JPH06246788A - トランスファー成形用金型 - Google Patents
トランスファー成形用金型Info
- Publication number
- JPH06246788A JPH06246788A JP3570893A JP3570893A JPH06246788A JP H06246788 A JPH06246788 A JP H06246788A JP 3570893 A JP3570893 A JP 3570893A JP 3570893 A JP3570893 A JP 3570893A JP H06246788 A JPH06246788 A JP H06246788A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chase
- mold
- center block
- center
- pot
- Prior art date
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- Withdrawn
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- Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 センターブロックにチェイスを強固に突き当
てる。ポットの交換を容易にする。 【構成】 型板3,11の取付面3a,11a に、センターブ
ロック6,13が取り付けてある。これとともに、このセ
ンターブロック6,13を挟んで複数のチェイス7,14を
取り付けてある。上型2では、ポット16を型板11とセン
ターブロック13とにより挟んで固定してある。センター
ブロック6,13とチェイス7,14との突き当て面を傾斜
面6b,13b ,7b,14b にする。これら傾斜面6b,13b ,
7b,14b は、取付面3a,11a に対してセンターブロック
6,13側で鋭角をなしており、鉛直面に対してなす角度
は1〜5°である。 【効果】 チェイス7,14を緩めることなく、センター
ブロック6,13を着脱できる。これにより、ポット16の
交換が容易になる。
てる。ポットの交換を容易にする。 【構成】 型板3,11の取付面3a,11a に、センターブ
ロック6,13が取り付けてある。これとともに、このセ
ンターブロック6,13を挟んで複数のチェイス7,14を
取り付けてある。上型2では、ポット16を型板11とセン
ターブロック13とにより挟んで固定してある。センター
ブロック6,13とチェイス7,14との突き当て面を傾斜
面6b,13b ,7b,14b にする。これら傾斜面6b,13b ,
7b,14b は、取付面3a,11a に対してセンターブロック
6,13側で鋭角をなしており、鉛直面に対してなす角度
は1〜5°である。 【効果】 チェイス7,14を緩めることなく、センター
ブロック6,13を着脱できる。これにより、ポット16の
交換が容易になる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばICの樹脂封止
などに用いられるトランスファー成形用金型に関する。
などに用いられるトランスファー成形用金型に関する。
【0002】
【従来の技術】電子部品、例えばICの樹脂封止部は、
熱硬化性樹脂によりトランスファー成形される。ここ
で、従来のこの種のトランスファー成形用金型の一例に
ついて、図3から図5を参照しながら説明する。1は下
型、2は上型であり、型体であるこれら下型1および上
型2は、それぞれ、図示していないトランスファー成形
機のプラテンに、取付板などを介して取付けられ、互い
に相対的に上下方向へ移動して開閉するものである。3
は下型1の型板で、この型板3は、矩形状になってい
て、ガイドピン4が四隅部に配置されるとともに、ヒー
ター5を内蔵している。なお、以下の説明において、図
3および図5の図示左右方向を左右方向と称する。前記
型板3の上面の取付面3aには、前後方向を長手方向とす
るセンターブロック6が着脱可能に取付けられていると
ともに、このセンターブロック6の左右の側面に端面が
それぞれ突き当てられた状態で複数のチェイス7が並べ
て着脱可能に取付けられている。11は上型2の型板で、
この型板11は、前記下型1の型板3とほぼ同形状であ
り、ヒーター12を内蔵している。前記型板11の下面の取
付面11a には、下型1と同様にして、センターブロック
13とチェイス14とが取付けられている。このような構成
