基板
の製造装置の要部構成を説明する。
【0024】本実施例の薄膜多層基板の製造装置は、た
とえば基板の薄膜製造工程のレジスト塗布、現像、エッ
チング、絶縁膜塗布のように基板を回転させて表面処理
を行なう工程に用いられる製造装置とされ、基板1の裏
面周辺の複数個所を吸着する複数の真空吸着パッド2〜
5を有し、この複数の真空吸着パッド2〜5が独立に動
作可能な機能を有するスピンチャック6などから構成さ
れている。
【0025】基板1は、真空吸着パッド2〜5(但し、
5は3の陰で見えない)の4個の上下方向に動作可能
で、基板1との接触を感知できる真空吸着パッド2〜5
を有する回転自由なスピンチャック6の上に搭載されて
おり、これらの真空吸着パッド2〜5およびスピンチャ
ック6は管通路7を介して真空源8に接続され、さらに
基板1の上方には薬液9を供給するノズル10が配置さ
れている。
【0026】また、この場合の基板1としては、表裏両
面に厚膜パターンを有するセラミック基板などの厚膜配
線基板が用いられ、たとえば図2に示すように基板1の
表面は、厚膜製品パターン部11と、4組の厚膜ダミー
パターン部12および真空吸着パッド接触部13とから
構成されている。なお、基板1の裏面も同様の構成とな
っている。
【0027】次に、本実施例の作用について説明する。
【0028】まず、基板1を搬送アーム(図示せず)に
よって搬送し、基板1の裏面の厚膜製品パターン部11
に接触せずに、厚膜ダミーパターン部12の真空吸着パ
ッド接触部13に合わせて真空吸着パッド2〜5を介し
てスピンチャック6の上に搭載する。
【0029】そして、真空吸着パッド2〜5の接触セン
サー(図示せず)により基板1と真空吸着パッド2〜5
との隙間の有無をチェックし、たとえば隙間がある真空
吸着パッド2を上に動作させて4個所の真空吸着パッド
2〜5の隙間を全てなくした後、管通路7の開閉弁(図
示せず)を開いて真空源8により基板1を真空吸着パッ
ド2〜5に吸着保持する。
【0030】さらに、たとえばレジストなどの薬液9を
ノズル10から基板1上に供給し、スピンチャック6を
予め設定した回転条件で回転させて基板1上に薬液9を
所望の厚さに塗布する。これにより、基板1の表裏両面
にレジスト膜を形成することができる。
【0031】従って、本実施例の薄膜多層基板の製造装
置によれば、複数の真空吸着パッド2〜5が独立に動作
可能なようにスピンチャック6に設けられることによ
り、基板1のソリが大きな場合でも4個所の真空吸着パ
ッド2〜5により基板1を確実に吸着保持できるので、
回転中に基板1がスピンチャック6から外れて飛ばされ
るようなことがなく、基板1を損傷する恐れがなくな
る。
【0032】その上、基板1の保持面の厚膜製品パター
ン部11に接触せずに、厚膜ダミーパターン部12の真
空吸着パッド接触部13で基板1を吸着保持できるの
で、品質の良好な薄膜多層基板を得ることができる。
【0033】
【実施例2】図3は本発明の他の実施例である基板保持
方法を用いた薄膜多層基板の製造装置の要部を示す側面
図、図4は本実施例の薄膜多層基板の製造装置に用いら
れる薄膜多層基板を示す平面図である。
【0034】本実施例の薄膜多層基板の製造装置は、実
施例1と同様に基板の薄膜製造工程のレジスト塗布、現
像、エッチング、絶縁膜塗布のように基板を回転させて
表面処理を行なう工程に用いられ、基板1aの裏面周辺
の複数個所を吸着する複数の真空吸着パッド2,3a〜
5aを有するスピンチャック6aなどから構成され、実
施例1との相違点は、複数の真空吸着パッド2,3a〜
5aのうちの真空吸着パッド3a〜5aの3個所を固定
し、残りの真空吸着パッド2のみを独立に動作可能とす
る点である。
【0035】すなわち、図3に示すように、基板1aは
上下方向に動作可能な真空吸着パッド2と、動作固定の
真空吸着パッド3a〜5a(但し、5aは3aの陰で見
えない)との合計4個の基板1aとの接触を感知できる
