JPH06246365A - 高さの異なる管状中空部を有するロールボンド・パネルの製造法 - Google Patents

高さの異なる管状中空部を有するロールボンド・パネルの製造法

Info

Publication number
JPH06246365A
JPH06246365A JP5037007A JP3700793A JPH06246365A JP H06246365 A JPH06246365 A JP H06246365A JP 5037007 A JP5037007 A JP 5037007A JP 3700793 A JP3700793 A JP 3700793A JP H06246365 A JPH06246365 A JP H06246365A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tubular hollow
metal plate
pressure
hollow portion
die
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5037007A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiichiro Ota
圭一郎 太田
Seikichi Manaka
清吉 間中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Altemira Co Ltd
Original Assignee
Showa Aluminum Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Showa Aluminum Corp filed Critical Showa Aluminum Corp
Priority to JP5037007A priority Critical patent/JPH06246365A/ja
Publication of JPH06246365A publication Critical patent/JPH06246365A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)
  • Pressure Welding/Diffusion-Bonding (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 熱交換器等を構成するロールボンド・パネル
に、高さの異なる複数の管状中空部を、1回の膨管工程
によって形成する。製造工程の削減によるコストダウン
を図る。各管状中空部の底壁部の平坦度が良くし、品質
の向上を果たす。 【構成】 ロールボンド・パネル4 の製造法は、2枚の
金属板1,2 のいずれか一方の板に圧着防止剤3 を所定形
状に印刷する工程と、両金属板1,2 を重ね合わせて圧着
する工程と、圧着後の合わせ金属板10を、第1および第
2ダイス11,12 同志の間に配置し、合わせ金属板10の非
圧着部に加圧流体を導入して、管状に膨出せしめ、管状
中空部5 を形成する工程とよりなり、管状中空部5 の形
成工程において、第1ダイス12の内面12a の所要部分
に、合わせ金属板10の非圧着部の所要部分に対応しかつ
相互にレベルが異なる複数の金属板部分当接部を設けて
おき、相互に高さの異なる管状中空部5 を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、高さの異なる管状中
空部を有するロールボンド・パネルの製造法に関するも
のである。
【0002】この明細書においてアルミニウムという用
語は、純アルミニウムのほかアルミニウム合金も含む意
味で用いる。
【0003】
【従来の技術】従来、例えば冷凍機や空調機用の蒸発器
あるいは床暖房器や壁暖房器用の輻射式放熱器を構成す
る熱交換器としては、ロールボンド法によりつくられた
管状中空部を有するアルミニウム製ロールボンド・パネ
ルよりなるものがすでに公知である。
【0004】このロールボンド・パネルは、2枚のアル
ミニウム板のうちのいずれか一方のアルミニウム板に、
圧着防止剤を所定形状に印刷し、この面に他方のアルミ
ニウム板を圧着して一体化し、アルミニウム合わせ板と
した後、アルミニウム合わせ板の非圧着部に流体圧を導