により、型閉時には、下型1および上型2のセンターブ
ロック6,13が互いに突き当てられるとともに、下型1
および上型2の対応するチェイス7,14がそれぞれ突き
当てられるものである。そして、前記下型1のセンター
ブロック6の上面中央には、凹窪状のカル15が形成され
ている。一方、前記上型2のセンターブロック13の中央
には、前記カル15に重なってショットキャビティをなす
ポット16が固定されている。このポット16は、型板11お
よびセンターブロック13を貫通しているが、外周面に形
成された鍔部16a が型板11とセンターブロック13とによ
り挟まれて固定されている。また、下型1および上型2
のセンターブロック6,13間には、型閉時、下型1のセ
ンターブロック6の上面に形成された凹溝により、カル
15から前後に2分岐する1次ランナー17と、これら1次
ランナー17の先端部からそれぞれ左右に2分岐する2次
ランナー18と、これら2次ランナー18の先端部からそれ
ぞれ前後に2分岐する3次ランナー19とが形成される。
一方、下型1および上型2のチェイス7,14間には、下
型1のチェイス7にボルト20により固定されたランナー
部材21の上面に形成された凹溝により、前記センターブ
ロック6,13間の3次ランナー19にそれぞれ連通する左
右方向に延びるチェイスランナー22がそれぞれ形成され
る。また、チェイス7,14間には、これらに形成された
凹部により、チェイスランナー22の前後に沿って並ぶ複
数の型キャビティ23が形成されるとともに、ランナー部
材21ないしチェイス7の上面に形成された凹溝により、
各型キャビティ23をチェイスランナー22にそれぞれ連通
させるゲート24が形成される。なお、図5において、型
キャビティ23およびゲート24は、一部のみを図示してあ
る。さらに、各チェイス7,14のセンターブロック6,
13と反対側の端面には、チェイスランナー22の先端を閉
塞するために、エンドプレート25,26がそれぞれボルト
27により取付けられている。さらに、下型1および上型
2の型板3,11の取付面3a,11a の前後両側部には、そ
れぞれ、型閉時に互いに嵌合する位置決めブロック28が
ボルト30により固定されている。
熱硬化性樹脂によりトランスファー成形される。ここ
で、従来のこの種のトランスファー成形用金型の一例に
ついて、図3から図5を参照しながら説明する。1は下
型、2は上型であり、型体であるこれら下型1および上
型2は、それぞれ、図示していないトランスファー成形
機のプラテンに、取付板などを介して取付けられ、互い
に相対的に上下方向へ移動して開閉するものである。3
は下型1の型板で、この型板3は、矩形状になってい
て、ガイドピン4が四隅部に配置されるとともに、ヒー
ター5を内蔵している。なお、以下の説明において、図
3および図5の図示左右方向を左右方向と称する。前記
型板3の上面の取付面3aには、前後方向を長手方向とす
るセンターブロック6が着脱可能に取付けられていると
ともに、このセンターブロック6の左右の側面に端面が
それぞれ突き当てられた状態で複数のチェイス7が並べ
て着脱可能に取付けられている。11は上型2の型板で、
この型板11は、前記下型1の型板3とほぼ同形状であ
り、ヒーター12を内蔵している。前記型板11の下面の取
付面11a には、下型1と同様にして、センターブロック
13とチェイス14とが取付けられている。このような構成
により、型閉時には、下型1および上型2のセンターブ
ロック6,13が互いに突き当てられるとともに、下型1
および上型2の対応するチェイス7,14がそれぞれ突き
当てられるものである。そして、前記下型1のセンター
ブロック6の上面中央には、凹窪状のカル15が形成され
ている。一方、前記上型2のセンターブロック13の中央
には、前記カル15に重なってショットキャビティをなす
ポット16が固定されている。このポット16は、型板11お
よびセンターブロック13を貫通しているが、外周面に形
成された鍔部16a が型板11とセンターブロック13とによ
り挟まれて固定されている。また、下型1および上型2
のセンターブロック6,13間には、型閉時、下型1のセ
ンターブロック6の上面に形成された凹溝により、カル
15から前後に2分岐する1次ランナー17と、これら1次
ランナー17の先端部からそれぞれ左右に2分岐する2次
ランナー18と、これら2次ランナー18の先端部からそれ
ぞれ前後に2分岐する3次ランナー19とが形成される。
一方、下型1および上型2のチェイス7,14間には、下