真空吸着パッド2,3a〜5aを有する回転自由なスピ
ンチャック6aの上に搭載されている。
【0036】また、この場合の基板1aとしては、表裏
両面に厚膜パターンを有する下地基板の両面に導体膜パ
ターンまたは導体膜パターンと絶縁膜とからなる薄膜層
を有する薄膜多層基板が用いられ、たとえば図4に示す
ように基板1aの表面は、厚膜製品パターン部11の上
に形成された薄膜製品パターン部14と、4組の厚膜ダ
ミーパターン部12の上に形成された薄膜ダミーパター
ン部15、および真空吸着パッド接触部13とから構成
されている。なお、基板1aの裏面も同様の構成となっ
ている。
【0037】そして、基板1aをスピンチャック6aの
上に搭載する場合には、基板1aの裏面の薄膜製品パタ
ーン部14に接触せずに、薄膜ダミーパターン部15の
真空吸着パッド接触部13に合わせて真空吸着パッド
2,3a〜5aを介してスピンチャック6aの上に搭載
する。
【0038】その後、真空吸着パッド2,3a〜5aの
接触センサー(図示せず)により基板1aと真空吸着パ
ッド2,3a〜5aとの隙間の有無をチェックし、真空
吸着パッド2のみを上下に動作させることにより、4個
所の真空吸着パッド2,3a〜5aの隙間を全てなくし
て基板1aを真空吸着パッド2,3a〜5aに吸着保持
することができる。
【0039】従って、本実施例の薄膜多層基板の製造装
置によれば、上下方向に動作可能な真空吸着パッド2と
動作固定の真空吸着パッド3a〜5aとがスピンチャッ
ク6aに設けられることにより、真空吸着パッド2を最
小限に動作させ、実施例1と同様に、基板1aの平坦性
が悪い場合でも基板1aを確実に吸着保持して損傷を防
止することができ、かつ基板1aの薄膜製品パターン部
14に接触することがないので、品質の良好な薄膜多層
基板を得ることができる。
【0040】さらに、この薄膜多層基板を用いることに
より、汎用大形計算機などの装置の高性能化および省ス
ペース化を図ることができる。
【0041】
【実施例3】図5は本発明のさらに他の実施例である基
板保持方法を用いた薄膜多層基板の製造装置の要部を示
す側面図、図6は本実施例の薄膜多層基板の製造装置に
おける変形例を示す側面図である。
【0042】本実施例の薄膜多層基板の製造装置は、実
施例1および2と同様に基板の薄膜製造工程のレジスト
塗布、現像、エッチング、絶縁膜塗布のように基板を回
転させて表面処理を行なう工程に用いられ、基板1aの
裏面周辺の複数個所を吸着する複数の真空吸着パッド2
〜5を有するスピンチャック6bなどから構成され、実
施例1および2との相違点は、真空吸着パッド2〜5毎
に独立な真空源8a〜8dにより真空吸着する点であ
る。
【0043】すなわち、図5に示すように、基板1aは
上下方向に動作可能な真空吸着パッド2〜5(但し、5
は3の陰で見えない)の合計4個の基板1aとの接触を
感知できる真空吸着パッド2〜5を有する回転自由なス
ピンチャック6bの上に搭載されており、これらの真空
吸着パッド2〜5は管通路7a〜7dを介して独立の真
空源8a〜8dにそれぞれ接続されている。
【0044】そして、基板1aをスピンチャック6bの
上に搭載する場合には、まず基板1aを搬送アーム(図
示せず)によって搬送し、スピンチャック6bの上方に
移動させる。その後、搬送アームの爪(図示せず)の
内、真空吸着パッド2に対応するもののみを基板1aか
ら外して遠ざけて真空吸着パッド2を上方に動かし、接
触センサー(図示せず)により基板1aと真空吸着パッ
ド2の隙間なしをチェックした後、管通路7aの開閉弁
(図示せず)を開いて真空源8aにより基板1aを真空
吸着パッド2に吸着保持する。
【0045】同様にして、搬送アームの爪の内、順に真
空吸着パッド3〜5に対応するもののみを基板1aから
外して遠ざけて真空吸着パッド3〜5を上方に動かし、
基板1aと真空吸着パッド3〜5の隙間なしをチェック
した後、管通路7b〜7dを通じて真空源8b〜8dに