入して非圧着部を膨出せしめることにより、冷媒等の流
体流路を構成する管状中空部を形成して、つくられてい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来
は、例えば図8に示すように、上下一対のダイス(31)(3
2)の内面(31a) (32a) 同志の間に形成される膨出用密閉
空間部(33)が一定の高さを有するものであるため、ロー
ルボンド・パネル(24)の管状中空部(25)の高さは、すべ
て同じであった。
【0006】そして、例えば図9(イ)に示すように、
1回だけの膨管では、管状中空部(25)は横断面台形とな
って、その断面積が小さく、かつ台形の先端部の幅が広
いため、内圧あるいは外圧に対する強度が弱いものであ
った。
【0007】また、管状中空部(25)の大きい断面積を確
保しかつ充分な強度を得るためには、図9(ロ)に示す
ように、2回目の膨管を行ない、管状中空部(25)の断面
積を広げていたが、2回目の膨管では、管状中空部(25)
の平坦な底壁部(28)が外側にふくらんで湾曲し、平坦度
が損なわれてしまい、結局、従来は、2工程の膨管作業
を必要として、しかも品質の悪いロールボンド・パネル
(24)しか製造することができないという問題があった。
【0008】また、適用する熱交換器の種類によって
は、図10に示すように、ロールボンド・パネル(24)
に、通常の断面積の冷媒等流体流路を構成する管状中空
部(25a)と、これより大きい断面積のサーモセンサ取付
部を構成する管状中空部(25b) とを形成する必要がある
場合、従来は、1次膨管作業の終了後、別の工程で拡管
作業を行なって断面積の大きいサーモセンサ取付部を形
成しており、これでは、熱交換器の製造が非常に面倒で
あるという問題があった。
【0009】この発明の目的は、上記の従来技術の問題
を解決し、熱交換器等を構成するロールボンド・パネル
に、高さの異なる複数の管状中空部を、1回の膨管工程
によって形成することができ、しかも各管状中空部の底
壁部の平坦度もすぐれていて、非常に品質が良く、製造
工程の削減によるコストダウンを果たし得るとともに、
品質の向上を果たし得る、高さの異なる管状中空部を有
するロールボンド・パネルの製造法を提供しようとする
にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の目的
を達成するために、2枚の金属板のいずれか一方の板
に、圧着防止剤を所定形状に印刷する工程と、両金属板
を重ね合わせて圧延し、圧着防止剤印刷部分以外の残り
の金属板部分同志を相互に圧着する工程と、圧着後の合
わせ金属板を、中間に膨出用密閉空間部を形成する第1
および第2のダイス同志の間に一方の第1ダイスの内面
に沿うように配置し、合わせ金属板の非圧着部に相対的
に高い圧力の膨出用加圧流体を導入するとともに、両ダ
イス間の膨出用密閉空間部内に相対的に低い圧力の補助
加圧流体を導入し、非圧着部に対応する金属板部分を管
状に膨出せしめて、所定の平面形状を有する管状中空部
を形成する工程とよりなる、管状中空部を有するロール
ボンド・パネルの製造法であって、上記管状中空部の形
成工程において、第2ダイスの内面に、合わせ金属板の
非圧着部の所要部分に対応しかつ相互にレベルが異なる
複数の金属板部分当接部を設けておき、合わせ金属板の
非圧着部に膨出用加圧流体を導入して非圧着部に対応す
る金属板部分を膨出せしめることにより、相互に高さの
異なる管状中空部を形成することを特徴とする、高さの
異なる管状中空部を有するロールボンド・パネルの製造
法を要旨としている。
【0011】
【作用】上記ロールボンド・パネルの製造法によれば、
管状中空部の形成工程において、圧着後の合わせ金属板
を一方の第1ダイスの内面に沿うように配置し、第2ダ
イスの内面に、合わせ金属板の非圧着部の所要部分に対
応しかつ相互にレベルが異なる複数の金属板部分当接部
を設けておくが、これには、例えばつぎの3つの態様が
ある。
【0012】まず第1に、第2ダイスの内面に、合わせ
金属板の非圧着部の所要部分に対応する凹部または凹溝
を設ける。この場合、第2ダイスの内面と凹部または凹
溝の内面とが、相互にレベルが異なる複数の金属板部分
当接部を構成する。
【0013】つぎに、第2に、第2ダイスの内面に、合
