JPH06245648A - きのこ栽培瓶の自動紙巻機 - Google Patents

きのこ栽培瓶の自動紙巻機

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JPH06245648A
JPH06245648A JP5030478A JP3047893A JPH06245648A JP H06245648 A JPH06245648 A JP H06245648A JP 5030478 A JP5030478 A JP 5030478A JP 3047893 A JP3047893 A JP 3047893A JP H06245648 A JPH06245648 A JP H06245648A
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Fumihiro Hayakawa
文広 早川
Katsumi Miyagawa
克巳 宮川
Hisashi Miyazaki
久 宮崎
Itsuo Sato
逸男 佐藤
Hiromi Emoto
博美 江本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 栽培瓶の瓶口にしっかりと能率的に紙巻きで
き、きのこを傷めずに紙巻きする。 【構成】 栽培瓶10を挟む対向位置に栽培瓶10の瓶
口10a部分を両側から押接する機構としてスライド移
動部およびこれらと一体移動するローラ44、46、7
8、80等を設ける。ローラ間にはベルト60、82を
かけ渡し、一方のベルト82にこれを循環駆動する駆動
部74を設ける。スライド移動部を前進させベルト6
0、82によって瓶口10aの外面を押接支持するとと
もに、駆動部74によってベルト82を循環駆動するこ
とにより栽培瓶10が回転される。紙の供給機構90に
よって紙92の前端を瓶口10aとローラとの間に進入
させることによって、栽培瓶10の回転とともに紙92
が瓶口10a部分に筒状に巻き付けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はきのこ栽培瓶の口径部に
筒状に紙を巻く際に使用するきのこ栽培瓶の自動紙巻機
に関する。
【0002】
【従来の技術】栽培瓶を使用したえのき茸の人工栽培で
は、栽培瓶の瓶口の外周に筒状に紙を巻きつける紙巻作
業を行う。この紙巻作業は培地からきのこの子実体が伸
長して30mm程度になったときに行うもので、伸長した子
実体が瓶口から外側に倒れないように支持して子実体を
まっすぐに生長させるようにするためのものである。瓶
口に紙巻きする際には若干上方がひろがるように巻きつ
けるから、紙巻きに使用する紙は扇形状になっている。
また、水濡れしないように巻紙にはろう紙等が使用され
ている。
【0003】紙巻作業は瓶口に紙を巻いて輪ゴムで止め
るという手作業によって行う方法が従来は一般的であっ
た。しかしながら、多数本の栽培瓶に紙巻きする作業は
非常に手間がかかって大きな労力を要するものである
し、低温の生育室内で作業することが強いられることか
ら、機械的に自動で紙巻きする装置が提供されている。
この自動紙巻機では瓶口に筒状に紙を巻いた後に、瓶口
の外側から円弧状に形成したクリップで紙を止めるよう
にする装置が多く使用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の自動
紙巻機では瓶口の外周に沿ってきっちりと紙を巻き付け
ることできずにゆるんでしまったり、紙巻きする際に瓶
口の外側にきのこが伸びていたりするときのこを傷めて
しまうといった問題点があった。また、クリップで係止
するタイプのものでは、装置が複雑になるといった問題
点もあった。そこで、本発明はこれらの従来装置での問
題点を解消すべくなされたものであり、その目的とする
ことろは栽培瓶の瓶口にしっかりと紙巻きすることがで
き、きのこを傷めたりすることもなく、また装置の構成
も簡易にできるきのこ栽培瓶の自動紙巻機を提供しよう
とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため次の構成を備える。すなわち、きのこ栽培瓶の