より基板1aを真空吸着パッド3〜5に吸着保持する。
以上のようにして、真空吸着パッド2〜5は対応する搬
送アームの爪から基板1aを順次受け取り、吸着保持す
ることができる。
【0046】従って、本実施例の薄膜多層基板の製造装
置によれば、上下方向に動作可能な真空吸着パッド2〜
5が独立の真空源8a〜8dにそれぞれ接続されること
により、実施例1および2と同様に、基板1aの平坦性
が悪い場合でも基板1aを確実に吸着保持して損傷を防
止することができ、かつ基板1aの搬送時と処理時とで
基板1aの同一の薄膜ダミーパターン部15に接触する
のみで、基板1aの薄膜製品パターン部14に接触せず
に基板1aを吸着保持できるので、有効製品面積の広い
品質の良好な薄膜多層基板を得ることができる。
【0047】その上、たとえば1個所の真空吸着パッド
2と基板1aとの隙間により真空漏れが発生した場合で
も、他の真空吸着パッド3〜5においては真空漏れが発
生しないので、残りの3個所の真空吸着パッド3〜5に
より確実に吸着して基板1aの吸着不良を防止すること
ができる。
【0048】この場合に、たとえば図6に示すように、
スピンチャック6cの全ての真空吸着パッド2a〜5a
を動作固定とした場合にも、基板1aの平坦性が悪く、
たとえ真空吸着パッド2aと基板1aとの隙間により真
空漏れが発生しても、残りの真空吸着パッド3a〜5a
により基板1aを確実に吸着保持することが可能とな
る。
【0049】以上、本発明者によってなされた発明を実
施例1〜3に基づき具体的に説明したが、本発明は前記
実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しな
い範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0050】たとえば、前記実施例の薄膜多層基板の製
造装置については、スピンチャック6,6a〜6cによ
り基板1,1aを回転させて表面処理を行なう場合につ
いて説明したが、本発明は前記実施例に限定されるもの
ではなく、単に基板1を保持する図7〜図10のような
チャック16,16a〜16cを備えた装置などについ
ても広く適用可能である。
【0051】すなわち、図7の場合には、基板1を保持
するチャック16に、基板1の裏面周辺の複数個所を吸
着する複数の真空吸着パッド2〜5が独立に動作可能に
設けられた構造になっており、基板1の製品パターン部
に接触することなく、これらの真空吸着パッド2〜5を
上下動作させることによって基板1を確実に保持するこ
とができる。同様に、図8の構造は、3個所の真空吸着
パッド3a〜5aを固定し、残りの真空吸着パッド2を
独立に動作可能としたチャック16aの場合である。
【0052】さらに、図9のチャック16bは、真空吸
着パッド2,3a〜5a毎に独立な真空源8a〜8dに
より真空吸着するものであり、いずれかの真空吸着パッ
ド2と基板1との間で真空漏れが発生した場合でも、他
の真空吸着パッド3a〜5aにより確実に基板1を吸着
保持することができる。また、これらを組み合わせたも
のが、図10のような全ての真空吸着パッド2a〜5a
が固定されたチャック16cによる構造となっている。
【0053】また、実施例1においては、基板1の表面
に厚膜ダミーパターン部12を形成した厚膜配線基板と
し、さらに実施例2の基板には、厚膜ダミーパターン部
12の上に薄膜ダミーパターン部15を形成した薄膜多
層基板を用いた場合について説明したが、厚膜および薄
膜ダミーパターン部12,15を形成する代わりに、厚
膜層および薄膜層を形成しない場合についても適用可能
である。
【0054】以上の説明では、主として本発明者によっ
てなされた発明をその利用分野である基板の薄膜製造工
程のレジスト塗布、現像、エッチング、絶縁膜塗布など
に用いられる製造装置に適用した場合について説明した
が、これに限定されるものではなく、表裏両面に製品パ
