JPH062448B2 - 自動車用ドアガラスラン - Google Patents

自動車用ドアガラスラン

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JPH062448B2
JPH062448B2 JP62241759A JP24175987A JPH062448B2 JP H062448 B2 JPH062448 B2 JP H062448B2 JP 62241759 A JP62241759 A JP 62241759A JP 24175987 A JP24175987 A JP 24175987A JP H062448 B2 JPH062448 B2 JP H062448B2
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邦一 大西
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剛 内藤
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Toyoda Gosei Co Ltd
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    • B60J1/12Windows; Windscreens; Accessories therefor arranged at vehicle sides adjustable
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Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は、自動車のドアパネルに装着され、凹溝内で
ドアガラスを摺動させる自動車用ドアガラスランに関す
る。
〈従来の技術〉 従来、この種の自動車用ドアガラスラン(以下ガラスラ
ンと略す)としては、第15図に示すものがあった。
このガラスラン4は、ドアガラス3の摺動用の凹溝7を
備えるとともに、ドアパネル1のフランジ部2を把持で
きるよう把持部8を備え、さらに、ガラスラン4をドア
パネル1に装着するために組付けられ、ドアパネル1の
取付孔1aに係着可能なクリップ9を備えていた。
このガラスラン4は、ドアガラス3とドアパネル1との
シール性を考慮して軟質ゴムから押出成形して形成され
るとともに、ドアガラス3の車外側Xの保持力を考慮
し、車外側Xの内部に板金製のインサート10を埋設さ
せていた。
このインサート10は、屈曲されて使用されることか
ら、軸方向の形状を魚骨 状に形成されていた。
〈発明が解決しようとする問題点〉 従来のガラスラン4は、車外側Xの内部に魚骨状のイン
サート10を埋設させていることから、車外側Xの表面
にインサート10による凹凸が生じ易く、製品の外観を
低下させていた。
また、ドアガラス3が摺動する凹溝7内では、ドアガラ
ス3端面が摺接する底部7aの摺動抵抗が高く、その底
部7aが摩耗し易い。そのため、底部7aの耐摩耗性を
向上させるために、ウレタンコート等の表面処理が必要
となっていた。
そこで、出願人は、この種のガラスランにおいて、ドア
ガラスの保持力を低下させることなく、車外側Xの外観
低下を防止し、また、ドアガラスと摺接する凹溝底部の
耐摩耗性を向上させるため、第13図や第14図に示す
ものを開発した。
第13図に示すガラスラン14は、車外側Xに配置され
る車外側部位14Aを硬質EPDM等の硬質ゴムで形成
するとともに、車内側部位14Bを軟質EPDM等の軟
質ゴムで形成する2色押出成形品である。
また、第14図に示すガラスラン24は、車外側部位2
4Aを硬質PVC等の硬質合成樹脂て形成し、車内側部
位24Bを軟質PVC等の軟質合成樹脂で形成する2色
押出成形品である。なお、11は、ガラスラン24をド
アパネル1に装着させる両面テープである。
これらのガラスラン14・24は、車外側Xの内部に板
金製で魚骨状のインサート10を埋設させていないこと
から、車外側Xの外観を低下させず、また、車外側部位
14A・24Aが硬質のゴム若しくは合成樹脂によって
形成されていることから、ドアガラス3の保持力を低下
させることもない。
また、これらのガラスラン14・24では、車外側部位