瓶口に筒状に紙を巻き付けるきのこ栽培瓶の自動紙巻機
において、紙巻操作位置において、栽培瓶を挟む対向位
置に栽培瓶の瓶口に向けてそれぞれ進退移動可能に設け
るとともに、瓶口の外面を押接するローラを有する押接
機構を設け、該押接機構を移動して前記ローラにより瓶
口の外面を押接した際に、該ローラを回転駆動して前記
きのこ栽培瓶を回転させるローラの駆動機構を設け、該
駆動機構によってきのこ栽培瓶を回転する際に、瓶口の
外面とローラとの間に粘着作用によって瓶口に筒状に取
り付ける紙の前端を供給する紙の供給機構を設けたこと
を特徴とする。また、栽培瓶を挟む対向位置に配置する
押接機構が、それぞれ瓶口の外面を押接する少なくとも
2個のローラを有し、各々の押接機構のローラにベルト
をかけ渡すとともに、ローラ間部分に張るベルト部分で
瓶口の外面を押接可能に設け、前記押接機構の少なくと
も一方にベルトを循環させて栽培瓶を回転させるための
駆動機構を設けたことを特徴とする。また、紙の先端が
最初に進入する位置に設けるローラとして、瓶口の高さ
幅とほぼ同幅に設けるとともに、ベルト溝を深く設定し
て瓶口の外面との間で滑らずにじかに紙を押接可能にす
るゴムローラを使用することを特徴とする。また、栽培
瓶が回転する際に、栽培瓶の底部近傍の外面に当接して
栽培瓶を安定的に支持するフリーローラを設けたことを
特徴とする。
【0006】
【作用】栽培瓶を紙巻操作位置にセットし、押接機構を
瓶口の両側から前進させることによってローラで栽培瓶
の瓶口部分を両側から押接する。駆動機構によってロー
ラを回転させることにより栽培瓶は回転し、紙の供給機
構によって瓶口の外面とローラとの間に紙の前端部が進
入すると、瓶口の外面とローラとの間に紙が挟まれ、栽
培瓶の回転とともに紙が引き込まれることによって瓶口
に筒状に巻き付く。筒状に巻き付いた紙は紙の重なり部
分がローラで押接され、粘着作用によって瓶口に固定さ
れる。ローラ間にベルトをかけ渡して栽培瓶を回転させ
るようにした場合は紙がベルトによって瓶口外面に押さ
えつけられるようにして巻き付けられ、確実な紙巻操作
がなされる。また、ローラとしてゴムローラを使用した
場合は紙の引き込みと、粘着作用による紙の取り付けが
確実になされ、フリーローラを設けた場合は瓶口部分で
栽培瓶を回転する際に安定させて回転操作することがで
きる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基
づいて詳細に説明する。図1は本発明に係るきのこ栽培
瓶の自動紙巻機の一実施例の構成を示す正面図である。
本実施例の自動紙巻機は栽培瓶の瓶口部を押さえて栽培
瓶を回転させ、栽培瓶の回転とともに瓶口に紙を巻きつ
けるよう構成したことを特徴とする。
【0008】図1で12は装置の基台で、栽培瓶10を
紙巻操作する位置を挟む両側に対向してスライド移動部
20、30を設ける。スライド移動部20、30は栽培
瓶10の瓶口10aを両側から挟んで押さえる押接機構
と栽培瓶10が安定して回転できるように支持する支持
機構を対向方向に進退可能に設けるものである。スライ
ド移動部20、30は進退駆動用のエアシリンダ21、
31と、栽培瓶10に向けて移動をガイドするためのガ
イドレール22、32およびガイドレール22、32に
摺合するガイド移動体23、33を有する。
【0009】図2は基台12上でのスライド移動部2
0、30の平面配置を示す。スライド移動部20および
スライド移動部30には栽培瓶10を立てた状態で回転
させるための支持機構として、栽培瓶10の外側面に向
けてガイド移動体23、33からそれぞれアーム24
a、24b、34a、34bを延設し、各々のアーム2
4a、24b、34a、34bの先端にフリーローラ2
6a、26b、36a、36bを取り付ける。これらの
フリーローラ26a、26b、36a、36bは図2に
示すように栽培瓶10の外面に当接した状態で栽培瓶1
0の周面を等間隔で押さえる平面配置にする。実施例で
はフリーローラ26a、26b、36a、36bを設置
する高さは図1に示すように栽培瓶10の高さの1/4
程度の位置に設定した。
【0010】スライド移動部20に設置する栽培瓶10
の瓶口10a部分の押さえ機構は、フレーム部としてガ