型1のチェイス7にボルト20により固定されたランナー
部材21の上面に形成された凹溝により、前記センターブ
ロック6,13間の3次ランナー19にそれぞれ連通する左
右方向に延びるチェイスランナー22がそれぞれ形成され
る。また、チェイス7,14間には、これらに形成された
凹部により、チェイスランナー22の前後に沿って並ぶ複
数の型キャビティ23が形成されるとともに、ランナー部
材21ないしチェイス7の上面に形成された凹溝により、
各型キャビティ23をチェイスランナー22にそれぞれ連通
させるゲート24が形成される。なお、図5において、型
キャビティ23およびゲート24は、一部のみを図示してあ
る。さらに、各チェイス7,14のセンターブロック6,
13と反対側の端面には、チェイスランナー22の先端を閉
塞するために、エンドプレート25,26がそれぞれボルト
27により取付けられている。さらに、下型1および上型
2の型板3,11の取付面3a,11a の前後両側部には、そ
れぞれ、型閉時に互いに嵌合する位置決めブロック28が
ボルト30により固定されている。
【0003】ここで、前記センターブロック6,13およ
びチェイス7,14の取付および位置決め構造について、
主に下型1側を例に採って、より詳しく説明する。セン
ターブロック6の前後には、フランジ部36がそれぞれ形
成されており、型板3の取付面3aに突設された位置決め
用の一対のノックピン37がセンターブロック6の両フラ
ンジ部36に形成された孔にそれぞれ挿入されている。こ
れとともに、センターブロック6の両フランジ部36を貫
通した計4本のボルト38が型板3に螺着されて、この型
板3にセンターブロック6が固定されている。また、チ
ェイス7の前後にも、フランジ部39がそれぞれ形成され
ており、各チェイス7に対して、型板3の取付面3aに突
設された位置決め用の一対のノックピン40がチェイス7
の両フランジ部39に形成された孔にそれぞれ挿入されて
いる。これとともに、チェイス7の両フランジ部39を貫
通した計6本のボルト41が型板3に螺着されて、この型
板3にチェイス7が固定されている。なお、図5におい
て、ノックピン37,40は黒丸で表示し、ボルト38,41は
白丸で表示してある。そして、組立にあたっては、ま
ず、ノックピン37により位置決めしつつ、センターブロ
ック6を型板3の平らな取付面3a上に載せる。ついで、
ノックピン40により位置決めしつつ、各チェイス7を型
板3の取付面3a上に載せて並べる。さらに、型板3にセ
ンターブロック6をボルト38により固定するとともに、
各チェイス7をボルト41により固定する。このように、
センターブロック6と各チェイス7とは、互いに独立に
型板3に取付けられる。型板3からチェイス7およびセ
ンターブロック6を外す場合は、逆の手順による。な
お、上型2においても、同様にして、センターブロック
13と各チェイス14とが型板11に取付けられる。また、従
来の金型において、センターブロック6,13とチェイス
7,14との突き当て面6a,13a ,7a,14a は、型板3,
11の取付面3a,11a に対して垂直になっている。
びチェイス7,14の取付および位置決め構造について、
主に下型1側を例に採って、より詳しく説明する。セン
ターブロック6の前後には、フランジ部36がそれぞれ形
成されており、型板3の取付面3aに突設された位置決め
用の一対のノックピン37がセンターブロック6の両フラ
ンジ部36に形成された孔にそれぞれ挿入されている。こ
れとともに、センターブロック6の両フランジ部36を貫
通した計4本のボルト38が型板3に螺着されて、この型
板3にセンターブロック6が固定されている。また、チ
ェイス7の前後にも、フランジ部39がそれぞれ形成され
ており、各チェイス7に対して、型板3の取付面3aに突
設された位置決め用の一対のノックピン40がチェイス7
の両フランジ部39に形成された孔にそれぞれ挿入されて
いる。これとともに、チェイス7の両フランジ部39を貫
通した計6本のボルト41が型板3に螺着されて、この型
板3にチェイス7が固定されている。なお、図5におい
て、ノックピン37,40は黒丸で表示し、ボルト38,41は
白丸で表示してある。そして、組立にあたっては、ま
ず、ノックピン37により位置決めしつつ、センターブロ
ック6を型板3の平らな取付面3a上に載せる。ついで、
ノックピン40により位置決めしつつ、各チェイス7を型
板3の取付面3a上に載せて並べる。さらに、型板3にセ