14A・24Aが硬質のゴムや合成樹脂から形成されて
おり、車外側部位14A・24Aに位置するドアガラス
3と摺接する凹溝底部17a・27aの耐摩耗性が向上
している。
しかし、これらのガラスラン14・24が装着されるド
アパネル1は通常ガラスラン長手方向に所定の曲率を有
している。そして、その曲がったドアパネル1に対して
直線状に押出成形されて形成されたガラスラン14・2
4を曲げつつ装着させる必要がある。そのため、車外側
部位14A・24Aが硬質であることから、ガラスラン
14・24をドアパネル1に対してフイットさせて装着
させることが難しく、これらのガラスラン14・24
は、ドアパネル1に対するフイット性が良好でない。
ちなみに、ドアパネル1に対してフイットして装着させ
るため、車外側部位14A・24Aの硬度を下げて対処
することが考えられる。しかし、硬度を下げては、凹溝
底部17a・27aの耐摩耗性が低下し、ウレタンコー
ト等の表面処理が必要となってしまう。そしてさらに、
その表面処理を行なう際、車外側部位14A・24Aが
完全な軟質でなく半硬質となっていることから、底部1
7a・27aにウレタンコート等を塗布するために行な
う凹溝17・27を開く操作が行ない難く、表面処理に
手間がかかってしまう。
この発明は、上記問題に鑑みて、ドアガラスの保持力を
低下させることなく外観の低下を防止でき、また、凹溝
底部の耐摩耗性が良好となり、さらに、ドアパネルに対
するフイット性も良好となるガラスランを提供すること
を目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉 この発明に係るガラスランは、ガラス摺動用の凹溝を備
え、ドアパネルに装着されるガラスランであって、 ガラスランを、凹溝内周面側に位置し、装着されるドア
パネルの形状に沿って形成された硬質合成樹脂からなる
インサート部と、インサート部外周面側に位置してエラ
ストマーからなる本体部とから構成し、 インサート部に、凹溝底部に位置するガラス摺接部と、
凹溝におけるドアガラス車外側の側部に位置するガラス
保持部とを形成するとともに、ガラス摺接部外周面側の
所定位置に本体部から突出してドアパネルの取付孔に取
付可能な係止脚を形成することにより、既述の目的を達
成するものである。
〈発明の作用・効果〉 この発明に係るガラスランでは、ドアガラス摺動時にお
けるドアガラス端面が摺接する凹溝の底部に、硬質合成
樹脂からなるインサート部のガラス摺接部が配置される
ことから、凹溝底部の耐摩耗性が向上する。
また、この発明に係るガラスランでは、ドアガラスの車
外側を保持する凹溝の側部に、硬質合成樹脂からなるイ
ンサート部のガラス保持部が配置され、インサート部は
ガラス摺接部外周面側に突設される係止脚によりドアパ
ネルの取付孔に取付けられることから、ドアガラスの保
持力を低下させることがない。
そしてまた、この発明に係るガラスランでは、従来のよ
うに板金製で魚骨状のインサートが埋設される訳ではな
く、凹溝内周面側に、装着されるドアパネルの形状に沿
って形成されたインサート部を配設させるものであり、
外観低下を招くことがないばかりでなく、従来のガラス
ランに比べて一層ドアパネルに対するフイット性を向上
させることができる。
以上のように、この発明に係るガラスランでは、ドアガ
ラスの保持力を低下させることなく外観の低下を防止で
きるとともに、ドアパネルに対するフイット性を向上さ
せることができ、さらにドアガラス端面が摺接する部位
の耐摩耗性を向上させることができる。
〈実施例〉 以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図に示す第1実施例のガラスラン34は、第2図に
示すように自動車のセンターピラーに使用されるもので
あり、従来と同様に、ドアガラス3摺動用の凹溝37
と、ドアパネル1のフランジ部2を把持できる把持部3
8とを備えている。
そして、このガラスラン34は、凹溝37の内周面側に
位置しロックウェル(Rスケール)硬さ110程度の硬
質合成樹脂であるPA(6ナイロン)から射出成形によ
り形成されるインサート部36と、インサート部36外
周面側に位置し軟質EPDMから押出成形により形成さ
れる本体部35との2部品から構成されている。なお、
インサート部36は、ロックウェル(Rスケール)硬さ