イド移動体23上に立設する支持フレーム40と、支持
フレーム40の上端に水平に取り付けた支持フレーム板
42を有する。支持フレーム板42には栽培瓶10の瓶
口10aを回転駆動する際に瓶口10aの外周の片面側
をおさえるためのゴムローラ44およびローラ46、4
8を取り付ける。図3にこれらゴムローラ44、ローラ
46、ローラ48の平面配置を示す。ゴムローラ44お
よびローラ46は瓶口10aの外面に当接して両側から
押さえる位置に配置し、ローラ48はゴムローラ44、
ローラ46の後方に瓶口10aから離して設置する。
【0011】図3に示すようにゴムローラ44は支持フ
レーム板42の前端から延設する支持アーム50の下面
に回転自在に取り付け、ローラ46は支持アーム52の
下面に同じく回転自在に取り付ける。一方、ローラ48
は図1に示すように引張りスプリング54を介して後方
へ付勢して支持フレーム40に回転自在に取り付けるこ
とによりベルト60にテンションをかけるようにする。
ローラ48を移動可能とするため、ローラ48の回動軸
48aを下側に延出させ、その延出端に引張りスプリン
グ54の一端を係合させるとともに、支持フレーム板4
2の後端をL形に折曲して延出した端部に引張りスプリ
ング54の他端を係合する。56はローラ48を前後動
させるため回転軸48aを前後にガイドするガイド体で
ある。
【0012】ゴムローラ44、ローラ46、ローラ48
は栽培瓶10の瓶口10a部分の高さ位置に合わせて同
一水平面内に配置する。なお、実施例ではローラ48は
図1に示すように瓶口10aの高さ範囲内にはいるよう
に2段に設置した。ローラ46も同様に2段に配置し、
各段ごとベルト60をかけ渡す。ベルト60はゴムロー
ラ44にもかけ渡すが、ゴムローラ44は一体物として
形成し、各段のベルト60の位置に合わせてベルト溝4
4aを設ける。ゴムローラ44は瓶口10aの外面を全
体的に押圧できるように瓶口10aの幅とほぼ同幅で設
けている。なお、ベルト溝44aはゴムローラ44の外
面が瓶口10aの外面にじかに当接するようベルト60
全体が入り込む深さに形成している。ゴムローラ44は
瓶口10aを滑らずに押圧できる柔軟性を有する素材に
よって形成する。
【0013】スライド移動部30のフレーム部はガイド
移動体33に立設した支持枠体70と支持枠体70の上
部に水平に取り付けた支持板72と、支持板72の前端
に取り付けたガイド板73とを有する。支持板72には
図1に示すように駆動モータ74をその出力軸74aを
支持板72から下側に延出して固定し、出力軸74aに
プーリ76を固定する。プーリ76の設置高さ位置は栽
培瓶10の瓶口10aの高さ位置に一致させている。ガ
イド板73にはその下面にローラ78、80を回転自在
に取り付ける。
【0014】図3にプーリ76およびローラ78、ロー
ラ80の平面配置を示す。ローラ78とローラ80は瓶
口10aの外面に当接するローラで、スライド移動部2
0に設置するゴムローラ44およびローラ46の配置位
置に対して、その中間で瓶口10aを対称に挟む位置に
配置する。ローラ78、ローラ80およびプーリ76の
配置位置は固定で、これらの間にベルト82をかけ渡
す。ローラ78、80は前述したローラ46、48と同
様に瓶口10a部分の高さ幅に合わせて上下に2個配置
し、プーリ76はこれに対応してプーリ溝を上下に二つ
設けている。ベルト82は実施例では丸ベルトを使用
し、ローラ78、80部分で瓶口10aを押接した際に
瓶口10aの外面にベルト82が接触するようにしてい
る。
【0015】ガイド板73は図3に示すようにその前端
縁を瓶口10aの円弧形状に合わせて半円形に切り欠い
て形成している。これは、瓶口10aに紙を巻く際に紙
を筒状にガイドするためのものである。スライド移動部
20にも同様に紙をガイドするガイドプレート62を設
けている。ガイドプレート62は支持フレーム板42か
ら若干離間して立設し、瓶口10aに筒状に紙を巻く際
にその上部をガイド支持できるようにしている。なお、
ガイドプレート62は紙巻き用の紙を瓶口10a部分に
導入する際のガイドの役割もある。図3にガイドプレー
ト62の平面配置を示すが、ガイドプレート62は紙の