わせ金属板の非圧着部の所要部分に対応する凸部を、例
えば所要幅の帯板を並べることにより設ける。この場
合、第2ダイスの内面と凸部の頂面とが、相互にレベル
が異なる複数の金属板部分当接部を構成する。
【0014】また第3に、第2ダイスの内面全面に所要
幅の帯板を1段に並べ、かつ合わせ金属板の非圧着部の
所要部分に対応するように部分的に所要幅の帯板を2段
に並べて、凸部を設ける。この場合、第2ダイス内面の
1段の帯板と2段の帯板よりなる凸部の頂面とが、相互
にレベルが異なる複数の金属板部分当接部を構成する。
【0015】こうして、第2ダイスの内面に、合わせ金
属板の非圧着部の所要部分に対応しかつ相互にレベルが
異なる複数の金属板部分当接部を設けておき、上下両ダ
イス間の空間部内に相対的に低い圧力の補助加圧流体を
導入し、合わせ金属板の非圧着部に相対的に高い圧力の
膨出用加圧流体を導入して非圧着部に対応する金属板部
分を膨出せしめると、上下両ダイスの内面同志の間隔に
相当する高さを有する管状中空部、第1ダイスの内面か
ら第2ダイスの凹部または凹溝の底部までの間隔に相当
する高さを有する管状中空部、あるいはまた第1ダイス
の内面から第2ダイスの凸部の頂部までの間隔に相当す
る高さを有する管状中空部など、相互に高さの異なる複
数の管状中空部を、1回の膨管工程によって形成するこ
とができる。
【0016】従って、この発明の方法によれば、従来の
2回目の膨管工程や、別の拡管工程を実施することな
く、例えば1種類もしくは2種類の流体を流通せしめ得
る断面積の異なる複数の流体流路を構成する管状中空部
を簡単に形成することができ、あるいはまた、通常の断
面積の冷媒等流体流路を構成する管状中空部と、これよ
り断面積の大きいサーモセンサ取付部等を構成する管状
中空部とを、簡単に形成することができる。そして、製
造工程の削減により、このように高さの異なる複数の管
状中空部を有するロールボンド・パネルを、非常に能率
よく製造することができ、生産性を大幅に増大し得る。
【0017】また、この発明の方法によれば、圧着後の
合わせ金属板を一方の第1ダイスの平坦な内面に沿うよ
うに配置しているから、各管状中空部の底壁部の平坦度
もすぐれており、ロールボンド・パネルの品質が非常に
すぐれている。
【0018】
【実施例】つぎに、この発明の実施例を、図面を参照し
て説明する。
【0019】この明細書において、上下、左右および前
後は図1を基準とし、上とは図1図面紙葉の表側、下と
は同裏側をいゝ、左とは同図左側、右とは同右側をい
ゝ、また前とは同図上側、後とは同下側をいうものとす
る。
【0020】図1〜図4は、この発明の第1実施例を示
すものである。
【0021】まず図1は、この発明の方法により製造さ
れた管状中空部(5) を有するアルミニウム製ロールボン
ド・パネル(4) を示すもので、これは、その前側縁部に
おいて平面よりみて蛇行幅の狭い1本のジグザグ状の第
1管状中空部(5a)と、これの右端に連なりかつロールボ
ンド・パネル(4) の大部分を占める平面よりみて蛇行幅
の広い1本のジグザグ状の第2管状中空部(5b)と、ロー
ルボンド・パネル(4)の左側縁部において第2管状中空
部(5b)の左端および第1管状中空部(5a)の左端に連なる
直線状の第3管状中空部(5c)と、第3管状中空部(5c)の
前端に連なりかつ前方に開口した平面よりみて小さい略
方形の中空部(5d)とを備えている。
【0022】そして、ロールボンド・パネル(4) の蛇行
幅の狭いジグザグ状の第1管状中空部(5a)が相対的に高
い高さを有していて、広い断面積を有し、これに対し
て、第2管状中空部(5b)および第3管状中空部(5c)は、
第1管状中空部(5a)よりも低い高さを有していて、それ
らの断面積が狭いものとなされている(図4参照)。
【0023】従って、このロールボンド・パネル(4)
を、例えば蒸発器として使用した場合には、高さが高く
かつ広い断面積を有するジグザグ状の第1管状中空部(5
a)がアキュムレート部の役割を果たし、該部分において
冷媒を多量に収容することができるとともに、第1管状
中空部(5a)はジグザグ状で回路長さが長いものとなされ
ているので、該部分において冷媒の完全蒸発を果たすこ
とができる。これに対し、ロールボンド・パネル(4) の
同部分に、例えば平面よりみて格子形でかつ第2管状中