を80程度以上とする硬質合成樹脂で形成されていれば
よい。
インサート部36は、断面を略コ字形として、凹溝37
の底部37aに位置してドアガラス3を摺接させるガラ
ス摺接部36aと、凹溝37におけるドアガラス3の車
外側Xの側部に位置するガラス保持部36cとを備え、
さらに、本体部35の把持部38側を係止する係止部3
6dを備えている。そして、インサート部36の軸方向
の形状は、第4図に示すように、装着されるドアパネル
1に対応する所定形状に湾曲して形成されている。
インサート部36におけるガラス摺接部36a外周面側
の所定位置には、本体部35の各挿通孔35aを挿通し
て突出し、ドアパネル1の各取付孔1aに取付可能な複
数の係止脚36bが突設されている(第1・3・4図参
照)。
また、インサート部36における係止部36dの所定位
置には、本体部35における把持部38側の各挿通孔3
5bを貫通して把持部38側を係止する複数の係止突起
36eが突設されている。
ちなみに、インサート部36における係止部36dの係
止突起36eは、本体部35が凹溝37を開いた断面形
状で成形されることから、ドアパネル1への装着前に、
ガラスラン34をドアパネル1へ装着し易いよう、イン
サート部36における本体部35の挿通孔35aへ挿入
される係止脚36bと協働して、本体部35の把持部3
8側を係止し、予め凹溝37が形成された閉じた形状に
しておくために設けられている。勿論、係止部36dや
その係止突起36eを設けず、ドアパネル1への装着
時、凹溝37が形成される閉じた形状にするようにして
もよい。
そして、インサート部36における係止部36dの係止
突起36eや係止脚36bを、押出成形後に本体部35
の所定位置で穿設した挿通孔35a・35bへ挿入さ
せ、ガラスラン34を閉じた所定形状に形成し、ドアパ
ネル1のフランジ部2を把持部38で把持させ、ドアパ
ネル1の所定の取付孔1aに係止脚36bを係着させれ
ば、ドアパネル1にガラスラン34を装着させることが
できる。
そして、装着後のガラスラン34では、使用時、ドアガ
ラス3端面が摺接する凹溝37の底部37aに、PA等
の硬質合成樹脂からなるインサート部36のガラス摺接
部36aが配置されていることから、その凹溝底部37
aの耐摩耗性が向上する。
また、ドアガラス3の保持力は、ドアパネル1に係止脚
36bを介して係着されるインサート部36がそのガラ
ス保持部36cをドアガラス3の車外側Xに配置させて
いることから、充分に確保できる。
そしてまた、このガラスラン34では、従来の魚骨状の
インサート10を使用するものでなく、凹溝37内周面
側に、装着されるドアパネル1の形状に沿って形成され
たインサート部36を配設させるものであり、外観低下
を招くことがないばかりでなく、さらに一層ドアパネル
1に対するフイット性を向上させることができる。
なお、第1実施例では、本体部35をゴムから形成した
ものを例示したが、本体部35は軟質ゴム又は軟質合成
樹脂等からなるエラストマーから形成すればよく、第5
図に示す第2実施例のガラスラン44のように、本体部
45を軟質PVCから形成してもよい。
また、この第2実施例のガラスラン44のように、ガラ
ス摺接部46aやガラス保持部46cを備えるインサー
ト部46の係止部46dを、本体部把持部48側におけ
る凹溝47内周面に形成したヒレ部45bに係止させる
ようにし、成形後の断面形状が開いた状態の本体部45
を、閉じた所定形状に形成するように構成してもよい。
さらに、第6図に示す第3実施例のガラスラン54のよ
うに構成してもよい。
このガラスラン54は、軟質のゴム・合成樹脂等のエラ
ストマーからなる本体部55が、車外側部位55Aと車
内側部位55Bとの2部品から構成され、車外側部位5
5Aの成形時にインサート部56がその射出成形用金型
内に予めセットされ、インサート部56と車外側部位5
5Aとが、一体的に形成されるものである。
そして、別途押出成形若しくは射出成形される車内側部
位55Bとインサート部56との相互の嵌合部55b・
56dを各々軸方向で嵌合させ、ドアパネル1に装着し
易い所定形状にガラスラン54を形成するものである。
この第3実施例のガラスラン54では、第1・2実施例
のガラスラン34・44のように、インサート部36・
46の係止脚36b・46bを本体部35・45の挿通