ンターブロック6をボルト38により固定するとともに、
各チェイス7をボルト41により固定する。このように、
センターブロック6と各チェイス7とは、互いに独立に
型板3に取付けられる。型板3からチェイス7およびセ
ンターブロック6を外す場合は、逆の手順による。な
お、上型2においても、同様にして、センターブロック
13と各チェイス14とが型板11に取付けられる。また、従
来の金型において、センターブロック6,13とチェイス
7,14との突き当て面6a,13a ,7a,14a は、型板3,
11の取付面3a,11a に対して垂直になっている。
【0004】そして、成形に際しては、下型1および上
型2をそれぞれトランスファー成形機にそれぞれ取付
け、チェイス7上に樹脂封止前のICを載せる。さら
に、ポット16内に熱硬化性樹脂のタブレットを装填し、
下型1と上型2とを型閉した後、プランジャー46を下降
させてポット16内に挿入する。このポット16内の熱硬化
性樹脂は、ヒーター5,12による加熱とプランジャー46
による加圧とによって溶融状態となり、プランジャー46
により押されて、カル15からランナー17,18,19,22お
よびゲート24を順次通って、型キャビティ23内に充填さ
れる。こうして、ICの樹脂封止部が成形される。その
後、下型1と上型2とが型開して、成形品が取り出され
る。
型2をそれぞれトランスファー成形機にそれぞれ取付
け、チェイス7上に樹脂封止前のICを載せる。さら
に、ポット16内に熱硬化性樹脂のタブレットを装填し、
下型1と上型2とを型閉した後、プランジャー46を下降
させてポット16内に挿入する。このポット16内の熱硬化
性樹脂は、ヒーター5,12による加熱とプランジャー46
による加圧とによって溶融状態となり、プランジャー46
により押されて、カル15からランナー17,18,19,22お
よびゲート24を順次通って、型キャビティ23内に充填さ
れる。こうして、ICの樹脂封止部が成形される。その
後、下型1と上型2とが型開して、成形品が取り出され
る。
【0005】ところで、成形の度毎にプランジャー46が
ポット16内を摺動するので、これらプランジャー46およ
びポット16は磨耗しやすい。そして、プランジャー46お
よびポット16の磨耗が進行して、これらの嵌合が緩くな
ったならば、プランジャー46およびポット16を新しいも
のに交換しなければならない。特にポット16の交換に際
して、前記従来の金型では、まずチェイス14を緩めた
後、センターブロック13を外し、ポット16を抜き取る。
そして、新しいポット16を挿入した後、センターブロッ
ク13を取付け、さらに、チェイス14を締め付ける。
ポット16内を摺動するので、これらプランジャー46およ
びポット16は磨耗しやすい。そして、プランジャー46お
よびポット16の磨耗が進行して、これらの嵌合が緩くな
ったならば、プランジャー46およびポット16を新しいも
のに交換しなければならない。特にポット16の交換に際
して、前記従来の金型では、まずチェイス14を緩めた
後、センターブロック13を外し、ポット16を抜き取る。
そして、新しいポット16を挿入した後、センターブロッ
ク13を取付け、さらに、チェイス14を締め付ける。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、従来の
トランスファー成形用金型では、ポット16の交換時、型
板11とともにポット16を挟んで固定しているセンターブ
ロック13の着脱の他に、チェイス14の緩め、締めを行わ
なければならず、しかも、チェイス14は複数対あるた
め、ポット16の交換作業が面倒である問題があった。セ
ンターブロック13を外すためにチェイス14をも緩めなけ
ればならないのは、たとえセンターブロック13を型板11
に固定しているボルトのみを緩めても、型板11にチェイ
ス14が締め付けられて固定されている状態にあっては、
これらチェイス14がセンターブロック13を挟んで締め付
けたままになっているためである。これは、センターブ
ロック13とチェイス14との突き当て面13a ,14a が型板
11の取付面11a に対して垂直になっているためである。
トランスファー成形用金型では、ポット16の交換時、型
板11とともにポット16を挟んで固定しているセンターブ
ロック13の着脱の他に、チェイス14の緩め、締めを行わ
なければならず、しかも、チェイス14は複数対あるた
め、ポット16の交換作業が面倒である問題があった。セ