進入側に若干延出して供給される紙を瓶口10aの外面
とゴムローラ44との間に導入するようにしている。
【0016】なお、図1で90は栽培瓶10の瓶口10
aに紙巻き用の紙92を供給する紙の供給機構を示す。
この紙の供給機構は紙92を多数枚立てて収納した収納
部から1枚ずつ引き出して栽培瓶10の瓶口10aまで
移送して供給するもので、紙92の底縁部を両側から挟
んで瓶口10aまでガイドするガイド部93a、93b
と、紙92の後端縁を引っ掛けるようにして前送りする
紙送り用シリンダー94を有している。紙の供給機構9
0はスライド移動部30の支持枠体70に取り付けら
れ、スライド移動部30とともに進退動する。ガイド部
93a、93bは紙の種類によって取り付け角度を調整
できるようにしてある。
【0017】続いて、上記実施例のきのこ栽培瓶の自動
紙巻機の動作について説明する。まず、図2に示すよう
に栽培瓶10をスライド移動部20、30の進退方向と
直交する方向からスライド移動部20、30の中間位置
まで移送する。実施例ではコンテナから栽培瓶を取り出
して1本ずつ移送している。栽培瓶10を紙巻位置まで
移送する際にはガイド体23およびガイド体33はエア
シリンダ21、31によって後退位置に移動しており、
栽培瓶10の外面に当接するローラ26a、26b、3
6a、36b、および栽培瓶10の瓶口10aに当接す
るゴムローラ44、ローラ46、ローラ78、ローラ8
0は栽培瓶10に当接しない退避位置に移動している。
【0018】図1でA線位置およびB線位置はスライド
移動部20および30の退避位置を示している。スライ
ド移動部20が退避位置にある場合は引張りスプリング
54に連繋するローラ48が引張りスプリング54の弾
性力によって後方に引かれ、ゴムローラ44およびロー
ラ46、48にかけ渡したベルト60は各ローラ間で張
った状態にある。ベルト60はガイド体23を前進させ
ることによって図3に示すように瓶口10aの外面に当
接するが、引張りスプリング54はベルト60が瓶口1
0aの外面を押接する押接力を調整するとともにベルト
60が瓶口10aの外面にならって好適に押接されるよ
うにしている。
【0019】栽培瓶10が紙巻位置にセットされると、
エアシリンダ21、31が駆動されガイド移動体23、
33が前進する。ガイド移動体23、33が前進するこ
とによって図2に示すようにローラ26a、26b、3
6a、36bが栽培瓶10の外面に当接し、瓶口10a
部分についてはゴムローラ44とローラ46、ローラ7
8とローラ80によって両側から挟んで支持される。ま
た、ゴムローラ44とローラ46にかけ渡された範囲で
ベルト60が瓶口10aの外面を押接し、ローラ78、
80間でベルト82が瓶口10aの外面に沿って押接す
る。
【0020】栽培瓶10はローラ78、80とゴムロー
ラ44およびローラ46によって瓶口10a部分が挟圧
されて支持され、駆動モータ74によってプーリ76が
回転駆動されることによって回転する。なお、ゴムロー
ラ44とローラ46はローラ78、80による回転駆動
力によって回転し、ベルト60がともなって循環移動す
る。プーリ76の回転方向は図の矢印方向であり、栽培
瓶10は図3で時計回り方向に回転する。ローラ26
a、26b、36a、36bは栽培瓶10の底部側の外
面を支持して栽培瓶10が安定に回転するようにガイド
している。
【0021】紙の供給機構90はスライド移動部30と
ともに移動し、ガイド部93a、93bによってガイド
されて紙92は瓶口10a側に送り込まれる。瓶口10
a側に進入した紙92はガイドプレート62によってガ
イドされゴムローラ44と瓶口10aの外面間に前端縁
が進入する。そして、ゴムローラ44と瓶口10aの間
に挟まれると、栽培瓶10の回転とともに瓶口10aに
巻き付くようにして送り込まれる。なお、紙送り用シリ
ンダー94で紙92を送り込む際の紙の移動速度は栽培
瓶10が回転する際の周速度よりも若干遅めに設定して
いる。これは、瓶口10aとゴムローラ44に紙92が
挟まれて栽培瓶側に紙92が引っ張られるようにして巻
き付くようにするためである。
【0022】ゴムローラ44は栽培瓶10自体の回転に