ターンを有する他の基板、他の表面処理工程などの製造
装置についても広く適用可能であり、特に厚膜パターン
を有する下地基板の両面に導体膜パターンまたは導体膜
パターンと絶縁膜とからなる薄膜層を有する多層基板の
製造技術として良好である。
【0055】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
【0056】(1).基板の裏面周辺の複数個所を吸着する
複数の真空吸着パッドを有し、この複数の真空吸着パッ
ドが独立に動作可能な機能を有するチャックを備え、こ
のチャックによって基板を保持することにより、基板の
平坦性が悪い場合でも、基板の保持面と真空吸着パッド
との隙間をなくすことができるので、基板の吸着不良を
防止することが可能となる。
【0057】(2).複数の真空吸着パッドのうちの3個所
を固定し、残りの真空吸着パッドを独立に動作可能とす
ることにより、真空吸着パッドの動作を最小限に抑え、
基板の平坦性が悪い場合でも吸着不良をなくすことがで
きるので、基板を確実に吸着保持することが可能とな
る。
【0058】(3).複数の真空吸着パッド毎に独立な真空
源によって真空吸着することにより、いずれかの真空吸
着パッドと基板の保持面との隙間によって真空漏れが発
生した場合でも、残りの真空吸着パッドにおいては真空
漏れが発生しないので、基板の吸着不良を防止して確実
な吸着保持が可能となる。
【0059】(4).特に基板の薄膜製造工程におけるレジ
スト塗布、現像、エッチング、絶縁膜塗布のように基板
を回転させて表面処理を行なう工程に用いることによ
り、基板の平坦度の影響を少なくして基板の吸着不良の
発生を抑制し、処理工程中に基板の落下などによる損傷
がないので、製造される基板の歩留の向上が可能とされ
る薄膜多層基板の製造方法および装置を得ることができ
る。
【0060】(5).前記(4) により、基板の周辺部分の製
品パターン以外の一部のみを確実に吸着保持できるの
で、基板の表裏両面に製品パターンを形成する場合でも
製品パターンの損傷、汚染がなく、製造される基板の品
質の向上が可能とされる薄膜多層基板の製造方法および
装置を得ることができる。
【0061】(6).前記(4) により、基板の吸着保持部分
のトータル面積が小さくなるので、製品エリア面積の拡
大が可能とされる薄膜多層基板の製造方法および装置を
得ることができる。
【0062】(7).前記(4) により、従来のように基板の
吸着保持面に保護膜を形成する必要がないので、製造工
数の低減が可能とされる薄膜多層基板の製造方法および
装置を得ることができる。
【0063】(8).前記(4) により、たとえば自動化装置
などに用いた場合に、自動化装置が基板の吸着不良など
で停止することがないので、自動化装置による無人運転
および省力化が可能とされる薄膜多層基板の製造方法お
よび装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1である基板保持方法を用いた
薄膜多層基板の製造装置の要部を示す側面図である。
【図2】実施例1の薄膜多層基板の製造装置に用いられ
る厚膜配線基板を示す平面図である。
【図3】本発明の実施例2である基板保持方法を用いた
薄膜多層基板の製造装置の要部を示す側面図である。
【図4】実施例2の薄膜多層基板の製造装置に用いられ
る薄膜多層基板を示す平面図である。
【図5】本発明の実施例3である基板保持方法を用いた
薄膜多層基板の製造装置の要部を示す側面図である。
【図6】実施例3の薄膜多層基板の製造装置における変
形例を示す側面図である。
【図7】本発明において、基板保持方法における製造装
置の要部を示す側面図である。
【図8】本発明において、基板保持方法における他の製
造装置の要部を示す側面図である。
【図9】本発明において、基板保持方法におけるさらに
他の製造装置の要部を示す側面図である。
【図10】本発明において、基板保持方法におけるさら