空部(5b)や第3管状中空部(5c)と同様の低い高さを有し
ていて断面積が狭いものとなされた中空部(図示略)を
設けたような場合には、冷媒の収容量が少なく、かつ回
路が短絡して短いものとなされているので、冷媒の完全
蒸発は不可能となる。
【0024】図2〜図4は、この発明によるロールボン
ド・パネル(4) の製造法を工程順に示すものである。
【0025】まず図2に示すように、上下2枚のアルミ
ニウム板(1)(2)の対向面のうち、例えば下部アルミニウ
ム板(2) の対向面に圧着防止剤(3) を所要パターンに印
刷する。この第1実施例においては、圧着防止剤(3)
は、アルミニウム板(2) の前側縁部において蛇行幅の狭
い1本のジグザグ状の第1圧着防止剤塗布部(3a)と、こ
れの右端に連なりかつアルミニウム板(2) の大部分を占
める蛇行幅の広い1本のジグザグ状の第2圧着防止剤塗
布部(3b)と、アルミニウム板(2) の左側縁部において第
2圧着防止剤塗布部(3b)の左端および第1圧着防止剤塗
布部(3a)の左端に連なる直線状の第3圧着防止剤塗布部
(3c)と、第3圧着防止剤塗布部(3c)の前端に連なりかつ
平面よりみて小さい略方形の第4圧着防止剤塗布部(3d)
とで構成されている。
【0026】つぎに、図3に示すように、この下部アル
ミニウム板(2) に上部アルミニウム板(1) を重ねて合わ
せて圧延し、圧着防止剤(3) の印刷部分以外の残りのア
ルミニウム板(1)(2)部分同志を相互に圧着することによ
り、非圧着部を有する合わせアルミニウム板(10)を形成
する。
【0027】そして、図4に示すように、圧着後の合わ
せアルミニウム板(10)を、中間に膨出用密閉空間部(13)
を形成する上下一対の第1および第2ダイス(11)(12)同
志の間に一方の上側の第1ダイス(11)の内面(11a) に沿
うように配置する。
【0028】またこのとき、下側の第2ダイス(12)の内
面(12a) に、合わせアルミニウム板(10)の非圧着部の所
要部分、すなわち蛇行幅の狭い1本のジグザグ状の第1
圧着防止剤塗布部(3a)に対応する位置に横断面浅い略U
形の凹部(14a) を設けておく。この場合、第2ダイス(1
2)の内面(12a) と凹部(14a) の内面とが、相互にレベル
が異なる2つのアルミニウム板部分当接部を構成する。
【0029】圧着後の合わせアルミニウム板(10)の前端
左側縁部の小さい略方形の第4圧着防止剤塗布部分(3d)
の前縁部を拡大して開口部を有する中空部(5d)を形成
し、この中空部(5d)の開口部に、流体圧導入パイプ(図
示略)の先端部を差し込んで、合わせアルミニウム板(1
0)の非圧着部に相対的に高い圧力の圧搾空気などよりな
る膨出用加圧流体を導入するとともに、下側の第2ダイ
ス(12)に設けられた補助加圧流体導入孔(16)より上下ダ
イス(11)(12)間の膨出用密閉空間部(13)内に相対的に低
い圧力の圧搾空気などよりなる補助加圧流体を導入し、
非圧着部に対応するアルミニウム板(2) 部分を管状に膨
出せしめて、圧着防止剤(3) の印刷パターンに対応する
同じパターンを有しかつ相互に高さの異なる管状中空部
(5a)(5b)(5c)を一挙に設けて、ロールボンド・パネル
(4) を得る。
【0030】ここで、このロールボンド・パネル(4) の
大部分を占める平面よりみて蛇行幅の広い1本のジグザ
グ状の第2管状中空部(5b)と、これに連なる直線状の第
3管状中空部(5c)とが、上下両ダイス(11)(12)の内面(1
1a)(12a)同志の間隔(X1)に相当する高さ(H1)を有してい
て、それらの断面積が狭いものとなされ、これに対し、
ロールボンド・パネル(4) 前側縁部の蛇行幅の狭いのジ
グザグ状の第1管状中空部(5a)が、上側の第1ダイス(1
1)の内面(11a) から下側の第2ダイス(12)の凹部(14a)
の底部までの間隔(Y1)に相当する高い高さ(H2)を有して
いて、広い断面積を有するものとなされており、結局、
相互に高さの異なる複数の管状中空部(5a)(5b)(5c)を、
1回の膨管工程によって形成することができる。
【0031】なお、ロールボンド・パネル(4) の前側縁
左隅部の小さい略方形の中空部(5d)の開口端部に、例え
ば作動流体導入用パイプ(図示略)を接続し、作動流体
の注入後に同パイプの端部を塞いで、該管状中空部(5a)