ンターブロック13を外すためにチェイス14をも緩めなけ
ればならないのは、たとえセンターブロック13を型板11
に固定しているボルトのみを緩めても、型板11にチェイ
ス14が締め付けられて固定されている状態にあっては、
これらチェイス14がセンターブロック13を挟んで締め付
けたままになっているためである。これは、センターブ
ロック13とチェイス14との突き当て面13a ,14a が型板
11の取付面11a に対して垂直になっているためである。
【0007】本発明は、このような問題点を解決しよう
とするもので、センターブロックにチェイスを確実かつ
強固に突き当てることができるとともに、ポットを容易
に交換できるトランスファー成形用金型を提供すること
を目的とする。
とするもので、センターブロックにチェイスを確実かつ
強固に突き当てることができるとともに、ポットを容易
に交換できるトランスファー成形用金型を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、互いに開閉する一対の型体を備え、各型
体は、型板と、この型板の一面の取付面に取り付けられ
るセンターブロックと、このセンターブロックを挟んで
前記型板の取付面に取り付けられる複数のチェイスとを
それぞれ有し、一方の型体は、型板とセンターブロック
とにより挟まれて固定されたポットを有し、型閉時に、
両型体のセンターブロック間に前記ポット内に連通する
ランナーを形成するとともに、両型体のチェイス間に前
記センターブロック間のランナーに連通するランナーお
よびこのランナーに連通する型キャビティを形成するト
ランスファー成形用金型において、前記一方の型体のセ
ンターブロックとチェイスとの突き当て面は、前記取付
面に対してセンターブロック側で鋭角をなす傾斜面とし
たものである。
成するために、互いに開閉する一対の型体を備え、各型
体は、型板と、この型板の一面の取付面に取り付けられ
るセンターブロックと、このセンターブロックを挟んで
前記型板の取付面に取り付けられる複数のチェイスとを
それぞれ有し、一方の型体は、型板とセンターブロック
とにより挟まれて固定されたポットを有し、型閉時に、
両型体のセンターブロック間に前記ポット内に連通する
ランナーを形成するとともに、両型体のチェイス間に前
記センターブロック間のランナーに連通するランナーお
よびこのランナーに連通する型キャビティを形成するト
ランスファー成形用金型において、前記一方の型体のセ
ンターブロックとチェイスとの突き当て面は、前記取付
面に対してセンターブロック側で鋭角をなす傾斜面とし
たものである。
【0009】
【作用】本発明のトランスファー成形用金型では、組立
時、型板の取付面に、センターブロックを取り付けると
ともに、このセンターブロックを挟んで複数のチェイス
を取り付けるが、センターブロックとチェイスとの突き
当て面が前記取付面に対してセンターブロック側で鋭角
をなす傾斜面となっていることにより、型板に対してチ
ェイスおよびセンターブロックを締め付けると、センタ
ーブロックおよびチェイスの前記傾斜面が強固に突き当
たる。逆に、チェイスが型板に締め付けられたままの状
態であっても、センターブロックを緩めれば、前記傾斜
面の突き当たりは弱くなるので、センターブロックを着
脱できる。したがって、型板とセンターブロックとによ
り挟んで固定してあるポットを交換するときには、チェ
イスを緩めることなく、センターブロックのみを着脱す
ればよい。
時、型板の取付面に、センターブロックを取り付けると
ともに、このセンターブロックを挟んで複数のチェイス
を取り付けるが、センターブロックとチェイスとの突き
当て面が前記取付面に対してセンターブロック側で鋭角
をなす傾斜面となっていることにより、型板に対してチ
ェイスおよびセンターブロックを締め付けると、センタ
ーブロックおよびチェイスの前記傾斜面が強固に突き当
たる。逆に、チェイスが型板に締め付けられたままの状
態であっても、センターブロックを緩めれば、前記傾斜
面の突き当たりは弱くなるので、センターブロックを着
脱できる。したがって、型板とセンターブロックとによ
り挟んで固定してあるポットを交換するときには、チェ
イスを緩めることなく、センターブロックのみを着脱す
ればよい。
【0010】
【実施例】以下、本発明のトランスファー成形用金型の
第1実施例について、図1を参照しながら説明する。な
お、本実施例の金型は、先に説明した図3から図5に示
す金型と同様の構成を有しているので、対応する部分に
は、同一符号を付してその説明を省略する。本実施例の