に他の製造装置の要部を示す側面図である。
【符号の説明】
1,1a 基板 2,2a 真空吸着パッド 3,3a 真空吸着パッド 4,4a 真空吸着パッド 5,5a 真空吸着パッド 6,6a〜6c スピンチャック 7,7a〜7d 管通路 8,8a〜8d 真空源 9 薬液 10 ノズル 11 厚膜製品パターン部 12 厚膜ダミーパターン部 13 真空吸着パッド接触部 14 薄膜製品パターン部 15 薄膜ダミーパターン部 16,16a〜16c チャック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H05K 3/46 Y 6921−4E // B23Q 3/08 A 8612−3C (72)発明者 井上 隆史 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所生産技術研究所内 (72)発明者 三浦 慎也 神奈川県秦野市堀山下1番地 株式会社日 立製作所汎用コンピュータ事業部内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板の裏面周辺の複数個所を吸着する複
    数の真空吸着パッドを有し、該複数の真空吸着パッドが
    独立に動作可能な機能を有するチャックを備え、該チャ
    ックにより前記基板を保持することを特徴とする基板保
    持方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の基板保持方法において、
    前記複数の真空吸着パッドのうちの3個所を固定し、残
    りの真空吸着パッドを独立に動作可能とすることを特徴
    とする基板保持方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の基板保持方法に
    おいて、前記複数の真空吸着パッド毎に独立な真空源に
    より真空吸着することを特徴とする基板保持方法。
  4. 【請求項4】 請求項1、2または3記載の基板保持方
    法を用い、前記基板の薄膜製造工程のレジスト塗布、現
    像、エッチング、絶縁膜塗布のように基板を回転させて
    表面処理を行なう工程において、前記チャックの回転に
    より前記基板を回転させて表面処理を行なうことを特徴
    とする薄膜多層基板の製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項1、2または3記載の基板保持方
    法を用い、前記基板の薄膜製造に用いられるレジスト塗
    布装置、現像装置、エッチング装置、絶縁膜塗布装置の
    ように基板を回転させて表面処理を行なう装置におい
    て、前記チャックの回転により前記基板を回転させて表
    面処理を行なうことを特徴とする薄膜多層基板の製造装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の薄膜多層基板の製造装置
    において、前記基板として表裏両面に厚膜パターンを有
    する厚膜配線基板を用い、該厚膜配線基板の表裏両面の
    周辺の複数個所にダミーパターンを形成するか、または
    前記厚膜パターンを形成しないことを特徴とする基板保
    持方法を用いた薄膜多層基板の製造装置。
  7. 【請求項7】 請求項5記載の薄膜多層基板の製造装置
    において、前記基板として表裏両面に厚膜パターンを有
    する下地基板の両面に導体膜パターンまたは導体膜パタ
    ーンと絶縁膜とからなる薄膜層を有する薄膜多層基板を
    用い、該薄膜多層基板の表裏両面の周辺の複数個所にダ
    ミーパターンを形成するか、または前記薄膜層を形成し
    ないことを特徴とする基板保持方法を用いた薄膜多層基
    板の製造装置。
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