(5b)(5c)に作動流体を封入すれば、ヒートパイプ式の熱
交換器を製造することができる。
【0032】図5は、この発明の第2実施例を示すもの
である。
【0033】ここで、上記第1実施例の場合と異なる点
は、管状中空部(5) の形成工程において、下側の第2ダ
イス(12)の内面(12a) の所要箇所に、合わせアルミニウ
ム板(10)の非圧着部の所要部分に対応するように横断面
深い略V形の凹溝(14b) を設けている点にある。この場
合、第2ダイス(12)の内面(12a) と凹溝(14b) の内面と
が、相互にレベルが異なる2つのアルミニウム板部分当
接部を構成する。
【0034】従って、この第2実施例によれば、ロール
ボンド(4) に、上下両ダイス(11)(12)の内面(11a)(12a)
同志の間隔(X1)に相当する高さ(H1)を有していて、通常
の断面積を有しかつ例えば冷媒等流体流路を構成する管
状中空部(5b)と、上側の第1ダイス(11)の内面(11a) か
ら下側の第2ダイス(12)の横断面深い略V形の凹部(14
b) の底部までの間隔(Y2)に相当する高い高さ(H3)を有
していて、広い断面積を有しかつ例えばサーモセンサ取
付部等を構成する管状中空部(5e)とを、1回の膨管工程
によって簡単に形成することができる。
【0035】図6は、この発明の第3実施例を示すもの
である。
【0036】ここで、上記第1実施例の場合と異なる点
は、管状中空部(5) の形成工程において、下側の第2ダ
イス(12)の内面(12a) の所要箇所に、合わせアルミニウ
ム板(10)の非圧着部の所要部分に対応するように、所定
の厚みを有しかつ所要幅の帯板を1段並べて凸部(15a)
を設けている点にある。この場合、第2ダイス(12)の内
面(12a) と帯板よりなる凸部(15a) の頂面とが、相互に
レベルが異なる2つのアルミニウム板部分当接部を構成
する。
【0037】従って、この第3実施例によれば、ロール
ボンド(4) に、上下両ダイス(11)(12)の内面(11a)(12a)
同志の間隔(X2)に相当する高い高さ(H2)を有していて、
広い断面積を有する管状中空部(5a)と、上側の第1ダイ
ス(11)の内面(11a) から下側の第2ダイス(12)上の帯板
よりなる凸部(15a) の頂部までの間隔(Z1)に相当する高
さ(H1)を有していて、通常の断面積を有する管状中空部
(5b)とを、1回の膨管工程によって簡単に形成すること
ができる。
【0038】ロールボンド(4) の相互に断面積の異なる
2つの流体流路を構成する管状中空部(5a)(5b)には、例
えばフロン、メタノール、水(湯)またはオイル等の1
種類もしくは2種類の流体を流通せしめるものである。
【0039】なお、この第3実施例によれば、第2ダイ
ス(12)の内面(12a) に、帯板を並べるだけで、凸部(15
a) を簡単に設けることができ、ダイスの製作が容易で
あるという利点がある。
【0040】図7は、この発明の第4実施例を示すもの
である。
【0041】ここで、上記第3実施例の場合と異なる点
は、管状中空部(5) の形成工程において、下側の第2ダ
イス(12)の内面(12a) 全面に所定の厚みを有しかつ所要
幅の帯板を1段に並べて、凸部(15a) を設け、かつ合わ
せアルミニウム板(10)の非圧着部の所要部分に対応する
ように部分的に所要幅の帯板を2段に並べて、凸部(15
b) を設けている点にある。この場合、第2ダイス内面
(12a) の第1段の帯板よりなる凸部(15a) の頂面と、第
2段の帯板よりなる凸部(15b) の頂面とが、相互にレベ
ルが異なる2つのアルミニウム板部分当接部を構成す
る。
【0042】従って、この第4実施例によれば、ロール
ボンド(4) に、上側の第1ダイス(11)の内面(11a) から
下側の第2ダイス(12)上の第1段の帯板よりなる凸部(1
5a)の頂部までの間隔(Z2)に相当する高さ(H2)を有して
いて、広い断面積を有する管状中空部(5a)と、上側の第
1ダイス(11)の内面(11a) から第2段の帯板よりなる凸
部(15b) の頂部までの間隔(Z3)に相当する高さ(H1)を有
していて、通常の断面積を有する管状中空部(5b)とを、
1回の膨管工程によって簡単に形成することができる。
【0043】なお、上記第2実施例〜第4実施例のロー