孔35a・45aに挿入させるとともに、係止部係止突
起36eや係止部46dを、本体部挿入孔35bや本体
部のヒレ部45bに係止させて所定形状に形成するもの
に比べ、単に相互の嵌合部55b・56dを軸方向で嵌
合させて所定形状に形成するものであることから、その
組立作業が容易である。
さらに、第1実施例のガラスラン34では、インサート
部36におけるガラス摺接部36aのドアガラス3との
摺接面を略平坦面としたものを示したが、第7図に示す
第4実施例のガラスラン64のように構成してもよい。
この第4実施例のガラスラン64は、インサート部36
におけるガラス摺接部36aのドアガラス3と摺接する
内周面に、ドアガラス3摺動方向に沿って複数(実施例
では5つ)の凹条600が形成されている(第8・9図
参照)。そして、この点を除いて、第1実施例のガラス
ラン34と同様に形成されている。
このように形成すると、凹溝37内に泥水や粉塵等が入
り込み、それらがガラス摺接部36a内周面に付着して
も、ドアガラス3摺動時に、泥水や粉塵等を凹条600
内に収容させてしまうことから、ドアガラス3とガラス
摺接部36aとの摩擦抵抗を低減できて、摺動音を低減
させることができる。
なお、この凹条600を形成する場合には、第10図に
示すように、凹条600両側にR部602を設けて形成
してもよい。
さらに、第11図に示すように、断面三角形状の凹条7
00を複数設けて、ガラス摺接部36aに鋸刃状の凹凸
面701を形成して対処してもよい。
そして勿論、これらの凹条600は、第5・6図に示す
第2・3実施例のインサート部46・56におけるガラ
ス摺接部46a・56aの内周面に設けてもよい。
さらにまた、凹条600は、インサート部36における
ガラス摺接部36aばかりでなく、第12図に示すよう
に、ガラス保持部36c内周面においても同様に形成し
てもよく、この場合、一層ドアガラス3摺動時の摺動音
を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1実施例のガラスランの使用態様
断面図、第2図は同実施例のガラスランが使用される自
動車の斜視図、第3図は第1図のIII−III断面図、第4
図は同実施例のインサート部における第1図のIV方向か
ら見た側面図、第5図は第2実施例の使用態様断面図、
第6図は第3実施例の使用態様断面図、第7図は第4実
施例の使用態様断面図、第8図は同実施例のインサート
部における第7図のVIII方向から見た側面図、第9図は
同実施例のインサート部の拡大断面図、第10図・第1
1図・第12図は同実施例のインサート部の変形例を示
すそれぞれ拡大断面図、第13図・第14図はそれぞれ
従来のものを改良したガラスランの使用態様断面図、第
15図は従来のガラスランの使用態様断面図である。 1…ドアパネル、 3…ドアガラス、 34…ガラスラン、 35…本体部、 36…インサート部、 36a…ガラス摺接部、 36c…ガラス保持部、 37…凹溝、 600…凹条。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガラス摺動用の凹溝を備え、ドアパネルに
    装着される自動車用ドアガラスランであって、 該ガラスランが、前記凹溝内周面側に位置し、装着され
    る前記ドアパネルの形状に沿って形成された硬質合成樹
    脂からなるインサート部と、該インサート部外周面側に
    位置してエラストマーからなる本体部とから構成され、 前記インサート部には、前記凹溝底部に位置するガラス
    摺接部と、前記凹溝における前記ドアガラス車外側の側
    部に位置するガラス保持部とが形成されるとともに、前
    記ガラス摺接部外周面側の所定位置に前記本体部から突
    出して前記ドアパネルの取付孔に取付可能な係止脚が形
    成されている、 ことを特徴とする自動車用ドアガラスラン。
  2. 【請求項2】前記インサート部のガラス摺接部内周面に
    ドアガラス摺動方向に沿う複数の凹条が形成されている
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の自動車用
    ドアガラスラン。
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