よって回転して紙を巻き込むとともに、ベルト60が栽
培瓶10とともに循環移動することからベルト60と瓶
口10aの外面との間に紙が挟まれて先送りされる。紙
の巻き付け操作は瓶口10a部分に上下に2段にベルト
60を取り付けて瓶口10aの幅全体で巻き付けるよう
にすること、およびベルト60によって瓶口10aの半
周分ほどをガイドして巻き付けるようにすることによっ
て、確実な巻き付け操作が可能になる。ベルト60を通
過した紙はガイド板73の内縁に沿ってガイドされて瓶
口10aの反対側に進み、ローラ80、78を通過して
瓶口10aに筒状に巻き付いたところでひと回りする。
また、紙はガイドプレート62にガイドされ、上方が開
いた筒状に支持される。
【0023】紙の先端側は紙の供給機構90から送り込
まれる紙92の後端縁の内側に入り込み、紙92の後端
がその上に重なって引き込まれる。なお、この自動紙巻
機で使用する紙は紙を瓶口に巻き付けた際に重ね合わせ
部分を粘着テープで接着して固定する方式による。すな
わち、紙の後端で瓶口にあたる部分にはあらかじめ粘着
テープ片を接着しておき、紙を筒状に巻き付けたところ
で重ね合わせ部分に粘着テープ片を接着して固定する。
一般に紙巻き用の紙はろう紙等で形成されていて粘着テ
ープの接着性が悪いものがほとんどである。このため、
実施例で用いる紙92は粘着テープが接着される紙の外
面にあらかじめラミネート加工を施して粘着テープによ
って確実な接着ができるように加工したものを使用し
た。
【0024】実施例の装置では紙が瓶口10aをひと回
りして紙が重なった後、紙の後端がゴムローラ44によ
って引き込まれ、ゴムローラ44で粘着テープ片が紙に
押圧されて瓶口10aに紙が固定される。このように粘
着テープ片を用いた取り付け方法によれば、栽培瓶10
を回転することによる紙巻き操作と、粘着テープ片によ
る紙の取り付け操作が一連の動作として行えるからきわ
めて能率的である。粘着テープ片がゴムローラ44を通
過して紙の取り付けが終わったところで、エアシリンダ
21、31を駆動してガイド移動体23、33を後退さ
せ、紙巻きした栽培瓶を取り出す。栽培瓶は搬入方向と
同方向に取り出して、コンテナに収納する。コンテナか
ら栽培瓶を取り出して紙巻位置に搬入する操作、紙巻位
置において瓶口に紙を巻き付ける操作、紙巻き後の栽培
瓶を搬出してコンテナに収納する操作を一連の連続操作
として自動化することによって効率的な自動紙巻機とし
て構成することができる。
【0025】本実施例の自動紙巻機は上述したように、
栽培瓶10の回転とともに紙を瓶口に巻き付け、瓶口に
紙を巻き付ける際にはゴムローラ44とローラ46によ
って押さえるようにするとともに、ベルト60で瓶口1
0aの外面に押さえるようにして巻き付けるから、瓶口
の外面にしっかりとゆるみなく巻き付けて固定すること
ができる。この方法は従来のようなクリップによって固
定する方法等とくらべてきっちりと取り付けることがで
きる点で優れている。また、実施例の装置の場合には栽
培瓶10とともに紙を回していって巻き付けるようにす
るから、瓶口から外へきのこの子実体が伸びているよう
な場合でもきのこの外側をおさえながら巻き付けること
ができきのこを傷めないで紙巻きすることができるとい
う特徴がある。この結果、従来方法では紙巻きが困難で
あったものであっても確実に紙巻きすることが可能にな
る。
【0026】なお、実施例ではローラ46、48、7
8、80等を上下に2段に配置してベルト60、ベルト
82を2本配置したが、もちろんベルトは1本であって
もよく、また3本以上設置してもよい。また、ベルトは
丸ベルト以外のベルトであってもよい。ただし、瓶口部
分に確実に紙を取り付けられるようにするためには、瓶
口の幅部分を全体的にベルトで押さえられるようにする
のがよい。また、実施例では瓶口10aを押さえる側に
は2つのローラを配置してローラ間はベルトで押さえる
ようにしているが、2つのローラの中間に他のローラを
配置して中間のローラでも押接するようにしてもよい。
【0027】また、上記実施例ではローラ78、80に
対して駆動モータ74による駆動力を及ぼし、対向する
側のゴムローラ44、ローラ46等に対しては連動する