金型においては、型体である下型1および上型2におい
て、センターブロック6,13の両側面が傾斜面6b,13b
になっているとともに、チェイス7,14におけるセンタ
ーブロック6,13側の端面が前記傾斜面6b,13b と同一
傾斜の傾斜面7b,14b になっている。これら傾斜面6b,
13b ,7b,14b は、型板3,11の取付面3a,11a すなわ
ち水平面に対してセンターブロック6,13側で鋭角をな
しており、鉛直面に対してなす角度は3°程度である。
なお、図面では、傾斜を強調して表現してある。
第1実施例について、図1を参照しながら説明する。な
お、本実施例の金型は、先に説明した図3から図5に示
す金型と同様の構成を有しているので、対応する部分に
は、同一符号を付してその説明を省略する。本実施例の
金型においては、型体である下型1および上型2におい
て、センターブロック6,13の両側面が傾斜面6b,13b
になっているとともに、チェイス7,14におけるセンタ
ーブロック6,13側の端面が前記傾斜面6b,13b と同一
傾斜の傾斜面7b,14b になっている。これら傾斜面6b,
13b ,7b,14b は、型板3,11の取付面3a,11a すなわ
ち水平面に対してセンターブロック6,13側で鋭角をな
しており、鉛直面に対してなす角度は3°程度である。
なお、図面では、傾斜を強調して表現してある。
【0011】組立時には、型板3,11の取付面3a,11a
にセンターブロック6,13およびチェイス7,14をノッ
クピンおよびボルトにより取り付けるが、これらセンタ
ーブロック6,13とチェイス7,14とは、どちらを先に
型板3,11に取り付けてもよい。いずれにせよ、対をな
すチェイス7,14およびこれらにより挟み込まれている
センターブロック6,13を型板3,11に締め付けると、
センターブロック6,13とチェイス7,14との突き当て
面が前述のような傾斜面6b,13b ,7b,14b になってい
ることにより、これらセンターブロック6,13とチェイ
ス7,14との傾斜面6b,13b ,7b,14b が締め付けられ
て確実かつ強固に突き当たることになる。したがって、
成形に際し、ランナー19,22におけるセンターブロック
6,13とチェイス7,14との接続部で、それらの突き当
て面間に樹脂がしみ出ることを防止でき、ランナー19,
22部分の樹脂にバリが立つことを防止できる。
にセンターブロック6,13およびチェイス7,14をノッ
クピンおよびボルトにより取り付けるが、これらセンタ
ーブロック6,13とチェイス7,14とは、どちらを先に
型板3,11に取り付けてもよい。いずれにせよ、対をな
すチェイス7,14およびこれらにより挟み込まれている
センターブロック6,13を型板3,11に締め付けると、
センターブロック6,13とチェイス7,14との突き当て
面が前述のような傾斜面6b,13b ,7b,14b になってい
ることにより、これらセンターブロック6,13とチェイ
ス7,14との傾斜面6b,13b ,7b,14b が締め付けられ
て確実かつ強固に突き当たることになる。したがって、
成形に際し、ランナー19,22におけるセンターブロック
6,13とチェイス7,14との接続部で、それらの突き当
て面間に樹脂がしみ出ることを防止でき、ランナー19,
22部分の樹脂にバリが立つことを防止できる。
【0012】また、型板3,11にチェイス7,14が締め
付けられたままの状態であっても、センターブロック
6,13を緩めれば、センターブロック6,13とチェイス
7,14との傾斜面6b,13b ,7b,14b の突き当たりが緩
くなるので、センターブロック6,13を着脱できる。し
たがって、型板11とセンターブロック13とにより鍔部16
a を挟んで固定してあるポット16を交換するときにも、
チェイス14を緩めることなく、センターブロック6のみ
を着脱すればよい。こうして、ポット16を容易に交換で
きる。
付けられたままの状態であっても、センターブロック
6,13を緩めれば、センターブロック6,13とチェイス
7,14との傾斜面6b,13b ,7b,14b の突き当たりが緩
くなるので、センターブロック6,13を着脱できる。し
たがって、型板11とセンターブロック13とにより鍔部16
a を挟んで固定してあるポット16を交換するときにも、
チェイス14を緩めることなく、センターブロック6のみ
を着脱すればよい。こうして、ポット16を容易に交換で
きる。
【0013】つぎに、本発明の第2実施例について、図