ルボンド・パネル(4) の管状中空部(5) に、それぞれ外
部に開放した開口両端部を形成し、これら開口両端部に
流体導入用パイプと流体排出用パイプ(図示略)とを接
続すれば、各種の熱交換器をきわめて簡単に製造するこ
とができる。
【0044】上記第2実施例〜第4実施例のその他の点
は、上記第1実施例の場合と同様であるので、図面にお
いて同一のものには同一の符号を付した。
【0045】なお、上記実施例においては、下部アルミ
ニウム板(2) の表面に圧着防止剤(3) を所要パターンに
印刷しているが、これに限らず、上部アルミニウム板
(1) の表面に圧着防止剤(3) を所要パターンに印刷して
も、もちろん良い。
【0046】また上記実施例では、ロールボンド・パネ
ル(4) を構成する金属板としてアルミニウム板が用いら
れているが、これはその他の金属板であっても良い。
【0047】また、第2ダイス(12)の内面(12a) に、相
互にレベルが異なる複数の金属板部分当接部を形成する
ために設ける凹部または凹溝(14)あるいは凸部(15)の形
状は、上記実施例に記載のものに限定されず、その他の
ものであっても良い。
【0048】さらに、第1および第2ダイス(11)(12)
は、図示のものとは上下逆に、配置されることもある。
【0049】この発明の方法により製造された高さの異
なる複数の管状中空部(5) を有するロールボンド・パネ
ル(4) は、例えば冷凍機や空調機用の蒸発器あるいは床
暖房器や壁暖房器用の輻射式放熱器などの熱交換器に有
利に適用することができる。
【0050】
【発明の効果】この発明は、上述のように、2枚の金属
板のいずれか一方の板に、圧着防止剤を所定形状に印刷
する工程と、両金属板を重ね合わせて圧延し、圧着防止
剤印刷部分以外の残りの金属板部分同志を相互に圧着す
る工程と、圧着後の合わせ金属板を、中間に膨出用密閉
空間部を形成する第1および第2のダイス同志の間に一
方の第1ダイスの内面に沿うように配置し、合わせ金属
板の非圧着部に相対的に高い圧力の膨出用加圧流体を導
入するとともに、両ダイス間の膨出用密閉空間部内に相
対的に低い圧力の補助加圧流体を導入し、非圧着部に対
応する金属板部分を管状に膨出せしめて、所定の平面形
状を有する管状中空部を形成する工程とよりなる、管状
中空部を有するロールボンド・パネルの製造法であっ
て、上記管状中空部の形成工程において、第2ダイスの
内面に、合わせ金属板の非圧着部の所要部分に対応しか
つ相互にレベルが異なる複数の金属板部分当接部を設け
ておき、合わせ金属板の非圧着部に膨出用加圧流体を導
入して非圧着部に対応する金属板部分を膨出せしめるこ
とにより、相互に高さの異なる管状中空部を、1回の膨
管工程によって形成することができる。
【0051】従って、この発明の方法によれば、従来の
2回目の膨管工程や、別の拡管工程を実施することな
く、例えば1種類もしくは2種類の流体を流通せしめ得
る断面積の異なる複数の流体流路を構成する管状中空部
を簡単に形成することができ、あるいはまた、通常の断
面積の冷媒等流体流路を構成する管状中空部と、これよ
り断面積の大きいサーモセンサ取付部等を構成する管状
中空部とを、簡単に形成することができる。そして、製
造工程の削減により、このように高さの異なる複数の管
状中空部を有するロールボンド・パネルを、非常に能率
よく製造することができ、生産性を大幅に増大し得て、
コストダウンを果たし得、ロールボンド・パネルを安価
に市場に供給し得る。
【0052】また、この発明の方法によれば、圧着後の
合わせ金属板を一方のダイスの平坦な内面に沿うように
配置しているから、各管状中空部の底壁部の平坦度もす
ぐれており、ロールボンド・パネルの品質が非常にすぐ
れているという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の方法により製造されたロールボンド
・パネルの概略平面図である。
【図2】図2〜図4は、この発明の第1実施例におい
て、ロールボンド・パネルの製造法を工程順に示すもの
で、図2は圧着防止剤が所要パターンに印刷されたアル
ミニウム板の概略斜視図である。
【図3】圧着防止剤の印刷後、2枚のアルミニウム板が
圧着された状態の要部拡大断面図である。
【図4】圧着後の合わせアルミニウム板を上下両ダイス