ように設けているが、対向する側に対しても駆動力を作
用させるように構成することもできる。また、上記実施
例では栽培瓶10を1本ずつ紙巻位置に移送して紙巻操
作を行うよう構成したが、たとえば上記の紙巻機構を並
列に複数個配置することによって一度に複数本の栽培瓶
に対して紙巻操作を行うことが可能である。複数本ごと
紙巻きすることによってさらに能率を上げることができ
る。
【0028】
【発明の効果】本発明に係るきのこ栽培瓶の自動紙巻機
によれば、上述したように、きのこの紙巻作業を能率的
に行うことができるとともに、瓶口に対してしっかりと
紙巻きすることができる。また、栽培瓶を回転しつつ紙
を巻き付けるようにすることによってきのこを傷めずに
紙巻きすることができる。また、装置がコンパクトに形
成される等の著効を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】きのこ栽培瓶の自動紙巻機の構成を示す正面図
である。
【図2】きのこ栽培瓶の外面を支持する支持機構の構成
を示す説明図である。
【図3】きのこ栽培瓶の瓶口部分の駆動機構を示す説明
図である。
【符号の説明】
10 栽培瓶 10a 瓶口 20、30 スライド移動部 21、31 エアシリンダ 23、33 ガイド移動体 26a、26b、36a、36b ローラ 42 支持フレーム板 44 ゴムローラ 46、48 ローラ 60 ベルト 62 ガイドプレート 73 ガイド板 74 駆動モータ 76 プーリ 78、80 ローラ 82 ベルト 90 紙の供給機構 92 紙 93a、93b ガイド部 94 紙送り用シリンダー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 きのこ栽培瓶の瓶口に筒状に紙を巻き付
    けるきのこ栽培瓶の自動紙巻機において、 紙巻操作位置において、栽培瓶を挟む対向位置に栽培瓶
    の瓶口に向けてそれぞれ進退移動可能に設けるととも
    に、瓶口の外面を押接するローラを有する押接機構を設
    け、 該押接機構を移動して前記ローラにより瓶口の外面を押
    接した際に、該ローラを回転駆動して前記きのこ栽培瓶
    を回転させるローラの駆動機構を設け、 該駆動機構によってきのこ栽培瓶を回転する際に、瓶口
    の外面とローラとの間に粘着作用によって瓶口に筒状に
    取り付ける紙の前端を供給する紙の供給機構を設けたこ
    とを特徴とするきのこ栽培瓶の自動紙巻機。
  2. 【請求項2】 栽培瓶を挟む対向位置に配置する押接機
    構が、それぞれ瓶口の外面を押接する少なくとも2個の
    ローラを有し、各々の押接機構のローラにベルトをかけ
    渡すとともに、ローラ間部分に張るベルト部分で瓶口の
    外面を押接可能に設け、前記押接機構の少なくとも一方
    にベルトを循環させて栽培瓶を回転させるための駆動機
    構を設けたことを特徴とする請求項1記載のきのこ栽培
    瓶の自動紙巻機。
  3. 【請求項3】 紙の先端が最初に進入する位置に設ける
    ローラとして、瓶口の高さ幅とほぼ同幅に設けるととも
    に、ベルト溝を深く設定して瓶口の外面との間で滑らず
    にじかに紙を押接可能にするゴムローラを使用すること
    を特徴とする請求項1または2記載のきのこ栽培瓶の自
    動紙巻機。
  4. 【請求項4】 栽培瓶が回転する際に、栽培瓶の底部近
    傍の外面に当接して栽培瓶を安定的に支持するフリーロ
    ーラを設けたことを特徴とする請求項1記載のきのこ栽
    培瓶の自動紙巻機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH06180470A (ja) * 1992-12-14 1994-06-28 Konica Corp ストロボ装置を有するカメラ
JPH09149727A (ja) * 1995-11-30 1997-06-10 Nanba Seisakusho:Kk 榎茸栽培容体の自動紙巻方法並びに榎茸栽培容体の自動紙巻ユニット

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