2を参照しながら説明する。この第2実施例は、センタ
ーブロック6,13におけるチェイス7,14が突き当たる
位置に、ランナー19を近くで囲む樹脂溜め溝51,52を形
成したものである。ただし、これら樹脂溜め溝51,52
は、下型1および上型2のパーティングライン面PLへは
抜けていない。
2を参照しながら説明する。この第2実施例は、センタ
ーブロック6,13におけるチェイス7,14が突き当たる
位置に、ランナー19を近くで囲む樹脂溜め溝51,52を形
成したものである。ただし、これら樹脂溜め溝51,52
は、下型1および上型2のパーティングライン面PLへは
抜けていない。
【0014】本実施例の金型は、前述のように、傾斜面
6b,13b ,7b,14b によりセンターブロック6,13とチ
ェイス7,14との突き当てが確実になっているとはい
え、熱のむらなどの関係で、センターブロック6,13と
チェイス7,14との間に隙間が生じるおそれがある。こ
のおそれは、前記従来の金型ではより大きい。とにか
く、センターブロック6,13とチェイス7,14との間に
隙間が生じれば、成形時、この隙間にランナー19,22か
ら樹脂がしみ出して、ランナー19,22部分の樹脂にバリ
が立つ。これに対して、前記第2実施例の金型では、ラ
ンナー19,22からセンターブロック6,13とチェイス
7,14との突き当て面間に樹脂がしみ出た場合、この樹
脂は、樹脂溜め溝51,52内に溜まる。この樹脂溜め溝5
1,52内にいったん樹脂が詰まれば、この樹脂は、型開
方向に対してアンダーカットとなるので、成形品および
ランナー17,18,19,22内の樹脂の離型時に、出てくる
ことはない。そして、樹脂溜め溝51,52内に詰まった樹
脂自体がシールとなって、ランナー19,22部分の樹脂に
バリが立つのも防止できる。
6b,13b ,7b,14b によりセンターブロック6,13とチ
ェイス7,14との突き当てが確実になっているとはい
え、熱のむらなどの関係で、センターブロック6,13と
チェイス7,14との間に隙間が生じるおそれがある。こ
のおそれは、前記従来の金型ではより大きい。とにか
く、センターブロック6,13とチェイス7,14との間に
隙間が生じれば、成形時、この隙間にランナー19,22か
ら樹脂がしみ出して、ランナー19,22部分の樹脂にバリ
が立つ。これに対して、前記第2実施例の金型では、ラ
ンナー19,22からセンターブロック6,13とチェイス
7,14との突き当て面間に樹脂がしみ出た場合、この樹
脂は、樹脂溜め溝51,52内に溜まる。この樹脂溜め溝5
1,52内にいったん樹脂が詰まれば、この樹脂は、型開
方向に対してアンダーカットとなるので、成形品および
ランナー17,18,19,22内の樹脂の離型時に、出てくる
ことはない。そして、樹脂溜め溝51,52内に詰まった樹
脂自体がシールとなって、ランナー19,22部分の樹脂に
バリが立つのも防止できる。
【0015】もちろん、チェイス7,14の方に同様の樹
脂溜め溝を形成してもよい。
脂溜め溝を形成してもよい。
【0016】なお、本発明は、前記実施例に限定される
ものではなく、種々の変形実施が可能である。例えば、
センターブロック6,13とチェイス7,14との突き当て
面の傾斜面6b,13b ,7b,14b の角度は3°に限るもの
ではない。しかし、この角度は1〜5°程度が適当であ
る。また、ポット16の交換を容易にする目的のみから
は、ポット16のある上型2のみで、センターブロック13
とチェイス14との突き当て面を傾斜面13b ,14b にすれ
ばよく、下型1では、センターブロック6とチェイス7
との突き当て面6a,7aは鉛直でもよい。
ものではなく、種々の変形実施が可能である。例えば、
センターブロック6,13とチェイス7,14との突き当て
面の傾斜面6b,13b ,7b,14b の角度は3°に限るもの
ではない。しかし、この角度は1〜5°程度が適当であ
る。また、ポット16の交換を容易にする目的のみから
は、ポット16のある上型2のみで、センターブロック13
とチェイス14との突き当て面を傾斜面13b ,14b にすれ
ばよく、下型1では、センターブロック6とチェイス7
との突き当て面6a,7aは鉛直でもよい。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、型板の取付面に、セン
ターブロックを取り付けるとともに、このセンターブロ
ックを挟んで複数のチェイスを取り付けたトランスファ