の間にセットし、管状中空部を形成する工程の要部拡大
断面図で、これは図1のAーA線に沿う部分に対応して
いる。
【図5】この発明の第2実施例における管状中空部形成
工程の要部拡大断面図である。
【図6】この発明の第3実施例における管状中空部形成
工程の要部拡大断面図である。
【図7】この発明の第4実施例における管状中空部形成
工程の要部拡大断面図である。
【図8】従来例における管状中空部形成工程の要部拡大
断面図である。
【図9】図9イと図9ロは、従来法により管状中空部を
2段階の膨管作業で形成する工程を説明するためのもの
で、図9イは1回目の膨管工程終了後のロールボンド・
パネルの要部拡大断面図、図9ロは2回目の膨管工程終
了後のロールボンド・パネルの要部拡大断面図である。
【図10】従来法により流体流路用管状中空部とサーモ
センサ取付用管状中空部を形成したロールボンド・パネ
ルの要部拡大断面図である。
【符号の説明】
1,2 アルミニウム板(金属板) 3 圧着防止剤 4 ロールボンド・パネル 5 管状中空部 5a,5b,5c,5e 管状中空部 10 合わせアルミニウム板(合
わせ金属板) 11 第1ダイス 11a 内面 12 第2ダイス 12a 内面 13 膨出用密閉空間部 14,14a,14b 凹部 15,15a,15b 帯板よりなる凸部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2枚の金属板(1)(2)のいずれか一方の板
    に、圧着防止剤(3)を所定形状に印刷する工程と、両金
    属板(1)(2)を重ね合わせて圧延し、圧着防止剤(3) 印刷
    部分以外の残りの金属板(1)(2)部分同志を相互に圧着す
    る工程と、圧着後の合わせ金属板(10)を、中間に膨出用
    密閉空間部(13)を形成する第1および第2のダイス(11)
    (12)同志の間に一方の第1ダイス(11)の内面(11a) に沿
    うように配置し、合わせ金属板(10)の非圧着部に相対的
    に高い圧力の膨出用加圧流体を導入するとともに、両ダ
    イス(11)(12)間の膨出用密閉空間部(13)内に相対的に低
    い圧力の補助加圧流体を導入し、非圧着部に対応する金
    属板部分を管状に膨出せしめて、所定の平面形状を有す
    る管状中空部(5) を形成する工程とよりなる、管状中空
    部を有するロールボンド・パネルの製造法であって、上
    記管状中空部(5)の形成工程において、第2ダイス(12)
    の内面(12a) に、合わせ金属板(10)の非圧着部の所要部
    分に対応しかつ相互にレベルが異なる複数の金属板部分
    当接部を設けておき、合わせ金属板(10)の非圧着部に膨
    出用加圧流体を導入して非圧着部に対応する金属板部分
    を膨出せしめることにより、相互に高さの異なる管状中
    空部(5) を形成することを特徴とする、高さの異なる管
    状中空部を有するロールボンド・パネルの製造法。
JP5037007A 1993-02-25 1993-02-25 高さの異なる管状中空部を有するロールボンド・パネルの製造法 Pending JPH06246365A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5037007A JPH06246365A (ja) 1993-02-25 1993-02-25 高さの異なる管状中空部を有するロールボンド・パネルの製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5037007A JPH06246365A (ja) 1993-02-25 1993-02-25 高さの異なる管状中空部を有するロールボンド・パネルの製造法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06246365A true JPH06246365A (ja) 1994-09-06

Family

ID=12485644