ー成形用金型において、型体とによりポットを挟んで固
定するセンターブロックとチェイスとの突き当て面は、
前記取付面に対してセンターブロック側で鋭角をなす傾
斜面としたので、センターブロックにチェイスを確実か
つ強固に突き当てることができ、ランナーからセンター
ブロックとチェイスとの突き当て面間に樹脂が漏れるの
を防止でき、また、チェイスを緩めることなく、センタ
ーブロックのみを着脱でき、したがって、ポットの交換
も容易にできる。
ターブロックを取り付けるとともに、このセンターブロ
ックを挟んで複数のチェイスを取り付けたトランスファ
ー成形用金型において、型体とによりポットを挟んで固
定するセンターブロックとチェイスとの突き当て面は、
前記取付面に対してセンターブロック側で鋭角をなす傾
斜面としたので、センターブロックにチェイスを確実か
つ強固に突き当てることができ、ランナーからセンター
ブロックとチェイスとの突き当て面間に樹脂が漏れるの
を防止でき、また、チェイスを緩めることなく、センタ
ーブロックのみを着脱でき、したがって、ポットの交換
も容易にできる。
【図1】本発明のトランスファー成形用金型の第1実施
例を示す型閉時の横断面図である。
例を示す型閉時の横断面図である。
【図2】本発明のトランスファー成形用金型の第2実施
例を示すもので、(a)は型閉時のセンターブロック付
近の横断面図、(b)は同上センターブロックの一部の
側面図である。
例を示すもので、(a)は型閉時のセンターブロック付
近の横断面図、(b)は同上センターブロックの一部の
側面図である。
【図3】従来のトランスファー成形用金型の一例を示す
型閉時の横断面図である。
型閉時の横断面図である。
【図4】同上型閉時の縦断面図である。
【図5】同上下型の平面図である。
1 下型(型体) 2 上型(型体) 3 型板 3a 取付面 6 センターブロック 6b 傾斜面 7 チェイス 7b 傾斜面 11 型板 11a 取付面 13 センターブロック 13a 傾斜面 14 チェイス 14a 傾斜面 16 ポット 19 3次ランナー(ランナー) 22 チェイスランナー(ランナー) 23 型キャビティ
Claims (1)
- 【請求項1】 互いに開閉する一対の型体を備え、各型
体は、型板と、この型板の一面の取付面に取り付けられ
るセンターブロックと、このセンターブロックを挟んで
前記型板の取付面に取り付けられる複数のチェイスとを
それぞれ有し、一方の型体は、型板とセンターブロック
とにより挟まれて固定されたポットを有し、型閉時に、
両型体のセンターブロック間に前記ポット内に連通する
ランナーを形成するとともに、両型体のチェイス間に前
記センターブロック間のランナーに連通するランナーお
よびこのランナーに連通する型キャビティを形成するト
ランスファー成形用金型において、前記一方の型体のセ
ンターブロックとチェイスとの突き当て面は、前記取付
面に対してセンターブロック側で鋭角をなす傾斜面とし
たことを特徴とするトランスファー成形用金型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3570893A JPH06246788A (ja) | 1993-02-24 | 1993-02-24 | トランスファー成形用金型 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3570893A JPH06246788A (ja) | 1993-02-24 | 1993-02-24 | トランスファー成形用金型 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06246788A true JPH06246788A (ja) | 1994-09-06 |
Family
ID=12449370
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3570893A Withdrawn JPH06246788A (ja) | 1993-02-24 | 1993-02-24 | トランスファー成形用金型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06246788A (ja) |
-
1993
- 1993-02-24 JP JP3570893A patent/JPH06246788A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000509 |