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5037007A Pending JPH06246365A (ja) 1993-02-25 1993-02-25 高さの異なる管状中空部を有するロールボンド・パネルの製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06246365A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008045804A (ja) * 2006-08-15 2008-02-28 Mahle Filter Systems Japan Corp 熱交換器の製造方法
EP4345986A3 (en) * 2022-09-12 2024-06-26 Valeo Systemes Thermiques Vehicle battery cooling apparatus

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008045804A (ja) * 2006-08-15 2008-02-28 Mahle Filter Systems Japan Corp 熱交換器の製造方法
EP4345986A3 (en) * 2022-09-12 2024-06-26 Valeo Systemes Thermiques Vehicle battery cooling apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5947365A (en) Process for producing flat heat exchange tubes
US5353868A (en) Integral tube and strip fin heat exchanger circuit
US7749609B2 (en) Metal plate for producing flat tube, flat tube and process for producing the flat tube
US5979051A (en) Heat exchanger and method of producing the same
JP4099513B2 (ja) 偏平管製造用金属板、偏平管および偏平管の製造方法
JPH04227481A (ja) 熱交換器要素とその製作法
EP1362649A1 (en) Method and tool for folding a metal strip
WO2008033882A2 (en) Aluminum clad steel composite for heat exchanger tubes and manifolds
US3067492A (en) Finned heat exchanger
US5906045A (en) Method of manufacturing a condenser for a refrigerator
US6269869B1 (en) Continuous corrugated heat exchanger and method of making same
JPH11277167A (ja) ロールボンドパネル及びその製造方法
US2999305A (en) Spiral heat exchanger
JP3936831B2 (ja) 伝熱板の製造方法
JP3546086B2 (ja) ヒートパイプ式放熱器
JPS59206186A (ja) 金属帯型複合製品およびその製作方法
US6494254B2 (en) Brazed tube for a heat exchanger, method of manufacture and exchanger
JPH05164484A (ja) 熱交換器用チューブ及び製造方法
WO2022107868A1 (ja) 熱交換器
JP2689996B2 (ja) 蒸発器
US2999304A (en) Method of manufacturing heat exchangers
US2948053A (en) Method of manufacturing refrigerating apparatus
JPH09192764A (ja) ロールボンドパネルの製造方法
JP2002250596A (ja) 積層型熱交換器の製造方法
JP2006010305A (ja) ロールボンドパネル及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030218